2.6.2 ソフトウェアの不正インストールを調査する許可外インストール

許可されていないソフトウェアが,インストールされているかどうかを調査します。

すでに登録されているソフトウェアのインストールの許可は,インストールソフトウェア管理画面で設定します。また,JP1/NETM/DMのインベントリ情報から新規にインストールソフトウェア名を登録する際は,[サーバセットアップ]ダイアログで設定します。

インストールソフトウェア管理画面での設定方法については,「4.7 インストールソフトウェア情報を変更する(インストールソフトウェア管理)」を,JP1/NETM/DMから新規に登録する際のインストール許可の設定については,マニュアル「設計・構築ガイド」の「5.3.7 JP1/NETM/DM連携の設定」を参照してください。

インストールを許可されていないソフトウェアは,業務メニュー「許可外インストール」をクリックすると表示される許可外インストール画面で調査できます。許可外インストール画面を次の図に示します。

図2-77 許可外インストール画面

[図データ]

<この項の構成>
(1) 部署ごとの内訳を表示する
(2) インストールしている機器の一覧を表示する
(3) 検索結果をダウンロードする

(1) 部署ごとの内訳を表示する

集計結果の「インストールソフトウェア名」のアンカーをクリックすると,部署ごとに,ソフトウェアをインストールしている機器の台数を表示できます。

部署ごとに,ソフトウェアをインストールしている機器の台数の内訳が表示された画面を次の図に示します。

図2-78 部署ごとの内訳が表示された画面(許可外インストール)

[図データ]

(2) インストールしている機器の一覧を表示する

部署ごとに内訳が表示された画面の,「部署」のアンカーをクリックすると,該当するソフトウェアをインストールしている機器の一覧を表示できます。インストールしている機器が表示された画面を次の図に示します。

図2-79 インストールしている機器が表示された画面(許可外インストール)

[図データ]

(3) 検索結果をダウンロードする

検索結果の一覧をCSVファイルとしてダウンロードできます。ダウンロードしたいソフトウェアのチェックボックスをチェックして,[CSV]ボタンをクリックすると,検索結果がCSVファイルとしてダウンロードされます。

CSVファイルとしてダウンロードされる内容は,「インストールソフトウェア名」,「バージョン」,「ファイル名」,「ファイルサイズ」,「ファイル日付」,「パッケージ識別ID」,「パッケージ元属性」,「部署」,「資産番号」および「ユーザ名」です。