1.1 KAVUで始まるメッセージ(ジョブ実行制御に関するメッセージ)
KAVUで始まるメッセージ(ジョブ実行制御に関するメッセージ)の一覧を次に示します。
- 「関数名:」が付いているメッセージの中には,場合によっては「関数名:」が表示されないものがあります。
- 「接続先ホスト名」「ポート番号」「システムエラー番号」が付いているメッセージの中には,場合によっては「接続先ホスト名」「ポート番号」「システムエラー番号」が表示されないものがあります。
- QUEUEジョブまたはサブミットジョブ以外のジョブを実行した場合,出力されるメッセージの「キュー」の部分は,実行エージェントまたは実行エージェントグループを表します。
- QUEUEジョブまたはサブミットジョブ以外のジョブを実行した場合,出力されるメッセージの「エージェントホスト名」および「エージェント名」の部分は,実行エージェント名または実行エージェントグループ名を表します。ただし,次に示すメッセージについては,実行ホストを表します。
KAVU4220-E,KAVU4221-E,KAVU4222-E,KAVU4223-E,KAVU4294-I,KAVU4295-W,KAVU4296-E,KAVU4297-W,KAVU4299-I,KAVU4504-W,KAVU4530-W,KAVU4531-W,KAVU4534-W,KAVU4535-I,KAVU4538-W,KAVU4546-W,KAVU4547-W,KAVU4548-W,KAVU4549-W,KAVU4550-W,KAVU4551-W,KAVU4552-W,KAVU4553-W,KAVU4554-W,KAVU4555-W,KAVU4556-W,KAVU4557-W,KAVU4558-W,KAVU4559-W,KAVU4560-W,KAVU4561-W,KAVU4562-W,KAVU4563-W,KAVU4564-W,KAVU4565-W,KAVU4566-W,KAVU4567-W,KAVU4568-W,KAVU4569-W,KAVU4570-W,KAVU4571-W,KAVU4572-W,KAVU4573-W,KAVU4574-W,KAVU4575-W,KAVU4576-W,KAVU4578-W,KAVU4580-W,KAVU4581-W,KAVU4582-W,KAVU4583-W,KAVU4584-W,KAVU4585-W,KAVU4586-W,KAVU4587-W,KAVU4588-W,KAVU4589-W,KAVU4590-W,KAVU4591-W,KAVU4596-W,KAVU4597-W,KAVU4598-W,KAVU4700-E,KAVU4701-E,KAVU4702-E,KAVU4703-E,KAVU4704-E,KAVU4717-E,KAVU4718-E
- メッセージを出力したジョブ実行制御マネージャーを区別するために,メッセージテキストの末尾に「(スケジューラーサービス名)」が表示されるメッセージがあります。「(スケジューラーサービス名)」が表示されている場合は,そのスケジューラーサービスのジョブ実行制御マネージャーが出力したメッセージであることを示します。「(スケジューラーサービス名)」が表示されていない場合は,サブミットジョブ実行制御マネージャーが出力したメッセージであることを示します。
- 互換用ISAM構成で運用する場合は,JP1/AJS2のマニュアルを参照してください。
KAVU0200-E
関数名: A logical contradiction occurred.
関数名:論理矛盾が発生しました
論理矛盾が発生しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU0201-E
関数名: The parameter is specified incorrectly.
関数名:パラメーターに誤りがあります
パラメーターに誤りがあります。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- コマンドに指定した引数が正しいかどうか確認してください。
- 標準エラー出力に出力されたメッセージも確認してください。また,統合トレースログで,このメッセージの前後にKAVUで始まるメッセージが出力されているかを確認してください。出力されている場合は,そちらのメッセージの説明も参照してください。
- コマンドを実行したホストとマネージャーホストの文字コードが異なる場合は,データ転送の際の文字コード変換でデータサイズが大きくなったおそれがあります。
- マネージャーホストの文字コードに変換した場合に,指定できる文字数を超える引数がないか確認してください。
- エラー要因を取り除いたあと,再度実行してください。
KAVU0202-E
関数名: An internal factor caused an error.
関数名:内部的要因でエラーになりました
内部的要因でエラーになりました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU0203-E
関数名: JpqInit function is not issued.
関数名:JpqInit関数が発行されていません
JpqInit関数が発行されていません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- JpqInit関数を正しく呼び出していることを確認したあと,再度呼び出してください。
KAVU0204-E
関数名: An environment setting or logical host name information is invalid.
関数名:環境設定が不正かもしくは論理ホスト名情報が不正です
環境設定が不正か,または論理ホスト名情報が不正です。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 統合トレースログでエラー要因を確認し,要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0205-E
関数名: Memory became insufficient.
関数名:メモリー不足が発生しました
メモリー不足が発生しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- ほかの不要なアプリケーションを停止したあと,再度呼び出してください。それでも,同じメッセージが出力される場合は,メモリー見積もりを見直してください。
KAVU0206-E
関数名: A logical contradiction occurred.
関数名:論理矛盾が発生しました
クライアントからの要求を処理する際,通信プロトコルのパラメーターに不正が見つかりました。または,関数の発行元で論理ホスト名情報の取得,または環境設定情報の取得に失敗しました。関数の発行元で要求発生時にhostsファイルを上書きでコピーしてファイルの置換が発生するような操作を行っていると,論理ホスト名の取得に失敗することがあります。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 統合トレースログでこのメッセージの前後にKAVUで始まるメッセージが出力されているかを確認してください。出力されている場合はそちらのメッセージの説明も参照して,要因を取り除いたあと,再度要求を行ってください。出力されていない場合や問題が解決しない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU0207-E
関数名: The file cannot be opened because file path or file does not exist at the send source.
関数名:転送元のファイルパス又はファイルが無いためファイルをオープンできません
転送元のファイルパス,またはファイルがないためファイルをオープンできません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0208-E
関数名: The file cannot be opened because you lack access permission for the file at the send source.
関数名:転送元のファイルのアクセス権が無いためファイルをオープンできません
転送元のファイルのアクセス権がないため,ファイルをオープンできません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0209-E
関数名: The file cannot be opened because some other process is using the file at the send source.
関数名:転送元のファイルが他のプロセスで使用中のためファイルをオープンできません
転送元のファイルが他プロセスで使用中のため,ファイルをオープンできません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0210-E
関数名: The file at the send source cannot be opened.
関数名:転送元のファイルをオープンできません
転送元のファイルをオープンできません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- システムで受け付けられないファイル名の形式,またはファイル名長であるおそれがあります。ジョブ定義の転送元のファイル名を確認してください。
KAVU0211-E
関数名: The file at the send source cannot be read.
関数名:転送元のファイルの読み込みに失敗しました
転送元のファイルの読み込みに失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU0212-E
関数名: Insufficient disk space. The file specified as the acquisition destination of the standard output or standard error output file cannot be written.
関数名:ディスクに空き容量が無いため標準出力・標準エラー出力ファイル取得先として指定したファイルが書き込みできません
ディスクに空き容量がないため,標準出力・標準エラー出力ファイル取得先として指定したファイルが書き込めません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- ディスクの空き容量を作成したあと,再度呼び出してください。
KAVU0213-E
関数名: The file specified as the acquisition destination of the standard output or standard error output file could not be written.
関数名:標準出力・標準エラー出力取得先として指定したファイルの書き込みに失敗しました
標準出力・標準エラー出力取得先として,指定したファイルの書き込みに失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU0214-W
関数名: The standard (error) output file at the manager consists of 0 bytes of data.
関数名:マネージャー側の標準(エラー)出力ファイルが0バイトデータです
jpqjobgetコマンドで,標準出力ファイルまたは標準エラー出力ファイルのデータを取得しようとしましたが,ファイルがありませんでした。
- (S)
- 要求処理を終了します。
KAVU0215-E
関数名: TCP/IP communication could not be connected to the manager.
関数名:マネージャーへのTCP/IP通信接続ができませんでした
ジョブ実行制御マネージャープロセスへのTCP/IP通信接続ができませんでした。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 要求を実行する際に指定したマネージャーホストと要求元のクライアントホスト間でTCP/IP通信ができることを確認してください。マネージャーホストと要求元のクライアントホストが同じ場合や,TCP/IP通信ができる場合は,次に示すプロセスの起動状態を確認してください。
- Windowsの場合
- メッセージを出力したプロセスがフロー制御プロセス(ajsflowd.exe)またはジョブ完了待ちプロセス(ajssubwd.exe)の場合は,統合トレースログにメッセージKAVU6100-Iが出力され,ジョブ実行制御状態通知プロセス(jpqnfyd.exe)が起動されていることを確認してください。メッセージを出力したプロセスがその他のプロセスの場合(統合トレースログのプロセス名が「UAP」の場合)は,ジョブ実行制御マネージャープロセス(jpqman.exe)が起動されていることを確認してください。これらのプロセスが起動していない場合は,JP1/AJS3サービスを再起動してから再実行してください。
- UNIXの場合
- メッセージを出力したプロセスがフロー制御プロセス(ajsflowd)またはジョブ完了待ちプロセス(ajssubwd)の場合は,統合トレースログにメッセージKAVU6100-Iが出力され,ジョブ実行制御状態通知プロセス(jpqnfyd)が起動されていることを確認してください。メッセージを出力したプロセスがその他のプロセスの場合(統合トレースログのプロセス名が「UAP」の場合)は,ジョブ実行制御マネージャープロセス(jpqman)が起動されていることを確認してください。これらのプロセスが起動していない場合は,JP1/AJS3サービスを再起動してから再実行してください。
- また,マネージャーホストの統合トレースログで,このメッセージの前後にTCP/IP通信接続エラーを示すKAVUで始まるメッセージが出力されているかを確認してください。出力されている場合は,そちらのメッセージの説明も参照してください。出力されていない場合や原因が判明しない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。資料は,マネージャーホストと要求元のクライアントホストの両方で採取してください。
KAVU0216-E
関数名: A timeout occurred for the request to acquire status notification.
関数名:状態通知取得要求がタイムアウトになりました
状態通知取得要求が,タイムアウトになりました。
JP1/AJS2 - Client Toolkit,またはJP1/AJS2 - SDKで提供しているJpqGetReport関数,JpqOpenEnumReport関数を使用してジョブの状態通知情報を取得する場合,これらの関数の引数ulTimeoutで設定した時間を過ぎても状態通知情報を受信できませんでした。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 状態通知情報を受け取るジョブが正しいことを確認したあと,再度呼び出してください。
- JP1/AJS2 - Client Toolkit,またはJP1/AJS2 - SDKで提供しているJpqGetReport関数,JpqOpenEnumReport関数を使用してジョブの状態通知情報を取得する場合,アプリケーションの仕組みに依存しますが,アプリケーション内でリトライするか,アプリケーションそのものを再実行してください。
KAVU0217-E
関数名: The IP address could not be converted.
関数名:IPアドレス変換に失敗しました
hostsファイル,またはDNSサーバなどで,指定したホスト名からIPアドレスが求められるように,ネットワークの設定が正しく設定されている必要があります。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 指定した論理ホスト名でTCP/IP通信ができることを確認したあと,再度呼び出してください。
KAVU0218-E
関数名: The manager cannot accept requests in the present status.
関数名:マネージャーが要求を受け付けない状態になっています
マネージャーが要求を受け付けない状態になっています。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 次のおそれがあります。確認したあと,再度呼び出してください。
- デーモンが運用開始されていないか。
- マネージャーが縮退運転中ではないか。
KAVU0219-E
関数名: The specified queue or agent does not exist.
関数名:指定されたキューまたはエージェントが存在しません
指定されたキュー,またはエージェントがありません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 次の原因が考えられます。確認してください。
- JP1をインストールしたあとに自ホスト名を変更し,ローカルエージェントに対してジョブを実行した
- ジョブネットの定義またはジョブの定義で,実行ホストとして指定したエージェントがマネージャーに定義されていない
- マネージャーに定義されているエージェント名に誤りがある
- キューが追加されていない
- jpqで始まる名称のコマンドを使用した際に,キュー名またはエージェント名の指定が誤っている
- ジョブの実行ホストをIPアドレスで指定した
- 各要因に対して次の対処を行ったあと,再実行してください。
- マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 運用ガイド 8.9.1 JP1/AJS3が動作しているホストの名称を変更する」に従って正しくホスト名を変更してください
- 実行ホスト名の指定を確認してください。誤ったホスト名を指定している場合は正しいホスト名を指定してください。マネージャーでエージェントの定義を追加するには3を行ってください
- 次に示すコマンドを実行して,正しいエージェントを定義してください
・PCジョブ,UNIXジョブ,アクションジョブ,およびカスタムジョブの場合
ajsagtaddコマンド
・QUEUEジョブ,サブミットジョブの場合
jpqimportコマンド,またはjpqagtaddコマンド
- jpqqueaddコマンドでキューを追加してください
- キュー名またはエージェント名を確認してください
- マネージャーにエージェントとして定義した名称をジョブの実行ホストに指定してください
- 各コマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス1 2. コマンド」およびマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス2 3. 特別な運用で使用するコマンド」を参照してください。
KAVU0220-E
関数名: There is no response from the manager.
関数名:マネージャーからの応答が返ってきません
マネージャーからの応答が返ってきません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 次の原因が考えられます。確認してください。
- 設定したポート番号に誤りがある
- 通信障害が発生している
- マネージャーが高負荷状態となっている
- 「ファイル受信制限をするための設定」をしている場合,指定した転送ファイルのファイルサイズが環境設定パラメーターLimitReceiveFileSizeの設定値を超えている
- 各要因に対して次の対処を行ったあと,再実行してください。
- ポート番号を見直してください
- ネットワークの状態を確認してください
また,ネットワークカード・ケーブル・ハブなどのハードウェアが正しく動作しているか確認してください
- UNIXの場合はtopコマンド,Windowsの場合はタスクマネージャを実行するなどの方法によって負荷を掛けているプロセスを確認してください
また,JP1/AJS3のジョブ情報削除処理時間と重なっていないか確認してください
重なっている場合は,ジョブの実行が少ない時間帯に削除処理をするように変更してください
- 転送ファイルのファイルサイズが環境設定パラメーターLimitReceiveFileSizeの設定値を超えていないか確認してください
KAVU0221-E
関数名: An internal factor at the manager caused an error.
関数名:マネージャーの内部的要因でエラーが発生しました
マネージャーの内部的要因でエラーが発生しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 統合トレースログでこのメッセージの前後にKAVUで始まるメッセージが出力されているかを確認してください。出力されている場合は,そちらのメッセージの説明を参照してエラー要因を確認し,要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。出力されていない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU0222-E
関数名: The queue is closed.
関数名:キューが閉じられています
キューの受付口がクローズされているため,ジョブ登録ができません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- ジョブの種類によって対処方法が異なります。
- PCジョブ,UNIXジョブ,アクションジョブ,およびカスタムジョブの場合
ajsagtaltコマンドで実行エージェントの受付配信制限の状態を「有効」に変更してから,再度要求を発行してください。
- QUEUEジョブ,サブミットジョブの場合
jpqqueopenコマンドでキューの受付口をオープンしてから,再度要求を発行してください。
- ajsagtaltコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス1 2. コマンド ajsagtalt」を参照してください。
- jpqqueopenコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス2 3. 特別な運用で使用するコマンド jpqqueopen」を参照してください。
KAVU0223-E
関数名: The number of queued jobs in the specified queue reached the limit or the queue resources reached the limit.
関数名:キューのキューイングジョブ数が上限に達しているかキューの制限値を超えています
キューに登録したジョブ数がキュー内のジョブ数の最大値に達しているか,またはシステム内の最大ジョブ数の上限値に達しています。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- ジョブの実行終了を待って再度要求を発行するか,またはキュー定義情報でキュー内のジョブ数の最大値またはシステム内の最大ジョブ数を見直してください。
- キュー内のジョブ数の最大値に達している場合は,統合トレースログにメッセージKAVU4515-Wが出力されます。また,システム内の最大ジョブ数に達している場合は,統合トレースログにメッセージKAVU4520-Wが出力されます。
- それぞれのメッセージの対処方法に従ってください。
KAVU0224-E
関数名: You lack operate permission.
関数名:操作権限がありません
ジョブ実行制御のマネージャープロセスに対して実行要求を行ったユーザーには,操作に必要なJP1権限レベルがありません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 実行要求を行ったユーザーのJP1権限レベルを確認してください。
- ジョブ実行制御のコマンドの実行の際には,要求を行うOSユーザーをJP1ユーザーとして認証サーバに登録しておく必要があります。また,必要に応じて,JP1ユーザーに実行権限を与えてください。コマンドに必要な実行権限については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス2 1.5 コマンド一覧」を参照してください。また,JP1権限レベルの設定方法については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド1 3.1.1(1) ユーザー情報を設定する」(Windowsの場合)またはマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド1 13.1.1(1) ユーザー情報を設定する」(UNIXの場合)を参照してください。
KAVU0225-W
関数名: The job does not exist.
関数名:該当するジョブが存在しません
該当するジョブがありません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- ジョブの列挙のコマンドを実行した場合は,該当するジョブが1件もありませんでした。指定したホスト名やキュー名,ジョブの状態が正しいかを確認したあと,再実行してください。
- ジョブの列挙以外のコマンドを実行した場合,指定したジョブ番号に間違いがないか確認したあと,再実行してください。指定したジョブ番号は,標準エラー出力または統合トレースログの,このメッセージの前後に出力されたKAVUで始まるメッセージで確認してください。
KAVU0226-E
関数名: You cannot perform this operation because this job is being executed (or has not ended).
関数名:該当するジョブは実行中の(またはまだ終了していない)ため操作できません
該当するジョブは実行中,またはまだ終了していないため操作できません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- ジョブが終了したあと,再実行してください。
KAVU0227-E
関数名: The destination queue does not exist.
関数名:移動先のキューが存在しません
移動先のキューがありません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- ジョブ移動先のキュー名に指定したキュー名,およびキューの有無を確認したあと,再実行してください。
KAVU0228-E
関数名: The destination queue has reached the queuing limit.
関数名:移動先のキューがキューイング上限数に達しています
ジョブの移動先に指定したキューに登録したジョブ数が,キュー内のジョブ数の最大値に達しています。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- ジョブの実行終了を待って再度要求を発行するか,またはキュー定義情報でキュー内のジョブ数の最大値を見直してください。
- キューに登録したジョブ数は,jpqqueshowコマンドの-qまたは-ahオプションで確認でき,「QUEUING」と「EXECUTING」の両方を合わせた値になります。
- また,キュー内のジョブ数の最大値は,jpqquealtコマンドで変更できます。これらのコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス2 3. 特別な運用で使用するコマンド」を参照してください。
KAVU0231-W
関数名: There is no queue in the manager.
関数名:マネージャーにキューが存在しません
マネージャーホストにキューの定義情報が1件もありません。
- (S)
- 要求処理を終了します。
KAVU0232-E
関数名: No agent is connected to the manager.
関数名:マネージャーに接続しているエージェントが存在しません
マネージャーホストにエージェントの定義情報がありません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エージェントの定義情報は,jpqagtshowコマンドで確認できます。指定したエージェントの定義情報の有無を確認したあと,再実行してください。
- なお,エージェントの定義情報がない場合は,jpqagtaddコマンドで動的に追加することもできます。
- コマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス2 3. 特別な運用で使用するコマンド」を参照してください。
KAVU0233-E
関数名: The macro variable (
マクロ変数名) has not been inherited.
関数名:マクロ変数(
マクロ変数名)が引き継がれていません
マクロ変数が引き継がれていません。
- (S)
- 該当するジョブを起動失敗にします。
- (O)
- マクロ変数が先行ジョブから引き継がれていません。ジョブネットの定義を見直したあと,再度ジョブを実行してください。
KAVU0234-W
関数名: The status notification process is closed.
関数名:状態通知プロセスがクローズされました
ジョブの状態通知情報の取得要求をしている間に,JpqCloseReport関数,またはJpqCloseReportp関数が発行されたため,状態監視プロセスを終了します。
- (S)
- 要求処理を中止します。
KAVU0235-E
関数名: The request to acquire status notification was already issued.
関数名:既に状態通知取得要求が出されています
指定したジョブに対して,すでに状態変更通知情報の取得要求が出されています。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- ほかで状態変更通知情報の取得要求を出していないか確認したあと,再度呼び出してください。
KAVU0236-E
関数名: The status was acquired by another acquisition status notification request.
関数名:他の状態通知取得要求で状態が取得されました
ほかの状態変更通知情報の取得要求で,状態変更が取得されていました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- ほかで状態変更通知情報の取得要求を出していないか確認したあと,再度呼び出してください。
KAVU0237-E
関数名: The manager (job status notification process) is busy.
関数名:マネージャー(状態通知プロセス)がビジー状態です
マネージャー,または状態通知プロセスがビジー状態です。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- しばらくしてから要求を再実行してください。
KAVU0238-E
関数名: Memory became insufficient at the manager (job status notification process).
関数名:マネージャー(状態通知プロセス)でメモリー不足が発生しました
マネージャー,または状態通知プロセスで,メモリー不足が発生しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- ほかの不要なアプリケーションを停止したあと,再度呼び出してください。それでも,同じメッセージが出力される場合は,メモリー見積もりを見直してください。
KAVU0239-E
関数名: VOS3 user information is invalid.
関数名:VOS3のユーザー情報が不正です
VOS3のユーザー情報が不正です。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- jpqreguserコマンドで指定ユーザーが正しく登録されているか確認したあと,再実行してください。
KAVU0240-E
関数名: A fatal error occurred in the manager (job status notification process).
関数名:マネージャー(状態通知プロセス)で致命的なエラーが発生しました
マネージャー,または状態通知プロセスで,致命的なエラーが発生しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 統合トレースログでエラー要因を確認し,要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0241-E
関数名: A logical contradiction occurred in the manager (job status notification process).
関数名:マネージャー(状態通知プロセス)で論理矛盾が発生しました
マネージャー,または状態通知プロセスで,通信プロトコルのパラメーターに不正が見つかりました。また,JP1/OJE for VOS3やJP1/NQSEXECなどの他システムと連携している場合にこのエラーメッセージが出力された場合は,他システム側で問題が発生している場合があります。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 統合トレースログでこのメッセージの前後にKAVUで始まるメッセージが出力されているかを確認してください。出力されている場合はそちらのメッセージの説明も参照して,要因を取り除いたあと,再度要求を行ってください。出力されていない場合や問題が解決しない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU0242-E
関数名: The requested the manager does not support the request.
関数名:要求したマネージャーでは未サポート要求です
キューの操作や,エージェントの操作をJP1/NQSEXECまたはJP1/OJE for VOS3に対して実行すると発生するおそれがあります。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 要求先のマネージャー(製品)で該当する要求が処理できるかどうかを確認してください。
KAVU0243-E
関数名: An error occurred after submission.
関数名:サブミット実行後にエラーが発生しました
サブミット実行後にエラーが発生しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 統合トレースログでエラー要因を確認し,要因を取り除いたあと,再実行してください。
KAVU0244-E
関数名: The execution environment is invalid.
関数名:実行環境不正です
ジョブ実行制御のシステム環境が不正であるため,ジョブが実行できないエラーを検知しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 認証サーバが起動されていないおそれがあります。認証サーバが起動されていない場合は,認証サーバを起動してください。また,このメッセージの前にメッセージKAVU2227-Eが出力されていた場合は,要求を発行するホストのIPアドレスが無効になり,使用できなくなっているおそれがあります。メッセージKAVU2227-Eに出力されたIPアドレスが使用できる状態にあるか確認してください。
- オペレーションジョブを実行してこのメッセージが出力された場合は,オペレーションネットで使用する環境のセットアップが正しく行われていないおそれがあります。アンセットアップ後に再度セットアップを行い,オペレーションネットの環境を正常な状態にしてから再度実行してください。
- 上記以外の場合は,統合トレースログでこのメッセージの前後にKAVUで始まるメッセージが出力されているかを確認してください。出力されている場合は,そちらのメッセージの説明も参照し,要因を取り除いたあとに再度要求を行ってください。出力されていない場合や問題が解決しない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU0245-E
関数名: The same external identifier already exists.
関数名:既に同じ外部識別子が存在します
すでに,同じ外部識別子があります。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU0246-E
関数名: The transfer file could not be created on the manager.
関数名:マネージャー上に転送ファイルが作成できませんでした
マネージャー上で,サブミット時に転送したファイルの作成に失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 統合トレースログでエラー要因を確認し,要因を取り除いたあと,再実行してください。
KAVU0247-E
関数名: The transfer file could not be written on the manager.
関数名:マネージャー上に転送ファイルが書き込めませんでした
マネージャー上で,サブミット時に転送したファイルの書き込みに失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 統合トレースログでエラー要因を確認し,要因を取り除いたあと,再実行してください。
KAVU0248-E
関数名: The job was forcibly terminated, but it might not have terminated.
関数名:ジョブの強制終了は行いましたがジョブが終了していない可能性があります
ジョブが強制終了されましたが,ジョブが終了していないおそれがあります。
- (S)
- 要求処理を終了します。
- (O)
- 統合トレースログでエラー要因を確認してください。
KAVU0249-E
関数名: The job status notification has already been received in the same process.
関数名:同じプロセスで既に状態通知の受信が開始されています
同じプロセスで,すでに状態通知の受信が開始されています。
- (S)
- デーモンの起動処理を中止します。
- (O)
- 同じプロセスで該当する要求を複数回呼び出していないか確認してください。
KAVU0250-E
関数名: The job status notification process cannot be created.
関数名:状態通知プロセスが生成できませんでした
状態通知プロセスが生成できませんでした。
- (S)
- デーモンの起動処理を中止します。
- (O)
- 統合トレースログでエラー要因を確認し,要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0251-E
関数名: The job status notification could not be received because resources were insufficient when the notification started.
関数名:状態通知開始時にリソースが不足したため状態通知の受信開始に失敗しました
状態通知開始時にリソースが不足したため,状態通知の受信開始に失敗しました。
- (S)
- デーモンの起動処理を中止します。
- (O)
- 統合トレースログでエラー要因を確認し,要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0252-E
関数名: The job status notification process could not be started.
関数名:状態通知プロセスが開始できませんでした
状態通知プロセスが開始できませんでした。
- (S)
- デーモンの起動処理を中止します。
- (O)
- 統合トレースログでエラー要因を確認し,要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0253-E
関数名: The file cannot be created because there is no path to the file specified as the acquisition destination of the standard output or standard error output file.
関数名:標準出力・標準エラー出力ファイル取得先として指定したファイルパスが無いためファイルを作成できません
標準出力・標準エラー出力ファイル取得先として指定したファイルパスがないため,ファイルを作成できません。
- (S)
- 情報の取得だけします。
- (O)
- 指定したファイルパスを確認したあと,再度呼び出してください。
KAVU0254-E
関数名: The file cannot be created because you lack access permission to the file specified as the acquisition destination of the standard output or standard error output file.
関数名:標準出力・標準エラー出力ファイル取得先として指定したファイルのアクセス権が無いためファイルを作成できません
標準出力・標準エラー出力ファイル取得先として指定したファイルのアクセス権がないため,ファイルを作成できません。
- (S)
- 情報の取得だけします。
- (O)
- 指定したファイルパスのアクセス権を確認したあと,再度呼び出してください。
KAVU0255-E
関数名: The file cannot be opened because some other process is using the file specified as the acquisition destination of the standard output or standard error output file.
関数名:標準出力・標準エラー出力ファイル取得先として指定したファイルが他のプロセスで使用中であるためファイルをオープンできません
標準出力・標準エラー出力ファイル取得先として指定したファイルが他プロセスで使用中であるため,ファイルをオープンできません。
- (S)
- 情報の取得だけします。
- (O)
- 指定したファイルにアクセスしているプロセスを終了させたあと,再度呼び出してください。
KAVU0256-E
関数名: The file specified as the acquisition destination of the standard output or standard error output file cannot be created.
関数名:標準出力・標準エラー出力取得先として指定したファイルを作成できません
標準出力・標準エラー出力取得先として指定したファイルを作成できません。
- (S)
- 情報の取得だけします。
- (O)
- 統合トレースログでエラー要因を確認し,要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0257-W
関数名: The specified exclusive execution resource name does not exist.
関数名:指定された排他実行リソース名が存在しません
指定された排他実行リソース名が,システムに定義されていません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 排他実行リソース名を正しく設定したあと,再度呼び出してください。
KAVU0258-W
関数名: The specified queue or agent already exists.
関数名:指定されたキューまたはエージェントは既に存在します
指定されたキュー,またはエージェントはすでに定義されています。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- キュー名,またはエージェント名を正しく設定したあと,再度呼び出してください。
KAVU0259-W
関数名: The specified exclusive execution resource name already exists.
関数名:指定された排他実行リソース名は既に存在します
指定された排他実行リソース名は,すでに定義されています。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 排他実行リソース名を正しく設定したあと,再度呼び出してください。
KAVU0260-E
関数名: Failed to process because some job is being executed.
関数名:実行中のジョブがあるため処理できません
実行中のジョブがあるため,変更・削除処理ができません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- ジョブの実行が終了したあと,再度呼び出してください。
KAVU0261-E
関数名: Failed to process because of exceeding the maximum number defined in the environment settings.
関数名:環境設定の最大定義数を超えるため処理できません
環境設定のキューの最大定義数,エージェントの最大定義数,または排他実行リソースの最大定義数を超えるため追加できません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 環境設定の最大定義数を見直したあと,再度呼び出してください。
KAVU0262-E
関数名: The specified agent cannot be deleted because some queue is connected.
関数名:指定されたエージェントはキューとの接続が解除されていないため削除できません
エージェントとキューとの接続が解除されていないため,エージェントを削除できません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- キューとの接続を解除したあと,再度呼び出してください。
KAVU0263-E
関数名: The specified agent is not connected.
関数名:指定されたエージェントは接続されていません
指定されたエージェントは,接続されていません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エージェントを正しく設定したあと,再度呼び出してください。
KAVU0264-E
関数名: The agent is already connected.
関数名:エージェントは既に接続されています
指定されたエージェントは,すでに接続されています。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エージェントを正しく設定したあと,再度呼び出してください。
KAVU0265-W
関数名: There is no exclusive execution resource in the manager.
関数名:マネージャーに排他実行リソースが存在しません
指定した排他実行リソースが定義されていません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0266-W
関数名: The agent to be changed the priority is not connected.
関数名:優先順位を変更するエージェントが接続されていません
優先順位を変更するエージェントが,接続されていません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エージェントを正しく設定したあと,再度呼び出してください。
KAVU0267-E
関数名: The agent cannot be added because the Event Action Manager is processing the modification of the agent.
関数名:イベント・アクションのマネージャープロセスがエージェント構成の変更処理中のためエージェントが追加できません
イベント・アクション制御マネージャーへエージェントの追加通知をしましたが,すでにエージェント構成の変更処理中であったため,通知処理に失敗してエージェントの追加処理ができませんでした。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- ほかのエージェント変更処理が終了したあと,再度呼び出してください。
KAVU0268-E
関数名: The agent cannot be deleted because the Event Action Manager is processing the modification of the agent.
関数名:イベント・アクションのマネージャープロセスがエージェント構成の変更処理中のためエージェントが削除できません
イベント・アクション制御マネージャーへエージェントの削除通知をしましたが,すでにエージェント構成の変更処理中であったため,通知処理に失敗してエージェントの削除処理ができませんでした。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- ほかのエージェント変更処理が終了したあと,再度呼び出してください。
KAVU0269-E
関数名: Job could not be submitted because agent host was failed to create automatically.
関数名:エージェントの自動作成に失敗したのでジョブがサブミットできませんでした
エージェントを自動的に作成できなかったため,ジョブのサブミットが失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 統合トレースログで失敗の要因を確認し,要因を取り除いてから,再度ジョブを実行してください。
KAVU0270-W
関数名:The job might not be executable because a communication error occurred in the start processing.(
スケジューラーサービスの識別番号,
保守情報)
関数名:起動処理時に通信エラーが発生したためジョブが実行できない可能性があります(
スケジューラーサービスの識別番号,
保守情報)
起動処理時に通信エラーが発生しました。
- (S)
- 起動処理を続行します。
- (O)
- メッセージに出力された識別番号を使用しているスケジューラーサービスで,ジョブが実行できないおそれがあります。
- このエラーメッセージの出力後に実行したジョブがキューイングのままになった場合は,統合トレースログでこのメッセージの前後にKAVUで始まるメッセージが出力されているかを確認してください。出力されている場合は,そちらのメッセージの説明も参照し,要因を取り除いたあとに次の対処を実施してください。
- 保守情報が0の場合
- QUEUEジョブを実行しない場合,対処の必要はありません。
- QUEUEジョブを実行する場合は,メッセージに出力された識別番号を使用しているスケジューラーサービスを再起動してください。
- 保守情報が0以外の場合
- 該当するスケジューラーサービスでQUEUEジョブだけを実行する場合,対処の必要はありません。
- QUEUEジョブ,サブミットジョブ以外のジョブを実行する場合は,メッセージに出力された識別番号を使用しているスケジューラーサービスを再起動してください。
- 識別番号とは,jajs_setup_clusterコマンドを使用して論理ホストを設定した場合,またはjajs_setupコマンドを使用してスケジューラーサービスの多重起動の設定をした場合に-nオプションで指定した番号です。JP1/AJS3をインストール直後のデフォルトの設定で運用している場合,識別番号は「1」です。詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド2 2.2 スケジューラーサービス環境設定」およびマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス2 2. セットアップコマンド」を参照してください。
KAVU0300-E
関数名: The logical host name could not be acquired.
関数名:論理ホスト名の取得が出来ません
論理ホスト名を取得できません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 環境設定上の不正個所,または定義不十分な要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0301-E
関数名: No agent host name is specified.
関数名:エージェントホスト名称が指定されていません
エージェントホスト名を指定していません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0302-E
関数名: The agent host name is too long.
関数名:エージェントホスト名称が長すぎます
エージェントホスト名が長過ぎます。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0303-E
関数名: The agent host name is invalid.
関数名:エージェントホスト名称が不正です
エージェントホスト名が誤っています。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0304-E
関数名: No destination is specified for storing the acquired number of agent information.
関数名:エージェント情報の取得数の格納先が指定されていません
エージェント情報の取得数の格納先が指定されていません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0305-E
関数名: The standard error output file name at the agent is too long.
関数名:エージェント側の標準エラー出力ファイル名が長すぎます
エージェント側の標準エラー出力ファイル名が長過ぎます。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0306-E
関数名: The standard output file name at the agent is too long.
関数名:エージェント側の標準出力ファイル名が長すぎます
エージェント側の標準出力ファイル名が長過ぎます。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0307-E
関数名: The standard input file name at the agent is too long.
関数名:エージェント側の標準入力ファイル名が長すぎます
エージェント側の標準入力ファイル名が長過ぎます。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0308-E
関数名: The destination for storing the agent name is too small.
関数名:エージェント名称格納先のサイズが小さすぎます
エージェント名称格納先のサイズが小さ過ぎます。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0309-E
関数名: The type of open/close is specified incorrectly.
関数名:オープン・クローズする種類の指定が不正です
キューをオープン・クローズする種類の指定が誤っています。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0310-E
関数名: The status of job exit from the queue is invalid.
関数名:キューからのジョブ取出口の状態が不正です
キューからのジョブ取出口の状態が不正です。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0311-E
関数名: No destination is specified for storing the acquired number of connection information items about the queue and the agent.
関数名:キューとエージェントの接続情報の取得数の格納先が指定されていません
キューとエージェントの,接続情報の取得数の格納先が指定されていません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0312-E
関数名: The acquired number of connection information items about the queue and the agent is invalid.
関数名:キューとエージェントの接続情報の数が不正です
キューとエージェントの,接続情報の数が不正です。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0313-E
関数名: The destination for storing the connection information about the queue and the agent is invalid.
関数名:キューとエージェントの接続情報の格納先が不正です
キューとエージェントの,接続情報の格納先が不正です。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0314-E
関数名: The destination for storing the connection information about the queue and agent is too small.
関数名:キューとエージェントの接続情報の格納先の数が少なすぎます
キューとエージェントの,接続情報の格納先の数が少な過ぎます。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0315-E
関数名: The status of job entrance for the queue is invalid.
関数名:キューへのジョブ受付口の状態が不正です
キューへのジョブ受付口の状態が不正です。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0316-E
関数名: The process for the queue exit is invalid.
関数名:キュー取出口に対する処理の指定が不正です
キュー取出口に対する処理の指定が不正です。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0317-E
関数名: No destination is specified for storing queue information.
関数名:キュー情報の格納先が指定されていません
キュー情報の格納先が指定されていません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0318-E
関数名: The process for the queue entrance is invalid.
関数名:キュー受付口に対する処理の指定が不正です
キュー受付口に対する処理の指定が不正です。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0319-E
関数名: No queue name is specified.
関数名:キュー名称が指定されていません
キュー名を指定していません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0320-E
関数名: The queue name is too long.
関数名:キュー名称が長すぎます
キュー名が長過ぎます。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0321-E
関数名: The queue name is invalid.
関数名:キュー名称が不正です
キュー名が不正です。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0322-E
関数名: No size is specified for the queue name storing destination.
関数名:キュー名称格納先のサイズが指定されていません
キュー名格納先のサイズが指定されていません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0323-E
関数名: The client computer name could not be acquired.
関数名:クライアントコンピュータ名称の取得に失敗しました
クライアントコンピュータ名の取得に失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0324-E
関数名: The client host name is too long.
関数名:クライアントホスト名が長すぎます
クライアントホスト名が長過ぎます。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0325-E
関数名: The service name (
サービス名) could not be acquired.
関数名:サービス名称(
サービス名)の取得に失敗しました
サービス名の取得に失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- servicesファイルを確認し,正しいサービス名を設定したあと,再度呼び出してください。
KAVU0326-E
関数名: The request destination user name is too long.
関数名:要求先のユーザー名称が長すぎます
登録したVOS3ユーザーのユーザー名が長過ぎます。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0327-E
関数名: The request destination password is too long.
関数名:要求先のパスワードが長すぎます
登録したVOS3ユーザーのパスワードが長過ぎます。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0328-E
関数名: The request group name is too long.
関数名:要求先のグループ名称が長すぎます
登録したVOS3ユーザーのグループ名が長過ぎます。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0329-E
関数名: The type of the submit destination name is invalid.
関数名:サブミット先名称の種類が不正です
サブミット先名称の種類が不正です。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0330-E
関数名: No destination is specified for storing the submit destination name type.
関数名:サブミット先名称の種類の格納先が指定されていません
サブミット先名称の種類の格納先が指定されていません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0331-E
関数名: The job number is invalid.
関数名:ジョブ番号が不正です
ジョブ番号が不正です。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0332-E
関数名: No destination is specified for storing the job number.
関数名:ジョブ番号の格納先が指定されていません
ジョブ番号の格納先が指定されていません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0333-E
関数名: No job submit date is specified.
関数名:ジョブサブミット日時が指定されていません
ジョブサブミット日時が指定されていません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU0334-E
関数名: The job submit date is invalid.
関数名:ジョブサブミット日時が不正です
ジョブサブミット日時が不正です。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU0335-E
関数名: No external identifier is specified to the job.
関数名:ジョブに付与する外部識別子が指定されていません
ジョブに付与する外部識別子が指定されていません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU0336-E
関数名: The external identifier to the job is too long.
関数名:ジョブに付与する外部識別子の長さが不正です
ジョブに付与する外部識別子の長さが不正です。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU0337-E
関数名: The job recovery status is specified incorrectly.
関数名:ジョブの回復ステータスの指定が不正です
ジョブの回復ステータスの指定が不正です。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0338-E
関数名: The job execution method is specified incorrectly.
関数名:ジョブの実行方式の指定が不正です
ジョブの実行方式の指定が不正です。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0339-E
関数名: The method for judging the job end status is specified incorrectly.
関数名:ジョブ終了ステータスの判定方法の指定が不正です
ジョブ終了ステータスの判定方法の指定が不正です。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0340-E
関数名: No file name is specified for the job end judgment.
関数名:ジョブの終了判定用ファイル名称が指定されていません
ジョブの終了判定用ファイル名称が指定されていません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0341-E
関数名: The file name for the job end judgment is too long.
関数名:ジョブの終了判定用ファイル名称が長すぎます
ジョブの終了判定用ファイル名称が長過ぎます。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0342-E
関数名: The job request user name is too long.
関数名:ジョブの要求ユーザー名が長すぎます
ジョブの要求ユーザー名が長過ぎます。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0343-E
関数名: Job moving destination queue name is too long.
関数名:ジョブ移動先キュー名称が長すぎます
ジョブ移動先キュー名称が長過ぎます。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0344-E
関数名: Job execution account name is too long.
関数名:ジョブ実行アカウント名称が長すぎます
ジョブ実行アカウント名称が長過ぎます。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0345-E
関数名: No job execution start date is specified.
関数名:ジョブ実行開始日時が指定されていません
ジョブ実行開始日時が指定されていません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU0346-E
関数名: The job execution start date is invalid.
関数名:ジョブ実行開始日時が不正です
ジョブ実行開始日時が不正です。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU0347-E
関数名: No job execution end date is specified.
関数名:ジョブ実行終了日時が指定されていません
ジョブ実行終了日時が指定されていません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU0348-E
関数名: The job execution end date is invalid.
関数名:ジョブ実行終了日時が不正です
ジョブ実行終了日時が不正です。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU0349-E
関数名: The job time-out period is out of range.
関数名:ジョブ実行打切り時間が範囲外です
ジョブ実行打ち切り時間が範囲外です。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0350-E
関数名: No job owner name is specified.
関数名:ジョブ所有者名称が指定されていません
ジョブ所有者名称が指定されていません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0351-E
関数名: The job owner name is too long.
関数名:ジョブ所有者名称が長すぎます
ジョブ所有者名称が長過ぎます。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0352-E
関数名: The job owner name cannot be specified.
