インストールされているソフトウェアの名称を管理します。また,それぞれのソフトウェアに対して,インストールを許可するかどうか,ライセンス管理の対象にするかどうかを設定します。
なお,デフォルトの設定では,インストールソフトウェア管理は,管理者だけが実行できます。
インストールソフトウェアの管理は,業務メニュー「インストールソフトウェア管理」をクリックすると表示されるインストールソフトウェア管理画面で設定します。インストールソフトウェア管理画面を次の図に示します。
図4-22 インストールソフトウェア管理画面
![[図データ]](figure/zu086400.gif)
「インストールソフトウェア名」には,インストールソフトウェア名,バージョンに加えて,ファイル名が登録されている場合は,ファイル名,ファイルサイズ,ファイル日付が表示されます。また,パッケージ識別IDを取得している場合は,パッケージ元属性およびパッケージ識別IDも表示されます。
各インストールソフトウェアには,名称とバージョンのほかに,ライセンスを管理する上で次の情報が設定されています。
- 許可
ソフトウェアのインストールに対して,許可するかどうかを設定します。インストールの許可,未許可を設定することで,ソフトウェアが不正にインストールされていないかどうか,使用を抑止したいソフトウェアがインストールされていないかどうかなどを管理できるようになります。
- 種別
ソフトウェアの種別を設定します。ほかのソフトウェアと区別して管理したい種別を設定して,ユーザレポートなどで利用できます。
JP1/NETM/DM 07-00以降で取得したインベントリ情報を登録した場合,「一般ソフト」,「Office」,「ウィルス定義」または「OS情報」が設定されます。
- 管理レベル
ライセンスを管理するレベルを設定します。JP1/NETM/DMからインベントリ情報を取得する際,この設定に従って登録されます。
- 「管理対象」
ライセンスの利用数としてカウントする場合に選択します。
- 「集計対象外」
ライセンスの利用数としてはカウントしない場合に選択します。インストールされているソフトウェアとして,情報は登録されます。
- 「管理対象外」
ライセンス管理の対象外とし,インストールされているソフトウェアとしての情報も登録しない場合に選択します。
- <この節の構成>
- 4.7.1 インストールソフトウェア名を登録する
- 4.7.2 インストールソフトウェア情報を変更する
- 4.7.3 ソフトウェア名に割り当てる
- 4.7.4 インストールソフトウェア名を削除する