2.4.3 期限切れのライセンスを調査する不正利用ライセンス一覧

ライセンスの使用期限を過ぎたソフトウェア,および資産としては管理する(ソフトウェア名を登録している)がライセンスを保有していないソフトウェアを調査します。

不正利用ライセンスの調査は,業務メニュー「不正利用ライセンス一覧」をクリックすると表示される不正利用ライセンス一覧画面から実行します。不正利用ライセンス一覧画面を次の図に示します。

図2-33 不正利用ライセンス一覧画面

[図データ]

検索条件「集計日」に何も表示されていない場合
不正利用ライセンス一覧は,あらかじめ集計された結果を基に検索します。検索条件の「集計日」に集計日が表示されていない場合は,まず,集計管理画面から集計を実行してください。集計の実行方法については,「2.4.11(1) 集計を実行する」を参照してください。
ダウングレードソフトウェアが割り当てられている場合
ソフトウェア名が登録されていてライセンスを保有していないソフトウェアでも,ダウングレードソフトウェアとしてライセンスが割り当てられている場合,不正利用ライセンスとしてはカウントされません。
<この項の構成>
(1) 部署ごとの内訳を表示する
(2) インストール先の一覧を表示する

(1) 部署ごとの内訳を表示する

不正利用ライセンス一覧画面で,集計結果の「ソフトウェア名」のアンカーをクリックすると,各部署の利用数を表示できます。部署ごとの内訳が表示された画面を次の図に示します。

図2-34 部署ごとの内訳が表示された画面(不正利用ライセンス一覧)

[図データ]

(2) インストール先の一覧を表示する

部署ごとの内訳が表示された画面で,「部署」のアンカーをクリックすると,該当するソフトウェアがインストールされている機器の一覧を表示できます。該当するソフトウェアがインストールされている機器が表示された画面を次の図に示します。

図2-35 インストールされている機器が表示された画面(不正利用ライセンス一覧)

[図データ]

ここに表示されるのは,ライセンスが集計された時点での情報です。そのため,選択した一覧に表示されている内容と[機器詳細]ダイアログの内容が異なる場合や,対象の機器が削除されている場合がありますので,注意してください。