付録E.1 フォーマットファイルの作成

フォーマットファイルに出力する情報は,キーワードで指定します。

出力時に,フォーマットファイル上のキーワードのある位置に該当する情報が埋め込まれます。キーワード以外の文字(改行などの制御文字を含む)は,そのままテキストファイルに出力されます。

作成時の注意
  • フォーマットファイルは2,048バイト以内で作成してください。2,048バイトを超えてファイルを作成した場合,2,048バイト以降の情報は無視されます。
  • フォーマットファイルに記述できるキーワードの数は最大50個です。50個を超えた場合,51個以降のキーワードは無効となり,キーワードとして扱われません。
<この項の構成>
(1) 指定できるキーワード

(1) 指定できるキーワード

各フォーマットファイルで指定できるキーワードを示します。

表E-1 ログインユーザ定義情報で指定できるキーワード

キーワード内容
$ICNT情報カウント
$USERユーザ名
$CDIRカレントディレクトリ

表E-2 自動起動プログラム情報で指定できるキーワード

キーワード内容
$ICNT情報カウント
$USERユーザ名
$AKEY自動起動キー
$ANML正常時起動プログラム名
$AERR異常時起動プログラム名

表E-3 伝送情報で指定できるキーワード

キーワード内容
$ICNT情報カウント
$USERユーザ名
$CARD伝送カード
$LCALローカルファイル名
$RMTEリモートファイル名
$TRAN送受信種別
$MODE伝送モード
$OUTK出力種別
$COMP圧縮モード
$FSIZサイズ確認
$HOST相手ホスト名
$PORTポート番号
$ANML正常時起動プログラム名
$AERR異常時起動プログラム名
$CMNDFTPコマンド
$CMNTコメント
$MULT単/複伝送

表E-4 履歴情報で指定できるキーワード

キーワード内容
$ICNT情報カウント
$USERユーザ名
$CARD伝送カード
$LCALローカルファイル名
$RMTEリモートファイル名
$TRAN送受信種別
$MODE伝送モード
$OUTK出力種別
$COMP圧縮モード
$HOST相手ホスト名
$PORTポート番号
$CMNTコメント
$TRNO伝送番号
$SVCE発着信種別
$STAT終了状態
$STIM開始時刻
$ETIM終了時刻
$TIME伝送時間
$TSIZ伝送サイズ
$CONO接続番号
$ETYPエラー種別
$EPOSエラー発生位置
$EMODエラーモジュール名
$ESYSシステムコール名
$EMSGエラーメッセージ
$EPRTプロトコルメッセージ