killコマンド(シグナルを送信する)

形式

kill [-s{signamesignum}]{pid-pid}...
kill [-signame|-signum]{pid-pid}...

機能

プロセスにシグナルを送信します。signameまたはsignumに指定したシグナルを,pidに指定したプロセスに送信します。signameまたはsignumを指定しなかった場合は,SIGTERMを送信します。シグナル名称には,シグナル名から先頭の「SIG」を除いた名称を指定してください(例:SIGINTであれば「INT」と指定する)。それぞれのシグナルの仕様については,使用しているOSのマニュアルを参照してください。

引数

-s
送信するシグナルをシグナル番号またはシグナル名称で指定します。
signameまたは-signame
送信するシグナルのシグナル名称をsignameに指定します。
signumまたは-signum
送信するシグナルのシグナル番号をsignumに指定します。
pid
シグナルを送信するプロセスIDを指定します。
-pid
プロセスグループに属するすべてのプロセスへシグナルを送信します。シグナルを送信するプロセスグループのIDをpidに指定します。Windowsの場合,複数のプロセスにシグナルを送るpidに0以下の値を指定できません。

戻り値

戻り値意味
0正常終了
1エラー終了

注意事項

使用例