4.6 ソフトウェア名を対応づけるソフトウェア名称管理

インストールソフトウェア名と,ソフトウェア名を対応づけて,ライセンスの使用状況を管理できるようにします。インストールソフトウェア名は,インベントリ情報の取得元のJP1/NETM/DMなどで使用されている名称であり,そのまま資産管理データベースに登録されます。そのため,ソフトウェア名と対応づけて,正しくライセンスの使用状況を管理できるようにします。

また,ソフトウェアの付属情報(ライセンス超過のメール通知のしきい値や,ライセンス情報,ダウングレードソフトウェアなど)も変更できます。

なお,デフォルトの設定では,ソフトウェア名称管理は管理者だけが実行できます。

ソフトウェア名の対応づけは,業務メニュー「ソフトウェア名称管理」をクリックすると表示されるソフトウェア名称管理画面から実行します。ソフトウェア名称管理画面を次の図に示します。

図4-17 ソフトウェア名称管理画面

[図データ]

一覧で「ソフトウェア名」のアンカーをクリックすると,[ソフトウェア名称詳細]ダイアログが表示されて,ソフトウェア名の変更,インストールソフトウェア名の割り当て,ライセンス情報の登録,ダウングレードソフトウェアの登録などを実行できます。

「インストールソフトウェア名」には,インストールソフトウェア名,バージョンに加えて,ファイル名が登録されている場合は,ファイル名,ファイルサイズ,ファイル日付が表示されます。また,パッケージ識別IDを取得している場合は,パッケージ元属性およびパッケージ識別IDも表示されます。

<この節の構成>
4.6.1 ソフトウェア名を登録する
4.6.2 ソフトウェア名を統合する
4.6.3 ソフトウェア名を削除する
4.6.4 ソフトウェア名および属性を変更する
4.6.5 インストールソフトウェア名を割り当てる
4.6.6 インストールソフトウェア名の割り当てを解除する
4.6.7 ライセンス情報を登録する
4.6.8 ライセンス情報を変更する
4.6.9 ダウングレードソフトウェアを追加する
4.6.10 ダウングレードソフトウェアの対象から解除する