JP1/IT Resource Management - Manager 運用ガイド
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JP1/ITRMのホスト名を変更する手順を次に示します。なお,ホスト名の変更は,JP1/ITRMの運用を停止した状態で実施してください。
- 次に示す順序でサービスを停止する。
- JP1/ITRM Web Service
- JP1/ITRM Service
JP1/ITRM DB Serviceは起動したままにしてください。
- スタートメニューの[すべてのプログラム]−[JP1_IT Resource Management - Manager]−[JP1_ITRM コマンドプロンプト]を選択する。
- jirmbackupコマンドを実行して,データのバックアップを取得する。
- 次に示すサービスで,スタートアップの種類が「自動」になっているサービスを「手動」に変更する。
- JP1/ITRM Service
- JP1/ITRM DB Service
- JP1/ITRM Web Service
ホスト名を変更後に元に戻す必要があるため,変更するサービスのスタートアップの種類を控えておいてください。
- 次のサービスを停止する。
- スタートメニューの[すべてのプログラム]−[JP1_IT Resource Management - Manager]−[JP1_ITRM コマンドプロンプト]を選択する。
- jirmunsetupコマンドを実行して,セットアップ済みのデータベースをアンセットアップする。
- ホスト名を変更する。
- Windows Server 2008 R2をリブートする。
- スタートメニューの[すべてのプログラム]−[JP1_IT Resource Management - Manager]−[JP1_ITRM コマンドプロンプト]を選択する。
- jirmsetupコマンドを実行して,データベースを再セットアップする。
再セットアップ時には,次のことに注意してください。
- バックアップを取得したデータベースと同じデータベースサイズを指定する。
- メール通知の設定をしているときは,指定するメール送信元識別名を変更後のホスト名に変更する。
- jirmrestoreコマンドを実行して,バックアップで取得したJP1/ITRMの使用ポート番号の情報,データベース情報,および定義ファイルをリストアする。
- ユーザー設定プロパティファイル(jp1itrm.properties)のキーCO.IDNameに変更後のホスト名を指定する。
- 手順1と逆の順序でサービスを起動する。
- スタートアップの種類を「手動」に変更したサービスを,「自動」に戻す。
クラスタ環境の場合
- 現用系が実行系であることを確認する。
- クラスタシステムのサービスの登録を解除する。
実行系および待機系のクラスタソフトに登録している次のサービスを解除してください。
- JP1/ITRM Web Service
- JP1/ITRM Service
- JP1/ITRM DB Service
- JP1/ITRM DB Cluster Service
- 現用系で動作しているサービスを,次に示す順序で停止する。
- JP1/ITRM Web Service
- JP1/ITRM Service
- JP1/ITRM DB Cluster Service
JP1/ITRM DB Serviceは起動したままにしてください。
- 現用系で,スタートメニューの[すべてのプログラム]−[JP1_IT Resource Management - Manager]−[JP1_ITRM コマンドプロンプト]を選択する。
- 現用系でjirmbackupコマンドを実行して,データのバックアップを取得する。
- 現用系で動作しているJP1/ITRM DB Serviceを停止する。
- 実行系を予備系に切り替える。
- 予備系で,スタートメニューの[すべてのプログラム]−[JP1_IT Resource Management - Manager]−[JP1_ITRM コマンドプロンプト]を選択する。
- 予備系でjirmunsetupコマンドを実行して,セットアップ済みのデータベースをアンセットアップする。
- 実行系を現用系に切り替える。
- 現用系で,スタートメニューの[すべてのプログラム]−[JP1_IT Resource Management - Manager]−[JP1_ITRM コマンドプロンプト]を選択する。
- 現用系でjirmunsetupコマンドを実行して,セットアップ済みのデータベースをアンセットアップする。
- ホスト名を変更する。
- 現用系でjirmsetupコマンドを実行して,データベースをセットアップする。
セットアップ時には,次のことに注意してください。
- アンセットアップしたデータベースと同じ格納フォルダを指定する。
- 実行系を予備系に切り替える。
- 予備系でjirmsetupコマンドを実行して,データベースをセットアップする。
- 実行系を現用系に切り替える。
- 現用系でJP1/ITRM DB Serviceを起動する。
- 現用系でjirmrestoreコマンドを実行して,バックアップを取得したJP1/ITRMの使用ポート番号の情報,データベース情報,および定義ファイルをリストアする。
- ユーザー設定プロパティファイル(jp1itrm.properties)のキーCO.IDNameに論理ホスト名が指定されていることを確認する。
- 現用系でjirmsetportnoコマンドを実行して,JP1/ITRMの使用ポート番号を確認する。
- 現用系でJP1/ITRM DB Serviceを停止する。
