3.1.2 JP1/AJS3 - Web Operation Assistant側のインストールとセットアップ

JP1/AJS3 - Web Operation Assistantのインストールとセットアップ処理の流れを次の図に示します。

図3-2 JP1/AJS3 - Web Operation Assistant側のインストールとセットアップ処理の流れ

[図データ]

  1. JP1/AJS3 - Web Operation Assistantをインストールする
    インストールについては「3.2 インストール」を参照してください。
  2. JP1/AJS3 - Web Operation Assistantの環境を設定する
    JP1/AJS3 - Web Operation Assistantの運用に必要な情報を設定します。
    設定方法については「3.3 JP1/AJS3 - Web Operation Assistant環境の設定」を参照してください。
  3. ユーザー認証の環境を設定する
    ユーザー認証については「3.4 ユーザー認証環境の設定」を参照してください。
  4. Webブラウザーを設定する
    Webブラウザーの設定については「3.5 Webブラウザーの設定」を参照してください。
  5. 資料採取ツールをセットアップする
    資料採取ツールのセットアップについては「3.6 資料採取ツールのセットアップ」を参照してください。
  6. SSLサーバー証明書を設定する
    SSL通信を使用すると,WebブラウザーとJP1/AJS3 - Web Operation Assistant間の通信が暗号化され,パスワードなどの盗聴が防げます。
    SSL通信を使用するためには,SSLサーバー証明書が必要です。SSLサーバー証明書は,デフォルトでは,インストール時に生成される自己署名証明書が使用されます。デフォルトの自己署名証明書では,国名として「JP」だけが設定されています。デフォルトの自己署名証明書以外の証明書を使用する場合は,「3.7 SSLサーバー証明書の設定」を参照してください。
    Internet Explorerの場合
    自己署名証明書を使用する場合,認証局が発行した証明書でないため,Webブラウザーから最初にアクセスしたときに「セキュリティの警告」メッセージボックスが表示されます。
    Firefoxの場合
    自己署名証明書を使用する場合,認証局が発行した証明書でないため,Webブラウザーから最初にアクセスしたときに「接続の安全性を確認できません」メッセージボックスが表示されます。最初にアクセスしたときに,セキュリティ例外を承認してください。
    また,自己署名証明書の有効期間は,2036年12月31日までです。
  7. ファイアウォールを通過するための設定をする
    JP1/AJS3 - ManagerホストまたはJP1/AJS2 - Managerホストで組み込みDBまたはHiRDB使用時にファイアウォールを設置している場合,JP1/AJS3 - Web Operation Assistantでファイアウォールを通過するための設定が必要です。設定方法については,「3.8 ファイアウォールを通過するための設定」を参照してください。
  8. アプリケーションサーバーを起動する
    Windowsの[コントロールパネル]-[管理ツール]-[サービス]で,次に示すサービスを起動します。
    JP1/AJS3 WOA Web Application Server
    イベントビューアを使って,アプリケーションログにKAVI3000-Iメッセージが出力されて起動が完了したことを確認します。なお,ホストの稼働状況によっては起動が完了するまでに数秒から数十秒かかることがあります。
  9. HTTPサーバーを起動する
    Windowsの[コントロールパネル]-[管理ツール]-[サービス]で,次に示すサービスを起動します。
    JP1/AJS3 WOA HTTP Server