Serverは,Clientが発行する操作要求をコマンドに変換し,JP1/AJS3接続用JP1ユーザー名でコマンドをリモート実行します。そのため,JP1/AJS3接続用JP1ユーザーには,Clientユーザーに公開するルートジョブネットのJP1資源グループに対して実行権限を持つJP1権限レベルを設定しておく必要があります。
実行権限を持つJP1権限レベルは,次のとおりです。
なお,実行権限を持たないJP1ユーザーをJP1/AJS3接続用JP1ユーザーに設定すると,Clientユーザーが公開ジョブネットを実行した際にエラーになります。
また,JP1/AJS3接続用JP1ユーザーは,JP1/AJS3 - User Job Operation用のJP1ユーザーとして独自に登録しておくことを推奨します。JP1/AJS3側に異常が発生した場合に,JP1/AJS3のログを調査することで,異常の発生原因がJP1/AJS3 - User Job Operationの処理にあるのかJP1/AJS3の処理にあるのかを特定しやすくなるためです。
JP1/AJS3接続用JP1ユーザーは,一つのServerに対して一つだけ,固定値として設定できます。次のどちらかの方法で設定してください。