中継システムとクライアント間の接続中にクライアントが無応答状態になると,中継システムとクライアントは接続中のままになります。接続できる配布先システムの数は,中継システムの基本機能の設定ファイル(MaxConnectClients)で決められているため,この状態を放置すると接続できる数が制限されてしまいます。この事態を防ぐため,JP1/NETM/DMでは通信時間を監視します。
中継システムとクライアントの通信中に一定時間経過してもクライアントが応答を返さなかったときは,中継システムは次の順に対処します。中継システムとクライアント間の通信の監視時間は,動作環境設定用ファイルの「COMWAT」で設定してください。
これによって,配布管理システムはクライアントの無応答を監視できるようになります。