プロセス監視機能を使用してJP1/Scriptのプロセスを監視する場合は,下記の監視プロセス情報に従ってJP1/Cm2/SSOのプロセス監視条件を設定してください。
- 監視AP名:JP1/Script V9.0(Windows)
- 付加情報:JP1/Script(Windows)
- 監視プロセス数:2
親プロセス | 子プロセス |
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プロセス数 | 種別※1 | プロセス名 | しきい値 | プロセス数 | 種別※1 | プロセス名 | しきい値 |
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下限 | 上限 | 下限 | 上限 |
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2 | 2 | SPTHSV | 1 | 1 | 1 | 2 | SPTTMS | 1 | 1 |
2 | Spthlnch | 1※2 | 1※3 | 0 | - | - | - | - |
- 注※1 プロセス名の種別(1:コマンドライン名,2:実行ファイル名)を示します。
- 注※2 Spthlnchプロセスは,ログオン時にスタートアップから自動的に起動されて,ログオフ時には自動的に終了するプロセスです。そのため,ログオフ時の下限は0になります。
- 注※3 ターミナルサービスを利用してログオンする場合「1+ターミナルサービスを利用して同時にログオンするユーザ数」を,OSのユーザーの簡易切り替え機能を使用している場合「同時にログオンする最大ユーザ数」を,ターミナルサービスとOSのユーザーの簡易切り替え機能を同時に使用する場合「1+ターミナルサービスを利用して同時にログオンするユーザ数+同時にログオンする最大ユーザ数」を指定してください。
設定方法については,JP1/Cm2/SSOのマニュアル「JP1 Version 8 JP1/Cm2/SNMP System Observer」を参照してください。
なお,JP1/Cm2/SNMP System ObserverはJP1/Performance Management/SNMP System Observer ,またはJP1/Server System Observerの後継製品です。JP1/Performance Management/SNMP System Observer をご使用の場合は,マニュアル「JP1 Version 7i JP1/Performance Management/SNMP System Observer」をまたJP1/Server System Observerをご使用の場合は,マニュアル「JP1 Version 6 統合ネットワーク管理システム サーバシステム管理」を参照してください。
SPTHSVプロセスを監視する条件は,次のどれかです。
- 起動のタイプがサービスでスクリプトの自動起動を行っている。
- 他のコンピュータからグローバル変数操作コマンド(SetGV/GetGV/DeleteGV)を実行する。
- 他コンピュータからプロセスビューア/トレースビューアで参照する。
- 第1引数にプロセスを監視するコンピュータ名を指定し,かつ第5引数にTrueを指定したNetExecコマンドを自コンピュータ,または他コンピュータで実行している。
- Windows VistaまたはWindows Server 2008でTarget_File,Target_SPAFileまたはTarget_SPXFile指定のMessage コマンドを実行する。
- Windows VistaまたはWindows Server 2008でEntryStartUpコマンド,CancelStartUpコマンドを実行する。
- Windows VistaまたはWindows Server 2008でグローバル変数操作コマンドを実行する。
条件に一致しない場合,監視の必要はありません。
Spthlnchプロセスを監視する条件は,次のどちらかです。
- 起動のタイプがログオンでスクリプトの自動起動を行っている。
- 第1引数にプロセスを監視するコンピュータ名を指定し,かつ第5引数にFalseを指定したNetExecコマンドを自コンピュータ,または他コンピュータで実行している。
条件に一致しない場合,監視の必要はありません。