5.2.1 [接続先]パネル

中継システムの接続先を設定します。

図5-2 [接続先]パネル

[図データ]

<この項の構成>
(1) 上位システム
(2) ID登録先システム

(1) 上位システム

自システムの上位システムが,JP1/NETM/DM Managerなのか,JP1/NETM/DM Client(中継システム)またはJP1/NETM/DM SubManager(Windows版はJP1 Version 7i以前,UNIX版はJP1 Version 8以前)なのかを選択してください。

選択できる製品種別と,それに対応する製品名を次に示します。

製品種別対応する製品名
JP1/NETM/DM ManagerWindows版JP1/NETM/DM Manager
Windows版NETM/DM Manager
UNIX版JP1/NETM/DM Manager
UNIX版JP1/NETM/DM
UNIX版JP1/NETM/DM/W-AF
UNIX版NETM/DM
UNIX版NETM/DM/W-AF
JP1/NETM/DM Client(中継システム)またはJP1/NETM/DM SubManagerWindows版JP1/NETM/DM Client(中継システム)
Windows版JP1/NETM/DM SubManager
Windows版NETM/DM SubManager
UNIX版JP1/NETM/DM Client(中継システム)
UNIX版JP1/NETM/DM SubManager
UNIX版JP1/NETM/DM/W
UNIX版NETM/DM/W
ホスト名又はIPアドレス
上位システムのアドレスを,上位システムが使用する運用キー(ホスト名またはIPアドレス)で指定してください。指定方法を次に示します。
  • 運用キーがホスト名の場合,上位システムのホスト名を本名で設定してください。
  • DNSサーバを使用している環境であるなら完全修飾ドメイン名(ホスト名のあとにピリオドとドメイン名を表記した名前)で設定してください。
  • 上位システムにネットワークアダプタが複数あり,かつ同じセグメントに接続されている場合,上位システムのOSで設定されているバインド順で,優先順位が最も高いホスト名を,中継システムの上位接続先に指定してください。
複数の上位システムへポーリングする
配布管理システムからのジョブの実行経路が複数ある場合に,複数の上位システムへポーリング(マルチポーリング)するかどうかを選択します。デフォルトはオフです。このチェックボックスをオンにすると[上位システムの設定]ボタンが活性化されます。このボタンをクリックして表示される[上位システムの設定]ダイアログボックスで,上位システムの名称,ポーリングの優先順位などを設定してください。上位システムの名称は,上位システムが使用する運用キー(ホスト名またはIPアドレス)を使って指定してください。
なお,ID登録先システムとして自システムでない上位システムが設定されている場合,優先順位が1位の上位システムを変更すると,ID登録先システムも新しく1位に設定した上位システムに変更されます。
また,上位システムの運用キーにホスト名とIPアドレスを混在させた設定はできません。
マルチポーリング機能の詳細については,マニュアル「導入・設計ガイド」の「6.4.1 中継システムのマルチポーリング環境」を参照してください。

(2) ID登録先システム

IDへの登録を行う上位システムが,JP1/NETM/DM Managerなのか,JP1/NETM/DM Client(中継システム)またはJP1/NETM/DM SubManager(Windows版はJP1 Version 7i以前,UNIX版はJP1 Version 8以前)なのかを選択してください。また,上位システムのアドレスを上位システムが使用する運用キー(ホスト名またはIPアドレス)で指定してください。