12.1 トラブルへの対処の手順

JP1/AJS3 - User Job Operationでトラブルが起きた場合の対処の手順を次に示します。

  1. トラブルが発生したときの現象を確認する。
    トラブルが発生したときの現象を確認してください。メッセージが出力されている場合は,メッセージの内容を確認してください。ログが出力されている場合は,ログに出力されたメッセージの内容を確認してください。
    各メッセージの要因と対処方法については,「16. メッセージ」を参照してください。また,JP1/AJS3 - User Job Operationが出力するログ情報については,「12.2 ログ情報」を参照してください。
  2. トラブルの要因を調べるための資料を採取する。
    トラブルの要因を調べるために資料の採取が必要です。「12.3 トラブル発生時に採取が必要な資料」および「12.4 資料の採取方法」を参照して,必要な資料を採取してください。
    なお,Serverの資料を採取する場合は,トラブルの原因となったDefinerまたはClientの資料も一緒に採取してください。DefinerまたはClientの資料を採取する場合は,Serverの資料も一緒に採取してください。
  3. 問題の要因を調査する。
    採取した資料を基に問題の要因を調査し,問題が発生している部分,または問題の範囲を切り分けてください。