ここでは,ユーザ権限に応じて,Asset Information Managerを利用するユーザに対して設定できるアクセス制限について説明します。
- Asset Information Managerへのログインの可否
Asset Information Managerを利用できるようにするには,利用するユーザを登録し,各ユーザにユーザ権限を設定します。これによって,Asset Information Managerにログインできるようになります。
資産管理システムの構築時は,管理者用のユーザ(ユーザIDおよびパスワード「admin」)が登録されています。
- 組織階層単位でのアクセス制限
ユーザの権限に応じて,ユーザが扱える資産情報を,組織階層単位に制限します。組織階層単位でのアクセス制限の概要を次の図に示します。
図3-1 組織階層単位でのアクセス制限
![[図データ]](figure/zu030500.gif)
組織階層単位でのアクセス制限は,ユーザ権限に,資産情報を扱える範囲の組織階層(管理ラベル)を指定することで行います。
各ユーザ権限に管理ラベルを指定する方法については,「3.1.3 組織階層単位でのアクセス制限の設定」を参照してください。
- 操作画面から実行できる機能の制限
ユーザ権限ごとに操作画面に表示される項目やボタンを制限して,権限に応じた操作画面に設定できます。
ユーザ権限ごとに,操作画面から実行できる機能を制限する方法については,「9.3 ユーザ権限に応じた操作画面の変更(業務フィルター)」を参照してください。
また,デフォルトでは非表示になっているボタンを表示して,業務フィルターでの設定と併せて利用することもできます。デフォルトでは非表示になっているボタンの種類については,「9.2.4 ボタンやタブなどの名称,表示を変更する」を参照してください。
- 利用できるメニューの制限
ユーザ権限ごとに利用できる機能を制限して,権限に応じたメニューを表示できます。
ユーザ権限ごとに利用できるメニューを設定する方法については,「9.4 実行できる業務の変更(利用可能業務割り当て)」を参照してください。