6.2.1 管理対象となるITリソースの種類

JP1/ITRMで管理対象とするITリソースの種類を次の表に示します。

表6-2 管理対象となるITリソースの種類

ITリソースの種類ITリソースの詳細説明個所
物理ホストWindows Server6.2.4
Linux
HP-UX
AIX
仮想ホストVMware,Hyper-V,またはHVM上で構築された仮想ホスト6.2.4
また,仮想化ソフトウェアの種類に応じて,次の個所を参照してください。
VMwareの場合
6.2.5
Hyper-Vの場合
6.2.6
HVMの場合
6.2.7
仮想化ソフトウェアVMware6.2.5
Hyper-V6.2.6
HVM6.2.7
仮想化環境管理ソフトウェアvCenter6.2.8
SCVMM
ストレージHitachi AMS/WMS/SMSシリーズ6.2.9
SMI-Sストレージ
ネットワークデバイスIPスイッチ6.2.10
FCスイッチ
注※
JP1/ITRM - Managerが管理するSCVMMでは,仮想化ソフトウェアとしてHyper-Vだけをサポートします。

管理対象となるITリソースの前提条件(ドライバのバージョンなど)を満たしていない場合,重大な問題を引き起こしてしまうおそれがあります。そのため,ITリソースを初めてJP1/ITRMの管理対象にするときは,業務稼働中は避け,本番前などに十分な評価を実施する必要があります。評価する項目を次に示します。

なお,管理対象となるITリソースの機種,型番,ソフトウェアのバージョンなどについては,「付録E 管理対象のITリソース一覧」を参照してください。