rdsdlvコマンド配布状況の表示配布状況の削除

機能

  1. 配布状況ファイルの内容を表示します。
  2. 配布状況ファイルの情報を削除します。

形式

  1. 配布状況の表示
    • OSがHP-UXでない場合

        rdsdlv{-c|-l}
        〔-a 配布先名〔配布先名〕〕
        〔-e 配布状況〔配布状況〕〕
        〔-r 完全資源名〔完全資源名〕〕
        〔-n 配布先指令番号〔配布先指令番号〕〕

    • OSがHP-UXの場合

        /opt/NETMDMWEX1/bin/rdsdlv{-c|-l}
        〔-a 配布先名〔配布先名〕〕
        〔-e 配布状況〔配布状況〕〕
        〔-r 完全資源名〔完全資源名〕〕
        〔-n 配布先指令番号〔配布先指令番号〕〕

  2. 配布状況の削除
    • OSがHP-UXでない場合

        rdsdlv -d
        〔-a 配布先名〔配布先名〕〕
        〔-e 配布状況〔配布状況〕〕
        〔-r 完全資源名〔完全資源名〕〕
        〔-n 配布先指令番号〔配布先指令番号〕〕

    • OSがHP-UXの場合

        /opt/NETMDMWEX1/bin/rdsdlv -d
        〔-a 配布先名〔配布先名〕〕
        〔-e 配布状況〔配布状況〕〕
        〔-r 完全資源名〔完全資源名〕〕
        〔-n 配布先指令番号〔配布先指令番号〕〕

オプション

-a 配布先名
表示または削除の対象とする配布先システム名を指定します。
-c
配布状況を簡易的に表示するときに指定します。表示する項目を次に示します。
  • 配布先名
  • DM種別コード
  • グループ名
  • 資源名
  • バージョン/リビジョン
  • 世代番号
  • 指令種別
  • 組み込みタイミング
  • 組み込み種別
  • 配布状況
    配布状況に表示される内容を次に示します。
    KEEPING:指令ファイル受信の完了
    KEEP:パッケージ保管の完了
    KEEP-ERROR:パッケージ保管の失敗
    CLT-START:クライアント起動の完了
    CLT-START-ERROR:クライアント起動の失敗
    INS-WAIT:組み込み待ち
    INS-REFUSE:組み込み拒否
    GEN-START:ゼネレータの起動
    COMPLETE:実行完了
    ERROR:実行失敗
    SETUP-ERROR:セットアップの失敗
    LINE-DOWN:通信障害発生
-d
配布状況ファイルの情報を削除するときに指定します。
-e 配布状況
表示または削除の対象とする配布状況を次に示す英字1文字で指定します。
R:指令ファイル受信の完了(KEEPING)
K:パッケージ保管の完了(KEEP)
P:パッケージ保管の失敗(KEEP-ERROR)
C:クライアント起動の完了(CLT-START)
L:クライアント起動の失敗(CLT-START-ERROR)
I:組み込み待ち(INS-WAIT)
D:組み込み拒否(INS-REFUSE)
G:ゼネレータの起動(GEN-START)
F:実行完了(COMPLETE)
E:実行失敗(ERROR)
S:セットアップの失敗(SETUP-ERROR)
T:通信障害発生(LINE-DOWN)
-l
配布状況を詳細に表示するときに指定します。このオプションを指定すると,-cオプションで表示できる項目に加えて,次の項目を表示できます。
  • 実行ステータス
  • 配布先指令番号
  • 組み込みパッケージの前提バージョン
-n 配布先指令番号
表示または削除の対象とする配布先指令番号を指定します。
-r 完全資源名
表示または削除の対象とする完全資源名を「DM種別コード.グループ名.資源名.バージョンリビジョン.世代番号」の形式で指定します。

表示形式

終了コード

終了コード意味
0正常終了しました。
1インタフェースが間違っています。または,コマンドをスーパユーザで実行していません。
2システムエラーが起こりました。
99シグナルを受信したため,コマンドの処理を終了しました。
253配布状況ファイルへのアクセスエラーが起こりました。
254配布状況サーバは起動していません。
255上記以外のエラーが起こりました。

注意事項

rdsdlvコマンドは,配布状況サーバが起動しているときに実行してください。