6.2.8 [障害関連]パネル
(1) ログ情報
トラブルの分析に役立てるため,インストール先ディレクトリ¥logに,情報の種類別にログファイルが出力されます。通常の運用では,デフォルト値を変更する必要はありませんが,ログが増えてディスク容量を圧迫するようであれば,値を調整してください。
- ログ世代管理数
- 各ログを何個まで保存するかを指定します。1~999個で指定します。デフォルトは5個です。
- ログエントリ数
- 次に示す各ログエントリの出力行数を指定します。500~9,999行で指定します。デフォルト値,および各ログエントリのファイル名を次に示します。
項目 | デフォルト値 | ファイル名 |
---|
MAINログエントリ数 | 700 | |
USERログエントリ数 | 700 | - BUILD.LOG
- SCRIPT.LOG
- USER.LOG
|
COMPOログエントリ数 | 700 | - API.LOG
- ATRFILE.LOG
- BSAPI.LOG
- CLTPROTO.LOG
- DEFAULT.LOG
- EXCFILE.LOG
- MNGFILE.LOG
- RDBMENTE.LOG
- SERVICE.LOG
- SRVSOCK.LOG
- STSFILE.LOG
- WSH.LOG
|
FUNCログエントリ数 | 2,000 | - AMTAPI.LOG
- CLIENT.LOG
- CLTDEL.LOG
- DCMAMT.LOG
- DISCVRY.LOG
- DLL.LOG
- DPT.LOG
- INVENTRY.LOG
- MLTPROTO.LOG
- MONRST.LOG
- MONTRACE.LOG
- NDGMENT.LOG
- PSM.LOG
- SCHEDULE.LOG
- SCHTRACE.LOG
- SERVER.LOG
- SITE.LOG
- SRVAPI.LOG
- SRVLOCK.LOG
- USER_CLT.LOG
- WRAPPER.LOG
|
LONGログエントリ数 | 700 | - DUMP.LOG
- NODE.LOG
- NODEOPR.LOG
- RDBSRV.LOG
- USERINV.LOG
|
次に示すログファイルは,ログ世代管理数およびログエントリ数を設定できません。
- alerterr.log
- alerthis.log
- CSVODBC.log
- CSVODBCSYS.log
- Dmoledb.log
- DPTExpt.log
- DPTInpt.log
- INVODBC.log
- rimfindn.log
- smartn.log
- SMC.LOG
- SMCAPP64.LOG
- SMCCMDS.LOG
- SMCCSAPP.LOG
- SMCDEV64.LOG
- SMCDEVICECHANGE.LOG
- SMCDEVSR.LOG
- SMCUAP64.LOG
- SMCUSAGE.LOG
- SMCUSAPP.LOG
各ログファイルの容量は,次に示す計算式で算出できます。
- ログファイルの容量(バイト)=
- (ヘッダ部のサイズ+(1エントリのサイズ×エントリ数))×(世代数+1)
- ヘッダ部のサイズ:17バイト
- 1エントリのサイズ:192バイト(LONGログ以外)または300バイト(LONGログ)
(2) イベントビューアへメッセージを出力する
Windows NTのイベントビューアへメッセージを出力するかどうかを選択します。デフォルトは,チェックボックスがオンです。なお,JP1/NETM/DM Managerおよび中継マネージャのセットアップでは,イベントビューアへメッセージを出力するかどうかを設定できません。イベントビューアへメッセージが常に出力されます。
イベントビューアへメッセージを出力する場合,出力するメッセージ種別を次の3種類から選択できます。
- エラーメッセージを出力
- エラーメッセージ,警告メッセージを出力
- エラーメッセージ,警告メッセージ,情報メッセージを出力