2.1.11 パッケージの格納先の設定

サーバをインストールする場合,パッケージを格納するデータベースや格納先ディレクトリを設定します。JP1/NETM/DMの管理情報の記録に使用するデータベースの種類によって,表示されるダイアログボックスは異なります。

<この項の構成>
(1) Embedded RDBまたはOracleの場合
(2) Microsoft SQL Serverの場合
(3) パッケージの格納先設定時の注意事項

(1) Embedded RDBまたはOracleの場合

[データベースの選択]ダイアログボックスで「Embedded RDB」または「Oracle」を選択し,「サーバ」の「サーバ本体機能」をインストールする場合,[パッケージ格納ディレクトリの設定]ダイアログボックスが表示されます。

図2-16 [パッケージ格納ディレクトリの設定]ダイアログボックス

[図データ]

ここでは,パッケージを保管するディレクトリを設定します。デフォルトのパッケージ格納ディレクトリを変更するときは,[参照]ボタンをクリックして,パッケージ格納ディレクトリを設定します。

(2) Microsoft SQL Serverの場合

[データベースの選択]ダイアログボックスで「Microsoft SQL Server」を選択し,「サーバ」の「サーバ本体機能」をインストールする場合,[パッケージ格納方法の選択]ダイアログボックスが表示されます。

図2-17 [パッケージ格納方法の選択]ダイアログボックス

[図データ]

JP1/NETM/DMの管理情報の記録にMicrosoft SQL Serverを使用する場合は,パッケージの格納先をリレーショナルデータベース(Microsoft SQL Server)にするか,またはファイルシステムにするか選択できます。ファイルシステムの使用を推奨しますが,Microsoft SQL Serverをパッケージ格納データベースに使用してもかまいません。デフォルトは「ファイルシステム」です。

「ファイルシステム」を選択した場合は,パッケージの格納ディレクトリを指定してください。

パッケージ格納ディレクトリ
デフォルトのパッケージ格納ディレクトリを変更するときは,[参照]ボタンをクリックして,パッケージ格納ディレクトリを設定します。

(3) パッケージの格納先設定時の注意事項

バージョンアップ時やインストール内容の変更時にパッケージの格納先を変更する場合は,次の点に注意してください。