1.2 各部の名称と使い方

この節では,資産管理業務を行う操作画面の各部の名称と使い方について説明します。

操作画面は,資産管理業務に合わせた各種処理画面で構成されています。操作画面の各部の名称を次の図に示します。

図1-3 操作画面の各部の名称

[図データ]

簡易検索条件
部署および設置場所を検索条件に指定する場合,または登録および更新の値を指定する場合に,ツリー上の部署および設置場所を選択します。
部署と設置場所はタブで切り換えます。
なお,表示される部署および設置場所は,ユーザ権限によって異なります。ユーザ権限によるアクセス制限の設定については,マニュアル「設計・構築ガイド」の「3.1.3 組織階層単位でのアクセス制限の設定」を参照してください。
また,ログインユーザに分掌が割り当てられている場合は,「部署」タブを選択したときに「分掌」が表示されます。なお,「分掌」には,割り当てられている分掌名や分掌部署名が表示されます。このツリー上の分掌名や分掌部署名を選択して,部署の検索条件や登録する値を指定できます。
「分掌」の設定方法については,「4.1.6 分掌を参照および編集する」を参照してください。分掌を選択して検索条件や登録する値を指定する機能を使用できる業務メニューについては,「1.6 分掌を検索条件や登録する値に指定できる業務メニュー」を参照してください。
表示件数
表示件数の入力領域に,検索結果を表示させたい件数を指定して,[検索]ボタンをクリックすることで,1ページに表示する検索結果の件数を変更します。指定できる件数は1~1,000件で,指定した画面だけで有効です。デフォルトの表示件数は200件です。
表示件数の入力領域を非表示にして,全画面で同じ件数を表示する場合は,[サーバセットアップ]ダイアログの「基本情報」で設定します。表示件数の入力領域を非表示にする方法については,マニュアル「設計・構築ガイド」の「5.3.4(4) 表示件数欄の表示」を参照してください。
カレンダー
カレンダーを使って,日付を指定します。ボタンをクリックすると,カレンダーが表示されます。
カレンダーを使った日付の指定方法を次の図に示します。

図1-4 カレンダーを使った日付の指定方法

[図データ]
カレンダーを閉じるときは,カレンダー以外の部分(背景など)をクリックします。
検索条件
選択した業務内容に応じて,資産情報を検索するための条件が表示されます。
検索条件に指定する値は,資産管理システムの運用形態に合わせて変更することもできます。また,指定できる検索条件を,ユーザ権限に応じて変更することもできます。それぞれの変更方法については,マニュアル「設計・構築ガイド」の「9.2 管理項目の変更(管理項目編集)」または「9.3 ユーザ権限に応じた操作画面の変更(業務フィルター)」を参照してください。
業務メニュー
実行したい業務に合わせて選択します。
ツリー上から実行したい業務メニューを選択すると,各処理に応じた画面が,右側に表示されます。
なお,簡易検索条件と同様に,表示される業務メニューはユーザ権限によって異なります。
資産管理システムの運用形態に合わせて表示する業務メニューを選択することもできます。業務メニューの表示・非表示の選択方法については,マニュアル「設計・構築ガイド」の「9.4 実行できる業務の変更(利用可能業務割り当て)」を参照してください。
ページ遷移
検索結果が複数ページにわたる場合,アンカーをクリックして,ほかのページを表示します。
各アンカーをクリックすると表示されるページを次に示します。
  • 「>」
    次のページが表示されます。
  • 「<」
    一つ前のページが表示されます。
  • 「>>」
    最後のページが表示されます。
  • 「<<」
    最初のページが表示されます。
また,入力領域に移動したいページを指定して[表示]ボタンをクリックすると,指定したページを表示できます。
検索結果一覧
検索条件と一致する資産情報が一覧で表示されます。検索結果には,ログインしたユーザが処理できる権限を持つ資産情報が表示されます。
この検索結果一覧から選択して,詳細情報の参照や編集などの処理を行います。
項目のタイトルに▽(または△)が表示されている場合,タイトルをクリックすると,一覧を昇順または降順にソートできます。
メッセージ表示領域
処理の進行状況を表すメッセージが表示されます。
ボタン
操作画面のボタンについて次に説明します。
  • [CSV]ボタン
    検索結果一覧,集計結果一覧など,画面に表示された一覧情報をCSVファイルとしてダウンロードします。
  • [PDF]ボタン
    検索結果一覧,集計結果一覧など,画面に表示された一覧情報をPDF形式で出力できます。例えば,保有機器一覧では,資産番号のバーコードを出力できます。検索結果をPDF形式で出力するには,EURと連携する必要があります。
  • [図面]ボタン
    該当する資産の設置場所をフロアレイアウト図で確認できます。フロアレイアウト図を表示するには,NetInsight IIと連携する必要があります。
  • [監視図]ボタン
    該当する資産を含むネットワークの構成を監視図で確認できます。監視図を表示するには,バージョン8以前のNNMと連携する必要があります。
     
[PDF]ボタン,[図面]ボタンまたは[監視図]ボタンを使用するために必要な設定方法については,マニュアル「設計・構築ガイド」の「5.3 資産管理サーバの設定」を参照してください。