条件を指定してエクスポートを実行します。エクスポートの条件は,あらかじめ作成しておく必要があります。
条件を指定してエクスポートを実行する手順を次に示します。
「出力項目」に指定した情報の出力件数を,管理している部署などで絞り込む場合に条件を設定します。絞り込みの条件は,「絞込条件」のアンカーをクリックすると表示される[条件設定]ダイアログで指定します。
[条件設定]ダイアログでの条件の指定方法を次に示します。
図4-34 [条件設定]ダイアログ
絞り込み条件として指定できる項目が一覧で表示されます。例えば,特定の部署の情報だけを出力したい場合は,部署名を指定します。
[決定]ボタンをクリックすると,指定した条件が有効になります。
[決定]ボタンをクリックする前に[閉じる]ボタンをクリックすると,指定した条件はクリアされるので,絞り込みの条件を確認しながら条件を調整する場合は,ダイアログを表示したままエクスポートしてください。
エクスポートで出力されるCSVファイルの形式を次の図に示します。
図4-35 エクスポートで出力されるCSVファイルの形式
1台のPCに複数のIPアドレスが割り当てられている場合など,同一の資産に対して複数の情報が登録されている場合,複数行で出力されます。
出力されたCSVファイルを加工してAsset Information Managerに登録するCSVファイルを編集する場合,Microsoft Excelを使用して直接ファイルを開くと,コード,IDなど先頭に0が付く数値は,先頭の0が自動的に削除されてしまうため,元の情報とは異なる値で更新されてしまうことがあります。そのため,Microsoft Excelを使用するときは,「テキストファイルのインポート」機能を使用して,列のデータ形式を「文字列」に設定したあと,ファイルを読み込んで編集してください。