9.3.7 監査ログを即時に収集する

この項では,監査ログを即時に収集する方法について説明します。

この方法は,定期的に監査ログを収集するほかに,即時に監査ログを収集したい場合に実施してください。監査ログを即時に収集するには,監査ログ収集マネージャを使用して収集する方法とadmcoldataコマンドを実行して収集する方法があります。なお,JP1/NETM/Audit - Managerのサービスが停止しているときは,監査ログを即時に収集できません。

<この項の構成>
(1) 監査ログ収集マネージャを使用して収集する場合
(2) コマンドを実行して収集する場合

(1) 監査ログ収集マネージャを使用して収集する場合

監査ログを即時に収集する手順を次に示します。

  1. [スタート]ボタンをクリックして[プログラム]-[JP1_NETM_Audit]-[監査ログ収集マネージャ]を選択する。
    [監査ログ収集マネージャ]ウィンドウが表示されます。
  2. [操作]-[監査ログの収集]-[即時収集]を選択する。
    設定されたすべての収集対象に対して,監査ログの即時収集を開始します。
    収集対象の設定については「5.6.4 JP1/NETM/Audit - Managerで監査ログの収集対象を設定する」を参照してください。
    なお,「[図データ]」ボタンをクリックしても同様の操作ができます。

(2) コマンドを実行して収集する場合

admcoldataコマンドを実行して,監査ログを即時に収集します。コマンドの詳細については,「12. コマンド」の「admcoldata(監査ログの収集)」を参照してください。