関数名:ジョブ所有者名称は指定できません
ジョブ所有者名称は指定できません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0353-E
関数名: No detailed information is specified about the job.
関数名:ジョブ詳細情報が指定されていません
ジョブ詳細情報が指定されていません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0354-E
関数名: The destination for storing job information is specified incorrectly.
関数名:ジョブ情報の格納先の指定が不正です
ジョブ情報の格納先の指定が不正です。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0355-E
関数名: The job status is invalid.
関数名:ジョブ状態が不正です
ジョブ状態が不正です。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0356-E
関数名: The requested amount of information is invalid.
関数名:情報の要求数が不正です
情報の要求数が不正です。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0357-E
関数名: The direction of the job insert relative position is specified incorrectly.
関数名:ジョブ挿入先相対位置の方向の指定が不正です
ジョブ挿入先相対位置の方向の指定が不正です。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0358-E
関数名: The job definition information is invalid.
関数名:ジョブ定義情報に誤りがあります
ジョブ定義情報に誤りがあります。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU0359-E
関数名: The size of the job definition information is invalid.
関数名:ジョブ定義情報のサイズが不正です
ジョブ定義情報のサイズが不正です。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU0360-E
関数名: A parameter error occurred during the analysis of the job definition information.
関数名:ジョブ定義情報の解析中にパラメーターエラーが発生しました
ジョブ定義情報の解析中に,パラメーターエラーが発生しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU0361-E
関数名: Memory became insufficient while analyzing the job definition information.
関数名:ジョブ定義情報の解析中にメモリー不足になりました
ジョブ定義情報の解析中に,メモリー不足になりました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- ほかの不要なアプリケーションを停止したあと,再度呼び出してください。それでも,同じメッセージが出力される場合は,メモリー見積もりを見直してください。
KAVU0362-E
関数名: An unknown error occurred while analyzing the job definition information.
関数名:ジョブ定義情報の解析中に原因不明のエラーが発生しました
ジョブ定義情報の解析中に,原因不明のエラーが発生しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU0363-E
関数名: No job name is specified.
関数名:ジョブ名称が指定されていません
ジョブ名が指定されていません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0364-E
関数名: The job name is too long.
関数名:ジョブ名称が長すぎます
ジョブ名が長過ぎます。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0366-E
関数名: The script is too long.
関数名:スクリプト文が長すぎます
スクリプト文が長過ぎます。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- マクロ変数を使用している場合は,引き継ぎ情報が長くなり過ぎないようにしてください。
- なお,「"(ダブルクォーテーションマーク)」の有効オプションを使用している場合は,引き継ぎ情報中の「"」が「¥"」に置換されるため,制限文字数を超えてしまうことがあります。
KAVU0367-E
関数名: The process priority is invalid.
関数名:プロセス優先順位が不正です
プロセス優先順位が不正です。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0368-E
関数名: The port number is invalid.
関数名:ポート番号が不正です
ポート番号が不正です。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- servicesファイルを確認し,正しいポート番号を設定したあと,再度呼び出してください。
KAVU0369-E
関数名: The process of analyzing the macro valuable failed.
関数名:マクロ変数の解析処理に失敗しました
マクロ変数の解析処理に失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU0370-E
関数名: The macro variable is specified incorrectly.
関数名:マクロ変数の指定に誤りがあります
マクロ変数の指定に誤りがあります。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0371-E
関数名: The response data from the manager is invalid.
関数名:マネージャーからの応答データが不正です
マネージャーからの応答データが不正です。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 統合トレースログでエラー要因を確認し,要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0372-E
関数名: Enumerated information returned from the manager is invalid.
関数名:マネージャーから返された列挙情報が不正です
マネージャーから返された列挙情報が不正です。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 統合トレースログでエラー要因を確認し,要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0373-E
関数名: The host name of manager is too long.
関数名:マネージャーのホスト名称が長すぎます
マネージャーのホスト名称が長過ぎます。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0374-E
関数名: No destination is specified for storing the operating status of the manager.
関数名:マネージャーの運用状態の格納先が指定されていません
マネージャーの運用状態の格納先が指定されていません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0375-E
関数名: Memory could not be allocated.
関数名:メモリー確保に失敗しました
メモリー確保に失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- ほかの不要なアプリケーションを停止したあと,再度呼び出してください。それでも,同じメッセージが出力される場合は,メモリー見積もりを見直してください。
KAVU0376-E
関数名: The exclusive execution resource name is too long.
関数名:排他実行リソース名称が長すぎます
排他実行リソース名が長過ぎます。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0377-E
関数名: The work path name is too long.
関数名:ワークパス名が長すぎます
ワークパス名が長過ぎます。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0378-E
関数名: The abnormal end threshold is invalid.
関数名:異常終了ステータスしきい値が不正です
異常終了ステータスしきい値が不正です。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0379-E
関数名: The transmission source file name is too long.
関数名:転送元ファイル名が長すぎます
転送元ファイル名が長過ぎます。
- (S)
- 該当するジョブを起動失敗にします。
- (O)
- 転送元ファイル名に指定したマクロ変数が,置換の結果長過ぎたおそれがあります。
- 引き継ぎ情報および転送元ファイル名の指定を見直したあと,再度ジョブを実行してください。
KAVU0380-E
関数名: The transmission destination file name is too long.
関数名:転送先ファイル名が長すぎます
転送先ファイル名が長過ぎます。
- (S)
- 該当するジョブを起動失敗にします。
- (O)
- 転送先ファイル名に指定したマクロ変数が,置換の結果長過ぎたおそれがあります。
- 引き継ぎ情報および転送先ファイル名の指定を見直したあと,再度ジョブを実行してください。
KAVU0383-E
関数名: The environment variable information is invalid.
関数名:環境変数情報が不正です
環境変数情報が不正です。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0384-E
関数名: The environment variable information is too big.
関数名:環境変数情報のサイズが大きすぎます
環境変数情報のサイズが大き過ぎます。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- マクロ変数を使用している場合は,引き継ぎ情報が長くなり過ぎないようにしてください。
KAVU0385-E
関数名: The size of the environment variable information is invalid.
関数名:環境変数情報のサイズが不正です
環境変数情報のサイズが不正です。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0386-E
関数名: The environment variable information file name is too long.
関数名:環境変数情報ファイル名称が長すぎます
環境変数情報ファイル名称が長過ぎます。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0389-E
関数名: The warning end threshold is invalid.
関数名:警告終了ステータスしきい値が不正です
警告終了ステータスしきい値が不正です。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0390-E
関数名: The user name of the own process cannot be acquired.
関数名:自プロセスのユーザー名称が取得できません
自プロセスのユーザー名が取得できません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 統合トレースログでエラー要因を確認し,要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0391-E
関数名: The execution shell path name is too long.
関数名:実行シェルのパス名称が長すぎます
実行シェルのパス名が長過ぎます。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0392-E
関数名: A command parameter for the execution file is too long.
関数名:実行ファイルのコマンドパラメーターが長すぎます
実行ファイルのコマンドパラメーターが長過ぎます。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- マクロ変数を使用している場合は,引き継ぎ情報が長くなり過ぎないようにしてください。
- なお,「"(ダブルクォーテーションマーク)」の有効オプションを使用している場合は,引き継ぎ情報中の「"」が「¥"」に置換されるため,制限文字数を超えてしまうことがあります。
KAVU0393-E
関数名: The execution file name is too long.
関数名:実行ファイル名称が長すぎます
実行ファイル名が長過ぎます。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0395-E
関数名: Neither the execution file name nor the execution script is specified.
関数名:実行ファイル名称と実行スクリプト文の両方が指定されていません
実行ファイル名と,実行スクリプト文の両方が指定されていません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0396-E
関数名: The time out value for reception-waiting is invalid.
関数名:受信待ちのタイムアウト値が不正です
受信待ちのタイムアウト値が不正です。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0397-E
関数名: The start date is invalid in enumerating the end time of the end job.
関数名:終了ジョブの終了時間による列挙で開始日時の指定が不正です
終了ジョブの終了時間による列挙で,開始日時の指定が不正です。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0398-E
関数名: The end date is invalid in enumerating the end time of the end job.
関数名:終了ジョブの終了時間による列挙で終了日時の指定が不正です
終了ジョブの終了時間による列挙で終了日時の指定が不正です。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0399-E
関数名: The status report identifier is invalid.
関数名:状態通知の識別子が不正です
状態通知の識別子が不正です。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0400-E
関数名: No destination is specified for storing the status report identifier.
関数名:状態通知の識別子の格納先が指定されていません
状態通知の識別子の格納先が指定されていません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0401-E
関数名: The destination for storing the status report information is invalid.
関数名:状態通知情報の格納先が不正です
状態通知情報の格納先が不正です。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0402-E
関数名: No information is specified about the host to which the status is reported.
関数名:状態通知送信先ホスト情報が指定されていません
状態通知送信先ホスト情報が指定されていません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0403-E
関数名: The specified client computer name is too long.
関数名:設定されているクライアントコンピュータ名称が長すぎます
設定されているクライアントコンピュータ名称が長過ぎます。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0404-E
関数名: The start time of the concurrently-executable job limit information is invalid.
関数名:多重度情報の開始時刻が不正です
多重度情報の開始時刻が不正です。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0405-E
関数名: The end time for the concurrently-executable job limit information is invalid.
関数名:多重度情報の終了時刻が不正です
多重度情報の終了時刻が不正です。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0406-E
関数名: The number for storing the concurrently-executable job limit information is too small.
関数名:多重度情報の格納数が小さすぎます
多重度情報の格納数が小さ過ぎます。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0407-E
関数名: The destination for storing the concurrently-executable job limit information is invalid.
関数名:多重度情報の格納先の指定が不正です
多重度情報の格納先の指定が不正です。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0408-E
関数名: No transfer file information is specified.
関数名:転送ファイル情報が指定されていません
転送ファイル情報が指定されていません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0409-E
関数名: The number of transfer files is invalid.
関数名:転送ファイル数の指定が不正です
転送ファイル数の指定が不正です。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0410-E
関数名: The specification of whether to output the standard error output file is invalid.
関数名:標準エラー出力ファイルの出力有無の指定に誤りがあります
標準エラー出力ファイルの出力有無の指定に誤りがあります。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0411-E
関数名: The method for writing the standard error output file is specified incorrectly.
関数名:標準エラー出力ファイルの書込み方法の指定に誤りがあります
標準エラー出力ファイルの書き込み方法の指定に誤りがあります。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0414-E
関数名: The path name for the standard error output file is too long.
関数名:標準エラー出力ファイルパス名称が長すぎます
標準エラー出力ファイルパス名が長過ぎます。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0415-E
関数名: The file name for the standard error output file and the additional write flag specification do not match.
関数名:標準エラー出力ファイル名称と追加書込フラグの指定が不一致です
標準エラー出力ファイル名と,追加書き込みフラグの指定が一致しませんでした。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0416-E
関数名: The specification of whether to output the standard output file is invalid.
関数名:標準出力ファイルの出力有無の指定に誤りがあります
標準出力ファイルの出力有無の指定に誤りがあります。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0417-E
関数名: The method for writing the standard output file is specified incorrectly.
関数名:標準出力ファイルの書込み方法の指定に誤りがあります
標準出力ファイルの書き込み方法の指定に誤りがあります。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0420-E
関数名: The standard output file path name is too long.
関数名:標準出力ファイルパス名称が長すぎます
標準出力ファイルパス名称が長過ぎます。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0421-E
関数名: The file name for the standard output file and the additional write flag specification do not match.
関数名:標準出力ファイル名称と追加書込フラグの指定が不一致です
標準出力ファイル名称と,追加書き込みフラグの指定が一致しませんでした。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0422-E
関数名: The path name for the standard input file is too long.
関数名:標準入力ファイルパス名称が長すぎます
標準入力ファイルパス名が長過ぎます。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0423-E
関数名: An invalid agent name was returned.
関数名:不正なエージェント名称が返りました
不正なエージェント名が返りました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 統合トレースログでエラー要因を確認し,要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0424-E
関数名: An invalid queue name was returned.
関数名:不正なキュー名称が返りました
不正なキュー名が返りました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 統合トレースログでエラー要因を確認し,要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0425-E
関数名: The character code is specified incorrectly.
関数名:文字コードの指定が不正です
文字コードの指定が不正です。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0426-E
関数名: The number of agent information to be changed is invalid.
関数名:変更するエージェント情報数が不正です
変更するエージェント情報数が不正です。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0427-E
関数名: The flag specifying hold or release is invalid.
関数名:保留/保留解除を指定するフラグが不正です
保留または保留解除を指定するフラグが不正です。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0428-E
関数名: The flag for registering hold jobs is invalid.
関数名:保留ジョブ登録のフラグが不正です
保留ジョブ登録のフラグが不正です。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0429-E
関数名: The destination for storing the number of enumerated jobs is specified incorrectly.
関数名:列挙されたジョブ情報数の格納先の指定が不正です
列挙されたジョブ情報数の格納先の指定が不正です。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0430-E
関数名: The flag indicating the job status to be enumerated is invalid.
関数名:列挙するジョブ状態を表わすフラグが不正です
列挙するジョブ状態を表すフラグが不正です。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0431-E
関数名: The enumerated handle is invalid.
関数名:列挙ハンドルが不正です
列挙ハンドルが不正です。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0432-E
関数名: The password could not be created.
関数名:パスワードの作成に失敗しました
VOS3ユーザーのパスワードの作成に失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 統合トレースログでエラー要因を確認し,要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0433-E
関数名: The execution start date for the specified job is too long.
関数名:指定ジョブ実行開始日時が長すぎます
指定ジョブ実行開始日時が長過ぎます。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0434-E
関数名: The name of the host to which the status is reported is too long.
関数名:状態通知送信先ホスト名称が長すぎます
状態通知送信先ホスト名が長過ぎます。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0435-E
関数名: No destination is specified for storing the current concurrently-executable job limit.
関数名:取得する現在の多重度を格納する先が指定されていません
取得する現在の多重度を格納する先が指定されていません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0436-E
関数名: No destination is specified for storing the number of currently executing jobs.
関数名:取得する現在実行中のジョブの数を格納する先が指定されていません
取得する現在実行中のジョブの数を格納する先が指定されていません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0437-E
関数名: No type is specified for the job status to be reported.
関数名:送信する状態通知のジョブ状態種別が指定されていません
送信する状態通知のジョブ状態種別が指定されていません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0438-E
関数名: The warning end threshold value exceeds the abnormal end threshold value.
関数名:警告終了しきい値が異常終了しきい値の値を超えています
警告終了しきい値が,異常終了しきい値の値を超えています。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0439-E
関数名: The moving destination queue cannot be specified when the home agent host name is specified.
関数名:移動元エージェントホスト名指定の場合には移動先キューを指定できません
移動元にエージェントホスト名を指定した場合は,移動先キューを指定できません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0440-E
関数名: The direction of the job insert relative position cannot be specified when moving to another queue.
関数名:他キューへの移動の場合にはジョブ挿入先相対位置の方向は指定できません
ほかのキューへの移動の場合には,ジョブ挿入先相対位置の方向は指定できません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0441-E
関数名: The job insert relative position cannot be specified when moving to another queue.
関数名:他キューへの移動の場合にはジョブ挿入先相対位置は指定できません
ほかのキューへの移動の場合には,ジョブ挿入先相対位置は指定できません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0442-W
関数名: The standard output file used in the system could not be deleted.
関数名:システムで使用している標準出力ファイルの削除に失敗しました
システムで使用している標準出力ファイルの削除に失敗しました。
- (S)
- 要求処理を続行します。
KAVU0443-W
関数名: The standard error output file used in the system could not be deleted.
関数名:システムで使用している標準エラー出力ファイルの削除に失敗しました
システムで使用している標準エラー出力ファイルの削除に失敗しました。
- (S)
- 要求処理を続行します。
KAVU0451-E
関数名: The exclusive execution resource name is not specified.
関数名:排他実行リソース名が指定されていません
排他実行リソース名の指定がないため,情報を表示できません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 排他実行リソース名を指定したあと,再度呼び出してください。
KAVU0452-E
関数名: The size of exclusive execution resource name buffer is not specified.
関数名:排他実行リソース名格納先のサイズが指定されていません
排他実行リソース名格納先のサイズが指定されていないため,情報を取得できません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 統合トレースログでエラー要因を確認して,取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0453-E
関数名: The maximum number of queuing jobs is out of range.
関数名:キュー内のジョブ数の最大値が範囲外です
ジョブ数の最大値が設定範囲(1~4,294,967,295)の値ではありません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- ジョブ数の最大値に適切な値を設定したあと,再度呼び出してください。
KAVU0454-E
関数名: The warning number of queuing jobs is out of range.
関数名:キュー内のジョブ数の警告値が範囲外です
ジョブ数の警告値が設定範囲(1~4,294,967,295)の値ではありません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- ジョブ数の警告値に適切な値を設定したあと,再度呼び出してください。
KAVU0455-E
関数名: The priority value is not specified.
関数名:優先順位が指定されていません
優先順位を設定していません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 優先順位を設定したあと,再度呼び出してください。
KAVU0456-E
関数名: The exclusive execution resource information is not specified.
関数名:排他実行リソース情報が指定されていません
排他実行リソース情報の設定がありません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 統合トレースログでエラー要因を確認して,原因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0457-E
関数名: The job number is not specified.
関数名:ジョブ番号が指定されていません
ジョブ番号の指定がありません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 統合トレースログでエラー要因を確認して,原因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0458-E
関数名: The concurrently-executable job limit is invalid.
関数名:実行多重度の指定が不正です
実行多重度の指定で時刻の値が誤っているか,または多重度が設定範囲(0~4,294,967,295)を超えています。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 実行多重度に適切な値を設定したあと,再度呼び出してください。
KAVU0459-E
関数名: The maximum number of jobs is not specified.
関数名:キュー内のジョブ数の最大値が指定されていません
ジョブ数の最大値の設定がありません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- キュー内のジョブ数の最大値を設定したあと,再度呼び出してください。
KAVU0460-E
関数名: The warning number of jobs is not specified.
関数名:キュー内のジョブ数の警告値が指定されていません
ジョブ数の警告値の設定がありません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- キュー内のジョブ数の警告値を設定したあと,再度呼び出してください。
KAVU0461-E
関数名: The exclusive execution resource status is invalid.
関数名:排他実行リソース状態の指定が不正です
排他実行リソース状態の指定が誤っています。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 統合トレースログでエラー要因を確認して,原因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0462-E
関数名: Job number that use the exclusive execution resource is invalid.
関数名:排他実行リソース使用中のジョブ番号の指定が不正です
排他実行リソース使用中のジョブ番号の指定が誤っています。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 統合トレースログでエラー要因を確認して,原因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0463-E
関数名: The warning number of jobs cannot be larger than the max number of jobs.
関数名:キュー内のジョブ数の警告値が最大値より大きいか,最大値が警告値より小さい値は設定できません
指定されたキュー内のジョブ数の警告値が最大値より大きいか,または最大値が警告値より小さい値となっています。
なお,キュー内のジョブ数の警告値,最大値を変更する場合は,現在キューに設定されている警告値,最大値と比較します。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 設定値を見直すか現在のキューの設定値を調べて,適切な値に変更したあと,再度呼び出してください。
KAVU0464-E
関数名: An invalid exclusive execution resource name was returned.
関数名:不正な排他実行リソース名が返りました
不正な排他実行リソース名が,マネージャーから返されました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 統合トレースログでエラー要因を確認して,原因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0465-E
関数名: The specified port number is invalid.
関数名:ポート番号の指定に誤りがあります
ポート番号の指定オプションを設定した場合,キュー名の:(コロン)以下の値はポート番号として認識されるため,5けた以内のポート番号を指定してください。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- ポート番号を正しく設定したあと,再度呼び出してください。
KAVU0466-E
関数名: The agent name cannot be changed.
関数名:エージェント名を変更することは出来ません
キューの名称変更要求に,エージェントホスト名を指定しています。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 正しくキュー名を設定したあと,再度呼び出してください。
KAVU0467-E
関数名: The specification of the manager host name is invalid (
ホスト名).
関数名:マネージャーホスト名(
ホスト名)の指定に誤りがあります
マネージャーホスト名として指定したホスト名が誤っています。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- 緊急実行コマンドに,リモートホスト名を指定していないかを確認したあと,再度呼び出してください。
KAVU0470-E
The job termination request failed.
ジョブの強制終了に失敗しました
エージェントホストにジョブの強制終了要求を行いましたが,ジョブの強制終了に失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- このメッセージの前後に出力されているKAVUで始まるメッセージの説明を参照してください。また,マネージャーホストおよびエージェントホストの統合トレースログで,このジョブに対してKAVUで始まるメッセージが出力されているかを確認してください。出力されている場合はそちらのメッセージの説明も参照してください。出力されていない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
- 資料は,マネージャーホストとエージェントホストの両方で採取してください。
KAVU0471-W
The job does not exist. But the job might have ended.
該当するジョブが存在しません。ジョブは終了している可能性があります
ジョブの強制終了要求を行いましたが,該当するジョブがありませんでした。
- (S)
- 要求処理を終了します。
- (O)
- ジョブが実行されていないか,または強制終了前にエージェントホストですでにジョブが終了しているおそれがあります。次の方法でジョブの状態を確認してください。
- PCジョブ,UNIXジョブ,アクションジョブ,およびカスタムジョブの場合
JP1/AJS - Viewで確認する,またはajsshowコマンドを実行する
- QUEUEジョブ,サブミットジョブの場合
jpqjobgetコマンドを実行する
- それ以外には,次のことが考えられます。
- ジョブの情報をエージェントホストからマネージャーホストへ送信するのに失敗している状態で,エージェントホストのJP1/AJS3サービスが停止した。
- エージェントホストでジョブを実行中のまま,JP1/AJS3サービスが異常終了した。
- マネージャーホストおよびエージェントホストの統合トレースログで,このジョブに対してKAVUで始まるメッセージが出力されているかを確認してください。出力されている場合はそちらのメッセージの説明も参照してください。出力されていない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。資料は,マネージャーホストとエージェントホストの両方で採取してください。
KAVU0474-E
関数名: The job execution environment database is currently undergoing maintenance.
関数名:ジョブ実行環境データベースがメンテナンス中です
ジョブ実行環境がメンテナンス中です。
- (S)
- ジョブ実行環境のメンテナンスを中止します。
- (O)
- jajs_maintainプロセスがないか確認し,必要に応じてコマンドを再実行してください。
KAVU0476-E
関数名: The job number cannot be assigned.
関数名:ジョブ番号を割り当てられません
実行終了していないジョブ数が限界値を超えたため,ジョブ番号を割り当てられません。
- (S)
- 要求処理を終了します。
- (O)
- ジョブの実行終了を待って,再度ジョブを実行してください。
KAVU0477-E
関数名: Insufficient tablespace or RDAREA.
関数名:表領域またはRDAREAに空きがありません
表領域,またはRDAREAに空きがありません。
- (S)
- 要求処理を終了します。
- (O)
- 表領域,RDAREAの再編成,領域拡張などによって空き領域を作成したあと,再度ジョブを実行してください。
- データベースの詳細なエラーメッセージは,Windowsイベントログまたはsyslogに出力されます。組み込みDBの場合は,メッセージKFPH00211-Iが出力されます。データベースの再編成については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 運用ガイド 10.2.2 データベースを再編成する場合」を参照してください。
KAVU0478-E
関数名: The database table is locked.
関数名:データベーステーブルがロックされています
データベーステーブルがロックされています。
- (S)
- 要求処理を終了します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU0479-E
関数名: You lack operate permission for the database.
関数名:データベースへの操作権限がありません
操作しようとしたユーザーには,データベースを操作する権限がありません。
- (S)
- 要求処理を終了します。
- (O)
- 権限を持っているユーザーを指定したあと,再度呼び出してください。
KAVU0480-E
関数名: Could not connect to the database.
関数名:データベースに接続できませんでした
データベースに接続できませんでした。
- (S)
- 要求処理を終了します。
- (O)
- データベースが稼働しているか,確認してください。
- JP1/AJS3の運用中にこのメッセージが出力された場合は,データベースを稼働させたあと,JP1/AJS3を再起動してください。
KAVU0481-E
関数名: A system error occurred during a database process.
関数名:データベース処理にてシステムエラーが発生しました
データベース処理でシステムエラーが発生しました。
- (S)
- 要求処理を終了します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
- JP1/AJS3の運用中にこのメッセージが出力された場合は,データベースが稼働しているかを確認してください。稼働していない場合は,データベースを稼働させたあと,JP1/AJS3を再起動してください。
KAVU0482-E
関数名: A logical contradiction occurred during a database process.
関数名:データベース処理にて論理矛盾が発生しました
データベース処理で不正なパラメーターが見つかりました。
- (S)
- 要求処理を終了します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU0483-E
関数名: The system file(
システムファイル名) cannot be opened.
関数名:システムファイル(
システムファイル名)のオープンに失敗しました
システムファイルのオープンに失敗しました。
- (S)
- 要求処理を終了します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU0484-E
関数名: The system file cannot be closed. (number of files:
ファイル数)
関数名:システムファイルのクローズに失敗しました(ファイル数:
ファイル数)
システムファイルのクローズに失敗しました。
- (S)
- 要求処理を終了します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU0485-E
関数名: The system file(
システムファイル名) cannot be accessed.
関数名:システムファイル(
システムファイル名)へのアクセスに失敗しました
システムファイルへのアクセスに失敗しました。
- (S)
- 要求処理を終了します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU0486-E
関数名: The system file(
システムファイル名) cannot be written.
関数名:システムファイル(
システムファイル名)の書き込みに失敗しました
システムファイルの書き込みに失敗しました。
- (S)
- 要求処理を終了します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU0487-E
関数名: The system file(
システムファイル名) cannot be read.
関数名:システムファイル(
システムファイル名)の読み込みに失敗しました
システムファイルの読み込みに失敗しました。
- (S)
- 要求処理を終了します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU0488-E
関数名: A system call error occurred in the internal process.
関数名:内部処理でシステムコールエラーが発生しました
内部処理でシステムコールエラーが発生しました。
- (S)
- 要求処理を終了します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU0489-E
関数名: The system file(
システムファイル名) could not be removed because a system call error occurred.
関数名:システムコールエラーが発生したためシステムファイル(
システムファイル名)を削除できませんでした
システムコールエラーが発生したためシステムファイル(ジョブ実行制御の一時ファイル)を削除できませんでした。
- (S)
- システムファイルの削除を中止します。
- (O)
- システムファイルは,スケジューラーサービスのテンポラリーファイル用ディレクトリに格納されます。
- 定義キー[{JP1_DEFAULT|論理ホスト名}¥JP1AJSMANAGER¥スケジューラーサービス名]の環境設定パラメーターAJSTMPDIRに指定したディレクトリの有無およびアクセス権限を確認してください。デフォルトは,次のとおりです。
- Windows Server 2008でインストール先フォルダがデフォルトまたはシステムで保護されたフォルダ配下の場合
- 物理ホストのとき
%ALLUSERSPROFILE%¥HITACHI¥JP1¥JP1_DEFAULT¥JP1AJS2¥tmp¥schedule
「%ALLUSERSPROFILE%」のデフォルトは「システムドライブ¥ProgramData」です。
「システムで保護されたフォルダ」とは,次のパスを指します。
・「システムドライブ¥Windows」配下
・「システムドライブ¥Program Files」配下
・「システムドライブ¥Program Files (x86)」配下(64ビット版のWindowsの場合)
- 論理ホストのとき
共有フォルダ¥jp1ajs2¥tmp¥schedule
- Windows Server 2003,またはWindows Server 2008でインストール先フォルダが上記以外の場合
- 物理ホストのとき
JP1/AJS3 - Managerのインストール先フォルダ¥tmp¥schedule
- 論理ホストのとき
共有フォルダ¥jp1ajs2¥tmp¥schedule
- UNIXの場合
- 物理ホストのとき
/var/opt/jp1ajs2/tmp/schedule
- 論理ホストのとき
共有ディレクトリ/jp1ajs2/tmp/schedule
KAVU0490-W
関数名: The system file(
システムファイル名:
要因番号) could not be removed because a system call error occurred.
関数名: システムコールエラーが発生したためシステムファイル(
システムファイル名:
要因番号)を削除できませんでした
システムコールエラーが発生したためシステムファイル(ジョブ実行制御の一時ファイル)を削除できませんでした。
- (S)
- システムファイルの削除を中止します。
- (O)
- システムファイルは,スケジューラーサービスのテンポラリーファイル用ディレクトリに格納されます。
- 定義キー[{JP1_DEFAULT|論理ホスト名}¥JP1AJSMANAGER¥スケジューラーサービス名]の環境設定パラメーターAJSTMPDIRに指定したディレクトリの有無およびアクセス権限を確認してください。また,メッセージ中の「システムファイル名」に表示されたファイルは必要に応じて削除してください。
- 環境設定パラメーターAJSTMPDIRのデフォルトは,次のとおりです。
- Windows Server 2008でインストール先フォルダがデフォルトまたはシステムで保護されたフォルダ配下の場合
- 物理ホストのとき
%ALLUSERSPROFILE%¥HITACHI¥JP1¥JP1_DEFAULT¥JP1AJS2¥tmp¥schedule
「%ALLUSERSPROFILE%」のデフォルトは「システムドライブ¥ProgramData」です。
「システムで保護されたフォルダ」とは,次のパスを指します。
・「システムドライブ¥Windows」配下
・「システムドライブ¥Program Files」配下
・「システムドライブ¥Program Files (x86)」配下(64ビット版のWindowsの場合)
- 論理ホストのとき
共有フォルダ¥jp1ajs2¥tmp¥schedule
- Windows Server 2003,またはWindows Server 2008でインストール先フォルダが上記以外の場合
- 物理ホストのとき
JP1/AJS3 - Managerのインストール先フォルダ¥tmp¥schedule
- 論理ホストのとき
共有フォルダ¥jp1ajs2¥tmp¥schedule
- UNIXの場合
- 物理ホストのとき
/var/opt/jp1ajs2/tmp/schedule
- 論理ホストのとき
共有ディレクトリ/jp1ajs2/tmp/schedule
KAVU0491-E
関数名:Execution of a job at a destination that does not permit execution was suppressed according to the settings specified in the execution agent profile. (
論理ホスト名:
スケジューラーサービス名:
実行先:
保守情報)
関数名:実行エージェントプロファイルの設定に基づき,許可されていない実行先へのジョブ実行を抑止しました(
論理ホスト名:
スケジューラーサービス名:
実行先:
保守情報)
ジョブの実行を要求しようとしたところ,実行エージェントプロファイルで実行先として許可されていない実行エージェントが指定されていました。
- (S)
- 該当するジョブを「起動失敗」状態で異常終了させます。
- (O)
- 次の原因が考えられます。
- ジョブの詳細定義の実行エージェントに指定している実行エージェント名が誤っている
- 実行エージェントプロファイルに設定している,許可する実行先の指定が誤っている
- ジョブの詳細定義に指定されている実行エージェント名が誤っている場合は,正しい値を設定し,ジョブを再実行してください。
- 実行エージェントプロファイルの設定が誤っている場合は,実行エージェントプロファイルの設定を正しく修正したあと,ajsprofalterコマンドで正しい実行エージェントプロファイルをスケジューラーサービスに適用してから,ジョブを再実行してください。
KAVU0500-E
関数名:An attempt to acquire the database information failed.
関数名:データベース情報取得処理に失敗しました
ジョブ実行環境のデータベース情報の取得に失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 次のことを確認したあと,再度呼び出してください。
- システムのリソースが不足していないか。
- JP1/AJS3の環境設定が正しくされているか。
- データベースが正しく作成されているか。
KAVU0800-I
The user profile was registered.
ユーザー情報を登録しました
jpqreguserコマンドでJP1/AJS3ホストに,VOS3ユーザーのユーザー情報を登録しました。
- (S)
- 処理を続行します。
KAVU0801-I
The user profile was deleted.
ユーザー情報を削除しました
jpqreguserコマンドでJP1/AJS3ホストからVOS3ユーザーのユーザー情報を削除しました。
- (S)
- 処理を続行します。
KAVU0802-I
The user profile was updated.
ユーザー情報を更新しました
jpqreguserコマンドでVOS3ユーザーのユーザー情報を更新しました。
- (S)
- 処理を続行します。
KAVU0803-I
The user profile information will be enumerated.
登録済みユーザー情報の列挙を開始します
jpqreguserコマンドでVOS3ユーザーの登録済みユーザー情報の列挙を開始します。
- (S)
- 処理を続行します。
KAVU0804-I
Enumerating user profile information ended normally.
登録済みユーザー情報の列挙が正常終了しました
jpqreguserコマンドでVOS3ユーザーの登録済みユーザー情報の列挙が正常終了しました。
- (S)
- 処理を続行します。
KAVU0810-I
The job(
ジョブ番号) was submitted.
ジョブ(
ジョブ番号)をサブミットしました
ジョブを登録しました。
- (S)
- 処理を続行します。
KAVU0811-I
The job(
ジョブ番号) was canceled.
ジョブ(
ジョブ番号)をキャンセルしました
ジョブを強制終了しました。なお,ジョブが実行待ち,保留,時間待ち状態の場合は,ジョブをキャンセルします。また,ジョブが実行中の場合は,強制終了します。
- (S)
- 処理を続行します。
KAVU0812-I
The job(
ジョブ番号) status was changed(
保留/保留解除).
ジョブ(
ジョブ番号)の状態を変更(
保留/保留解除)しました
ジョブの状態を保留/保留解除に変更しました。
- (S)
- 処理を続行します。
KAVU0813-I
The job(
ジョブ番号) was moved.
ジョブ(
ジョブ番号)を移動しました
キュー内のジョブを移動しました。
- (S)
- 処理を続行します。
KAVU0814-I
The job(
ジョブ番号) information was deleted.
ジョブ情報(
ジョブ番号)を削除しました
ジョブ実行環境データベースから終了したジョブのジョブ情報および結果ファイルを削除しました。
- (S)
- 処理を続行します。
KAVU0815-I
The job(
ジョブ番号) information will be displayed.
ジョブ情報(
ジョブ番号)の表示を開始します
ジョブ情報(ジョブ番号,ジョブ名,ジョブ状態,登録時間など)を出力します。
- (S)
- 処理を続行します。
KAVU0816-I
Displaying the job information ended normally.
ジョブ情報の表示処理が正常終了しました
ジョブ情報の表示処理が正常終了しました。
- (S)
- 処理を続行します。
KAVU0817-I
JP1 user (
JP1仮定ユーザー名) is registered for assumed JP1 user.
JP1ユーザー(
JP1仮定ユーザー名)をJP1仮定ユーザーとして登録しました
指定されたJP1ユーザーをJP1仮定ユーザーとして登録し,JP1ユーザー仮定機能を有効にしました。
- (S)
- 処理を続行します。
KAVU0818-I
Assumed JP1 user(
JP1仮定ユーザー名) is deleted.
JP1仮定ユーザー(
JP1仮定ユーザー名)を削除しました
JP1仮定ユーザーを削除しました。
- (S)
- 処理を続行します。
KAVU0819-I
Assumed JP1 user (
JP1仮定ユーザー名) is registered.
JP1仮定ユーザー(
JP1仮定ユーザー名)が登録されています
現在登録されているJP1仮定ユーザーを表示します。
- (S)
- 処理を続行します。
KAVU0820-I
The job information will be enumerated.
ジョブ情報の列挙を開始します
未終了ジョブのジョブ情報の一覧を出力します。
- (S)
- 処理を続行します。
KAVU0821-I
Enumerating the job information ended normally.
ジョブ情報の列挙処理が正常終了しました
未終了ジョブのジョブ情報(ジョブ番号,ジョブ名,ジョブ状態など)の一覧の表示処理が正常終了しました。
- (S)
- 処理を続行します。
KAVU0822-I
Assumed JP1 user is not registered.
JP1仮定ユーザーは登録されていません
現在JP1仮定ユーザーは登録されていません。
- (S)
- 処理を続行します。
KAVU0825-I
The end job information will be enumerated.
終了ジョブ情報の列挙を開始します
終了したジョブのジョブ情報の一覧を出力します。
- (S)
- 処理を続行します。
KAVU0826-I
Enumerating the end job information ended normally.
終了ジョブ情報の列挙処理が正常終了しました
終了したジョブのジョブ情報(ジョブ番号,ジョブ名,ジョブ状態など)の一覧の表示処理が正常終了しました。
- (S)
- 処理を続行します。
KAVU0835-I
Queue Entrance/Queue Exit of the queue (
キュー名) was opened.
キュー(
キュー名)のジョブ受付口/ジョブ取出口をオープンしました
キューのジョブ受付口,またはジョブ取出口を開きました。
- (S)
- 処理を続行します。
KAVU0836-I
Queue Entrance/Queue Exit of the queue (
キュー名) was closed.
キュー(
キュー名)のジョブ受付口/ジョブ取出口をクローズしました
キューのジョブ受付口,またはジョブ取出口を閉じました。
- (S)
- 処理を続行します。
KAVU0837-I
The queue(
キュー名) information will be displayed.
キュー情報(
キュー名)の表示を開始します
キュー情報(キュー名,登録ジョブ数の最大値・警告値,登録済みのジョブ数など)を出力します。
- (S)
- 処理を続行します。
KAVU0838-I
Default queue(
キュー名) information will be displayed.
デフォルトキュー情報(
キュー名)の表示を開始します
デフォルトキューのキュー情報(キュー名,登録ジョブ数の最大値・警告値,登録済みのジョブ数など)を出力します。
- (S)
- 処理を続行します。
KAVU0839-I
All queue information except default queue will be displayed.
デフォルトキューを除く全てのキュー情報の表示を開始します
デフォルトキュー以外のキュー情報を出力します。
- (S)
- 処理を続行します。
KAVU0840-I
All queue information including default queue will be displayed.
デフォルトキューを含む全てのキュー情報の表示を開始します
デフォルトキューを含むすべてのキュー情報を出力します。
- (S)
- 処理を続行します。
KAVU0841-I
The queue names will be enumerated.
キュー名称の列挙を開始します
デフォルトキュー以外のキューのキュー名称を出力します。
- (S)
- 処理を続行します。
KAVU0842-I
Displaying the queue information ended normally.
キュー情報の表示処理が正常終了しました
キュー情報の表示処理が正常終了しました。
- (S)
- 処理を続行します。
KAVU0850-I
The agent(
エージェント名) definition was changed.
エージェント(
エージェント名)の定義情報を変更しました
エージェントの定義情報(ジョブ実行多重度)を変更しました。
- (S)
- 処理を続行します。
KAVU0851-I
The agent host(
エージェント名) information will be displayed.
エージェントホスト情報(
エージェント名)の表示を開始します
エージェントホスト情報を出力します。
- (S)
- 処理を続行します。
KAVU0852-I
All agent host information will be displayed.
全てのエージェントホスト情報の表示を開始します
すべてのエージェントホスト情報を出力します。
- (S)
- 処理を続行します。
KAVU0853-I
The agent host names will be enumerated.
エージェントホスト名称の列挙を開始します
すべてのエージェントホストのエージェントホスト名称を出力します。
- (S)
- 処理を続行します。
KAVU0854-I
Displaying the agent host information ended normally.
エージェントホスト情報の表示処理が正常終了しました
エージェントホスト情報の表示処理が正常終了しました。
- (S)
- 処理を続行します。
KAVU0860-I
The queue(
キュー名) was added.
キュー(
キュー名)を追加しました
キューを追加しました。
- (S)
- 処理を続行します。
KAVU0861-I
The queue(
キュー名) was deleted.
キュー(
キュー名)を削除しました
キューを削除しました。
- (S)
- 処理を続行します。
KAVU0862-I
The queue(
キュー名) definition was changed.
キュー(
キュー名)の定義情報を変更しました
キューの定義情報を変更しました。
- (S)
- 処理を続行します。
KAVU0863-I
The agent(
エージェント名) was connected.
エージェント(
エージェント名)に接続しました
キューをエージェントに接続しました。
- (S)
- 処理を続行します。
KAVU0864-I
The agent(
エージェント名) was released.
エージェント(
エージェント名)との接続を解除しました
キューとエージェントの接続を解除しました。
- (S)
- 処理を続行します。
KAVU0865-I
The agent(
エージェント名) was added.
エージェント(
エージェント名)を追加しました
エージェントホストを追加しました。
- (S)
- 処理を続行します。
KAVU0866-I
The agent(
エージェント名) was deleted.
エージェント(
エージェント名)を削除しました
エージェントホストを削除しました。
- (S)
- 処理を続行します。
KAVU0867-I
The exclusive execution resource name(
排他実行リソース名) was added.
排他実行リソース名(
排他実行リソース名)を追加しました
排他実行リソースを追加しました。
- (S)
- 処理を続行します。
KAVU0868-I
The exclusive execution resource name(
排他実行リソース名) was deleted.
排他実行リソース名(
排他実行リソース名)を削除しました
排他実行リソースを削除しました。
- (S)
- 処理を続行します。
KAVU0869-I
The exclusive execution resource name will be enumerated.
排他実行リソース名の列挙を開始します
すべての排他実行リソース名称を出力します。
- (S)
- 処理を続行します。
KAVU0870-I
The exclusive execution resource(
排他実行リソース名) information will be displayed.
排他実行リソース情報(
排他実行リソース名)の表示を開始します
排他実行リソース情報を出力します。
- (S)
- 処理を続行します。
KAVU0871-I
All exclusive execution resource information will be displayed.
全ての排他実行リソース情報の表示を開始します
すべての排他実行リソース情報を出力します。
- (S)
- 処理を続行します。
KAVU0872-I
Enumerating the exclusive execution resource name ended normally.
排他実行リソース名の列挙処理が正常終了しました
排他実行リソース名の列挙処理が正常終了しました。
- (S)
- 処理を続行します。
KAVU0873-I
Displaying the exclusive execution resource(
排他実行リソース名) information ended normally.
