9.2.2 公開ジョブネットの定義情報のリカバリー
Serverに自動でバックアップされた公開ジョブネット定義情報ファイルをリカバリーすることで,過去の定義内容に戻すことができます。
最新の公開ジョブネット定義情報ファイル,およびバックアップファイルは,次のフォルダに格納されています。
- 格納先フォルダ
- Serverのインストール先フォルダ¥instances¥instance※¥data
- 注※
- クラスタシステムで運用していてインスタンスフォルダのパス「Serverのインストール先フォルダ¥instances¥instance」を変更している場合は,変更先のパスに読み替えてください。
公開ジョブネット定義情報ファイルをリカバリーする方法を次に示します。
- 最新の公開ジョブネット定義情報ファイルmappingdefine.datを削除する。
- 定義内容を戻す時点のバックアップファイルmappingdefine.datYYYYMMDDhhmmssSSSのファイル名を「mappingdefine.dat」に変更する。
- JP1/AJS3 - User Job Operationサービスを停止してから再起動する。またはjpujoloaddefコマンドを実行する。
公開ジョブネット定義がリカバリーされます。
jpujoloaddefコマンドを実行すると,JP1/AJS3 - User Job Operationサービスを再起動しないで公開ジョブネット定義情報ファイルを読み込み,Serverに反映できます。jpujoloaddefコマンドの詳細については,「14. コマンド jpujoloaddef」を参照してください。
- 起動中のClientおよびDefinerを再起動する。
起動中のClientおよびDefinerがある場合,再起動してください。
- 注意事項
- 公開ジョブネット定義情報ファイルを作成したDefinerより,ServerおよびDefinerのバージョンが古い場合,公開ジョブネット定義情報ファイルはリカバリーできません。公開ジョブネット定義情報ファイルを作成したDefinerのバージョンと,ServerおよびDefinerのバージョンの互換性については,「3.4.3(3) 公開ジョブネット定義情報ファイルの互換性」を参照してください。