3.1.13 オプションの設定

処理中ダイアログの表示,および一般ユーザ権限でのクライアント使用の可否について設定します。このダイアログボックスは,「クライアント」をインストールする場合に表示されます。

なお,この設定はセットアップ時に変更できます。

図3-16 [オプションの設定]ダイアログボックス

[図データ]

処理中ダイアログ
クライアントでの,ダウンロード,インストールなどの処理の実行中に,処理中であることを示すダイアログボックスを表示するかどうか選択します。デフォルトは「処理中ダイアログを表示する」チェックボックスがオンです。
一般ユーザ権限
Windows NTのクライアントの場合,クライアントをインストールしたユーザ以外でもパッケージをインストールできるように設定できます。
「一般ユーザ権限で使用する」チェックボックスをオンにすると,クライアントをインストールしたユーザ以外がログオンした状態でも,GUIインストールモードのパッケージのインストールができます。そのため,Administrator権限を持たないユーザ(一般ユーザ)でも,パッケージのインストールができます。デフォルトは,「一般ユーザ権限で使用する」チェックボックスがオンです。
一般ユーザ権限でのインストールの詳細については,マニュアル「運用ガイド1」の「11.2.3 Windows NTの一般ユーザ権限でのインストール」を参照してください。
なお,Windows MeまたはWindows 98のクライアントの場合,この設定は非活性です。これらのクライアントでは,ログオンしたユーザの権限に関係なくクライアントを使用できます。
NETM_DM_Pスタートアップ
[NETM_DM_Pスタートアップ]フォルダを作成するかどうかを選択します。
[NETM_DM_Pスタートアップ]フォルダには,Windowsの[スタートアップ]グループに登録されたプログラムを移動できます。そのため,Windowsの起動時に,[スタートアップ]グループに登録されたプログラムの起動と,JP1/NETM/DMによるシステム起動時インストールが重複し,リモートインストールに失敗することを避けられます。
[NETM_DM_Pスタートアップ]フォルダを作成する場合は,「NETM_DM_Pスタートアップフォルダを作成する」チェックボックスをオンにしてください。デフォルトはオフです。
スタートアッププログラムの移動の詳細については,マニュアル「運用ガイド1」の「11.2.2 システム起動時インストールのための準備」を参照してください。
なお,[プログラムフォルダの選択]ダイアログボックスでプログラムフォルダの作成について「作成しない」を選択し,かつ,「GUIモードインストーラの作成」を選択しなかった場合,[NETM_DM_Pスタートアップ]フォルダは作成できません。