16.9.1 判定結果(簡易)ファイル

アクションポリシー編集(アクションの設定)画面の「ユーザ定義のアクション」で「判定結果をコマンドに渡す」をチェックした場合,「簡易」「詳細」のどちらを選択してもコマンドに渡されるファイルです。

このファイルには,JP1/NETM/CSCによって資産番号や危険レベル判定結果が設定されます。

<この項の構成>
(1) 書式
(2) 定義内容
(3) 指定例

(1) 書式

"資産番号","PCの判定結果","更新プログラム危険レベル","ウィルス対策製品危険レベル","不正ソフトウェア危険レベル","必須ソフトウェア危険レベル","ユーザ定義の判定危険レベル","PCセキュリティ設定危険レベル"↓
  :
  :
 
(凡例) ↓:改行コード

(2) 定義内容

定義内容を次の表に示します。

表16-25 判定結果(簡易)ファイルの内容

項番項目設定値
1資産番号危険レベル判定を実施した資産の資産番号が120バイト以内の文字列で設定されます。
2PCの判定結果危険レベルが次のコードで設定されます。
100:安全
200:注意
300:警告
400:危険
3更新プログラム危険レベル更新プログラムの危険レベルが次のコードで設定されます。
010:判定項目なし
100:安全
150:不明
200:注意
300:警告
400:危険
4ウィルス対策製品危険レベルウィルス対策製品の危険レベルが次のコードで設定されます。
010:判定項目なし
100:安全
150:不明
200:注意
300:警告
400:危険
5不正ソフトウェア危険レベル不正ソフトウェアの危険レベルが次のコードで設定されます。
010:判定項目なし
100:安全
150:不明
200:注意
300:警告
400:危険
6必須ソフトウェア危険レベル必須ソフトウェアの危険レベルが次のコードで設定されます。
010:判定項目なし
100:安全
150:不明
200:注意
300:警告
400:危険
7ユーザ定義の判定危険レベルユーザ定義の判定の危険レベルが次のコードで設定されます。
010:判定項目なし
100:安全
150:不明
200:注意
300:警告
400:危険
8PCセキュリティ設定危険レベルPCセキュリティ設定の判定の危険レベルが次のコードで設定されます。
010:判定項目なし
100:安全
150:不明
200:注意
300:警告
400:危険

(3) 指定例

"1000000001","400","100","150","200","400","300","100"↓
"1000000002","400","300","400","200","200","010","200"↓
"1000000003","300","300","200","150","200","100","300"↓