クライアントセキュリティ管理画面で統計データ機能を利用するには,危険レベル判定結果や評価点などのセキュリティ対策状況を統計データとして,資産管理データベースに定期的に蓄積する必要があります。
ユーザ定義の判定項目を統計データとして出力する場合は,統計データを蓄積する準備としてJP1/NETM/CSC - Managerのセットアップ画面で「ユーザ定義の判定」を「集計観点に含める」に設定してください。JP1/NETM/CSC - Managerのセットアップについては「5.4.3 JP1/NETM/CSC - Managerのセットアップ」を参照してください。
統計データを資産管理データベースに蓄積するには,次のコマンドを定期的に実行してください。
統計データ蓄積コマンドの詳細については,「15. コマンド」の「cscstorecount(セキュリティ対策状況を統計データとして蓄積する)」を参照してください。
なお,統計データ蓄積コマンドは目安として,1日1回実行することをお勧めします。毎日,統計データを蓄積することで,統計データの精度が高まります。また,管理者の作業の軽減およびコマンドの実行漏れを防ぐために,このコマンドをWindowsのタスクスケジューラに登録することをお勧めします。タスクスケジューラにコマンドを登録する方法については,「5.9 タスクスケジューラへのタスクの設定手順」を参照してください。