4.1 ユーザと組織の情報を変更するユーザ組織管理

組織編成の変更や人事異動に伴って,ユーザおよび組織の情報を変更します。また,組織階層単位でアクセス制限するための「管理ラベル」を変更します。

ユーザおよび組織の情報の変更は,業務メニュー「ユーザ組織管理」をクリックすると表示されるユーザ組織管理画面から実行します。ユーザ組織管理画面を次の図に示します。

図4-1 ユーザ組織管理画面

[図データ]

表示する部署は,簡易検索条件の「部署」タブで切り換えます。ただし,ログインユーザに分掌が割り当てられている場合でも,この画面では「部署」タブの分掌を選択しての部署の表示はできません。

デフォルトでは,管理者用のユーザである「資産管理者」(ユーザID「admin」)が最上位階層に登録されています。この管理者用のユーザは削除できません。

「部署名/ユーザ名」のアンカーをクリックすると,部署,分掌またはユーザの詳細情報を参照および編集できます。

他製品との連携用のユーザ
JP1/IM,JP1/IM - CMなどの他製品と連携する場合は,各製品からAsset Information Managerの資産情報を参照する際に使用するユーザが作成されます。
他製品との連携に使用するユーザを次の表に示します。

表4-1 他製品との連携に使用するユーザ

ユーザIDユーザ名権限名連携製品
JP1_NNMネットワーク管理者利用者バージョン8以前のNNM
JP1_IMイベント管理者利用者JP1/IM
JP1_IM_IDMインシデント管理者利用者JP1/IM - IDM
JP1_IM_CM構成管理者利用者JP1/IM - CM
JP1_IM_SSサービスサポート管理者利用者JP1/IM - Service Support
JP1_NI2設備管理者利用者NetInsight II
他製品との連携に使用するユーザにパスワードを設定することで,各製品からAsset Information Managerの資産情報を参照する際に,Asset Information Managerに自動的にログインできます。
<この節の構成>
4.1.1 部署を追加する
4.1.2 ユーザを追加する
4.1.3 部署またはユーザを削除する
4.1.4 部署またはユーザを移動する
4.1.5 部署を参照および編集する
4.1.6 分掌を参照および編集する
4.1.7 ユーザ情報を参照および編集する