rdsrecoverコマンド(組み込み失敗時のリカバリ)
機能
- 保管してあるバックアップの情報(資源名,バージョン/リビジョン,プログラム名)を表示します。
- -rオプションに指定したパッケージを,旧バージョンにリカバリします。
形式
- バックアップの情報を表示
rdsrecover
- 旧バージョンへリカバリ
rdsrecover -r資源名
オプション
- -r資源名
- 資源名で指定したパッケージの旧バージョンをリカバリします。資源名の指定方法を次に示します。
- プログラムプロダクトの場合
- PP形名を指定します。
- ユーザデータおよびユーザプログラムの場合
- パッケージング時に指定した資源名を指定します。
表示形式
保存したバックアップの情報を表示した場合の表示形式を次に示します。
![[図データ]](figure/zu080100.gif)
終了コード
終了コード | 意味 |
---|
0 | 正常終了しました。 |
1 | バックアップがありません。 |
2 | バックアップが不正のため,リカバリできません。 |
3 | オプションが間違っています。 |
7 | コマンドをスーパユーザで実行していません。 |
8 | PPのセットアップ処理でエラーが起こりました。 |
9 | システムエラーが起こりました(リカバリに失敗)。 |
注意事項
- rdsrecoverコマンドの実行結果は,配布管理システムに通知されません。配布管理システムからパッケージ状態の収集指令を実行し,資源状態ファイルを更新してください。
- rdsrecoverコマンドで,HP-UX版他社ソフトウェアのバックアップ情報の表示やリカバリはできません。