6.1.5 ジョブ定義スクリプトの構成要素に対する停止可否

ジョブ定義スクリプトの各要素に対して,停止できるかどうかを次の表に示します。次の表で示す要素では,ブレークポイントや逐次実行などによる停止ができます。

表6-3 ジョブ定義スクリプトの各要素に対しての停止可否

ジョブ定義スクリプトで使用する要素内容停止の可否
for文for文であることを示します。
case文case文であることを示します。
if文if文であることを示します。
while文while文であることを示します。
until文until文であることを示します。
elif文elif文であることを示します。
else文else文であることを示します。×
caseのパターン文case文に指定するパターン文であることを示します。パターン文の内部の処理は含みません。×
条件文の終端if文,elif文のthen,またはfor文,while文,until文のdoなど,条件文の終端を示します。×
ブロック終端for文,while文,until文のdone,case文のesac,if文のfiなど,ブロック終端を示します。×
関数定義開始関数定義開始を示します。×
関数定義終了関数定義終了を示します。×
関数実行開始関数が開始することを示します。
関数実行終了関数が終了することを示します。×
スクリプト拡張コマンド#-adshで始まるスクリプト拡張コマンドを示します。
シェル標準コマンドシェルに組み込まれたコマンドを示します。
外部コマンド実行可能な外部コマンドを示します。
代入演算,算術演算代入演算および算術演算を示します。
ジョブ定義スクリプト終端(EOF)メインのジョブ定義スクリプトが終了することを示します。
コメントおよびスペースコメントおよびスペースを示します。×
(凡例)
○:停止できます。
×:停止できません。

注意事項