6.3.3 状態取得条件設定フレーム

[監視]画面の左フレームです。監視対象の状態取得条件を指定するフレームです。

状態取得条件設定フレームを次の図に示します。

図6-7 状態取得条件設定フレーム

[図データ]

表示項目と指定方法について説明します。

<この項の構成>
(1) 監視対象の選択
(2) 状態を取得するユニットの範囲
(3) 監視方法の選択
(4) 表示方法の選択
(5) 検索条件の選択
(6) ボタン

(1) 監視対象の選択

チェックボックス
表示されている一覧表から監視対象を選択し,チェックボックスをチェックします。一つもチェックをしない状態で[状態取得]ボタンを押した場合,エラーダイアログが出力されます。
[ホスト名]
監視対象のホスト名が表示されます。ユーザー環境設定でホスト名が編集できるように設定している場合,ホスト名がテキストフィールドで表示され,編集できます。チェックボックスをチェックしている場合,テキストフィールドに何も入力されていない状態で[状態取得]ボタンを押すと,エラーダイアログが出力されます。
[サービス名]
監視対象のスケジューラーサービス名が表示されます。ユーザー環境設定でスケジューラーサービス名が編集できるように設定している場合,スケジューラーサービス名がテキストフィールドで表示され,編集できます。チェックボックスをチェックしている場合,テキストフィールドに何も入力されていない状態で[状態取得]ボタンを押すと,エラーダイアログが出力されます。
[ユニット名]
監視対象のユニット名が表示されます。ユーザー環境設定でユニット名が編集できるように設定している場合,ユニット名がテキストフィールドで表示され,編集できます。チェックボックスをチェックしている場合,テキストフィールドに何も入力されていない状態で[状態取得]ボタンを押すと,エラーダイアログが出力されます。
初期値および指定できる値を次の表に示します。
コントロール名初期値指定できる値
[ホスト名]テキストフィールドユーザー環境設定で指定したホスト名。指定がなければ空白。255文字以内の文字列(IPアドレス指定はできない)
[サービス名]テキストフィールドユーザー環境設定で指定したスケジューラーサービス名。指定がなければ空白。30文字以内の文字列
[ユニット名]テキストフィールドユーザー環境設定で指定したユニット名。指定がなければ空白。930文字以内の文字列
注※ 次に示す記号は使用できません。
¥ " [ ] ' ( ) = ;(セミコロン) :(コロン) ,(コンマ)

(2) 状態を取得するユニットの範囲

指定した監視対象のどのユニットについて状態取得をするか,ドロップダウンリストから選択して指定します。ドロップダウンリストは次の構成です。

(3) 監視方法の選択

指定した監視対象をどの監視方法で監視するか,次のラジオボタンで選択します。

(4) 表示方法の選択

状態取得結果の表示方法を次のラジオボタンで選択します。

テキストフィールドに何も入力されていない状態で[状態取得]ボタンを押した場合,エラーダイアログが出力されます。

(5) 検索条件の選択

(a) 状態

実行状態
指定した状態だけが表示されます。次の状態のチェックボックスがあります。一つもチェックしない状態で[状態取得]ボタンを押した場合はすべての状態を表示します。
  • [実行中]
  • [保留中]
  • [閉塞]
  • [結果]
  • [監視中]
  • [予定]
[実行中],[結果]をチェックした場合,次のドロップダウンリストから詳細状態を指定できます。
  • [すべて]
  • [正常]
  • [警告]
  • [異常]
  • [警告・異常]
遅延状態
遅延があるユニットだけを表示します。次のチェックボックスがあります。
  • [開始遅延あり]
  • [終了遅延あり]
保留予定
次のチェックボックスをチェックした場合,保留予定のあるユニットだけを表示します。
  • [次回の保留予定あり]
「次回の保留予定あり」で表示できるのは,次のユニットです。
  • 保留属性の定義が「する」のユニット
  • 一時変更によって保留属性を設定したユニット
保留属性の定義が「前回異常時だけ保留」「前回異常警告時だけ保留」のユニットは,一時変更によって保留属性を設定しないかぎり,保留予定のあるユニットとして表示されません。

(b) その他

コメント中に含まれる文字列
チェックボックスをチェックした場合,テキストフィールドで指定した文字列をコメント中に含むユニットだけを表示します。チェックボックスをチェックしているが,テキストフィールドに何も入力されていない状態で[状態取得]ボタンを押した場合,エラーダイアログが出力されます。テキストフィールドの初期値および制限値を次の表に示します。
初期値指定できる値
ユーザー環境設定で指定した文字列80文字以内の文字列
実行ホスト名
チェックボックスをチェックした場合,テキストフィールドで指定したホストで実行されたジョブだけが表示されます。チェックボックスをチェックしているが,テキストフィールドに何も入力されてしていない状態で[状態取得]ボタンを押した場合,エラーダイアログが出力されます。
テキストフィールドの初期値および制限値を次の表に示します。
初期値指定できる値
ユーザー環境設定で指定した文字列255文字以内の文字列

(6) ボタン

[状態取得]ボタン
[状態取得]ボタンを押すと,このフレームで指定した条件で状態を取得し一覧を表示します。[監視]画面の右側にどのフレームを表示していても状態一覧フレームに遷移します。条件に合うデータが一つもなかった場合,その旨のメッセージが出力されます。
[クリア]ボタン
[クリア]ボタンを押すと,このフレームの表示内容を,ユーザー環境設定の設定内容に戻します。