2.2.2 ジョブの操作

ジョブ操作機能を利用すると,ジョブ単体を直接JP1/AJS3 - ManagerまたはJP1/AJS2 - Managerのキューに登録するサブミットジョブを操作できます。次の図のように,ユーザーアプリケーションの実行に伴い,サブミットジョブをJP1/AJS3 - ManagerまたはJP1/AJS2 - Managerのキューに登録します。

図2-3 サブミットジョブが実行される流れ

[図データ]

注意
サブミットジョブの登録先がJP1/AJS3の場合,JP1/AJS3 - Managerのデータベース構成を標準構成,または標準構成(ISAM互換)で構築しているときだけジョブの操作を実行できます。
JP1/AJS3 - Managerのデータベース構成については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 導入ガイド」の,JP1/AJS3のデータベース構成について説明している個所を参照してください。
なお,サブミットジョブの登録先がJP1/AJS2の場合は,データベース構成の制限はありません。

サブミットジョブについては,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 導入ガイド」またはマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 解説」を参照してください。

ジョブ操作機能は,サブミットジョブに対して,次の操作を要求できます。

サブミットジョブの実行登録
サブミットジョブをJP1/AJS3 - ManagerまたはJP1/AJS2 - Managerのキューに登録し,実行登録の結果を返却します。
サブミットジョブの実行状況監視
ジョブ操作機能によって実行登録されたサブミットジョブの実行状況を監視し,必要な情報を返却します。
なお,実行登録が成功したサブミットジョブに対してだけ操作できます。サブミットジョブの実行登録が失敗したジョブに対しては,実行状況を監視できません。
サブミットジョブの強制終了
ジョブ操作機能によって実行登録されたサブミットジョブを強制終了し,強制終了の結果を返却します。
なお,実行登録が成功したサブミットジョブに対して操作できます。ジョブ実行登録が失敗したサブミットジョブは,強制終了できません。