セキュリティ対策状況の推移(統計データ)を部署ごとに確認できます。例えば,セキュリティ対策状況の評価点および危険レベルが安全と判定されたクライアントの割合(対策率)の推移をグラフ表示したり,CSV形式のファイルに出力したりできます。
また,ユーザ定義の判定項目に対する対策率の推移も部署ごとに確認できます。例えば,省電力化への取り組みとして省電力対応のCPUを搭載しているクライアントの割合を時系列に把握できます。
統計データはセキュリティ対策上の問題が短期的な問題なのか,あるいは長期的な問題なのかを判断する資料として利用できます。また,管理者は判定項目ごとの対策率を確認することで,セキュリティ対策率の低い判定項目を把握し,問題のある部署に対して効果的に対応できます。
図1-6 統計データのグラフ表示およびCSV形式ファイルの出力