クライアントセキュリティ管理システムでは,定義ファイルのサンプルを提供しています。
サンプルの種類とインポート先または指定先を次の表に示します。
表A-4 サンプルの種類とインポート先または指定先
項番 | サンプルの種類 | ファイル名 | 判定項目または登録内容 | インポート先または指定先 |
---|---|---|---|---|
1 | 除外する更新プログラム定義ファイル | ExUpPgm_sample.csv | 更新プログラム | [除外する更新プログラム定義]ダイアログ |
2 | 必須更新プログラム定義ファイル | NeedUpPgm_sample.csv | 更新プログラム | [必須更新プログラム定義]ダイアログの「パッチ」タブ |
3 | 必須サービスパック定義ファイル | NeedUpSP_sample.csv | 更新プログラム | [必須更新プログラム定義]ダイアログの「サービスパック」タブ |
4 | ウィルス対策製品定義ファイル | VirusMeasure_sample.csv | ウィルス対策製品 | 判定ポリシー編集(ウィルス対策製品)画面 |
5 | 不正ソフトウェア定義ファイル | UnjustSoft_sample.csv | 不正ソフトウェア | 判定ポリシー編集(不正ソフトウェア)画面 |
6 | 必須ソフトウェア定義ファイル | NeedSoft_sample.csv | 必須ソフトウェア | 判定ポリシー編集(必須ソフトウェア)画面 |
7 | ユーザ定義ファイル | UserDefJudge_sample.csv | ユーザ定義 | 判定ポリシー編集(ユーザ定義)画面 |
8 | メールアドレス定義ファイル | MailAddress_sample.csv | 通知先のメールアドレス | [通知先の設定]ダイアログ |
9 | パッチ情報更新条件ファイル | cscpatchcond_sample.txt | 更新するパッチ情報の条件 | 更新プログラムの判定ポリシー更新コマンド(cscpatchupdate)の-fオプション |
10 | 除外ユーザ定義ファイル | cscm_excludeuser.conf_sample.txt | 除外対象とするユーザアカウント | なし |
サンプルファイルの格納先は次のとおりです。
JP1/NETM/CSC - Managerのインストール先フォルダ¥sample
(1) 除外する更新プログラム定義ファイルのサンプル
除外する更新プログラム定義ファイルのサンプルを次に示します。
項番 | 項目 | (a)の設定値 | (b)の設定値 |
---|---|---|---|
1 | パラメーター識別名 | ExpUpProgram | |
2 | セキュリティ情報番号 | MS01-001 | MS02-002 |
3 | 文書番号 | KB111111 | KB222222 |
なお,除外する更新プログラム定義ファイルについては,「16.2.3 除外する更新プログラム定義ファイル」を参照してください。
(2) 必須更新プログラム定義ファイルのサンプル
必須更新プログラム定義ファイルのサンプルを次に示します。
項番 | 項目 | (a)の設定値 | (b)の設定値 | (c)の設定値 | (d)の設定値 |
---|---|---|---|---|---|
1 | パラメーター識別名 | NeedUpProgram | |||
2 | セキュリティ情報番号 | MS01-001 | MS02-002 | MS03-003 | MS04-004 |
3 | 文書番号 | KB111111 | KB222222 | KB333333 | KB444444 |
4 | 必須更新プログラム対象OS | OS共通 | Windows Server 2003 (32bit) | Windows Server 2003, Enterprise Edition | Windows Server 2003, Enterprise Edition |
5 | 必須更新プログラム対象OSのサービスパック | 指定なし | Service Pack 1 | Service Pack 1 | Service Pack 1 |
6 | 必須更新プログラム対象製品名 | 指定なし | 指定なし | Microsoft Internet Explorer | その他の製品 |
7 | 必須更新プログラム対象製品バージョン | 指定なし | 指定なし | 6.0 | 1.0.0 |
8 | 必須更新プログラム対象製品のサービスパック | 指定なし | 指定なし | Service Pack 1 | 指定なし |
9 | 危険レベル | 注意 | 警告 | 危険 | 危険 |
10 | 必須更新プログラム対象製品名 | (該当なし) | (該当なし) | (該当なし) | SoftwareA |
11 | 比較条件 | (該当なし) | (該当なし) | (該当なし) | 完全一致 |
なお,必須更新プログラム定義ファイルについては,「16.2.4 必須更新プログラム定義ファイル」を参照してください。
(3) 必須サービスパック定義ファイルのサンプル
必須サービスパック定義ファイルのサンプルを次に示します。
項番 | 項目 | (a)の設定値 |
---|---|---|
1 | パラメーター識別名 | NeedUpServicePackOS |
2 | OS種別 | Windows Server 2003 |
3 | OSのサービスパック | Service Pack 1 |
4 | OSのサービスパックの条件 | 「OSのサービスパック」と一致するものだけを対象とする |
5 | 危険レベル | 警告 |
項番 | 項目 | (b)の設定値 |
---|---|---|
1 | パラメーター識別名 | NeedUpServicePackProduct |
2 | 製品名 | Microsoft Internet Explorer |
3 | 製品バージョン | 6.0 |
