6.9 アクションポリシーの管理
アクションポリシーは,[アクションポリシー管理]ダイアログで管理します。
[アクションポリシー管理]ダイアログでは,アクションポリシーの新規作成,編集,削除,名前の変更,およびコピーができます。
[アクションポリシー管理]ダイアログは,ポリシー管理メイン画面で[ポリシー]-[アクションポリシーの管理]を選択すると表示されます。
[アクションポリシー管理]ダイアログを次の図に示します。
図6-19 [アクションポリシー管理]ダイアログ
![[図データ]](figure/zu064231.gif)
[アクションポリシー管理]ダイアログの表示項目および各ボタンについて説明します。
- アクションポリシー
- 作成済みのアクションポリシー情報(アクションポリシーID,アクションポリシー名,更新日時,および割り当て済み(割り当て済みのポリシーには「*」が表示される))が一覧で表示されます。
- システムがあらかじめ用意しているアクションポリシーとして,次の二つがあります。
-
項番 | アクションポリシー名 | アクションポリシーID | 内容 |
---|
1 | デフォルトポリシー | 00000000 | 各クライアントに,最初に割り当てられているポリシーです。 このポリシーを編集して使用することもできます。 |
2 | 初期ポリシー | 00000001 | デフォルトの設定を保持するためのアクションポリシーです。編集,削除,名前の変更はできません。デフォルトポリシーの内容を変更している場合には,このポリシーの内容をコピーすることでデフォルトの内容に戻すことができます。 |
-
- なお,一覧に表示されているアクションポリシーをダブルクリックすると,[編集]ボタンをクリックした場合と同様に,アクションポリシーの編集画面が表示されます。詳細については「6.9.2 アクションポリシーを編集する」を参照してください。
- [新規作成]ボタン
- [アクションポリシー新規作成]ダイアログが表示されます。アクションポリシーを新規に作成するときに使用します。詳細については「6.9.1 アクションポリシーを作成する」を参照してください。
- [編集]ボタン
- 一覧で選択したアクションポリシーの編集画面が表示されます。複数のアクションポリシー編集画面を表示させることもできます。ただし,一覧でアクションポリシーを複数選択している場合は,[編集]ボタンは非活性となります。詳細については「6.9.2 アクションポリシーを編集する」を参照してください。
- [削除]ボタン
- 一覧で選択したアクションポリシーが削除されます。アクションポリシーは複数選択できます。クライアントに割り当て済みのアクションポリシーを削除した場合,代わりにデフォルトポリシーが割り当てられます。詳細については「6.9.3 アクションポリシーを削除する」を参照してください。
- [名前の変更]ボタン
- [アクションポリシー名称変更]ダイアログが表示されます。一覧で選択したアクションポリシーの名称を変更するときに使用します。ただし,一覧でアクションポリシーを複数選択している場合は,[名前の変更]ボタンは非活性となります。詳細については「6.9.4 アクションポリシーの名前を変更する」を参照してください。
- [コピー]ボタン
- [アクションポリシーコピー]ダイアログが表示されます。あるアクションポリシーの設定内容を別のアクションポリシーに上書きする場合に使用します。
- 詳細については「6.9.5 アクションポリシーをコピーする」を参照してください。
選択するポリシーによって,できる操作が異なります。それぞれのポリシーでできる操作を次の表に示します。
表6-35 各ポリシーでできる操作
項番 | アクションポリシー名 | 編集 | 削除 | 名前の変更 | コピー |
---|
1 | デフォルトポリシー | ○ | × | × | ○ |
2 | 初期ポリシー | × | × | × | ○※ |
3 | 作成したアクションポリシー | ○ | ○ | ○ | ○ |
- (凡例)
- ○:操作できる
- ×:操作できない
- 注※
- コピー元として指定する場合だけ操作できます。コピー先には指定できません。
- <この節の構成>
- 6.9.1 アクションポリシーを作成する
- 6.9.2 アクションポリシーを編集する
- 6.9.3 アクションポリシーを削除する
- 6.9.4 アクションポリシーの名前を変更する
- 6.9.5 アクションポリシーをコピーする