付録E.1 JP1/NETM/CSC - Managerのディスク占有量

JP1/NETM/CSC - Managerで使用するファイルとデータベースのディスク占有量について説明します。

<この項の構成>
(1) ファイルのディスク占有量
(2) データベースのディスク占有量

(1) ファイルのディスク占有量

ファイルごとのディスク占有量を次の表に示します。

表E-1 ファイルごとのディスク占有量

項番種別判定ポリシーの種類ディスク占有量の見積もり式(単位:メガバイト)
1固定部分ファイル235※1
2ログファイル(a×b÷1,024)×2※2
3判定履歴更新プログラム
「最新の更新プログラム」を指定した場合
(200 + 82×e)×c×d÷(1,024×1,024)
4更新プログラム
「更新プログラムを指定する」を指定した場合
((200 + 280×f)×c×d + (200 + 280×g)×c×d)÷(1,024×1,024)
5ウィルス対策製品(36 + 1,170×h + 1,160×i)×c×d÷(1,024×1,024)
6不正ソフトウェア(38 + 450×j)×c×d÷(1,024×1,024)
7必須ソフトウェア(38 + 707×k)×c×d÷(1,024×1,024)
8ユーザ定義(50 + 320×l + 1,436×m)×c×d÷(1,024×1,024)
9PCセキュリティ設定6,144×t×c×d÷(1,024×1,024)
10判定ポリシーファイル(12,428 + 544×(e + g) + 296×f + 1,552×h + 592×j + 940×k + 55×l + 1,020×m)×n÷(1,024×1,024)
11アクションポリシーファイル(307,200 + 360×o)×p÷(1,024×1,024)
12製品名定義ファイル256×r÷(1,024×1,024)
13ユーザ定義のアクション「資産情報をコマンドに渡す」をチェックした場合※3の一時ファイル2,500×c÷(1,024×1,024)
14「判定結果をコマンドに渡す」をチェックし,「簡易」または「詳細」を選択した場合※3の一時ファイル160×c÷(1,024×1,024)
15「判定結果をコマンドに渡す」をチェックし,「詳細」を選択した場合※3の更新プログラムの一時ファイル(272×g + 150×q + 270×f)×c÷(1,024×1,024)
16「判定結果をコマンドに渡す」をチェックし,「詳細」を選択した場合※3のウィルス対策製品の一時ファイル142×c÷(1,024×1,024)
17「判定結果をコマンドに渡す」をチェックし,「詳細」を選択した場合※3の不正ソフトウェアの一時ファイル770×j×c÷(1,024×1,024)
18「判定結果をコマンドに渡す」をチェックし,「詳細」を選択した場合※3の必須ソフトウェアの一時ファイル1,280×k×c÷(1,024×1,024)
19「判定結果をコマンドに渡す」をチェックし,「詳細」を選択した場合※3のユーザ定義の一時ファイル642×l×c÷(1,024×1,024)
20アクションポリシー編集画面でHTMLのメッセージをプレビューした場合の一時ファイル33,000×s÷(1,024×1,024)
21監査ログファイル17
(凡例)
a:ログファイル数(デフォルト値は10)
b:ログファイルサイズ(単位:キロバイト。デフォルト値は1,024キロバイト)
c:資産数
d:履歴保存世代数(デフォルト値は20)
e:判定ポリシーに定義した除外パッチ数
f:判定ポリシーに定義したサービスパック数
g:判定ポリシーに定義したパッチ数
h:資産にインストールされているウィルス対策製品数
i:判定ポリシーに定義したウィルス対策製品数
j:判定ポリシーに定義した不正ソフトウェア数
k:判定ポリシーに定義した必須ソフトウェア数
l:判定ポリシーに定義したユーザ定義の判定項目数
m:判定ポリシーに定義したユーザ定義の判定条件数
n:判定ポリシー数
o:アクションポリシーに定義したメールアドレス数
p:アクションポリシー数
q:判定ポリシーに定義したOSのサービスパック数
r:製品名定義数(デフォルトは空ファイル)
s:アクションポリシー編集画面の起動数
t:判定ポリシーに定義したPCセキュリティ設定の判定項目数
注※1
11(インストールに必要なサイズ)+ 224(製品内部トレース)
注※2
aおよびbについては,JP1/NETM/CSC - Managerのセットアップ画面で値を変更できます。JP1/NETM/CSC - Managerのセットアップ画面については,「5.4.3 JP1/NETM/CSC - Managerのセットアップ」を参照してください。
注※3
アクションポリシー編集(アクションの設定)画面の「ユーザ定義のアクション」で設定する項目です。アクションポリシー編集(アクションの設定)画面については,「6.10 危険レベルごとのアクションを設定する」を参照してください。

(2) データベースのディスク占有量

データベースのディスク占有量の見積もり式を次に示します。単位はメガバイトです。

((188 + 24,280×c + (2,996×d)×c + 194×(6 + n + p))×1.5 + 4,060×(u + 1)×v)÷(1,024×1,024) + 50

(凡例)
c:資産数
d:履歴保存世代数(デフォルト値は20)
n:判定ポリシー数
p:アクションポリシー数
u:AIMに登録されている部署数
v:統計データ蓄積コマンド(cscstorecountコマンド)を実行した日数

なお,見積もり式は,データベースのブロックサイズおよびインデックス領域を考慮して1.5倍しています。