4 | 製品のサービスパック | Service Pack 1 |
5 | 製品のサービスパックの条件 | 「製品のサービスパック」以降を対象にする |
6 | OS種別 | OS共通 |
7 | OSのサービスパック | 指定なし |
8 | 危険レベル | 警告 |
なお,必須サービスパック定義ファイルについては,「16.2.5 必須サービスパック定義ファイル」を参照してください。
(4) ウィルス対策製品定義ファイルのサンプル
ウィルス対策製品定義ファイルのサンプルを次に示します。
項番 | 項目 | (a)の設定値 | (b)の設定値 |
---|---|---|---|
1 | パラメーター識別名 | VirusProduct | |
2 | ウィルス対策製品名 | Virus Software1 | Virus Software2 |
3 | 製品バージョン | 指定なし | 9.0.3.1000 |
4 | エンジンバージョン | 指定なし | 61.2.1.10 |
5 | ウィルス定義ファイルバージョン | 指定なし | 20060918.018 |
6 | ウィルス対策製品が非常駐のPCを危険PCと判定する | 常駐か非常駐かを判定しない | 常駐か非常駐かを判定する |
7 | 危険レベル | 危険 | 危険 |
なお,ウィルス対策製品定義ファイルについては,「16.2.6 ウィルス対策製品定義ファイル」を参照してください。
(5) 不正ソフトウェア定義ファイルのサンプル
不正ソフトウェア定義ファイルのサンプルを次に示します。
項番 | 項目 | (a)の設定値 | (b)の設定値 |
---|---|---|---|
1 | パラメーター識別名 | UnjustSoftware | |
2 | ソフトウェア名 | Software | SoftwareA |
3 | バージョン | 指定なし | 2.0.0 |
4 | OS種別 | OS共通 | OS共通 |
5 | 危険レベル | 注意 | 危険 |
6 | 比較条件 | 部分一致※ | 完全一致 |
なお,不正ソフトウェア定義ファイルについては,「16.2.7 不正ソフトウェア定義ファイル」を参照してください。
(6) 必須ソフトウェア定義ファイルのサンプル
必須ソフトウェア定義ファイルのサンプルを次に示します。
項番 | 項目 | (a)の設定値 | (b)の設定値 | |
---|---|---|---|---|
1 | パラメーター識別名 | NeedSoftware | ||
2 | ソフトウェア名 | SoftwareA | SoftwareA | SoftwareB |
3 | バージョン | 指定なし | 0670 | 0700 |
4 | OS種別 | OS共通 | OS共通 | |
5 | 危険レベル | 注意 | 注意 | |
6 | グループ名 | SoftwareA | Software |
なお,必須ソフトウェア定義ファイルについては,「16.2.8 必須ソフトウェア定義ファイル」を参照してください。
(7) ユーザ定義ファイルのサンプル
ユーザ定義ファイルのサンプルを次に示します。
サンプルには,次に示す内容が設定されています。
項番 | 項目 | 設定値 | |
---|---|---|---|
1 | パラメーター識別名 | UserDefJudge | |
2 | 判定項目名 | 省電力対応CPU | |
3 | クラス | ハードウェア資産情報 | ハードウェア資産情報 |
4 | プロパティ | CPU | CPU |
5 | 比較条件 | 不一致 | 不一致 |
6 | 比較値 | 28694 | 28695 |
7 | プロパティに値が設定されていなかったときの扱い | 危険レベルを不明とする | 危険レベルを不明とする |
8 | 危険レベル | 注意 |
なお,ユーザ定義ファイルについては,「16.2.9 ユーザ定義ファイル」を参照してください。
(8) メールアドレス定義ファイルのサンプル
メールアドレス定義ファイルのサンプルを次に示します。
各サンプルには,次に示す内容が設定されています。
項番 | 項目 | 設定値 |
---|---|---|
1 | メールアドレス | manager-a@company.jp manager-b@company.jp |
なお,メールアドレス定義ファイルについては,「16.3 メールアドレス定義ファイル」を参照してください。
(9) パッチ情報更新条件ファイルのサンプル
パッチ情報更新条件ファイルのサンプルを次に示します。
各サンプルには次に示す内容が設定されています。
項番 | 項目 | 設定値 |
---|---|---|
1 | リリース日(開始) | 2007/03/01 |
2 | リリース日(終了) | 指定なし※ |
3 | リリース期間 | 0 |
4 | 製品種別 | すべて(OSおよび製品) |
5 | クラス | すべて |
6 | 対象OS | すべて |
7 | セキュリティ深刻度 | すべて |
8 | 更新条件 | 追加されたパッチだけ |
9 | パッチ情報ファイルバージョン処理区別 | 処理しない |
10 | 更新猶予日数 | 0 |
11 | 危険レベル設定(緊急) | 危険 |
12 | 危険レベル設定(重要) | 危険 |
13 | 危険レベル設定(警告) | 警告 |
14 | 危険レベル設定(注意) | 注意 |
15 | 危険レベル設定(指定なし) | 注意 |
なお,パッチ情報更新条件ファイルについては,「16.11 パッチ情報更新条件ファイル」を参照してください。
(10) 除外ユーザ定義ファイルのサンプル
除外ユーザ定義ファイルのサンプルを次に示します。
各サンプルには,次に示す内容が設定されています。
項番 | 項目 | 設定値 |
---|---|---|
1 | ユーザアカウント名 | user1 user2 |
なお,除外ユーザ定義ファイルについては,「16.19 除外ユーザ定義ファイル」を参照してください。