2.1.10 データベースの設定

JP1/NETM/DMが管理する情報を記録するデータベースを選択し,データベースを使用するために必要な情報を設定します。このダイアログボックスは,「サーバ」,「Asset Information Manager Limited」,または「JP1/Cm2連携機能」のどれかを初めてインストールする場合に表示されます。使用するデータベースによって,表示されるダイアログボックスは異なります。

<この項の構成>
(1) Embedded RDBの場合
(2) Microsoft SQL Serverの場合
(3) Oracleの場合

(1) Embedded RDBの場合

[データベースの選択]ダイアログボックスで「Embedded RDB」を選択した場合は,次の画面が表示されます。

図2-13 [データベースの設定]ダイアログボックス(Embedded RDBの場合)

[図データ]

ポート番号
Embedded RDBへ接続するためのポート番号を指定します。デフォルトは30008です。
管理者ユーザID
Embedded RDBへ接続するためのログインIDを指定します。先頭が英字の8文字以内の半角英数字で指定します。デフォルトは「netmdm」です。
パスワード
Embedded RDBへ接続するためのパスワードを入力します。先頭が英字の30文字以内の半角英数字で入力します。なお,スペースは使用できません。
パスワード再入力
「パスワード」で入力した内容を,もう一度入力します。

(2) Microsoft SQL Serverの場合

[データベースの選択]ダイアログボックスで「Microsoft SQL Server」を選択した場合は,次の画面が表示されます。

図2-14 [データベースの設定]ダイアログボックス(Microsoft SQL Serverの場合)

[図データ]

データベースサーバのホスト名
Microsoft SQL Serverのホスト名を指定します。デフォルトは自ホスト名です。
名前付きインスタンスを使用する場合は,次の形式でホスト名を指定してください。入力できるホスト名の長さは,インスタンス名も含めて半角で64文字以内です。

データベースサーバのホスト名¥インスタンス名

データベース名
データベースの名称を指定します。デフォルトは「NETMDM」です。
管理者ユーザID
Microsoft SQL Serverへ接続するためのログインIDを指定します。
パスワード
Microsoft SQL Serverへ接続するためのパスワードを入力します。入力できる長さは,半角で30文字以内です。

(3) Oracleの場合

[データベースの選択]ダイアログボックスで「Oracle」を選択した場合は,次の画面が表示されます。

図2-15 [データベースの設定]ダイアログボックス(Oracleの場合)

[図データ]

データベースサーバのホスト名
Oracle Database Serverのホスト名を指定します。デフォルトは自ホスト名です。
SID
Oracle SIDを指定します。デフォルトは「NETM」です。
管理者ユーザID
Oracleへ接続するためのログインIDを指定します。
パスワード
Oracleへ接続するためのパスワードを入力します。入力できる長さは,半角で30文字以内です。