8.2.4 あて先グループを[あて先]ウィンドウで作成する

あて先グループを作成したあと,あて先グループに属するホスト(中継システムまたはクライアント)を登録します。

<この項の構成>
(1) あて先グループの作成手順
(2) ホストの登録

(1) あて先グループの作成手順

あて先グループの作成方法を次に示します。あて先グループ下にあて先グループを作成することはできますが,上位のあて先グループと同じ名称を下位のあて先グループに付けることはできません。作成できるあて先グループの階層は7階層までです。

  1. [あて先]ウィンドウをアクティブにし,あて先グループを作成する位置を選択する。
    選択した位置の下位にあて先グループを作成します。
  2. [ファイル]-[グループの新規作成]を選択する。
    [あて先グループの作成]ダイアログボックスが表示されます。

    図8-6 [あて先グループの作成]ダイアログボックス

    [図データ]

    「あて先グループの作成」を選択し,作成するあて先グループの名称をユニークに設定します。あて先グループ名の付け方については,「8.2.2 グループ名の付け方」を参照してください。
  3. 項目を設定後,[実行]ボタンをクリックする。
    あて先グループが作成されます。作成をやめるときは[終了]ボタンをクリックしてください。

(2) ホストの登録

作成したあて先グループに,ホストを登録する方法を次に示します。[システム構成]ウィンドウにないホストは,[あて先]ウィンドウでは設定できません。

  1. [あて先]ウィンドウをアクティブにし,ホストを設定する位置を選択する。
    選択した位置の下位にホストを設定します。
  2. [ファイル]-[あて先の新規作成]を選択する(または,ホストの作成ボタンをクリックする)。
    [あて先の作成]ダイアログボックスが表示されます。

    図8-7 [あて先の作成]ダイアログボックス

    [図データ]

    所属あて先グループ名
    ホストを登録するあて先グループの名称が表示されます。
    あて先名
    登録するホストのホスト名またはIPアドレスを指定します。
    [追加]ボタンをクリックしたあと,ホスト識別子を使用した運用では,システム構成内に同じホスト名のホストが複数存在する場合,[あて先の選択]ダイアログボックスが表示されます。どのホストを選択するか指定します。

    図8-8 [あて先の選択]ダイアログボックス

    [図データ]

  3. 項目を設定後,[終了]ボタンをクリックする。
    設定を保存して[あて先の作成]ダイアログボックスが閉じます。
    このとき[追加]ボタンをクリックすると,続けてホストを追加できます。

また,[システム構成]ウィンドウに表示されているホストをあて先グループのアイコンにドラッグ&ドロップして,ホストを登録することもできます。