JP1/ITRMでは,セットアップ終了後に,ITリソース管理サーバの起動時にサービスが自動で起動されるように設定されます。したがって,ITリソース管理サーバの起動後は特に必要な操作はありません。
JP1/ITRMのサービスを手動で起動する場合の手順を次に示します。
なお,サービスの起動は,jirmcontrolserviceコマンドで実行することもできます。jirmcontrolserviceコマンドについては,マニュアル「JP1/IT Resource Management - Manager リファレンス」を参照してください。
クラスタ運用時のJP1/ITRMの起動
クラスタシステムで論理ホストのJP1/ITRMを運用する場合,JP1/ITRMの起動はクラスタソフトが制御します。クラスタ運用時にJP1/ITRMのサービスを手動で起動する場合の手順を次に示します。
コマンドを実行するなど手動で起動した場合は,クラスタソフトの管理するJP1/ITRMの動作状態と実際の動作状態が異なってしまい,障害と判定されることがあります。
クラスタ運用の詳細については,マニュアル「JP1/IT Resource Management - Manager 設計・構築ガイド」のクラスタシステムについての説明を参照してください。