中継システムまたはクライアントが接続する上位システムを設定します。このダイアログボックスは,「中継システム」または「クライアント」をインストールする場合に表示されます。
なお,接続先はセットアップ時に変更できます。
図3-12 [接続先の設定]ダイアログボックス
![[図データ]](figure/cin0100.gif)
- 製品種別
- 中継システムまたはクライアントが接続する上位システムの製品種別を,「JP1/NETM/DM Manager」と「JP1/NETM/DM Client(中継システム)またはJP1/NETM/DM SubManager」から選択します。デフォルトは「JP1/NETM/DM Manager」です。
- 接続先
- 中継システムとクライアントで設定できる内容が異なります。
- 中継システムの場合
- 中継システムが接続する上位システムの名称を,上位システムが使用するノード識別キー(ホスト名またはIPアドレス)で指定します。デフォルトは「なし」です。接続先にローカルホストの名称は指定できません。
- クライアントの場合
- クライアントの接続先のホスト名またはIPアドレスを指定します。デフォルトは「なし」です。接続先が未定の場合や,クライアントをオフラインマシンとしてインベントリ管理する場合は,「?」を設定してください。「?」を設定したクライアントでは,ローカルシステムビューアとシステム監視機能だけが使用できます。ほかの機能は,上位システムへの接続が必要なため使用できません。
- また,プレインストール機能によるJP1/NETM/DM Clientのインストールで,ハードディスクのコピー元となるPC環境を作成する場合は,接続先に「*」を指定してください。接続先に「*」を指定すると,クライアントは動作しません。
- 接続先に「*」以外を指定,かつホスト識別子を使用する運用の場合,システム構成の自動登録で認識されるのは最後の1台だけです。ほかのクライアントは認識されません。
- 一度接続先を設定してから上書きインストールをする場合,「?」は設定できますが「*」は設定できません。「*」を設定したい場合は,一度アンインストールするか,セットアップで接続先を「*」に変更してからインストールし直してください。