コマンドラインに指定したパラメタは,スクリプトファイルで扱う位置変数%n(nは正の整数)に格納されます。
%0はスクリプトファイル名(フルパス),%1は第1パラメタ(%nは第nパラメタ)となります。
複数のパラメタを指定する場合は,コマンドラインの記述規則に従ってください。コマンドラインの記述規則については,「6.2.3 コマンドラインの記述規則」を参照してください。
以下の例で使用しているフォルダ名のProgram Filesは間に空白を含んでいます。
ABC 123 "C:¥Program Files¥"
%0:スクリプトファイル名
%1:ABC
%2:123
%3:C:¥Program Files¥
Exec ("C:¥Temp¥Test.SPT",True,"ABC","123","""C:¥Program Files¥""")
%0:C:¥Temp¥Test.SPT
%1:ABC
%2:123
%3:C:¥Program Files¥
SPTXE.EXE C:¥Temp¥Test.SPT ABC 123 "C:¥Program Files¥"
%0:C:¥Temp¥Test.SPT
%1:ABC
%2:123
%3:C:¥Program Files¥
解析トレースファイルの出力の有無を指定します。このパラメタの指定を省略すると,解析トレースファイルが出力されます。nには0以上の整数を入力します。デフォルトは0以外です。
SPTXE.EXE C:¥Temp¥Test.SPT ABC 123 "C:¥Program Files¥" /SPALV(0)
実行トレースファイルの出力の有無,および出力レベルを指定します。このパラメタの指定を省略すると,実行トレースファイルにエラー時の結果だけが出力されます。nには0から3の整数を入力します。デフォルトは1です。2,または3を指定した場合は,出力する情報量が多くなるため,スクリプトファイルの実行性能が劣化します。
SPTXE.EXE C:¥Temp¥Test.SPT ABC 123 "C:¥Program Files¥" /SPXLV(3)
イベントログを出力させたくない場合に指定します。このパラメタの指定を省略すると,すべてのイベントログが出力されます。イベントログの種類については,「6.1.13 JP1/Scriptのイベントログ」を参照してください。
このパラメタの指定を省略すると,すべてのイベントログが出力されます。
SPTXE.EXE C:¥Temp¥Test.SPT ABC 123 "C:¥Program Files¥" /NOEVLOG(3)