2.10 不要なソフトウェアがないかどうかを確認する

ソフトウェアの稼働時間および稼働率を集計して,使用されていないソフトウェアを調査できます。

ソフトウェアの稼働時間および稼働率は,ソフトウェア稼働状況画面で集計できます。ソフトウェアごとに,検索を実行した月からのソフトウェア稼働時間や機器が稼働していた時間が一覧で表示されるため,ソフトウェアの利用時間を考慮して,不要なソフトウェアを判断できます。

ソフトウェア稼働状況画面を次の図に示します。

図2-29 ソフトウェア稼働状況画面

[図データ]

ソフトウェアごとの集計結果から,部署ごとの集計結果,インストールしている機器ごとの集計結果と,順番に詳細な内訳を参照できます。そのため,使用していない機器からアンインストールして,必要な機器にインストールすることもでき,余分なライセンス購入費用の支出を防げます。

また,部署ごとの稼働率の内訳をグラフで表示することもできます。

ソフトウェア稼働状況のグラフ表示画面を次の図に示します。

図2-30 ソフトウェア稼働状況のグラフ表示画面

[図データ]

ソフトウェアの稼働状況を確認するまでに必要な作業の流れを次に示します。

図2-31 ソフトウェアの稼働状況を確認するまでの作業の流れ

[図データ]

  1. JP1/NETM/DMでソフトウェアの稼働時間を取得する。
    ソフトウェアの稼働状況を管理するには,JP1/NETM/DMでソフトウェアの稼働時間を取得する必要があります。JP1/NETM/DMと連携する方法については,マニュアル「設計・構築ガイド」の「5.1.1 JP1/NETM/DMと連携するために必要な作業の流れ」を参照してください。
  2. ソフトウェアの稼働時間および稼働率を集計し,ソフトウェアの稼働状況を把握する。
    業務メニュー「ソフトウェア稼働状況」をクリックして表示された画面で,ソフトウェアごとの稼働時間および稼働率を集計して,ソフトウェアの稼働状況を把握できます。集計結果からは,部署やインストールしてある機器ごとの内訳を参照できます。