排他実行リソース情報(
排他実行リソース名)の表示処理が正常終了しました
排他実行リソース情報の表示処理が正常終了しました。
- (S)
- 処理を続行します。
KAVU0874-I
Displaying all exclusive execution resource information ended normally.
全ての排他実行リソース情報の表示処理が正常終了しました
すべての排他実行リソース情報の表示処理が正常終了しました。
- (S)
- 処理を続行します。
KAVU0875-I
The agent(
エージェント名) priority was changed.
エージェント(
エージェント名)の優先順位を変更しました
接続済みエージェントホストの優先順位を変更しました。
- (S)
- 処理を続行します。
KAVU0900-E
Invalid option (
オプション名).
無効なオプション(
オプション名)です
無効なオプションです。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,コマンドを再実行してください。
KAVU0901-E
The option (
オプション名) is used more than once.
オプション(
オプション名)が2回以上使用されています
オプションが2回以上使用されています。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,コマンドを再実行してください。
KAVU0902-E
A required option (
オプション名) is missing.
必須オプション(
オプション名)が指定されていません
必要なオプションが指定されていません。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,コマンドを再実行してください。
KAVU0903-E
Only administrator can use option (
オプション名).
オプション(
オプション名)は管理者しか使用できません
オプションは管理者だけが使用できます。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- 管理者ユーザーでコマンドを再実行してください。
KAVU0904-E
Illegal character (
不当文字) in operand (
オペランド名).
オペランド(
オペランド名)中に無効な文字(
不当文字)があります
引数の中に無効な文字があります。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,コマンドを再実行してください。
KAVU0905-E
The operand (
オペランド名) exceeds the specifiable number of characters (
文字数).
オペランド(
オペランド名)が指定可能な文字数(
文字数)を超えています
指定できる文字数を超えて,引数を指定しています。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,コマンドを再実行してください。
KAVU0906-E
A required operand (
オペランド名) is missing.
必須オペランド(
オペランド名)が指定されていません
必要な引数が指定されていません。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,コマンドを再実行してください。
KAVU0907-E
Value (
設定値) in operand (
オペランド名) exceeds the limit.
オペランド(
オペランド名)中に指定範囲を超えた値(
設定値)が指定されています
引数の中に指定範囲を超えた値が指定されています。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,コマンドを再実行してください。
KAVU0908-E
Character (
不当文字) in operand (
オペランド名) is not a number.
オペランド(
オペランド名)中に数値でない文字(
不当文字)が指定されています
引数の中に数値でない文字が指定されています。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- 引数に数字を指定したあと,コマンドを再実行してください。
KAVU0909-E
Invalid data format in operand (
オペランド名).
オペランド(
オペランド名)のデータ形式が不正です
引数のデータ形式が不正です。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,コマンドを再実行してください。
KAVU0910-E
An unexpected error occurred. (reason code:
要因番号)
予期せぬエラーが発生しました(要因番号:
要因番号)
パラメーター解析処理中に不正なデータを検出しました。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU0911-E
The options (
オプション名) and (
オプション名) cannot be specified simultaneously.
オプション(
オプション名)とオプション(
オプション名)は同時に指定できません
指定されたオプションは,同時に指定できません。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,コマンドを再実行してください。
KAVU0912-E
Environment settings or the logical host name is invalid.
環境設定が不正かもしくは論理ホスト名が不正です
環境設定,または論理ホスト名が不正です。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- 環境設定,または論理ホスト名を確認したあと,コマンドを再実行してください。
KAVU0913-E
Unexpected error occurred. Aborted. (module:
要因個所[
要因個所], reason code:
要因番号)
コマンド起動時の初期化処理が失敗しました。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU0914-E
Insufficient options specified.
オプションの指定が不足しています
必要なオプションを指定していません。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- 必要なオプションを指定したあと,コマンドを再実行してください。
KAVU0917-E
The specification of the manager host name is invalid.
マネージャーホスト名の指定に誤りがあります
マネージャーホスト名として指定したホスト名が誤っています。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- 緊急実行コマンドに,リモートホスト名を指定していないかを確認したあと,再度呼び出してください。
KAVU0920-E
Parameter is specified incorrectly.
パラメーターに誤りがあります
パラメーターに誤りがあります。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,コマンドを再実行してください。
- コマンド実行ホストとマネージャーホストの文字コードが異なる場合は,データ転送の際の文字コード変換でデータサイズが大きくなったおそれがあります。
- マネージャーホストの文字コードに変換した場合に,指定できる文字数を超える引数がないか確認してください。
KAVU0921-E
The command could not be executed because of internal factor.
内部的要因でコマンドの実行に失敗しました
内部的要因でコマンドの実行に失敗しました。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU0922-E
Memory became insufficient.
メモリー不足が発生しました
メモリー不足が発生しました。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- ほかの不要なアプリケーションを停止したあと,再実行してください。
- それでも,同じメッセージが出力される場合は,メモリー見積もりを見直してください。
KAVU0923-E
A logical contradiction occurred.
論理矛盾が発生しました
コマンドの初期化処理中に不正なエラーを検知しました。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU0924-E
The file cannot be opened because file path or file does not exist at the send source.
転送元のファイルパス又はファイルが無いためファイルをオープンできません
転送元のファイルパス,またはファイルがないためファイルをオープンできません。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,コマンドを再実行してください。
KAVU0925-E
The file cannot be opened because you lack access permission for the file at the send source.
転送元のファイルのアクセス権が無いためファイルをオープンできません
転送元のファイルのアクセス権がないため,ファイルをオープンできません。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,コマンドを再実行してください。
KAVU0926-E
The file cannot be opened because some other process is using the file at the send source.
転送元のファイルが他のプロセスで使用中のためファイルをオープンできません
転送元のファイルが他プロセスで使用中のため,ファイルをオープンできません。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,コマンドを再実行してください。
KAVU0927-E
The file at the send source cannot be opened.
転送元のファイルをオープンできません
転送元のファイルをオープンできません。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- システムで受け付けられないファイル名の形式,またはファイル名長であるおそれがあります。指定した転送元のファイル名を確認してください。
KAVU0928-E
The file at the send source cannot be read.
転送元のファイルの読み込みに失敗しました
転送元のファイルの読み込みに失敗しました。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU0929-E
No file path is specified for the file that acquires the standard output file or standard error output file, so the file cannot be created.
標準出力・標準エラー出力ファイル取得先として指定したファイルパスが無いためファイルを作成できません
標準出力ファイル・標準エラー出力ファイルのデータを取得するファイルとして,指定したファイルパスがないため,ファイルを作成できません。
jpqjobgetコマンドを使用した場合は,-osoまたは-oseオプションに指定したファイルがありません。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- 標準出力ファイルまたは標準エラー出力ファイルのデータを取得するファイルに指定したファイルおよびファイルのパスがあるかどうかを確認してください。ファイルおよびパスがない場合は,作成してからコマンドを再実行してください。
KAVU0930-E
You lack access permission for the file specified as the file that acquires the standard output file or standard error output file, so the file cannot be created.
標準出力・標準エラー出力ファイル取得先として指定したファイルのアクセス権が無いためファイルを作成できません
標準出力ファイル・標準エラー出力ファイルのデータを取得するためのファイルにアクセス権がないため,ファイルを作成できません。
jpqjobgetコマンドを使用した場合は,-osoまたは-oseオプションに指定したファイルに書き込み権限がありません。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- 標準出力ファイルまたは標準エラー出力ファイルのデータを取得するためのファイルとして指定したファイルのアクセス権を確認してください。書き込み権限がない場合は,権限を与えたあとコマンドを再実行してください。
KAVU0931-E
Insufficient disk space. The file specified as the file that acquires the standard output file or standard error output file cannot be written.
ディスクに空き容量が無いため標準出力・標準エラー出力ファイルが書き込みできません
ディスクに空き容量がないため,標準出力・標準エラー出力ファイルが書き込めません。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- ディスクの空き容量を作成したあと,コマンドを再実行してください。
KAVU0932-E
The file specified as the file that acquires the standard output file or standard error output file is being used in another process, so it cannot be opened.
標準出力・標準エラー出力ファイル取得先として指定したファイルが他のプロセスで使用中のためファイルをオープンできません
標準出力ファイル・標準エラー出力ファイルのデータを取得するためのファイルとして指定したファイルが他プロセスで使用中のため,ファイルをオープンできません。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- 標準出力ファイルまたは標準エラー出力ファイルのデータを取得するためのファイルとして指定したファイルに,他プロセスがアクセスしていないかを確認してください。指定したファイルにアクセスしているプロセスを終了させたあと,コマンドを再実行してください。
KAVU0933-E
The file specified as the file that acquires the standard output file or standard error output file cannot be created.
標準出力・標準エラー出力取得先として指定したファイルを作成できません
標準出力ファイル・標準エラー出力ファイルのデータを取得するためのファイルとして指定したファイルを作成できません。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU0934-E
The file specified as the file that acquires the standard output file or standard error output file could not be written.
標準出力・標準エラー出力取得先として指定したファイルの書き込みに失敗しました
標準出力ファイル・標準エラー出力ファイルのデータを取得するためのファイルとして指定したファイルの書き込みに失敗しました。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU0935-W
The standard output file or standard error output file contains 0 bytes of data.
標準出力・標準エラー出力ファイルが0バイトデータです
jpqjobgetコマンドで標準出力ファイル,または標準エラー出力ファイルのデータを取得しようとしましたが,ファイルがありませんでした。
- (S)
- コマンド処理を終了します。
KAVU0936-E
Environment settings or the logical host name information is invalid.
環境設定が不正かもしくは論理ホスト名情報が不正です
環境設定,または論理ホスト名情報が不正であるため,環境設定パラメーターの読み込み処理でエラーが発生しました。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- 統合トレースログでエラー要因を確認し,要因を取り除いたあと,コマンドを再実行してください。また,UNIXの場合は,コマンドを実行したユーザーが/opt/jp1/hcclibcnf/regdir/HKEY_LOCAL_MACHINE.datに対して読み込み権限があるかどうかも確認してください。
- また,統合トレースログに「KAVU7221-E 論理ホスト名(論理ホスト名)上の環境設定パラメーター(TraceLogPath=ファイルパス)が不正です」のメッセージが出力されている場合,出力されたパスに対してコマンドを実行したOSユーザーの書き込み権限および読み込み権限が設定されていないおそれがあります。設定されていない場合は,書き込み権限および読み込み権限を設定してから,コマンドを再実行してください。
KAVU0937-E
Job could not be submitted because agent host (
エージェントホスト名) was failed to create automatically.
エージェント(
エージェントホスト名)の自動作成に失敗したのでジョブがサブミットできませんでした
エージェントを自動的に作成できなかったため,サブミットジョブの登録に失敗しました。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- 失敗の要因の詳細については,統合トレースログでこのメッセージの前後に出力されたKAVUで始まるメッセージを確認してください。要因を取り除いてから,再度サブミットジョブを実行してください。
KAVU0938-E
Assumed JP1 user is not registered.
JP1仮定ユーザーは登録されていません
JP1仮定ユーザーが登録されていないか,不正なJP1仮定ユーザーが登録されていました。
- (S)
- JP1仮定ユーザーが登録されていない場合は,要求処理を中止します。不正なJP1仮定ユーザー情報が登録されている場合は,情報を削除します。
- (O)
- jpqregguestuserコマンドを実行し,JP1仮定ユーザーが登録されているか確認してください。jpqregguestuserコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス2 2. セットアップコマンド jpqregguestuser」を参照してください。
KAVU0939-E
Cannot access registry. Aborted.(module:
要因個所[
要因個所], reason code:
要因番号)
構成定義情報へのアクセスに失敗しました(要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号)
構成定義情報へのアクセスに失敗したため,jpqregguestuserコマンドの処理を中止します。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU0942-E
The agent (
エージェントホスト名) cannot be added because the Event Action Manager is processing the modification of the agent.
イベント・アクションのマネージャープロセスがエージェント構成の変更処理中のためエージェント(
エージェントホスト名)が追加できません
イベント・アクション制御マネージャーへエージェントの追加通知をしましたが,すでにエージェント構成の変更処理中であったため,通知処理に失敗してエージェントの追加処理ができませんでした。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- ほかのjpqagtaddコマンドやjpqagtdelコマンドによるエージェント構成定義の変更処理が終了したあと,再実行してください。
KAVU0943-E
The agent (
エージェントホスト名) cannot be deleted because the Event Action Manager is processing the modification of the agent.
イベント・アクションのマネージャープロセスがエージェント構成の変更処理中のためエージェント(
エージェントホスト名)が削除できません
イベント・アクション制御マネージャーへエージェントの削除通知をしましたが,すでにエージェント構成の変更処理中であったため,通知処理に失敗してエージェントの削除処理ができませんでした。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- ほかのjpqagtaddコマンドやjpqagtdelコマンドによるエージェント構成定義の変更処理が終了したあと,再実行してください。
KAVU0944-E
The information cannot be displayed because of adding or changing processing.
追加・変更処理中のため情報の表示に失敗しました
キュー・エージェント・排他実行リソースの追加・変更処理中のため,情報の表示に失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 追加・変更処理が終了したあと,コマンドを再実行してください。
KAVU0945-E
The manager cannot be connected.
マネージャーに接続できません
マネージャーに接続できません。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- デーモンが運用開始されていること,および指定した論理ホスト名でTCP/IP通信ができることを確認したあと,コマンドを再実行してください。
KAVU0946-E
IP address could not be acquired from the manager host name.
マネージャーホスト名からIPアドレス解決に失敗しました
hostsファイル,またはDNSサーバなどで,指定ホスト名からIPアドレスが求められるように,ネットワークの設定が正しく設定されている必要があります。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- 指定した論理ホスト名でTCP/IP通信ができることを確認したあと,コマンドを再実行してください。
KAVU0947-E
The agent (
エージェントホスト名) cannot be deleted because some event job is being executed.
実行中のイベントジョブが存在するためエージェント(
エージェントホスト名)が削除できません
指定したエージェントホストに,実行中のイベントジョブがあるため削除できません。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- イベントジョブの実行が終了したあと,コマンドを再実行してください。
KAVU0948-E
The maximum number of jobs or the warning number of jobs must be specified.
最大ジョブ数・警告ジョブ数のいずれかを指定してください
必ず指定するオプションである最大ジョブ数・警告ジョブ数のどちらかを指定してください。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- 最大ジョブ数・警告ジョブ数のどちらかを指定したあと,コマンドを再実行してください。
KAVU0949-E
The specified agent (
エージェントホスト名) cannot be released because some job is being executed.
実行中のジョブが存在するためエージェント(
エージェントホスト名)との接続が解除できません
指定されたエージェントで,ジョブが実行中のため接続解除できません。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- ジョブの終了後,コマンドを再実行してください。
KAVU0950-E
The manager status does not accept requests.
マネージャーが要求を受付けない状態になっています
ジョブ実行制御のマネージャープロセスが,要求を受け付けない状態になっています。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- マネージャーホストのJP1/AJS3サービスが次の状態でないことを確認したあと,コマンドを再実行してください。
- JP1/AJS3サービスが運用開始処理中または停止処理中
- JP1/AJS3サービスがメンテナンスモード中
KAVU0951-E
The specified queue does not exist.
指定したキューが存在しません
指定したキューの定義情報がありません。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- キューの定義情報は,jpqqueshowコマンドで確認できます。指定したキューの定義情報の有無を確認したあと,再度実行してください。
- なお,キューの定義情報がない場合は,jpqqueaddコマンドで動的に追加することもできます。
- コマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス2 3. 特別な運用で使用するコマンド」を参照してください。
KAVU0952-E
The specified agent does not exist.
指定したエージェントが存在しません
指定したエージェントの定義情報がありません。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- エージェントの定義情報は,jpqagtshowコマンドで確認できます。指定したエージェントの定義情報の有無を確認したあと,再度実行してください。
- なお,エージェントの定義情報がない場合は,jpqagtaddコマンドで動的に追加することもできます。
- コマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス2 3. 特別な運用で使用するコマンド」を参照してください。
KAVU0953-E
No response from the manager.
マネージャーからの応答が返ってきません
ジョブ実行制御のマネージャープロセスからの応答が返ってきません。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- 統合トレースログでエラー要因を確認し,エラーが発生している場合は,要因を取り除いたあと,コマンドを再実行してください。エラーとなっていない場合は,ジョブ実行制御のマネージャープロセスがほかの要求を処理中のため,応答が返せない状態です。この場合は,コマンドの実行を中止した場合でも処理が続行されているため,コマンド・統合ログなどで要求処理に対する結果を確認してください。
KAVU0954-E
The command could not be executed because of internal factor at the manager.
マネージャーの内部的要因でコマンドの実行に失敗しました
ジョブ実行制御のマネージャープロセスの内部的要因で,コマンドの実行に失敗しました。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- 統合トレースログでこのメッセージの前後にKAVUで始まるメッセージが出力されているかを確認してください。出力されている場合は,そちらのメッセージの説明も参照して要因を取り除いたあと,再度実行してください。出力されていない場合や問題が解決しない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU0955-E
The specified queue is closed.
指定したキューが閉じられています
指定したキューの受付口が閉じられているため,ジョブを登録できません。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- 指定したキューの,ジョブの受付口が閉じているおそれがあります。jpqqueopenコマンドを実行して,指定したキューの,ジョブの受付口を開き,コマンドを再度実行してください。コマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス2 3. 特別な運用で使用するコマンド」を参照してください。
KAVU0956-E
The number of queued jobs in the specified queue reached the limit or the queue resources reached the limit.
指定したキューのキューイングジョブ数が上限に達しているかキューの制限値を超えています
キューに登録したジョブ数がキュー内のジョブ数の最大値に達しているか,またはシステム内の最大ジョブ数の上限値に達しています。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- ジョブの実行終了を待って再度要求を発行するか,またはキュー定義情報でキュー内のジョブ数の最大値またはシステム内の最大ジョブ数を見直してください。
- キュー内のジョブ数の最大値に達している場合は,統合トレースログにメッセージKAVU4515-Wが出力されます。また,システム内の最大ジョブ数に達している場合は,統合トレースログにメッセージKAVU4520-Wが出力されます。
- それぞれのメッセージの対処方法に従ってください。
KAVU0957-E
You lack execute permission for this command.
コマンドを実行する権限がありません
コマンドを実行しようとしたユーザーに,コマンド操作に必要な権限がありません。
処理要求先マネージャーが使用する認証サーバで,アクセス権エラーになりました。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- ジョブ実行制御のコマンド(jpqxxxxコマンド)を使用してジョブ実行環境上のジョブを単体で操作したり,ジョブ実行環境を操作したりする場合は,コマンドを実行するOSユーザー名と同一名称のJP1ユーザー名で権限を確認します。
- コマンドを実行したOSユーザーがJP1ユーザーとして認証サーバに登録されているか,またそのJP1ユーザー(OSユーザー)のJP1資源グループ(JP1_Queue)に,コマンド実行に必要なJP1権限レベルが設定されているか確認してください。
- コマンドに必要な実行権限については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス2 1.5 コマンド一覧」を参照してください。また,JP1権限レベルの設定方法については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド1 3.1.1(1) ユーザー情報を設定する」(Windowsの場合)またはマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド1 13.1.1(1) ユーザー情報を設定する」(UNIXの場合)を参照してください。
- WindowsでUAC機能が有効の場合は,管理者で再度コマンドを実行してください。
KAVU0958-W
The job does not exist.
該当ジョブが存在しません
jpqjobshow,またはjpqendjobshow実行時は,該当するジョブが1件もない場合に出力されます。しかし,それ以外のコマンド実行時は,指定されたジョブ番号に該当するジョブがない場合に出力されます。
- (S)
- jpqjobshow,またはjpqendjobshow実行時は,コマンド処理を終了します。それ以外のコマンド実行時は,コマンドの実行を中止します。
- (O)
- jpqjobshow,jpqendjobshow以外のコマンドを実行した場合,指定したジョブ番号に間違いがないか確認したあと,コマンドを再実行してください。
KAVU0959-E
The job has already started.
該当ジョブが既に実行開始しています
該当するジョブがすでに実行開始しています。jpqjobmoveコマンドまたはjpqjobaltコマンドは,すでに実行開始しているジョブに対して操作できません。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- jpqjobmoveコマンドまたはjpqjobaltコマンドは,実行開始していないジョブに対して実行してください。
KAVU0960-E
The job did not end yet.
該当ジョブはまだ終了していません
該当するジョブはまだ終了していません。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- jpqjobdelコマンドは,実行が終了していないジョブに対して操作できません。ジョブが終了するのを待ってから再度実行してください。
KAVU0961-E
The specified destination queue does not exist.
指定した移動先のキューは存在しません
指定した移動先のキューはありません。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- ジョブの移動先のキューがあるかどうかを確認し,コマンドを再実行してください。
KAVU0962-E
The job cannot be moved. There are too many queued jobs in destination queue.
指定した移動先のキューがキューイングジョブ上限数に達していてジョブを移動できません
ジョブの移動先に指定したキューに登録したジョブ数が,キュー内のジョブ数の最大値に達しているため,ジョブを移動できません。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- ジョブの実行終了を待って再度要求を発行するか,またはキュー定義情報でキュー内のジョブ数の最大値を見直してください。
- キューに登録したジョブ数は,jpqqueshowコマンドの-qまたは-ahオプションで確認でき,「QUEUING」と「EXECUTING」の両方を合わせた値になります。
- また,キュー内のジョブ数の最大値は,jpqquealtコマンドで変更できます。これらのコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス2 3. 特別な運用で使用するコマンド」を参照してください。
KAVU0963-W
There is no queue in the manager.
マネージャーにキューが存在しません
jpqqueshowコマンドで指定したマネージャーホストに,キューの定義情報が1件もありません。
- (S)
- コマンド処理を終了します。
KAVU0964-E
No agent is connected to the manager.
マネージャーに接続しているエージェントが存在しません
指定したエージェントの定義情報がありません。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- エージェントの定義情報は,jpqagtshowコマンドで確認できます。指定したエージェントの定義情報の有無を確認したあと,再実行してください。
- なお,エージェントの定義情報がない場合は,jpqagtaddコマンドで動的に追加することもできます。
- コマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス2 3. 特別な運用で使用するコマンド」を参照してください。
KAVU0965-E
The manager is busy.
マネージャーがビジー状態です
マネージャーがビジー状態です。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- しばらくしてから,コマンドを再実行してください。
KAVU0966-E
Memory became insufficient at the manager.
マネージャーでメモリー不足が発生しました
マネージャーで,メモリー不足が発生しました。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- ほかの不要なアプリケーションを停止したあと,コマンドを再実行してください。それでも,同じメッセージが出力される場合は,メモリー見積もりを見直してください。
KAVU0967-E
VOS3 user information is invalid.
VOS3のユーザー情報が不正です
jpqreguserコマンドで登録したJP1/OJE for VOS3のユーザー情報が不正です。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- jpqreguserコマンドの-aオプションを実行して,ユーザー情報が正しく登録されているか確認したあと,コマンドを再実行してください。
- jpqreguserコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス2 2. セットアップコマンド jpqreguser」を参照してください。
KAVU0968-E
A fatal error occurred in the manager.
マネージャーで致命的なエラーが発生しました
マネージャーで,致命的なエラーが発生しました。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- 統合トレースログでこのメッセージの前後にKAVUで始まるメッセージが出力されているかを確認してください。出力されている場合はそちらのメッセージの説明も参照し,要因を取り除いたあと再度実行してください。出力されていない場合や問題が解決しない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU0969-E
A logical contradiction occurred in the manager.
マネージャーで論理矛盾が発生しました
マネージャーで,論理矛盾が発生しました。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- 統合トレースログでこのメッセージの前後にKAVUで始まるメッセージが出力されているかを確認してください。出力されている場合はそちらのメッセージの説明も参照し,要因を取り除いたあと再度実行してください。出力されていない場合や問題が解決しない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU0970-E
That request is not supported by the requested manager.
要求したマネージャーでは未サポート要求です
JP1/NQSEXECやJP1/OJE for VOS3などJP1/AJS3以外のホストに対して,キューの操作やエージェントの操作などの未サポートの要求を実行したおそれがあります。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- 要求先の他システム製品でサポートされているかどうかを確認してください。
- 各コマンドのサポート機能に関する詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス2 1.3 他プログラムとの連携」を参照してください。
KAVU0971-E
An error occurred after submission.
サブミット実行後にエラーが発生しました
サブミット実行後にエラーが発生しました。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- 統合トレースログでエラー要因を確認し,要因を取り除いたあと,コマンドを再実行してください。
KAVU0972-E
The execution environment is invalid.
実行環境が不正です
実行環境が不正です。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- 認証サーバが起動されていないおそれがあります。認証サーバが起動されていない場合は,認証サーバを起動してください。認証サーバが起動されている場合は,統合トレースログでエラー要因を確認し,要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU0973-E
The transfer file could not be created on the manager.
マネージャー上に転送ファイルが作成できませんでした
マネージャー上に転送ファイルが作成できませんでした。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- 統合トレースログでエラー要因を確認し,要因を取り除いたあと,コマンドを再実行してください。
KAVU0974-E
The transfer file could not be written on the manager.
マネージャー上に転送ファイルが書き込めませんでした
マネージャー上に転送ファイルが書き込めませんでした。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- 統合トレースログでエラー要因を確認し,要因を取り除いたあと,コマンドを再実行してください。
KAVU0975-E
The job was forcibly terminated, but it might not have terminated.
ジョブの強制終了は行いましたがジョブが終了していない可能性があります
ジョブを強制終了しましたが,ジョブが終了していないおそれがあります。
- (S)
- コマンドの実行を終了します。
- (O)
- 統合トレースログでエラー要因を確認してください。
KAVU0976-E
The exclusive execution resource name (
排他実行リソース名) cannot be deleted because some job is being executed.
実行中のジョブが存在するため排他実行リソース名(
排他実行リソース名)が削除できません
指定した排他実行リソースを使用した,実行中のサブミットジョブがあるため,削除できません。
- (S)
- コマンドの実行を終了します。
- (O)
- サブミットジョブの実行が終了したあと,コマンドを再実行してください。
KAVU0977-E
The specified agent (
エージェントホスト名) is not connected.
指定されたエージェント(
エージェントホスト名)は接続されていません
指定したエージェントホストは,キューに接続されていません。
- (S)
- コマンドの実行を終了します。
- (O)
- 正しいエージェントホスト名を指定したあと,コマンドを再実行してください。
KAVU0978-E
The agent (
エージェントホスト名) is already connected.
エージェント(
エージェントホスト名)は既に接続されています
指定したエージェントホストは,すでに接続されています。
- (S)
- コマンドの実行を終了します。
- (O)
- 正しいエージェントホスト名を指定したあと,コマンドを再実行してください。
KAVU0979-E
The queue (
キュー名) definition cannot be changed because some job is being submitted.
サブミット中のジョブが存在するためキュー(
キュー名)の定義情報が変更できません
指定されたキューにサブミット中のジョブがあるため,キューの定義情報の変更に失敗しました。
- (S)
- コマンドの実行を終了します。
- (O)
- ジョブの実行が終了したあと,コマンドを再実行してください。
KAVU0980-E
The agent (
エージェントホスト名) cannot be registered because the agents exceeds the maximum number defined in the environment settings.
環境設定のエージェントの最大定義数を超えているためエージェント(
エージェントホスト名)は登録できません
エージェントの定義数が,環境設定の最大定義数を超えたため,エージェントを追加できません。
- (S)
- コマンドの実行を終了します。
- (O)
- 不要なエージェントを削除するか,またはエージェントの最大定義数を見直したあと,コマンドを再実行してください。
KAVU0981-E
The queue (
キュー名) cannot be registered because the queue exceeds the maximum number defined in the environment settings.
環境設定のキューの最大定義数を超えているためキュー(
キュー名)は登録できません
キューの定義数が,環境設定の最大定義数を超えたため,キューを追加できません。
- (S)
- コマンドの実行を終了します。
- (O)
- 不要なキューを削除するか,またはキューの最大定義数を見直したあと,コマンドを再実行してください。
KAVU0982-E
The exclusive execution resource (
排他実行リソース名) cannot be registered because the exclusive execution resource exceeds the maximum number defined in the environment settings.
環境設定の排他実行リソースの最大定義数を超えているため排他実行リソース(
排他実行リソース名)は登録できません
排他実行リソースの定義数が,環境設定の最大定義数を超えたため,排他実行リソースを追加できません。
- (S)
- コマンドの実行を終了します。
- (O)
- 不要な排他実行リソースを削除するか,または排他実行リソースの最大定義数を見直したあと,コマンドを再実行してください。
KAVU0983-E
The warning number of jobs is larger than the number of maximum number of jobs.
警告ジョブ数に最大ジョブ数より大きな値を指定しています
警告ジョブ数には,最大ジョブ数より大きな値を指定できません。
- (S)
- コマンドの実行を終了します。
- (O)
- 警告ジョブ数に最適な値を指定したあと,コマンドを再実行してください。
KAVU0984-E
The maximum number of jobs is less than the number of warning number of jobs.
最大ジョブ数に警告ジョブ数より小さな値を指定しています
最大ジョブ数には,警告ジョブ数より小さな値を指定できません。
- (S)
- コマンドの実行を終了します。
- (O)
- 最大ジョブ数に最適な値を指定したあと,コマンドを再実行してください。
KAVU0985-E
The user profile is not registered. (user:
ユーザー名, remote-host:
リモートホスト名)
ユーザー情報が登録されていません(ユーザー名:
ユーザー名,リモートホスト名:
リモートホスト名)
ユーザー情報が登録されていません。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- 削除するユーザーを確認したあと,コマンドを再実行してください。
KAVU0986-W
The user profile does not exist.
登録されているユーザー情報はありません
登録されているユーザー情報はありません。
- (S)
- コマンド処理を終了します。
KAVU0987-E
The password could not be scrambled. (reason code:
要因番号)
パスワードのスクランブルに失敗しました(要因番号:
要因番号)
パスワードのスクランブルに失敗しました。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU0988-E
The password could not be unscrambled. (reason code:
要因番号)
パスワードのアンスクランブルに失敗しました(要因番号:
要因番号)
パスワードのアンスクランブルに失敗しました。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU0989-E
You lack access permission for, so process cannot be done.
アクセス権不足のため操作できません
アクセス権不足のため操作できません。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- 要求ユーザーのアクセス権を確認してください。
KAVU0990-E
The queue (
キュー名) cannot be deleted because some job is being executed.
実行中のジョブが存在するためキュー(
キュー名)が削除できません
キューに実行中のジョブがあるため,キューを削除できません。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- ジョブの実行が終了したあと,コマンドを再実行してください。
KAVU0991-E
The specified agent (
エージェントホスト名) cannot be deleted because some queue is connected.
指定されたエージェント(
エージェントホスト名)はキューとの接続が解除されていないため削除できません
エージェントとキューとの接続が解除されていないため,エージェントを削除できません。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- jpqagtunlinkコマンドでエージェントとキューとの接続を解除してから,コマンドを再実行してください。jpqagtunlinkコマンドについては,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス2 3. 特別な運用で使用するコマンド jpqagtunlink」を参照してください。
KAVU0992-E
The specified exclusive execution resource name (
排他実行リソース名) does not exist.
指定した排他実行リソース名(
排他実行リソース名)が存在しません
指定した排他実行リソース名は,定義されていません。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- 正しい排他実行リソース名を指定したあと,コマンドを再実行してください。
KAVU0993-W
There is no exclusive execution resource information to enumerate.
列挙すべき排他実行リソース情報が存在しません
排他実行リソース情報がありません。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
KAVU0994-E
The maximum number of jobs or the warning number of jobs or the new queue name must be specified.
最大ジョブ数・警告ジョブ数・新しいキュー名のいずれかを指定してください
キュー内のジョブ数の最大値,キュー内のジョブ数の警告値,または変更後のキュー名のすべてを省略することはできません。必ず一つ以上を指定してください。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- 最大ジョブ数・警告ジョブ数・新しいキュー名のどれかを指定したあと,コマンドを再実行してください。
KAVU0995-E
The specified agent (
エージェントホスト名) does not exist.
指定したエージェント(
エージェントホスト名)が存在しません
指定したエージェントが定義されていません。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- 正しいエージェントホスト名を指定してください。
- エージェントの定義情報は,jpqagtshowコマンドで確認できます。指定したエージェントの定義情報の有無を確認したあと,再度実行してください。
- なお,エージェントの定義情報がない場合は,jpqagtaddコマンドで動的に追加することもできます。
- コマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス2 3. 特別な運用で使用するコマンド」を参照してください。
KAVU0996-E
The agent (
エージェントホスト名) cannot be deleted because some job is being executed.
実行中のジョブが存在するためエージェント(
エージェントホスト名)が削除できません
エージェントに実行中のジョブがあるため,削除できません。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- ジョブの実行が終了したあと,コマンドを再実行してください。
KAVU0997-E
The agent information (
エージェントホスト名) already exists.
エージェント情報(
エージェントホスト名)は既に存在します
指定したエージェント名のエージェント情報は,すでに定義されているため,追加に失敗しました。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- 正しいエージェントホスト名を指定したあと,コマンドを再実行してください。
KAVU0998-E
The queue information (
キュー名) already exists.
キュー情報(
キュー名)は既に存在します
指定されたキュー名の情報は,すでに定義されているため追加に失敗しました。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- 正しいキュー名を指定したあと,コマンドを再実行してください。
KAVU0999-E
The exclusive execution resource information (
排他実行リソース名) already exists.
排他実行リソース情報(
排他実行リソース名)は既に存在します
指定された排他実行リソース名の情報は,すでに定義されているため追加に失敗しました。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- 正しい排他実行リソース名を指定したあと,コマンドを再実行してください。
KAVU1100-I
Started process monitor (
論理ホスト名).
プロセス監視モニター(
論理ホスト名)が起動されました
プロセス監視モニターが起動されました。
- (S)
- デーモンの起動処理を続行します。
KAVU1101-I
Process monitor (
論理ホスト名) ended normally.
プロセス監視モニター(
論理ホスト名)が正常終了しました
プロセス監視モニターが正常終了しました。
- (S)
- デーモンを停止します。
KAVU1102-E
Process monitor (
論理ホスト名) ended abnormally. (reason code:
要因番号)
プロセス監視モニター(
論理ホスト名)が異常終了しました(要因番号:
要因番号)
ジョブ実行制御のプロセス監視モニターが異常終了しました。
- (S)
- JP1/AJS3サービスを停止します。
- (O)
- 統合トレースログでこのメッセージの前後にKAVUで始まるメッセージが出力されているかを確認してください。出力されている場合はそちらのメッセージの説明も参照して,要因を取り除いたあと,JP1/AJS3を再起動してください。出力されていない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU1103-I
Process monitor (
論理ホスト名) is already running on the same host.
同じ論理ホスト(
論理ホスト名)上でプロセス監視モニターが起動中です
同じ論理ホスト上で,デーモンを二重起動できません。
- (S)
- デーモンの起動処理を中止します。
- (O)
- JP1/AJS3サービスがすでに起動されているかを確認してください。
- JP1/AJS3サービスが起動されてない場合,JP1/AJS3サービスが異常終了したあとでサービスを再起動するとこのメッセージが出力されることがあります。その場合は,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング 2.1(2) JP1/AJS3のサービスが起動しない」を参照し,該当する場合は対処方法を実施してください。
KAVU1104-E
An abnormal end of job execution control was detected.
ジョブ実行制御の異常停止を検知しました
ジョブ実行制御のエージェントプロセスの終了を検知したためプロセス監視モニターが異常終了しました。
- (S)
- JP1/AJS3サービスを停止します。
- (O)
- 統合トレースログでこのメッセージの前後にKAVUで始まるメッセージが出力されているかを確認してください。出力されている場合はそちらのメッセージの説明も参照して,要因を取り除いたあと,JP1/AJS3を再起動してください。出力されていない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU1105-E
An abnormal end of job queuing control was detected.
キューイング制御の異常停止を検知しました
ジョブ実行制御のマネージャープロセスの終了を検知したためプロセス監視モニターが異常終了しました。
- (S)
- JP1/AJS3サービスを停止します。
- (O)
- 統合トレースログでこのメッセージの前後にKAVUで始まるメッセージが出力されているかを確認してください。出力されている場合はそちらのメッセージの説明も参照して,要因を取り除いたあと,JP1/AJS3を再起動してください。出力されていない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU1106-E
Job execution control process ended abnormally. (name :
プロセス名, code :
終了コード, pid :
プロセスID, sig :
シグナル番号)
ジョブ実行制御のプロセスが異常終了しました(name:
プロセス名,code:
終了コード,pid:
プロセスID,sig:
シグナル番号)
プロセス名に示されているプロセスが終了コードに示されている終了コードで異常終了しました。
- UNIXの場合
- シグナル番号が0以外の場合は,シグナル番号に該当するシグナルを受けて異常終了します。
- Windowsの場合
- シグナル番号は0となります。
次の原因が考えられます。
- シグナルなどによってJP1/AJS3の常駐プロセスが異常終了した
- jajs_killall.clusterコマンドなどによってJP1/AJS3の常駐プロセスを強制終了した
- (S)
- ジョブ実行制御を終了します。
- (O)
- 原因を特定できない場合は,資料を採取したあとにシステム管理者に連絡してください(マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 メッセージ1 1.2.3 システム管理者の方へ」を参照してください)。
- 運用を続ける場合,資料採取したあとにJP1/AJS3を再起動してください。
- なお,jajs_killall.clusterコマンドを実行した場合は問題ありません。
KAVU1201-E
The logical host (
ホスト名) is invalid.
論理ホスト名(
ホスト名)が不正です
環境変数JP1_HOSTNAMEに指定された論理ホスト名の長さが不正です。
- (S)
- JP1/AJS3サービスを停止します。
- (O)
- 環境変数JP1_HOSTNAMEに指定された論理ホスト名に不正がないかを確認し,不正な要因を取り除いたあと,JP1/AJS3を再起動してください。
KAVU1202-E
An error occurred while obtaining environment settings on the logical host (
ホスト名). (reason code:
要因番号)
論理ホスト(
ホスト名)の環境設定情報の取得にてエラーが発生しました(要因番号:
要因番号)
論理ホストの環境設定情報の取得で,エラーが発生しました。
- (S)
- デーモンを停止します。
- (O)
- 共通定義情報の不正個所,または定義不十分な要因を取り除いたあと,再起動してください。
KAVU1203-E
The agent process could not be started. (reason code:
要因番号)
エージェントプロセス起動に失敗しました(要因番号:
要因番号)
エージェントプロセス起動に失敗しました。
- (S)
- デーモンを停止します。
- (O)
- UNIXの場合,要因番号12はメモリー不足です。要因番号12の場合には,実行するのに十分なメモリーを確保したあと,再実行してください。
- また,要因番号11はシステムによって決められた同時に起動できるプロセス数の制限を一時的に超えている場合が考えられます。JP1/AJS3を再起動してもこの要因番号のメッセージが出力される場合はカーネルパラメーターで設定された,同時に起動できるプロセスの最大数を拡張してください。カーネルパラメーターの見積もりについては,リリースノートを参照してください。
- これらを見直しても,なお原因が判明しない場合,またはWindowsでこのメッセージが出力される場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU1204-E
The manager process could not be started. (reason code:
要因番号)
マネージャープロセス起動に失敗しました(要因番号:
要因番号)
マネージャープロセス起動に失敗しました。
- (S)
- デーモンを停止します。
- (O)
- UNIXの場合,要因番号12はメモリー不足です。要因番号12の場合には,実行するのに十分なメモリーを確保したあと,再実行してください。
- また,要因番号11はシステムによって決められた同時に起動できるプロセス数の制限を一時的に超えている場合が考えられます。JP1/AJS3を再起動してもこの要因番号のメッセージが出力される場合はカーネルパラメーターで設定された,同時に起動できるプロセスの最大数を拡張してください。カーネルパラメーターの見積もりについては,リリースノートを参照してください。
- これらを見直しても,なお原因が判明しない場合,またはWindowsでこのメッセージが出力される場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU1205-E
A logical contradiction occurred. (module:
要因個所[
要因個所], reason code:
要因番号)
論理矛盾が発生しました(要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号)
ジョブ実行制御のプロセス間通信で,パラメーター不正などによる論理矛盾が発生しました。
- (S)
- JP1/AJS3サービスを停止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU1206-E
The wait for the agent initialization completion was timed out.
エージェントの初期化完了待ちがタイムアウトになりました
ジョブ実行制御のエージェントプロセスの初期化完了待ちでタイムアウトが発生しました。
- (S)
- JP1/AJS3サービスを強制停止します。
- (O)
- 統合トレースログでこのメッセージの前後にKAVUで始まるメッセージが出力されているかを確認してください。出力されている場合はそちらのメッセージの説明も参照して,要因を取り除いたあと,JP1/AJS3を再起動してください。出力されていない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU1207-E
The wait for the manager initialization completion was timed out.
