資料採取ツールはインストールフォルダのToolsフォルダ下のSptrasファイルになります。エクスプローラなどを使ってSptrasファイルを任意のフォルダに複写してください。次に,複写先のファイルの拡張子を「.bat」に変更してください。なお,インストール先がシステムドライブの ¥Program Files¥HITACHI¥Script 以外の場合,複写先のファイルをエディタで編集する必要があります。次に示す行の右辺にインストール先を指定してください。
@set INST_DIR_SCRIPT=%SystemDrive%¥Program files¥hitachi¥Script
資料採取ツールを実行します。次にツールの実行例を示します。
c:¥>c:¥temp¥Sptras.bat
資料採取ツールの実行結果は,デフォルトでは %TEMP%¥jp1script フォルダ下に出力されます。このフォルダ下を採取してください。バッチファイルの実行結果を出力したファイルが作成済みの場合,情報の上書きを確認するメッセージが出力されるので「y」で応答してください。
資料採取ツールで採取する情報,情報の出力先のフォルダ名,またはファイル名を次の表に示します。
表5-8 資料採取ツールで採取する情報と情報の出力先の対応
資料採取ツールで採取する情報 | 情報の出力先 |
---|---|
JP1/Scriptのインストール先フォルダ配下のファイルリスト | FILELIST.txt |
hostsファイル | hosts |
servicesファイル | services |
JP1/Scriptのレジストリ情報 | REGDATA.DAT |
OSバージョン,Windowsの環境変数情報,IPコンフィギュレーション情報など | OSINFO.TXT |
JP1/Scriptのインストール先フォルダ配下すべて | Backup(フォルダ) |