付録C JP1/AJS3 - SOA Optionで使用できるJP1/AJSコマンドの対応一覧

ここでは,JP1/AJS3 - SOA Optionのライブラリが提供する機能を使用するためのインターフェースが,JP1/AJSのどのコマンド操作に対応するかを説明します。なお,JP1/AJS3 - SOA Optionでは,次の表にある操作だけJP1/AJSに要求できます。

表C-1 JP1/AJS3 - SOA Optionで使用できるJP1/AJSコマンドおよび引数一覧

インターフェースJP1/AJSのコマンド
クラス名メソッド名コマンドオプションオプション説明
AjsWsJobnetjobnetEntryajsentry-F サービス名処理対象とする,スケジューラーサービスのサービス名を指定します。
-nジョブネットに定義されたスケジュールを無効にして,ジョブネットをすぐに実行する場合に指定します(即時実行登録)。
-R指定したジョブグループに含まれるすべてのジョブネットワーク要素を実行登録する場合に指定します。
-Tルートジョブネットだけを実行登録する場合に指定します。
-c マクロ変数配下のジョブ,ジョブネットに渡すマクロ変数を指定します。
ジョブネット名実行登録するジョブネット名を指定します。
jobnetShowajsshow-F サービス名処理対象とする,スケジューラーサービスのサービス名を指定します。
-f "フォーマット指示子"指定したジョブネットまたはジョブについて,出力する情報を次のフォーマット指示子で指定します。
%J:ジョブネット完全名
%T:ジョブネット種別
%C:ジョブネットの状態
%s:ジョブネットの実行開始日時
%e:ジョブネットの実行終了日時
-c指定したジョブネットまたはジョブだけの情報を取得し,高速で出力する場合に指定します。
-R指定したジョブネットワーク要素に含まれるすべてのジョブネットの情報またはジョブの情報を出力する場合に指定します。
-E実行登録済みのジョブネットの情報を出力する場合に指定します。
-Tルートジョブネットの情報を出力する場合に指定します。
-Nジョブネットの情報を出力する場合に指定します。
ジョブネット名情報を出力するジョブネット名を指定します。
jobnetKillajskill-F サービス名処理対象とする,スケジューラーサービスのサービス名を指定します。
-R指定したジョブグループに含まれるすべてのジョブネットワーク要素を強制終了する場合に指定します。
-Tルートジョブネットを強制終了する場合に指定します。
ジョブネット名強制終了するジョブネット名を指定します。
AjsWsSubjobsubJobEntryjpqjobsub-q キュー名サブミットジョブを登録するキュー名を指定します。
-eu ユーザー名そのユーザーに与えられた権限でジョブを実行したい場合に,OSユーザー名を指定します。
-jn ジョブ名登録するジョブ名を指定します。
-pr 実行優先順位ジョブの実行優先順位を指定します。
-sc 実行ファイル名Windowsの場合,ジョブを実行するエージェントホスト上の実行ファイル名を指定します。
-arg "引数..."実行ファイルに対する引数を指定します。
-w 作業用パス名ジョブの実行時の作業用パス(カレントパス)名を絶対パスで指定します。
-shl シェルパス名ジョブの起動シェルおよび実行シェルを指定します。
-res 排他実行リソース名複数サブミットジョブの同時実行を抑止したい場合に,おのおののサブミットジョブで同一の排他実行リソース名を指定します。
-st 実行開始日時ジョブの実行開始日時を指定します。
-el 実行打ち切り時間ジョブの実行打ち切り時間をジョブの実行開始時刻からの相対分で指定します。
-si 標準入力ファイル名ジョブ実行時に使用する標準入力ファイル名(ジョブを実行するエージェントホストに作成されている標準入力ファイル名)を指定します。
-rs {q|h|d}ジョブ実行中に,ジョブを実行しているエージェントホストでトラブルが発生した場合,またはエージェントプロセスが異常終了した場合の,ジョブの状態を指定します。
-son 標準出力ファイル名(上書き)ジョブを実行するとき,エージェントホストに作成される標準出力ファイルに情報を上書きするファイル名を指定します。
-soa 標準出力ファイル名(追加)ジョブを実行するとき,エージェントホストに作成される標準出力ファイルに情報を追加書きするファイル名を指定します。
-sen 標準エラー出力ファイル名(上書き)ジョブを実行するとき,エージェントホストに作成される標準エラー出力ファイルに情報を上書きするファイル名を指定します。
-sea 標準エラー出力ファイル名(追加)ジョブを実行するとき,エージェントホストに作成される標準エラー出力ファイルに情報を追加書きするファイル名を指定します。
-ev 環境変数ファイル名環境変数ファイルを利用する場合に,エージェントホストに作成されている環境変数ファイル名を指定します。
subJobGetjpqjobget-q キュー名ジョブ情報を出力したいジョブをサブミットしたキュー名を指定します。
-j ジョブ番号ジョブ情報を出力したいジョブのジョブ番号を指定します。
-di-jオプションに指定したジョブの詳細情報を出力する場合に指定します。
-ea-jオプションに指定したジョブの実行先のエージェントホスト名を出力する場合に指定します。
subJobKilljpqjobcan-q キュー名強制終了したいジョブをサブミットしたキュー名を指定します。
-j ジョブ番号強制終了したいジョブのジョブ番号を指定します。