4.3.3 ユニットの単独定義
定義情報管理テンプレートに入力されている情報のうち,特定のユニットの情報だけをエクスポートします。単独定義の手順を次に示します。
- 定義情報管理テンプレートを開く。
実行結果ファイル,または別名でコピーしたマスターファイルを開きます。
- 定義情報を入力する。
必要な定義情報をファイルに入力,編集します。
[CHECK]ボタンをクリックすると,入力した定義情報が,ユーザーが設定した入力条件に一致しているかどうかをチェックできます。
- 情報を入力した行の[区分]に「単独」を入力する。
「単独」は,リストボックスから選択するか,直接入力してください。[F6]キーを押すと,入力済みのすべての行に「単独」が入力されます。
定義を反映させたいユニットの行すべてに「単独」を入力してください。「単独」が入力されている行がエクスポートの対象になります。
- [EXPORT]ボタンをクリックする。
[ユニット定義のエクスポート]ダイアログボックスが表示されます。環境設定ファイルにJP1ユーザー名,接続するマネージャーホスト名,スケジューラーサービス名,および文字コード種別が設定されている場合は,その設定内容がデフォルトで表示されます。
- エクスポート先についての情報を入力する。
入力する項目を次に示します。
- [ユーザー名](ユーザー認証機能を使用する場合だけ)
エクスポートで使用するJP1ユーザー名を指定します。
- [パスワード](ユーザー認証機能を使用する場合だけ)
エクスポートで使用するJP1ユーザーのパスワードを指定します。
- [ホスト名]
エクスポート先のマネージャーホスト名を指定します。
- [サービス名]
エクスポート先のスケジューラーサービス名を指定します。
- [文字コード種別]
「AUTO」を指定します。
「AUTO」以外を指定する場合は,必ず接続先のJP1/AJS3 - ManagerまたはJP1/AJS2 - Managerの環境設定パラメーター「AJSCHARCODE」に設定されている値を指定します。
- [ユニット名]
入力不要です。
[ホスト名],[サービス名],および[文字コード種別]は,必ず入力します。
- [OK]ボタンをクリックする。
エクスポートの処理を開始します。
- エクスポート結果を確認する。
エクスポートが終了すると,KAVZ0402-Iのメッセージダイアログボックスが表示されます。[OK]ボタンをクリックして,実行結果を確認してください。実行結果は実行結果ファイルに出力されます。実行結果ファイルのファイル名,出力フォルダなどについては,「付録A.2 インポート,またはエクスポート実行時に作成されるファイル」を参照してください。
定義内容にエラーがあった場合は,エラーがあった行の「区分」セルの色が変わり,その行の最終列(「エラーメッセージ情報部」)にエラーメッセージが出力されます。エラーメッセージを基に対処してください。JP1/AJSのメッセージが出力されている場合の対処については,「6.4.1 エクスポートが正常終了しない場合」を参照してください。