付録F 64ビットのOSでAsset Information Managerを使用する場合の注意事項

<この節の構成>
(1) 64ビットのOSにAsset Information Managerをインストールする場合の注意事項
(2) 64ビットのOSでコマンドやタスクを実行する場合の注意事項

(1) 64ビットのOSにAsset Information Managerをインストールする場合の注意事項

64ビットのOSにAsset Information Managerをインストールする場合,Microsoft Internet Information Servicesの設定が必要です。

(a) Microsoft Internet Information Services 6.0を使用する場合

Windows Server 2003(x64)にAsset Information Managerをインストールする場合は,32ビットのアプリケーションを動作させるための設定が必要です。

コマンドプロンプトで,カレントディレクトリを%windir%¥Inetpub¥AdminScriptsに移動したあと,次のコマンドを実行してください。

cscript.exe adsutil.vbs set W3SVC/AppPools/Enable32BitAppOnWin64 "true"

(b) Microsoft Internet Information Services 7.0または7.5を使用する場合

64ビット版のWindows Server 2008またはWindows Server 2008 R2にAsset Information Managerをインストールする場合は,Asset Information Managerの仮想ディレクトリを登録したWebサイトが使用するアプリケーションプールの設定で,「32ビットアプリケーションの有効化」を「True」にしてください。アプリケーションプールの設定方法については,「5.8.2(3) アプリケーションプールの作成」を参照してください。

(2) 64ビットのOSでコマンドやタスクを実行する場合の注意事項

64ビットのOSでAsset Information Managerのコマンドやタスクを実行する場合は,次に示す手順で実行してください。

(a) バッチやVBScriptを実行する場合
  1. 次に示すコマンドを実行する。

    %windir%¥syswow64¥cmd.exe

    32ビットモードのコマンドプロンプトが起動します。
  2. 32ビットモードのコマンドプロンプト上で,Asset Information ManagerのバッチやVBScriptを実行する。
(b) タスクを登録する場合
  1. 次に示す形式でタスクを登録する。

    %windir%¥syswow64¥cmd.exe /c "実行したいプログラム"

    指定例を次に示します。
    • %windir%¥syswow64¥cmd.exe /c ""C:¥Program Files (x86)¥HITACHI¥jp1asset¥exe¥jamTakeDMInventory.bat" ALL"
    • %windir%¥syswow64¥cmd.exe /c "cscript.exe "C:¥Program Files (x86)¥HITACHI¥jp1asset¥exe¥jamSoftwareAddUp.vbs" GENERATION=1"