機器にインストールされているソフトウェアの変更履歴を管理します。
ソフトウェアの変更履歴は,JP1/NETM/DMのインベントリ情報を登録する際に取得されます。そのため,ソフトウェアの変更履歴を管理するには,JP1/NETM/DMとの連携が必要です。
インベントリ情報から取得した内容を操作画面から変更した場合でも,変更履歴に残ります。ただし,操作画面から追加したインストールソフトウェアの情報を,インベントリ情報と引き当てる前に削除した場合は,変更履歴として取得されません。
ソフトウェアの変更履歴の管理は,業務メニュー「変更履歴」をクリックすると表示される変更履歴画面から実行します。変更履歴画面を次の図に示します。
図2-59 変更履歴画面
変更履歴の検索結果一覧で,「資産番号」のアンカーをクリックすると,[機器詳細]ダイアログが表示されて,該当するソフトウェアの詳細を参照できます。
変更履歴画面では,インストールソフトウェアの変更履歴として取得したい期間を,検索条件に指定します。検索を実行することで,指定した期間で,機器にどのようなソフトウェアがインストールされているかを調査できます。また,特定のソフトウェアをインストールしたことのある機器を調査するためにも役立ちます。
「機器にインストールされているソフトウェアのインストール時期を知りたい」,「機器ごとのソフトウェアの情報に関する変更履歴を知りたい」というようなときには,管理している部署を選択し,「変更日付」に履歴を知りたい期間の開始日と終了日を指定して検索します。
開始日を省略して終了日だけを指定した場合,インベントリ情報を取得した日付のうち,最も古い日付から終了日までの履歴が取得されます。
また,終了日を省略して開始日だけを指定した場合,開始日から最新の日付までの履歴が取得されます。
変更履歴として取得される情報は,Windowsのコントロールパネルの「アプリケーションの追加と削除」(または「プログラムの追加と削除」)で設定できるソフトウェアの情報です。
JP1/NETM/DMのインベントリ情報を取得する際に,次の情報に変更があった場合,履歴が取得されます。なお,ソフトウェアインベントリ情報は取得されませんので注意してください。
また,Asset Information Managerの操作画面から次の項目を編集すると履歴が取得されます。
なお,固有情報に追加した管理項目の変更履歴は取得されません。