7.3.3 注意事項
更新されたインベントリ情報を自動的に通知する場合の注意事項を次に示します。
- ソフトウェア情報のうち,インストーラを使用しないでインストールした不正ソフトウェアや必須ソフトウェアは,自動通知の対象になりません。このため,インベントリ情報が自動的に収集されません。収集されるインベントリ情報に漏れが生じないようにするために,JP1/NETM/DMで「ソフトウェア情報の取得」ジョブの「すべてのソフトウェアを検索」や「ファイルを検索」を定期的に実行して,ソフトウェア情報を取得するようにしてください。
- インベントリ情報を自動的に通知する場合,ジョブの実行やポーリングによってJP1/NETM/DM Managerと接続するタイミングで情報を通知するので,不定期にサーバやネットワーク環境に負荷が掛かることがあります。サーバやネットワーク環境に負荷を掛けないで運用する必要がある環境では,自動的にインベントリ情報を通知する設定をオフにして,ジョブの実行からインベントリ情報を取得してください。
- UNIX版JP1/NETM/DM SubManagerを中継して,自動的にインベントリ情報を通知する場合は,UNIX版JP1/NETM/DM SubManagerのバージョンを07-00以降にしてください。バージョンが07-00より前のUNIX版JP1/NETM/DM SubManagerを中継してインベントリ情報をJP1/NETM/DM Managerへ通知する場合,UNIX版JP1/NETM/DM SubManagerに通知された不要なファイルがディスクに蓄積され,ディスク容量を圧迫するおそれがあります。