3.3.2 監査ログ収集対象プログラムの製品情報を定義する

監査ログへの変換では,JP1/NETM/Auditに登録されている正規化ルールのうち,どれを使用するかを決めるための情報が必要です。その情報となる,監査ログ収集対象プログラムの製品情報を定義します。手順を次に示します。

<この項の構成>
(1) 手順
(2) 関連情報

(1) 手順

  1. メイン画面で,[ファイル]-[新規作成]-[製品情報]を選択する。
    [製品情報定義]ダイアログが表示されます。

    図3-22 [製品情報定義]ダイアログ

    [図データ]

  2. 「製品情報名」に,定義する製品情報の名称を入力する。
    定義した製品情報名は,ツリーエリアに表示されます。
    ここでは,「業務プログラムB」と入力します。
  3. 「JP1イベント種別」で,「ログファイルトラップ」を選択する。
    ログファイルは,JP1/Baseのログファイルトラップで収集されるので,「ログファイルトラップ」を選択します。
  4. 「プロダクト名」に,ログファイルを出力する監査ログ収集対象プログラム名を入力する。
    ここでは,「gyoumu」と入力します。
    注意
    「/」は「_」に置き換えて入力してください。また,ここで「プロダクト名」に入力する内容は,次のファイルに設定する内容と一致させる必要があります。
    • 製品定義ファイルのパラメーター「プログラム」の値と一致させる。
      製品定義ファイルは,正規化ルールを定義したあとに,監査ログ収集マネージャの[製品定義の編集]ダイアログで作成します。
    • 動作定義ファイル名「admjevlog_XXXXX.conf」の「XXXXX」と一致させる。
      動作定義ファイルは,正規化ルールを定義したあとに作成します。
    製品定義ファイルおよび動作定義ファイルの作成については,マニュアル「JP1/NETM/Audit 構築・運用ガイド」の設計・構築編にある,標準サポートされていないプログラムを収集対象とするための準備について説明している個所を参照してください。
  5. [OK]ボタンをクリックする。
    定義した製品情報がツリーエリアと詳細エリアに表示されます。

    図3-23 業務プログラムBの製品情報が表示されたツリーエリアと詳細エリア

    [図データ]

(2) 関連情報

[製品情報定義]ダイアログの項目の詳細については,「5.6 [製品情報定義]ダイアログ」を参照してください。