Administrator権限を持たない一般ユーザ権限で,クライアントを使用するかどうかを設定します。
図6-17 [権限]パネル
![[図データ]](figure/cse0180.gif)
Windows NTのクライアントの場合,クライアントをインストールしたユーザ以外でもパッケージをインストールできるように設定できます。このパネルは,JP1/NETM/DM Managerのクライアント機能のセットアップでは表示されません。
- 一般ユーザ権限で使用する
- このチェックボックスをオンにすると,クライアントをインストールしたユーザ以外がログオンした状態でも,GUIインストールモードのパッケージのインストールおよび処理中ダイアログの表示ができます。そのため,Administrator権限を持たないユーザ(一般ユーザ)でも,パッケージのインストールができます。
- JP1/NETM/DM Client(クライアント)の場合,デフォルトはオンです。
- JP1/NETM/DM Client(中継システム)の場合,デフォルトはオフです。
- 一般ユーザ権限でのインストールの詳細については,マニュアル「運用ガイド1」の「11.2.3 Windows NTの一般ユーザ権限でのインストール」を参照してください。
- 非常駐でジョブ実行またはパッケージセットアップマネージャを使用する
- このチェックボックスは,JP1/NETM/DM Client(中継システム)のクライアント機能のセットアップでは表示されません。このチェックボックスは,JP1/NETM/DM Client(クライアント)で次の設定をしている場合に活性化します。
- 「一般ユーザ権限で使用する」チェックボックスがオン
- [クライアント常駐・ポーリング]パネルの「クライアントを常駐する」チェックボックスがオフ
- このチェックボックスをオンにすると,クライアントが非常駐の場合でも,一般ユーザ権限でログオンしたときに,クライアントのパッケージセットアップマネージャまたは[ジョブ実行]アイコンで,次のパッケージをインストールできるようになります。
- サービスの登録,開始または停止が必要なパッケージ
- レジストリキーを新規に作成するパッケージ
- インストール先ディレクトリおよびファイルのアクセス権に,「読み取り」,「書き込み」および「削除」が設定されていないパッケージ
- なお,このチェックボックスをオンにすると,「dmpusers.exe」というプロセスが常駐します。