2.2 プログラムの種類

JP1/Advanced Shellで使用する主なプログラムをWindows環境とUNIX環境とに分けて,次の表に示します。プログラムのファイルは,インストール先ディレクトリのbinにあります。ただし,UNIX互換コマンドは,インストール先ディレクトリのcmdにあります。

表2-1 JP1/Advanced Shellで使用する主なプログラム【Windows限定】

プログラムの概要
(アイコン)
ファイル名説明
資料の採取adshcollect.batトラブルシューティングで資料を採取するプログラムです。実行環境と開発環境で使用できます。
JP1/Advanced Shell 実行定義プログラム([図データ]adshctmj.exeカスタムジョブでJP1/Advanced Shellの実行環境を定義するプログラムです。
PCジョブのJP1/Advanced Shell 実行定義プログラムadshctmjpc.batカスタムジョブでPCジョブのJP1/Advanced Shellの実行環境を定義するプログラムです。
UNIXジョブのJP1/Advanced Shell 実行定義プログラムadshctmjunix.batカスタムジョブでUNIXジョブのJP1/Advanced Shellの実行環境を定義するプログラムです。
カバレージ情報のマージadshcvmerg.exeカバレージ情報をマージするプログラムです。実行環境と開発環境で使用できます。
コマンドからのカバレージ情報の表示adshcvshow.exeカバレージ情報を表示するプログラムです。実行環境と開発環境で使用できます。
エディタからのカバレージ情報の表示adshcvview.exeカバレージ情報を表示するプログラムです。開発環境のエディタからカバレージ情報を表示できます。
JP1/Advanced Shell エディタ([図データ]adshedit.exe開発環境でジョブ定義スクリプトを編集するエディタです。アイコンをダブルクリックすると,JP1/Advanced Shellエディタが開きます。
エディタでのデバッグadshesub.exe開発環境でジョブ定義スクリプトをデバッグするプログラムです。
バッチジョブの実行adshexec.exe実行環境でバッチジョブを実行するプログラムです。シェル運用コマンドまたはJP1/AJSから起動します。
バッチジョブのジョブコントローラの起動adshexecsub.exeジョブ定義スクリプトを解析して実行を制御するジョブコントローラを起動します。このプログラムはadshexec.exeから自動的に起動されます。
スプールフォルダの自動削除adshhk.exeスプールフォルダを自動的に削除します。実行環境と開発環境で使用できます。
UNIX互換コマンドawk.exe,cat.exe,cmp.exe,cp.exe,cut.exe,date.exe,diff.exe,expr.exe,find.exe,grep.exe,head.exe,hostname.exe,ls.exe,mkdir.exe,mv.exe,rm.exe,rmdir.exe,sed.exe,sleep.exe,sort.exe,split.exe,tail.exe,uname.exe,uniq.exe,wc.exeUNIXのコマンドをWindows環境で使用できるようにした,UNIX互換コマンドです。実行環境と開発環境で使用できます。

表2-2 JP1/Advanced Shellで使用する主なプログラム【UNIX限定】

プログラムの概要ファイル名説明
資料の採取adshcollect実行環境でトラブルシューティングで資料を採取するプログラムです。
カバレージ情報のマージadshcvmerg実行環境でカバレージ情報をマージするプログラムです。
カバレージ情報の表示adshcvshow実行環境でカバレージ情報を表示するプログラムです。
バッチジョブの実行adshexec実行環境でバッチジョブを実行するプログラムです。シェル運用コマンドまたはJP1/AJSから起動します。
スプールディレクトリの自動削除adshhk実行環境でスプールディレクトリを自動的に削除するプログラムです。
UNIX互換コマンドawk,cat,cmp,cp,cut,date,diff,expr,find,grep,head,hostname,ls,mkdir,mv,rm,rmdir,sed,sleep,sort,split,tail,uname,uniq,wc実行環境でジョブ定義スクリプトからUNIXコマンドを使用できるようにしたものです。