6.2.16 [権限]パネル(Windows NTの場合)

Administrator権限を持たない一般ユーザ権限で,クライアントを使用するかどうかを設定します。

図6-17 [権限]パネル

[図データ]

Windows NTのクライアントの場合,クライアントをインストールしたユーザ以外でもパッケージをインストールできるように設定できます。このパネルは,JP1/NETM/DM Managerのクライアント機能のセットアップでは表示されません。

一般ユーザ権限で使用する
このチェックボックスをオンにすると,クライアントをインストールしたユーザ以外がログオンした状態でも,GUIインストールモードのパッケージのインストールおよび処理中ダイアログの表示ができます。そのため,Administrator権限を持たないユーザ(一般ユーザ)でも,パッケージのインストールができます。
JP1/NETM/DM Client(クライアント)の場合,デフォルトはオンです。
JP1/NETM/DM Client(中継システム)の場合,デフォルトはオフです。
一般ユーザ権限でのインストールの詳細については,マニュアル「運用ガイド1」の「11.2.3 Windows NTの一般ユーザ権限でのインストール」を参照してください。
非常駐でジョブ実行またはパッケージセットアップマネージャを使用する
このチェックボックスは,JP1/NETM/DM Client(中継システム)のクライアント機能のセットアップでは表示されません。このチェックボックスは,JP1/NETM/DM Client(クライアント)で次の設定をしている場合に活性化します。
  • 「一般ユーザ権限で使用する」チェックボックスがオン
  • [クライアント常駐・ポーリング]パネルの「クライアントを常駐する」チェックボックスがオフ
このチェックボックスをオンにすると,クライアントが非常駐の場合でも,一般ユーザ権限でログオンしたときに,クライアントのパッケージセットアップマネージャまたは[ジョブ実行]アイコンで,次のパッケージをインストールできるようになります。
  • サービスの登録,開始または停止が必要なパッケージ
  • レジストリキーを新規に作成するパッケージ
  • インストール先ディレクトリおよびファイルのアクセス権に,「読み取り」,「書き込み」および「削除」が設定されていないパッケージ
なお,このチェックボックスをオンにすると,「dmpusers.exe」というプロセスが常駐します。