マネージャーの初期化完了待ちがタイムアウトになりました
ジョブ実行制御のマネージャープロセスの初期化完了待ちでタイムアウトが発生しました。
- (S)
- JP1/AJS3サービスを強制停止します。
- (O)
- 統合トレースログでこのメッセージの前後にKAVUで始まるメッセージが出力されているかを確認してください。出力されている場合はそちらのメッセージの説明も参照して,要因を取り除いたあと,JP1/AJS3を再起動してください。出力されていない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU1208-E
The manager or the agent could not be forcibly terminated. (reason code:
要因番号)
エージェントまたはマネージャーの強制終了に失敗しました(要因番号:
要因番号)
ジョブ実行制御のマネージャープロセスまたはエージェントプロセスの強制終了に失敗しました。
要因番号が0x00010025の場合はマネージャープロセス,0x00010024の場合はエージェントプロセスの強制終了で失敗しています。
- (S)
- JP1/AJS3サービスの強制停止処理を続行します。
- (O)
- 統合トレースログでこのメッセージの前後にKAVUで始まるメッセージが出力されているかを確認してください。出力されている場合はそちらのメッセージの説明も参照して,要因を取り除いたあと,JP1/AJS3を再起動してください。マネージャープロセスまたはエージェントプロセスの有無を手動で確認し,存在している場合は手動で強制停止させてから,JP1/AJS3を再起動してください。その他のメッセージが出力されていない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU1211-E
The wait for an event from the agent or the manager failed. (module:
要因個所, reason code:
要因番号)
エージェントまたはマネージャーからのイベント待ちが失敗しました(要因個所:
要因個所,要因番号:
要因番号)
ジョブ実行制御のマネージャープロセス,またはエージェントプロセスからの初期化完了イベント通知の受け取りに失敗しました。
- (S)
- JP1/AJS3サービスを停止します。
- (O)
- 統合トレースログでこのメッセージの前後にKAVUで始まるメッセージが出力されているかを確認してください。出力されている場合はそちらのメッセージの説明も参照して,要因を取り除いたあと,JP1/AJS3を再起動してください。出力されていない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU1212-E
The wait for an event from the agent or the manager was timed out. (module:
要因個所[
要因個所], reason code:
要因番号)
エージェントまたはマネージャーからのイベント待ちがタイムアウトになりました(要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号)
ジョブ実行制御のマネージャープロセス,またはエージェントプロセスの初期化完了待ちでタイムアウトが発生しました。
- (S)
- JP1/AJS3サービスを強制停止します。
- (O)
- 統合トレースログでこのメッセージの前後にKAVUで始まるメッセージが出力されているかを確認してください。出力されている場合はそちらのメッセージの説明も参照して,要因を取り除いたあと,JP1/AJS3を再起動してください。出力されていない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU1220-E
The start daemon could not be notified that initialization was completed. (reason code:
要因番号)
起動デーモンへの初期化完了通知に失敗しました(要因番号:
要因番号)
JP1/AJS3起動プロセス(jajs_spmd)への初期化完了通知に失敗しました。
- (S)
- JP1/AJS3サービスを停止します。
- (O)
- 統合トレースログにKNADで始まるメッセージが出力されていないかを確認してください。出力されている場合は,マニュアル「JP1/Base メッセージ」を参照し説明を確認して要因を取り除いたあと,JP1/AJS3サービスを再起動してください。出力されていない場合や原因が判明しない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU1221-E
The start daemon could not be notified that planned termination was completed. (reason code:
要因番号)
起動デーモンへの計画停止完了通知に失敗しました(要因番号:
要因番号)
JP1/AJS3起動プロセス(jajs_spmd)への計画停止完了通知に失敗しました。
- (S)
- JP1/AJS3サービスの停止処理を続行します。
- (O)
- 統合トレースログにKNADで始まるメッセージが出力されていないかを確認してください。出力されている場合は,マニュアル「JP1/Base メッセージ」を参照し説明を確認して要因を取り除いたあと,JP1/AJS3サービスを再起動してください。出力されていない場合や原因が判明しない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU1222-E
The start daemon could not be notified that forced termination was completed. (reason code:
要因番号)
起動デーモンへの強制停止完了通知に失敗しました(要因番号:
要因番号)
JP1/AJS3起動プロセス(jajs_spmd)への強制停止完了通知に失敗しました。
- (S)
- JP1/AJS3サービスの停止処理を続行します。
- (O)
- 統合トレースログにKNADで始まるメッセージが出力されていないかを確認してください。出力されている場合は,マニュアル「JP1/Base メッセージ」を参照し説明を確認して要因を取り除いたあと,JP1/AJS3サービスを再起動してください。出力されていない場合や原因が判明しない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU1224-E
A logical contradiction occurred in pipe communication process. (module:
要因個所[
要因個所], reason code:
要因番号)
パイプ通信処理にて論理矛盾が発生しました(要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号)
ジョブ実行制御のプロセス監視モニターのプロセス間パイプ通信処理でエラーが発生しました。
- (S)
- JP1/AJS3サービスを停止します。
- (O)
- 統合トレースログでこのメッセージの前後にKAVUで始まるメッセージが出力されているかを確認してください。出力されている場合はそちらのメッセージの説明も参照して要因を取り除いたあと,JP1/AJS3を再起動してください。出力されていない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU1225-E
Forced termination started because the start daemon ended abnormally.
起動デーモンが異常終了したため,強制停止します
起動デーモン(jajs_spmd)が異常終了したため,強制停止処理を開始します。
- (S)
- デーモンを停止します。
- (O)
- 統合トレースログなどで起動デーモンが停止した要因を確認し,要因を取り除いたあと,再起動してください。
KAVU1232-E
An error occurred in process monitoring. Forced termination was sent to the agent and the manager.
プロセス監視モニターでエラーが発生したためエージェントおよびマネージャーに強制停止を送信しました
ジョブ実行制御のプロセス監視モニターでエラーが発生したため,エージェントプロセスおよびマネージャープロセスに強制停止要求を送信しました。
- (S)
- JP1/AJS3サービスを停止します。
- (O)
- 統合トレースログでこのメッセージの前後にKAVUで始まるメッセージが出力されているかを確認してください。出力されている場合はそちらのメッセージの説明も参照して,要因を取り除いたあと,JP1/AJS3を再起動してください。出力されていない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU1240-I
A forced termination request was received from the start daemon.
起動デーモンから強制停止要求を受信しました
JP1/AJS3起動プロセス(jajs_spmd)から強制停止要求を受けました。
- (S)
- JP1/AJS3サービスを停止します。
KAVU1241-I
The start daemon was notified about the forced termination.
起動デーモンへの強制停止完了通知に成功しました
JP1/AJS3起動プロセス(jajs_spmd)への強制停止完了通知に成功しました。
- (S)
- JP1/AJS3サービスの停止処理を続行します。
KAVU1242-I
A forced termination was sent to the agent or the manager.
エージェントおよびマネージャーに強制停止を送信しました
ジョブ実行制御のマネージャープロセスおよびエージェントプロセスに強制停止要求を送信しました。
- (S)
- JP1/AJS3サービスの停止処理を続行します。
KAVU1243-I
Forced termination of the agent was confirmed.
エージェントの強制停止を確認しました
ジョブ実行制御のエージェントプロセスの強制停止を確認しました。
- (S)
- JP1/AJS3サービスの停止処理を続行します。
KAVU1244-I
Forced termination of the manager was confirmed.
マネージャーの強制停止を確認しました
ジョブ実行制御のマネージャープロセスの強制停止を確認しました。
- (S)
- JP1/AJS3サービスの停止処理を続行します。
KAVU1250-I
A planned termination request (while waiting for a job in the queue to terminate) was received from the start daemon.
起動デーモンから計画停止要求(キュー内ジョブ終了待ち)を受信しました
JP1/AJS3起動プロセス(jajs_spmd)から計画停止要求(キュー内ジョブ終了待ち)を受けました。
- (S)
- キューイング中ジョブの終了を待ってJP1/AJS3サービスを停止します。
KAVU1255-I
Planned termination of the agent was confirmed.
エージェントの計画停止を確認しました
ジョブ実行制御のエージェントプロセスの計画停止を確認しました。
- (S)
- JP1/AJS3サービスの停止処理を続行します。
KAVU1256-I
Planned termination of the manager was confirmed.
マネージャーの計画停止を確認しました
ジョブ実行制御のマネージャープロセスの計画停止を確認しました。
- (S)
- JP1/AJS3サービスの停止処理を続行します。
KAVU1290-I
A jobnet restriction stop request was received from the start daemon.
起動デーモンからジョブネット制限停止要求を受信しました
JP1/AJS3起動プロセス(jajs_spmd)からジョブネット制限停止要求を受けました。
- (S)
- 実行中のジョブネットがすべて終了したあとJP1/AJS3サービスを停止します。
KAVU1291-I
A restriction stop request was received from the start daemon.
起動デーモンからジョブ制限停止要求を受信しました
JP1/AJS3起動プロセス(jajs_spmd)からジョブ制限停止要求を受けました。
- (S)
- 実行中のジョブがすべて終了したあとJP1/AJS3サービスを停止します。
KAVU2200-W
Any transmission processing over the 100-file limit will be ignored.
処理可能な範囲(100個)以上のファイル転送処理は無視されました
処理できる範囲(100個)以上のファイル転送処理は無視されました。
- (S)
- ファイル転送処理を中止します。
- (O)
- 転送ファイル数を100個以内に設定してください。
KAVU2201-E
The communication protocol parameter (
パラメーター名) exceeded the limit.
通信プロトコルにて処理可能な範囲を超えたパラメーター(
パラメーター名)が指定されています
TCP/IP通信プロトコルで,通信プロトコルデータの解析に失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU2210-W
User mapping (
ユーザー名) failed in the file transmission process.
ファイル転送処理でユーザーマッピング(
ユーザー名)に失敗しました
ファイル転送処理で,ユーザーマッピングに失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- ユーザーマッピング定義を確認したあと,再度要求を発行してください。
KAVU2211-W
The user (
ユーザー名) could not be masked in file transmission process.
ファイル転送処理でユーザー偽装(
ユーザー名)に失敗しました
ファイル転送処理で,ユーザー偽装に失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- ユーザーマッピング定義を確認したあと,再度要求を発行してください。
KAVU2212-W
No work path exists, so the transfer file or the result file cannot be created.
ワークパスが無いため転送ファイルまたは結果ファイルを作成できません
ワークパスがないため,転送ファイルまたは結果ファイルを作成できません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 環境設定パラメーターで定義したマネージャープロセス実行時のワークディレクトリ,エージェントプロセス実行時のワークディレクトリ,およびジョブ実行時のワークパスがあるかどうかを確認し,再度要求を発行してください。
KAVU2213-W
You lack access permission for the work path, so the transfer file or the result file could not be created.
ワークパスに対してアクセス権が無いため転送ファイルまたは結果ファイルを作成できません
ワークパスに対してアクセス権がないため,転送ファイルまたは結果ファイルを作成できません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 環境設定パラメーターで定義したマネージャープロセス実行時のワークディレクトリ,エージェントプロセス実行時のワークディレクトリ,およびジョブ実行時のワークパスのアクセス権を確認し,再度要求を発行してください。
KAVU2214-W
No path (
ファイル名) is specified to the destination for storing transfer files or result files.
転送ファイルまたは結果ファイルの格納先パス(
ファイル名)がありません
転送ファイルまたは結果ファイルの格納先パスがありません。
ファイル名がM_JPQSTDO_ジョブ番号またはM_JPQSTDE_ジョブ番号の場合は結果ファイル,それ以外の場合は転送ファイルの作成時に発生したエラーです。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 環境設定パラメーターで定義したマネージャープロセス実行時のワークディレクトリ,エージェントプロセス実行時のワークディレクトリ,およびジョブ実行時に指定した転送ファイルのパスがあるかどうかを確認し,再度要求を発行してください。
KAVU2215-W
You lack access permission for the path to the destination for storing transfer files, result files or the file (
ファイル名).
転送ファイルまたは結果ファイルの格納先パスまたはファイル(
ファイル名)に対してアクセス権がありません
転送ファイルまたは結果ファイルの格納先パス,またはファイルに対してアクセス権がありません。
ファイル名がM_JPQSTDO_ジョブ番号またはM_JPQSTDE_ジョブ番号の場合は結果ファイル,それ以外の場合は転送ファイルの作成時に発生したエラーです。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 環境設定パラメーターで定義したマネージャープロセス実行時のワークディレクトリ名,エージェントプロセス実行時のワークディレクトリ,およびジョブ実行時に指定した転送ファイルのパスまたはファイルのアクセス権を確認し,再度要求を発行してください。
KAVU2216-W
The transfer file or the result file (
ファイル名) cannot be opened.
転送ファイルまたは結果ファイル(
ファイル名)がオープンできません
転送ファイルまたは結果ファイルがオープンできません。
ファイル名がM_JPQSTDO_ジョブ番号またはM_JPQSTDE_ジョブ番号の場合は結果ファイル,それ以外の場合は転送ファイルの作成時に発生したエラーです。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- システムで受け付けられないファイル名の形式,またはファイル名長であるおそれがあります。指定した転送元または転送先のファイル名を確認してください。
- ファイル名がM_JPQSTDO_ジョブ番号またはM_JPQSTDE_ジョブ番号の場合は,資料採取ツールで資料を採取し,システム管理者に連絡してください。
KAVU2217-W
Another process is using the transfer file or the result file (
ファイル名).
転送ファイルまたは結果ファイル(
ファイル名)が他プロセスで使用中です
転送ファイルまたは結果ファイルが他プロセスで使用中です。
ファイル名がM_JPQSTDO_ジョブ番号またはM_JPQSTDE_ジョブ番号の場合は結果ファイル,それ以外の場合は転送ファイルの作成時に発生したエラーです。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 指定した転送元または転送先のファイルが,他プロセスで使用されていないか確認し,再度要求を発行してください。
- ファイル名がM_JPQSTDO_ジョブ番号またはM_JPQSTDE_ジョブ番号の場合は,資料採取ツールで資料を採取し,システム管理者に連絡してください。
KAVU2218-W
The transfer file or the result file (
ファイル名) could not be accessed.
転送ファイルまたは結果ファイル(
ファイル名)へのアクセスに失敗しました
転送ファイルまたは結果ファイルへのアクセスに失敗しました。
ファイル名がM_JPQSTDO_ジョブ番号またはM_JPQSTDE_ジョブ番号の場合は結果ファイル,それ以外の場合は転送ファイルの作成時に発生したエラーです。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取し,システム管理者に連絡してください。
KAVU2219-W
Because there is no environment settings work path, the transfer file cannot be processed.
環境設定のワークパスが無いため転送ファイルを処理できません
共通定義情報のワークパスがないため,転送ファイルを処理できません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 共通定義情報を確認したあと,再度要求を発行してください。
KAVU2220-E
Memory could not be allocated. (size:
サイズ, module:
要因個所[
要因個所], reason code:
要因番号)
メモリーの確保に失敗しました(サイズ:
サイズ,要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号)
メモリーの確保に失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- ほかの不要なアプリケーションを停止したあと,再度要求を発行してください。それでも同じメッセージが出力される場合は,メモリー所要量を再見積もりしてください。
- また,エージェントからマネージャーに転送されるファイルの容量が大きいためにメモリー不足が発生したおそれがあります。
- 次の原因が考えられます。確認してください。
- 標準出力データが大量に出力されるジョブの定義に,「標準出力ファイル名」を指定している
- 標準エラー出力データが大量に出力されるジョブを定義した
- ジョブの標準出力ファイルと標準エラー出力ファイルの「追加書き」オプションを指定している
- サイズの大きいファイルを,ジョブの定義「転送元ファイル名」に指定している
- 各要因に対して次の対処を行ってください。
- ジョブ定義の「標準出力ファイル名」にNULLデバイスを指定してください。具体的には,UNIX上で実行するジョブの場合は「/dev/null」を記述し,Windows上で実行するジョブの場合は「NUL」を記述してください。ジョブのスクリプトファイル内やバッチファイル内で,標準出力をリダイレクトしてください
- ジョブ定義に「標準エラー出力ファイル名」を指定している場合
ジョブ定義の「標準エラー出力ファイル名」にNULLデバイスを指定してください。具体的には,UNIX上で実行するジョブの場合は「/dev/null」を記述し,Windows上で実行するジョブの場合は「NUL」を記述してください
ジョブ定義に「標準エラー出力ファイル名」を指定していない場合
ジョブ定義の「標準エラー出力ファイル名」にNULLデバイスを指定してください。具体的には,UNIX上で実行するジョブの場合は「/dev/null」を記述し,Windows上で実行するジョブの場合は「NUL」を記述してください。または,ジョブのスクリプトファイル内やバッチファイル内で,標準エラー出力をリダイレクトしてください
- 「追加書き」オプションの設定を無効にしてください
- 「転送元ファイル名」にサイズの大きいファイルを指定しないでください
- または,1~3の原因に対し,標準出力ファイルおよび標準エラー出力ファイルを定期的に削除または退避して運用してください。
KAVU2221-E
There is insufficient disk space. (module:
要因個所[
要因個所], reason code:
要因番号)
ディスク容量が不十分です(要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号)
ディスク容量が不十分です。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- ディスクの空き容量を作成したあと,再度要求を発行してください。
KAVU2222-W
You lack access permission for the environment settings work path, so the transfer file cannot be processed.
環境設定のワークパスに対してアクセス権が無いため転送ファイルを処理できません
共通定義情報のワークパスに対してアクセス権がないため,転送ファイルを処理できません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 共通定義情報を確認したあと,再度要求を発行してください。
KAVU2223-E
The file name of the transfer file (
ファイル名) could not be changed because the file does not exist.
ファイルが存在しないため転送ファイル(
ファイル名)のファイル名の変更に失敗しました
指定された転送ファイルをマネージャーホスト上の一時ファイルのファイル名に変更しようとしましたが,通信プロトコルデータが不正で指定された転送ファイルが見つかりませんでした。
- (S)
- ジョブのサブミット要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU2224-E
The file name of the transfer file (
ファイル名) could not be changed because there was no access permission to the file (
ファイル名).
ファイルへのアクセス権がないため転送ファイル(
ファイル名)のファイル名の変更に失敗しました
指定された転送ファイルをマネージャーホスト上の一時ファイルのファイル名に変更しようとしましたが,通信プロトコルデータが不正で指定された転送ファイルのアクセス権の取得に失敗しました。
- (S)
- ジョブのサブミット要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU2225-E
The file name of the transfer file (
ファイル名) could not be changed because a system call error occurred (
システムエラー番号).
システムコールエラー(
システムエラー番号)が発生したため転送ファイル(
ファイル名)のファイル名の変更に失敗しました
指定された転送ファイルをマネージャーホスト上の一時ファイルのファイル名に変更しようとしましたが,通信プロトコルデータが不正でシステムコールエラーが発生しました。
- (S)
- ジョブのサブミット要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU2226-E
The file name of the transfer file (
ファイル名) could not be changed.
転送ファイル(
ファイル名)のファイル名の変更に失敗しました
指定された転送ファイルをマネージャーホスト上の一時ファイルのファイル名に変更しようとしましたが,通信プロトコルデータが不正で何らかのエラーが発生しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU2227-E
A connection error occurred during TCP/IP communication. (connection destination host name:
接続先ホスト名, IP address:
IPアドレス, port number:
ポート番号, system error number:
システムエラー番号)
TCP/IP通信で接続エラーが発生しました(接続先ホスト名:
接続先ホスト名,IPアドレス:
IPアドレス,ポート番号:
ポート番号,システムエラー番号:
システムエラー番号)
TCP/IP通信で接続エラーが発生しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 次の原因が考えられます。確認してください。
- 通信先のJP1/AJS3が起動していない
- ジョブをサブミットする際に使用するポート番号が,マネージャーとジョブの実行ホストとの間で一致していない
- JP1/AJS3を起動したままデフォルトゲートウェイを変更した
- 論理ホストのマネージャーのIPアドレスと,エージェントのIPアドレスの属するネットワークが異なっている
- ハードウェアを含めたネットワークに問題がある
- システム全体で使用できるソケットポートが枯渇している
- メモリー不足が発生している
- クラスタ構成の場合,フェールオーバー時の設定がJP1/AJS3の停止より論理IPアドレス解放が早くなっている
- 各要因に対して次の対処を行ったあと,再度要求を発行してください。
- JP1/AJS3を起動してください
- JP1/AJS3のポート番号を変更しているか,またはJP1/NQSEXEC,JP1/OJE for VOS3などの他システムと連携している場合には,servicesファイルのポート番号を修正してください
- ネットワーク構成を変更するときは,JP1/AJS3サービスを停止してから実施してください
- 属するネットワークを同じにしてください。またはマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(システム構築編) 2.3 ネットワーク構成について検討する」を参照して,複数のネットワークアドレスを使用した通信の設定を行ってください
- ハードウェアを含めたネットワークの設定を見直してください。例えば,pingコマンドを実行して通信できるかどうかを確認してください
- ソケットの状態を確認し,TIME_WAIT状態のソケットが少なくなるまで待ってください。また,OSが管理するTIME_WAITポートの回復時間を早めることによって通信エラーを抑止できます
- メモリーの状態を確認し,メモリー所要量を再見積もりしてください
- JP1/AJS3の停止より論理IPアドレスの解放があとに行われるように設定してください
KAVU2228-E
Connection processing timed out during TCP/IP communication. (connection destination host name:
接続先ホスト名, IP address:
IPアドレス, port number:
ポート番号, system error number:
システムエラー番号)
TCP/IP通信で接続処理がタイムアウトになりました(接続先ホスト名:
接続先ホスト名,IPアドレス:
IPアドレス,ポート番号:
ポート番号,システムエラー番号:
システムエラー番号)
ジョブ実行制御のTCP/IP通信処理でリモートホストへの通信接続要求がタイムアウトになりました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 接続先ホストの状態について次のことが考えられるため,確認してエラー要因を取り除いたあと,再度要求を発行してください。
- 通信先のJP1/AJS3が起動していない場合は起動してください。
- ジョブをサブミットする際に使用するポート番号が,マネージャーとジョブの実行ホストとの間で一致しているか,またはJP1/NQSEXEC,JP1/OJE for VOS3などの他システムと連携している場合には,servicesファイルのポート番号が正しいかどうかを確認してください。
- JP1/AJS3を起動したままデフォルトゲートウェイを変更した場合は,JP1/AJS3サービスを停止してから実施してください。
- 論理ホストのマネージャーのIPアドレスと,エージェントのIPアドレスの属するネットワークを同じにしてください。また,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(システム構築編) 2.3 ネットワーク構成について検討する」を参照して,複数のネットワークアドレスを使用した通信の設定を行ってください。
- ハードウェアを含めたネットワークに問題がないかネットワークの設定を見直してください。例えば,pingコマンドを実行して通信できるかどうかを確認してください。
- クラスタ構成のとき,フェールオーバー時の設定がJP1/AJS3の停止より論理IPアドレスの解放が早くなっている場合は,JP1/AJS3の停止より論理IPアドレスの解放があとに行われるように設定してください。
- 通信接続のタイムアウト値,リトライ回数,リトライ間隔の値を小さくし過ぎると,通信のリトライ間隔が短くなるため,逆に通信障害が回避できなくなり,このエラーが頻繁に発生することがあるため,注意してください。
通信接続のタイムアウト値は通常90秒に設定されています。タイムアウト値の変更方法などの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド1 6.2.8 TCP/IP通信接続エラーのリトライ間隔・回数の変更」(Windowsの場合)またはマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド1 15.2.8 TCP/IP通信接続エラーのリトライ間隔・回数の変更」(UNIXの場合)を参照してください。
KAVU2229-E
A transmission error occurred during TCP/IP communication. (connection destination host name:
接続先ホスト名, IP address:
IPアドレス, port number:
ポート番号, system error number:
システムエラー番号)
TCP/IP通信で送信エラーが発生しました(接続先ホスト名:
接続先ホスト名,IPアドレス:
IPアドレス,ポート番号:
ポート番号,システムエラー番号:
システムエラー番号)
ジョブ実行制御のTCP/IP通信処理でプロトコルデータの送信に失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 通信先のJP1/AJS3が通信中に異常終了したか,クラスタ構成の場合は,系切り替えが発生してJP1/AJS3が強制停止した場合が考えられます。
- 通信先ホストのJP1/AJS3の状態や統合トレースログの内容を確認してエラー要因を取り除いたあと,JP1/AJS3が停止している場合は再起動して,再度要求を発行してください。原因が判明しない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU2230-E
Transmission processing timed out during TCP/IP communication. (connection destination host name:
接続先ホスト名, IP address:
IPアドレス, port number:
ポート番号, system error number:
システムエラー番号)
TCP/IP通信で送信処理がタイムアウトになりました(接続先ホスト名:
接続先ホスト名,IPアドレス:
IPアドレス,ポート番号:
ポート番号,システムエラー番号:
システムエラー番号)
ジョブ実行制御のTCP/IP通信処理でプロトコルデータのリモートホストへの送信処理がタイムアウトになりました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 通信先のJP1/AJS3が通信中に異常終了したか,クラスタ構成の場合は,系切り替えが発生してJP1/AJS3が強制停止した場合が考えられます。
- 通信先ホストのJP1/AJS3の状態や統合トレースログの内容を確認してエラー要因を取り除いたあと,JP1/AJS3が停止している場合は再起動して,再度要求を発行してください。原因が判明しない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU2231-E
A reception error occurred during TCP/IP communication. (connection destination host name:
接続先ホスト名, IP address:
IPアドレス, port number:
ポート番号, system error number:
システムエラー番号)
TCP/IP通信で受信エラーが発生しました(接続先ホスト名:
接続先ホスト名,IPアドレス:
IPアドレス,ポート番号:
ポート番号,システムエラー番号:
システムエラー番号)
ジョブ実行制御のTCP/IP通信処理でプロトコルデータの受信に失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 通信先のJP1/AJS3が通信中に異常終了したか,クラスタ構成の場合は,系切り替えが発生してJP1/AJS3が強制停止した場合が考えられます。
- 通信先ホストのJP1/AJS3の状態や統合トレースログの内容を確認してエラー要因を取り除いたあと,JP1/AJS3が停止している場合は再起動して,再度要求を発行してください。原因が判明しない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU2232-E
Reception processing timed out during TCP/IP communication. (connection destination host name:
接続先ホスト名, IP address:
IPアドレス, port number:
ポート番号, system error number:
システムエラー番号)
TCP/IP通信で受信処理がタイムアウトになりました(接続先ホスト名:
接続先ホスト名,IPアドレス:
IPアドレス,ポート番号:
ポート番号,システムエラー番号:
システムエラー番号)
ジョブ実行制御のTCP/IP通信でプロトコルデータ送信後の応答受信待ちでタイムアウトが発生しました。次の原因が考えられます。
- ジョブの終了時にエージェントホストからマネージャーホストに対して結果ファイルを転送する際,結果ファイルのサイズが大き過ぎて解析に時間が掛かっている
- 転送ファイルを指定したジョブを実行しようとした際,転送ファイルのサイズが大き過ぎて解析に時間が掛かっている
- 通信先のマネージャーホストまたはエージェントホストのCPU負荷が非常に高いかシステム資源が不足している
- マネージャーホストでジョブ情報削除処理が行われている
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 各要因に対して次に示す対処を行ったあと,再度要求を発行してください。
- ジョブの結果ファイルのサイズが大きくならないよう注意してください。また,標準出力ファイル,標準エラー出力ファイルに追加書きを指定している場合も大量に出力されないように注意してください。
- ジョブを定義する際,サイズが大き過ぎる転送ファイルを指定しないように注意してください。
- CPUの負荷状況を確認してください。また,カーネルパラメーターの設定でシステム資源の制限値を確認してください。
- ジョブ情報削除処理が行われる時間帯を避けてジョブが実行されるようにスケジュールを調整してください。また,一度に大量のジョブに対して削除処理が行われないようにジョブ情報保存日数を小さくして削除対象となるジョブ数を減らすなどの対処してください。
- なお,1,2についてはあらかじめ受信するファイルのサイズを制限することによって,一部のジョブの処理でシステム全体に影響が出ないように運用することもできます。詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド1 6.2.7 ファイル受信制限をするための設定」(Windowsの場合)またはマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド1 15.2.7 ファイル受信制限をするための設定」(UNIXの場合)を参照してください。
KAVU2235-E
Another process is using the specified port number(reason code:
要因番号). Could not start process(host name:
ホスト名, port number:
ポート番号).
指定のポート番号が他のプロセスによって使用されているため起動できません(ホスト名:
ホスト名,ポート番号:
ポート番号,要因番号:
要因番号)
指定のポート番号が,他プロセスによって使用されているか,または設定ポート番号が重複しているため起動できません。
- (S)
- デーモンの起動処理を中止します。
- (O)
- JP1/AJS3で使用しているポート番号が重複して設定されていたり,他プログラムで同じポート番号を使用したりしていないかを確認してください。
- 指定ホスト名からIPアドレスが求められるように,ネットワークの設定が正しく設定されているかも確認してください。
KAVU2236-E
The initialization for TCP/IP communication was failed(reason code:
要因番号). Could not start process(host name:
ホスト名, port number:
ポート番号).
TCP/IP通信の初期化に失敗したため起動できません(ホスト名:
ホスト名,ポート番号:
ポート番号,要因番号:
要因番号)
TCP/IP通信の初期化に失敗したため起動できません。
- (S)
- デーモンの起動処理を中止します。
- (O)
- TCP/IP通信が使用できる環境であるか,または運用上メモリーの容量が十分に足りているかを確認してください。
- それらを確認しても原因がはっきりしない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU2237-E
Socket could not be opened because the process has too many open files. (host name:
ホスト名, port number:
ポート番号, module:
要因個所[
要因個所], system error number:
システムエラー番号)
オープンしているファイル数がシステムによって決められた上限に達しているためソケットのオープンに失敗しました(ホスト名:
ホスト名,ポート番号:
ポート番号,要因個所:
要因個所[
要因個所],システムエラー番号:
システムエラー番号)
カーネルパラメーターで設定された,オープンできるファイルの最大数に達したため,ソケットのオープンに失敗しました。
- (S)
- 要求受付処理の場合,要求受付処理を再試行します。再試行で回復できない場合にはメッセージKAVU2241-Eを出力します。要求処理の場合,要求処理を中止します。
- (O)
- カーネルパラメーターで設定された,オープンできるファイルの最大数を拡張してください。そのあと,再度要求を行ってメッセージKAVU2241-Eが出力されていないときは,再試行で回復しているため問題はありません。メッセージKAVU2241-Eが出力されている場合はまだ問題があるおそれがあるため,設定を見直してください。
- カーネルパラメーターの見積もりについては,リリースノートを参照してください。
KAVU2238-E
The local host name could not be acquired in the TCP/IP communication. (host name:
ホスト名, port number:
ポート番号, module:
要因個所[
要因個所], system error number:
システムエラー番号)
TCP/IP通信で自ホスト名の取得に失敗しました(ホスト名:
ホスト名,ポート番号:
ポート番号,要因個所:
要因個所[
要因個所],システムエラー番号:
システムエラー番号)
TCP/IP通信で自ホスト名の取得に失敗しました。
- (S)
- 要求受付処理の場合,要求受付処理を再試行します。再試行で回復できない場合にはメッセージKAVU2241-Eを出力します。要求処理の場合,要求処理を中止します。
- (O)
- 要求受付処理の場合,このメッセージのあとにメッセージKAVU2241-Eが出力されていないときは,再試行で回復しているため問題はありません。メッセージKAVU2241-Eが出力されている場合,または要求処理の場合は,ネームサービスに問題が発生しているおそれがあります。自ホストの状態を確認してエラー要因を取り除いたあと,再度要求を発行してください。
KAVU2239-E
Detected the failure of the network subsystem. (host name:
ホスト名, port number:
ポート番号, module:
要因個所[
要因個所], system error number:
システムエラー番号)
ネットワークサブシステムの異常を検出しました(ホスト名:
ホスト名,ポート番号:
ポート番号,要因個所:
要因個所[
要因個所],システムエラー番号:
システムエラー番号)
ネットワークサブシステムの異常を検出しました。
- (S)
- 要求受付処理の場合,要求受付処理を再試行します。再試行で回復できない場合にはメッセージKAVU2241-Eを出力します。要求処理の場合,要求処理を中止します。
- (O)
- 要求受付処理の場合,このメッセージのあとにメッセージKAVU2241-Eが出力されていないときは,再試行で回復しているため問題はありません。メッセージKAVU2241-Eが出力されている場合,または要求処理の場合は,ネットワークサブシステムに問題が発生しているおそれがあります。自ホストの状態を確認してエラー要因を取り除いたあと,再度要求を発行してください。
KAVU2240-E
The acceptance error occurred during TCP/IP communication. (host name:
ホスト名, port number:
ポート番号, module:
要因個所[
要因個所], system error number:
システムエラー番号)
TCP/IP通信で要求受け付けエラーが発生しました(ホスト名:
ホスト名,ポート番号:
ポート番号,要因個所:
要因個所[
要因個所],システムエラー番号:
システムエラー番号)
TCP/IP通信で要求受付エラーが発生しました。
- (S)
- 要求受付処理を再試行します。再試行で回復できない場合にはメッセージKAVU2241-Eを出力します。
- (O)
- このメッセージのあとにメッセージKAVU2241-Eが出力されていない場合は,再試行で回復しているため問題はありません。メッセージKAVU2241-Eが出力されている場合は,資料採取ツールで資料を採取してシステム管理者に連絡してください。
KAVU2241-E
The fatal error occurred during TCP/IP communication. (host name:
ホスト名, port number:
ポート番号, module:
要因個所[
要因個所], system error number:
システムエラー番号)
TCP/IP通信で続行不可能なエラーが発生しました(ホスト名:
ホスト名,ポート番号:
ポート番号,要因個所:
要因個所[
要因個所],システムエラー番号:
システムエラー番号)
TCP/IP通信で再試行をしても続行できないエラーが発生しました。
- (S)
- デーモンを停止します。
- (O)
- JP1/AJS3を停止します。
KAVU2242-W
The error occurred during TCP/IP communication. (host name:
ホスト名, port number:
ポート番号, module:
要因個所[
要因個所], system error number:
システムエラー番号)
TCP/IP通信でエラーが発生しました(ホスト名:
ホスト名,ポート番号:
ポート番号,要因個所:
要因個所[
要因個所],システムエラー番号:
システムエラー番号)
TCP/IP通信でエラーが発生しました。
- (S)
- 処理を続行します。ただし,設定されている幾つかのソケットに対して通信できません。
- (O)
- 通信に関する設定(IPアドレスの指定など)が正しく行われているか,または,通信状態に問題がないかを調査し,エラー原因を取り除いてください。
- エラー要因を取り除いた設定で運用する場合は,サービス(デーモン)を再起動してください。
KAVU2243-I
The size of the transmission source file of the job (
ジョブ名) executed on the client (
クライアントホスト名) exceeds the limit (
バイト).(The transmission destination file name (
転送先ファイル名))
クライアント(
クライアントホスト名)で実行されたジョブ(
ジョブ名)の転送元ファイルサイズが受信ファイルサイズの上限値(
バイト)を超えました(転送先ファイル名に指定されているファイル名(
転送先ファイル名))。
転送元ファイルのファイルサイズが上限値を超えています。
- (S)
- 処理を続行します。
- (O)
- システムに負荷が掛かっていることが予想されるため,運用に合わせて次の設定を見直してください。
- 転送元ファイルに指定されたファイルのサイズをファイルサイズの上限値(環境設定パラメーターLimitReceiveFileSizeの設定値)未満に減らすことを推奨します。
- 転送ファイルの検索手順
- クライアントホスト名上で実行された,ジョブ名に指定されているファイルになります。
- 注意事項
- 転送先ファイル名を指定していないときは,「JPQ_TEMP」が出力されます。
- ジョブ名を指定していないときは,「none」が出力されます。
- クライアントホスト名には次のホスト名が出力されます。
1. jpqjobsubコマンドを実行したホスト名
2. ジョブネットを定義して実行したホスト名
3. JpqSubmitJob関数を実行したホスト名
なお,UNIXの場合は「none」が出力されます。
KAVU2244-E
The size of the transmission source file of the job (
ジョブ名) executed on the client (
クライアントホスト名) exceeds the limit (
バイト).(The transmission destination file name (
転送先ファイル名))
クライアント(
クライアントホスト名)で実行されたジョブ(
ジョブ名)の転送元ファイルサイズが受信ファイルサイズの上限値(
バイト)を超えました(転送先ファイル名に指定されているファイル名(
転送先ファイル名))。
転送元ファイルのファイルサイズが上限値を超えています。
- (S)
- 転送ファイルを受信しません。
- (O)
- 転送元ファイルに指定されたファイルのサイズをファイルサイズの上限値(環境設定パラメーターLimitReceiveFileSizeの設定値)未満に減らすか,ファイルサイズの上限値を見直したあと,再度ジョブを実行してください。
- 転送ファイルの検索手順
- クライアントホスト名上で実行された,ジョブ名に指定されているファイルになります。
- 注意事項
- 転送先ファイル名を指定していないときは,「JPQ_TEMP」が出力されます。
- ジョブ名を指定していないときは,「none」が出力されます。
- クライアントホスト名には次のホスト名が出力されます。
1.jpqjobsubコマンドを実行したホスト名
2.ジョブネットを定義して実行したホスト名
3.JpqSubmitJob関数を実行したホスト名
なお,UNIXの場合は「none」が出力されます。
- 上限値に達してジョブが異常終了となった場合,実行結果詳細にはメッセージKAVU0220-Eが出力されます。
KAVU2245-W
Because a connection error occurred during TCP/IP communication, it will be retried.
(connection destination host name:
接続先ホスト名, IP address:
IPアドレス, port number:
ポート番号, system error number:
システムエラー番号)
TCP/IP通信で接続エラーが発生したためリトライします
(接続先ホスト名:
接続先ホスト名,IPアドレス:
IPアドレス,ポート番号:
ポート番号,システムエラー番号:
システムエラー番号)
TCP/IP通信で接続エラーが発生したためリトライします。
- (S)
- TCP/IP通信の接続処理を再試行します。再試行で回復できない場合にはメッセージKAVU2227-Eを出力します。
- (O)
- このメッセージのあとにメッセージKAVU2227-Eが出力されていないときは,再試行で回復しているため問題はありません。メッセージKAVU2227-Eが出力されている場合は,そちらの対処方法を参照してください。
- なお,システムエラー番号に10048が出力されたときは,ジョブ実行時にソケットポート不足が発生しています。マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(システム構築編) 3.1.1(5) OSのチューニング」を参照し,OSのパラメーターの調整を検討してください。
KAVU2246-W
Because a connection time-out occurred during TCP/IP communication, it will be retried.(connection destination host name:
接続先ホスト名, IP address:
IPアドレス, port number:
ポート番号, system error number:
システムエラー番号)
TCP/IP通信で接続タイムアウトが発生したためリトライします(接続先ホスト名:
接続先ホスト名,IPアドレス:
IPアドレス,ポート番号:
ポート番号,システムエラー番号:
システムエラー番号)
TCP/IP通信で接続タイムアウトが発生したためリトライします。
- (S)
- TCP/IP通信の接続処理を再試行します。再試行で回復できない場合にはメッセージKAVU2228-Eを出力します。
- (O)
- このメッセージのあとにメッセージKAVU2228-Eが出力されていないときは,再試行で回復しているため問題はありません。メッセージKAVU2228-Eが出力されている場合は,そちらの対処方法を参照してください。
KAVU3100-I
Job execution control (
論理ホスト名) was started.
ジョブ実行制御(
論理ホスト名)が起動されました
ジョブ実行制御が起動されました。
- (S)
- デーモンの運用を開始します。
KAVU3101-I
Job execution control (
論理ホスト名) is terminating.
ジョブ実行制御(
論理ホスト名)が停止処理中になりました
ジョブ実行制御が停止処理中です。
- (S)
- デーモンの停止処理を続行します。
KAVU3104-I
Job execution control (
論理ホスト名) ended normally.
ジョブ実行制御(
論理ホスト名)が正常終了しました
ジョブ実行制御が正常終了しました。
- (S)
- デーモンを停止します。
KAVU3105-I
The boot environment of the job execution control (
論理ホスト名). :
保守情報ジョブ実行制御(
論理ホスト名)の起動環境:
保守情報
ジョブ実行制御の起動環境を表示します。
- (S)
- 起動処理を続行します。
KAVU3110-E
Job execution control (
論理ホスト名) ended abnormally. (reason code:
要因番号)
ジョブ実行制御(
論理ホスト名)が異常終了しました(要因番号:
要因番号)
ジョブ実行制御のエージェントプロセスが異常終了しました。
- (S)
- JP1/AJS3サービスを停止します。
- (O)
- 統合トレースログでこのメッセージの前後にKAVUで始まるメッセージが出力されているかを確認してください。出力されている場合はそちらのメッセージの説明も参照してください。出力されていない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU3111-E
Job execution control (
論理ホスト名) is already running on the same host.
同じ論理ホスト(
論理ホスト名)上でジョブ実行制御が起動中です
同じ論理ホスト上で,ジョブ実行制御のエージェントプロセスを二重起動しようとしています。
- (S)
- JP1/AJS3サービスの起動処理を中止します。
- (O)
- JP1/AJS3サービス(ジョブ実行制御のエージェントプロセス)がすでに起動されていないかを確認してください。
- ジョブ実行制御のエージェントプロセスが起動されていない状態でこのメッセージが出力される場合は,JP1/AJS3から起動したジョブプロセス(ジョブプロセスから起動されるプロセスを含む)が実行中のおそれがあります。JP1/AJS3から起動したジョブプロセスを特定できる場合,ジョブプロセスが終了するのを待つか,強制終了したあとにJP1/AJS3サービスを起動してください。ジョブプロセスを特定できない場合,OSを再起動して回復してください。
KAVU3112-E
Job execution control process ended abnormally. (name :
プロセス名, code :
終了コード, pid :
プロセスID, sig :
シグナル番号)
ジョブ実行制御のプロセスが異常終了しました(name:
プロセス名,code:
終了コード,pid:
プロセスID,sig:
シグナル番号)
プロセス名に示されているプロセスが終了コードに示されている終了コードで異常終了しました。
シグナル番号が0以外の場合はシグナル番号に該当するシグナルを受けて異常終了しました。
次の原因が考えられます。
- シグナルなどによってJP1/AJS3の常駐プロセスが異常終了した
- jajs_killall.clusterコマンドなどによってJP1/AJS3の常駐プロセスを強制終了した
- (S)
- プロセス名がjpqagtdmnの場合は,ジョブ実行制御を終了します。
- プロセス名がjpqagtchildの場合は,要求処理を中止します。
- (O)
- 原因を特定できない場合は,資料を採取したあとにシステム管理者に連絡してください(マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 メッセージ1 1.2.3 システム管理者の方へ」を参照してください)。
- 運用を続ける場合,資料採取したあとにJP1/AJS3を再起動してください(異常終了したプロセスがjpqagtchildの場合はJP1/AJS3の再起動は不要です)。
- なお,次のどれかの場合は問題ありません。
- jajs_killall.clusterコマンドを実行した場合
- このメッセージの直前にメッセージKAVU3589-Eが出力されている場合
- この場合,メッセージKAVU3589-Eが出力されている場合は,そちらのメッセージの対処方法を参照して対処してください。
KAVU3200-E
The user (
ユーザー名) request (
要求名) for the parameter (
パラメーター=
パラメータ値) is invalid.
