JP1/NETM/DM 構築ガイド (Windows(R)用)
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リレーショナルデータベースを使用するときの注意事項を次に示します。
- リレーショナルデータベースにEmbedded RDBを使用する場合,Embedded RDBを直接参照するツールはありません。また,Embedded RDBを直接参照しないでください。
- リレーショナルデータベースにOracleを使用する場合,アカウントのパスワードを変更したときは,必ずRemote Install Server サービスの「アカウント」および「パスワード」も変更してください。
- リレーショナルデータベースにEmbedded RDBを使用する場合,複数NIC環境にサーバ本体機能の環境構築を行うときは,以下のディレクトリに格納されているHiRDB.iniファイルのクライアント環境変数PDCLTRCVADDRに,PCに設定されているIPアドレスの中で,JP1通信で使用するIPアドレスを指定して下さい。HiRDB.iniファイルは編集前にバックアップを取得して下さい。設定を行わない場合は,優先順位の高いネットワークアダプタに設定されているIPアドレスで通信が行われます。
[JP1/NETM/DMインストールパス]\NETMDM\Setup_Input\ini\HiRDB.ini
[JP1/NETM/DMインストールパス]\NETMDM\Setup_Input_HA\ini\HiRDB.ini
- リレーショナルデータベースにEmbedded RDBを使用する場合,複数NIC環境にリモートインストールマネージャ機能だけをインストールするときは,以下のディレクトリに格納されているHiRDB.iniファイルのクライアント環境変数PDCLTRCVADDRに,PCに設定されているIPアドレスの中で,JP1通信で使用するIPアドレスを指定して下さい。HiRDB.iniファイルは編集前にバックアップを取得して下さい。設定を行わない場合は,優先順位の高いネットワークアダプタに設定されているIPアドレスで通信が行われます。
[JP1/NETM/DMインストールパス]\NETMDBCLT\HiRDB.ini
- リレーショナルデータベースにEmbedded RDBを使用する場合,リモートインストールマネージャ機能とサーバ本体機能を別PCで使用している際に,サーバ本体機能を使用している環境が複数NIC環境の場合は,データベース作成後に以下の手順でJP1通信に使用するIPアドレスの設定を行ってください。
- リモートインストールマネージャを停止します。
- 「Remote Install Server」サービスを停止します。
- コマンドプロンプトを開き,以下のディレクトリに移動します。
[JP1/NETM/DMインストールパス]\BIN
- [JP1/NETM/DMインストールパス]\BINに格納されているnetmdb_stop.batコマンドを実行してデータベースを停止します。
- 以下のディレクトリに格納されているpdsysファイルをテキストエディタで開きます。pdsysファイルは編集前にバックアップを取得して下さい。
[JP1/NETM/DMインストールパス]\NETMDB\conf
- 以下の行にJP1の通信で使用するIPアドレスを追加して下さい。
(xxx.xxx.xxx.xxx:IPアドレス)
<変更前>
pdstart -t SDS -s sds01 -u unt1
<変更後>
pdstart -t SDS -s sds01 -u unt1 -m xxx.xxx.xxx.xxx
- pdsysファイルを保存します。
- [JP1/NETM/DMインストールパス]\BINに格納されているnetmdb_start.batコマンドを実行してデータベースを開始します。
- 「Remote Install Server」サービスを開始します。
- サーバのWindowsのイベントログ,MAIN.LOGおよびRDBSRV.LOGにRDBMSとの通信エラーを示すメッセージが出力されている場合,サーバの起動後にリレーショナルデータベースサーバの起動が完了していない状態で,リレーショナルデータベースサーバへ接続しようとした可能性があります。しばらく時間をおいてからリレーショナルデータベースサーバに接続してもメッセージが出力される場合は,保守資料を採取し,システム管理者に連絡してください。保守資料の採取方法については,マニュアル「運用ガイド2」の「6.8 保守資料の採取」を参照してください。
- JP1/NETM/DMのGUI操作またはコマンド実行した際に,サーバまたはリレーショナルデータベースサーバと接続できないことを示すメッセージやダイアログボックスが表示されたり,GUI操作が強制終了されたりすることがあります。この場合,サーバの起動後にリレーショナルデータベースサーバの起動が完了していない状態で,リレーショナルデータベースサーバへ接続しようとした可能性があります。しばらく時間をおいてからGUI操作やコマンド実行しても,エラーが解消されない場合は,保守資料を採取し,システム管理者に連絡してください。保守資料の採取方法については,マニュアル「運用ガイド2」の「6.8 保守資料の採取」を参照してください。
- JP1/NETM/DMのサーバおよびAsset Information Manager Limitedのリレーショナルデータベースで使用するデータベースファイル,バックアップファイルおよびデータベースのメンテナンスで使用する一時ファイル,結果出力ファイルの格納先にはローカルドライブを指定してください。
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