管理・対策サーバ,治療サーバおよびクライアントの構築が完了したら,次の図に示す手順で運用開始までの環境構築をします。
図13-18 運用開始までの環境構築の流れ
(1) セキュリティポリシーを設定する
セキュリティポリシー管理画面で,判定ポリシーおよびアクションポリシーを設定します。セキュリティポリシーの設定については,「6. セキュリティポリシーの管理」を参照してください。
アクションポリシーのネットワーク接続の制御が有効になっていることを確認してください。
(2) すべてのクライアントの危険レベルを判定する
すべてのクライアントの危険レベルを判定します。クライアントセキュリティ管理画面のPC一覧画面ですべてのクライアントを選択して[判定]ボタンをクリックし,危険レベルを判定します。(1)のアクションポリシーの設定で,「ネットワーク接続を制御する」の「接続を拒否する」を選択した場合,該当する危険レベルのクライアントは,ネットワークから自動的に排除されます。
なお,クライアントの危険レベルを判定する操作については,「8.4 クライアントの危険レベルを判定する」を参照してください。