[システム構成]ウィンドウで検索したホストをシステム構成情報から削除できます。削除できるホストはクライアントだけです。中継マネージャまたは中継システムと同一PC上に存在するクライアントは削除できません。
クライアントをシステム構成情報から削除すると,所属するあて先グループおよびIDからも同時に削除されます。また,削除したクライアントのインベントリ情報もすべて削除されます。
中継するシステムのバージョンが05-21以降で,IDを連携させる運用をしている場合,マネージャから中継するシステム配下のクライアントを削除できます。その際,削除したクライアントは,中継するシステムで管理しているシステム構成情報,あて先グループ,およびIDからも削除され,インベントリ情報も削除されます。IDを連携させる運用については,「8.4 システム構成情報とIDを連携させる運用」を参照してください。
なお,中継マネージャでクライアントを削除した場合は,削除した中継マネージャの上位システムから「システム構成情報の取得」ジョブを実行して,システム全体のシステム構成情報を一致させてください。
検索したクライアントをシステム構成情報から削除する方法を,次に示します。
削除したクライアントの情報はログファイルに出力され,インストール先ディレクトリ¥rmtins¥guiに9ファイルまで保存されます。
ログファイル名はrimfindn.logで,nは1~9の番号です。削除を実行するたびに番号が一つずつ増えて,rimfind1,rimfind2,rimfind3,(中略),rimfind9というファイル名が順次付けられます。ファイルがrimfind9まで作成されると,古いファイルが順次上書きされます。
ログファイルの先頭には検索条件が出力され,それに続いて,削除したクライアントの情報が,システム構成情報ファイルと同じ形式で出力されます。必要に応じて参照してください。
ログファイルの出力例を次に示します。
図9-5 ログファイルの出力例