SAP社の外部管理インターフェースであるXBPインターフェースのバージョン2.0(XBP2.0インターフェース)を使えば,次の機能を使用できます。
これらの機能を使用する場合は,XBP2.0インターフェースを使用できるようにする必要があります。
また,親/子ジョブの終了監視をするためには,さらにジョブの実行前に接続先のR/3システム上で親/子機能を有効にしておく必要があります。
次に,XBP2.0インターフェースを使用できるようにする方法,および親/子機能を有効にする方法について説明します。
(1) XBP2.0インターフェースを使用できるようにする
接続先のR/3システムにXBP2.0インターフェースがインストールされ,XBP2.0インターフェースにログインできるようになっていることを確認してください。
接続先のR/3システムにXBP2.0インターフェースがインストールされていない場合は,R/3の「サポートパッケージ」を適用して,XBP2.0インターフェースをインストールしてください。
接続先のR/3システムにXBP2.0インターフェースがインストールされているかどうかを確認するには,接続先のR/3システムのトランザクションSE38で,ABAPプログラムINITXBP2が存在するかどうかを確認してください。INITXBP2が存在していれば,XBP2.0インターフェースはインストールされています。
なお,XBP2.0インターフェースの詳細については,「SAPノート604496」を参照してください。
(2) 親/子機能を有効にする
親/子ジョブの終了監視をするためには,ジョブの実行前に接続先のR/3システム上で親/子機能を有効にしておく必要があります。
親/子機能を有効にするには,XBP2.0インターフェースを使用できる状態にしてから,ABAPプログラムINITXBP2を使用して親/子機能の設定を「オン」にしてください。親/子機能の設定を「オン」にする手順を次に示します。