AITファイルとPP識別情報ファイルを所定の場所に格納したあと,配布するソフトウェアをパッケージャでパッケージングします。
パッケージングする際,[JP1/NETM/DMパッケージング]ダイアログボックスの[パッケージング情報]パネルには,AITファイルおよびPP識別情報ファイルで定義した「パッケージ識別ID」,「バージョン」,「パッケージ名」が表示されます。この値は変更できません。
図1-3 [パッケージング情報]パネル
[JP1/NETM/DMパッケージング]ダイアログボックスには,AITファイルで定義した次の情報も表示されます。この値は,パッケージング時またはリモートインストール時に変更できます。
インストール中にクライアントユーザがダイアログボックスに応答したり,キーボードやマウスを操作したりすると,インストーラの画面表示がAITファイルの期待するものと異なるものになり,AITファイルによるリモートインストールが進まなくなる場合があります。このような場合に備えて,インストール中にユーザの応答待ち状態になってから一定の時間が経過したあと,インストールを強制的に中断する時間(AITファイルの監視時間)を設定しておくことができます。
通常は,配布するソフトウェアをインストールするのに要した時間の約3倍の時間を目安に設定してください。
図1-4 [AITファイルの設定]パネル
パッケージングの詳細については,マニュアル「運用ガイド1」の「2.1 パッケージングの方法」を参照してください。