機能
監査ログ収集対象サーバのセットアップに必要なファイルをインストールまたはアンインストールします。Windows環境ではAdministrator権限を持つユーザで実行してください。UNIX環境ではスーパーユーザ権限を持つユーザで実行してください。
このコマンドを実行してインストールされるファイルの一覧については「付録A.3 監査ログ収集対象サーバに配布されるファイル一覧」を参照してください。
形式
admagtinstall {[△-d△インストール先フォルダ] | △-u}
[△-w△作業用フォルダ]
admagtinstall [△-u]
[△-w△作業用ディレクトリ]
コマンドを実行できるサーバ
格納先フォルダまたはディレクトリ
アーカイブファイルの展開先フォルダ(ディレクトリ)
引数
-d△インストール先フォルダ
監査ログ収集対象サーバに必要なファイルのインストール先フォルダをフルパスで指定します。80バイト以内の文字列で指定してください。使用できる文字を次に示します。
この引数は,OSがWindowsの場合にだけ指定できます。指定したフォルダが存在しない場合は,コマンド実行時に作成されます。この引数を省略した場合,「システムドライブ¥Program Files¥Hitachi¥jp1netmaudit¥agent」がインストール先フォルダとして設定されます。
OSがUNIXの場合,この引数は指定できません。/etc/opt/jp1netmaudit/agentがインストール先ディレクトリとして設定されます。
なお,上書きインストール時はこの引数は指定できません。JP1/NETM/Audit - Manager 09-00より前のバージョンから上書きインストールした場合は,前バージョンのフォルダ構成が引き継がれます。
-u
監査ログ収集対象サーバのセットアップに必要なファイルを削除する場合に指定します。この引数を指定してファイルを削除する場合は,監査ログ収集対象サーバのアンセットアップを実施してから,このコマンドを実行してください。監査ログ収集対象サーバのアンセットアップについては「5.13 監査ログ収集対象の解除」を参照してください。
なお,JP1/NETM/Audit - Manager 09-00より前のバージョンで手動でコピーしたセットアップファイルも削除の対象となります。ただし,セットアップに必要なファイル以外がフォルダ(ディレクトリ)に存在する場合,フォルダ(ディレクトリ)は削除されません。必要に応じて,手動で削除してください。
-w△作業用フォルダ(作業用ディレクトリ)
このコマンドの実行時に使用する作業用フォルダ(作業用ディレクトリ)をフルパスで指定します。80バイト以内の文字列で指定してください。この引数を省略した場合,次に示すフォルダ(ディレクトリ)が作業用フォルダ(作業用ディレクトリ)に設定されます。
注意事項
戻り値
戻り値 | 説明 |
---|---|
0 | コマンドの処理が正常に終了しました。 |
1 | コマンド引数の指定に誤りがあります。 |
2 | コマンドの実行権限がありません。 |
3 | 同一マシン上で,すでにコマンドが実行されています。 |
4 | インストールするバージョンより新しいバージョンのファイルが,すでにインストールされています。 |
5 | 上書きインストール時,-dオプションは指定できません。 |
6 | 指定されたフォルダまたはディレクトリが存在しません。 |
7 | フォルダまたはディレクトリの作成に失敗しました。 |
8 | フォルダまたはディレクトリの削除に失敗しました。 |
9 | ファイルのアクセスでエラーが発生しました。 |
10 | ファイルのコピーに失敗しました。 |
11 | ファイルの削除に失敗しました。 |
12 | インストール用データディレクトリがカレントディレクトリに存在しません。 |
13 | ユーザによってコマンドの実行が中止されました。 |
14 | 前提プログラムがインストールされていません。 |
99 | その他のエラーが発生しました。 |