10.3 トラブル発生時に採取が必要な資料

トラブルが発生したときに採取が必要な資料を次の表に示します。

表10-2 トラブルが発生したときに採取が必要な資料

種別内容採取する資料
稼働情報JP1/Advanced Shellが出力する稼働情報システム実行ログ,トレースログ
障害情報システムが採取する障害情報dumpファイル【Windows限定】,
coreファイル【UNIX限定】
スプール情報スプールを管理する情報指定の環境ファイルおよびジョブIDファイル。.jobidまたはadsh.jobidのファイル名が該当します。
環境情報システムの状態基礎情報,プロセス情報,メモリ使用情報,ファイル情報,ネットワーク使用状況,エラーログ

なお,JP1/Advanced Shellのadshcollectコマンドを使うと必要な資料を一括採取できます。adshcollectコマンドの詳細については,「10.4 資料の採取方法」を参照してください。

種別ごとに必要な資料の詳細を次に示します。なお,環境情報の詳細については,製品の内部情報であるため,記載しません。

<この節の構成>
10.3.1 稼働情報
10.3.2 障害情報
10.3.3 スプール情報