3.1.3 サンプルとして提供されている案件の使用例

業務メニュー「新規案件」では,「障害連絡票」,「ソフトウェア配布申請」,「機器導入依頼票」および「機器発注依頼票」の四つの案件がサンプルで提供されています。これらの案件は,「障害連絡票」と「ソフトウェア配布申請」,または「機器導入依頼票」と「機器発注依頼票」を組み合わせて使用したり,一つの案件だけで使用したりできます。ここでは,サンプル提供の案件を使用した障害対策,および機器導入の業務の例を説明します。

<この項の構成>
(1) ソフトウェアを配布して障害を対策する
(2) 申請された機器を発注して導入する

(1) ソフトウェアを配布して障害を対策する

サンプルで提供されている案件「障害連絡票」および「ソフトウェア配布申請」を使用して,ソフトウェアを配布して障害を対策する流れを次の図に示します。

図3-7 ソフトウェアを配布して障害を対策する流れ

[図データ]

次に,ソフトウェアの障害を対策する場合の各案件での作業について説明します。

(a) 障害連絡票

「障害連絡票」は,資産に障害が発生した場合に,障害内容などを記入して申請し,依頼,対策完了および確認の処理を実行するための案件です。

「障害連絡票」で各作業者が実行する操作について説明します。

「障害連絡票」の作成方法の詳細については,「3.1.2 障害連絡票の作成例」を参照してください。

(b) ソフトウェア配布申請

「ソフトウェア配布申請」は,ソフトウェアの配布を申請し,配布および確認の処理を実行するための案件です。

「ソフトウェア配布申請」で各作業者が実行する操作について説明します。

(2) 申請された機器を発注して導入する

サンプルで提供されている案件「機器導入依頼票」および「機器発注依頼票」を使用して,機器を導入する流れを次の図に示します。

図3-8 機器を導入する流れ

[図データ]

次に,機器を導入する場合の各案件での作業について説明します。

(a) 機器導入依頼票

「機器導入依頼票」は,新規に機器を導入したい場合に,機器の導入を申請し,承認,配布および完了の処理を実行するための案件です。

「機器導入依頼票」で各作業者が実行する操作について説明します。

(b) 機器発注依頼票

「機器発注依頼票」は,機器の発注を申請し,発注,納品および確認の処理を実行するための案件です。

「機器発注依頼票」で各作業者が実行する操作について説明します。