7.3.1 設定方法
インベントリ情報が更新された場合に,クライアントがJP1/NETM/DM Managerと接続するタイミングで,セキュリティポリシーによって自動的に危険レベルを判定させるためには,次に示す設定をすべて実行してください。
- JP1/NETM/DMの設定
- JP1/NETM/DM Managerの設定
JP1/NETM/DM Managerのセットアップ時に,AIMへ自動的にインベントリ情報を通知する設定をします。AIMへ自動的にインベントリ情報を通知する設定については,「5.2.2(2) 自動的にAIMへインベントリ情報を通知するためのセットアップ」を参照してください。
また,JP1/NETM/DMのAsset Information Manager Limitedコンポーネントを使用している場合は,Asset Information Manager Limitedのサーバのセットアップで,自動的にJP1/NETM/DM Managerからインベントリ情報を取得する設定をします。自動的にJP1/NETM/DM Managerからインベントリ情報を取得する設定については,「5.2.2(5)(b) 自動的にJP1/NETM/DM Managerからインベントリ情報を取得するためのセットアップ」を参照してください。
- Windows版JP1/NETM/DM Client,Windows版JP1/NETM/DM Client - BaseまたはLinux版JP1/NETM/DM Clientの設定
Windows版JP1/NETM/DM Client,Windows版JP1/NETM/DM Client - BaseまたはLinux版JP1/NETM/DM Clientのセットアップ時に,更新されたインベントリ情報を自動的に上位システムへ通知する設定をします。
更新されたインベントリ情報を,自動的に上位システムに通知する設定については,「5.6 JP1/NETM/DM Clientのインストールとセットアップ」を参照してください。
更新されたインベントリ情報の自動通知機能の詳細については,マニュアル「JP1/NETM/DM 運用ガイド1(Windows(R)用)」またはマニュアル「JP1/NETM/DM Client(UNIX(R)用)」を参照してください。
- AIMの設定
インベントリ情報を自動的に取得するには,サービス「Asset Information Synchronous Service」を開始してください。サービスの開始の詳細については,マニュアル「JP1/NETM/Asset Information Manager 設計・構築ガイド」を参照してください。
- 注意
- サービス「Asset Information Synchronous Service」を開始する場合は,次に示す順でサービスを開始してください。
- サービス「JP1/NETM/Client Security Control - Manager」
- サービス「Asset Information Synchronous Service」
また,JP1/NETM/AIMのセットアップで,自動的にJP1/NETM/DM Managerからインベントリ情報を取得する設定してください。自動的にJP1/NETM/DM Managerからインベントリ情報を取得する設定については,「5.3.2(2) 自動的にJP1/NETM/DM Managerからインベントリ情報を取得するためのセットアップ」を参照してください。
- JP1/NETM/CSC - Managerの設定
インベントリ情報の更新時に,セキュリティポリシーで自動的にクライアントの危険レベルを判定する場合は,JP1/NETM/CSC - Managerのセットアップ画面の「基本設定」タブで,次の設定が必要です。
- 「危険レベルの判定情報」-「資産情報追加時」を「判定する」に設定
- 「危険レベルの判定情報」-「資産情報更新時」を「判定する」に設定
JP1/NETM/CSC - Managerのセットアップの詳細については,「5.4.3 JP1/NETM/CSC - Managerのセットアップ」を参照してください。