AITファイルを作成および使用する場合の注意事項を次に示します。
- Webページや,JavaおよびActiveXで作成されたソフトウェアには対応していません。
- AITファイルに,レジストリのHKEY_CURRENT_USERを操作するAPIを定義している場合は,リモートインストール先のクライアントにAdministrator権限を持っているユーザがログオンしている必要があります。
Administrator権限を持たないユーザは,HKEY_CURRENT_USERへのアクセス権がないため,APIで操作するレジストリが自動的にHKEY_USERS¥.DEFAULTに変更されます。これによって,インストールがエラーになることがあります。
なお,操作するレジストリが変更されても,インストール中のソフトウェアの動作に問題がない場合は,インストールが続行されます。
- インストール完了後にクライアントを再起動するよう設定されたパッケージを,AITファイルを使用してリモートインストールする場合,クライアントを再起動しないでインストーラが完了するよう設定したAITファイルを使用してください。リモートインストールを正常に完了させるには,パッケージの設定からクライアントを再起動する必要があります。
- 次に示すカテゴリのAPIの引数に64ビット関連のデータ(レジストリ,フォルダ,またはファイル)を指定して,64ビット版のWindows 8,Windows Server 2012,64ビット版のWindows 7,64ビット版のWindows Server 2008,64ビット版のWindows VistaまたはWindows Server 2003 (x64)上で動作させた場合,APIの操作対象が32ビット関連のデータに変更される(リダイレクトされる)ことがあります。
- レジストリ操作
- ディレクトリ操作
- ファイル操作
- INIファイル操作