定義情報管理テンプレートを開いたときの画面例を次に示します。
図4-1 定義情報管理テンプレートの画面例
ファイルの上部に操作用のボタンが表示され,下部は定義情報の入力,表示用のフィールドです。インポートやエクスポートの実行結果ファイルの場合は,操作用ボタンのすぐ下にインポート,エクスポート実行時のホスト名,サービス名,文字コード種別,およびユニット名が表示されます。また,定義情報管理テンプレート上にメッセージが出力された場合は,入力・表示用フィールドのタイトルの上にメッセージ情報が出力されます。
(1) 操作用ボタン
操作用のボタンには,下記の4種類があります。なお,[VIEW]ボタンは実行結果ファイルにだけ表示されます。
(2) 定義情報の入力・表示用フィールド
ファイルの下部は,定義情報を入力,表示するフィールドです。インポートを実行すると,このフィールドに定義情報が出力されます。エクスポートを実行する場合は,このフィールドに定義情報を入力します。定義情報のセルにはあらかじめその項目にあった入力規則が設定されています。
項目タイトルのセルにマウスカーソルを合わせると,項目の説明が表示されます。定義情報の入力や確認の参考にしてください。なお,カスタムジョブは,タイトル行にマウスカーソルを合わせても,項目の説明は表示されません。各定義項目のさらに詳しい情報については,「5. 定義情報一覧」を参照してください。
項目タイトルにはExcelのオートフィルターが設定されています。この機能を使って,特定の値が指定されているユニットだけを絞り込み表示することができます。
インポートまたはエクスポート実行時に,定義情報の最終列(「エラーメッセージ情報部」)にメッセージが出力されることがあります。メッセージが出力された場合,出力された行の[区分]セルの色が変更されます。
(3) ファンクションキー
定義情報管理テンプレートを開くと,[F1]から[F12]までのファンクションキーにJP1/AJS3 - Definition Assistantの各機能が割り当てられます。その代わりに,Excelが割り当てていたファンクションキーの機能は使用できなくなります。JP1/AJS3 - Definition Assistantが割り当てるファンクションキーの機能を次に示します。
表4-1 ファンクションキーの割り当て
ファンクションキー | 機能 |
---|---|
F1 | インポートを実行する。 |
F2 | 定義情報を変更するために,選択したセルをマーキングする。※ |
F3 | 選択したセルのマーキングをクリアする。※ |
F4 | エクスポートを実行する。 |
F5 | 入力されているすべての行の[区分]に「一括」を入力する。※ |
F6 | 入力されているすべての行の[区分]に「単独」を入力する。※ |
F7 | 入力されているすべての行の[区分]に「変更」を入力する。※ |
F8 | 入力されているすべての行の[区分]に「削除」を入力する。※ |
F9 | 入力されているすべての行の[区分]に定義されている内容をクリアする。※ |
F10 | 入力した定義情報をチェックする。 |
F11 | JP1/AJS3 - ViewまたはJP1/AJS2 - Viewの画面を起動する。 |
F12 | 機能なし。 |