形式
ftshistory [-m フォーマットファイル名 | -v] [-s 伝送時刻 [,伝送時刻] ] [-f 履歴ファイル名]
機能
履歴情報を表示します。
引数
-m フォーマットファイル名 ((1~256バイトの文字列))
指定されたフォーマットファイルに従って履歴情報を表示します。
フォーマットファイルについては,「付録E 定義情報を出力するフォーマットファイルについて」を参照してください。
ファイル名に相対パスを指定した場合は,コマンドを実行したディレクトリからの相対となります。
同時に-vを指定することはできません。
-mと-vを省略した場合は,デフォルトのフォーマットファイルに従って表示します。
デフォルトのフォーマットファイルについては,「付録E 定義情報を出力するフォーマットファイルについて」を参照してください。
-v
一覧表示形式で履歴情報を表示します。
同時に-mを指定することはできません。
一覧表示形式での,結果,発着信が示す内容は,次のとおりです。
一覧表示形式で表示する場合は,各項目の表示文字数は,次の表に示す文字数に制限されます。
表6-7 一覧表示形式時表示文字数
項目名 | 表示文字数 |
---|---|
カード名 | 10文字 |
ローカルファイル名 | 18文字 |
相手ホスト名 | 15文字 |
コメント | 15文字 |
-mと-vを省略した場合は,デフォルトのフォーマットファイルに従って表示します。
デフォルトのフォーマットファイルについては,「付録E 定義情報を出力するフォーマットファイルについて」を参照してください。
-s 伝送時刻 [,伝送時刻]
指定された伝送時刻と一致する履歴情報を表示します。
伝送時刻を二つ指定した場合は,先に指定した時刻から後に指定した時刻の範囲に伝送終了時刻がある履歴情報を表示します。
伝送時刻は,次の形式で指定します。
YYYY/MM/DD HH:MM:SS
YYYY:年, MM:月, DD:日, HH:時, MM:分, SS:秒
-f 履歴ファイル名 ((1~256バイトの文字列))
履歴情報の読み込み先を指定された履歴ファイルに変更します。
履歴ファイル名に相対パスを指定した場合は,コマンドを実行したディレクトリからの相対となります。
戻り値
0 | 正常終了 |
64 | 表示時の異常終了 |
91 | コマンドパラメタの構文誤りによる異常終了 |
注意事項
伝送時刻に含まれるスペースはシェルに対して特別な意味があるため,エスケープする必要があります。
(例)2004年1月1日0時0分0秒を指定する場合
-s "2004/01/01 00:00:00"