16.2.9 ユーザ定義ファイル

判定項目「ユーザ定義」の,判定するユーザ定義にインポートする情報の定義ファイルです。このファイルに指定できる項目および設定値を,次の表に示します。

表16-17 ユーザ定義ファイルの項目および設定値

項番項目設定値必須/任意
1パラメーター識別名UserDefJudge
2判定項目名ユーザ定義の判定項目名を255バイト以内の文字列で指定します。
3クラス判定で使用するAIMの資産管理データベースのクラスを指定します。クラスの設定値については,表16-7を参照してください。
4プロパティ判定で使用するプロパティの表示名を指定します。
プロパティの設定値については,表6-30を参照してください。
5比較条件比較条件を指定します。比較条件の設定値については,表16-8を参照してください。
6比較値
  • プロパティの属性が数値型の場合
    1~19桁までの正の数,または20桁までの負の数(先頭だけ「-」を入力できる)を入力します。
  • プロパティの属性が文字列型の場合
    プロパティのサイズ以内の任意の文字列(改行を除く)を入力します。
    プロパティのサイズについては,表6-30を参照してください。
  • プロパティの属性が日時型の場合
    次の項目を一つ以上,設定します。
    年:1~9999
    月:1~12
    日:1~31
    時:0~23
    分:0~59
    秒:0~59
7プロパティに値が設定されていなかったときの扱いプロパティに値が設定されていなかったときの扱いを指定します。設定値については,表16-9を参照してください。
8危険レベル危険レベルを指定します。危険レベルの設定値については,表16-5を参照してください。
(凡例)
○:必須(必ず指定します)

注※
クラス,プロパティ,比較条件,比較値,およびプロパティに値が設定されていなかったときの扱いを複数指定する場合は,指定する項目の数だけ設定します。形式を次に示します。

"""クラス名1"",""クラス名2"",""クラス名3"",・・・"
"""プロパティ名1"",""プロパティ名2"",""プロパティ名3"",・・・"
"""比較条件1"",""比較条件2"",""比較条件3"",・・・"
"""プロパティに値が設定されていなかったときの扱い1"",""プロパティに値が設定されていなかったときの扱い2"",""プロパティに値が設定されていなかったときの扱い3"",・・・"

各項目の順序は対応するように指定してください。

ユーザ定義ファイルの作成例を次の図に示します。

[図データ]