JP1/ITRMの管理対象として設定されているITリソースの情報を更新する手順について説明します。更新する手順は,次の3つがあります。
ここでは,それぞれの手順について,説明します。
JP1/ITRMでは,変更されたITリソースの情報を自動で収集できます。情報を収集する間隔と開始時刻を指定すると,変更されたITリソースの情報を定期的に収集して,JP1/ITRMが管理しているITリソースの情報を更新します。
変更された情報を自動で収集する設定手順を次に示します。
表7-14 手動によるホストの設定項目
設定項目 | デフォルト値 | 下限値 | 上限値 | 説明 | |
---|---|---|---|---|---|
[構成情報の収集] | [開始時刻(時)] | 00 | 00 | 23 | 構成情報の監視を開始する時間を指定します。 |
[開始時刻(分)] | 45 | 00 | 59 | ||
[間隔(日)] | 1 | 1 | 60 | 構成情報を監視する間隔を指定します。 | |
[状態監視] | [間隔(分)] | 15 | 1 | 60 | 稼働情報を監視する間隔を指定します。 |
[性能監視] | [間隔(分)] | 20 | 20 | 60 | 性能情報を監視する間隔を指定します。 |
[予約監視] | [開始時刻(時)] | 04 | 00 | 23 | 予約情報の監視を開始する時刻を指定します。 |
[開始時刻(分)] | 00 | 00 | 59 | ||
[間隔(日)] | 1 | - | - | 予約情報を1日間隔で監視します。変更できません。 |
性能監視の間隔については,デフォルト値(20分)での運用を推奨します。ただし,管理対象サーバの数やサーバの構成,ネットワークの負荷によってはメッセージ(KNAR20194-W)が出力される場合があります。この場合,5分間隔程度で監視間隔を長くし,メッセージが出力されないようにして運用してください。
変更された情報を手動で収集して変更する手順を次に示します。
変更された情報を手動で収集して変更する手順を次に示します。