10.7 タスクスケジューラに登録されるタスクの設定

「Asset Information Manager Limited」では,日々の資産管理業務で発生する資産情報のメンテナンスおよび監視作業をWindowsのタスクスケジューラの機能を使用して自動的に実行できます。

「Asset Information Manager Limited」をインストールすると,Windowsのタスクスケジューラに,各作業を実行するためのタスクが作成されます。このタスクのスケジュールや,タスクの有効と無効の設定を,資産情報の運用に合わせて変更します。

なお,「Asset Information Manager Limited」のインストール時は,すべてのタスクは無効になっています。

ここでは,各タスクの内容や設定手順について説明します。

注意事項
  • Administrator権限を持つユーザでタスクのスケジュールを実行してください。
  • Windows XP Professionalでタスクのスケジュールを実行する場合,Windows XP Professionalにログオンするユーザおよびパスワードが設定された環境で実行してください。ユーザおよびパスワードが設定されていない環境では,タスクのスケジュールが実行されません。
  • 64ビット版のOSでAsset Information Manager Limitedのタスクを実行する場合は,32ビット用のコマンドプロンプトで実行する必要があります。実行手順については,「10.11(2) 64ビット版のOSでコマンドやタスクを実行する場合の注意事項」を参照してください。
<この節の構成>
10.7.1 タスクの種類
10.7.2 タスク「データメンテナンス」で実施する作業の指定
10.7.3 削除する履歴情報の種類と履歴情報を削除するタイミングの指定
10.7.4 すべてのインベントリ情報の取得
10.7.5 タスクの設定手順
10.7.6 ディレクトリ情報の取得