ユーザが使用したプログラムの起動および終了日時の履歴から,プログラムの使用状況を把握できます。
業務メニュー「プログラム起動履歴」でプログラム起動履歴を参照するには,Windowsのタスクスケジューラのタスク「操作履歴の取込み」を実行して,操作ログを取得する必要があります。プログラム起動履歴を取得する方法については,マニュアル「設計・構築ガイド」の「5.9.1 タスクの種類」を参照してください。
なお,デフォルトの設定では,プログラム起動履歴は管理者だけが参照できます。
プログラムの起動履歴は,業務メニュー「プログラム起動履歴」をクリックすると表示されるプログラム起動履歴画面から確認します。プログラム起動履歴画面を次の図に示します。
図2-80 プログラム起動履歴画面
必要に応じて条件を指定して,[検索]ボタンをクリックすると,条件に一致するプログラム名が一覧で表示されます。
プログラム起動履歴は,管理したい情報だけを取得するように設定できます。また,プログラムのバージョンに関係なく履歴を管理したい場合は,業務メニュー「業務フィルター」でプログラムバージョンを非表示に設定してください。
それぞれの設定方法については,マニュアル「設計・構築ガイド」の「5.9.8 操作履歴の取得範囲およびフィルタリングの指定」または「9.3.6(1) 検索結果リストの表示・非表示を設定する」を参照してください。
期間を指定して使用したプログラムを検索するには,検索条件の「期間」で履歴を確認する期間の開始日と終了日を指定します。
開始日を省略して終了日だけを指定した場合,プログラム起動履歴を取得した日付のうち,最も古い日付から終了日までの履歴が検索されます。
また,終了日を省略して開始日だけを指定した場合,開始日から最新の日付までの履歴が検索されます。
検索結果の一覧で「プログラム名」のアンカーをクリックすると,該当するプログラムを使用した機器が一覧で表示されます。ここから,各機器でプログラムを起動および停止した日時を表示することもできます。
プログラムを使用した機器が表示された画面を次の図に示します。
図2-81 プログラムを使用した機器が表示された画面(プログラム起動履歴)
プログラムの起動および終了日時の履歴を機器ごとに表示できます。(2)で表示された画面の「資産番号」のアンカーをクリックすると,該当する機器の起動および終了日時が表示されます。
機器ごとに起動および終了日時が表示された画面を次の図に示します。
図2-82 機器ごとに起動および終了日時が表示された画面(プログラム起動履歴)