3.9.3 バックアップを検討する

誤操作やシステムの破損は,どのシステムにも起こり得る問題です。システムが壊れた場合,同じ環境のシステムを構築して運用を再開するために,Serverの設定情報のバックアップを検討してください。あらかじめServerの情報をバックアップしておくことで,システムの破損の影響を最小限に抑えることができます。

また,バックアップとあわせて必ずリカバリーについても検討し,実際にシステムが復旧できることを確認してください。

なお,Serverでは公開ジョブネットの定義情報は自動でバックアップされます。そのため,誤操作によって公開ジョブネットの定義情報を変更してしまった場合でも,バックアップした情報をリカバリーすることで,元の設定に戻すことができます。

Serverでバックアップが必要な設定情報,バックアップとリカバリーの方法については,「9. バックアップとリカバリー」を参照してください。