10.2.1 検索結果をCSV出力する

検索条件を指定して管理対象のクライアントを検索し,検索結果をCSV形式のファイルで表示したり,保存したりできます。

CSVファイルの出力は,PC検索画面から実行します。

検索条件を指定して,検索結果をCSV出力する手順を次に示します。

  1. AIMの初期画面の業務メニューから「クライアントセキュリティ管理」-「PC危険レベル管理」を選択する。
    PC検索画面が表示されます。

    図10-2 PC検索画面

    [図データ]

  2. 検索条件を指定する。
    各項目に,検索条件を指定します。項目の指定については,「8.2 クライアントを検索する」を参照してください。
  3. [CSV]ボタンをクリックする。
    [ファイルのダウンロード]ダイアログが表示されます。
    ファイルを保存する場合は,手順5へ進んでください。なお,IE5.5以前のバージョンを使用している場合,[ファイルのダウンロード]ダイアログの[開く]ボタンおよび[保存]ボタンは,ラジオボタンで表示されます。
  4. [開く]ボタンをクリックする。
    検索結果がCSV出力画面に表示されます。

    [図データ]

    CSV出力画面に表示される検索結果の内容を次の表に示します。

    表10-1 CSV出力画面に表示される検索結果の内容

    項番項目内容
    1資産番号PCの資産番号。
    2ホスト名識別用の名称。
    3IPアドレスIPアドレス。
    4ユーザ名使用者名。
    5部署使用者の所属部署。
    6PC危険レベル判定ポリシーで判定された最新のPCの危険レベル。「安全」「不明」「注意」「警告」「危険」「判定項目なし」「判定未実施」のどれかが表示されます。
    7PC危険レベル判定日時PCの危険レベルを判定した日時。
    YYYY/MM/DD△hh:mm:ssの形式で表示されます。
    8同一危険レベル連続回数危険レベルの判定時に,「安全」以外の同じ危険レベルが続いた回数。
    9同一危険レベル連続日数危険レベルの判定時に,「安全」以外の同じ危険レベルが続いた日数。
    10MACアドレスMACアドレス。
    11警告日時使用者に対する最新の警告日時。
    12ネットワーク接続状態PCのネットワーク接続状態。「拒否」「許可」「緊急拒否」または「-」が表示されます。
    「-」はネットワーク制御を実施していない状態を示します。
    13ネットワーク接続状態変更日時PCのネットワーク接続を許可,拒否,または緊急拒否した日時。
    14ユーザ定義アクション実施日時ユーザ定義アクションを実施した日時。
    15更新プログラムの危険レベル更新プログラムに関する危険レベル。
    16ウィルス対策製品の危険レベルウィルス対策製品に関する危険レベル。
    17不正ソフトウェアの危険レベル不正ソフトウェアに関する危険レベル。
    18必須ソフトウェアの危険レベル必須ソフトウェアに関する危険レベル。
    19PCセキュリティ設定の危険レベルPCセキュリティ設定に関する危険レベル。
    20ユーザ定義の危険レベルユーザ定義に関する危険レベル。
    21OS情報現在使用されているOSの名称。
    22設置場所設置場所。
    23セキュリティ管理PCをセキュリティ管理の対象とするかどうかの設定。「有効」または「無効」が表示されます。
    24評価点PCのセキュリティ対策状況を表す点数。
    25判定ポリシー名PCに割り当てられている判定ポリシーの名称。
    26判定ポリシー更新日時判定ポリシーの更新日時。
    27判定ポリシー割当て日時判定ポリシーを割り当てた日時。
    28アクションポリシー名PCに割り当てられているアクションポリシーの名称。
    29アクションポリシー更新日時アクションポリシーの更新日時。
    30アクションポリシー割当て日時アクションポリシーを割り当てた日時。
  5. 検索結果を保存する場合は,[ファイルのダウンロード]ダイアログの[保存]ボタンをクリックする。
    [名前を付けて保存]ダイアログが表示されます。
  6. [名前を付けて保存]ダイアログのファイル名に,任意のファイル名を入力して[保存]ボタンをクリックする。
    [名前を付けて保存]ダイアログのファイル名には,ファイル識別の文字列(英数字や記号)がデフォルトで設定されているので,任意のファイル名に変更してください。
    検索結果がCSV形式でファイルに保存されます。

 

参考
PC一覧情報の出力コマンド(cscexportpclist)を実行すると,指定した危険レベル判定日時に危険レベルの判定を実施したPCの資産情報および判定結果を,PC一覧情報として,CSV形式でファイルに出力します。管理者は,このPC一覧情報ファイルを使用して,PC危険レベルを管理できます。
なお,PC一覧情報の出力コマンド(cscexportpclist)については,「15. コマンド」の「cscexportpclist(PC一覧情報を出力する)」を参照してください。また,PC一覧情報ファイルについては,「16.10 PC一覧情報ファイル」を参照してください。