JP1/Automatic Job Management System 3 - Web Operation Assistant
ユーザー環境設定によって,一括監視の環境をカスタマイズできます。カスタマイズは,カスタマイズする項目によって次の二つの方法があります
- ユーザー環境設定ファイルで定義する
- [ユーザー環境設定]画面で変更する
- <この節の構成>
- (1) ユーザー環境設定ファイルで定義する
- (2) [ユーザー環境設定]画面で変更する
(1) ユーザー環境設定ファイルで定義する
JP1ユーザーごとの環境をJP1/AJS3 - Web Operation Assistantマシン上のユーザー環境設定ファイルで定義します。必ずユーザーごとに環境を定義してください。この環境設定ファイルに環境が定義されていないユーザーはJP1/AJS3 - Web Operation Assistantにログインできません。
ユーザー環境設定ファイルで定義するのは管理者が定義する(各JP1ユーザーが自由に変更できない)項目です。ユーザー環境設定ファイルに対するアクセス権は,OSレベルのパーミッション設定(WindowsのNTFSアクセス許可の設定)で管理してください。
ユーザー環境設定ファイルには,ログインするJP1ユーザーごとに次の情報を定義します。
- [監視]画面のフレーム構成の設定
- 監視対象の設定
- 操作ボタンの表示設定
ユーザー環境設定ファイルに定義した内容を有効にするには,JP1/AJS3 WOA HTTP ServerサービスおよびJP1/AJS3 WOA Web Application Serverサービスを再起動する必要があります。
(2) [ユーザー環境設定]画面で変更する
JP1ユーザーが自由にWeb画面上で環境のカスタマイズができます。環境のカスタマイズ情報はJP1ユーザーごとに保存されるので,ほかのJP1ユーザーにはその環境は引き継がれません。
Web画面でカスタマイズできる項目を次に示します。
- 検索条件のデフォルトの設定
- 状態表示色
- 遅延表示色の優先度
- 状態一覧表の表示項目
- 操作オプションのデフォルト設定
- 自動更新
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