4.1 運用管理コンソールの設定
運用管理機能を使用するには,管理するホストと管理対象となるホストで,それぞれプログラムを起動します。
- 管理するホスト:運用管理コンソールを起動する
管理するホストで起動します。リモートまたはローカルで動作するホストの伝送履歴の参照や,各定義情報の登録・更新・参照ができます。
- 運用管理コンソールの起動方法
- スーパーユーザで,次のコマンドを実行します。
ftsconsole
- 運用管理コンソール起動時の注意
- 環境変数LANGにCを設定して起動すると,英語環境で動作します。それ以外の場合,日本語環境で動作します。
- 09-00以降では,08-50以前にあった引数Java_Pathを指定すると,エラーになります。
- 運用管理コンソール画面を次の図に示します。
図4-1 運用管理コンソール画面
![[図データ]](figure/fu040100.gif)
- [編集]-[管理ホスト一覧]:「4.1.1 管理対象ホストを追加する」
- [表示]-[履歴表示件数]:
履歴情報画面に表示する履歴件数を設定します。[履歴表示件数]ダイアログボックスが表示されますので,表示したい履歴件数を1~10,000件の範囲で指定します。
- ツリー画面:
管理対象ホストと,各情報の一覧が表示されます。表示切り替えタブで,ホストごと,機能ごとの表示に切り替えられます。ただし,ログインユーザの登録情報は,表示されません。
管理対象のホストが増え,ツリー画面に表示し切れない場合は,選択したホストの前後四つまでの情報が表示されます。
- リスト画面:
ツリー画面で選択した情報の一覧が表示されます。表示切り替えタブで,各機能の表示に切り替えられます。
- 詳細画面:
リスト画面で選択した情報の詳細が表示されます。ただし,定義ユティリティの場合は,何も表示されません。
- 管理対象ホスト:運用管理エージェントを起動する
運用管理エージェントが動作するホストで起動します。
- 管理エージェントの起動方法
- 運用管理コンソールで管理する管理エージェントは,jftsaコマンドを実行します。起動方法については,「2.4.2 運用管理エージェントの起動・停止」を参照してください。
- <この節の構成>
- 4.1.1 管理対象ホストを追加する
- 4.1.2 管理対象ホストを削除する