14.3.4 新規クライアントをネットワークに追加する
新規にクライアントをネットワークに追加する場合は,クライアントの情報をNetInsight II -PDに登録する必要があります。
新たにクライアントを追加してネットワークに接続する場合,まずクライアントのセキュリティ対策を実施します。
- クライアントのセキュリティ対策を実施する。
クライアントに最新のパッチを適用したり,最新のウィルス対策製品をインストールしたりします。
- クライアントをネットワークに接続する。
クライアントを物理的にネットワークに接続します。
- NetInsight II -PDの不正接続の監視機能によって,クライアントが接続しているスイッチのポートが閉じられ,クライアントがネットワークから遮断される。
NetInsight II -PDの不正接続の監視機能によって,NetInsight II -PDの管理対象外のクライアントのネットワーク接続はすべて遮断されます。クライアントはNetInsight II -PDの不正ノード一覧に追加されます。
- クライアントの使用者がセキュリティ対策が完了したことを管理者に連絡して,ネットワークの接続許可を申請する。
クライアントの使用者は管理者にクライアントPCを特定するための情報(MACアドレス)を送付して,ネットワークの接続許可を申請します。
- 管理者はNetInsight II -PDを操作してクライアントを接続の許可一覧に登録する。
管理者がNetInsight II -PDのネットワーク監視画面で,クライアントのネットワーク接続の許可一覧(ツリー)に登録します。
- NetInsight II -PDの指示によって,クライアントが接続しているスイッチのポートが開かれ,クライアントがネットワークに接続される。
- クライアントの最新のインベントリ情報を基に,セキュリティポリシーによってクライアントの危険レベルが判定される。
- 管理者は,判定の結果をPC一覧画面で確認する。
管理者は,PC一覧画面で追加したクライアントの危険レベルを確認してください。
- 危険レベルが「安全」の場合
「ネットワーク接続」の[許可]ボタンをクリックしてください。
- 危険レベルが「危険」の場合
「ネットワーク接続」の[拒否]ボタンをクリックしてください。
- 注意
- 許可PC登録機能を使用してクライアントをネットワークに追加することはできません。