3.5 ファイル伝送
ファイル伝送には,次の二つの実行方法があります。
- 選択実行
登録済みの伝送カードを[伝送要求の登録/実行一覧]ウィンドウから指定して,伝送を実行します。
- オンデマンド実行
伝送カードに指定した伝送内容を伝送カードに登録しないで,そのまま伝送を実行します。
伝送はクライアント(発信側)でftsclientコマンドを実行し,[伝送要求の登録/実行一覧]ウィンドウから実行する方法と,ftstranコマンドで伝送カードを指定して実行する方法があります。
- 注意事項
- Linuxにはftsclientコマンドはありません。Linuxの場合はftstranコマンドを使用してください。ftstranコマンドによる伝送は,同期実行だけです。
- [伝送要求の登録/実行一覧]ウィンドウの表示方法
- 一般ユーザで,次のコマンドを実行します。
ftsclient
- [伝送要求の登録/実行一覧]ウィンドウが表示されます。[伝送要求の登録/実行一覧]ウィンドウを次の図に示します。
図3-11 [伝送要求の登録/実行一覧]ウィンドウ
![[図データ]](figure/fu030900.gif)
- <この節の構成>
- 3.5.1 伝送カードを指定して伝送する(選択実行)
- 3.5.2 伝送カードを入力してそのまま伝送する(オンデマンド実行)