JP1/AJS3 for EAPで使用するコマンドを機能別に分けると,次のようになります。
それぞれのコマンドの一覧を表4-1,表4-2および表4-3に示します。
なお,以降に示す各コマンドの説明では,コマンドはアルファベット順に記載されています。
表4-1 ジョブ制御機能のコマンド
機能 | コマンド名 | 必要な実行権限 |
---|---|---|
バックグラウンドジョブをキャンセルする | jr3bjcan | なし |
バックグラウンドジョブを削除する | jr3bjdel | なし |
バックグラウンドジョブをリリースする | jr3bjrel | なし |
R/3システムのリソースに関する情報を取得する | jr3bjrep | なし |
バックグラウンドジョブに関する情報を表示する | jr3bjsho | なし |
バックグラウンドジョブを登録する | jr3bjsub | なし |
表4-2 インフォパッケージまたはプロセスチェーン制御機能のコマンド
機能 | コマンド名 | 必要な実行権限 |
---|---|---|
インフォパッケージまたはプロセスチェーンを開始する | jbwipsta | なし |
表4-3 各制御機能で使用する共通のコマンド
機能 | コマンド名 | 必要な実行権限 |
---|---|---|
拡張パスワードの使用可否を設定する | jr3chrfc |
|
注※ OSのユーザーアカウント制御機能(UAC)を有効にしている場合は,管理者権限のコマンドプロンプトでコマンドを実行してください。
コマンド使用時の注意
コマンド使用時の注意を記載します。
Windowsでの一般的なコマンドの規則 | JP1/AJS3 for EAPのコマンドの規則 |
---|---|
オプションの区切り記号には,「/(スラント)」を使用している。 | オプションの区切り記号には,「-(ハイフン)」を使用している。 |
オプションで指定する英字の大文字,小文字は区別されない。 | オプションで指定する英字の大文字,小文字は区別される。 |
次に,各コマンドの共通引数の形式について説明します。