2.6.7 サポートしていない条件式を実行した場合の動作を定義する【Windows限定】
testコマンドでサポートしていない条件式を実行した場合の動作を次のパラメーターで定義します。
Windows環境では,ファイル属性を評価する場合の次の条件式がサポートされていないため,エラーとなります。このため,上記のパラメーターを指定することで,メッセージを出力してエラーとしたり,正常にしたりできます。サポートされていない条件式を次に示します。
- -h file:ファイルに対してシンボリックリンクを使用します。
- -G file:ファイルの属するグループが呼び出し元のプロセスの実行グループと一致していることを確認します。
- -L file:ファイルに対してシンボリックリンクを使用します(-hの場合と同じ)。
- -O file:ファイルの所有者がプロセスの有効ユーザーIDであるか確認します。
- file1 -ef file2:file1とfile2が存在し,file1とfile2の実体が同じ(シンボリックリンク先が同じまたはハードリンク先が同じ)であることを確認します。