ネットワーク上でホストを管理したり,あて先を識別したりするためのキー(運用キー)を設定します。このダイアログボックスは,「中継システム」をインストールする場合に表示されます。
なお,この設定はセットアップ時に変更できます。
図3-13 [運用キーの設定]ダイアログボックス
![[図データ]](figure/cin0105.gif)
運用キーには,ノード識別キーとホスト識別子があります。「キー項目」では,ノード識別キーを選択します。
- キー項目
- ホスト間で通信するときに,通信する相手先ホストを決定する情報の種類を「ホスト名」または「IPアドレス」で指定します。相手先ホストの運用キーの設定に合わせて「ホスト名」または「IPアドレス」のどちらかを指定してください。デフォルトは「ホスト名」です。ホスト名を選択した場合は,「アドレス解決できないあて先へのジョブ」を設定してください。
- アドレス解決できないあて先へのジョブ
- ジョブ実行時にあて先のアドレス解決ができなかった場合に,そのジョブをエラーとするかどうかを選択します。デフォルトは「エラーとしない」です。「エラーとしない」を選択した場合,アドレス解決ができないジョブの実行状態は「実行待ち」となります。実在しないあて先へのジョブの実行状態も「実行待ち」のまま変化しません。
- WINSサーバを使用している環境では,ジョブ実行時にクライアントPCの電源がOFFの場合,あて先のアドレス解決ができません。したがって「エラーとする」の設定では,休日や夜間にジョブを実行してシステム起動時ポーリングでインストールする運用ができなくなります。このような場合は,「エラーとしない」を設定してください。
- なお,「エラーとしない」を選択した場合,実行したジョブにアドレス解決できないあて先が含まれていると,リモートインストールマネージャの動作が遅くなるなどの影響があります。