rdsstrrcvコマンド
(
保管庫の回復
)
機能
保管庫を初期化したあと,rdsstrbkupコマンドで取得したバックアップのパッケージを保管庫に回復します。
rdsstrbkupコマンドで取得したバックアップ内のパッケージを,保管庫に回復します。
形式
保管庫を初期化して,バックアップパッケージを保管庫に回復
rdsstrrcv 入力ファイル名
バックアップパッケージを指定して保管庫に回復
rdsstrrcv 入力ファイル名{-a|-s完全資源名〔完全資源名
…
〕}
-wワークディレクトリ〔-F〕
オプション
-a
バックアップ内のパッケージをすべて保管庫に回復します。保管庫内に同一名称のパッケージがある場合は回復しません。
-F
保管庫内に同一名称のパッケージがある場合でも,強制的にバックアップのパッケージを保管庫に回復します。
-s完全資源名 ~((1~63文字(半角の場合)))
回復したい資源名を完全資源名で指定します。保管庫内に同一名称のパッケージがある場合は回復しません。また,指定した完全資源名の文字列を含むすべての資源が回復の対象となります。一度に指定できる完全資源名は最大10個までです。
-wワークディレクトリ ~((1~128文字(半角の場合)))
回復処理中に,回復するパッケージを一時的に展開するディレクトリを指定してください。-aまたは-sオプションを指定した場合は,-wオプションを必ず指定してください。
入力ファイル名
保管庫の回復に使うバックアップのスペシャルファイル名または通常ファイル名を絶対パスで指定します。
終了コード
終了コード
意味
0
正常終了しました。
1
異常終了しました。
注意事項
-aまたは-sオプションを指定しない場合,保管庫を初期化してからバックアップのパッケージを保管庫に回復します。そのため,回復前の保管庫のパッケージはすべて削除されるので注意してください。
rdsstrrcvコマンドを実行する前に,JP1/NETM/DM Clientを停止してください。