[機器詳細]ダイアログの「機器」タブでは,「資産番号」,「ユーザ名」,「設置場所」などの資産情報と,「CPU」,「メモリサイズ」などのハードウェア資産情報を参照および編集します。[機器詳細]ダイアログの「機器」タブを次の図に示します。
図2-96 [機器詳細]ダイアログの「機器」タブ
機器を稼働状況の管理対象にするかどうかを設定します。稼働状況の管理対象に設定することで,業務メニュー「不稼働機器一覧」での検索対象にできます。
稼働状況の管理対象にするには,「稼働管理種別」を「稼働管理対象」に設定します。
機器を使用している部署および設置場所を変更します。[機器詳細]ダイアログで変更した値は,JP1/NETM/DMから取得したインベントリ情報,NNMiから取得したノード情報,およびバージョン8以前のNNMから取得したノード情報と異なっていても上書きされません。
ただし,[機器詳細]ダイアログで設定した部署および設置場所の値より,業務メニュー「IPグループ管理」で作成した部署別IPグループおよび設置場所別IPグループに対応した値を優先させる場合は,タスク「データメンテナンス」で,IPグループに対応した値で上書きするように設定できます。タスク「データメンテナンス」の実施内容を選択する方法については,マニュアル「設計・構築ガイド」の「5.9.3(3) 実施する作業の変更」を参照してください。
機器の状態を変更します。
機器状態を「返却」,「廃棄」または「仮廃棄」の状態にすると,Windowsのタスクスケジューラに登録されたタスク「データメンテナンス」の実行時に,該当する機器のネットワーク情報のIPアドレス項目,コンポーネント情報およびインストールソフトウェア情報がすべて削除されます。また,割り当てられていたライセンスキーも解除されます。
なお,操作画面から更新したものについても同様に削除されます。
デフォルトでは,「在庫」,「運用」,「返却」,「廃棄」,「仮廃棄」および「抹消」の状態から選択できます。機器の状態の名称や種類を変更するには,「4.8 種別や状態を追加および変更する(コード管理)」を参照してください。
NetInsight IIと連携している場合,機器の設置場所をフロアレイアウト図で確認できます。フロアレイアウト図を表示するには,[図面]ボタンをクリックします。
NetInsight IIと連携するために必要な設定については,マニュアル「設計・構築ガイド」の「6.8 NetInsight IIと連携するための設定」を参照してください。
バージョン8以前のNNMと連携している場合,ネットワークの構成を監視図で確認できます。監視図を表示するには,[監視図]ボタンをクリックします。
バージョン8以前のNNMと連携するために必要な設定については,マニュアル「設計・構築ガイド」の「6.3 バージョン8以前のNNMと連携するための設定」を参照してください。