JP1/NETM/DM Managerの直下に接続するシステムの数を設定します。このダイアログボックスは,「サーバ」の「サーバ本体機能」をインストールする場合に表示されます。
図2-22 [同時接続下位システム数の設定]ダイアログボックス
設定する値は,次の計算式に従って算出してください。
なお,選択したデータベースの種類によって,指定できる同時接続下位システム数の範囲が異なります。
データベース | 最小値 | 最大値 | デフォルト |
---|---|---|---|
Embedded RDB | 4 | 100 | 30 |
Microsoft SQL ServerまたはOracle | 4 | 256 | 50 |
この設定によって,同時に接続する下位システムの数を絞り込むことができます。指定した値を超えた下位システムからの接続は拒否されます。設定した値は,具体的にはsocketコネクションの数となります。socketコネクションの確立から解放までの間,カウントアップされています。
ここで設定した値は,セットアップ時に変更できます。ネットワークのトラフィックが高くなり,パケットの衝突が多いときには,この指定値を小さくして下位システムの同時接続数を減らすことで,トラフィックを下げることができます。