JP1/NETM/Client Security Control

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6.9 アクションポリシーの管理

アクションポリシーは,[アクションポリシー管理]ダイアログで管理します。

[アクションポリシー管理]ダイアログでは,アクションポリシーの新規作成,編集,削除,名前の変更,およびコピーができます。

[アクションポリシー管理]ダイアログは,ポリシー管理メイン画面で[ポリシー]−[アクションポリシーの管理]を選択すると表示されます。

[アクションポリシー管理]ダイアログを次の図に示します。

図6-19 [アクションポリシー管理]ダイアログ

[図データ]

[アクションポリシー管理]ダイアログの表示項目および各ボタンについて説明します。

アクションポリシー
作成済みのアクションポリシー情報(アクションポリシーID,アクションポリシー名,更新日時,および割り当て済み(割り当て済みのポリシーには「*」が表示される))が一覧で表示されます。
システムがあらかじめ用意しているアクションポリシーとして,次の二つがあります。
 
項番 アクションポリシー名 アクションポリシーID 内容
1 デフォルトポリシー 00000000 各クライアントに,最初に割り当てられているポリシーです。
このポリシーを編集して使用することもできます。
2 初期ポリシー 00000001 デフォルトの設定を保持するためのアクションポリシーです。編集,削除,名前の変更はできません。デフォルトポリシーの内容を変更している場合には,このポリシーの内容をコピーすることでデフォルトの内容に戻すことができます。
 
なお,一覧に表示されているアクションポリシーをダブルクリックすると,[編集]ボタンをクリックした場合と同様に,アクションポリシーの編集画面が表示されます。詳細については「6.9.2 アクションポリシーを編集する」を参照してください。

[新規作成]ボタン
[アクションポリシー新規作成]ダイアログが表示されます。アクションポリシーを新規に作成するときに使用します。詳細については「6.9.1 アクションポリシーを作成する」を参照してください。

[編集]ボタン
一覧で選択したアクションポリシーの編集画面が表示されます。複数のアクションポリシー編集画面を表示させることもできます。ただし,一覧でアクションポリシーを複数選択している場合は,[編集]ボタンは非活性となります。詳細については「6.9.2 アクションポリシーを編集する」を参照してください。

[削除]ボタン
一覧で選択したアクションポリシーが削除されます。アクションポリシーは複数選択できます。クライアントに割り当て済みのアクションポリシーを削除した場合,代わりにデフォルトポリシーが割り当てられます。詳細については「6.9.3 アクションポリシーを削除する」を参照してください。

[名前の変更]ボタン
[アクションポリシー名称変更]ダイアログが表示されます。一覧で選択したアクションポリシーの名称を変更するときに使用します。ただし,一覧でアクションポリシーを複数選択している場合は,[名前の変更]ボタンは非活性となります。詳細については「6.9.4 アクションポリシーの名前を変更する」を参照してください。

[コピー]ボタン
[アクションポリシーコピー]ダイアログが表示されます。あるアクションポリシーの設定内容を別のアクションポリシーに上書きする場合に使用します。
詳細については「6.9.5 アクションポリシーをコピーする」を参照してください。

選択するポリシーによって,できる操作が異なります。それぞれのポリシーでできる操作を次の表に示します。

表6-35 各ポリシーでできる操作

項番 アクションポリシー名 編集 削除 名前の変更 コピー
1 デフォルトポリシー × ×
2 初期ポリシー × × ×
3 作成したアクションポリシー

(凡例)
○:操作できる
×:操作できない

注※
コピー元として指定する場合だけ操作できます。コピー先には指定できません。

<この節の構成>
6.9.1 アクションポリシーを作成する
6.9.2 アクションポリシーを編集する
6.9.3 アクションポリシーを削除する
6.9.4 アクションポリシーの名前を変更する
6.9.5 アクションポリシーをコピーする

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