12.4 資料の採取方法
トラブルが発生したときに資料を採取しておくと,トラブルが発生した原因を調査できます。調査して原因がわかると,発生したトラブルに対処できます。トラブル発生時の資料の採取方法を次に示します。
- <この節の構成>
- (1) 資料採取コマンドを実行する
- (2) オペレーション内容を確認する
- (3) 画面上のエラー情報を採取する
(1) 資料採取コマンドを実行する
トラブルが発生した原因の調査に必要な資料を採取するためには,資料採取コマンドjpujo_logを実行します。jpujo_logコマンドについては,「14. コマンド jpujo_log」を参照してください。
Server,Definer,およびClientでトラブルが発生した場合の資料の採取方法について次に説明します。
(a) Serverの場合
Serverでトラブルが発生した場合,資料採取コマンドjpujo_logを実行します。資料採取コマンドjpujo_logを実行すると,トラブルが発生した原因を調査するために必要な資料を採取できます。
資料の出力先および出力されるファイルについて説明します。
- 資料の出力先
%TEMP%※¥jp1ajs3ujo¥backlog
- 注※
- %TEMP%のデフォルトはOSによって異なります。
-
- Windows Server 2008,またはWindows 7の場合
- システムドライブ¥Users¥OSユーザー名¥AppData¥Local¥Temp
-
- Windows Server 2003,Windows Server 2003(x64),またはWindows XP Professionalの場合
- システムドライブ¥Document and Setting¥OSユーザー名¥Local Settings¥Temp
- 補足事項
- 資料の出力先は変更できます。変更する手順を次に示します。
- jpujo_log.batファイルをテキストで開く。
jpujo_log.batファイルの格納先を次に示します。
Serverのインストール先フォルダ¥bin¥jpujo_log.bat
- 資料の出力先の設定を変更する。
資料の出力先のパスを設定する行を次に示します。
set DIR_BACKLOG=資料の出力先のパス
- jpujo_log.batファイルを保存して閉じる。
変更した設定が反映されます。
- 出力ファイル
- 採取されたファイルはzip形式のファイルに圧縮されて,次の名称で出力されます。
- ujolog_YYYYMMDD_hhmmss※.zip
- 注※
- YYYYMMDD_hhmmssはjpujo_logコマンドを実行したときの年月日,および時刻です。
- jpujo_logコマンドで採取できる資料については,「12.3 トラブル発生時に採取が必要な資料」を参照してください。
(b) Definerの場合
Definerでトラブルが発生した場合,資料採取コマンドjpujo_logを実行します。資料採取コマンドjpujo_logを実行すると,トラブルが発生した原因を調査するために必要な資料を採取できます。
資料の出力先および出力されるファイルについて説明します。
- 資料の出力先
%TEMP%※¥jp1ajs3ujo¥backlog
- 注※
- %TEMP%のデフォルトはOSによって異なります。
-
- Windows 7またはWindows Vistaの場合
- システムドライブ¥Users¥OSユーザー名¥AppData¥Local¥Temp
-
- Windows Server 2003またはWindows XP Professionalの場合
- システムドライブ¥Document and Setting¥OSユーザー名¥Local Settings¥Temp
-
- 補足事項
- 資料の出力先は変更できます。変更する手順を次に示します。
- jpujo_log.batファイルをテキストで開く。
jpujo_log.batファイルの格納先を次に示します。
Definerのインストール先フォルダ¥tool¥jpujo_log.bat
- 資料の出力先の設定を変更する。
資料の出力先のパスを設定する行を次に示します。
set DIR_BACKLOG=資料の出力先のパス
- jpujo_log.batファイルを保存して閉じる。
変更した設定が反映されます。
- 出力ファイル
- 採取されたファイルはzip形式のファイルに圧縮されて,次の名称で出力されます。
- ujolog_YYYYMMDD_hhmmss※.zip
- 注※
- YYYYMMDD_hhmmssはjpujo_logコマンドを実行したときの年月日,および時刻です。
- jpujo_logコマンドで採取できる資料については,「12.3 トラブル発生時に採取が必要な資料」を参照してください。
(c) Clientの場合
Clientでトラブルが発生した場合,資料採取コマンドjpujo_logを実行します。資料採取コマンドjpujo_logを実行すると,トラブルが発生した原因を調査するために必要な資料を採取できます。
資料の出力先および出力されるファイルについて説明します。
- 資料の出力先
%TEMP%※¥jp1ajs3ujo¥backlog
- 注※
- %TEMP%のデフォルトはOSによって異なります。
-
- Windows 7またはWindows Vistaの場合
- システムドライブ¥Users¥OSユーザー名¥AppData¥Local¥Temp
-
- Windows Server 2003またはWindows XP Professionalの場合
- システムドライブ¥Document and Setting¥OSユーザー名¥Local Settings¥Temp
-
- 補足事項
- 資料の出力先は変更できます。変更する手順を次に示します。
- jpujo_log.batファイルをテキストで開く。
jpujo_log.batファイルの格納先を次に示します。
Clientのインストール先フォルダ¥tool¥jpujo_log.bat
- 資料の出力先の設定を変更する。
資料の出力先のパスを設定する行を次に示します。
set DIR_BACKLOG=資料の出力先のパス
- jpujo_log.batファイルを保存して閉じる。
変更した設定が反映されます。
- 出力ファイル
- 採取されたファイルはzip形式のファイルに圧縮されて,次の名称で出力されます。
- ujolog_YYYYMMDD_hhmmss※.zip
- 注※
- YYYYMMDD_hhmmssはjpujo_logコマンドを実行したときの年月日,および時刻です。
- jpujo_logコマンドで採取できる資料については,「12.3 トラブル発生時に採取が必要な資料」を参照してください。
(2) オペレーション内容を確認する
トラブル発生時のオペレーション内容を確認し,記録しておいてください。確認が必要な情報については,「12.3(5) オペレーション内容」を参照してください。
(3) 画面上のエラー情報を採取する
画面に表示されているエラー情報のハードコピーを採取してください。採取が必要な画面については,「12.3(6) 画面上のエラー情報」を参照してください。