JP1/Automatic Job Management System 3 - SOA Option ジョブ・ジョブネット呼び出し機能編
WebアプリケーションサーバがCosminexus Application Serverの場合,Webアプリケーションを配置する前に,次のオプション定義ファイルを設定します。
表4-1 オプション定義ファイル
ファイル名 ファイル設定の要否 サーバ管理コマンド用オプション定義ファイル(usrconf.bat(Windowsの場合),usrconf(UNIXの場合)) サーバ管理コマンドを使用してWebアプリケーションを配置する場合に設定してください。 Management Server用オプション定義ファイル(mserver.cfg)※1 運用管理ポータルを使用してWebアプリケーションを配置する場合に設定してください。 運用管理エージェント用オプション定義ファイル(adminagentuser.cfg)※2 Server Plug-inを使用してWebアプリケーションを配置する場合に設定してください。
- 注※1
- このファイルを設定した場合は,Management Serverを再起動してください。
- 注※2
- このファイルを設定した場合は,運用管理エージェントを再起動してください。
- <この項の構成>
- (1) サーバ管理コマンド用オプション定義ファイル(usrconf.bat,usrconf)
- (2) Management Server用オプション定義ファイル(mserver.cfg)
- (3) 運用管理エージェント用オプション定義ファイル(adminagentuser.cfg)
(1) サーバ管理コマンド用オプション定義ファイル(usrconf.bat,usrconf)
サーバ管理コマンドを実行するJavaVMの起動オプションを指定するためのオプション定義ファイルです。詳細については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ V8 リファレンス 定義編(サーバ定義)」またはマニュアル「Cosminexus リファレンス 定義編」の,usrconf.bat(サーバ管理コマンド用オプション定義ファイル)について記載している個所を参照してください。
(a) 定義方法
- ファイル名
- WebアプリケーションサーバのOSがWindowsの場合
usrconf.bat
- WebアプリケーションサーバのOSがUNIXの場合
usrconf
- 格納先
- WebアプリケーションサーバのOSがWindowsの場合
Cosminexusインストール先フォルダ\CC\admin\usrconf
- WebアプリケーションサーバのOSがUNIXの場合
/opt/Cosminexus/CC/admin/usrconf/
- 配置先
- Webアプリケーションサーバ
- 記述形式
- キー名称=値
(b) 定義項目
表4-2 サーバ管理コマンド用オプション定義ファイル(usrconf.bat)定義項目
キー名称 設定内容 USRCONF_JVM_CLASSPATH JP1/AJS3 - SOA OptionのJavaクラスライブラリ(wsclient.jar)のファイルパス名 (c) 設定例
サーバ管理コマンド用オプション定義ファイルの設定例を次に示します。
- WebアプリケーションサーバのOSがWindowsの場合
USRCONF_JVM_CLASSPATH=C:\Program△Files\HITACHI\JP1AJS2FORWS\ws\lib\wsclient.jar↓
- (凡例)
- △:半角スペース
- ↓:改行コード(CRLF)
- WebアプリケーションサーバのOSがUNIXの場合
USRCONF_JVM_CLASSPATH=/opt/jp1ajs2forws/ws/lib/wsclient.jar↓
- (凡例)
- ↓:改行コード(LF)
(2) Management Server用オプション定義ファイル(mserver.cfg)
Management Serverを実行するJavaVMの起動オプションを指定するためのオプション定義ファイルです。詳細については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ V8 リファレンス 定義編(サーバ定義)」またはマニュアル「Cosminexus リファレンス 定義編」の,mserver.cfg(Management Server 用オプション定義ファイル)について記載している個所を参照してください。
(a) 定義方法
- ファイル名
- mserver.cfg
- 格納先
- WebアプリケーションサーバのOSがWindowsの場合
Cosminexusインストール先フォルダ\manager\config
- WebアプリケーションサーバのOSがUNIXの場合
/opt/Cosminexus/manager/config/
- 配置先
- Webアプリケーションサーバ
- 記述形式
- キー名称=値
(b) 定義項目
表4-3 Management Server用オプション定義ファイル(mserver.cfg)定義項目
キー名称 設定内容 web.add.class.path JP1/AJS3 - SOA OptionのJavaクラスライブラリ(wsclient.jar)のファイルパス名 (c) 設定例
Management Server用オプション定義ファイルの設定例を次に示します。
- WebアプリケーションサーバのOSがWindowsの場合
web.add.class.path=C:\Program△Files\HITACHI\JP1AJS2FORWS\ws\lib\wsclient.jar↓
- (凡例)
- △:半角スペース
- ↓:改行コード(CRLF)
- WebアプリケーションサーバのOSがUNIXの場合
web.add.class.path=/opt/jp1ajs2forws/ws/lib/wsclient.jar↓
- (凡例)
- ↓:改行コード(LF)
(3) 運用管理エージェント用オプション定義ファイル(adminagentuser.cfg)
運用管理エージェントを実行するJavaVMの起動オプションを指定するためのオプション定義ファイルです。詳細については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ V8 リファレンス 定義編(サーバ定義)」またはマニュアル「Cosminexus リファレンス 定義編」の,adminagentuser.cfg(運用管理エージェント用オプション定義ファイル)について記載している個所を参照してください。
なお,Cosminexusのバージョンが07-10の場合,このファイルはデフォルトでインストールされないため,ファイルを作成する必要があります。
(a) 定義方法
- ファイル名
- adminagentuser.cfg
- 格納先
- WebアプリケーションサーバのOSがWindowsの場合
Cosminexusインストール先フォルダ\manager\config
- WebアプリケーションサーバのOSがUNIXの場合
/opt/Cosminexus/manager/config/
- 配置先
- Webアプリケーションサーバ
- 記述形式
- キー名称=値
(b) 定義項目
表4-4 運用管理エージェント用オプション定義ファイル(adminagentuser.cfg)定義項目
キー名称 設定内容 add.class.path JP1/AJS3 - SOA OptionのJavaクラスライブラリ(wsclient.jar)のファイルパス名 (c) 設定例
運用管理エージェント用オプション定義ファイルの設定例を次に示します。
- WebアプリケーションサーバのOSがWindowsの場合
add.class.path=C:\Program△Files\HITACHI\JP1AJS2FORWS\ws\lib\wsclient.jar↓
- (凡例)
- △:半角スペース
- ↓:改行コード(CRLF)
- WebアプリケーションサーバのOSがUNIXの場合
add.class.path=/opt/jp1ajs2forws/ws/lib/wsclient.jar↓
- (凡例)
- ↓:改行コード(LF)
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