- 注意事項
- データを復元するデータベースは,バックアップを取得したデータベースと同じ環境になっている必要があります。
- データベースのアップグレード前に取得したバックアップファイルは,アップグレード後はデータベースの構造が異なるため復元できません。データベースをアップグレード後,再度バックアップを取得してください。
- [操作ログ一覧]ウィンドウを使用している場合,管理する操作ログの容量によってデータベースの復元に時間が掛かることがあります。
- データベースの復元は,[コントロールパネル]の[管理ツール]-[サービス]で,「Remote Install Server」サービスを停止してから実行してください。
- 「Asset Information Manager Limited」を使用している場合は,「Asset Information Manager Limited」のサービスを次に示す順番で停止してください。
- World Wide Web Publishing ServiceまたはWorld Wide Web Publishing
- Asset Information Synchronous Service,「Asset Information Manager Limited」のコマンドおよびタスク
- JP1/NETM/Client Security Control - Manager(JP1/NETM/CSCと連携している場合)
|
また,データベースマネージャの操作後に「Asset Information Manager Limited」を使用するときは,停止時と逆の順番でサービスを起動してください。
- ODBCデータソースで接続プールが設定されている場合,「Asset Information Manager Limited」の業務を停止させてから,接続プールで設定されているタイムアウトの時間が経過するまで接続状態になります。そのため,接続状態の解除を待ってから,バックアップから復元してください。
JP1/NETM/DMが使用するEmbedded RDBに,データベースマネージャまたはnetmdb_backup.batコマンドで取得したバックアップファイルから,データを復元する手順を次に示します。
- [Welcome]ダイアログボックスで「データベースをバックアップから復元する」を選択して,[次へ]ボタンをクリックする。
[データベースの認証情報]ダイアログボックスが表示されます。
- [データベースの認証情報]ダイアログボックスでパスワードを指定して,[次へ]ボタンをクリックする。
[データベースの復元]ダイアログボックスが表示されます。
図7-19 [データベースの復元]ダイアログボックス
![[図データ]](figure/emb0360.gif)
- バックアップファイルのパス
- データベースを復元するバックアップファイルを指定します。なお,OSが64ビット版のWindows Server 2012,Windows Server 2008またはWindows Server 2003 (x64)の場合,%Systemroot%¥system32ディレクトリ下にあるバックアップファイルは指定できません。
- [データベースの復元]ダイアログボックスでバックアップファイルを指定して,[次へ]ボタンをクリックする。
[データベース復元の実行]ダイアログボックスが表示されます。
図7-20 [データベース復元の実行]ダイアログボックス
![[図データ]](figure/emb0370.gif)
- [実行]ボタンをクリックします。
データベースが復元されます。