JP1/NETM/Client Security Control

[目次][用語][索引][前へ][次へ]


5.9 タスクスケジューラへのタスクの設定手順

定期的に危険レベルを判定する場合やセキュリティポリシーをクライアントに割り当てる場合は,Windowsのタスクスケジューラに次のコマンドをタスクとして設定します。

Windowsのタスクスケジューラにコマンドを設定する手順を次に示します。

  1. Windowsのコントロールパネルで,[タスク]−[スケジュールされたタスクの追加]を起動する。
    タスクウィザードの画面が表示されます。
  2. [次へ]ボタンをクリックする。
    [タスクウィザード]ダイアログが表示されます。
  3. [参照]ボタンをクリックし,次のプログラムを選択します。

    定期的に危険レベルを判定する場合:
    JP1/NETM/CSC - Managerインストール先フォルダ\bin\cscjudge.exe

    定期的にセキュリティポリシーをクライアントに割り当てる場合:
    JP1/NETM/CSC - Managerインストール先フォルダ\bin\cscassign.exe

    定期的にセキュリティ対策状況を統計データとして蓄積する場合:
    JP1/NETM/CSC - Managerインストール先フォルダ\bin\cscstorecount.exe

    定期的に更新プログラムの判定ポリシーを更新する場合:
    JP1/NETM/CSC - Managerインストール先フォルダ\bin\cscpatchupdate.exe
  4. プログラムを選択したあと,[開く]ボタンをクリックする。
    タスクの名前の入力とタスクの実行単位を選択するダイアログが表示されます。
  5. 任意のタスク名を入力し,タスクの実行単位を選択する。
  6. [次へ]ボタンをクリックする。
    タスクのスケジュール情報を入力するダイアログが表示されます。
  7. タスクのスケジュール情報を入力する。
    タスクの開始時刻や実行間隔,開始日を入力します。
  8. [次へ]ボタンをクリックする。
    ユーザー名を入力するダイアログが表示されます。
  9. ユーザー名を入力する。
    Administrator権限を持つユーザー名とパスワードを入力します。
  10. [次へ]ボタンをクリックする。
    スケジュールされたタスクの確認ダイアログが表示されます。
  11. [完了]をクリックしたときに「詳細プロパティを開く」チェックボックスをオンにする。
  12. [完了]ボタンをクリックする。
    次に示す画面が表示されます。

    図5-14 実行するファイル名(危険レベル判定コマンド(cscjudgeコマンド)の例)

    [図データ]

  13. 実行するファイル名にコマンドの引数を指定する。

    定期的に危険レベルを判定する場合:
    cscjudgeコマンドの詳細については,「15. コマンド」の「cscjudge(危険レベルを判定する)」を参照してください。

    定期的にセキュリティポリシーをクライアントに割り当てる場合:
    cscassignコマンドの詳細については,「15. コマンド」の「cscassign(セキュリティポリシーをクライアントに割り当てる)」を参照してください。

    定期的にセキュリティ対策状況を統計データとして蓄積する場合:
    cscstorecountコマンドの詳細については,「15. コマンド」の「cscstorecount(セキュリティ対策状況を統計データとして蓄積する)」を参照してください。

    定期的に更新プログラムの判定ポリシーを更新する場合:
    cscpatchupdateコマンドの詳細については,「15. コマンド」の「cscpatchupdate(更新プログラムの判定ポリシーのパッチ情報を更新する)」を参照してください。
  14. [OK]ボタンをクリックする。
    アカウント情報の設定ダイアログが表示されます。実行するアカウント名を確認してパスワードを入力します。
  15. [OK]ボタンをクリックする。
    タスクの設定作業を完了します。

[目次][前へ][次へ]


[他社商品名称に関する表示]

All Rights Reserved. Copyright (C) 2009, 2011, Hitachi, Ltd.
(C) 1998-2004 Trend Micro Incorporated. All rights reserved.