JP1/NETM/DMをアンインストールするときの注意事項を次に示します。
- Windows NTでアンインストールする場合,Administrator権限,またはアンインストールするプログラムをインストールした管理者ユーザ名でログオンしてください。
- JP1/NETM/DMのプログラムを終了させてから,アンインストールを実行してください。JP1/NETM/DMのアイコングループから起動するJP1/NETM/DMのプログラム実行時にアンインストールをすると,異常終了する場合があります。
- 「Asset Information Manager Limited」がインストールされている場合,IIS Admin Servicesサービスを停止してからアンインストールを実行してください。
- クライアントがインストールされたWindows NTで,1台のPCに複数のユーザがおのおののユーザIDでログオンしている場合,セットアップで「NETM_DM_Pスタートアップフォルダを作成する」チェックボックスを選択すると,各人の[NETM_DM_Pスタートアップ]フォルダが作成されます。クライアントをアンインストールしたときは,アンインストールを実行したユーザの[NETM_DM_Pスタートアップ]フォルダだけが削除されます。そのほかのユーザは各自で[NETM_DM_Pスタートアップ]フォルダを削除してください。
- JP1/NETM/DM ClientとJP1/NETM/DM Manager,またはJP1/NETM/DM Clientの中継システムとクライアントがインストールされているPCでは,アンインストールを実行したプログラムの環境だけがアンインストールされます。もう一方のプログラムの環境は削除されません。
- JP1/NETM/DM Client - Baseをアンインストールすると,JP1/NETM/DM Client - Baseのオプション製品も同時にアンインストールされます。
- JP1/NETM/DM Encryption Optionには,アンインストーラがありません。前提プログラムであるJP1/NETM/DM Manager(中継マネージャ),またはJP1/NETM/DM ClientをアンインストールするとJP1/NETM/DM Encryption Optionもアンインストールされます。
- 「Asset Information Manager Limited」を使用している場合,アンインストールしても,インストール先フォルダやファイル,Microsoft Internet Information Servicesの仮想ディレクトリが削除されないで残ることがあります。再インストールする場合は,残ったフォルダを削除してください。
- アンインストール時に,「上位システムが管理するシステム構成情報から,このホストの情報を削除します」に対して「はい」を選択した場合,そのホストのホスト識別子管理ファイルが削除されるため,ホスト識別子が無効になります。
- 「Asset Information Manager Limited」が使用するデータベースがMicrosoft SQL ServerまたはOracleの場合,アンインストールしてもデータベース内のテーブルは削除されません。削除するときは,DBMSの機能を使用して削除してください。Embedded RDBを使用する場合は,アンインストールするとデータベース内のテーブルも削除されます。アンインストールしたあとに使用する場合は,あらかじめバックアップを取得しておいてください。
- 中継するシステムまたはクライアントにJP1/NETM/DMをインストールした直後にアンインストールすると,[ホスト識別子管理情報に障害が発生しました]ダイアログボックスが表示される場合があります。特に問題はありません。
- ソフトウェア稼働監視機能を使用している場合,アンインストール時にJP1/NETM/DMのインストール先ディレクトリ¥BIN下にあるソフトウェア稼働監視モジュールが削除できないことがあります。このようなときは,PCを再起動してください。
- 「Client Install Serviceが削除できませんでした」というエラーが表示された場合,JP1/NETM/DM Clientのサービスが起動したままになっています。この場合,JP1/NETM/DM Clientのサービスを停止してよいかどうかを確認して,[コントロールパネル]の[管理ツール]-[サービス]から停止してください。