2.6.2 自動生成されたフラグについて

レコーディング中に,同じキャプションを持つ複数のウィンドウが処理される場合,生成されたAITファイルでは一つのウィンドウの処理として記録されます。生成されたAITファイルでは,次に示すフラグを利用して,各ウィンドウの処理を記述しています。

それぞれについて説明します。

<この項の構成>
(1) ウィンドウフラグ(AITFLAG1~n)
(2) イベントフラグ(AITEVENTFLAG1~n)
(3) 無効フラグ(AITIGNORE)

(1) ウィンドウフラグ(AITFLAG1~n

ウィンドウフラグは,ウィンドウが表示される順序を指定します。ウィンドウフラグの生成例を次に示します。

図2-22 ウィンドウフラグの生成例

[図データ]

(2) イベントフラグ(AITEVENTFLAG1~n

イベントフラグは,ウィンドウ操作の順序を指定します。イベントフラグの生成例を次に示します。

図2-23 イベントフラグの生成例

[図データ]

(3) 無効フラグ(AITIGNORE)

無効フラグは,ある一つのウィンドウが閉じる前に次の操作が実行されることを防ぎます。無効フラグの生成例を次に示します。

図2-24 無効フラグの生成例

[図データ]