13.5 [業務グループの追加]/[業務グループの設定変更]ダイアログボックス
業務グループを新規作成,または既存の業務グループの設定を変更するダイアログボックスです。
[公開ジョブネット]エリアの[階層表示]ペインで[グループ作成]ボタンをクリックすると,[業務グループの追加]ダイアログボックスが表示されます。[公開ジョブネット]エリアの[階層表示]ペインで右クリックすると表示されるポップアップメニューで[設定の変更]を選択すると,[業務グループの設定変更]ダイアログボックスが表示されます。
[業務グループの追加]ダイアログボックスを次の図に示します。表示項目は,[業務グループの設定変更]ダイアログボックスも同じです。
図13-5 [業務グループの追加]ダイアログボックス
![[図データ]](figure/zu130070.gif)
表示項目について説明します。
- [業務グループ名]
- 業務グループ名を40バイト以内で指定します。
- 指定できる文字は,全角文字,半角英数字,および次の記号です。
- ! # $ % + @ -(ハイフン) .(ピリオド) _(アンダーバー)
- なお,「/(ルート)」の場合,業務グループ名は変更できません。
- [公開設定]
- この業務グループの配下に定義される公開ジョブネットの公開設定のデフォルト値を設定します。
- [許可する操作]
- Clientユーザーに許可する操作を設定します。
- [業務実行]
Clientユーザーに公開ジョブネットの実行を許可する場合にチェックします。
- [業務監視]
Clientユーザーに公開ジョブネットの監視を許可する場合にチェックします。
- 業務実行と業務監視の両方を設定することもできます。「/(ルート)」の場合,デフォルト値として[業務実行]だけがチェックされています。
- [終了確認間隔]
- 公開ジョブネットがClientユーザーによって実行されたあとに,ServerがJP1/AJS3 - Managerにルートジョブネットの状態を問い合わせる間隔,およびClientがServerに公開ジョブネットの状態を問い合わせる間隔を設定します。
- 設定できる値は,30~3,600(単位:秒)です。「/(ルート)」の場合,デフォルトは300秒です。
- [中止方法]
- Clientユーザーによって実行されたルートジョブネットの中止方法を次の三つから選択します。「/(ルート)」の場合,デフォルトは「中断」です。
- [中断]
Clientユーザーが実行中の公開ジョブネットを中止した場合,ルートジョブネットを中断します。
- [強制終了]
Clientユーザーが実行中の公開ジョブネットを中止した場合,ルートジョブネットを強制終了します。
- [中止できない]
Clientユーザーの操作では実行中の公開ジョブネットを中止できないようにします。
- [ガイド]
- ガイドが設定してあるかどうかが表示されます。[ガイドの編集]ダイアログボックスにガイドの内容が入力してあると「設定済」となります。デフォルトは「未設定」です。
- [編集]ボタン
- ガイドに表示される内容を設定します。このボタンをクリックすると,[ガイドの編集]ダイアログボックスが表示されます。
- [アクセス可能メンバー]
- この業務グループ配下に定義される公開ジョブネットの操作を許可するClientユーザーおよびユーザーグループが一覧表示されます。
- Clientユーザーとして定義されているすべてのユーザーに操作が許可されている場合は,[メンバー名]に「*」,[表示名]に「すべてのユーザー」が表示されます。また,ユーザーグループが設定されている場合は,[メンバー名]に「グループ名/*」,[表示名]に「ユーザーグループのパス」が表示されます。
- 「/(ルート)」の場合,デフォルトではすべてのユーザーに操作が許可されています。
- ヘッダーの[メンバー名][表示名]をクリックすると,名前の文字コード昇順/降順にユーザーの表示順を並べ替えられます。
- [編集]ボタン
- [アクセス可能メンバー]を設定または変更します。
- このボタンをクリックすると,[アクセス可能メンバーの編集]ダイアログボックスが表示されます。