4.5 システム構成の検討

監査証跡管理システムに設置するサーバの種類と台数,および各サーバで使用するプログラムを確認しておきます。

監査証跡管理システムを構成する各サーバの設置に関する条件を次の表に示します。この条件を参考に,設置するサーバの種類と台数を確認してください。

表4-3 監査証跡管理システムを構成するサーバの種類

サーバの種類説明設置に関する条件
監査ログ管理サーバ指定された監査ログを収集するサーバです。通常,一つのシステムに1台以上設置します。
クラスタ環境の場合は,実行系サーバ,および待機系サーバをそれぞれ1台ずつ設置します。
監査ログ収集対象サーバ収集対象の監査ログが出力されるサーバです。収集対象に応じて,1台以上設置します。
監査ログ閲覧サーバ監査ログ管理サーバからバックアップした監査ログのデータを閲覧するためのサーバです。設置は任意です。
注※
監査ログ閲覧サーバの運用例については「4.4.2 収集した監査ログの取り扱い方法」を参照してください。

各サーバに必要なプログラム,およびシステム構成例については「3. システム構成」を参照してください。