アクションポリシー編集(アクションの設定)画面の「ユーザ定義のアクション」で「判定結果をコマンドに渡す」をチェックした場合,「簡易」「詳細」のどちらを選択してもコマンドに渡されるファイルです。
このファイルには,JP1/NETM/CSCによって資産番号や危険レベル判定結果が設定されます。
(1) 書式
"資産番号","PCの判定結果","更新プログラム危険レベル","ウィルス対策製品危険レベル","不正ソフトウェア危険レベル","必須ソフトウェア危険レベル","ユーザ定義の判定危険レベル","PCセキュリティ設定危険レベル"↓
:
:
(凡例) ↓:改行コード
(2) 定義内容
定義内容を次の表に示します。
表16-25 判定結果(簡易)ファイルの内容
項番 | 項目 | 設定値 |
---|---|---|
1 | 資産番号 | 危険レベル判定を実施した資産の資産番号が120バイト以内の文字列で設定されます。 |
2 | PCの判定結果 | 危険レベルが次のコードで設定されます。 100:安全 200:注意 300:警告 400:危険 |
3 | 更新プログラム危険レベル | 更新プログラムの危険レベルが次のコードで設定されます。 010:判定項目なし 100:安全 150:不明 200:注意 300:警告 400:危険 |
4 | ウィルス対策製品危険レベル | ウィルス対策製品の危険レベルが次のコードで設定されます。 010:判定項目なし 100:安全 150:不明 200:注意 300:警告 400:危険 |
5 | 不正ソフトウェア危険レベル | 不正ソフトウェアの危険レベルが次のコードで設定されます。 010:判定項目なし 100:安全 150:不明 200:注意 300:警告 400:危険 |
6 | 必須ソフトウェア危険レベル | 必須ソフトウェアの危険レベルが次のコードで設定されます。 010:判定項目なし 100:安全 150:不明 200:注意 300:警告 400:危険 |
7 | ユーザ定義の判定危険レベル | ユーザ定義の判定の危険レベルが次のコードで設定されます。 010:判定項目なし 100:安全 150:不明 200:注意 300:警告 400:危険 |
8 | PCセキュリティ設定危険レベル | PCセキュリティ設定の判定の危険レベルが次のコードで設定されます。 010:判定項目なし 100:安全 150:不明 200:注意 300:警告 400:危険 |
(3) 指定例
"1000000001","400","100","150","200","400","300","100"↓
"1000000002","400","300","400","200","200","010","200"↓
"1000000003","300","300","200","150","200","100","300"↓