5.4.4 JP1/NETM/CSC - Managerおよびリモートサービスの自動開始の設定

OS起動時に,JP1/NETM/CSC - Managerおよびリモートサービスを自動的に開始させる方法を次に示します。なお,リモートサービスは,ポリシーの自動更新を行う場合に起動が必要なサービスです。

<この項の構成>
(1) JP1/NETM/CSC - Managerの自動開始の設定方法
(2) リモートサービスの自動開始の設定方法

(1) JP1/NETM/CSC - Managerの自動開始の設定方法

Windowsの[サービス]を起動し,「JP1/NETM/Client Security Control - Manager」の「スタートアップの種類」を「自動」にします。

なお,いったんJP1/NETM/CSC - Managerの自動開始の設定をしたあと,自動開始の設定を解除する必要がある場合は,次のように解除してください。

Windowsの[サービス]を起動し,「JP1/NETM/Client Security Control - Manager」の「スタートアップの種類」を「手動」にします。

●JP1/NETM/CSC - Managerとサービス「Asset Information Synchronous Service」の自動開始を設定する場合の注意事項

サービス「JP1/NETM/Client Security Control - Manager」とサービス「Asset Information Synchronous Service」の自動開始を設定する場合,次の順番でサービスが起動されるように,サービスの依存関係を設定する必要があります。

サービスの起動順序を次に示します。

  1. JP1/NETM/Client Security Control - Manager
  2. Asset Information Synchronous Service

サービス「JP1/NETM/Client Security Control - Manager」とサービス「Asset Information Synchronous Service」の依存関係を設定する手順を次に示します。

  1. レジストリエディタ(regedt32.exe)を起動する。
  2. 依存関係のレジストリ情報を追加する。
    レジストリにサービス「JP1/NETM/Client Security Control - Manager」とサービス「Asset Information Synchronous Service」の依存関係の情報を追加します。
    レジストリに追加する情報を次に示します。

    表5-4 レジストリに追加する情報

    項目
    レジストリキーHKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Services¥AssetInformationSynchronousService
    名前DependOnService
    種類複数行文字列値(REG_MULTI_SZ)
    データJP1_NETM_CSCM
  3. サービスの起動方法を設定する。
    Windowsの[サービス]を起動し,「JP1/NETM/Client Security Control - Manager」の「スタートアップの種類」を「手動」にします。また,「Asset Information Synchronous Service」の「スタートアップの種類」を「自動」にします。
  4. Windowsを再起動する。

(2) リモートサービスの自動開始の設定方法

Windowsの[サービス]を起動し,「JP1/NETM/Client Security Control - Manager Remote Service」の「スタートアップの種類」を「自動」にします。

なお,いったんリモートサービスの自動開始の設定をしたあと,自動開始の設定を解除する必要がある場合は,次のように解除してください。

Windowsの[サービス]を起動し,「JP1/NETM/Client Security Control - Manager Remote Service」の「スタートアップの種類」を「手動」にします。