1.3 インストール内容を変更する

一度インストールしたコンポーネントを追加または削除するには,メンテナンスウィザードを使用します。メンテナンスウィザードを使用すると,前回インストールした設定での再インストールや,製品のアンインストールもできます。

メンテナンスウィザードを起動するには,インストール済みの製品のCD-ROMからインストーラを起動してください。同一バージョンのインストーラで上書きインストールしようとすると,メンテナンスウィザードが起動し,[ようこそ]ダイアログボックスが表示されます。

図1-3 [ようこそ]ダイアログボックス

[図データ]

[ようこそ]ダイアログボックスの内容は,JP1/NETM/DM Manager,JP1/NETM/DM Clientのどちらでも同じです。「変更」,「修正」,または「削除」から,希望する操作を選択してください。

変更
新しいコンポーネントを追加したい場合や,インストール済みコンポーネントの一部を削除したい場合に選択します。
「変更」を選択して[次へ]ボタンをクリックすると,JP1/NETM/DM Managerの場合は[種別の選択]ダイアログボックスが,JP1/NETM/DM Clientの場合は[コンポーネントの選択]ダイアログボックスが表示されます。以降のダイアログボックスで,種別の変更やインストールコンポーネントの変更をし,新規インストールの場合と同様にインストールを進めてください。インストールが終了すると,[メンテナンスの完了]ダイアログボックスが表示されます。
修正
前回インストールしたすべてのコンポーネントを再インストールしたい場合に選択します。
「修正」を選択して[次へ]ボタンをクリックすると,処理状況を示すダイアログボックスが表示されます。再インストールが完了すると,[メンテナンスの完了]ダイアログボックスが表示されます。
削除
すべてのコンポーネントを削除し,製品をアンインストールしたい場合に選択します。
「削除」を選択して[次へ]ボタンをクリックすると,アンインストールが開始されます。アンインストール時に表示される確認ダイアログボックスについては,「1.4 JP1/NETM/DMをアンインストールする」を参照してください。アンインストールが完了すると,[メンテナンスの完了]ダイアログボックスが表示されます。

なお,次に示すプログラムの場合,コンポーネントを選択できないため,メンテナンスウィザードは表示されないでプログラムの上書きインストールが実行されます。