6.2 判定ポリシーの管理
判定ポリシーは,[判定ポリシー管理]ダイアログで管理します。
[判定ポリシー管理]ダイアログでは,判定ポリシーの新規作成,編集,削除,名前の変更,およびコピーができます。
[判定ポリシー管理]ダイアログは,ポリシー管理メイン画面で[ポリシー]-[判定ポリシーの管理]を選択すると表示されます。
[判定ポリシー管理]ダイアログを次の図に示します。
図6-3 [判定ポリシー管理]ダイアログ
![[図データ]](figure/zu060210.gif)
[判定ポリシー管理]ダイアログの表示項目および各ボタンについて説明します。
- 判定ポリシー
- 作成済みの判定ポリシー情報(判定ポリシーID,判定ポリシー名,更新日時,および割り当て済み(割り当て済みのポリシーには「*」が表示される))が一覧で表示されます。
- システムがあらかじめ用意している判定ポリシーとして,次の二つがあります。
-
項番 | 判定ポリシー名 | 判定ポリシーID | 内容 |
---|
1 | デフォルトポリシー | 00000000 | 各クライアントに,最初に割り当てられているポリシーです。 このポリシーを編集して使用することもできます。 |
2 | 初期ポリシー | 00000001 | デフォルトの設定を保持するための判定ポリシーです。編集,削除,名前の変更はできません。デフォルトポリシーの内容を変更している場合には,このポリシーの内容をコピーすることでデフォルトの内容に戻すことができます。 |
-
- なお,一覧に表示されている判定ポリシーをダブルクリックすると,[編集]ボタンをクリックした場合と同様に,判定ポリシーの編集画面が表示されます。詳細については「6.2.2 判定ポリシーを編集する」を参照してください。
- [新規作成]ボタン
- [判定ポリシー新規作成]ダイアログが表示されます。判定ポリシーを新規に作成するときに使用します。詳細については「6.2.1 判定ポリシーを作成する」を参照してください。
- [編集]ボタン
- 一覧で選択した判定ポリシーの編集画面が表示されます。複数の判定ポリシー編集画面を表示させることもできます。ただし,一覧で判定ポリシーを複数選択している場合は,[編集]ボタンは非活性となります。詳細については「6.2.2 判定ポリシーを編集する」を参照してください。
- [削除]ボタン
- 一覧で選択した判定ポリシーが削除されます。判定ポリシーは複数選択できます。クライアントに割り当て済みの判定ポリシーを削除した場合,代わりにデフォルトポリシーが割り当てられます。詳細については「6.2.3 判定ポリシーを削除する」を参照してください。
- [名前の変更]ボタン
- [判定ポリシー名称変更]ダイアログが表示されます。一覧で選択した判定ポリシーの名称を変更するときに使用します。ただし,一覧で判定ポリシーを複数選択している場合は,[名前の変更]ボタンは非活性となります。詳細については「6.2.4 判定ポリシーの名前を変更する」を参照してください。
- [コピー]ボタン
- [判定ポリシーコピー]ダイアログが表示されます。ある判定ポリシーの設定内容を別の判定ポリシーに上書きする場合に使用します。詳細については「6.2.5 判定ポリシーをコピーする」を参照してください。
選択するポリシーによって,できる操作が異なります。それぞれのポリシーでできる操作を次の表に示します。
表6-2 各ポリシーでできる操作
項番 | 判定ポリシー名 | 編集 | 削除 | 名前の変更 | コピー |
---|
1 | デフォルトポリシー | ○ | × | × | ○ |
2 | 初期ポリシー | × | × | × | ○※ |
3 | 作成した判定ポリシー | ○ | ○ | ○ | ○ |
- (凡例)
- ○:操作できる
- ×:操作できない
- 注※
- コピー元として指定する場合だけ操作できます。コピー先には指定できません。
- <この節の構成>
- 6.2.1 判定ポリシーを作成する
- 6.2.2 判定ポリシーを編集する
- 6.2.3 判定ポリシーを削除する
- 6.2.4 判定ポリシーの名前を変更する
- 6.2.5 判定ポリシーをコピーする