JP1/NETM/DM 構築ガイド (Windows(R)用)
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(1) クラスタシステム環境のJP1/NETM/DM Managerを上書きインストールする手順
クラスタシステム環境のJP1/NETM/DM Managerをアップグレードする場合,リレーショナルデータベースにEmbedded RDBを使用しているときは,次に示す手順で,実行系サーバおよび待機系サーバの両方のデータベースを上書きする必要があります。
- 「Remote Install Server」の汎用サービスリソースの「レジストリの複製」の設定内容を削除する。
「レジストリの複製」の設定内容を削除しないで上書きインストールすると,インストールコンポーネントが正常に動作しないことがあります。
- 「Remote Install Server」の汎用サービスリソースをオフライン状態にする。
- 「Asset Information Synchronous Service」の汎用サービスリソースをオフライン状態にする。※
- JP1/NETM/DM Managerのインストール先ディレクトリ\BIN下のnetmdb_stop.batコマンドを実行する。
Embedded RDBが停止したことをメッセージで確認してください。
- 「HiRDB/ClusterService_JN1」の汎用サービスリソースをオフライン状態にする。
- JP1/NETM/DMのインストール先ディレクトリ\jp1asset\exe下のjamemb_dbstop.batコマンドを実行する。※
Embedded RDBが停止したことをメッセージで確認してください。
- 「HiRDB/ClusterService_AM1」の汎用サービスリソースをオフライン状態にする。※
- 実行系サーバにJP1/NETM/DM Managerを上書きインストールする。
- 「HiRDB/ClusterService_JN1」の汎用サービスリソースをオンライン状態にする。
- データベースマネージャで,「データベースをアップグレードする」からデータベースのアップグレードを実行する。
[クラスタシステム環境の設定]ダイアログボックスでは,新規作成のときと同じ設定にします。
- 「HiRDB/ClusterService_AM1」の汎用サービスリソースをオンライン状態にする。※
- スタートメニューから[JP1_NETM_DM Manager]−[Asset Information Manager]−[セットアップ]−[データベースマネージャ]を選択して「データベースのアップグレード」からデータベースのアップグレードを実行する。※
- JP1/NETM/DM Managerのインストール先ディレクトリ\BIN下のnetmdb_stop.batコマンドを実行する。
Embedded RDBが停止したことをメッセージで確認してください。
- 「HiRDB/ClusterService_JN1」の汎用サービスリソースをオフライン状態にする。
- JP1/NETM/DM のインストール先ディレクトリ\jp1asset\exe下のjamemb_dbstop.batコマンドを実行する。※
Embedded RDBが停止したことをメッセージで確認してください。
- 「HiRDB/ClusterService_AM1」の汎用サービスリソースをオフライン状態にする。※
- クラスタシステムアドミニストレータでグループを移動し,所有者を待機系サーバにする。
- 待機系サーバにJP1/NETM/DM Managerを上書きインストールする。
- 待機系サーバで,手順9.から手順16.を実施する。
- クラスタシステムアドミニストレータでグループを移動し,所有者を実行系サーバにする。
- 「Remote Install Server」の汎用サービスリソースの「レジストリの複製」の設定を入力する。「11.1.2 JP1/NETM/DMをフェールオーバーさせる場合の環境構築」の説明に従って入力してください。
- 「Remote Install Server」の汎用サービスリソースをオンライン状態にする。
- 「Asset Information Synchronous Service」の汎用サービスリソースをオンライン状態にする。※
注※ 「Asset Information Manager Limited」を使用している場合に必要な作業です。
(2) クラスタシステム環境のJP1/NETM/DM Managerを再インストールする手順
クラスタシステム環境を構築したあとで,実行系サーバおよび待機系サーバのJP1/NETM/DM Managerを再インストールする場合は,次に示す手順で実行する必要があります。
- netmdb_unload.batコマンドを使用して,データベースのバックアップを取得する。
- JP1/NETM/DM Managerを実行系および待機系サーバからアンインストールする。
- JP1/NETM/DM Managerをインストールして,クラスタシステム環境を構築する。
- netmdb_reload.batコマンドを使用して,バックアップしたデータベースを復元する。
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