この節では,資産管理サーバ上の案件を検索して内容を参照する方法について説明します。また,検索結果から案件の内容を確認したり,状態に関係なく案件を削除したりする方法についても説明します。
なお,デフォルトでは,実行案件管理は管理者だけが実行できます。
案件の管理は,業務メニュー「実行案件管理」をクリックすると表示される実行案件管理画面から実行します。実行案件管理画面を次の図に示します。
図3-14 実行案件管理画面
案件を検索して内容を確認したい場合に,検索結果の一覧で,該当する案件の「案件名」のアンカーをクリックすると,案件画面が読み取り専用で表示されます。ただし,ユーザが持つ職権によって表示される画面や項目が異なります。「案件監査者」権限を持つユーザでは,現状の案件画面が表示され,添付ファイルなども参照できます。「案件監査者」権限を持たないユーザでは,申請時の案件画面が表示されます。
また,「状態」のアンカーをクリックすると,該当する案件のルートと各ノードで案件を処理した際の履歴が表示され,案件の進ちょくを確認することもできます。
管理者が,不要になった案件,保存期間を過ぎた案件などを削除したい場合に,検索結果の一覧から,削除したい案件の「登録日」のチェックボックスをチェックして,[削除]ボタンをクリックすると,案件を削除できます。案件は複数選択できます。