ユーザー(
ユーザー名)の要求(
要求名)パラメーター(
パラメーター=
パラメータ値)が不正です
ジョブ実行制御のエージェントプロセスに対する要求の解析中に,要求パラメーターのデータ内容に不正が見つかりました。
- (S)
- ジョブ実行制御のエージェントプロセスに対する要求の解析処理を中止します。
- (O)
- ジョブ実行制御のエージェントプロセスでは受け付けない要求を受け付けたおそれがあります。マネージャーホストおよびエージェントホストのservicesファイルを確認し,jp1ajs2qagtのポート番号がほかのポート番号と重複していないかどうか確認してください。重複している場合は,別のポート番号になるように設定を変更してください。ポート番号を変更したあと,JP1/AJS3を再起動してください。
- 上記以外の場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。資料は,マネージャーホストとエージェントホストの両方で採取してください。
KAVU3201-E
The user (
ユーザー名) request (
要求名) failed. (reason code:
要因番号)
ユーザー(
ユーザー名)の要求(
要求名)が失敗しました(要因番号:
要因番号)
ジョブ実行制御のエージェントプロセスに対する要求が失敗しました。
- (S)
- ジョブ実行制御のエージェントプロセスに対する要求の解析処理を中止します。
- (O)
- 統合トレースログでこのメッセージの前後にKAVUで始まるメッセージが出力されているかを確認してください。出力されている場合はそちらのメッセージの説明も参照してください。出力されていない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。資料は,マネージャーホストとエージェントホストの両方で採取してください。
KAVU3205-W
The system detected a change in the size of the environment variable file (
環境変数ファイル名) while the job (
ジョブ番号) was starting.
ジョブ(
ジョブ番号)の環境変数ファイル(
環境変数ファイル名)がジョブ起動中に書き換えられました
ジョブ起動時に,ジョブ定義に従って環境変数ファイルを読み込みましたが,読み込み処理中に環境変数ファイルが書き換えられました。
正しい環境変数でジョブを起動していないおそれがあります。
- (S)
- ジョブ起動処理を続行します。
- 環境変数ファイルのサイズの増加量が4,096バイト未満の場合は,環境変数をすべて読み込んだ状態でジョブを起動します。しかし,読み込み処理中に書き換わったおそれがあるため,正しい環境変数でジョブを起動していないおそれがあります。
- 環境変数ファイルのサイズが4,096バイト以上増加した場合は,変更前のファイルサイズに4,095バイトを加算したサイズまで読み込み,ジョブを起動します。
- (O)
- ジョブの状態を確認し,環境変数すべてを読み込めていないおそれがある場合は対処してください。また,環境変数ファイルはエージェントにジョブが配信される前までに作成・更新してください。エージェントにジョブを配信したあとはジョブが実行中になるまで環境変数ファイルを更新しないでください。
KAVU3210-E
Communication thread (
論理ホスト名) ended abnormally. (reason code:
要因番号)
通信スレッド(
論理ホスト名)が異常終了しました(要因番号:
要因番号)
ジョブ実行制御のエージェントプロセスの通信要求受付スレッドが異常終了しました。
- (S)
- JP1/AJS3サービスを停止します。
- (O)
- CPUに非常に負荷が掛かっているおそれがあります。CPUの負荷状況を確認してください。また,統合トレースログでこのメッセージの前後にKAVUで始まるメッセージが出力されているかを確認してください。出力されている場合はそちらのメッセージの説明も参照してください。出力されていない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU3211-E
The agent daemon process ended abnormally. (host name:
ホスト名, process name:
プロセス名, process id:
プロセス番号)
エージェントデーモンが異常終了しました(ホスト名:
ホスト名,プロセス名:
プロセス名,プロセス番号:
プロセス番号)
ジョブ実行制御のエージェントプロセスが異常終了しました。
- (S)
- JP1/AJS3サービスを終了します。
- (O)
- 統合トレースログでこのメッセージの前後にKAVUで始まるメッセージが出力されているかを確認してください。出力されている場合はそちらのメッセージの説明も参照してください。出力されていない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU3212-E
The monitoring process for job (
ジョブ番号) ended abnormally. (host name:
ホスト名, process name:
プロセス名, process id:
プロセス番号)
ジョブ(
ジョブ番号)の監視プロセスが異常終了しました(ホスト名:
ホスト名,プロセス名:
プロセス名,プロセス番号:
プロセス番号)
ジョブ実行制御のジョブ監視プロセスが異常終了しました。
- (S)
- ジョブ番号のジョブの監視処理を中止します。
- (O)
- ジョブとして起動したジョブプロセスの状態を確認してください。再実行できる場合は再実行してください。
- また,統合トレースログでこのメッセージの前後にKAVUで始まるメッセージが出力されているかを確認してください。出力されている場合はそちらのメッセージの説明も参照してください。出力されていない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU3213-E
Failed to acquire permission to read environment variable file (
ファイル名) for the user (
ユーザー名). (system call name:
システムコール名, reason code:
要因番号)
ユーザー(
ユーザー名)での環境変数ファイル(
ファイル名)への読み込み権限取得に失敗しました(システムコール名:
システムコール名,要因番号:
要因番号)
環境変数ファイルへのアクセスに失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- ファイルパーミッション(ls -lコマンド)やアクセス制御リストの設定を基に,実行OSユーザーが指定した環境変数ファイルのファイルパスにアクセスできることを確認したあと,再度呼び出してください。
KAVU3214-E
Failed to acquire permission to execute the execution file (
ファイル名) for the user (
ユーザー名). (system call name:
システムコール名, reason code:
要因番号)
ユーザー(
ユーザー名)での実行ファイル(
ファイル名)への実行権限取得に失敗しました(システムコール名:
システムコール名,要因番号:
要因番号)
実行ファイルへのアクセスに失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- ファイルパーミッション(ls -lコマンド)やアクセス制御リストの設定を基に,実行OSユーザーが指定した実行ファイルのファイルパスにアクセスできることを確認したあと,再度呼び出してください。
KAVU3215-E
Failed to read the temporary file (
ファイル名) for the transmission source for the user (
ユーザー名). (system call name:
システムコール名, reason code:
要因番号)
ユーザー(
ユーザー名)での転送元の一時ファイル(
ファイル名)の読み込みに失敗しました(システムコール名:
システムコール名,要因番号:
要因番号)
転送元ファイルの読み込みに失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- ファイルパーミッション(ls -lコマンド)やアクセス制御リストの設定を基に,実行OSユーザーが転送元ファイルのファイルパスの読み込みができることを確認したあと,再度呼び出してください。
KAVU3216-E
Failed to write the transmission destination file (
ファイル名) for the user (
ユーザー名). (system call name:
システムコール名, reason code:
要因番号)
ユーザー(
ユーザー名)での転送先ファイル(
ファイル名)の書き込みに失敗しました(システムコール名:
システムコール名,要因番号:
要因番号)
転送先ファイルへの書き込みに失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- ファイルパーミッション(ls -lコマンド)やアクセス制御リストの設定を基に,実行OSユーザーが指定した転送先ファイルのファイルパスに書き込みできることを確認したあと,再度呼び出してください。
KAVU3217-W
An attempt to transmit the result file for the job (
ジョブ番号, マネージャーホスト名) has failed.ジョブ(
ジョブ番号, マネージャーホスト名)の結果ファイルの転送処理でエラーが発生しました
ジョブの結果ファイルの転送処理でエラーが発生しました。
- (S)
- 処理を続行します。
- (O)
- 統合トレースログでこのメッセージの前後にKAVUで始まるメッセージが出力されているかを確認してください。出力されている場合は,そちらのメッセージの説明も参照してください。
- 注意事項
- ジョブの詳細定義で,標準エラー出力ファイルを定義していなくても,ジョブネットを使用してジョブを実行した場合は,標準エラー出力ファイルの一時ファイルが作成され,マネージャーホストに転送されます。標準エラー出力ファイルの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(業務設計編) 7.8.1 標準出力ファイル・標準エラー出力ファイルの注意事項」を参照してください。
- ジョブの終了コードにジョブプロセスの終了コードを設定するとともに,ジョブの状態を終了判定に従って,正常終了,警告検出終了または異常検出終了とします。また,結果ファイルを再送せずにジョブの終了を優先するため,JP1/AJS3 - Viewの[実行結果詳細]ダイアログボックスで標準エラー出力ファイルの内容を参照できません。
- ジョブの結果ファイルの再送を行わないため,ジョブの結果ファイルの再送間隔・回数を指定する環境設定パラメーターNotfyJobStateIntervalおよびNotfyJobStateCountの設定値は有効になりません。
KAVU3221-E
The manager (
論理ホスト名) could not be notified about job status. (reason code:
要因番号)
マネージャー(
論理ホスト名)へのジョブ状態通知が失敗しました(要因番号:
要因番号)
ジョブ実行制御のマネージャープロセスへのジョブの状態通知が失敗しました。「ジョブ結果ファイルの二重受信防止の設定」を行っている場合,マネージャーホストで結果ファイル(標準出力ファイル,標準エラー出力ファイル)が解析中であるため,ジョブの終了通知を受け付けられない状態であるおそれがあります。その場合はマネージャーホスト側ではメッセージKAVU4297-Wを受け付けます。「ジョブ結果ファイルの二重受信防止の設定」を行っていない場合は,マネージャーホストが停止,またはマネージャーホストへの通信ができないことが考えられます。
「ジョブ結果ファイルの二重受信防止の設定」については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド1 6.2.6 ジョブの結果ファイルの二重受信防止の設定」(Windowsの場合)またはマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド1 15.2.6 ジョブの結果ファイルの二重受信防止の設定」(UNIXの場合)を参照してください。
- (S)
- マネージャープロセスへのジョブの状態通知を中止します。
- (O)
- マネージャーホスト側の統合トレースログも確認し,ジョブ実行制御のマネージャープロセスの稼働状況を確認してください。
- また,統合トレースログでこのメッセージの前後にKAVUで始まるメッセージが出力されているかを確認してください。出力されている場合はそちらのメッセージの説明も参照してください。出力されていない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。資料は,マネージャーホストとエージェントホストの両方で採取してください。
KAVU3270-E
Memory could not be allocated. (size:
サイズ, module:
要因個所[
要因個所], reason code:
要因番号)
メモリーの確保に失敗しました(サイズ:
サイズ,要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号)
メモリーの確保に失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- ほかの不要なアプリケーションを停止したあと,再度要求を発行してください。
- それでも,同じメッセージが出力される場合は,メモリー見積もりを見直してください。
- 注意事項
- このメッセージの前後に,メッセージKAVU3217-Wが出力されている場合は結果ファイルの転送処理でエラーが発生しています。環境設定パラメーターIgnoreResultFileErrorに「1」を設定している場合,ジョブの終了コードにジョブプロセスの終了コードを設定するとともに,ジョブの状態を終了判定に従って,正常終了,警告検出終了または異常検出終了とします。また,結果ファイルを再送せずにジョブの終了を優先するため,JP1/AJS3 - Viewの[実行結果詳細]ダイアログボックスで標準エラー出力ファイルの内容を参照できません。
- ジョブの結果ファイルの再送を行わないため,ジョブの結果ファイルの再送間隔・回数を指定する環境設定パラメーターNotfyJobStateIntervalおよびNotfyJobStateCountの設定値は有効になりません。環境設定パラメーターIgnoreResultFileErrorの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド2 2.3 ジョブ実行環境設定」を参照してください。
KAVU3271-E
There is insufficient disk space. (module:
要因個所[
要因個所], reason code:
要因番号, file name:
ファイル名)
ディスク容量が不十分です(要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号,ファイル名:
ファイル名)
ディスク容量が不十分です。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 「ファイル名」に表示されたファイルが存在するディスクの空き容量を作成したあと,再度要求を発行してください。
KAVU3272-E
A system call error occurred when starting process (
論理ホスト名). (module:
要因個所[
要因個所], reason code:
要因番号)
起動処理(
論理ホスト名)でシステムコールエラーが発生しました(要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号)
ジョブ実行制御のエージェントプロセスの起動処理でシステムコールエラーが発生しました。
- (S)
- JP1/AJS3サービスを停止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU3274-W
A system call error occurred in the communication process (
論理ホスト名). (module:
要因個所[
要因個所], reason code:
要因番号)
通信処理(
論理ホスト名)でシステムコールエラーが発生しました(要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号)
通信処理でシステムコールエラーが発生しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU3275-E
A logical contradiction occurred in the communication process (
論理ホスト名). (module:
要因個所[
要因個所], reason code:
要因番号)
通信処理(
論理ホスト名)で論理矛盾が発生しました(要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号)
次のどれかの要因が考えられます。
- ジョブの結果ファイル(標準出力ファイル・標準エラー出力ファイル)のサイズが大きいため,転送先のマネージャーホストでメモリーが確保できない。
このメッセージの前後に,メッセージKAVU2220-E,KAVU3512-Eが出力されている場合は,転送先のマネージャーホストでメモリーが確保できないことが考えられます。その場合,転送先のマネージャーホストで出力されているメッセージの説明を参照してください。
- ジョブ実行制御で使用する一時ファイルがなかった。(要因番号=0xe002110d)
- ジョブ実行制御で使用する一時ファイルにアクセス権がなかった。(要因番号=0xe002110e)
- ジョブ実行制御で使用する一時ファイル作成時にディスク容量不足が発生した。(要因番号=0xe002110f)
- ジョブ実行制御で使用する一時ファイルが占有オープンされていた。(要因番号=0xe0021110)
- 論理ホスト名,またはIPアドレスの取得に失敗した。(要因番号=0xe0021120)
- 注
- ジョブ実行制御で使用する一時ファイルについては,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(業務設計編) 7.8.1 標準出力ファイル・標準エラー出力ファイルの注意事項」を参照してください。
- このメッセージの前後に,メッセージKAVU3217-Wが出力されている場合は結果ファイルの転送処理でエラーが発生しています。環境設定パラメーターIgnoreResultFileErrorに「1」を設定している場合,ジョブの終了コードにジョブプロセスの終了コードを設定するとともに,ジョブの状態を終了判定に従って,正常終了,警告検出終了または異常検出終了とします。また,結果ファイルを再送せずにジョブの終了を優先するため,JP1/AJS3 - Viewの[実行結果詳細]ダイアログボックスで標準エラー出力ファイルの内容を参照できません。
- ジョブの結果ファイルの再送を行わないため,ジョブの結果ファイルの再送間隔・回数を指定する環境設定パラメーターNotfyJobStateIntervalおよびNotfyJobStateCountの設定値は有効になりません。環境設定パラメーターIgnoreResultFileErrorの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド2 2.3 ジョブ実行環境設定」を参照してください。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 統合トレースログでこのメッセージの前後にKAVUで始まるメッセージが出力されているかを確認してください。出力されている場合はそちらのメッセージの説明も参照してください。その他のKAVUで始まるメッセージが出力されていない場合や上記以外の要因番号が出力されている場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU3276-W
A system call error occurred in the request process (
論理ホスト名). (module:
要因個所[
要因個所], reason code:
要因番号)
要求処理(
論理ホスト名)でシステムコールエラーが発生しました(要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号)
要求処理でシステムコールエラーが発生しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU3278-W
A system call error occurred in the user mapping process (
論理ホスト名). (module:
要因個所[
要因個所], reason code:
要因番号)
ユーザーマッピング処理(
論理ホスト名)でシステムコールエラーが発生しました(要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号)
ユーザーマッピング処理でシステムコールエラーが発生しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU3280-W
A system call error occurred in the variable solution process (
論理ホスト名). (module:
要因個所[
要因個所], reason code:
要因番号)
変数解決処理(
論理ホスト名)でシステムコールエラーが発生しました(要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号)
変数解決処理でシステムコールエラーが発生しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU3281-E
A logical contradiction occurred in the variable solution process (
論理ホスト名). (module:
要因個所[
要因個所], reason code:
要因番号)
変数解決処理(
論理ホスト名)で論理矛盾が発生しました(要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号)
ジョブ実行制御のエージェントプロセスのマクロ変数解決処理で論理矛盾が発生しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU3282-W
A system call error occurred in the standard input/output process (
論理ホスト名). (module:
要因個所[
要因個所], reason code:
要因番号)
標準入出力処理(
論理ホスト名)でシステムコールエラーが発生しました(要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号)
標準入出力処理でシステムコールエラーが発生しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU3283-E
A logical contradiction occurred in the standard input/output process (
論理ホスト名). (module:
要因個所[
要因個所], reason code:
要因番号)
標準入出力処理(
論理ホスト名)で論理矛盾が発生しました(要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号)
ジョブ実行時に使用するファイルのアクセス権限チェック時に論理矛盾が発生しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU3284-W
A system call error occurred in the internal process (
論理ホスト名). (module:
要因個所[
要因個所], reason code1:
要因番号1, system call name:
システムコール名, reason code2:
要因番号2)
内部処理(
論理ホスト名)でシステムコールエラーが発生しました(要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号1:
要因番号1,システムコール名:
システムコール名,要因番号2:
要因番号2)
内部処理でシステムコールエラーが発生しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- システムコール名と要因番号1または要因番号2からエラーの原因を判断してください。
- 要因番号1または要因番号2には次の値が表示されます。
- Windowsの場合
- Win32APIのGetLastError関数で取得した値
- UNIXの場合
- errnoで取得した値
- 要因番号に対する原因と対処方法を次に示します。
- Windowsの場合
- 要因番号2:0x00000020
メッセージ中のシステムコール名がCreateFileである場合,結果ファイル(標準出力ファイル・標準エラー出力ファイル)のオープンに失敗しています。結果ファイル(標準出力ファイル・標準エラー出力ファイル)が別のプロセスで使用しているおそれがあります。次の点を確認してください。
・ジョブとして実行するプログラム内で,ジョブの詳細定義に指定している結果ファイル(標準出力ファイル・標準エラー出力ファイル)を使用している。ジョブとして実行するプログラム内で使用するファイル名と結果ファイル(標準出力ファイル・標準エラー出力ファイル)が一意となるようにジョブの詳細定義で指定し,ジョブを再実行してください。
・ジョブで使用する結果ファイル(標準出力ファイル・標準エラー出力ファイル)で同時にファイルアクセスが発生している。この場合,同時にファイルアクセスが発生しないようにするか,ファイル名が一意となるようにジョブの詳細定義で指定し,ジョブを再実行してください。
- UNIXの場合
- 要因番号1:0x00000016
- 要因番号1:0x0000002b
メッセージ中のシステムコール名が出力されていない場合,JP1/AJS3がジョブの実行時に使用する共有メモリーが削除されているおそれがあります。JP1/AJS3サービスを再起動して回復してください。また,共有メモリーを削除する操作を行っていないか運用を見直してください。
KAVU3285-E
A logical contradiction occurred in the internal process (
論理ホスト名). (module:
要因個所[
要因個所], reason code:
要因番号)
内部処理(
論理ホスト名)で論理矛盾が発生しました(要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号)
ジョブ実行制御のエージェントプロセスの内部処理で論理矛盾が発生しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU3289-W
The authentication server could not be connected, but initialization will continue.
認証サーバーに接続できませんでしたが初期化処理を続行します
認証サーバに接続できませんでした。
- (S)
- デーモンを続行します。
- (O)
- 認証サーバが起動されていない場合は,認証サーバを起動してください。
KAVU3290-W
You lack access permission for the temporary file (
ファイル名). (reason code:
要因番号)
一時作業用ファイル(
ファイル名)へのアクセス権がありません(要因番号:
要因番号)
次のファイル,またはディレクトリへのアクセス権がありません。
- エージェントプロセス実行時のワークディレクトリ,またはワークディレクトリ内のファイル
- システムファイルディレクトリ,またはシステムファイルディレクトリ内のファイル
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 次の原因が考えられます。確認してください。
- システムファイルディレクトリ,(デフォルトでは,/var/opt/jp1ajs2/sys)の権限が変更されている
- エージェントプロセス実行時のワークディレクトリ,(デフォルトでは,/var/opt/jp1ajs2/tmp)の権限が変更されている
- システムファイルディレクトリにある,jpqagtlockファイル,または一時作業用ファイルの権限が変更されている
- 他プログラムが,上記に示すディレクトリ,または一時作業用ファイルに対してアクセスしている
- ファイルやディレクトリの権限が変更されていた場合は,ジョブを実行するOSユーザーに対して,書き込み,および読み込み権限を設定してください。ジョブが終了しても,一時作業用ファイル(A_JPQから始まるファイル)が,エージェントプロセス実行時のワークディレクトリに残ったままとなることがあります。JP1/AJS3を停止しても,エージェントプロセス実行時のワークディレクトリに一時作業用ファイル(A_JPQから始まるファイル)が残っている場合は,削除してください。
KAVU3291-W
The temporary file (
ファイル名) cannot be accessed (
システムコール名). (reason code:
要因番号)
一時作業用ファイル(
ファイル名)へのアクセス(
システムコール名)に失敗しました(要因番号:
要因番号)
次のファイル,またはディレクトリへのアクセスに失敗しました。
- エージェントプロセス実行時のワークディレクトリ,またはワークディレクトリ内のファイル
- システムファイルディレクトリ,またはシステムファイルディレクトリ内のファイル
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 次の原因が考えられます。確認してください。
- システムファイルディレクトリ,(デフォルトでは,/var/opt/jp1ajs2/sys)が削除されている
- エージェントプロセス実行時のワークディレクトリ,(デフォルトでは,/var/opt/jp1ajs2/tmp)が削除されている
- システムファイルディレクトリにある,jpqagtlockファイルまたは一時作業用ファイルが削除されている
- 他プログラムが,上記に示すディレクトリ,または一時作業用ファイルに対してアクセスしている
- エージェントプロセス実行時のワークディレクトリ(デフォルトでは,/var/opt/jp1ajs2/tmp)に書き込み権限がない
- jpqagtlockファイルや上記ディレクトリが削除されていた場合は,JP1/AJS3を再インストールしてください。
- また,エージェントプロセス実行時のワークディレクトリがある場合は,指定されているディレクトリに書き込み権限があるかどうかを確認してください。書き込み権限がない場合は,権限を与えるか,書き込み権限があるディレクトリに変更してください。
- ジョブが正常終了しても,一時作業用ファイル(A_JPQから始まるファイル)が,エージェントプロセス実行時のワークディレクトリに残ったままとなることがあります。JP1/AJS3を停止しても,エージェントプロセス実行時のワークディレクトリに一時作業用ファイル(A_JPQから始まるファイル)が残っている場合は,削除してください。
KAVU3293-E
The process has too many open files. (reason code:
要因番号)
オープンできるファイル数がシステムによって決められた上限に達しました(要因番号:
要因番号)
カーネルパラメーターで設定された,オープンできるファイルの最大数に達しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- カーネルパラメーターで設定された,オープンできるファイルの最大数を拡張してください。
- カーネルパラメーターの見積もりについては,リリースノートを参照してください。
KAVU3295-E
No more process can be generated. (reason code:
要因番号)
プロセス数がシステムによって決められた上限に達しました(要因番号:
要因番号)
カーネルパラメーターで設定された,プロセスの最大数に達しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- カーネルパラメーターで設定された,プロセスの最大数を拡張してください。JP1/AJS3のプロセス数に加えて,同時に実行するジョブプロセス数を考慮し,十分な値を設定してください。JP1/AJS3のプロセスについては,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング 1.4 資料の採取方法」のプロセスの状態を確認する説明を参照してください。
KAVU3500-W
The operating status (
運用状態名) does not allow executing request (
要求名).
当該要求(
要求名)を実行できる運用状態(
運用状態名)ではありません
該当する要求を実行できる運用状態ではありません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- サービス(デーモン)が運用開始されていることを確認してください。
KAVU3502-W
The specified job (
ジョブ番号) does not exist, or termination notification is already complete.
指定されたジョブ(
ジョブ番号)がないかもしくは終了通知済みです
指定されたジョブがないか,または終了通知済みです。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 該当するジョブがすでに終了していることを確認してください。
KAVU3503-E
The job (
ジョブ番号) could not be executed.
ジョブ(
ジョブ番号)の起動に失敗しました
ジョブの起動に失敗しました。
- (S)
- ジョブの実行要求処理を中止します。
- (O)
- 統合トレースログでこのメッセージの前後にKAVUで始まるメッセージが出力されているかを確認してください。出力されている場合はそちらのメッセージの説明を参照し,エラー原因を取り除いてください。そのあと,ジョブを再実行してください。
KAVU3504-W
The transfer file (
ファイル名) was not found.
削除する転送ファイル(
ファイル名)がありません
転送ファイルがすでにないため,そのファイルの削除に失敗しました。
- (S)
- 要求処理を続行します。
- (O)
- 削除指定の転送ファイルが,ジョブ終了前に削除されたおそれがあります。
- 転送ファイルに対して,アクセスしているプログラム,またはスクリプトなどがないか確認してください。
KAVU3505-W
You lack delete permission for the transfer file (
ファイル名).
転送ファイル(
ファイル名)を削除する権限がありません
転送ファイルを削除する権限がないため,そのファイルの削除に失敗しました。
- (S)
- 要求処理を続行します。
- (O)
- 削除指定の転送ファイルの権限が,ジョブ終了前に変更されたおそれがあります。転送ファイルに対して,アクセスしているプログラム,またはスクリプトなどがないか確認してください。
KAVU3506-W
The transfer file (
ファイル名) could not be deleted. (reason code:
要因番号)
転送ファイル(
ファイル名)が削除できませんでした(要因番号:
要因番号)
転送ファイルの削除に失敗しました。
- (S)
- 要求処理を続行します。
- (O)
- 削除指定の転送ファイルの属性が,ジョブ終了前に変更されたおそれがあります。転送ファイルに対して,アクセスしているプログラム,またはスクリプトなどがないか確認してください。
KAVU3511-E
Memory could not be allocated at the transmission source agent(
エージェントホスト名) because the size of the result files(
標準出力ファイル名,
標準エラー出力ファイル名) for the job(
ジョブ番号,
マネージャーホスト名) was too large.
ジョブ(
ジョブ番号,
マネージャーホスト名)の結果ファイル(
標準出力ファイル名,
標準エラー出力ファイル名)のサイズが大きいため転送元のエージェント(
エージェントホスト名)でメモリーが確保できません
ジョブの結果ファイル(標準出力ファイル・標準エラー出力ファイル)のサイズが大きいため,転送元のエージェントでメモリーが確保できません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 結果ファイルのサイズが大きいことによって発生するメモリー不足を回避する方法については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(業務設計編) 7.8.1 標準出力ファイル・標準エラー出力ファイルの注意事項」を参照してください。
- ジョブは終了コード「-1」で異常検出終了になりますが,ジョブプロセスそのものは正常終了している場合があります。エージェントホストでジョブプロセスの終了状態を確認してください。
- 注意事項
- ジョブの定義で標準出力ファイル,標準エラー出力ファイルを指定していない場合は,メッセージにファイル名は出力されません。ただし,標準エラー出力ファイルを定義していなくても,ジョブネットを使用してジョブを実行した場合は,標準エラー出力ファイルの一時ファイルが作成され,マネージャーホストに転送されます。この場合,標準エラー出力ファイル名の部分には「A_JPQSTDE_*_ジョブ番号」が出力されるので,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(業務設計編) 7.8.1 標準出力ファイル・標準エラー出力ファイルの注意事項」を参照して対処してください。
- 環境設定パラメーターIgnoreResultFileErrorに「1」を設定している場合,ジョブの終了コードにジョブプロセスの終了コードを設定するとともに,ジョブの状態を終了判定に従って,正常終了,警告検出終了または異常検出終了とします。また,結果ファイルを再送せずにジョブの終了を優先するため,JP1/AJS3 - Viewの[実行結果詳細]ダイアログボックスで標準エラー出力ファイルの内容を参照できません。
- ジョブの結果ファイルの再送を行わないため,ジョブの結果ファイルの再送間隔・回数を指定する環境設定パラメーターNotfyJobStateIntervalおよびNotfyJobStateCountの設定値は有効になりません。環境設定パラメーターIgnoreResultFileErrorの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド2 2.3 ジョブ実行環境設定」を参照してください。
KAVU3512-E
Memory could not be allocated at the transmission destination manager(
マネージャーホスト名) because the size of the result files(
標準出力ファイル名,
標準エラー出力ファイル名) for the job(
ジョブ番号) was too large.
ジョブ(
ジョブ番号)の結果ファイル(
標準出力ファイル名,
標準エラー出力ファイル名)のサイズが大きいため転送先のマネージャー(
マネージャーホスト名)でメモリーが確保できません
ジョブの結果ファイル(標準出力ファイル・標準エラー出力ファイル)のサイズが大きいため転送先のマネージャーでメモリーが確保できません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 結果ファイルのサイズが大きいことによって発生するメモリー不足を回避する方法については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(業務設計編) 7.8.1 標準出力ファイル・標準エラー出力ファイルの注意事項」を参照してください。
- ジョブは終了コード「-1」で異常検出終了になりますが,ジョブプロセスそのものは正常終了している場合があります。エージェントホストでジョブプロセスの終了状態を確認してください。
- 注意事項
- ジョブの定義で標準出力ファイル,標準エラー出力ファイルを指定していない場合は,メッセージにファイル名は出力されません。ただし,標準エラー出力ファイルを定義していなくても,ジョブネットを使用してジョブを実行した場合は,標準エラー出力ファイルの一時ファイルが作成され,マネージャーホストに転送されます。この場合,標準エラー出力ファイル名の部分には「A_JPQSTDE_*_ジョブ番号」が出力されるので,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(業務設計編) 7.8.1 標準出力ファイル・標準エラー出力ファイルの注意事項」を参照して対処してください。
- 環境設定パラメーターIgnoreResultFileErrorに「1」を設定している場合,ジョブの終了コードにジョブプロセスの終了コードを設定するとともに,ジョブの状態を終了判定に従って,正常終了,警告検出終了または異常検出終了とします。また,結果ファイルを再送せずにジョブの終了を優先するため,JP1/AJS3 - Viewの[実行結果詳細]ダイアログボックスで標準エラー出力ファイルの内容を参照できません。
- ジョブの結果ファイルの再送を行わないため,ジョブの結果ファイルの再送間隔・回数を指定する環境設定パラメーターNotfyJobStateIntervalおよびNotfyJobStateCountの設定値は有効になりません。環境設定パラメーターIgnoreResultFileErrorの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド2 2.3 ジョブ実行環境設定」を参照してください。
KAVU3520-E
The monitoring thread for job (
ジョブ番号) could not be generated. (reason code:
要因番号)
ジョブ(
ジョブ番号)の監視スレッド生成に失敗しました(要因番号:
要因番号)
ジョブの監視スレッド生成に失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 要因番号に対する原因と対処方法を次に示します。
- Windowsの場合
- 要因番号:8
メモリー不足が発生しているおそれがあります。ほかの不要なアプリケーションを停止したあと,再度要求を発行してください。それでも同じメッセージが出力される場合は,メモリー見積もりを見直してください。
- 要因番号:1455
一時的なリソース不足が発生したおそれがあります。リソース不足となる処理がないか確認してください。
- UNIXの場合
- 要因番号:12
メモリー不足が発生しているおそれがあります。ほかの不要なアプリケーションを停止したあと,再度要求を発行してください。それでも,同じメッセージが出力される場合は,メモリー見積もりを見直してください。
- 要因番号:28
ファイルシステムに十分な空き容量がないおそれがあります。空き容量がない場合,不要なファイルなどを削除して空き容量を増やしてから再実行してください。
KAVU3521-W
The job (
ジョブ番号) process could not be generated. (reason code:
要因番号)
ジョブ(
ジョブ番号)のプロセス生成に失敗しました(要因番号:
要因番号)
ジョブのプロセス生成に失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- メモリーが不足しているおそれがあります。メモリーの見積もりを確認してください。
- メモリー容量に問題がない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU3522-W
The job (
ジョブ番号) return code could not be acquired. (reason code:
要因番号)
ジョブ(
ジョブ番号)の終了コード取得に失敗しました(要因番号:
要因番号)
ジョブの終了コード取得に失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU3523-W
The job (
ジョブ番号) could not be forcibly terminated. (reason code:
要因番号)
ジョブ(
ジョブ番号)の強制終了に失敗しました(要因番号:
要因番号)
ジョブの強制終了に失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU3530-W
The manager (
論理ホスト名) might have stopped, or an obstacle occurred.
マネージャー(
論理ホスト名)が停止もしくは障害が発生したと思われます
マネージャーが停止した,または障害が発生したと思われます。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 次のことを確認したあと,再度呼び出してください。
- デーモンが運用開始されている。
- 指定した論理ホスト名でTCP/IP通信ができる。
- ポート番号が正しく設定されている。
- 標準出力ファイル,または標準エラー出力ファイルに指定したファイルのサイズが大きい。
- 注意事項
- このメッセージの前後に,メッセージKAVU3217-Wが出力されている場合は結果ファイルの転送処理でエラーが発生しています。環境設定パラメーターIgnoreResultFileErrorに「1」を設定している場合,ジョブの終了コードにジョブプロセスの終了コードを設定するとともに,ジョブの状態を終了判定に従って,正常終了,警告検出終了または異常検出終了とします。また,結果ファイルを再送せずにジョブの終了を優先するため,JP1/AJS3 - Viewの[実行結果詳細]ダイアログボックスで標準エラー出力ファイルの内容を参照できません。
- ジョブの結果ファイルの再送を行わないため,ジョブの結果ファイルの再送間隔・回数を指定する環境設定パラメーターNotfyJobStateIntervalおよびNotfyJobStateCountの設定値は有効になりません。環境設定パラメーターIgnoreResultFileErrorの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド2 2.3 ジョブ実行環境設定」を参照してください。
KAVU3531-W
The manager (
論理ホスト名) host name might be invalid.
マネージャー(
論理ホスト名)のホスト名に誤りがあると思われます
hostsファイル,またはDNSサーバなどで,指定ホスト名からIPアドレスが求まるように,ネットワーク設定がされている必要があります。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 指定した論理ホスト名でTCP/IP通信ができることを確認したあと,再度呼び出してください。
- 注意事項
- このメッセージの前後に,メッセージKAVU3217-Wが出力されている場合は結果ファイルの転送処理でエラーが発生しています。環境設定パラメーターIgnoreResultFileErrorに「1」を設定している場合,ジョブの終了コードにジョブプロセスの終了コードを設定するとともに,ジョブの状態を終了判定に従って,正常終了,警告検出終了または異常検出終了とします。また,結果ファイルを再送せずにジョブの終了を優先するため,JP1/AJS3 - Viewの[実行結果詳細]ダイアログボックスで標準エラー出力ファイルの内容を参照できません。
- ジョブの結果ファイルの再送を行わないため,ジョブの結果ファイルの再送間隔・回数を指定する環境設定パラメーターNotfyJobStateIntervalおよびNotfyJobStateCountの設定値は有効になりません。環境設定パラメーターIgnoreResultFileErrorの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド2 2.3 ジョブ実行環境設定」を参照してください。
KAVU3532-W
The host name (
論理ホスト名) IP address could not be acquired.
ホスト名(
論理ホスト名)のIPアドレス解決に失敗しました
hostsファイル,またはDNSサーバなどで,マネージャーホスト名からIPアドレスが求められるように,ネットワークの設定が正しく設定されている必要があります。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- マネージャーホスト名でTCP/IP通信ができることを確認したあと,再度呼び出してください。
KAVU3540-I
Planned termination of the agent (
エージェント名) started.
エージェント(
エージェント名)が計画停止処理を開始しました
ジョブ実行制御のエージェントプロセスが計画停止処理を開始しました。
- (S)
- JP1/AJS3サービスの停止処理を続行します。
KAVU3541-I
Forced termination of the agent (
エージェント名) started.
エージェント(
エージェント名)が強制停止処理を開始しました
ジョブ実行制御のエージェントプロセスが強制停止処理を開始しました。
- (S)
- JP1/AJS3サービスの停止処理を続行します。
KAVU3542-I
The agent (
エージェント名) is monitoring job termination.
エージェント(
エージェント名)が実行ジョブの終了監視を行います
ジョブ実行制御のエージェントプロセスが実行中ジョブの終了を監視します。
- (S)
- JP1/AJS3サービスの停止処理を続行します。
KAVU3544-W
Shared memory could not be allocated, but startup processing will continue. (logical host name:
論理ホスト名, system call name:
システムコール名, reason code:
要因番号)
共有メモリーの確保に失敗しましたが起動処理を続行します(論理ホスト名:
論理ホスト名,システムコール名:
システムコール名,要因番号:
要因番号)
システムリソースの一つである共有メモリーの確保に失敗しました。サービスのアカウントと異なるOSユーザーでジョブを実行する場合,jp1execコマンドを使用したジョブを強制終了できないおそれがあります。
- (S)
- 要求処理を続行します。
- (O)
- jp1execコマンドを使用したジョブを強制終了する必要がある場合,不要なアプリケーションを停止したあと,メッセージ中に出力されている論理ホストのJP1/AJS3サービスを再起動してください。
KAVU3545-W
Shared memory could not be acquired, but job execution will continue. (logical host name:
論理ホスト名, system call name:
システムコール名, reason code:
要因番号)
共有メモリーの取得に失敗しましたがジョブ実行処理を続行します(論理ホスト名:
論理ホスト名,システムコール名:
システムコール名,要因番号:
要因番号)
jp1execコマンドを使用したジョブの実行時に,システムリソースの一つである共有メモリーの取得に失敗しました。サービスのアカウントと異なるOSユーザーでジョブを実行した場合,jp1execコマンドを使用したジョブを強制終了できないおそれがあります。
- (S)
- 要求処理を続行します。
- (O)
- 不要なアプリケーションを停止してください。
- それでもjp1execコマンドを使用したジョブの実行時に同じメッセージが出力される場合,jp1execコマンドを使用したジョブを強制終了する必要があれば,メッセージ中に出力されている論理ホストのJP1/AJS3サービスを再起動してください。キューレスジョブを実行している場合は,JP1/AJS3 Queueless Agentサービスを再起動してください。
KAVU3546-E
The temporary file (
ファイル名) could not be opened. (system call name:
システムコール名, reason code:
要因番号)
一時ファイル(
ファイル名)がオープンできません(システムコール名:
システムコール名,要因番号:
要因番号)
一時ファイルのディレクトリがないため,ファイルをオープンできません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 一時ファイルの出力先ディレクトリがあることを確認してください。また,このディレクトリにジョブの実行OSユーザーでアクセスするのに必要なアクセス権が設定されていることを確認してください。
- 問題が解決しない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU3547-E
An attempt to start the job process has failed because the user(
ユーザー名) does not have permission to execute the executable file(
ファイル名). (reason code:
要因番号)
ユーザー(
ユーザー名)に実行ファイル(
ファイル名)を実行する権限がないためジョブのプロセスの起動に失敗しました(要因番号:
要因番号)
ユーザーに実行ファイルを実行する権限がないため,ジョブのプロセスの起動に失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 要因番号にはWin32APIのGetLastError関数で取得した値が表示されます。
- WindowsのUAC機能が有効で,ジョブ実行OSユーザーがAdministratorsグループのOSユーザーの場合は,該当するジョブでAdministrators権限が無効になっていることがあります。ビルトインAdministratorアカウントでジョブを実行するか,「UAC機能有効時にAdministrators権限でジョブを実行するための設定」を有効にしてからジョブを実行してください。詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド1 6.2.22 UAC機能有効時にAdministrators権限でジョブを実行するための設定」を参照してください。
- WindowsのUAC機能については,Microsoftのホームページなどで情報を確認してください。
KAVU3548-E
The size of argument and environment variable in job definition is greater than the system-imposed limit. (system call name:
システムコール名, reason code:
要因番号)
ジョブ定義のパラメーターと環境変数を合わせたサイズがシステムによって決められた上限を超えています (システムコール名:
システムコール名,要因番号:
要因番号)
ジョブ定義に指定したパラメーター,環境変数,および環境変数ファイル名で指定した環境変数文のサイズが,OSによって決められた,設定できる環境変数の文字列の上限値を超えています。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- ジョブ定義に指定したパラメーター,環境変数,および環境変数ファイル名で指定した環境変数文を見直してください。
KAVU3549-E
A system call (
関数名) error occurred in a job execution process. (reason code:
要因番号)
ジョブ実行処理でシステムコール(
関数名)でエラーが発生しました(要因番号:
要因番号)
ジョブ実行処理でシステムコールエラーが発生しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 関数名=write,かつ要因番号=0x0000001c の場合は,実行ユーザーにマッピングされたOSユーザーのホームディレクトリ,またはワークパスに指定したディレクトリがDiskFullの状態になっていないのか確認をしてください。
- DiskFullの場合,不要なファイルなどを削除して空き領域を増やしてから実行してください。それ以外の場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
- また,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド1 6.2.16 ユーザープロファイルを必要とするジョブを実行するための設定」を有効にしている場合は,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド1 6.2.17 ジョブ実行時にアクセストークンを再利用するための設定」を有効にしてください。
KAVU3550-W
The execution file (
ファイル名) was not found.
