JP1/BaseのJP1ユーザ管理機能を設定することによって,監査ログ管理画面を操作するユーザを指定できます。JP1ユーザ管理機能では,次に示す内容を設定します。
このほかのJP1/Baseのセットアップ項目については,環境に合わせて実施してください。JP1/Baseのセットアップに必要な準備,JP1/Baseのセットアップ全体の内容,およびユーザ管理機能の設定の詳細については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」を参照してください。
(1) 認証サーバを指定する
認証サーバのホスト名を指定します。
監査ログ管理サーバにインストールされているJP1/Baseを認証サーバに指定する場合は,監査ログ管理サーバをホスト名として指定してください。
(2) JP1ユーザの登録および操作権限を設定する
JP1/NETM/Audit - Managerの監査ログ管理画面を操作するユーザのJP1ユーザ名,パスワード,および操作権限を設定します。
この設定は,認証サーバ上で実施してください。
監査証跡管理システム内には認証サーバが一つ以上必要です。監査ログ管理サーバ以外のサーバを認証サーバとして指定している場合は,そのサーバ上で,JP1ユーザの登録および操作権限の設定を実施してください。
監査ログ管理画面のユーザに必要な操作権限を次に示します。
(3) ユーザマッピングの設定
監査ログ管理画面を操作するユーザとして設定したJP1ユーザと,監査ログ管理サーバのOSユーザ名とのユーザマッピングを設定します。
監査ログ管理サーバの情報を基に,監査ログ管理画面を操作するため,監査ログ管理画面を操作するユーザとして設定したJP1ユーザは,監査ログ管理サーバのOSユーザ権限も必要となります。これをユーザマッピングと呼びます。