9.2.4 システム構成情報の自動メンテナンス運用時の注意事項
- 削除したホストがあて先としてジョブ定義に残っていても,そのあて先は削除されません。
- 次の場合,クライアントをシステム構成情報に登録した直後は,インベントリ情報の最終更新日時が空欄になり,インベントリ情報を取得していないクライアントとして扱われます。
- バージョン06-51のクライアントで,システム構成の自動登録時にインベントリ情報を通知しない場合
- バージョン06-01以前のクライアントの場合
- クライアントをシステム構成情報に手動で追加した場合
システム構成情報の自動メンテナンスを実行する前に,「システム構成情報の手動メンテナンス」機能などを利用して,このようなクライアントを検出し,インベントリ情報の取得ジョブを実行しておいてください。また,インベントリ情報の取得は,定期的に実行することをお勧めします。
- 中継マネージャでシステム構成情報の自動メンテナンスを実施している場合は,その中継マネージャの上位システムから「システム構成情報の取得」ジョブを定期的に実行して,システム全体のシステム構成情報を一致させてください。
- オフラインマシンも,システム構成情報の自動メンテナンスの対象になります。オフラインマシンのインベントリ情報は定期的に更新されないため,システム構成情報の自動メンテナンスでシステム構成から削除されてしまうことがあります。このような場合に備えて,オフラインマシンからインベントリ情報を取得してきた媒体を,保管しておくことをお勧めします。または,システム構成情報を手動でメンテナンスして,オフラインマシンが削除されないようにしてください。