実行ファイル(
ファイル名)がありません
実行ファイルがありません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 次の原因が考えられます。確認してください。
- 実行ファイルを相対パスで指定している場合に,実行するために必要なフォルダおよびディレクトリが環境変数PATHに設定されていない。
- ネットワークドライブ上にある実行ファイルを指定している。
- WOW64環境で,%systemroot%¥system32配下の実行ファイルを指定している。
- アクションジョブを実行してこのメッセージが出力された場合は,アクションジョブの詳細定義で設定したプラットフォームに誤りがある。
- オペレーションジョブを実行してこのメッセージが出力された場合は,オペレーションジョブで使用する環境のセットアップが正しく行われていない。
- ジョブの実行時に,指定した実行ファイルが存在しない。
- 各要因に対して次の対処を行ったあと,再度要求を発行してください。
- 環境変数PATHに必要なフォルダおよびディレクトリが正しく設定されているかどうかを確認してください。
- ネットワークドライブ名から始まるパスを指定しないでください。ネットワークドライブ名ではなく,「¥¥コンピュータ名¥共有フォルダ¥実行ファイル名」のようにコンピュータ名から始まるパスを指定してください。
- WOW64環境では%systemroot%¥system32配下のファイルを指定した場合,%systemroot%¥syswow64配下にリダイレクトされます。次の方法で対処してください。
・Windows Server 2003 x64 Editionsの場合
WOW64環境でジョブを実行する際にファイルシステムリダイレクトを無効にする設定を有効にし,ジョブを再実行してください。
・Windows Server 2008 x64 Editionsの場合
%systemroot%¥system32配下の代わりに%systemroot%¥sysnative配下を指定し,ジョブを再実行してください。
WOW64環境でのジョブの実行方法の詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド1 6.6.2 WOW64環境でジョブを実行する際にファイルシステムリダイレクトを無効にする設定」を参照してください。
- アクションジョブの詳細定義を見直し,アクションジョブを再実行してください。
- アンセットアップ後に再度セットアップを行い,オペレーションネットの環境を正常な状態にしてから再実行してください。
- 実行ファイルが存在していることを確認し,ジョブを再実行してください。また,実行ファイルを移動または削除する運用を行っていないか確認してください。
KAVU3551-W
You lack access permission for the execution file (
ファイル名).
実行ファイル(
ファイル名)へのアクセス権がありません
実行ファイルへのアクセス権がありません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 次の原因が考えられます。
- 指定したファイルまたはファイルパスに,ジョブを実行するOSユーザーで,実行するために必要なアクセス権がない。
- UNIXの場合,指定したファイルやファイルがあるディレクトリの所有グループがジョブを実行するOSユーザーのセカンダリーグループである。
- 各要因に対して次の対処を行ってください。
- 指定したファイルまたはファイルパスに,ジョブを実行するOSユーザーで,実行するために必要なアクセス権を設定してください。
- 次に示す方法のどちらかで対処してください。
・ディレクトリおよび指定したファイルの所有グループを,ジョブを実行するOSユーザーのセカンダリーグループからプライマリーグループに変更する。
・マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド1 15.2.18 ジョブ実行時のファイル権限チェックでアクセス制御リストやセカンダリーグループの設定を有効にする」の設定に従い,オプションを有効にする。
KAVU3552-W
The environment variable file (
ファイル名) was not found.
環境変数ファイル(
ファイル名)がありません
環境変数ファイルがありません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度要求を発行してください。
KAVU3553-W
You lack access permission for the environment variable file (
ファイル名).
環境変数ファイル(
ファイル名)へのアクセス権がありません
環境変数ファイルへのアクセス権がありません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度要求を発行してください。
KAVU3554-W
The environment variable file (
ファイル名) cannot be opened.
環境変数ファイル(
ファイル名)がオープンできません
環境変数ファイルがオープンできません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- システムで受け付けられないファイル名の形式,またはファイル名長であるおそれがあります。指定した環境変数ファイル名を確認してください。
KAVU3555-W
The environment variable file (
ファイル名) cannot be accessed (
関数名). (reason code:
要因番号)
環境変数ファイル(
ファイル名)へのアクセス(
関数名)に失敗しました(要因番号:
要因番号)
環境変数ファイルへのアクセスに失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU3556-W
The standard input file (
ファイル名) cannot be found.
標準入力ファイル(
ファイル名)がありません
標準入力ファイルがありません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度要求を発行してください。
KAVU3557-W
You lack access permission for the standard input file (
ファイル名).
標準入力ファイル(
ファイル名)へのアクセス権がありません
標準入力ファイルへのアクセス権がありません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度要求を発行してください。
KAVU3558-W
The standard input file (
ファイル名) cannot be opened.
標準入力ファイル(
ファイル名)がオープンできません
標準入力ファイルがオープンできません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- システムで受け付けられないファイル名の形式,またはファイル名長であるおそれがあります。指定した標準入力ファイル名を確認してください。
KAVU3559-W
The standard input file (
ファイル名) could not be accessed (
関数名). (reason code:
要因番号)
標準入力ファイル(
ファイル名)へのアクセス(
関数名)に失敗しました(要因番号:
要因番号)
標準入力ファイルへのアクセスに失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU3560-W
You lack access permission for the standard output file (
ファイル名).
標準出力ファイル(
ファイル名)へのアクセス権がありません
標準出力ファイルへのアクセス権がありません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度要求を発行してください。
KAVU3561-W
The standard output file (
ファイル名) cannot be opened.
標準出力ファイル(
ファイル名)がオープンできません
標準出力ファイルがオープンできません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- システムで受け付けられないファイル名の形式,またはファイル名長であるおそれがあります。指定した標準出力ファイル名を確認してください。
KAVU3562-W
The standard output file (
ファイル名) could not be accessed (
関数名). (reason code:
要因番号)
標準出力ファイル(
ファイル名)へのアクセス(
関数名)に失敗しました(要因番号:
要因番号)
標準出力ファイルへのアクセスに失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
- 注意事項
- このメッセージの前後に,メッセージKAVU3217-Wが出力されている場合は結果ファイルの転送処理でエラーが発生しています。環境設定パラメーターIgnoreResultFileErrorに「1」を設定している場合,ジョブの終了コードにジョブプロセスの終了コードを設定するとともに,ジョブの状態を終了判定に従って,正常終了,警告検出終了または異常検出終了とします。また,結果ファイルを再送せずにジョブの終了を優先するため,JP1/AJS3 - Viewの[実行結果詳細]ダイアログボックスで標準エラー出力ファイルの内容を参照できません。
- ジョブの結果ファイルの再送を行わないため,ジョブの結果ファイルの再送間隔・回数を指定する環境設定パラメーターNotfyJobStateIntervalおよびNotfyJobStateCountの設定値は有効になりません。環境設定パラメーターIgnoreResultFileErrorの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド2 2.3 ジョブ実行環境設定」を参照してください。
KAVU3563-W
You lack access permission for the standard error output file (
ファイル名).
標準エラー出力ファイル(
ファイル名)へのアクセス権がありません
標準エラー出力ファイルへのアクセス権がありません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 次の原因が考えられます。
- 標準エラー出力ファイルまたはファイルパスに,ジョブを実行するOSユーザーでアクセスするために必要なアクセス権がない。
- 環境設定パラメーターで定義したエージェントプロセス実行時のワークパスに,ジョブを実行するOSユーザーでアクセスするために必要なアクセス権がない。
- 各要因に対して次の対処を行ってください。
- 標準エラー出力ファイルまたはファイルパスに,ジョブを実行するOSユーザーでアクセスするために必要なアクセス権を設定してください。
- 環境設定パラメーターで定義したエージェントプロセス実行時のワークパスに,ジョブを実行するOSユーザーでアクセスするために必要なアクセス権を設定してください。
KAVU3564-W
The standard error output file (
ファイル名) could not be opened.
標準エラー出力ファイル(
ファイル名)がオープンできません
標準エラー出力ファイルがオープンできません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- システムで受け付けられないファイル名の形式,またはファイル名長であるおそれがあります。指定した標準エラー出力ファイル名を確認してください。
KAVU3565-W
The standard error output file (
ファイル名) could not be accessed (
関数名). (reason code:
要因番号)
標準エラー出力ファイル(
ファイル名)へのアクセス(
関数名)に失敗しました(要因番号:
要因番号)
標準エラー出力ファイルへのアクセスに失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 次の原因が考えられます。
- 標準エラー出力ファイルまたはファイルパスに,ジョブを実行するOSユーザーでアクセスするために必要なアクセス権がない。
- UNIXで要因番号が0x0000001cの場合は,ファイル名に出力されているディレクトリの存在するディスクに空き領域があるか確認してください。
- 各要因に対して次の対処を行ってください。
- 標準エラー出力ファイルまたはファイルパスに,ジョブを実行するOSユーザーでアクセスするために必要なアクセス権を設定してください。
- ディスクに空き領域がない場合,不要なファイルなどを削除して空き領域を増やしてから実行してください。
- 注意事項
- このメッセージの前後に,メッセージKAVU3217-Wが出力されている場合は結果ファイルの転送処理でエラーが発生しています。環境設定パラメーターIgnoreResultFileErrorに「1」を設定している場合,ジョブの終了コードにジョブプロセスの終了コードを設定するとともに,ジョブの状態を終了判定に従って,正常終了,警告検出終了または異常検出終了とします。また,結果ファイルを再送せずにジョブの終了を優先するため,JP1/AJS3 - Viewの[実行結果詳細]ダイアログボックスで標準エラー出力ファイルの内容を参照できません。
- ジョブの結果ファイルの再送を行わないため,ジョブの結果ファイルの再送間隔・回数を指定する環境設定パラメーターNotfyJobStateIntervalおよびNotfyJobStateCountの設定値は有効になりません。環境設定パラメーターIgnoreResultFileErrorの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド2 2.3 ジョブ実行環境設定」を参照してください。
KAVU3566-W
The work path name (
パス名) is too long, so the file cannot be created.
ワークパス名(
パス名)が長いためファイルが作成できません
ワークパス名が長いためファイルが作成できません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度要求を発行してください。
KAVU3567-W
The work path (
パス名) cannot be found.
ワークパス(
パス名)がありません
ワークパスがないか,またはワークパスへのアクセス権がありません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- ワークパスがあるか確認してください。ワークパスがある場合はJP1/AJS3サービスを起動したユーザーについて,ワークパスへのアクセス権が与えられているかを確認してください。これらのエラー要因を取り除いたあと,再度要求を発行してください。
KAVU3568-W
You lack access permission for the work path (
パス名).
ワークパス(
パス名)へのアクセス権がありません
ワークパスへのアクセス権がありません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度要求を発行してください。
KAVU3569-W
The file path (
パス名) variable could not be resolved.
ファイルパス(
パス名)の変数解決に失敗しました
ファイルパスの変数解決に失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度要求を発行してください。
KAVU3570-W
The parameter (
パス名) variable could not be resolved.
パラメーター(
パス名)の変数解決に失敗しました
パラメーターの変数解決に失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度要求を発行してください。
KAVU3571-W
User mapping (
JP1ユーザー名) failed.
ユーザーマッピング(
JP1ユーザー名)に失敗しました
ユーザーマッピングに失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 次の点について,ユーザーマッピング定義に誤りがないか確認してください。
- エージェントホストのユーザーマッピング定義で,該当するJP1ユーザーを登録していない。
- エージェントホストのユーザーマッピング定義で,存在しないOSユーザーを登録している。
- エージェントホストのユーザーマッピング定義で,OSユーザーのパスワードを誤って登録している(Windows限定)。
- ajsentryコマンドを実行したOSユーザーと同名のJP1ユーザーがいない。
- メモリー不足が発生している。
- ジョブの詳細定義で「実行ユーザー種別」を「所有ユーザー」に設定し,かつ「所有者」が空欄である場合,JP1ユーザーに登録されていないユーザー名と同名のOSユーザーを,マネージャーホストのJP1/AJS3サービスの起動アカウントに設定している。
- 各要因に対して次の対処を行ってください。
- ジョブを実行するエージェントのユーザーマッピング定義で,メッセージ中の「JP1ユーザー名」に表示されたJP1ユーザーを登録し,OSユーザーにマッピングしてください。
- ジョブを実行するエージェントのユーザーマッピング定義で,存在するOSユーザーを登録してください。
- jbsumappassコマンドを実行し,OSユーザーのパスワードを再設定してください。「パスワード」にはOSユーザーのパスワードを指定してください(Windows限定)。
- 次のどちらか対処をしたあと,再度ajsentryコマンドを実行してください。
・OSユーザーと同一名称のJP1ユーザーを追加し,JP1ユーザーとOSユーザーをマッピングする
・ジョブの定義で,ジョブの実行ユーザーに所有ユーザーを指定する
- メモリーの状態を確認し,メモリー所要量を再見積もりしてください。
- ユーザーマッピング定義で,メッセージ中の「JP1ユーザー名」に表示されたJP1ユーザーを登録してください。または,Windowsの場合はJP1ユーザーに登録されているユーザー名と同名のOSユーザーを,マネージャーホストのJP1/AJS3サービスの起動アカウントに設定してください。
- ユーザーマッピングの設定方法はマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド1 3. セットアップ」(Windowsの場合)またはマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド1 13. セットアップ」(UNIXの場合)を参照してください。
- JP1/AJS3のコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス1 2. コマンド」またはマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス2 3. 特別な運用で使用するコマンド」を参照してください。
- JP1/Baseのコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」を参照してください。
- また,WindowsでJP1/AJS3サービスの起動アカウントを,システムアカウントからユーザーアカウントに変更している場合,ユーザーアカウントに必要な権限が不足していると,このメッセージが出力されることがあります。JP1/AJS3サービスを起動するユーザーアカウントに必要な権限の詳細についてはマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(システム構築編) 4.2.3 JP1/AJS3のサービスの設定を変更する必要がある場合(Windows限定)」を参照してください。
- 上記以外の場合は,統合トレースログでこのメッセージの前後にKAVUで始まるメッセージが出力されているかを確認してください。出力されている場合は,そちらのメッセージの説明も参照してください。
KAVU3572-W
The user (
ユーザー名) could not be masked.
ユーザー偽装(
ユーザー名)に失敗しました
ユーザー偽装に失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- ユーザーマッピング定義に誤りがあると思われます。次の点について確認してください。
- ユーザーマッピング定義で,存在しないOSユーザーを登録している。
- ユーザーマッピング定義で,OSユーザーのパスワードを誤って登録している。
KAVU3573-W
The job priority could not be changed.
ジョブのプライオリティの変更に失敗しました
ジョブのプライオリティの変更に失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU3574-W
An error occurred while generating a job process. (reason code:
要因番号)
ジョブのプロセス生成時にエラーが発生しました(要因番号:
要因番号)
ジョブのプロセス生成時にエラーが発生しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 要因番号には次の値が表示されます。
- Windowsの場合
- Win32APIのGetLastError関数で取得した値
- UNIXの場合
- errnoで取得した値
- 要因番号に対する原因と対処方法を次に示します。
- Windowsの場合
- 要因番号:87
環境変数と環境変数ファイル名で指定した環境変数文のサイズが,OSによって決められた,設定できる環境変数の文字列の上限値を超えているおそれがあります。環境変数と環境変数ファイル名で指定した環境変数文を見直してください。
- 要因番号:740
WindowsのUAC機能が有効で,ジョブ実行OSユーザーがAdministratorsグループのOSユーザーの場合は,該当するジョブでAdministrators権限が無効になっていることがあります。ビルトインAdministratorアカウントでジョブを実行するか,「UAC機能有効時にAdministrators権限でジョブを実行するための設定」を有効にしてからジョブを実行してください。詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド1 6.2.22 UAC機能有効時にAdministrators権限でジョブを実行するための設定」を参照してください。
WindowsのUAC機能については,Microsoftのホームページなどで情報を確認してください。
- 要因番号:1816
OSのリソース不足が発生しているおそれがあります。OSのリソースがジョブの実行に十分か確認してください。
- UNIXの場合
- 要因番号:28
OSのリソース不足が発生しているおそれがあります。OSのリソースがジョブの実行に十分か確認してください。
- 要因番号が上記以外の場合は,使用している各OSのエラーコードの意味を確認した上で対応してください。問題が解決しない場合は,内部トレースログを採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU3575-W
An error occurred while starting a job process. (reason code:
要因番号)
ジョブのプロセス起動時にエラーが発生しました(要因番号:
要因番号)
ジョブのプロセス起動時にエラーが発生しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU3576-W
The standard error file or standard error output file could not be sent.
標準出力または標準エラー出力ファイルの転送に失敗しました
標準出力,または標準エラー出力ファイルの転送に失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- ジョブに指定した標準出力または標準エラー出力ファイルにアクセスするプロセスがある場合は,ジョブを実行している時間帯に重ならないようにファイルにアクセスするプロセスを停止してください。
- 上記以外の場合は,統合トレースログでこのメッセージの前後にKAVUで始まるメッセージが出力されているかを確認してください。出力されている場合は,そちらのメッセージの説明も参照してください。
- 注意事項
- このメッセージの前後に,メッセージKAVU3217-Wが出力されている場合は結果ファイルの転送処理でエラーが発生しています。環境設定パラメーターIgnoreResultFileErrorに「1」を設定している場合,ジョブの終了コードにジョブプロセスの終了コードを設定するとともに,ジョブの状態を終了判定に従って,正常終了,警告検出終了または異常検出終了とします。また,結果ファイルを再送せずにジョブの終了を優先するため,JP1/AJS3 - Viewの[実行結果詳細]ダイアログボックスで標準エラー出力ファイルの内容を参照できません。
- ジョブの結果ファイルの再送を行わないため,ジョブの結果ファイルの再送間隔・回数を指定する環境設定パラメーターNotfyJobStateIntervalおよびNotfyJobStateCountの設定値は有効になりません。環境設定パラメーターIgnoreResultFileErrorの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド2 2.3 ジョブ実行環境設定」を参照してください。
KAVU3577-W
A system call (
関数名) error occurred in a job execution process. (reason code:
要因番号)
ジョブ実行処理でシステムコール(
関数名)でエラーが発生しました(要因番号:
要因番号)
ジョブ実行処理でシステムコールエラーが発生しました。
- (S)
- 処理を続行します。
- (O)
- 関数名がUnloadUserProfileの場合は,Win32APIのUnloadUserProfile関数が失敗しています。この場合,処理は続行しますが,リソースリークが発生しているおそれがあります。
- UnloadUserProfile関数でこのメッセージが大量に出力されている場合は,JP1/AJS3サービスを再起動してください。
- また,連続して出力されている場合,またはUnloadUserProfile関数以外でエラー
- が発生している場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
- また,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド1 6.2.16 ユーザープロファイルを必要とするジョブを実行するための設定」を有効にしている場合は,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド1 6.2.17 ジョブ実行時にアクセストークンを再利用するための設定」を有効にしてください。
KAVU3578-W
The execution file (
ファイル名) could not be accessed (
関数名). (reason code:
要因番号)
実行ファイル(
ファイル名)へのアクセス(
関数名)に失敗しました(要因番号:
要因番号)
実行ファイルへのアクセスに失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU3579-W
A logical contradiction occurred in the job execution process. (module:
要因個所[
要因個所], reason code:
要因番号)
ジョブ実行処理で論理矛盾が発生しました(要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号)
ジョブ実行処理で論理矛盾が発生しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU3580-W
The user (
ユーザー名) does not have administrator permission.
ユーザー(
ユーザー名)に管理者権限がありません
UNIXジョブで実行優先順位を4または5に指定した場合は,実行OSユーザーにスーパーユーザー権限が必要です。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- スーパーユーザー権限を持つユーザーで,再度要求を発行してください。
KAVU3581-W
The execution file (
ファイル名) is not an executable file.
実行ファイル(
ファイル名)は実行可能ファイルではありません
実行ファイルとして指定されたファイルは,実行できるファイルではありません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 次の原因が考えられます。エラー要因を取り除いたあと,再度要求を発行してください。
- 実行ファイル名に指定したファイルが適切なアプリケーションに関連づけられていない。
- 実行ファイル名に指定したファイルが見つからない。
- 実行ファイル名をUNCパスで指定している場合に,ネットワーク障害が発生し,実行ファイル名に指定したファイルが見つからない。
- 各要因に対して次の対処を行ってください。
- 実行ファイル名に指定したファイルを適切なアプリケーションに関連づけてください。
- 実行ファイル名に指定したファイルが存在するか確認してください。
- ネットワーク障害が発生している場合,ネットワーク障害の原因を調べ,原因を解決してください。または,ローカルドライブ上のファイルを実行ファイル名に指定してください。
- 問題が解決しない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU3582-W
The specified execution file (
ファイル名) cannot be merged with the command statement.
指定された実行ファイル(
ファイル名)とコマンド文はマージできません
指定された実行ファイルとコマンド文はマージできません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度要求を発行してください。
KAVU3583-W
No path is specified to the destination for storing transfer files in the manager (
論理ホスト名).
マネージャー(
論理ホスト名)に転送ファイルの格納先パスがありません
マネージャーに転送ファイルの格納先パスがありません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- マネージャー上の共通定義情報で指定したワークパスがあるか確認してください。
KAVU3584-W
The transfer files at the manager (
論理ホスト名) could not be accessed.
マネージャー(
論理ホスト名)で転送ファイルへのアクセスに失敗しました
マネージャーで転送ファイルへのアクセスに失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- マネージャー上の共通定義情報で指定したワークパスへのアクセスができるか確認してください。
KAVU3585-W
The manager (
論理ホスト名) disk is full.
マネージャー(
論理ホスト名)のディスク容量が不足しています
マネージャーのディスク容量が不足しています。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- マネージャー上のディスクの空き容量を作成してください。
KAVU3586-W
The privilege for service account was not set.
サービスのアカウントに必要な権限が設定されていません
サービスのアカウントをユーザーアカウントに設定した場合,プロセス実行に必要な権限を設定する必要があります。
- (S)
- ジョブを終了します。
- (O)
- サービスのアカウント,およびサービスのアカウントに必要な権限を確認してください。サービスのアカウントをユーザーアカウントに設定した場合に必要となる権限については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(システム構築編) 4.2.3(1)(d) JP1/AJS3のサービスをユーザーアカウントで運用する場合の権限」を参照してください。
KAVU3587-W
Failed to set a limit (
制限値) on a system resource (
システム資源名). (reason code:
要因番号)
システム資源(
システム資源名)に対する制限(
制限値)の設定に失敗しました(要因番号:
要因番号)
システム資源(システム資源名)に対する制限値として,(制限値)を指定しようとしたところ,設定に失敗しました。
- (S)
- デフォルト値でジョブを実行します。
- (O)
- 適切な制限値を設定してください。
KAVU3588-E
Shared memory identifier could not be allocated.
共有メモリ識別子の確保に失敗しました
システム全体で使用できる共有メモリー識別子の上限を超えたため,共有メモリー識別子の確保に失敗しました。
- (S)
- デーモンを停止します。
- (O)
- カーネルパラメーターで設定された,システム全体で使用できる共有メモリー識別子の最大数を増加したあと,再起動してください。カーネルパラメーターの見積もりについては,リリースノートを参照してください。
KAVU3589-E
A pipe timeout error occurred in a job execution process (timeout value(second):
タイムアウト値)
ジョブ実行処理でパイプタイムアウトエラーが発生しました(タイムアウト値(秒):
タイムアウト値)
ジョブ実行処理のパイプ通信処理でタイムアウトが発生しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 原因として,次のどれかが考えられます。
- 大量のジョブが一時期に集中して実行された。
- CPUの負荷が高い。
- 実メモリーの不足で,ジョブ実行制御のエージェントプロセスが300秒以上の間スワップアウトされて実行されなかった。
- これらの発生条件が解消されないで,パイプ通信のタイムアウトエラーが頻繁に発生するような場合は,エージェントプロセスが実行されるホスト上のパイプ通信のタイムアウト時間を長めに設定して運用することを推奨します。
- さらに,エラーの発生条件が,3.の条件に該当する場合は,システム全体のメモリー使用状況を確認して,メモリーを増設するか,または不要なプロセスの起動を抑止して,実メモリー不足を解消してください。
- パイプ通信のタイムアウト値の変更については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド1 15.2.15 エージェントのパイプ通信タイムアウト値の変更」を参照してください。
- タイムアウト値を変更しても,このエラーが解消されない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU3590-W
The size of argument and environment variable in job definition is greater than the system-imposed limit.
ジョブ定義のパラメーターと環境変数を合わせたサイズがシステムによって決められた上限を超えています
ジョブ定義に指定したパラメーター,および,環境変数と環境変数ファイル名で指定した環境変数文を合わせたサイズがシステムによって決められた上限を超えています。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- ジョブ定義に指定したパラメーター,または,環境変数と環境変数ファイル名で指定した環境変数文を見直してください。
KAVU3591-W
The shell (
シェル名) is not an executable file. (reason code:
要因番号)
実行可能なシェル(
シェル名)ではありません(要因番号:
要因番号)
ジョブの実行シェルが実行できるシェルではありません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 実行OSユーザーのログインシェルが起動できるか確認してください。または,jpqjobsubコマンドやJpqSubmitJob関数でシェルを指定している場合は,そのシェルが起動できるか確認してください。
KAVU3592-W
The agent does not have permission for changing owner of the file (
種別=
ファイル名).
ファイル(
種別=
ファイル名)の所有者を変更する権限がありません
ファイルの所有者を変更する権限がありません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- ファイルの格納先ディレクトリがNFSなどのネットワークを介したファイルシステムにマウントされたディレクトリの場合,ファイルの所有者を変更できない場合があります。JP1/AJS3サービスのアカウントでファイルおよび格納先ディレクトリにアクセスできるかどうか確認してください。そして,JP1/AJS3サービスのアカウントでアクセスできるように,ファイルおよび格納先ディレクトリのアクセス権を変更するか,または格納先ディレクトリを変更してください。ファイルの種別ごとに格納先ディレクトリが異なります。次に示すファイルの種別に応じて対処してください。
- スクリプト一時ファイルの場合:ジョブ定義のワークパス,または実行ユーザーのホームディレクトリ
- 標準出力ファイルの場合:出力先ディレクトリ
- 標準出力一時ファイルの場合:エージェントプロセス実行時のワークディレクトリ
- 標準エラー出力ファイルの場合:出力先ディレクトリ
- 標準エラー出力一時ファイルの場合:エージェントプロセス実行時のワークディレクトリ
KAVU3593-W
The PATH variable for the user (
ユーザー名) could not be acquired.
ユーザー(
ユーザー名)のPATH環境変数の取得に失敗しました
実行OSユーザーの,環境変数PATHの取得に失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 次のことを確認してください。
- 実行OSユーザーのログインスクリプト内に,set -uやscriptコマンドを記述している場合は,途中で処理を終了してしまう条件がないか確認してください。ログインスクリプト内にJP1/AJS3によるジョブの実行に不要な記述がある場合は,該当する個所を削除するか,または環境変数JP1JobIDを用いて,該当する個所をスキップするようにしてください。ログインスクリプトの変更方法については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド1 13.4.2 ログインスクリプトの変更」を参照してください。
- エージェントプロセス実行時のワークディレクトリについて,JP1/AJS3サービスの起動ユーザーおよびジョブの実行OSユーザーのアクセス権限があるかを確認してください。読み込み権限および書き込み権限がない場合は,読み込み権限および書き込み権限を設定してください。
- 上記以外の場合は,ジョブ実行制御エージェントプロセス実行時のワークディレクトリとして使用されるディレクトリのディスク容量が不足していないか確認してください。ディスク容量が不足している場合は,空き容量を作成したあと再度要求を発行してください。
KAVU3594-W
The work path (
ワークパス名) or the file path (
ファイル名) is too long.
ワークパス名(
ワークパス名)もしくはファイル名(
ファイル名)が長すぎます
共通定義情報のワークディレクトリや,ジョブの定義に使用しているワークパス名,またはファイル名が長過ぎます。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- ワークパス名やファイル名が定義できる文字数であっても,システムによっては,使用できる上限を超えてしまう場合があります。
- システムで使用できる範囲で,ワークパス名やファイル名を設定してください。
KAVU3595-W
The execution shell (
実行シェル名) was not found.
実行シェル(
実行シェル名)がありません
ジョブの実行に使用しているシェルがありません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- ジョブの実行に使用しているシェルを確認してください。
KAVU3596-W
The temporary script file (
ファイル名) for job (
ジョブ番号) was not found. (system call name:
システムコール名, reason code:
要因番号)
ジョブ(
ジョブ番号)の一時スクリプトファイル(
ファイル名)がありません(システムコール名:
システムコール名,要因番号:
要因番号)
ジョブの一時スクリプトファイルがありません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- JP1ユーザーにマッピングされたOSユーザーのホームディレクトリ,またはジョブ定義のワークパスで指定されたディレクトリに,ジョブの一時スクリプトファイル(JPQ_EXECから始まるファイル)が作成できませんでした。
- JP1ユーザーにマッピングされたOSユーザーのホームディレクトリ,またはジョブ定義のワークパスで指定されたディレクトリが存在するか,スーパーユーザーで書き込める権限があるか確認してください。
- 上記以外の場合,JP1/AJS3サービス運用中にジョブの一時スクリプトファイルを削除していないか確認してください。
KAVU3597-W
The temporary script file (
ファイル名) for job (
ジョブ番号) was busy. (system call name:
システムコール名, reason code:
要因番号)
ジョブ(
ジョブ番号)の一時スクリプトファイル(
ファイル名)は実行中です(システムコール名:
システムコール名,要因番号:
要因番号)
ジョブの一時スクリプトファイルは実行中のため,一時スクリプトファイルの削除に失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- ジョブの一時スクリプトファイル(JPQ_EXECから始まるファイル)は,実行ユーザーにマッピングされたOSユーザーのホームディレクトリ,またはワークパスで指定されたディレクトリに一時的に作成されます。
- 運用中に,他プログラムからこのファイルに対して不当にアクセスしていないか確認してください。JP1/AJS3停止時にこれらのファイルが不当に残っている場合は削除してください。
KAVU3598-W
The work path (
パス名) is not a full path.
ワークパス(
パス名)が絶対パス名称ではありません
ワークパスは絶対パス名称で指定する必要があります。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- ジョブ定義のワークパスを確認してください。
KAVU3599-W
The end judgment file (
ファイル名) could not be accessed. (reason code:
要因番号)
終了判定ファイル(
ファイル名)へのアクセスに失敗しました(要因番号:
要因番号)
終了判定ファイルへのアクセスに失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- ジョブの定義で使用している終了判定ファイルに対して,不当にアクセス権を変更していないか確認してください。
KAVU3800-I
Execution of command step (
コマンドライン) terminated. (return code:
終了コード)
コマンドステップ(
コマンドライン)が実行終了しました(終了コード:
終了コード)
jp1execコマンドで指定したコマンドステップの実行が終了しました。
- (S)
- 処理を続行します。
KAVU3900-E
The command step (
コマンドライン) could not be started. (reason code:
要因番号)
コマンドステップ(
コマンドライン)の起動に失敗しました(要因番号:
要因番号)
要因番号にWin32APIの詳細コードが明記されます。
- (S)
- jp1execまたはjp1exitコマンドの実行を中止します。
- (O)
- 起動コマンドがない,またはアクセス権がないなどのエラー要因を取り除いたあと,コマンドを再実行してください。
- WindowsのUAC機能が有効で,要因番号が0x000002e4である場合は,該当するジョブでAdministrators権限が無効になっていることがあります。ビルトインAdministratorアカウントでジョブを実行するか,「UAC機能有効時にAdministrators権限でジョブを実行するための設定」を有効にしてからジョブを実行してください。詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド1 6.2.22 UAC機能有効時にAdministrators権限でジョブを実行するための設定」を参照してください。
- WindowsのUAC機能については,Microsoftのホームページなどで情報を確認してください。
KAVU3901-E
The return code for the command step (
コマンドライン) could not be acquired. (reason code:
要因番号)
コマンドステップ(
コマンドライン)の終了コードの取得に失敗しました(要因番号:
要因番号)
コマンドステップの終了コードの取得に失敗しました。
- (S)
- jp1execまたはjp1exitコマンドの実行を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU3902-E
The temporary file for the command step (
コマンドライン) could not be opened. (reason code:
要因番号)
コマンドステップ(
コマンドライン)の一時ファイルがオープンできません(要因番号:
要因番号)
コマンドステップの一時ファイルがオープンできません。
- (S)
- jp1execまたはjp1exitコマンドの実行を中止します。
- (O)
- コマンドステップの一時ファイルを作成するパスに,ジョブを実行するOSユーザーの書き込み権限または読み込み権限がない場合は,権限を与えてください。
- なお,次の順序で各環境変数に設定されているパスを検索し,最初に見つかったパス内だけに,コマンドステップの一時ファイルを作成します。どの環境変数にもパスが設定されていない場合は,Windowsのインストール先フォルダに作成されます。
- JP1/AJS3サービスを起動したユーザーの環境変数tmp
- システム環境変数tmp
- JP1/AJS3サービスを起動したユーザーの環境変数temp
- システム環境変数temp
KAVU3903-E
The temporary file for the command step (
コマンドライン) could not be accessed. (reason code:
要因番号)
コマンドステップ(
コマンドライン)の一時ファイルへのアクセスに失敗しました(要因番号:
要因番号)
コマンドステップの一時ファイルへのアクセスに失敗しました。
- (S)
- jp1execまたはjp1exitコマンドの実行を中止します。
- (O)
- 要因番号にWin32APIの詳細コードが明記されます。
- 要因番号が0の場合は,一つのバッチファイル内で,複数のjp1exitコマンドを連続で記述しているおそれがあります。jp1exitコマンドを記述しているバッチファイルを確認してください。
- 問題が解消されない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU3904-E
The temporary file for the command step (
コマンドライン) could not be deleted. (reason code:
要因番号)
コマンドステップ(
コマンドライン)の一時ファイルが削除できません(要因番号:
要因番号)
コマンドステップの一時ファイルが削除できません。
- (S)
- jp1execまたはjp1exitコマンドの実行を中止します。
- (O)
- 一つのバッチファイル内で,複数のjp1exitコマンドを記述しているおそれがあります。jp1exitコマンドを記述しているバッチファイルを確認してください。
KAVU3905-E
The host name could not be acquired in the command step. (reason code:
要因番号)
コマンドステップでホスト名取得に失敗しました(要因番号:
要因番号)
コマンドステップで,ホスト名取得に失敗しました。
- (S)
- jp1execまたはjp1exitコマンドの実行を中止します。
- (O)
- 統合トレースログでエラー要因を確認し,要因を取り除いたあと,再実行してください。
KAVU3906-E
Invalid environment settings were detected in the command step. (reason code:
要因番号)
コマンドステップで環境設定不正を検知しました(要因番号:
要因番号)
コマンドステップで環境設定不正を検知しました。
- (S)
- jp1execまたはjp1exitコマンドの実行を中止します。
- (O)
- 統合トレースログでエラー要因を確認し,要因を取り除いたあと,再実行してください。
- 統合トレースログにメッセージ「KAVU7221-E 論理ホスト名(論理ホスト名)上の環境設定パラメーター(TraceLogPath=ファイルパス)が不正です」が出力されている場合,出力されたパスに対してジョブを実行したOSユーザーの書き込み権限および読み込み権限が設定されていないおそれがあります。設定されていない場合は,書き込み権限および読み込み権限を設定してから,ジョブを再実行してください。
KAVU4100-I
Job queuing control (
論理ホスト名) was started.
キューイング制御(
論理ホスト名)が起動されました
キューイング制御が起動されました。
- (S)
- デーモンの運用を開始します。
KAVU4101-I
Job queuing control (
論理ホスト名) is terminating.
キューイング制御(
論理ホスト名)が停止処理中になりました
キューイング制御が停止処理中です。
- (S)
- デーモンの停止処理を続行します。
KAVU4102-I
Job queuing control (
論理ホスト名) was paused.
キューイング制御(
論理ホスト名)が一時停止されました
キューイング制御が一時停止されました。
- (S)
- デーモンの運用を一時停止します。
KAVU4103-I
Job queuing control (
論理ホスト名) was restarted.
キューイング制御(
論理ホスト名)が再開されました
キューイング制御が再開されました。
- (S)
- デーモンの運用を開始します。
KAVU4104-I
Job queuing control (
論理ホスト名) ended normally.
キューイング制御(
論理ホスト名)が正常終了しました
キューイング制御が正常終了しました。
- (S)
- デーモンを停止します。
KAVU4105-I
The queuing control (
論理ホスト名) has changed to reduced manager operation mode.
キューイング制御(
論理ホスト名)がマネージャー縮退運転中になりました
キューイング制御がマネージャー縮退運転になりました。
- (S)
- キューイング制御はマネージャー縮退運転となります。ジョブの実行要求およびコマンドからの要求は受け付けない状態になります。
KAVU4110-E
Job queuing control (
論理ホスト名) ended abnormally. (reason code:
要因番号)
キューイング制御(
論理ホスト名)が異常終了しました(要因番号:
要因番号)
ジョブ実行制御のマネージャープロセスが異常終了しました。
- (S)
- JP1/AJS3サービスを停止します。
- (O)
- 統合トレースログでこのメッセージの前後にKAVUで始まるメッセージが出力されているかを確認してください。出力されている場合はそちらのメッセージの説明も参照してください。出力されていない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU4111-E
Job queuing control (
論理ホスト名) or jpqimport command is already running on the same host.
同じ論理ホスト(
論理ホスト名)上でキューイング制御もしくはjpqimportコマンドが起動中です
同じ論理ホスト上で,ジョブ実行制御のマネージャープロセスを二重起動しようとしているか,jpqimportコマンドが起動中です。
- (S)
- JP1/AJS3サービスの起動処理を中止します。
- (O)
- JP1/AJS3サービスがすでに起動されているか,またはjpqimportコマンドが起動中でないかを確認してください。
KAVU4112-E
The system will wait because the database could not be connected. (Waittime:
最大待ち合わせ時間, Host:
ホスト名)
指定された時間内にデータベースに接続できませんでした(Waittime:
最大待ち合わせ時間,Host:
ホスト名)
指定された最大待ち合わせ時間の間にデータベースに接続できませんでした。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- データベースが稼働しているかどうかを確認してください。
- データベースが稼働しているかどうかの確認方法は,該当するデータベースのマニュアルを参照してください。
- データベースが起動処理中である場合,最大待ち合わせ時間を見直してください。
KAVU4113-W
The database could not be connected within the specified time. (Waittime:
最大待ち合わせ時間, Host:
ホスト名)
データベースに接続できなかったため待ち合わせを行います(Waittime:
最大待ち合わせ時間,Host:
ホスト名)
データベースに接続できなかったため,待ち合わせを行います。
- (S)
- 一定時間後に再度接続を行います。
- (O)
- データベースが稼働しているかどうかを確認してください。
- データベースが稼働しているかどうかの確認方法は,該当するデータベースのマニュアルを参照してください。
KAVU4200-E
The user (
ユーザー名) request (
要求名) for the parameter (
パラメーター=
パラメーター値) is invalid.
