「Asset Information Manager Limited」で使用するデータベースを作成したり,メンテナンスしたりするには,「Asset Information Manager Limited」のデータベースマネージャを使用します。
また,JP1/秘文の操作ログを参照する場合は,JP1/秘文 LogManagerのデータベースに接続するためのデータソースの作成も必要です。データソースおよびネット・サービスの作成方法については,「10.3.8 データソースまたはネット・サービスを作成する」を参照してください。
「Asset Information Manager Limited」のデータベースマネージャの起動方法を次に示します。
- スタートメニューから[JP1_NETM_DM Manager]-[Asset Information Manager]-[セットアップ]を選択する。
「Asset Information Manager Limited」の[セットアップ]ダイアログボックスが表示されます。
- 「データベースマネージャ」を選択する。
[データベースマネージャ]ダイアログボックスが表示されます。
図10-5 [データベースマネージャ]ダイアログボックス
![[図データ]](figure/rdb0230.gif)
なお,データベースの種類がMicrosoft SQL ServerまたはOracleの場合は,「Embedded RDBのバックアップ」,「Embedded RDBのリストア」,および「Embedded RDBの再編成」の項目は表示されません。
「Asset Information Manager Limited」のデータベースマネージャで実行したい操作を選択します。
- データベースの新規作成
- 「Asset Information Manager Limited」のデータベースを新規に作成します。
- データベースのアップグレード
- 「Asset Information Manager Limited」のデータベースをアップグレードします。配布管理システムをバージョンアップした場合に選択します。
- なお,データベースのアップグレードは,すでに作成されているデータベースに対して実行します。
- データベースのCSVバックアップ
- 「Asset Information Manager Limited」のデータベースの情報をCSV形式ファイルに出力して,データベースのバックアップを実行します。
- データベースの定期的なバックアップを取得する場合などに選択します。
- データベースのCSVリストア
- CSV形式のバックアップファイルから「Asset Information Manager Limited」のデータベースを復元します。
- 「データベースのCSVバックアップ」で取得したバックアップを復元する場合に選択します。
- Embedded RDBのバックアップ
- Embedded RDB環境で「Asset Information Manager Limited」のデータベースのバックアップを実行します。
- データベースの定期的なバックアップを取得する場合などに選択します。
- なお,この項目は,データベースの種類がEmbedded RDBの場合に表示されます。
- Embedded RDBのリストア
- 「Embedded RDBのバックアップ」で取得したバックアップファイルから「Asset Information Manager Limited」のデータベースを復元します。
- なお,この項目は,データベースの種類がEmbedded RDBの場合に表示されます。
- Embedded RDBの再編成
- Embedded RDB環境で「Asset Information Manager Limited」のデータベースを再編成します。
- なお,この項目は,データベースの種類がEmbedded RDBの場合に表示されます。
なお,「Asset Information Manager Limited」のデータベースマネージャで作成したMicrosoft SQL ServerおよびOracleのデータベースは,「Asset Information Manager Limited」をアンインストールしても削除されません。RDBMSのツールを使用して削除してください。
次に,各項目での操作について説明します。
- <この節の構成>
- 10.3.1 データベースを新規作成する
- 10.3.2 データベースをアップグレードする
- 10.3.3 データベースをCSV形式ファイルでバックアップする
- 10.3.4 データベースをCSV形式ファイルからリストアする
- 10.3.5 Embedded RDB環境でデータベースをバックアップする
- 10.3.6 Embedded RDB環境でデータベースをリストアする
- 10.3.7 Embedded RDB環境でデータベースを再編成する
- 10.3.8 データソースまたはネット・サービスを作成する