admlog.vbs障害発生時の保守資料採取

機能

JP1/NETM/Audit - Managerでトラブルが発生したときに,保守資料を一括で取得します。このコマンドは,スクリプトファイルで提供されているため,スクリプトをダブルクリックしても実行できます。Administrator権限を持つユーザで実行してください。

採取する資料については「15.2(1) トラブル発生時に一括採取する資料」を参照してください。

形式

cscript △JP1/NETM/Audit - Managerのインストール先フォルダ¥tools¥admlog.vbs
      [△/d:資料格納先フォルダ]
      [△/a]
      [△/s]

コマンドを実行できるサーバ

格納先フォルダ

JP1/NETM/Audit - Managerのインストール先フォルダ¥tools

引数

/d:資料格納先フォルダ

採取した資料の格納先フォルダをフルパス名称で指定します。

次のことに注意してください。

なお,この引数を省略した場合,次のフォルダ配下に採取した資料が格納されます。

JP1/NETM/Audit - Managerのインストール先フォルダ¥troubleshoot¥YYYY-MM-DD_hh-mm-ss
YYYY-MM-DD_hh-mm-ss:YYYY=年,MM=月,DD=日,hh=時,mm=分,ss=秒

/a

データベースの詳細資料も含めたすべての資料を採取する場合に指定します。データベースの詳細資料は障害の一次調査をする上で必須ではないため,通常はこの引数を指定する必要はありません。

/s

確認メッセージの出力を省略して,コマンドの実行と同時に処理を開始したい場合に指定します。

コマンド実行時の処理について次の表に示します。

表12-4 コマンド実行時の処理

引数処理
なしコマンドを実行すると確認ダイアログが表示され,応答するまで処理が実行されません。データベースの詳細資料も含めて採取するかどうかを選択します。データベースの詳細資料も含める場合は[はい]ボタンを,含めない場合は[いいえ]ボタンを,実行を中断する場合は[キャンセル]ボタンをクリックしてください。通常は[いいえ]ボタンを選択して資料を採取してください。
/aコマンドを実行すると確認ダイアログが表示され,応答するまで処理が実行されません。実行する場合は[OK]ボタンを,実行を中断する場合は[キャンセル]ボタンをクリックしてください。
/sコマンドの実行と同時に,資料の採取を開始します。
/a△/sコマンドの実行と同時に,データベースの詳細資料も含めたすべての資料の採取を開始します。

戻り値

戻り値説明
0資料採取に成功しました。
0以外資料採取に失敗(キャンセルを含む)しました。
注※
資料採取を終了すると,資料採取の成功および失敗を示すダイアログが表示されます。