16.17 MACアドレスリストファイル

JP1/NETM/CSC - Agentの接続制御リストから資産情報を削除するコマンド(cscrdelete)で,一度に複数の資産情報を削除したい場合に使用するファイルです。このファイルには,JP1/NETM/CSC - Agentの接続制御リストから削除したいクライアントのMACアドレスを定義します。なお,ファイルの作成場所やファイル名は任意です。

<この節の構成>
(1) 書式
(2) 定義内容
(3) 指定例

(1) 書式

MACアドレス
MACアドレス
  :
  :
 
(凡例) ↓:改行コード

(2) 定義内容

定義内容を次の表に示します。

表16-49 MACアドレスリストファイルの定義内容

項番設定項目設定値
1MACアドレス接続制御リストから削除したいMACアドレスを1行に一つずつ記述します。
MACアドレスは,16進数12けたで指定します。
大文字・小文字は区別されません。
また,2けたごとに区切り文字を使用できます。区切り文字は,一つのMACアドレスに対して1種類だけ使用できます。
使用できる区切り文字を次に示します。
  • -(ハイフン)
  • :(コロン)
  • △(半角スペース)

記述する際の注意事項を次に示します。

(3) 指定例

区切り文字を使用しない場合

0000E2701622↓
0000E2701623↓
0000E2701624↓
0000E2701625↓

区切り文字として「-(ハイフン)」を使用した場合

00-00-E2-70-16-22↓
00-00-E2-70-16-23↓
00-00-E2-70-16-24↓
00-00-E2-70-16-25↓