7.5.5 データベースを回復する(Microsoft SQL Server)

データベースの回復は,運用時にメンテナンスの一環として実施する作業です。データベースを回復するタイミングについては,マニュアル「運用ガイド2」の「5.2.2(3) データベースの回復(Microsoft SQL Server)」を参照してください。

この項目は,サーバのインストール時にOracleを選択した場合,非活性になります。

注意事項
  • 「Asset Information Manager Limited」を使用している場合は,「Asset Information Manager Limited」のサービスを次に示す順番で停止してください。
    1. World Wide Web Publishing ServiceまたはWorld Wide Web Publishing
    2. Asset Information Synchronous Service,「Asset Information Manager Limited」のコマンドおよびタスク
    3. JP1/NETM/Client Security Control - Manager(JP1/NETM/CSCと連携している場合)
    また,データベースマネージャの操作後に「Asset Information Manager Limited」を使用するときは,停止時と逆の順番でサービスを起動してください。
  • ODBCデータソースで接続プールが設定されている場合,「Asset Information Manager Limited」の業務を停止させてから,接続プールで設定されているタイムアウトの時間が経過するまで接続状態になります。そのため,接続状態の解除を待ってから,データベースを回復してください。

リレーショナルデータベースを回復する手順を次に示します。

  1. [Welcome]ダイアログボックスで,「使用するリレーショナルデータベースシステム」を選択し,「データベースを回復する」を選択して,[次へ]ボタンをクリックする。
    [データベースの選択]ダイアログボックスが表示されます。
  2. 回復の対象とするデータベースの,サーバ,データベース名,管理者ユーザIDおよびパスワードを設定し,[次へ]ボタンをクリックする。
    [データベースの回復]ダイアログボックスが表示されます。

    図7-42 [データベースの回復]ダイアログボックス

    [図データ]

    修復の対象となるテーブルが一覧表示されます。チェックボックスをオンにしたテーブルについて修復します。すべてのテーブルを選択すると,リレーショナルデータベース全体を検索して,テーブルの不整合を修復します。
    • ソフトウェアパッケージテーブル
      パッケージに関するテーブルを修復します。
    • ジョブ実行管理テーブル
      ジョブの実行に関するテーブルを修復します。
    • ジョブ定義管理テーブル
      ジョブの定義に関するテーブルを修復します。
  3. [実行]ボタンをクリックする。
    選択したテーブルが修復され,リレーショナルデータベースが回復されます。