13.5 監査ログ標準レポート定義ファイル

監査ログの検索結果をレポート表示する際に,監査ログレポート画面の説明欄に表示する固有情報の内容を定義するファイルです。JP1/NETM/Audit - Managerで標準サポートしているプログラムについてはすでに定義されています。標準サポート外となっているプログラムの正規化ルールを正規化ルールエディタで定義する場合にだけ,このファイルを定義する必要があります。

なお,標準サポート外となっているプログラムの監査ログを収集する場合,この監査ログレポート定義ファイルのほかにも,定義するファイルが複数あります。標準サポート外となっているプログラムの監査ログを収集する場合の定義ファイルについては「5.6.2 標準サポート外のプログラムを収集対象とするための準備をする」を参照してください。

<この節の構成>
(1) ファイル名および格納先
(2) 書式
(3) 定義内容
(4) 指定例

(1) ファイル名および格納先

監査ログ標準レポート定義ファイル名およびファイル格納フォルダを次の表に示します。

表13-15 監査ログ標準レポート定義ファイル名およびファイル格納フォルダ

ファイル名ファイル格納フォルダ
admAnalysis.iniJP1/NETM/Audit - Managerの仮想ディレクトリ¥conf

(2) 書式

[監査ログ上のプログラム名]↓
TYPE=Common↓

記述行の最後には,必ず改行を記述してください。

(3) 定義内容

監査ログ標準レポート定義ファイルに記述する内容を次の表に示します。

表13-16 監査ログ標準レポート定義ファイルの定義内容

パラメーター説明
[監査ログ上のプログラム名]監査ログ上のプログラム名を指定します。監査ログ検索画面や監査ログ集計画面の「プログラム名」に表示される名前と一致させてください。

(4) 指定例

監査ログ標準レポート定義ファイルの指定例を次に示します。デフォルトで記述されている行の下に,記述を新しく追加してください。

[ProgramA]
TYPE=Common