クライアントの接続先を設定します。このパネルは,JP1/NETM/DM ManagerまたはJP1/NETM/DM Client(中継システム)のクライアント機能のセットアップでは表示されません。また,インストールセットへのセットアップ情報設定時も表示されません。
図6-1 [接続先]パネル
クライアントの接続先(上位システム)がJP1/NETM/DM Managerなのか,JP1/NETM/DM Client(中継システム)またはJP1/NETM/DM SubManager(Windows版はJP1 Version 7i以前,UNIX版はJP1 Version 8以前)なのかを選択してください。また,接続先のアドレスを上位システムが使用する運用キー(ホスト名またはIPアドレス)で指定してください。
製品種別 | 対応する製品名 |
---|---|
JP1/NETM/DM Manager | Windows版JP1/NETM/DM Manager Windows版NETM/DM Manager UNIX版JP1/NETM/DM Manager UNIX版JP1/NETM/DM UNIX版JP1/NETM/DM/W-AF UNIX版NETM/DM UNIX版NETM/DM/W-AF |
JP1/NETM/DM Client(中継システム)またはJP1/NETM/DM SubManager | Windows版JP1/NETM/DM Client(中継システム) Windows版JP1/NETM/DM SubManager Windows版NETM/DM SubManager UNIX版JP1/NETM/DM Client(中継システム) UNIX版JP1/NETM/DM SubManager UNIX版JP1/NETM/DM/W UNIX版NETM/DM/W |
このチェックボックスをオンにすると,接続先に設定された上位システム以外のシステムからジョブの実行要求を受信した場合,クライアントの接続先をジョブの実行要求元の上位システムに自動的に切り替えます。
この設定をしておくと,クライアントセットアップを設定し直したり,上位接続先情報ファイルを作成したりしなくても,上位システムからのジョブの実行要求に応じてクライアントの接続先が自動的に変更されます。
なお,このチェックボックスをオンにした場合,次の機能は使用できません。
また,接続先に「*」または「?」が設定されているときは,このチェックボックスをオンにしても接続先は自動設定できません。
配布管理システムからのジョブの実行経路が複数ある場合に,複数の上位システムへポーリング(マルチポーリング)するかどうかを選択します。デフォルトはオフです。このチェックボックスをオンにすると[上位システムの設定]ボタンが活性化されます。このボタンをクリックして表示される[上位システムの設定]ダイアログボックスで,上位システムの名称,ポーリングの優先順位などを設定してください。上位システムの名称は,上位システムが使用する運用キー(ホスト名またはIPアドレス)を使って指定してください。また,[クライアントセットアップ]ダイアログボックスの[クライアント常駐・ポーリング]パネルで,ポーリング形態を設定してください。
なお,このチェックボックスをオンにし,かつ[通信関連]パネルの「複数のネットワークアダプタを設定する」でネットワークアダプタの優先順位を設定した場合,ポーリングに失敗してリトライしてからリトライアウトするまでに時間が掛かることがあります。
マルチポーリング機能の詳細については,マニュアル「導入・設計ガイド」の「6.5.3 クライアントのマルチポーリング環境」を参照してください。
このチェックボックスをオンにすると,配布管理システムが管理するJP1/NETM/DMネットワークに,自システムを自動的に登録します。また,JP1/NETM/DM Client(クライアント)のアンインストール時に,自システムをJP1/NETM/DMネットワークから削除できます。なお,登録の動作はセットアップ完了のタイミングで実行されます。
デフォルトはチェックボックスがオンです。ファイアウォールを使用する場合は,チェックボックスをオフにしてください。チェックボックスをオフにしたときは,配布管理システムでのシステム構成定義時に,このクライアントを定義する必要があります。
バージョンが06-00以降のJP1/NETM/DMでクライアント制御を利用する場合や,JP1/NETM/DM未導入ホストを検出する機能を使用する場合も,チェックボックスをオンにしてください。