付録F.2 Windows版JP1/NETM/DMとの機能差異

Windows版JP1/NETM/DMとUNIX版JP1/NETM/DMとの機能差異を次に示します。それぞれの配布管理システムからクライアントへの操作のサポート状況を示しています。

表F-1 リモートインストール(ソフトウェアの配布)

項目Windowsの配布管理システムUNIXの配布管理システム
Windows
クライアント
UNIX
クライアント
Windows
クライアント
UNIX
クライアント
配布管理システム主導による組み込み
クライアントユーザによる組み込み
JP1/NETM/DM Client(配布先システム)の配布1
JP1/NETM/DM Client(中継システム)の配布
システム条件によるインストール抑止
ソフトウェア条件によるインストール抑止
配布スケジュール
組み込み日時の指定
組み込みタイミングの指定2323
組み込み後のクライアントマシンの自動再起動
処理中ダイアログの表示(パッケージの設定)
処理中ダイアログの表示(クライアントセットアップの設定)
ソフトウェア配布と連携した外部プログラム起動
(配布前後,エラー時)

(配布前後)

(配布前後,エラー時)

(配布前後)
パッケージの自動組み込み
レコーダファイルを使った組み込み
AITファイルを使った組み込み
配布先グループを指定した組み込み
グループidを指定した組み込み44
分割配布5
マルチキャスト配布
指令の中断と再開
指令中断中の配布指令の実行
クライアント制御によるリモート起動とシャットダウン67
オフラインインストール

(凡例)○:サポートあり -:サポートなし

注※1
Windows版では,JP1/NETM/DM Client(クライアント)の配布を示します。
注※2
システム起動時インストール,通常インストール
注※3
システム起動時インストール,通常インストール,システム停止時インストール
注※4
UNIX版JP1/NETM/DMのグループidに登録されている配布先システムの情報は,中継システムが管理しています。このため,配布管理システムに直接接続している配布先システムをグループidに登録することはできません。
注※5
クライアントがエンドWSの場合だけ分割配布できます。
注※6
クライアント制御によるリモート起動は,中継システムを経由する場合,中継システムがUNIX,Windowsに関係なく使用できます。
注※7
クライアントのバージョンが08-10以降の場合に,リモート起動だけを使用できます。中継システムを経由する場合,中継システムがUNIX,Windowsに関係なく使用できます。

 

表F-2 パッケージング

項目Windowsの配布管理システムUNIXの配布管理システム
Windows
クライアント
UNIX
クライアント
Windows
クライアント
UNIX
クライアント
パッケージデータの圧縮
パッケージデータの暗号化
パッケージの自動削除
配布管理システム間のパッケージ複写

(凡例)○:サポートあり -:サポートなし

注※
JP1/NETM/DM Encryption Optionが必要です。

 

表F-3 インベントリの管理

項目Windowsの配布管理システムUNIXの配布管理システム
Windows
クライアント
UNIX
クライアント
Windows
クライアント
UNIX
クライアント
定期的なインベントリ情報の取得
取得タイミングの指定※1※2
更新されたインベントリ情報の自動通知
システム情報の管理
レジストリ情報の管理
ソフトウェア情報の管理
ユーザインベントリ情報の管理
他社ソフトウェア情報の取得
ソフトウェア検索リストによるソフトウェア情報の取得
ファイル検索
「Microsoft Office製品を検索」または「ウィルス対策製品を検索」を指定したソフトウェア情報の取得※3
パッチ情報の取得
ソフトウェアのライセンス管理
ソフトウェアの世代管理
オフラインマシンの管理
管理情報のCSV形式ファイル出力44

(凡例)○:サポートあり -:サポートなし

注※1
システム起動時実行,システム稼働中実行
注※2
システム起動時実行,システム稼働中実行,システム停止時実行
注※3
クライアントの適用OSがLinuxで,バージョンが07-50以降の場合に,ウィルス対策製品の情報だけ取得できます。
注※4
JP1/NETM/DM Web - Consoleが必要です。

 

表F-4 リモートコレクト(ファイルの収集)

項目Windowsの配布管理システムUNIXの配布管理システム
Windows
クライアント
UNIX
クライアント
Windows
クライアント
UNIX
クライアント
ファイル収集
収集タイミングの指定1112
ファイル収集と連携した外部プログラム起動
(収集前後,エラー時)

(収集前後)

(収集前後,エラー時)

(収集前後)
指令の中断と再開(一括収集)
クライアント制御によるリモート起動とシャットダウン35
収集ファイルの圧縮
収集ファイルの暗号化4444
収集資源の配布

