cscjudge(危険レベルを判定する)

機能

指定したクライアントの危険レベルを判定します。

判定対象のクライアントを指定する方法には,次の三つがあります。

形式

cscjudge△{-f△資産番号ファイル名|-k△検索条件ファイル名|-all}[△-s]

コマンドを実行できるサーバ

JP1/NETM/CSC - Manager

実行権限

Administrator権限

格納先ディレクトリ

JP1/NETM/CSC - Managerのインストール先フォルダ¥bin

引数

-f△資産番号ファイル名

判定対象のクライアントの資産番号を記述した資産番号ファイル名を,フルパスで指定します。この引数を指定した場合,資産番号ファイル名に記述したクライアントだけを対象に危険レベルの判定が行われます。

資産番号ファイルは,管理サーバの任意の場所に,任意の名称で作成してください。

なお,資産番号ファイルの詳細については,「16.5 資産番号ファイル」を参照してください。

-k△検索条件ファイル名

判定対象のクライアントが属している部署名を記述した検索条件ファイル名を,フルパスで指定します。この引数を指定した場合,検索条件ファイルに記述した部署に属するすべてのクライアントを対象に危険レベルの判定が行われます。

検索条件ファイルは,管理サーバの任意の場所に,任意の名称で作成してください。

なお,検索条件ファイルの詳細については,「16.6 検索条件ファイル」を参照してください。

-all

JP1/NETM/CSC - Managerに登録されているすべてのクライアントの危険レベルを判定します。

-s

クライアントのインベントリ情報が,前回の危険レベルの判定時から更新されていない場合,危険レベルの判定およびアクションをスキップします。

省略した場合は,JP1/NETM/CSC - Managerのセットアップ画面の「資産情報未更新時の判定の実施」の設定に従います。

注意事項

出力メッセージ

表示されるメッセージについては,「17.3 JP1/NETM/CSCのメッセージ一覧」を参照してください。

戻り値

戻り値説明
0コマンドの処理が正常に終了しました。
1JP1/NETM/CSC - Managerと接続できませんでした。
3コマンド引数の指定に誤りがあります。
4指定されたファイルにアクセスできませんでした。
5コマンドの実行権限がありません。
6JP1/NETM/CSC - Managerのセットアップが実施されていません。
7資産番号ファイルの内容に誤りがあります。
8データベースアクセスエラーが発生しました。
9検索条件ファイルの内容に誤りがあります。
10検索条件ファイルに指定した条件に該当するクライアントがありませんでした。
11AIMがインストールされていません。
255上記以外のエラーが発生しました。