6.3 更新プログラムの判定ポリシーを編集する
判定ポリシー編集(更新プログラムの判定)画面では,クライアントに適用されていなければならないパッチやサービスパックの情報を設定し,それらの情報がクライアントに適用されていない場合の危険レベルを設定します。
なお,更新プログラムの判定をするには,クライアントにWindows版JP1/NETM/DM Clientのバージョン07-11以降が必要です。
判定ポリシー編集(更新プログラムの判定)画面は,判定ポリシー編集画面の判定項目ツリービューから「更新プログラム」を選択すると表示されます。
判定ポリシー編集(更新プログラムの判定)画面を次に示します。
図6-9 判定ポリシー編集(更新プログラムの判定)画面
![[図データ]](figure/zu060500.gif)
判定ポリシー編集(更新プログラムの判定)画面で設定する項目を次に示します。
- 判定対象とする
- 更新プログラムを判定ポリシーの対象にするかどうかを設定します。判定対象にする場合にはチェックボックスをオンにします。チェックボックスをオンにすると,画面の項目が活性化されます。デフォルトはオフです。
- 判定条件
- 判定条件をプルダウンメニューから選択します。選択できる項目は次に示すどちらかです。
- 最新の更新プログラム
MBSAまたはWUAを利用して,Microsoft社が提供する最新の更新プログラムがクライアントに適用されているかを判定する場合に選択します。
危険レベル
危険レベルをプルダウンメニューから選択します。選択できる項目は次に示すどれかです。
「危険」
「警告」
「注意」
特定の更新プログラムを除外する
特定の更新プログラムを判定から除外したい場合に,チェックボックスをオンにします。デフォルトはオフです。[定義]ボタンをクリックして表示される[除外する更新プログラム定義]ダイアログで,除外する更新プログラムを設定します。
- 更新プログラムを指定する
管理者が指定した更新プログラムが,クライアントに適用されているかを判定する場合に選択します。
必須更新プログラムの定義
[定義]ボタンをクリックして表示される[必須更新プログラム定義]ダイアログで,クライアントに適用されていなければならない更新プログラムを設定します。
-
- 参考
- 判定条件で「最新の更新プログラム」を選択した場合,MBSAまたはWUAを使用してクライアントに適用されていない更新プログラムの情報を調査します。その結果,一つでも適用されていない更新プログラムが存在した場合は,指定した危険レベルで判定されます。すべての更新プログラムを適用していなくても良い場合には,特定の更新プログラムを除外できます。
判定ポリシー編集(更新プログラムの判定)画面の画面遷移を,次の図に示します。
図6-10 判定ポリシー編集(更新プログラムの判定)画面の画面遷移
![[図データ]](figure/zu060600.gif)
次に,判定条件が「最新の更新プログラム」の場合と「更新プログラムを指定する」の場合に分けて手順を説明します。
- <この節の構成>
- 6.3.1 最新の更新プログラムで判定する
- 6.3.2 更新プログラムを指定して判定する
- 6.3.3 更新プログラムの判定ポリシーを自動で更新する