8.2.3 JP1/ITRMのサービス

JP1/ITRMの場合,ほかのJP1製品(JP1/IM - Manager,JP1/AJS,JP1/Baseなど)と異なり,クラスタ用の環境設定をしても論理ホスト専用のサービスは作成されません。インストール時に作成されたサービスをそのまま利用します。サービスは,クラスタ環境用にJP1/ITRMをセットアップすることで,クラスタ環境用のサービスとして利用できるようになります。

クラスタ運用で使うJP1/ITRMのサービスを次の表に示します。

表8-4 JP1/ITRMのサービス

サービス表示名※1サービス名※2
JP1/ITRM ServiceJP1_ITRMService
JP1/ITRM Web ServiceJP1_ITRMWebService
JP1/ITRM DB ServiceHiRDBEmbeddedEdition_JR0
JP1/ITRM DB Cluster ServiceHiRDBClusterService_JR0
注※1
[コントロールパネル]-[管理ツール]-[サービス]で表示される名称です。
WSFCからnetコマンド(net startやnet stop)でサービスを制御する場合,サービス表示名を指定します。
注※2
WSFCに登録する場合の名称です。WSFCの「サービス名」の設定項目には,サービス名を指定します。