付録B.3 使用できるコンポーネントと機能差異
64ビット版JP1/NETM/DM Clientは,32ビット版JP1/NETM/DM Clientと比べて,使用できるコンポーネントや機能に差異があります。ここでは,64ビット版JP1/NETM/DM Clientで使用できるコンポーネントと機能差異について説明します。
- <この項の構成>
- (1) 使用できるコンポーネント
- (2) 使用できる機能の差異
(1) 使用できるコンポーネント
64ビット版JP1/NETM/DM Clientで使用できるコンポーネントについて次の表に示します。
表B-4 使用できるコンポーネント
コンポーネント | 使用の可否 |
---|
クライアント | クライアント | ○ |
付加機能 | ○ |
パッケージセットアップマネージャ | ○ |
Visual Test 6.0による配布機能 | × |
パッケージャ | ○ |
リモートコントロール エージェント | リモートコントロールエージェント | ○ |
チャット | ○ |
Automatic Installation Tool | × |
スタートアップキット機能支援ツール | × |
オンラインヘルプ | ○ |
(凡例)○:使用できる ×:使用できない
(2) 使用できる機能の差異
次に示す機能は,JP1/NETM/DMシステムでクライアントが64ビット版JP1/NETM/DM Clientの場合は使用できません。
- AITファイルまたはレコーダファイルを使用したリモートインストール
- 暗号化されたパッケージのリモートインストール
- 64ビット版JP1/NETM/DM Clientのパッケージング時でのコンポーネントの選択※
- パッケージデータの暗号化
- Microsoft Office製品・ウィルス対策製品の検索
- パッチ情報の取得
- オフラインマシンからのインベントリ情報と稼働情報の取得
- オフラインインストール
- ソフトウェアの稼働状況の監視
- コンピュータに適用されていないパッチの検出
- クライアントへのメッセージ通知
- 更新されたインベントリ情報の上位システムへの自動通知
- 収集ファイルの暗号化
- 「クライアントWebインストール」および「スタートアップキット機能支援ツール」がインストールされているPCに対してのインストール制限
- パッケージの上書きインストール時にエラーが発生した場合の,インストール済みパッケージの情報の保管
- 注※
- 64ビット版JP1/NETM/DM Clientをパッケージングする場合,[コンポーネントの選択]パネルは表示されません。