8.2.1 あて先グループの作成方法の種類

あて先グループを作成するには,次の四つの方法があります。どの方法で作成するかは,あて先グループの特性によって判断してください。

システム構成情報を利用して作成する
システム構成情報をテキストファイルに出力して,これを編集してあて先グループを作成し,[あて先]ウィンドウに取り込む方法です。物理的なネットワーク構成に沿ったグループを作成する場合は,この方法が便利です。
詳細については,「8.2.3 あて先グループをファイルから作成する」を参照してください。
[あて先]ウィンドウ上の操作で作成する
GUI操作で,直接[あて先]ウィンドウ上にあて先グループを作成する方法です。ネットワーク構成と関係のないあて先グループを作成する場合や,すでに作成しているあて先グループの情報を変更する場合は,この方法が便利です。
詳細については,「8.2.4 あて先グループを[あて先]ウィンドウで作成する」を参照してください。
条件(ポリシー)に従って自動作成する
あらかじめ設定しておいたグルーピング条件(ポリシー)に従って,新たに追加されたホストや移設されたホストを,あて先グループに自動的に振り分ける方法です。詳細については,「9.3 あて先グループの自動メンテナンス」を参照してください。
集計結果から作成する
集計機能を利用して,同じインベントリ情報を持つホストであて先グループを作成する方法です。例えば,OSごとにホストの台数を集計し,Windows 2000のホストであて先グループを作成できます。このあて先グループに対して特定の配布を実行したい場合などに便利です。
集計結果からあて先グループを作成する方法については,マニュアル「運用ガイド1」の「4.2.7 集計結果からあて先グループを作成する」を参照してください。