(凡例)○:サポートあり -:サポートなし

注※1
クライアント起動時,クライアント稼働中
注※2
クライアント起動時,クライアント稼働中,クライアント停止時
注※3
クライアント制御によるリモート起動は,中継システムを経由する場合,中継システムがUNIX,Windowsに関係なく使用できます。
注※4
JP1/NETM/DM Encryption Optionが必要です。
注※5
クライアントのバージョンが08-10以降の場合に,リモート起動だけを使用できます。中継システムを経由する場合,中継システムがUNIX,Windowsに関係なく使用できます。

 

表F-5 ソフトウェアの稼働状況の監視

項目Windowsの配布管理システムUNIXの配布管理システム
Windows
クライアント
UNIX
クライアント
Windows
クライアント
UNIX
クライアント
ソフトウェアの稼働状況の監視
「Asset Information Manager Limited」での稼働情報の管理

(凡例)○:サポートあり -:サポートなし

注※
中継システムを経由する場合,中継システムがUNIX,Windowsに関係なく使用できます。ただし,バージョンが07-50以降である必要があります。

 

表F-6 リモートコントロール

項目Windowsの配布管理システムUNIXの配布管理システム
Windows
クライアント
UNIX
クライアント
Windows
クライアント
UNIX
クライアント
クライアントのリモートコントロール
リモートコントロール機能を利用したファイル転送

(凡例)○:サポートあり -:サポートなし


 

表F-7 連携機能

項目Windowsの配布管理システムUNIXの配布管理システム
Windows
クライアント
UNIX
クライアント
Windows
クライアント
UNIX
クライアント
JP1/Base連携
JP1/AJS2 - SO連携
JP1/Cm2連携
JP1/IM - Managerのイベント連携
秘文連携機能
EUR連携
JP1/NETM/Audit - Managerからの監査ログ管理

(凡例)○:サポートあり -:サポートなし


 

表F-8 システム構成

項目Windowsの配布管理システムUNIXの配布管理システム
Windows
クライアント
UNIX
クライアント
Windows
クライアント
UNIX
クライアント
配布管理システムの階層化
マルチNETM/DM機能1
リレーショナルデータベースへの対応○(Embedded RDB,Microsoft SQL Server,Oracle)○(Embedded RDB,Microsoft SQL Server,Oracle)○(HiRDB,Oracle)○(HiRDB,Oracle)
クラスタシステムでの運用※2
複数LAN接続対応
複数上位システムへの対応
自動ダイヤリング
上位システムに通知するIPアドレスの優先順位設定

(凡例)○:サポートあり -:サポートなし

注※1
管理ファイルとしてリレーショナルデータベースが必要です。
注※2
JP1/NETM/DM Managerをクラスタ化できます。

 

表F-9 システム構成情報の管理

項目Windowsの配布管理システムUNIXの配布管理システム
Windows
クライアント
UNIX
クライアント
Windows
クライアント
UNIX
クライアント
システム構成情報の自動生成
システム構成情報の削除履歴管理
システム構成情報とID連携
ホスト識別子による管理
ホスト検索機能
JP1/NETM/DM未導入ホストの検出

(凡例)○:サポートあり -:サポートなし


 

表F-10 クライアントの管理

項目Windowsの配布管理システムUNIXの配布管理システム
Windows
クライアント
UNIX
クライアント
Windows
クライアント
UNIX
クライアント
パッチの取得
パッチ情報の検出※1
WSUSと連携した更新プログラムの管理
上位システムへのアラート通知
クライアントへのメッセージ通知※2※3
AMTを利用したクライアント制御

(凡例)○:サポートあり -:サポートなし

注※1
中継システムを経由する場合,中継システムがUNIX,Windowsに関係なく使用できます。
注※2
中継システムを経由する場合,中継システムがUNIX,Windowsに関係なく使用できます。ただし,バージョンが07-50以降である必要があります。
注※3
Linuxの場合だけ使用できます。ただし,バージョンが09-00以降である必要があります。

 

表F-11 クライアントの機能

項目Windowsの配布管理システムUNIXの配布管理システム
Windows
クライアント
UNIX
クライアント
Windows
クライアント
UNIX
クライアント
クライアントの非常駐
クライアントユーザによる指令の保留・キャンセル
ローカルシステムビューアとシステム監視
上位システムへのアラート通知

(凡例)○:サポートあり -:サポートなし

注※
クライアントでローカルに使用する機能のため,上位システムからの操作はありません。