ユーザー(
ユーザー名)の要求(
要求名)パラメーター(
パラメーター=
パラメーター値)が不正です
ジョブ実行制御のマネージャープロセスに対する要求の解析中に,要求パラメーターのデータ内容に不正が見つかりました。
- (S)
- ジョブ実行制御のマネージャープロセスに対する要求の解析処理を中止します。
- (O)
- 次のことを確認してください。
- 要求先ホストがJP1/AJS3で,パラメーター名がjobNumberの場合,指定したジョブ番号のけた数が1~6けた以内であるかを確認してください。7けた以上を指定していた場合は,1~6けた以内のジョブ番号を指定して再実行してください。
- 要求先ホストがJP1/AJS3で,パラメーター名がcontrolStdFileで,ジョブの標準出力ファイル名と標準エラー出力ファイル名に同じファイル名を指定している場合は,追加書きオプションの設定が一致しているかを確認してください。追加書きオプションの設定が一致していない場合は,設定を一致させてから再実行してください。また,設定を変える必要がある場合は,標準出力ファイル名と標準エラー出力ファイル名は異なるファイル名で指定してください。
- 要求元ホストとマネージャーホストの文字コードが異なる場合は,実行ファイル名や環境変数などジョブの定義に指定した項目のどれかが,データ転送の際の文字コード変換でデータサイズが大きくなったおそれがあります。マネージャーホストの文字コードに変換した場合に,指定した文字数が指定できる文字数を超えないか確認してください。文字数が超えているおそれがある場合は,ジョブの定義に指定した項目の文字数を見直してから再実行してください。
- 要求先ホストがJP1/AJS3で,パラメーター名がszExecAgentNameの場合,指定した実行エージェントに使用できない文字が含まれていないかを確認してください。含まれていた場合は,使用できない文字を含まない名称を指定して再実行してください。
- 上記以外の場合,ジョブ実行制御のマネージャープロセスでは受け付けない要求を受け付けたおそれがあります。マネージャーホストおよび要求元ホストのservicesファイルを確認し,jp1ajs2qmanまたはjp1ajs2qnfyのポート番号がほかのポート番号と重複していないかどうか確認してください。これらのポート番号が重複している場合は,別のポート番号になるように設定を変更してください。ポート番号を変更したあと,JP1/AJS3を再起動してください。
- 上記以外の場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。資料は,マネージャーホストと要求を行ったクライアントホストの両方で採取してください。
KAVU4202-E
The user (
ユーザー名) lacks permission for the request (
要求名). (reason code:
要因番号)
ユーザー(
ユーザー名)に要求(
要求名)に対する権限がありません(要因番号:
要因番号)
ジョブ実行制御のマネージャープロセスに対して要求を行うユーザーに要求に必要な実行権限がありません。
また,JP1_JPQ_User権限で他ユーザーのジョブを操作したおそれがあります。
- (S)
- ジョブ実行制御のマネージャープロセスに対する要求の解析処理を中止します。
- (O)
- ジョブ実行制御のコマンド(jpqxxxxコマンド)の実行や関数の発行を行う場合は,操作を行うOSユーザー名と同一名称のJP1ユーザー名で権限を確認します。ジョブ実行制御のコマンドの実行や関数の発行を行うOSユーザーがJP1ユーザーとして認証サーバに登録されているか,またJP1ユーザー(OSユーザー)のJP1資源グループ(JP1_Queue)に,コマンド実行または関数発行に必要なJP1権限レベルが設定されているか確認してください。
- なお,操作を行うJP1ユーザーにJP1_JPQ_User権限しかない場合は,そのJP1ユーザーがサブミットしたジョブ以外のジョブに対して操作および参照できません。ジョブをサブミットしたユーザー,JP1_JPQ_Admin権限があるユーザー,またはJP1_JPQ_Operator権限があるユーザーで実行してください。
- OSユーザーをJP1ユーザーとして認証サーバに登録しておく必要があります。また,必要に応じて,JP1ユーザーに実行権限を与えてください。
- ジョブ実行制御のコマンドの実行権限については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス2 1.5 コマンド一覧」を参照してください。
KAVU4203-E
An error occurred while checking permission for the user (
ユーザー名) request (
要求名). (reason code:
要因番号)
ユーザー(
ユーザー名)の要求(
要求名)で権限チェックエラーが発生しました(要因番号:
要因番号)
ジョブ実行制御のマネージャープロセスに対して要求を行ったユーザーの実行権限をチェックする際にエラーが発生しました。
- (S)
- ジョブ実行制御のマネージャープロセスに対する要求の解析処理を中止します。
- (O)
- ユーザー認証サーバが起動しているかを確認してください。ユーザー認証サーバが起動されていなかった場合は起動してから再度要求を実行してください。ユーザー認証サーバが起動していてもこのエラーが発生する場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU4210-E
The Communication thread (
論理ホスト名) ended abnormally. (reason code:
要因番号)
通信スレッド(
論理ホスト名)が異常終了しました(要因番号:
要因番号)
ジョブ実行制御のマネージャープロセスの通信要求受付スレッドが異常終了しました。
- (S)
- JP1/AJS3サービスを停止します。
- (O)
- CPUに非常に負荷が掛かっているおそれがあります。CPUの負荷状況を確認してください。また,統合トレースログでこのメッセージの前後にKAVUで始まるメッセージが出力されているかを確認してください。出力されている場合はそちらのメッセージの説明も参照してください。出力されていない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU4211-E
The job dispatcher thread (
論理ホスト名) ended abnormally. (reason code:
要因番号)
ジョブディスパッチャースレッド(
論理ホスト名)が異常終了しました(要因番号:
要因番号)
ジョブ実行制御のマネージャープロセスのジョブ配信スレッドが異常終了しました。
- (S)
- JP1/AJS3サービスを停止します。
- (O)
- 統合トレースログでこのメッセージの前後にKAVUで始まるメッセージが出力されているかを確認してください。出力されている場合はそちらのメッセージの説明も参照してください。出力されていない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU4212-E
The scheduled monitoring thread (
論理ホスト名) ended abnormally. (reason code:
要因番号)
時間待ち監視スレッド(
論理ホスト名)が異常終了しました(要因番号:
要因番号)
ジョブ実行制御のマネージャープロセスの時間待ちジョブ監視スレッドが異常終了しました。
- (S)
- JP1/AJS3サービスを停止します。
- (O)
- 統合トレースログでこのメッセージの前後にKAVUで始まるメッセージが出力されているかを確認してください。出力されている場合はそちらのメッセージの説明も参照してください。出力されていない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU4213-E
The thread (
論理ホスト名) for monitoring the number of concurrently-executable jobs terminated abnormally. (reason code:
要因番号)
実行多重度監視スレッド(
論理ホスト名)が異常終了しました(要因番号:
要因番号)
ジョブ実行制御のマネージャープロセスの実行多重度監視スレッドが異常終了しました。
- (S)
- JP1/AJS3サービスを停止します。
- (O)
- 統合トレースログでこのメッセージの前後にKAVUで始まるメッセージが出力されているかを確認してください。出力されている場合はそちらのメッセージの説明も参照してください。出力されていない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU4214-E
The automatic log deletion thread (
論理ホスト名) ended abnormally. (reason code:
要因番号)
自動ログ削除スレッド(
論理ホスト名)が異常終了しました(要因番号:
要因番号)
ジョブ実行制御のマネージャープロセスのジョブ情報削除スレッドが異常終了しました。
- (S)
- JP1/AJS3サービスを停止します。
- (O)
- 統合トレースログでこのメッセージの前後にKAVUで始まるメッセージが出力されているかを確認してください。出力されている場合はそちらのメッセージの説明も参照してください。出力されていない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU4215-E
The agent monitoring thread (
論理ホスト名) ended abnormally. (reason code:
要因番号)
エージェント監視スレッド(
論理ホスト名)が異常終了しました(要因番号:
要因番号)
ジョブ実行制御のマネージャープロセスのエージェント監視スレッドが異常終了しました。
- (S)
- JP1/AJS3サービスを停止します。
- (O)
- 統合トレースログでこのメッセージの前後にKAVUで始まるメッセージが出力されているかを確認してください。出力されている場合はそちらのメッセージの説明も参照してください。出力されていない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU4220-E
The job execution request to the agent (
エージェントホスト名) failed. (reason code:
要因番号)
エージェント(
エージェントホスト名)へのジョブ実行要求が失敗しました(要因番号:
要因番号)
ジョブ実行制御のエージェントプロセスへのジョブの実行要求が失敗しました。次のような要因が発生しているおそれがあります。
- メモリーが不足している。(要因番号=0xe00a0002)
- ファイルの転送に失敗した。(要因番号=0xe00a000e)
- エージェントホストが停止している。(要因番号=0xe00a0007)
- エージェントホストのJP1/AJS3サービスが停止している。(要因番号=0xe00a0007)
- エージェントホスト名が不正である。(要因番号=0xe00a0008)
- エージェントホストのJP1/AJS3サービスが起動処理中または停止処理中である。(要因番号=0xe00a0009)
- エージェントホスト側に原因がある。(要因番号=0xe00a000d)
- 通信プロトコルが未サポートのものである。(要因番号=0xe00a000e)
- (S)
- エージェントホストへのジョブの実行要求を中止します。
- (O)
- 統合トレースログでこのメッセージの前後にKAVUまたはKNACで始まるメッセージが出力されているかを確認してください。出力されている場合はそちらのメッセージの説明も参照してください。
- 要因番号が0xe00a000d(エージェントホスト側に原因がある)の場合は,エージェントホスト側の統合トレースログも確認してください。出力されていない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。資料は,マネージャーホストとエージェントホストの両方で採取してください。
KAVU4221-E
The job termination request to the agent (
エージェントホスト名) failed. (reason code:
要因番号)
エージェント(
エージェントホスト名)へのジョブ停止要求が失敗しました(要因番号:
要因番号)
ジョブ実行制御のエージェントプロセスへのジョブの停止要求が失敗しました。次のような要因が発生しているおそれがあります。
- メモリーが不足している。(要因番号=0xe00a0002)
- エージェントホストが停止している。(要因番号=0xe00a0007)
- エージェントホストのJP1/AJS3サービスが停止している。(要因番号=0xe00a0007)
- エージェントホスト名が不正である。(要因番号=0xe00a0008)
- エージェントホストのJP1/AJS3サービスが起動処理中または停止処理中である。(要因番号=0xe00a0009)
- エージェントホスト側に原因がある。(要因番号=0xe00a000d)
- 通信プロトコルが未サポートのものである。(要因番号=0xe00a000e)
- エージェントホスト側にジョブがない。(要因番号=0xa00a0005)
- (S)
- エージェントホストへのジョブの停止要求を中止します。
- (O)
- 統合トレースログでこのメッセージの前後にKAVUまたはKNACで始まるメッセージが出力されているかを確認してください。出力されている場合はそちらのメッセージの説明も参照してください。
- 要因番号が0xe00a000d(エージェントホスト側に原因がある)の場合は,エージェントホスト側の統合トレースログも確認してください。
- 要因番号が0xa00a0005(エージェントホスト側にジョブがない)の場合は,強制終了前にエージェントホストですでにジョブが終了しているおそれがあります。次の方法でジョブの状態を確認してください。
- PCジョブ,UNIXジョブ,アクションジョブ,およびカスタムジョブの場合
JP1/AJS - Viewで確認する,またはajsshowコマンドを実行する。
- QUEUEジョブ,サブミットジョブの場合
jpqjobgetコマンドを実行する。
- その他特にメッセージが出力されてなく,原因不明の場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。資料は,マネージャーホストとエージェントホストの両方で採取してください。
KAVU4222-E
The job confirmation request to the agent (
エージェントホスト名) failed. (reason code:
要因番号)
エージェント(
エージェントホスト名)へのジョブ確認要求が失敗しました(要因番号:
要因番号)
ジョブ実行制御のエージェントプロセスへのジョブの状態確認要求が失敗しました。次のような要因が発生しているおそれがあります。
- メモリーが不足している。(要因番号=0xe00a0002)
- エージェントホストが停止している。(要因番号=0xe00a0007)
- エージェントホストのJP1/AJS3サービスが停止している。(要因番号=0xe00a0007)
- エージェントホスト名が不正である。(要因番号=0xe00a0008)
- エージェントホストのJP1/AJS3サービスが起動処理中または停止処理中である。(要因番号=0xe00a0009)
- エージェントホスト側に原因がある。(要因番号=0xe00a000d)
- 通信プロトコルが未サポートのものである。(要因番号=0xe00a000e)
- エージェントホスト側にジョブがない。(要因番号=0xa00a0005)
- (S)
- エージェントホストへのジョブの状態確認要求を中止します。
- (O)
- 統合トレースログでこのメッセージの前後にKAVUまたはKNACで始まるメッセージが出力されているかを確認してください。出力されている場合はそちらのメッセージの説明も参照してください。
- 要因番号が0xe00a000d(エージェントホスト側に原因がある)の場合は,エージェントホスト側の統合トレースログも確認してください。
- 要因番号が0xa00a0005(エージェントホスト側にジョブがない)の場合は,ジョブを実行中にエージェントのJP1/AJS3サービスを再起動したおそれがあります。この場合は,ジョブを強制終了にします。
- その他特にメッセージが出力されておらず原因不明の場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。資料は,マネージャーホストとエージェントホストの両方で採取してください。
KAVU4223-E
The operating status confirmation request to the agent (
エージェントホスト名) failed. (reason code:
要因番号)
エージェント(
エージェントホスト名)への運用状態確認要求が失敗しました(要因番号:
要因番号)
ジョブ実行制御のエージェントプロセスへの運用状態確認要求が失敗しました。次のような要因が発生しているおそれがあります。
- メモリーが不足している。(要因番号=0xe00a0002)
- エージェントホストが停止している。(要因番号=0xe00a0007)
- エージェントホストのJP1/AJS3サービスが停止している。(要因番号=0xe00a0007)
- エージェントホスト名が不正である。(要因番号=0xe00a0008)
- エージェントホストのJP1/AJS3サービスが起動処理中または停止処理中である。(要因番号=0xe00a0009)
- エージェントホスト側に原因がある。(要因番号=0xe00a000d)
- 通信プロトコルが未サポートのものである。(要因番号=0xe00a000e)
- (S)
- エージェントホストへの運用状態確認要求を中止します。
- (O)
- 統合トレースログでこのメッセージの前後にKAVUまたはKNACで始まるメッセージが出力されているかを確認してください。出力されている場合はそちらのメッセージの説明も参照してください。
- 要因番号が0xe00a000d(エージェントホスト側に原因がある)の場合は,エージェントホスト側の統合トレースログも確認してください。出力されていない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。資料は,マネージャーホストとエージェントホストの両方で採取してください。
KAVU4224-E
Client (
クライアントホスト名) could not be notified about job status. (reason code:
要因番号)
クライアント(
クライアントホスト名)へのジョブ状態通知が失敗しました(要因番号:
要因番号)
ジョブ実行制御の状態通知プロセスまたはクライアントホストの状態通知プロセスへのジョブの状態通知が失敗しました。次のような要因が発生しているおそれがあります。
- メモリーが不足している。(要因番号=0xe00a0002)
- クライアントホストが停止している。(要因番号=0xe00a0007)
- 状態通知プロセスが停止している。(要因番号=0xe00a0007)
- クライアントホスト名が不正である。(要因番号=0xe00a0008)
- クライアントホストの状態通知プロセスが起動処理中または停止処理中である。(要因番号=0xe00a0009)
- クライアントホスト側に原因がある。(要因番号=0xe00a000d)
- 通信プロトコルが未サポートのものである。(要因番号=0xe00a000e)
- (S)
- 状態通知プロセスへのジョブの状態通知を中止します。
- (O)
- 統合トレースログでこのメッセージの前後にKAVUまたはKNACで始まるメッセージが出力されているかを確認してください。出力されている場合はそちらのメッセージの説明も参照してください。
- 要因番号が0xe00a000d(クライアントホスト側に原因がある)の場合は,クライアントホスト側の統合トレースログも確認してください。出力されていない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。資料は,マネージャーホストとクライアントホストの両方で採取してください。
KAVU4225-W
The operating status of the manager (
論理ホスト名) could not be acquired. (reason code:
要因番号)
マネージャー(
論理ホスト名)の運用状態の取得に失敗しました(要因番号:
要因番号)
マネージャーの運用状態の取得に失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU4226-W
The operating status of the manager (
論理ホスト名) could not be changed(
運用状態名). (reason code:
要因番号)
マネージャー(
論理ホスト名)の運用状態の変更(
運用状態名)に失敗しました(要因番号:
要因番号)
マネージャーの運用状態の変更に失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU4250-E
The database (
論理ホスト名) is not created correctly. (reason code:
要因番号)
データベース(
論理ホスト名)が正しく作成されていません(要因番号:
要因番号)
ジョブ実行環境のデータベース格納ディレクトリのパスまたはデータベースファイルがありません。
- (S)
- JP1/AJS3サービスを停止します。
- (O)
- ジョブ実行環境の環境設定パラメーターDatabasePathに設定しているジョブ実行環境のデータベース格納ディレクトリ名のパスとデータベースファイルが正しく作成されているかを確認してください。設定されていない場合は,jpqimportコマンドでデータベースを作成してから,JP1/AJS3サービスを再起動してください。
KAVU4251-E
You lack operate permission for the database (
論理ホスト名). (reason code:
要因番号)
データベース(
論理ホスト名)への操作権限がありません(要因番号:
要因番号)
ジョブ実行環境のデータベース格納ディレクトリのパスまたはデータベースファイルに対してアクセス権限がありません。
- (S)
- JP1/AJS3サービスを停止します。
- (O)
- ジョブ実行環境の環境設定パラメーターDatabasePathに設定しているジョブ実行環境のデータベース格納ディレクトリ名のパスまたはデータベースファイルのアクセス権限を確認してください。JP1/AJS3サービスを使用するアカウントに対して書き込み権限および読み込み権限が必要です。設定されていない場合は,必要な権限を与えてから,JP1/AJS3サービスを再起動してください。
- なお,データベースファイルには「JPQ」から始まるISAMファイルと「.jpqdb.lck」ファイルが含まれます。
KAVU4252-E
A logical contradiction occurred in the database (
論理ホスト名). (module:
要因個所[
要因個所], reason code:
要因番号)
データベース(
論理ホスト名)に論理矛盾があります(要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号)
ジョブ実行環境のデータベースのキーファイルに不整合が見つかりました。不用意な電源断などでJP1/AJS3を突然停止した場合にデータベースが壊れたおそれがあります。
- (S)
- JP1/AJS3サービスを停止します。
- (O)
- ジョブ実行環境のデータベースを再編成してからJP1/AJS3サービスを再起動してください。それでもこのエラーが発生する場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
- また,再編成を行ってもこのエラーが発生する場合は,データベースを再作成する必要があります。
KAVU4253-E
Environment setting (
論理ホスト名) does not match current information in the database.
環境設定(
論理ホスト名)が現在のデータベース上の情報と合っていません
環境設定から読み込んだ構成定義の最大定義数がジョブ実行環境データベース上の定義数より小さく設定されています。サブミットジョブ実行環境構成定義ファイル(jpqsetup.conf)使用して,ジョブ実行環境(ジョブ実行エージェント,キュー,および排他実行リソース)を作成したあとや,ジョブをキューイングしたあとに環境設定の最大定義数が変更されたおそれがあります。
- (S)
- JP1/AJS3サービスを停止します。
- (O)
- ジョブ実行環境の作成に使用したサブミットジョブ実行環境構成定義ファイル(jpqsetup.conf)に指定しているエージェントID,キューID,または排他実行リソースIDの最大値が環境設定時に指定した最大定義数以下になっていることを確認してください。エージェントID,キューID,または排他実行リソースIDのうちどの構成定義が最大数を超えているかを調べるにはこのメッセージの直前に出力されている「KAVU45xx」のメッセージを参照してください。また,ジョブの登録数が最大数を超えている場合は,環境設定でシステム内の最大ジョブ数が実際に登録されているジョブ数より少なく設定されていないかを確認してください。
KAVU4254-E
It cannot access the database (
論理ホスト名). (reason code:
要因番号)
データベース(
論理ホスト名)にアクセスできません(要因番号:
要因番号)
ジョブ実行環境のデータベースへのアクセスに失敗しました。次のような要因が発生しているおそれがあります。
- 指定したデータベースファイルがない。(要因番号=0xe00b0004)
- データベースのロックに失敗。(要因番号=0xe00b0008)
- システムリソース(セマフォ)が不足している。(要因番号=0xe00b000f)
- ディスク容量が不足している。(要因番号=0xe00b0010)
- ファイルのオープン数がシステムの上限に達した。(要因番号=0xe00b0011)
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 統合トレースログで要因番号を確認し,システムのリソース制限値の見直しが必要なものがないかを検討してください。要因を取り除いたあと,再度要求を行ってください。
KAVU4255-E
It cannot connect the database (
論理ホスト名). (reason code:
要因番号)
データベース(
論理ホスト名)に接続できません(要因番号:
要因番号)
ジョブ実行環境のデータベースへの接続に失敗しました。次の原因が考えられます。
- ユーザー名またはパスワードに誤りがある。(要因番号=0xe00b0016)
- データベースへの接続数がサーバの制限値を超えた。(要因番号=0xe00b0017)
- データベースが稼働していない。(要因番号=0xe00b0018)
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 統合トレースログでこのメッセージの前後にKAVUで始まるメッセージが出力されているかを確認してください。
- 出力されている場合はそちらのメッセージの説明も参照してください。その他のKAVUで始まるメッセージが出力されていない場合や上記以外の要因番号が出力されている場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU4256-E
The system file(
システムファイル名) cannot be removed because it lacks access authority.
アクセス権限がないため削除できないシステムファイル(
システムファイル名)があります
アクセス権限がないため削除できないシステムファイル(ジョブ実行制御の一時ファイル)があります。
- (S)
- システムファイルの削除を中止します。
- (O)
- システムファイルは,スケジューラーサービスのテンポラリーファイル用ディレクトリに格納されます。
- 定義キー[{JP1_DEFAULT|論理ホスト名}¥JP1AJSMANAGER¥スケジューラーサービス名]の環境設定パラメーターAJSTMPDIRに指定したディレクトリのアクセス権限を確認してください。デフォルトは,次のとおりです。
- Windows Server 2008でインストール先フォルダがデフォルトまたはシステムで保護されたフォルダ配下の場合
- 物理ホストのとき
%ALLUSERSPROFILE%¥HITACHI¥JP1¥JP1_DEFAULT¥JP1AJS2¥tmp¥schedule
「%ALLUSERSPROFILE%」のデフォルトは「システムドライブ¥ProgramData」です。
「システムで保護されたフォルダ」とは,次のパスを指します。
・「システムドライブ¥Windows」配下
・「システムドライブ¥Program Files」配下
・「システムドライブ¥Program Files (x86)」配下(64ビット版のWindowsの場合)
- 論理ホストのとき
共有フォルダ¥jp1ajs2¥tmp¥schedule
- Windows Server 2003,またはWindows Server 2008でインストール先フォルダが上記以外の場合
- 物理ホストのとき
JP1/AJS3 - Managerのインストール先フォルダ¥tmp¥schedule
- 論理ホストのとき
共有フォルダ¥jp1ajs2¥tmp¥schedule
- UNIXの場合
- 物理ホストのとき
/var/opt/jp1ajs2/tmp/schedule
- 論理ホストのとき
共有ディレクトリ/jp1ajs2/tmp/schedule
KAVU4257-E
The system file(
システムファイル名) could not be removed because a system call error occurred.
システムコールエラーが発生したためシステムファイル(
システムファイル名)を削除できませんでした
システムコールエラーが発生したためシステムファイル(ジョブ実行制御の一時ファイル)を削除できませんでした。
- (S)
- システムファイルの削除を中止します。
- (O)
- システムファイルは,スケジューラーサービスのテンポラリーファイル用ディレクトリに格納されます。
- 定義キー[{JP1_DEFAULT|論理ホスト名}¥JP1AJSMANAGER¥スケジューラーサービス名]の環境設定パラメーターAJSTMPDIRに指定したディレクトリの有無およびアクセス権限を確認してください。デフォルトは,次のとおりです。
- Windows Server 2008でインストール先フォルダがデフォルトまたはシステムで保護されたフォルダ配下の場合
- 物理ホストのとき
%ALLUSERSPROFILE%¥HITACHI¥JP1¥JP1_DEFAULT¥JP1AJS2¥tmp¥schedule
「%ALLUSERSPROFILE%」のデフォルトは「システムドライブ¥ProgramData」です。
「システムで保護されたフォルダ」とは,次のパスを指します。
・「システムドライブ¥Windows」配下
・「システムドライブ¥Program Files」配下
・「システムドライブ¥Program Files (x86)」配下(64ビット版のWindowsの場合)
- 論理ホストのとき
共有フォルダ¥jp1ajs2¥tmp¥schedule
- Windows Server 2003,またはWindows Server 2008でインストール先フォルダが上記以外の場合
- 物理ホストのとき
JP1/AJS3 - Managerのインストール先フォルダ¥tmp¥schedule
- 論理ホストのとき
共有フォルダ¥jp1ajs2¥tmp¥schedule
- UNIXの場合
- 物理ホストのとき
/var/opt/jp1ajs2/tmp/schedule
- 論理ホストのとき
共有ディレクトリ/jp1ajs2/tmp/schedule
KAVU4258-E
The system file(
システムファイル名) cannot be opened. (reason code:
要因番号)
システムファイル(
システムファイル名)のオープンに失敗しました(要因番号:
要因番号)
システムファイルのオープンに失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU4259-E
The system file cannot be closed. (number of files:
ファイル数)
システムファイルのクローズに失敗しました(ファイル数:
ファイル数)
システムファイルのクローズに失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU4260-E
The system file(
システムファイル名) cannot be accessed(
関数名). (reason code:
要因番号)
システムファイル(
システムファイル名)へのアクセス(
関数名)に失敗しました(要因番号:
要因番号)
システムファイルへのアクセスに失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU4261-E
The system file(
システムファイル名) cannot be written(
関数名). (reason code:
要因番号)
システムファイル(
システムファイル名)の書き込み(
関数名)に失敗しました(要因番号:
要因番号)
システムファイルの書き込みに失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU4262-E
The system file(
システムファイル名) cannot be deleted. (reason code:
要因番号)
システムファイル(
システムファイル名)の削除に失敗しました(要因番号:
要因番号)
システムファイルの削除に失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU4263-E
The system file(
システムファイル名) cannot be read. (reason code:
要因番号)
システムファイル(
システムファイル名)の読み込みに失敗しました(要因番号:
要因番号)
システムファイルの読み込みに失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU4264-E
A logical contradiction occurred in the system file access process. (reason code:
要因番号)
システムファイルアクセス処理で論理矛盾が発生しました(要因番号:
要因番号)
システムファイルへのアクセス処理で論理矛盾が発生しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU4265-E
Memory could not be allocated during the system file access. (reason code:
要因番号)
システムファイルアクセス処理でメモリーの確保に失敗しました(要因番号:
要因番号)
システムファイルへのアクセス処理でメモリーの確保に失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- ほかの不要なアプリケーションを停止したあと,エラーとなった操作を再度実行してください。それでも同じメッセージが出力される場合は,メモリー見積もりを見直してください。
KAVU4266-E
A system call error occurred in the system file access process. (reason code:
要因番号)
システムファイルアクセス処理でシステムコールエラーが発生しました(要因番号:
要因番号)
システムファイルへのアクセス処理でシステムコールエラーが発生しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU4267-E
The agent manager function has stopped and the exec-agent cannot be registered.
エージェント管理機能が停止しているため実行エージェント登録ができません
次の原因が考えられます。
- 論理ホスト名に誤りがある。
- エージェント管理機能が停止しているため,実行エージェントを登録できない。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 環境変数JP1_HOSTNAMEに指定した論理ホスト名を確認したあと,再度ジョブを実行してください。
- エージェント管理機能が起動していない場合は,エージェント管理機能を起動してから再度ジョブを実行してください。
KAVU4268-E
The agent manager function host name cannot be resolved.
エージェント管理機能のホスト名が解決できません
次の原因が考えられます。
- 環境変数JP1_HOSTNAMEに指定した論理ホスト名が解決できなかった。
- 認証サーバに接続できなかった。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 環境変数JP1_HOSTNAMEに論理ホスト名を指定している場合は,指定値の見直しおよびhostsファイルなどの設定を確認したあと,再度ジョブを実行してください。
- 認証サーバが起動していない場合は,JP1/Baseを起動してください。
KAVU4269-E
An attempt to connect to the agent manager function host failed.
エージェント管理機能ホストとの接続に失敗しました
エージェント管理機能が起動しているホストとの接続に失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エージェント管理機能が起動しているホストがあることを確認してから再度ジョブを実行してください。
KAVU4270-E
The system file name(
システムファイル名) cannot be changed. (reason code:
要因番号)
システムファイル名(
システムファイル名)の変更に失敗しました(要因番号:
要因番号)
システムファイル名の変更に失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU4271-E
The system file(
システムファイル名) cannot be moved. (reason code:
要因番号)
システムファイル(
システムファイル名)の移動に失敗しました(要因番号:
要因番号)
システムファイルの移動に失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU4272-E
A system call error occurred in the system file convert process. (system call name:
システムコール名,module:
要因個所[
要因個所],reason code:
要因番号)
システムファイル変換処理でシステムコールエラーが発生しました(システムコール名:
システムコール名,要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号)
システムファイル変換処理でシステムコールエラーが発生しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU4273-W
The temporary directory(
一時ディレクトリ名) could not be deleted in the system file convert process.
システムファイル変換処理で一時ディレクトリ(
一時ディレクトリ名)の削除に失敗しました
システムファイル変換処理で一時ディレクトリの削除に失敗しました。
- (S)
- 処理を続行します。
- (O)
- 「一時ディレクトリ名」に表示されたディレクトリを必要に応じて削除してください。
KAVU4280-E
Memory could not be allocated. (size:
サイズ, module:
要因個所[
要因個所], reason code:
要因番号)
メモリーの確保に失敗しました(サイズ:
サイズ,要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号)
メモリーの確保に失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- ほかの不要なアプリケーションを停止したあと,再度要求を発行してください。それでも,同じメッセージが出力される場合は,メモリー見積もりを見直してください。
KAVU4281-E
Insufficient disk space. (module:
要因個所[
要因個所], reason code:
要因番号)
ディスク容量が不十分です(要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号)
ディスク容量が不十分です。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- ディスクの空き容量を作成したあと,再度要求を発行してください。
KAVU4282-E
A system call error occurred when starting process (
論理ホスト名). (module:
要因個所[
要因個所], reason code:
要因番号)
起動処理(
論理ホスト名)でシステムコールエラーが発生しました(要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号)
ジョブ実行制御のマネージャープロセスの起動処理中に,システムコールエラーが発生しました。
- (S)
- JP1/AJS3サービスを停止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU4284-W
A system call error occurred in the communication process (
論理ホスト名). (module:
要因個所[
要因個所], reason code:
要因番号)
通信処理(
論理ホスト名)でシステムコールエラーが発生しました(要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号)
ジョブ実行制御のマネージャープロセスのパイプ通信処理中に,システムコールエラーが発生しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU4286-W
A system call error occurred in the request process (
論理ホスト名). (module:
要因個所[
要因個所], reason code:
要因番号)
要求処理(
論理ホスト名)でシステムコールエラーが発生しました(要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号)
ジョブ実行制御のマネージャープロセスの要求解析処理でシステムコールエラーが発生しました。
- (S)
- ジョブ実行制御のマネージャープロセスに対する要求の解析処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU4287-E
A logical contradiction occurred in the request process (
論理ホスト名). (module:
要因個所[
要因個所], reason code:
要因番号)
要求処理(
論理ホスト名)で論理矛盾が発生しました(要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号)
ジョブ実行制御のマネージャープロセスの要求解析処理で不正なパラメーターが見つかりました。
- (S)
- ジョブ実行制御のマネージャープロセスに対する要求の解析処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU4288-W
A system call error occurred in the internal process (
論理ホスト名). (module:
要因個所[
要因個所], reason code:
要因番号)
内部処理(
論理ホスト名)でシステムコールエラーが発生しました(要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号)
ジョブ実行制御のマネージャープロセスでシステムコールエラーが発生しました。
- (S)
- ジョブ実行制御のマネージャープロセスに対する要求の解析処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU4289-E
A logical contradiction occurred in the internal process (
論理ホスト名). (module:
要因個所[
要因個所], reason code:
要因番号)
内部処理(
論理ホスト名)で論理矛盾が発生しました(要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号)
ジョブ実行制御のマネージャープロセスの内部処理で論理矛盾が発生しました。または,ジョブ実行制御の監視プロセスからのシャットダウン要求に不正があったためシャットダウン要求を受け付けられませんでした。
- (S)
- ジョブ実行制御のマネージャープロセスに対する要求の解析処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU4290-E
User authentication could not be initialized because the logical host name (
論理ホスト名) or the authentication server is invalid.
論理ホスト名(
論理ホスト名)不正または認証サーバー名不正のためユーザー認証初期化処理に失敗しました
論理ホスト名,または認証サーバ名が未設定であるか,IPアドレスの解決ができない名称であるため,ユーザー認証の初期化処理に失敗しました。
- (S)
- JP1/AJS3サービスを停止します。
- (O)
- 論理ホスト名,または認証サーバ名が正しく設定されているか環境設定を見直してください。環境設定の論理ホスト名のキーまたはJP1_DEFAULTキー以下の定義情報にフォーマット不正またはデータ不正がないかを確認してください。また,指定したホスト名称でIPアドレスの解決ができることを確認してください。要因を取り除いたあと,JP1/AJS3サービスを再起動してください。
KAVU4291-E
A logical contradiction occurred during the initialization of user authentication (
論理ホスト名). (module:
要因個所[
要因個所], reason code:
要因番号)
ユーザー認証初期化処理(
論理ホスト名)にて論理矛盾が発生しました(要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号)
ジョブ実行制御のマネージャープロセスのユーザー認証の初期化処理で不正なパラメーターが見つかりました。
- (S)
- JP1/AJS3サービスを停止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU4292-E
A system call error occurred during the initialization of user authentication (
論理ホスト名). (module:
要因個所[
要因個所], reason code:
要因番号)
ユーザー認証初期化処理(
論理ホスト名)にてシステムエラーが発生しました(要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号)
ジョブ実行制御のマネージャープロセスのユーザー認証の初期化処理でシステムコールエラーが発生しました。
- (S)
- JP1/AJS3サービスを停止します。
- (O)
- エージェントホストの統合トレースログにJP1/BaseのKAVAメッセージが出力されているかを確認してください。出力されている場合はそちらのメッセージの説明も参照してください。原因が判明しない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU4293-W
The authentication server could not be connected, but initialization will continue.
認証サーバーに接続できませんでしたが初期化処理を続行します
認証サーバに接続できませんでした。
- (S)
- JP1/AJS3サービスの起動処理を続行します。
- (O)
- 認証サーバ名が正しく設定されているかJP1/Baseの認証サーバの設定を確認してください。認証サーバが起動されていない場合は,認証サーバを起動してください。
KAVU4294-I
The total file size of the result files, i.e. STANDARD-OUTPUT-FILE and STANDARD-ERROR-FILE, of the job with the Job (
ジョブ番号) and the Agent (
エージェントホスト名), exceed the limit (
バイト) of the size of the receiving file.
ジョブ(
ジョブ番号,
エージェントホスト名)の結果ファイル(標準出力ファイル,標準エラー出力ファイル)の総量のファイルサイズが受信ファイルサイズの上限値(
バイト)を超えました。
結果ファイルサイズが上限値を超えています。
- (S)
- 処理を続行します。
- (O)
- システムに負荷が掛かっていることが予想されるため,運用に合わせて次の設定を見直してください。
- ジョブに指定された結果ファイル(標準出力ファイル,標準エラー出力ファイル)のサイズをファイルサイズの上限値(環境設定パラメーターLimitReceiveFileSizeの設定値)未満に減らすことを推奨します。
KAVU4295-W
The total file size of the result files, i.e. STANDARD-OUTPUT-FILE and STANDARD-ERROR-FILE, of the job with the Job (
ジョブ番号) and the Agent (
エージェントホスト名), exceed the limit (
バイト) of the size of the receiving file.
ジョブ(
ジョブ番号,
エージェントホスト名)の結果ファイル(標準出力ファイル,標準エラー出力ファイル)の総量のファイルサイズが受信ファイルサイズの上限値(
バイト)を超えました。
結果ファイルサイズが上限値を超えています。
- (S)
- 結果ファイルを受信サイズの上限値まで受信します。
- (O)
- 結果ファイルのサイズを減らしたあと,標準出力ファイル,標準エラー出力ファイルの情報が必要な場合は再度ジョブを実行してください。
- ジョブに指定された結果ファイル(標準出力ファイル,標準エラー出力ファイル)のサイズをファイルサイズの上限値(環境設定パラメーターLimitReceiveFileSizeの設定値)未満に減らすか,ファイルサイズの上限値を見直してください。
KAVU4296-E
The total file size of the result files, i.e. STANDARD-OUTPUT-FILE and STANDARD-ERROR-FILE, of the job with the Job (
ジョブ番号) and the Agent (
エージェントホスト名), exceed the limit (
バイト) of the size of the receiving file.
ジョブ(
ジョブ番号,
エージェントホスト名)の結果ファイル(標準出力ファイル,標準エラー出力ファイル)の総量のファイルサイズが受信ファイルサイズの上限値(
バイト)を超えました。
結果ファイルサイズが上限値を超えています。
- (S)
- 結果ファイルを受信サイズの上限値まで受信します。
- (O)
- 結果ファイルのサイズを減らしたあと,標準出力ファイル,標準エラー出力ファイルの情報が必要な場合は再度ジョブを実行してください。
- ジョブに指定された結果ファイル(標準出力ファイル,標準エラー出力ファイル)のサイズをファイルサイズの上限値(環境設定パラメーターLimitReceiveFileSizeの設定値)未満に減らすか,ファイルサイズの上限値を見直してください。
KAVU4297-W
The result files (
標準出力ファイル,
標準エラー出力ファイル) of the job (
ジョブ番号,
エージェントホスト名) are being analyzed.
ジョブ(
ジョブ番号,
エージェントホスト名)の結果ファイル(
標準出力ファイル,
標準エラー出力ファイル)を解析中です
「ジョブ結果ファイルの二重受信防止の設定」を行っている場合に出力します。
マネージャーで結果ファイル(標準出力ファイル,標準エラー出力ファイル)を解析中であるため,エージェントホストからのジョブの終了通知を受け付けられない状態です。エージェントホストからのジョブの終了通知は結果ファイルの解析完了後に受け付けるため,ジョブの終了検知が遅れます。エージェントホストではメッセージKAVU3221-Eが出力されます。
「ジョブ結果ファイルの二重受信防止の設定」については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド1 6.2.6 ジョブの結果ファイルの二重受信防止の設定」(Windowsの場合)またはマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド1 15.2.6 ジョブの結果ファイルの二重受信防止の設定」(UNIXの場合)を参照してください。
- (S)
- ジョブの終了通知を破棄します。
- (O)
- 数メガバイトの結果ファイルを転送すると,要求が失敗したり時間が掛かったりする場合があります。実行結果詳細を参照する必要がなく,不要なファイル出力をしないように運用したい場合は,ジョブ定義の「標準出力ファイル名」または「標準エラー出力ファイル名」にNULLデバイスを指定してください。UNIXの場合は「/dev/null」をWindowsの場合は「NUL」を割り当ててください。具体的には,UNIX上で実行するジョブの場合は「/dev/null」を記述し,Windows上で実行するジョブの場合は「NUL」を記述してください。ファイル名を 明記している場合は,ジョブのスクリプトファイル内やバッチファイル内で,標準出力をリダイレクトしてください。また,標準出力データや標準エラー出力データの追加書きオプションを設定している場合は,追加書きオプションの設定を無効にする,または標準出力データファイルや標準エラー出力データファイルを定期的に削除・退避してください。
KAVU4299-I
The job at the agent (
エージェント名) was forcibly terminated.
エージェント(
エージェント名)で実行中のジョブを強制終了しました
実行中のジョブを強制終了しました。
- (S)
- 要求処理を終了します。
KAVU4300-E
Failed to confirm the execution of event job at agent (
エージェントホスト名). (reason code:
要因番号)
エージェント(
エージェントホスト名)でのイベントジョブの実行確認に失敗しました(要因番号:
要因番号)
エージェントで,実行されているイベントジョブの有無を確認したところ,要求処理が失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度呼び出してください。
KAVU4301-E
The alteration of agent (
エージェントホスト名) cannot be noticed to the Event Action Manager. (reason code:
要因番号)
イベント・アクションのマネージャープロセスへのエージェント(
エージェントホスト名)変更通知が失敗しました(要因番号:
要因番号)
イベント・アクション制御マネージャーに対して,エージェントの変更を通知したところ,要求処理に失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- イベント・アクション制御マネージャーの起動状態を確認したあと,再度呼び出してください。
KAVU4302-E
Confirming the execution of event job at the agent (
エージェントホスト名) was failed because the Event Action Manager is not started.
イベント・アクションのマネージャープロセスが起動されていないためエージェント(
エージェントホスト名)のイベントジョブの実行確認ができません
イベント・アクション制御マネージャープロセスが起動されていないか,または動作していないために,要求処理が失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- イベント・アクション制御マネージャーの起動状態を確認したあと,再度呼び出してください。
KAVU4303-E
Confirming the execution of event job at the agent (
エージェントホスト名) was timed out.
エージェント(
エージェントホスト名)でのイベントジョブの実行確認がタイムアウトになりました
イベント・アクション制御マネージャーに,イベントジョブの実行確認をしたところ,タイムアウトが発生し要求処理が失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- イベント・アクション制御マネージャーの実行状態を確認したあと,再度呼び出してください。
KAVU4304-E
Confirming the execution of event job at the agent (
エージェントホスト名) was failed because the Event Action Manager is processing other request.
イベント・アクションのマネージャープロセスが他の要求を処理中のためエージェント(
エージェントホスト名)のイベントジョブの実行確認ができません
エージェントの追加・削除処理で,イベント・アクション制御マネージャープロセスが,現在別の要求を処理しているため,イベントジョブの実行が確認できません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- しばらく時間をおいてから,再度呼び出してください。
KAVU4305-E
The alteration of the agent (
エージェントホスト名) cannot be noticed because the Event Action Manager is not started.
イベント・アクションのマネージャープロセスが起動されていないためエージェント(
エージェントホスト名)の定義変更を通知できません
イベント・アクション制御マネージャープロセスが起動されていないか,または動作していないため,要求処理が失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- イベント・アクション制御マネージャーの起動状態を確認したあと,再度呼び出してください。
KAVU4306-E
The alteration of the agent (
エージェントホスト名) cannot be noticed because the Event Action Manager is processing other request.
イベント・アクションのマネージャープロセスが他の要求を処理中のためエージェント(
エージェントホスト名)の定義変更を通知できません
イベント・アクション制御マネージャープロセスが起動されていないか,または動作していないため,要求処理が失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- イベント・アクション制御マネージャーの起動状態を確認したあと,再度呼び出してください。
KAVU4307-E
Completion of the alteration of the agent (
エージェントホスト名) cannot be noticed to the Event Action Manager. (reason code:
要因番号)
イベント・アクションのマネージャープロセスへのエージェント(
エージェントホスト名)の定義変更の終了宣言が失敗しました(要因番号:
要因番号)
イベント・アクション制御マネージャープロセスに対し,エージェントの定義変更通知が終了したことを宣言しましたが失敗しました。
- (S)
- エージェントの定義変更をします。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU4308-I
Job information delete process started. (host name:
論理ホスト名)
ジョブ情報の削除処理を開始します(ホスト名:
論理ホスト名)
ジョブ情報削除処理を開始します。
ジョブ情報削除処理と並行してジョブを実行すると,ジョブの実行性能に影響することがあります。ジョブ情報削除処理の時間帯を意識してジョブを運用する必要がある場合,このメッセージの出力時間とジョブ情報の削除件数からジョブ削除処理時間を見積もることができます。
なお,ジョブ情報の保存日数を0日にした場合はこのメッセージを出力しません。ジョブ情報削除処理の詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(システム構築編) 7.1.8 ジョブ情報削除処理非同期オプションの設定」を参照してください。
- (S)
- ジョブ情報削除処理を開始します。
KAVU4309-I
Job information is deleted. (host name:
論理ホスト名, the number of job information:
削除件数)
ジョブ情報を削除しました(ホスト名:
論理ホスト名, 件数:
削除件数)
ジョブ情報削除処理を終了します。
ジョブ情報削除処理と並行してジョブを実行すると,ジョブの実行性能に影響することがあります。ジョブ情報削除処理の時間帯を意識してジョブを運用する必要がある場合,このメッセージの出力時間とジョブ情報の削除件数からジョブ削除処理時間を見積もることができます。
なお,ジョブ情報の保存日数を0日にした場合はこのメッセージを出力しません。ジョブ情報削除処理の詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(システム構築編) 7.1.8 ジョブ情報削除処理非同期オプションの設定」を参照してください。
- (S)
- ジョブ情報削除処理を終了します。
KAVU4310-I
The number of executing jobs reaches the concurrently-executable-job-limit (
ジョブ実行多重度) at the agent(
エージェントホスト名). (host name:
ホスト名, job number:
ジョブ番号)
エージェント(
エージェントホスト名)で実行中のジョブ数がジョブ実行多重度(
ジョブ実行多重度)に達しています(ホスト名:
ホスト名, ジョブ番号:
ジョブ番号)
エージェントホストで実行中のジョブ数がジョブ実行多重度に達しています。
- (S)
- ジョブ実行多重度到達を確認するメッセージを出力する設定を有効にしている場合,エージェントホストで実行中のジョブ数がジョブ実行多重度に達しているためにジョブが登録できなかったときに出力します。
- (O)
- エージェントホストで実行中のジョブ数がジョブ実行多重度に達している間は,実行中のジョブが終了するまでキューイングの状態になります。このメッセージが頻繁に出力される場合は,ジョブ実行多重度の設定を見直してください。ジョブ実行多重度は次のコマンドで変更できます。
- PCジョブ,UNIXジョブ,アクションジョブ,およびカスタムジョブの場合
ajsagtaltコマンド
- QUEUEジョブ,サブミットジョブの場合
jpqagtaltコマンド
- ajsagtaltコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス1 2. コマンド ajsagtalt」を参照してください。
- jpqagtaltコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス2 3. 特別な運用で使用するコマンド jpqagtalt」を参照してください。
- また,ジョブ実行多重度到達を確認するメッセージを出力する設定の詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド1 6.2.13 ジョブ実行多重度到達を確認するメッセージを出力する設定」(Windowsの場合)またはマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド1 15.2.13 ジョブ実行多重度到達を確認するメッセージを出力する設定」(UNIXの場合)を参照してください。
KAVU4311-E
The specified value of a job number is out of range. Specify a job number in the range of 1 to 999999.
