2.8.10 保守履歴を参照および変更する(「保守履歴」タブ)

[機器詳細]ダイアログの「保守履歴」タブでは,過去の障害の内容やその対策を参照および変更します。[機器詳細]ダイアログの「保守履歴」タブを次の図に示します。

図2-114 [機器詳細]ダイアログの「保守履歴」タブ

[図データ]

「登録日」のアンカーをクリックすると,保守履歴の詳細情報を参照できます。

<この項の構成>
(1) 保守作業の完了を登録する
(2) 保守履歴を登録する
(3) 保守履歴を削除する

(1) 保守作業の完了を登録する

対策内容を登録して,保守作業の完了を登録する手順を次に示します。JP1イベントおよびSNMPトラップの場合は,同時にJP1/IMへ対処が完了したことを通知できます。

  1. 対策内容を登録したい保守履歴の「登録日」のアンカーをクリックする。
    [保守履歴情報詳細]ダイアログが表示されます。
  2. [編集]ボタンをクリックする。
    [保守履歴情報編集]ダイアログが表示されます。
  3. 「対策内容」に情報を指定して,「保守状態」を「対策済」に変更する。
  4. [更新]ボタンをクリックする。
    指定した内容で,保守履歴が更新されます。
  5. [対処完了]ボタンをクリックする。
    JP1/IMへ対処が完了したことが通知され,該当するJP1イベントの対処状況が「対処済」になります。
  6. [閉じる]ボタンをクリックする。
    [保守履歴情報編集]ダイアログが閉じます。

対策内容を指定した状態の[保守履歴情報編集]ダイアログを次の図に示します。

図2-115 [保守履歴情報編集]ダイアログ

[図データ]

(2) 保守履歴を登録する

保守履歴を登録する手順を次に示します。

  1. [新規登録]ボタンをクリックする。
    [保守履歴情報登録]ダイアログが表示されます。
    項目名に「★」の付いた項目は必ず指定してください。
    「障害種別」には,デフォルトでは「ユーザ登録」だけが表示されます。また,「保守状態」には,障害発生後の状況を指定してください。
    キャンセルする場合は,[閉じる]ボタンをクリックしてください。
  2. [登録]ボタンをクリックする。
    指定した内容の保守履歴が登録されます。

障害内容を指定した状態の[保守履歴情報登録]ダイアログを次の図に示します。

図2-116 [保守履歴情報登録]ダイアログ

[図データ]

(3) 保守履歴を削除する

保守履歴を削除するには,削除したい保守履歴のチェックボックスをチェックして[削除]ボタンをクリックします。