13.9 [マクロ変数の追加]/[マクロ変数の設定変更]ダイアログボックス
実行時にマクロ変数の指定が必要なルートジョブネットを公開ジョブネットとして登録した場合に,マクロ変数を設定するダイアログボックスです。
[公開設定]ペインの[マクロ変数]で[追加]ボタンをクリックすると[マクロ変数の追加]ダイアログボックスが,[変更]ボタンをクリックすると[マクロ変数の設定変更]ダイアログボックスが表示されます。
[マクロ変数の追加]ダイアログボックスを次の図に示します。表示項目は,[マクロ変数の設定変更]ダイアログボックスも同じです。
図13-9 [マクロ変数の追加]ダイアログボックス
![[図データ]](figure/zu130090.gif)
- 注意事項
- 追加するマクロ変数は,一つのマクロ変数の文字数を「変数名(接頭辞のAJS2を含む)+マクロ変数値+6」として計算します。マクロ変数全体でのこの値の合計値が800バイト以下になるように設定してください。
- また,一つのマクロ変数の「マクロ変数値」のバイト数は,次のように計算します。
- 固定値を設定する場合
- [マクロ変数値として次の固定値を設定]に設定した文字列のバイト数
- 実行時にClientで指定させる場合
- 255バイト
- Clientユーザーに入力候補から選択させる場合
- 入力候補の中で最も長い指定値のバイト数
表示項目について説明します。
- [変数名]
- ルートジョブネットの実行登録時に指定するマクロ変数の変数名を58バイト以内で指定します。指定できる文字は,大文字の半角英字,半角数字および「.(ピリオド)」です。
- 実行時には「AJS2」という接頭辞が自動的に付加されてマクロ変数に指定されます。
- 注意事項
- 「AJS2UJOID」,「AJS2UJOUSER」,および「AJS2UJOUSERID」は,JP1/AJS3 - User Job Operationの予約マクロ変数名のため,指定しないでください。
- [マクロ変数値として次の固定値を設定]
- [変数名]に指定したマクロ変数に固定の値を設定する場合に選択します。
- 255バイト以内の文字列で指定してください。
- [マクロ変数値は実行時にClientで指定]
- [変数名]に指定したマクロ変数に固定の値を設定しないで,公開ジョブネットの実行時にClientユーザーに指定させる場合に選択します。
- マクロ変数値をClientユーザーに指定させる場合,Clientでの公開ジョブネットの実行時に実行条件として値の入力を促す画面が表示されるようになります。
- [条件項目名]
- Clientでの公開ジョブネットの実行時に実行条件としてマクロ変数値の入力を促す画面に表示させる,マクロ変数の名称や説明などのコメントを50バイト以内で設定します。
- 注意事項
- 指定した文字の文字幅によっては,Clientで表示しきれない場合があります。25文字以上指定した場合は,Clientでの表示を確認してください。
- [ユーザーに次の入力候補から選択させる]チェックボックス
- Clientでの公開ジョブネットの実行時にマクロ変数値を入力させるのではなく,提示した入力候補から選択させる場合にチェックします。
- チェックした場合は,[追加]ボタンで入力候補の一覧に指定値を追加します。
- 入力候補一覧
- 登録した入力候補を一覧表示します。[表示値]は,Clientでの公開ジョブネットの実行時に,実行条件の選択項目として表示されます。選択された[表示値]に対応する[指定値]が,実際にマクロ変数値として設定されます。
- ドラッグアンドドロップで,各入力候補の表示順を並べ替えることもできます。
- [追加]ボタン
- マクロ変数値の入力候補を追加します。追加した入力候補は,Clientでの公開ジョブネット実行時に実行条件を入力する画面で選択項目として表示されます。追加できる入力候補は最大50個です。
- [追加]ボタンをクリックすると,[入力候補の追加]ダイアログボックスが表示されます。
- [変更]ボタン
- 入力候補一覧で選択した指定値を変更します。入力候補一覧で入力候補を選択すると[変更]ボタンをクリックできるようになります。
- [変更]ボタンをクリックすると,[入力候補の設定変更]ダイアログボックスが表示されます。
- [削除]ボタン
- 入力候補一覧で選択した指定値を削除します。入力候補一覧で入力候補を選択すると[削除]ボタンをクリックできるようになります。