レジストリを設定することで,セットアップ項目にはない内容を設定できます。設定できる内容について説明します。
Windowsをログオフしてもコマンド処理を継続させる
JP1/NETM/DM Client(中継システム)がインストールされているPCが次に示すOSの場合,コマンド処理中にWindowsをログオフしても,コマンド処理を継続できるようになります。
- Windows NT 4.0
- Windows 2000
- Windows XP
- Windows Server 2003
実行できるコマンドについては,マニュアル「運用ガイド2」の「4.2.1 コマンドの種類」を参照してください。
Windowsをログオフしてもコマンド処理を継続させるには,レジストリキー「HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Wow6432Node¥Hitachi¥NETM/DM/P」に,次に示すレジストリ値を作成してください。なお,OSが32ビット版の場合は,レジストリキー「HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥HITACHI¥NETM/DM/P」に,レジストリ値を作成してください。
- 名前
- CmdLogoffContinue
- 種類
- REG_SZ
- データ
- YES
- 注意事項
- Windowsをログオフしても,コマンド処理を継続したい場合は,サービスからコマンドを実行してください。コマンドをサービス以外の方法で実行した場合,レジストリを設定していても,Windowsをログオフするとコマンド処理は継続されません。
- JP1/NETM/DM Client(中継システム)がインストールされているPCのOSがWindows Vista,Windows Server 2008, Windows 7, Windows 8, Windows Server 2012の場合は,レジストリの設定に関係なく,サービスから実行したコマンドであれば,Windowsをログオフしてもコマンド処理は継続されます。
- レジストリでの設定と,コマンドの引数「/LC」での指定の組み合わせで,動作が異なります。詳細については,マニュアル「運用ガイド2」の「4.28 レジストリ設定とログオフオプションによるログオフ時のコマンドの動作」を参照してください。