- 実行系を予備系に切り替える。
- 予備系でjirmsetportnoコマンドを実行して,手順21で確認したポート番号を設定する。
- 実行系を現用系に切り替える。
- クラスタシステムにサービスを登録する。
実行系および待機系のクラスタソフトに次のサービスを登録してください。
- JP1/ITRM Web Service
- JP1/ITRM Service
- JP1/ITRM DB Service
- JP1/ITRM DB Cluster Service
なお,サービスの依存関係については,マニュアル「JP1/IT Resource Management - Manager 設計・構築ガイド」のWSFCへのサービスの登録についての説明を参照してください。
- JP1/ITRM DB Serviceを起動する。
- 手順3と逆の順序でサービスを起動する。
クラスタ環境で論理ホスト名を変更する場合
- 現用系が実行系であることを確認する。
- クラスタシステムのサービスの登録を解除する。
実行系および待機系のクラスタソフトに登録している次のサービスを解除してください。
- JP1/ITRM Web Service
- JP1/ITRM Service
- JP1/ITRM DB Service
- JP1/ITRM DB Cluster Service
- 現用系で動作しているサービスを,次に示す順序で停止する。
- JP1/ITRM Web Service
- JP1/ITRM Service
- JP1/ITRM DB Cluster Service
JP1/ITRM DB Serviceは起動したままにしてください。
- 現用系で,スタートメニューの[すべてのプログラム]−[JP1_IT Resource Management - Manager]−[JP1_ITRM コマンドプロンプト]を選択する。
- 現用系でjirmbackupコマンドを実行して,データのバックアップを取得する。
- 現用系で動作しているJP1/ITRM DB Serviceを停止する。
- 実行系を予備系に切り替える。
- 予備系で,スタートメニューの[すべてのプログラム]−[JP1_IT Resource Management - Manager]−[JP1_ITRM コマンドプロンプト]を選択する。
- 予備系でjirmunsetupコマンドを実行して,セットアップ済みのデータベースをアンセットアップする。
- 実行系を現用系に切り替える。
- 現用系で,スタートメニューの[すべてのプログラム]−[JP1_IT Resource Management - Manager]−[JP1_ITRM コマンドプロンプト]を選択する。
- 現用系でjirmunsetupコマンドを実行して,セットアップ済みのデータベースをアンセットアップする。
- ホスト名を変更する。
- 現用系でjirmsetupコマンドを実行して,データベースをセットアップする。
セットアップ時には,次のことに注意してください。
- アンセットアップしたデータベースと同じ格納フォルダを指定する。
- 実行系を予備系に切り替える。
- 予備系でjirmsetupコマンドを実行して,データベースをセットアップする。
セットアップ時には,次のことに注意してください。
- アンセットアップしたデータベースと同じ格納フォルダを指定する。
- 実行系を現用系に切り替える。
- 現用系でJP1/ITRM DB Serviceを起動する。
- 現用系で,スタートメニューの[すべてのプログラム]−[JP1_IT Resource Management - Manager]−[JP1_ITRM コマンドプロンプト]を選択する。
- 現用系でjirmrestoreコマンドを実行して,バックアップで取得したJP1/ITRMの使用ポート番号の情報,データベース情報,および定義ファイルをリストアする。
- ユーザー設定プロパティファイル(jp1itrm.properties)のキーCO.IDNameに変更後の論理ホスト名を設定する。
- 現用系でjirmsetportnoコマンドを実行して,JP1/ITRMの使用ポート番号を確認する。
- 現用系でJP1/ITRM DB Serviceを停止する。
- 実行系を予備系に切り替える。
- 予備系でjirmsetportnoコマンドを実行して,手順22で確認したポート番号を設定する。
- 実行系を現用系に切り替える。
- クラスタシステムにサービスを登録する。
実行系および待機系のクラスタソフトに次のサービスを登録してください。
- JP1/ITRM Web Service
- JP1/ITRM Service
- JP1/ITRM DB Service
- JP1/ITRM DB Cluster Service
なお,サービスの依存関係については,マニュアル「JP1/IT Resource Management - Manager 設計・構築ガイド」のWSFCへのサービスの登録についての説明を参照してください。
- JP1/ITRM DB Serviceを起動する。
- 手順3と逆の順序でサービスを起動する。
- JP1/IM - Managerと連携している場合
- JP1/IM - Manager側で次に示す定義ファイルを修正してください。
- 構成定義ファイルの修正と更新
構成定義ファイルに記述したホスト名を変更後のホスト名に変更し,JP1/IM - Managerにその設定を反映してください。
- 自動アクション定義の修正と更新
実行ホスト名を変更前から変更後のホスト名に変更してください。
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