JP1/NETM/DM 構築ガイド (Windows(R)用)
Windows XP Mode環境のJP1/NETM/DM Client(クライアント)は,ネットワークの設定に応じて管理してください。
Windows XP Mode環境でJP1/NETM/DM Client(クライアント)を使用する場合は,[コントロールパネル]の[ユーザーアカウント]で次のチェックボックスをオフにしてください。
これらのチェックボックスをオンにすると,JP1/NETM/DM Client(クライアント)が使用できないおそれがあります。
Windows XP Mode環境のJP1/NETM/DM Client(クライアント)に対してジョブを実行する場合,ジョブの実行タイミングを「システム起動時実行」に設定すると,意図しないタイミングでジョブが実行されることがあります。
例えば,Windows XP Modeを使用しているときに仮想アプリケーションを起動すると,Windows XP Modeが再起動されます。このように,JP1/NETM/DM Client(クライアント)のユーザの意識していないところでWindows XP Modeが再起動される場合があります。
Windows XP Modeの統合機能を有効にしている場合,および仮想アプリケーションを使用している場合は,ジョブの実行後にコンピュータを自動的にシャットダウンできません。
仮想アプリケーションを使用している場合は,Windows XP Mode環境でAITファイルのレコーディングはできません。
仮想アプリケーションを使用している場合に,Windows XP Mode環境にJP1/NETM/DM Client(クライアント)をリモートインストールしたとき,インストーラがホストOS(Windows 7)に全画面サイズで表示されます。
取得したインベントリ情報からWindows XP Mode環境のJP1/NETM/DM Client(クライアント)かどうかを識別するには,システム情報の「OS」および「所有者名」を確認してください。Windows XP Modeの環境の場合は,各項目に次の値が表示されます。
表C-4 システム情報の項目に表示される値
| システム情報の項目 | 表示される値 |
|---|---|
| OS | Windows XP Professional |
| 所有者名 | Windows XP Mode |
Windows XP Mode環境のJP1/NETM/DM Client(クライアント)に対して稼働監視する場合は,ホストOS(Windows 7)とは別に,Windows XP Mode環境にも稼働監視ポリシーを適用してください。
稼働情報を取得する場合は,ホストOS(Windows 7)とは別に,Windows XP Mode環境から稼働情報を取得してください。
また,Windows XP Mode環境のJP1/NETM/DM Client(クライアント)から取得した操作履歴および抑止履歴のログオンユーザおよびアカウントには,Windows 7の情報ではなく,Windows XP Modeの情報が取得されます。
なお,仮想アプリケーションの使用は,Windows XP Mode環境でのソフトウェアの使用と見なされます。
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