Windows CE版JP1/NETM/DM Clientは,画面のスタイルをデスクトップにした状態で使用します。NPD-20JWLの画面のスタイルは,デフォルトではサークルメニューのため,Windows CE版JP1/NETM/DM Clientを使用する前にデスクトップに変更する必要があります。
画面のスタイルをサークルメニューからデスクトップに変更する手順を次に示します。
- NPD-20JWLを起動し,サークルメニュー画面の左上のプルダウンメニュー表示アイコンをタップする。
プルダウンメニューが表示されます。
- [カテゴリ切り替え]-[ユーティリティ]をタップする。
ユーティリティ画面が表示されます。
- [コントロールパネル]をタップする。
[コントロールパネル]のメニュー一覧が表示されます。
- [ホームのデザイン]をタップする。
[ホームのデザイン]ダイアログボックスが表示されます。
- [スタイル]タブで,「デスクトップ」を選択し,[OK]をタップする。
画面のスタイルがデスクトップに変更されます。
Windows CE版JP1/NETM/DM Clientは非常駐であるため,使用するにはJP1/NETM/DM Clientのメニューを選択します。メニューを選択することで,上位接続先から配布されたジョブを実行したり,セットアップ情報を変更したりできます。これらの方法について次に説明します。
(a) ジョブを実行する
上位接続先から配布されたジョブを実行するには,次の操作をします。
- 画面の左下のプログラム切り替えボタンをタップし,[プログラム]-[JP1_NETM_DM Client]-[ジョブ実行]をタップする。
Windows CE版JP1/NETM/DM Clientが上位接続先にポーリングし,配布されたジョブがあればバックグラウンドで実行します。
実行できるジョブは次のとおりです。
- パッケージのインストール
インストールできるパッケージは,ユーザデータとWindows CE版JP1/NETM/DM Client自体です。
- リモートコレクト
- 中継までのリモートコレクト
- システム情報の取得
(b) セットアップ情報を変更する
セットアップ情報を変更するには,次の操作をします。
- 画面の左下のプログラム切り替えボタンをタップし,[プログラム]-[JP1_NETM_DM Client]-[セットアップ実行]をタップする。
セットアップ情報ファイル(NETMDMP.TXT)が開きます。
- セットアップ情報ファイルに,クライアントのパラメタを設定する。
- セットアップ情報ファイルを上書き保存する。
セットアップ情報ファイルに設定したパラメタが有効になります。
セットアップ情報ファイルの内容と設定方法については,「付録C.5(6) セットアップ情報ファイルの設定方法」を参照してください。