判定項目「更新プログラム」の,必須更新プログラム(パッチ情報)にインポートする情報の定義ファイルです。このファイルに指定できる項目および設定値を,次の表に示します。
表16-11 必須更新プログラム定義ファイルの項目および設定値
項番 | 項目 | 設定値 | 必須/任意 |
---|---|---|---|
1 | パラメーター識別名 | NeedUpProgram | ○ |
2 | セキュリティ情報番号 | 先頭のMSを除いたセキュリティ情報番号を指定します。 | ○ |
3 | 文書番号 | 先頭のKBやQを除いた文書番号を指定します。 | ○ |
4 | 必須更新プログラム対象OS | 対象のOS種別を指定します。OS種別の設定値については,表16-3を参照してください。ただし,「Windows共通」および「Linux」は指定できません。 | ○ |
5 | 必須更新プログラム対象OSのサービスパック | 対象OSのサービスパックを指定します。サービスパックの設定値については,表16-4を参照してください。 なお,「必須更新プログラム対象OS」で,「OS共通」を指定した場合は,「指定なし」を指定してください。 | ○ |
6 | 必須更新プログラム対象製品コード | 製品コードを指定します。製品コードの設定値については,表16-6を参照してください。 | ○ |
7 | 必須更新プログラム対象製品バージョン | 製品バージョンを60バイト以内の文字列で指定します。 なお,「必須更新プログラム対象製品名」で「指定なし」を指定した場合は,何も指定しないでください。 | △ |
8 | 必須更新プログラム対象製品のサービスパック | 対象製品のサービスパックを指定します。サービスパックの設定値については,表16-4を参照してください。 なお,「必須更新プログラム対象製品名」で「指定なし」を指定した場合は,「指定なし」を指定してください。 | ○ |
9 | 危険レベル | 危険レベルを指定します。危険レベルの設定値については,表16-5を参照してください。 | ○ |
10 | 必須更新プログラム対象製品名 | 項番6で「99(その他の製品)」を指定した場合に,必須更新プログラム対象製品名を255バイト以内の文字列で指定します。 | △ |
11 | 比較条件 | 項番6で「99(その他の製品)」を指定した場合に,必須更新プログラム対象製品名の比較条件を指定します。 指定できる値は,「1(完全一致)」または「3(前方一致)」です。 | △ |
必須更新プログラム定義ファイルの作成例を次の図に示します。