「Asset Information Manager Limited」のデータベースをアップグレードします。配布管理システムをバージョンアップした場合に選択します。
- 注意事項
- 「Asset Information Manager Limited」のデータベースをアップグレードする前に,データベースをバックアップしてください。
- 「Asset Information Manager Limited」のアップグレードを実行すると,作業用フォルダにデータベースの内容が格納されます。そのため,十分な空き容量のあるドライブのフォルダを指定してください。
- 「Asset Information Manager Limited」のデータベースをアップグレードするときは,次に示す順番でサービスを停止してください。
- World Wide Web Publishing ServiceまたはWorld Wide Web Publishing
- Asset Information Synchronous Service,「Asset Information Manager Limited」のコマンドおよびタスク
- JP1/NETM/Client Security Control - Manager(JP1/NETM/CSCと連携している場合)
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また,データベースマネージャの操作後に「Asset Information Manager Limited」を使用するときは,停止時と逆の順番でサービスを起動してください。
- ODBCデータソースで接続プールが設定されている場合,「Asset Information Manager Limited」の業務を停止させてから,接続プールで設定されているタイムアウトの時間が経過するまで接続状態になります。そのため,接続状態の解除を待ってから,データベースをアップグレードしてください。
「Asset Information Manager Limited」のデータベースをアップグレードする手順を次に示します。
- [データベースマネージャ]ダイアログボックスで「データベースのアップグレード」を選択して,[次へ]ボタンをクリックする。
[データベースのアップグレード]ダイアログボックスが表示されます。
ここでは,「Asset Information Manager Limited」のデータベースをアップグレードするために必要な作業用フォルダ名の情報を設定します。
図10-16 [データベースのアップグレード]ダイアログボックス
![[図データ]](figure/rdb0340.gif)
- 作業用フォルダ名
- 「Asset Information Manager Limited」のデータベースをアップデートするための作業用フォルダ名を絶対パスで指定します。
- デフォルトは,「JP1/NETM/DM Managerのインストール先ディレクトリ¥jp1asset」です。デフォルトのファイルパスを変更する場合は,[...]ボタンをクリックして,ファイルパスを設定します。
- ファイルパスを直接指定する場合,1~255バイトの半角英数字,半角スペースで指定してください。ただし,次に示す記号は指定できません。
- 「/」,「*」,「?」,「"」,「<」,「>」,「|」
- 項目を設定して[実行]ボタンをクリックする。
「Asset Information Manager Limited」のデータベースがアップグレードされます。
アップグレードが完了すると,アップグレード時の一時ファイルは自動的に削除されます。