16.2.5 必須サービスパック定義ファイル

判定項目「更新プログラム」の,必須更新プログラム(サービスパック情報)にインポートする情報の定義ファイルです。このファイルに指定できる項目および設定値を,次の表に示します。

<この項の構成>
(1) 製品のサービスパック
(2) OSのサービスパック

(1) 製品のサービスパック

必須サービスパック定義ファイルに定義する製品のサービスパックの項目および設定値を次の表に示します。

表16-12 製品のサービスパックの項目および設定値

項番項目設定値必須/任意
1パラメーター識別名NeedUpServicePackProduct
2製品名製品名を指定します。製品名の設定値については,表16-6を参照してください。
3製品バージョン製品のバージョンを60バイト以内の文字列で指定します。
4製品のサービスパック製品のサービスパックを指定します。サービスパックの設定値については,表16-4を参照してください。ただし,「指定なし」は指定できません。
5製品のサービスパックの条件「製品のサービスパック」と一致するものだけを対象にする場合は「0」を指定します。
「製品のサービスパック」以降を対象にする場合は「1」を指定します。
6OS種別対象のOS種別を指定します。OS種別の設定値については,表16-3を参照してください。ただし,「Windows共通」および「Linux」は指定できません。
7OSのサービスパックOSのサービスパックを指定します。サービスパックの設定値については,表16-4を参照してください。
なお,「OS種別」で「OS共通」を指定した場合は,「指定なし」を指定してください。
8危険レベル危険レベルを指定します。危険レベルの設定値については,表16-5を参照してください。
(凡例)
○:必須(必ず指定します)
△:任意(省略できます)

(2) OSのサービスパック

必須サービスパック定義ファイルに定義するOSのサービスパックの項目および設定値を次の表に示します。

表16-13 OSのサービスパックの項目および設定値

項番項目設定値必須/任意
1パラメーター識別名NeedUpServicePackOS
2OS種別対象のOS種別を指定します。OS種別の設定値については,表16-3を参照してください。ただし,「OS共通」,「Windows共通」および「Linux」は指定できません。
3OSのサービスパックOSのサービスパックを指定します。サービスパックの設定値については,表16-4を参照してください。
ただし,「指定なし」は指定できません。
4OSのサービスパックの条件「OSのサービスパック」と一致するものだけを対象にする場合は「0」を指定します。
「OSのサービスパック」以降を対象にする場合は「1」を指定します。
5危険レベル危険レベルを指定します。危険レベルの設定値については,表16-5を参照してください。
(凡例)
○:必須(必ず指定します)

必須サービスパック定義ファイルの作成例を次の図に示します。

[図データ]