付録E.7 Embedded RDBの開始および停止

Embedded RDBを開始および停止する手順をそれぞれ次に示します。なお,64ビットのOSでAsset Information Managerのコマンドを実行する場合は,32ビット用のコマンドプロンプトで実行する必要があります。実行手順については,「付録F(2) 64ビットのOSでコマンドやタスクを実行する場合の注意事項」を参照してください。

<この項の構成>
(1) Embedded RDBの開始
(2) Embedded RDBの停止

(1) Embedded RDBの開始

Administrators権限を持つユーザでjamemb_dbstart.batを実行すると,Embedded RDBを開始できます。

ここでは,jamemb_dbstart.batの機能,形式および戻り値について説明します。

jamemb_dbstart.batは次のフォルダに格納されています。

Asset Information Managerのインストール先フォルダ¥exe

(a) 機能

Embedded RDBを開始します。

(b) 形式

jamemb_dbstart.bat

(c) 戻り値

次の戻り値を返します。

戻り値内容
0正常終了。
101処理中にエラーが発生しました。

(2) Embedded RDBの停止

Administrators権限を持つユーザでjamemb_dbstop.batを実行すると,Embedded RDBを停止できます。

ここでは,jamemb_dbstop.batの機能,形式,戻り値およびコマンド実行時の注意事項について説明します。

jamemb_dbstop.batは次のフォルダに格納されています。

Asset Information Managerのインストール先フォルダ¥exe

(a) 機能

Embedded RDBを停止します。

(b) 形式

jamemb_dbstop.bat

(c) 戻り値

次の戻り値を返します。

戻り値内容
0正常終了。
101処理中にエラーが発生しました。
(d) コマンド実行時の注意事項

Embedded RDBを停止する前に,資産管理サーバで,Asset Information Managerのサービス,コマンドおよびタスクをすべて停止してください。

Asset Information Managerのサービスは次に示す順番で停止してください。

  1. World Wide Web Publishing ServiceまたはWorld Wide Web Publishing
  2. Asset Information Synchronous Service,Asset Information Managerのコマンド,およびタスク
  3. JP1/NETM/Client Security Control - Manager(JP1/NETM/CSCと連携している場合)

また,jamemb_dbstop.batを実行してEmbedded RDBを停止したあとにAsset Information Managerを使用するときは,停止時と逆の順番でサービスを起動してください。