9.5.3 ServiceCreateサービスを登録する

機能
サービスを登録します。
形式

ServiceCreate ( ServiceInfoName )

指定項目
ServiceInfoName
登録するサービスのサービス情報名を文字列,または値を格納した変数名で指定します。
説明
サービス情報に格納されている情報を使って,システムにサービスを登録します。
サービスの登録には少なくともキーワードName,DispName,Type,Start,Errctl,Pathの値が指定されている必要があります。これらのキーワードの詳細は「9.5.1 ServiceSetValue(サービス情報を設定する)」を参照してください。
コマンドの実行結果は,_SVC_RTN_予約変数に格納します。コマンドの実行が成功した場合は真(True)を,それ以外の場合は偽(False)を返します。
サービスの登録にはシステム管理者権限のあるユーザでログオンしている必要があります。
補足
Windows VistaまたはWindows Server 2008では管理者権限でスクリプトファイルを実行してください。詳細は,「1.8.3 コマンドの動作」を参照してください。

' JP1/Script サービスが存在しなかったらサービスを登録する。
ServiceSetValue ( "JSService" ,Name::"JP1_Script" )
If  IsExistService ( "JSService" ) = False  Then
 OutDir = "C:¥Program Files¥Hitachi¥Script¥BIN¥"
 ServiceSetValue ( "JSService" ,Name::"JP1_Script"   _
                    ,DispName::"JP1/Script"   _
                    ,Type::SERVICE_WIN32_OWN_PROCESS   _
                    ,Start::SERVICE_AUTO_START   _
                    ,Errctl::SERVICE_ERROR_NORMAL   _
                    ,Path::OutDir+"SPTHSV.EXE" )
 ServiceCreate ( "JSService" )
End

対象バージョン
JP1/Script 01-00以降