ジョブ番号の指定値が範囲外です。ジョブ番号は1から999999の範囲で指定してください。
ジョブ番号の指定値が範囲外です。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- ジョブ番号は1から999,999の範囲で指定してください。
- 要求先が他システムの場合は,指定したマネージャーホスト名に誤りがないか確認してください。
KAVU4312-E
A system call error occurred while initializing the database of the job execution environment.(system call name:
システムコール名, module :
要因個所[
要因個所], reason code :
要因番号)
ジョブ実行環境のデータベースを初期化中にシステムコールエラーが発生しました(システムコール名:
システムコール名,要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号)
コールドスタート時に,ジョブ実行環境のデータベースを初期化中にシステムコールエラーが発生しました。
- (S)
- ジョブ実行環境データベースの初期化処理を中断して,起動処理を続行します。
- (O)
- システムコール名と要因番号からエラーの原因を判断してください。
- 要因番号には,システムエラー番号が出力されています。エラーの原因が判断できない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU4331-E
The job execution environment database is currently undergoing maintenance. (host name:
ホスト名)
ジョブ実行環境データベースがメンテナンス中です(ホスト名:
ホスト名)
ジョブ実行環境がメンテナンス中です。
- (S)
- JP1/AJS3サービスの起動処理を中止します。
- (O)
- jajs_maintainプロセスがないか確認し,必要に応じてJP1/AJS3を再起動してください。
KAVU4500-W
The operating status (
運用状態名) does not allow the executing request (
要求名). (host =
マネージャーホスト名, rec_IPaddress =
要求元ホストIPアドレス,
要因個所,
要因番号)
当該要求(
要求名)を実行できる運用状態(
運用状態名)ではありません(host=
マネージャーホスト名,rec_IPaddress=
要求元ホスト,
要因個所,
要因番号)
該当する要求を実行できる運用状態ではありません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 次のおそれがあります。確認したあと,再度要求を発行してください。
- デーモンが運用開始されていないか。
- マネージャーが縮退運転中ではないか。
KAVU4501-W
The request (
要求名) cannot be executed in the current job status (
状態名). (host =
マネージャーホスト名, rec_IPaddress =
要求元ホストIPアドレス,
要因個所,
要因番号)
当該要求(
要求名)を実行できるジョブ状態(
状態名)ではありません(host=
マネージャーホスト名,rec_IPaddress=
要求元ホスト,
要因個所,
要因番号)
該当する要求を実行できるジョブ状態ではありません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 該当するジョブの状態を確認してください。
KAVU4502-W
The user (
ユーザー名) lacks permission for that job (
ジョブ番号).
ユーザー(
ユーザー名)に当該ジョブ(
ジョブ番号)に対する権限がありません
ユーザーに該当するジョブに対する権限がありません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 要求ユーザーのアクセス権,および該当するジョブの所有ユーザー名を確認したあと,再度要求を発行してください。
KAVU4503-E
Agent host (
エージェントホスト名) was failed to create automatically. (
スケジューラーサービス名)
エージェント(
エージェントホスト名)の自動作成に失敗しました(
スケジューラーサービス名)
エージェントを自動的に作成しようとしましたが失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 統合トレースログで失敗の要因を確認し,要因を取り除いてから,再度ジョブを実行してください。
KAVU4504-W
A pipe timeout error occurred in a job execution process at the agent(
エージェントホスト名).
エージェント(
エージェントホスト名)のジョブ実行処理でパイプタイムアウトエラーが発生しました
ジョブ実行処理のパイプ通信処理でタイムアウトが発生しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 原因として,次のどれかが考えられます。
- 大量のジョブが一時期に集中して実行された。
- CPUの負荷が高い。
- 実メモリーの不足で,ジョブ実行制御のエージェントプロセスが300秒以上の間スワップアウトされて実行されなかった。
- これらの発生条件が解消されないで,パイプ通信のタイムアウトエラーが頻繁に発生するような場合は,エージェントプロセスが実行されるホスト上のパイプ通信のタイムアウト時間を長めに設定して運用することを推奨します。
- さらに,エラーの発生条件が,3の条件に該当する場合は,システム全体のメモリー使用状況を確認して,メモリーを増設するか,または不要なプロセスの起動を抑止して,実メモリー不足を解消してください。
- パイプ通信のタイムアウト値の変更については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド1 15.2.15 エージェントのパイプ通信タイムアウト値の変更」を参照してください。
- タイムアウト値を変更しても,このエラーが解消されない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU4505-W
An attempt to initialize the job execution environment database failed. Initialization will now be stopped.
ジョブ実行環境データベースの初期化処理に失敗しました。初期化処理を中断します
コールドスタート時にジョブ実行環境データベースの初期化処理に失敗しました。
- (S)
- 通常の起動処理を行います。
- (O)
- 次のことを確認してください。
- ジョブ実行環境のマネージャープロセス実行時のワークディレクトリが存在するディスクに容量不足が発生していないか。
- メモリー不足が発生していないか。
- ジョブ実行環境のデータベースファイルにアクセスしているプロセスがないか(Windowsの場合)。
- このメッセージが出力された場合,ジョブ実行環境データベースは初期化されていません。
- 初期化が必要な場合はこれらの要因を取り除いてから,JP1/AJS3を再起動してください。
- 統合トレースログで,メッセージKAVU4312-E,KAVU5311-E,KAVU7238-Eが出力されている場合があります。あわせて確認してください。
KAVU4509-E
The specified agent (
エージェントホスト名) cannot be released because some job is being executed.
指定されたエージェント(
エージェントホスト名)でジョブが実行中のため接続解除できません
エージェントでジョブが実行中のため,接続解除が失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- ジョブ終了後,再度呼び出してください。
KAVU4510-W
The specified job (
ジョブ番号) does not exist.
指定されたジョブ(
ジョブ番号)がありません
指定されたジョブがありません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度要求を発行してください。
KAVU4511-W
The specified agent (
エージェントホスト名) does not exist.
指定されたエージェント(
エージェントホスト名)がありません
指定されたエージェントがありません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度要求を発行してください。
KAVU4512-W
The specified queue (
キュー名) does not exist.
指定されたキュー(
キュー名)がありません
指定されたキューがありません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度要求を発行してください。
KAVU4513-W
The specified exclusive execution resource (
排他実行リソース名) does not exist.
指定された排他実行リソース(
排他実行リソース名)がありません
指定された排他実行リソースがありません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度要求を発行してください。
KAVU4514-W
The job cannot be registered because the entrance to queue (
キュー名) is closed.
キュー(
キュー名)の受付口がクローズされているためジョブ登録ができません
キューの受付口がクローズされているためジョブ登録ができません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度要求を発行してください。
KAVU4515-W
The job cannot be registered because the queue (
キュー名) reached the maximum number of jobs (
最大数).
キュー(
キュー名)のジョブ最大数(
最大数)に達したためジョブ登録ができません
キューに登録したジョブ数がキュー内のジョブ数の最大値に達したため,ジョブが登録できません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- ジョブの実行終了を待って再度要求を発行するか,またはキュー定義情報でキュー内のジョブ数の最大値を見直してください。
- キューに登録したジョブ数は,jpqqueshowコマンドの-qまたは-ahオプションで確認でき,「QUEUING」と「EXECUTING」の両方を合わせた値になります。
- また,キュー内のジョブ数の最大値は,jpqquealtコマンドで変更できます。これらのコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス2 3. 特別な運用で使用するコマンド」を参照してください。
KAVU4516-W
The queue (
キュー名) reached warning number of jobs (
警告数).
キュー(
キュー名)のジョブ警告数(
警告数)に達しました
キューのジョブ警告数に達しました。
- (S)
- 要求処理を続行します。
KAVU4518-W
Information (
エージェントID) about the agent connected to the queue (
キュー名) is missing.
キュー(
キュー名)に接続されたエージェント情報(
エージェントID)がありません
キューに接続されたエージェント情報がデータベース中にありません。
- (S)
- デーモンを停止します。
- (O)
- データベースの内容を確認したあと,再起動してください。
KAVU4519-E
Some event job is being executed at specified agent (
エージェントホスト名).
指定されたエージェント(
エージェントホスト名)でイベントジョブが実行中です
エージェント(エージェントホスト名)で,イベントジョブが実行中のため,要求処理が失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- イベントジョブを停止したあと,再度呼び出してください。
KAVU4520-W
The job cannot be registered because the system already reached the maximum number of jobs (
最大数), as stipulated in environment setting (
論理ホスト名).
環境設定(
論理ホスト名)のシステム内の最大ジョブ数(
最大数)に達したためジョブ登録ができません
ジョブが登録できません。次の原因が考えられます。
- キューに登録したジョブ数が環境設定のシステム内の最大ジョブ数に達したため,ジョブが登録できません。
- QUEUEジョブ,サブミットジョブ用データベースに登録したジョブ数が最大ジョブ数に達したため,ジョブが登録できません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 各要因に対して次に示す対処を行ったあと,再度要求を発行してください。
- ジョブの実行終了を待って再度要求を発行するか,ジョブ実行環境の環境設定に定義したシステム内の最大ジョブ数の値を見直してください。システム内の最大ジョブ数の定義は,環境設定パラメーターMaximumContentJobに指定した値を参照してください。
- 標準構成の場合,QUEUEジョブ,サブミットジョブ用データベースに登録できるジョブ数は,20万件未満です。
データベースには,ジョブ情報の保存日数よりも1日分多くジョブの実行結果情報が登録されます。例えば,1日に実行するジョブ数が1万件で,ジョブ保存日数が10日の場合,11万件が登録されます。
データベースに登録するジョブの実行結果情報が20万件未満になるように,ジョブ情報の保存日数の値を見直してください。ジョブ情報の保存日数の定義は,環境設定パラメーターPreserveTermに指定した値を参照してください。
KAVU4521-W
The agent cannot be registered because the system already reached the number of definitions (
定義数) stipulated in environment setting (
論理ホスト名).
環境設定(
論理ホスト名)の定義数(
定義数)に達したためエージェント登録ができません
環境設定の定義数に達したため,エージェントの登録ができません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 不要なエージェントを削除するか,または環境設定の定義数を見直してください。
KAVU4522-W
The queue cannot be registered because the system already reached the number of definitions (
定義数) stipulated in environment setting (
論理ホスト名).
環境設定(
論理ホスト名)の定義数(
定義数)に達したためキュー登録ができません
環境設定の定義数に達したため,キューの登録ができません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 環境設定の定義数を見直してください。
KAVU4523-W
The exclusive execution resource could not be registered because the system already reached the number of definitions (
定義数) stipulated in environment setting (
論理ホスト名).
環境設定(
論理ホスト名)の定義数(
定義数)に達したため排他実行リソース登録ができません
環境設定の定義数に達したため,排他実行リソース登録ができません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 環境設定の定義数を見直してください。
KAVU4524-W
The registered jobs exceed the warning number for the system (
警告数), as stipulated in environment setting (
論理ホスト名).
環境設定(
論理ホスト名)のシステム内の警告ジョブ数(
警告数)に達しました
環境設定のシステム内の警告ジョブ数に達しました。
- (S)
- 要求処理を続行します。
KAVU4525-W
The agent cannot be registered because the system already reached the maximum number of execution jobs (
最大数) stipulated in environment setting (
論理ホスト名).
環境設定(
論理ホスト名)のジョブ実行最大数(
最大数)に達したためエージェント登録ができません
環境設定のジョブ実行最大数に達したため,エージェントの登録ができません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 環境設定の定義数を見直してください。
KAVU4526-I
The system recovered from the number of warning statuses, as stipulated in environment setting (
マネージャーホスト名).
環境設定(
マネージャーホスト名)のシステム内の警告ジョブ数が警告状態から回復しました
環境設定のシステム内の警告ジョブ数よりジョブ数が少なくなったため,警告状態から回復しました。
- (S)
- 処理を続行します。
KAVU4527-E
A logical contradiction occurred during the JP1 assume user check (
論理ホスト名). (reason module:
要因個所[
要因個所], reason code:
要因番号)
JP1ユーザー仮定機能(
論理ホスト名)にて論理矛盾が発生しました(要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号)
JP1ユーザー仮定機能で論理矛盾が発生しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU4528-E
Cannot set assume user (
ユーザー名) because this user is not found.
ユーザー(
ユーザー名)はJP1ユーザー未登録です。仮定ユーザーにできません。
「ユーザー名」で示すユーザーは,JP1ユーザーとして登録されていないため,JP1ユーザーに仮定できませんでした。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 「ユーザー名」で示すユーザーをJP1ユーザーに登録してください。
- または,jpqregguestuserコマンドを使用して,正しいJP1仮定ユーザーを登録したあと,JP1/AJS3サービスを再起動してください。
KAVU4529-I
The information was recovered because the request for (
要求先) was rejected. (reason code:
要因番号)
(
要求先)に対する要求処理が取り消されたため,実行前の情報に戻しました(要因番号:
要因番号)
要求先に対する要求処理が何らかの要因で取り消されたため,要求実行前の状態に戻されました。要求先は,キュー名,エージェント名,または排他実行リソース名です。
- (S)
- 処理を続行します。
KAVU4530-W
The agent (
エージェントホスト名) might have stopped, or an obstacle might have occurred.
エージェント(
エージェントホスト名)が停止もしくは障害が発生したと思われます
エージェントが停止した,または障害が発生したと思われます。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 次の原因が考えられます。確認してください。
- エージェントが起動していない。
- サービス名「jp1ajs2qagt」のポート番号が,マネージャーとエージェントとの間で一致していない。
- マネージャーとエージェントのどちらか一方,または両方でハードウェアを含めたネットワークに問題がある。
- マネージャーの統合トレースログでこのメッセージの前後にKAVUで始まるメッセージが出力されているかを確認してください。また,このメッセージが出力された時間帯に,エージェントの統合トレースログにKAVUで始まるメッセージが出力されているかを確認してください。出力されている場合は,そちらのメッセージの説明も参照してください。
KAVU4531-W
The agent (
エージェントホスト名) host name might be invalid.
エージェント(
エージェントホスト名)のホスト名に誤りがあると思われます
hostsファイル,またはDNSサーバなどで,指定ホスト名からIPアドレスが求められるように,ネットワークの設定が正しく設定されている必要があります。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エージェントホスト名で,TCP/IP通信ができることを確認してください。
KAVU4532-W
The client (
クライアントホスト名) might have stopped, or an obstacle might have occurred.
クライアント(
クライアントホスト名)が停止もしくは障害が発生したと思われます
クライアントが停止した,または障害が発生したと思われます。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- クライアントアプリケーションが起動されていること,クライアントホスト名でTCP/IP通信ができること,およびポート番号が正しく設定されていることを確認してください。
KAVU4533-W
The client (
クライアントホスト名) host name might be invalid.
クライアント(
クライアントホスト名)のホスト名に誤りがあると思われます
hostsファイル,またはDNSサーバなどで,指定ホスト名からIPアドレスが求まるように,ネットワーク設定がされている必要があります。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- クライアントホスト名で,TCP/IP通信ができることを確認してください。
KAVU4534-W
No response was received from the agent (
エージェントホスト名), so the status of job (
ジョブ番号) was changed to recovered (
状態名).
エージェント(
エージェントホスト名)の応答がないためジョブ(
ジョブ番号)を回復状態(
状態名)にしました
エージェントホストにジョブの状態確認要求または強制終了要求を行いましたが,エージェントホストからの応答がありませんでした。
- (S)
- 要求処理を中止し,ジョブを(状態名)状態に変更します。
- (O)
- 通信エラーが発生しているおそれがあります。マネージャーホストおよびエージェントホストの統合トレースログでこのメッセージの前後にKAVUまたはKNACで始まるメッセージが出力されているかを確認してください。出力されている場合はそちらのメッセージの説明も参照してください。出力されていない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。資料は,マネージャーホストとエージェントホストの両方で採取してください。
KAVU4535-I
The agent(
エージェントホスト名) operating status was changed to recovered.
エージェント(
エージェントホスト名)の運用状態が回復しました
実行ホストの監視で,運用の回復(障害の状態,または停止の状態の回復)を検知しました。実行ホストの運用の回復を検知すると,実行ホストにジョブの実行登録を再開します。「実行ホストの監視」の詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 導入ガイド 5.4.8(2) 実行ホスト(エージェント)の監視」を参照してください。
- (S)
- 処理を続行します。
KAVU4536-W
The transfer file could not be accessed. (reason code:
要因番号)
転送ファイルのアクセスに失敗しました(要因番号:
要因番号)
転送ファイルのアクセスに失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 要因番号に対する原因と対処方法を次に示します。なお,転送ファイルとは,ジョブを登録する際の転送元ファイル,またはジョブの終了通知を受けた際の結果ファイルになります。
- 要因番号が0xE002110D
- 原因
転送ファイルを転送しようとしたが,転送元にファイルがなかった。
- 対処
転送元のファイルの有無を確認してください。
- 要因番号が0xE002110E
- 原因
転送ファイルに対するアクセス権がない。
- 対処
転送ファイルに対するアクセス権の有無を確認してください。
- 要因番号が0xE0021110
- 原因
転送ファイルが他プロセスで使用されている。
- 対処
転送ファイルを使用している他プロセスがないか確認してください。
ほかのジョブで同じ転送元ファイル,同じ結果ファイルを使用していないか確認してください。
- 要因番号が0xE0021111
- 原因
転送ファイルの作成(オープン)に失敗した。
- 対処
資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
- 要因番号が0xE0021112
- 原因
転送ファイルの読み込みに失敗した。
- 対処
資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
- 上記以外の要因番号が出力された場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU4537-W
Job information is removed because inappropriate job information was detected in the database. (job number=
ジョブ番号, job name=
ジョブ名, file name=
実行ファイル名, submitted time=
登録日時, start time=
実行開始日時, end time=
実行終了日時)
データベース中に不整合なジョブ情報を検出したためジョブ情報を削除します(ジョブ番号=
ジョブ番号,ジョブ名=
ジョブ名,実行ファイル名=
実行ファイル名,登録日時=
登録日時,実行開始日時=
実行開始日時,実行終了日時=
実行終了日時)
ジョブ情報が壊れているため該当するジョブを削除します。
- (S)
- ジョブ登録,またはジョブ情報削除中に,JP1/AJS3プロセスが停止したため,データベースに不整合が発生しました。
- 該当するジョブ情報を削除して,データベースを正常な状態に戻したあと,処理を続行します。
KAVU4538-W
The status of job (
ジョブ番号) missed at the agent (
エージェントホスト名) was changed to recovered (
状態名).
エージェント(
エージェントホスト名)で消失したジョブ(
ジョブ番号)を回復状態(
状態名)にしました
エージェントホストにジョブの状態確認要求または強制終了要求を行いましたが,エージェントホストに該当するジョブがありませんでした。
- (S)
- 要求処理を中止し,ジョブを(状態名)状態に変更します。
- (O)
- 次のことが考えられます。
- エージェントホストからジョブの終了通知が失敗している状態でエージェントホストのJP1/AJS3サービスが停止した。
- エージェントホストでジョブを実行中のまま,JP1/AJS3サービスが異常終了した。
- マネージャーホストおよびエージェントホストの統合トレースログでこのメッセージの前後にKAVUで始まるメッセージが出力されているかを確認してください。出力されている場合はそちらのメッセージの説明も参照してください。出力されていない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。資料は,マネージャーホストとエージェントホストの両方で採取してください。
KAVU4539-W
No agent can execute the job (
ジョブ番号).
ジョブ(
ジョブ番号)を実行できるエージェントがありません
ジョブを実行できるエージェントがありません。
- (S)
- ジョブの実行猶予時間を待ったあと,実行できるエージェントがない場合,ジョブの状態を変更します。
- (O)
- ジョブの種類によって対処方法が異なります。
- PCジョブ,UNIXジョブ,アクションジョブ,およびカスタムジョブの場合
実行エージェントに定義した実行ホスト上の,JP1/AJSのサービスが開始しているか確認してください。
- QUEUEジョブ,サブミットジョブの場合
キューに接続しているエージェント上の,JP1/AJSのサービスが開始しているか確認してください。
KAVU4540-I
The manager (
マネージャーホスト名) started planned termination.
マネージャー(
マネージャーホスト名)が計画停止処理を開始しました
ジョブ実行制御のマネージャープロセスが計画停止処理を開始しました。
- (S)
- JP1/AJS3サービスの停止処理を続行します。
KAVU4541-I
The manager (
マネージャーホスト名) started forced termination.
マネージャー(
マネージャーホスト名)が強制停止処理を開始しました
ジョブ実行制御のマネージャープロセスが強制停止処理を開始しました。
- (S)
- JP1/AJS3サービスの停止処理を続行します。
KAVU4542-I
The manager (
マネージャーホスト名) is monitoring queuing job termination.
マネージャー(
マネージャーホスト名)がキューイングジョブの終了監視を行います
ジョブ実行制御のマネージャープロセスがキューイング中ジョブの終了を監視します。
- (S)
- JP1/AJS3サービスの停止処理を続行します。
KAVU4543-I
The manager (
マネージャーホスト名) is monitoring executing job termination.
マネージャー(
マネージャーホスト名)が実行ジョブの終了監視を行います
ジョブ実行制御のマネージャープロセスが実行中ジョブの終了を監視します。
- (S)
- JP1/AJS3サービスの停止処理を続行します。
KAVU4545-I
The cold start processing will start in the manager (
マネージャーホスト名).
マネージャー(
マネージャーホスト名)でコールドスタート処理を行います
マネージャーでコールドスタート処理を行います。
- (S)
- 処理を続行します。
KAVU4546-W
The PATH variable could not be acquired at the agent (
エージェントホスト名).
エージェント(
エージェントホスト名)でユーザーのPATH環境変数の取得に失敗しました
エージェントで,実行OSユーザーの環境変数PATHの取得に失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 次のことを確認してください。
- ディスク容量不足が発生していないか。
- 実行OSユーザーのログインスクリプト内に,途中で処理を終了してしまう条件がないか。
その際,JP1/AJS3によるジョブの実行で不要な記述がログインスクリプトにあれば,その該当する個所を削除,または環境変数JP1JobIDを用いて該当する個所をスキップするようにしてください。
KAVU4547-W
You are not authorized to access the temporary file at the agent (
エージェントホスト名).
エージェント(
エージェントホスト名)の一時作業用ファイルに対してアクセス権がありません
次のファイル,またはディレクトリへのアクセス権がありません。
- エージェントプロセス実行時のワークディレクトリ,またはワークディレクトリ内のファイル
- システムファイルディレクトリ,またはシステムファイルディレクトリ内のファイル
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 次の原因が考えられます。エージェントホストの状態を確認してください。
- システムファイルディレクトリ(デフォルトでは/var/opt/jp1ajs2/sys)の権限が変更されている
- エージェントプロセス実行時のワークディレクトリ(デフォルトでは/var/opt/jp1ajs2/tmp)の権限が変更されている
- システムファイルディレクトリにあるjpqagtlockファイル,または一時作業用ファイルの権限が変更されている
- 他プログラムが,上記に示すディレクトリ,または一時作業用ファイルに対してアクセスしている
- ファイルやディレクトリの権限が変更されていた場合は,ジョブを実行するOSユーザーに対して,書き込み,および読み込み権限を設定してください。ジョブが終了しても,一時作業用ファイル(A_JPQから始まるファイル)が,エージェントプロセス実行時のワークディレクトリに残ったままとなることがあります。JP1/AJS3を停止しても,エージェントプロセス実行時のワークディレクトリに一時作業用ファイル(A_JPQから始まるファイル)が残っている場合は,削除してください。
KAVU4548-W
The temporary file at the agent (
エージェントホスト名) cannot be accessed.
エージェント(
エージェントホスト名)の一時作業用ファイルへのアクセスに失敗しました
次のファイル,またはディレクトリへのアクセスに失敗しました。
- エージェントプロセス実行時のワークディレクトリ,またはワークディレクトリ内のファイル
- システムファイルディレクトリ,またはシステムファイルディレクトリ内のファイル
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 次の原因が考えられます。エージェントホストの状態を確認してください。
- システムファイルディレクトリ(デフォルトでは/var/opt/jp1ajs2/sys)が削除されている
- エージェントプロセス実行時のワークディレクトリ(デフォルトでは/var/opt/jp1ajs2/tmp)が削除されている
- システムファイルディレクトリにあるjpqagtlockファイル,または一時作業用ファイルが削除されている
- 他プログラムが,上記に示すディレクトリ,または一時作業用ファイルに対してアクセスしている
- マッピングしているOSユーザーに対して/etc/passwdに指定したホームディレクトリがない
- エージェントプロセス実行時のワークディレクトリ(デフォルトでは,/var/opt/jp1ajs2/tmp)に書き込み権限がない
- jpqagtlockファイルや上記ディレクトリが削除されていた場合は,JP1/AJS3を再インストールしてください。
- また,エージェントプロセス実行時のワークディレクトリがある場合は,指定されているディレクトリに書き込み権限があるかどうかを確認してください。書き込み権限がない場合は,権限を与えるか,書き込み権限があるディレクトリに変更してください。
- ジョブが正常終了しても,一時作業用ファイル(A_JPQから始まるファイル)が,エージェントプロセス実行時のワークディレクトリに残ったままとなることがあります。JP1/AJS3を停止しても,エージェントプロセス実行時のワークディレクトリに一時作業用ファイル(A_JPQから始まるファイル)が残っている場合は,削除してください。
KAVU4549-W
The process has too many open files at the agent (
エージェントホスト名).
エージェント(
エージェントホスト名)でオープンできるファイル数がシステムによって決められた上限に達しました
エージェントのカーネルパラメーターで設定された,オープンできるファイルの最大数に達しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エージェントのカーネルパラメーターで設定された,オープンできるファイルの最大数を拡張してください。カーネルパラメーターの見積もりについては,リリースノートを参照してください。
KAVU4550-W
The execution file (
ファイル名) is missing at the agent (
エージェントホスト名).
エージェント(
エージェントホスト名)に実行ファイル(
ファイル名)がありません
エージェントに実行ファイルがありません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 次の原因が考えられます。確認してください。
- 実行ファイルを相対パスで指定している場合に,実行するために必要なフォルダおよびディレクトリがエージェントホストの環境変数PATHに設定されていない。
- ネットワークドライブ上にある実行ファイルを指定している。
- エージェントホストがWOW64環境で,%systemroot%¥system32配下の実行ファイルを指定している。
- アクションジョブを実行してこのメッセージが出力された場合は,アクションジョブの詳細定義で設定したプラットフォームに誤りがある。
- オペレーションジョブを実行してこのメッセージが出力された場合は,オペレーションジョブで使用する環境のセットアップが正しく行われていない。
- ジョブの実行時に,指定した実行ファイルがエージェントホストに存在しない。
- 各要因に対して次の対処を行ったあと,再度要求を発行してください。
- エージェントホストの環境変数PATHに必要なフォルダおよびディレクトリが正しく設定されているかどうかを確認してください。
- ネットワークドライブ名から始まるパスを指定しないでください。ネットワークドライブ名ではなく,「¥¥コンピュータ名¥共有フォルダ¥実行ファイル名」のようにコンピュータ名から始まるパスを指定してください。
- WOW64環境では%systemroot%¥system32配下のファイルを指定した場合,%systemroot%¥syswow64配下にリダイレクトされます。次の方法で対処してください。
・Windows Server 2003 x64 Editionsの場合
WOW64環境でジョブを実行する際にファイルシステムリダイレクトを無効にする設定をエージェントホストで有効にし,ジョブを再実行してください。
・Windows Server 2008 x64 Editionsの場合
%systemroot%¥system32配下の代わりに%systemroot%¥sysnative配下を指定し,ジョブを再実行してください。
WOW64環境でのジョブの実行方法の詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド1 6.6.2 WOW64環境でジョブを実行する際にファイルシステムリダイレクトを無効にする設定」を参照してください。
- アクションジョブの詳細定義を見直し,アクションジョブを再実行してください。
- アンセットアップ後に再度セットアップを行い,オペレーションネットの環境を正常な状態にしてから再実行してください。
- エージェントホストに実行ファイルが存在していることを確認し,ジョブを再実行してください。また,実行ファイルを移動または削除する運用を行っていないか確認してください
KAVU4551-W
You are not authorized to access the execution file (
ファイル名) at the agent (
エージェントホスト名).
エージェント(
エージェントホスト名)の実行ファイル(
ファイル名)に対してアクセス権がありません
エージェントの実行ファイルに対してアクセス権がありません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度要求を発行してください。
KAVU4552-W
The environment file (
ファイル名) is missing at the agent (
エージェントホスト名).
エージェント(
エージェントホスト名)に環境変数ファイル(
ファイル名)がありません
エージェントに環境変数ファイルがありません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度要求を発行してください。
KAVU4553-W
You lack access permission for the environment file (
ファイル名) at the agent (
エージェントホスト名).
エージェント(
エージェントホスト名)の環境変数ファイル(
ファイル名)に対してアクセス権がありません
エージェントの環境変数ファイルに対してアクセス権がありません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度要求を発行してください。
KAVU4554-W
The environment file (
ファイル名) at the agent (
エージェントホスト名) cannot be opened.
エージェント(
エージェントホスト名)の環境変数ファイル(
ファイル名)がオープンできません
エージェントの環境変数ファイルがオープンできません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- システムで受け付けられないファイル名の形式,またはファイル名長であるおそれがあります。指定した環境変数ファイル名を確認してください。
KAVU4555-W
The environment file (
ファイル名) at the agent (
エージェントホスト名) cannot be accessed.
エージェント(
エージェントホスト名)で環境変数ファイル(
ファイル名)へのアクセスに失敗しました
エージェントで環境変数ファイルへのアクセスに失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU4556-W
The standard input file (
ファイル名) is missing at the agent (
エージェントホスト名).
エージェント(
エージェントホスト名)に標準入力ファイル(
ファイル名)がありません
エージェントに標準入力ファイルがありません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度要求を発行してください。
KAVU4557-W
You lack access permission for the standard input file (
ファイル名) at the agent (
エージェントホスト名).
エージェント(
エージェントホスト名)の標準入力ファイル(
ファイル名)に対してアクセス権がありません
エージェントの標準入力ファイルに対してアクセス権がありません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度要求を発行してください。
KAVU4558-W
The standard input file (
ファイル名) at the agent (
エージェントホスト名) cannot be opened.
エージェント(
エージェントホスト名)の標準入力ファイル(
ファイル名)がオープンできません
エージェントの標準入力ファイルがオープンできません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- システムで受け付けられないファイル名の形式,またはファイル名長であるおそれがあります。指定した標準入力ファイル名を確認してください。
KAVU4559-W
The standard input file (
ファイル名) at the agent (
エージェントホスト名) cannot be accessed.
エージェント(
エージェントホスト名)で標準入力ファイル(
ファイル名)へのアクセスに失敗しました
エージェントで標準入力ファイルへのアクセスに失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU4560-W
You lack access permission for the standard output file (
ファイル名) at the agent (
エージェントホスト名).
エージェント(
エージェントホスト名)の標準出力ファイル(
ファイル名)に対してアクセス権がありません
エージェントの標準出力ファイルに対してアクセス権がありません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度要求を発行してください。
KAVU4561-W
The standard output file (
ファイル名) at the agent (
エージェントホスト名) cannot be opened.
エージェント(
エージェントホスト名)の標準出力ファイル(
ファイル名)がオープンできません
エージェントの標準出力ファイルがオープンできません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- システムで受け付けられないファイル名の形式,またはファイル名長であるとおそれがあります。指定した標準出力ファイル名を確認してください。
KAVU4562-W
The standard output file (
ファイル名) at the agent (
エージェントホスト名) cannot be accessed.
エージェント(
エージェントホスト名)で標準出力ファイル(
ファイル名)へのアクセスに失敗しました
エージェントで標準出力ファイルへのアクセスに失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU4563-W
You lack access permission for the standard error output file (
ファイル名) at the agent (
エージェントホスト名).
エージェント(
エージェントホスト名)の標準エラー出力ファイル(
ファイル名)に対してアクセス権がありません
エージェントの標準エラー出力ファイルに対してアクセス権がありません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度要求を発行してください。
KAVU4564-W
The standard error output file (
ファイル名) at the agent (
エージェントホスト名) cannot be opened.
エージェント(
エージェントホスト名)の標準エラー出力ファイル(
ファイル名)がオープンできません
エージェントの標準エラー出力ファイルがオープンできません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- システムで受け付けられないファイル名の形式,またはファイル名長であるおそれがあります。指定した標準エラー出力ファイル名を確認してください。
KAVU4565-W
The standard error output file (
ファイル名) at the agent (
エージェントホスト名) cannot be accessed.
エージェント(
エージェントホスト名)で標準エラー出力ファイル(
ファイル名)へのアクセスに失敗しました
エージェントで標準エラー出力ファイルへのアクセスに失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU4566-W
The work path name is too long at the agent (
エージェントホスト名), so the file cannot be created.
エージェント(
エージェントホスト名)のワークパス名が長いためファイルが作成できません
エージェントのワークパス名が長いため,ファイルが作成できません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度要求を発行してください。
KAVU4567-W
There is no work path at the agent (
エージェントホスト名).
エージェント(
エージェントホスト名)にワークパスがありません
エージェントにワークパスがありません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- ジョブ実行制御の環境設定パラメーターWorkPath(エージェントプロセス実行時のワークディレクトリ名)に指定しているディレクトリがないおそれがあります。エラー要因を取り除いたあと,再度要求を発行してください。
KAVU4568-W
You lack access permission for the work path at the agent (
エージェントホスト名).
エージェント(
エージェントホスト名)のワークパスに対してアクセス権がありません
エージェントのワークパスに対してアクセス権がありません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度要求を発行してください。
KAVU4569-W
The file path (
パス名) variable at the agent (
エージェントホスト名) could not be resolved.
エージェント(
エージェントホスト名)でファイルパス(
パス名)の変数解決に失敗しました
エージェントでファイルパスの変数解決に失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度要求を発行してください。
KAVU4570-W
The parameter (
パラメーター名) variable at the agent (
エージェントホスト名) could not be resolved.
エージェント(
エージェントホスト名)でパラメーター(
パラメーター名)の変数解決に失敗しました
エージェントでパラメーターの変数解決に失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度要求を発行してください。
KAVU4571-W
The user mapping (
JP1ユーザー名) at the agent (
エージェントホスト名) failed.
エージェント(
エージェントホスト名)でユーザーマッピング(
JP1ユーザー名)に失敗しました
エージェントでユーザーマッピングに失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 次の原因が考えられます。また,エージェントの統合トレースログに詳細なメッセージが出力されている場合がありますので,合わせて確認してください。
- エージェントホストで,JP1ユーザーのサーバホスト名に指定しているマネージャーホスト名が誤っている
- エージェントのデフォルトキューの設定で,接続エージェントが複数設定してあり,優先順位の設定に誤りがある,または誤ったエージェントを接続しているため,予期していないエージェントでジョブが実行されている
- エージェントホストのユーザーマッピング定義で,該当するJP1ユーザーを登録していない
- エージェントホストのユーザーマッピング定義で,存在しないOSユーザーを登録している
- エージェントホストのユーザーマッピング定義で,OSユーザーのパスワードを誤って登録している(Windows限定)
- ajsentryコマンドを実行したOSユーザーと同名のJP1ユーザーがいない
- ジョブの詳細定義で指定しているOSユーザーがJP1ユーザーにマッピングされていない
- 所有者のJP1ユーザーと実行登録したJP1ユーザーが異なっている
- メモリー不足が発生している
- 実行エージェントグループの設定で,関連づけられている実行エージェントが複数あり,優先順位の設定に誤りがある,または誤った実行エージェントが関連づけられているため,予期していない実行エージェントでジョブが実行されている
- ジョブの詳細定義で「実行ユーザー種別」を「所有ユーザー」に設定し,かつ「所有者」が空欄である場合,JP1ユーザーに登録されていないユーザー名と同名のOSユーザーを,マネージャーホストのJP1/AJS3サービスの起動アカウントに設定している
- 各要因に対して次の対処を行ったあと,再度要求を発行してください。
- JP1ユーザーのサーバホスト名に,正しいマネージャーホスト名を設定してください
- jpqagtlinkコマンドを実行して,エージェントの優先順位を変更するか,またはjpqagtunlinkコマンドを実行して,エージェントのデフォルトキューと予期していないエージェントとの接続を解除してください
- ジョブを実行するエージェントのユーザーマッピング定義で,メッセージ中の「JP1ユーザー名」に表示されたJP1ユーザーを登録し,OSユーザーにマッピングしてください
- ジョブを実行するエージェントのユーザーマッピング定義で,存在するOSユーザーを登録してください
- jbsumappassコマンドを実行し,OSユーザーのパスワードを再設定してください。「パスワード」にはOSユーザーのパスワードを指定してください(Windows限定)
- 次のどちらか対処をしたあと,再度ajsentryコマンドを実行してください
・OSユーザーと同一名称のJP1ユーザーを追加し,JP1ユーザーとOSユーザーをマッピングする
・ジョブの定義で,ジョブの実行ユーザーに所有ユーザーを指定する
- ジョブの詳細定義で指定しているOSユーザーを確認してください。ジョブを実行するエージェントで,確認したOSユーザーをJP1ユーザーにマッピングしてください
- 所有者と実行登録者のどちらでジョブを実行登録するかを決め,実行ユーザー種別を正しく設定してください
- メモリーの状態を確認し,メモリー所要量を再見積もりしてください
- ajsagtaltコマンドを実行して,優先順位を変更するか,または実行エージェントグループと予期していない実行エージェントとの関連づけを除外してください
- ユーザーマッピング定義で,メッセージ中の「JP1ユーザー名」に表示されたJP1ユーザーを登録してください。または,Windowsの場合はJP1ユーザーに登録されているユーザー名と同名のOSユーザーを,マネージャーホストのJP1/AJS3サービスの起動アカウントに設定してください
- ユーザーマッピングの設定方法はマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド1 3. セットアップ」(Windowsの場合)またはマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド1 13. セットアップ」(UNIXの場合)を参照してください。
- JP1/AJS3のコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス1 2. コマンド」またはマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス2 3. 特別な運用で使用するコマンド」を参照してください。
- JP1/Baseのコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」を参照してください。
KAVU4572-W
The user (
ユーザー名) could not be masked at the agent (
エージェントホスト名).
エージェント(
エージェントホスト名)でユーザー偽装(
ユーザー名)に失敗しました
エージェントでユーザー偽装に失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- ユーザーマッピング定義を確認したあと,再度要求を発行してください。
KAVU4573-W
The job priority at the agent (
エージェントホスト名) could not be changed.
エージェント(
エージェントホスト名)でジョブのプライオリティの変更に失敗しました
エージェントでジョブのプライオリティの変更に失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU4574-W
An error occurred when a job process was generated at the agent (
エージェントホスト名).
エージェント(
エージェントホスト名)でジョブのプロセス生成時にエラーが発生しました
エージェントでジョブのプロセス生成時にエラーが発生しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- Windowsの場合は,エージェントホストのアカウントの権限が正しく設定されているかを確認してください。アカウントの権限の設定方法については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」の「ユーザーマッピングを設定する前に」のActive Directory環境でOSユーザーにユーザー権利を与える方法についての説明を参照してください。
- なお,JP1/AJS3サービスの起動アカウントを,システムアカウントからユーザーアカウントに変更する場合は,プロセスレベルトークンの置き換えの権限も必要です。サービスアカウントをユーザーアカウントに設定した場合に必要となる権限については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(システム構築編) 4.2.3(1)(d) JP1/AJS3のサービスをユーザーアカウントで運用する場合の権限」を参照してください。
- それ以外の場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU4575-W
An error occurred when a job process was started at the agent (
エージェントホスト名).
エージェント(
エージェントホスト名)でジョブのプロセス起動時にエラーが発生しました
エージェントでジョブのプロセス起動時にエラーが発生しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エージェントの統合トレースログを確認し,エラー要因を取り除いたあと,再度要求を発行してください。
KAVU4576-W
The standard error file or standard error output file could not be sent at the agent (
エージェントホスト名).
エージェント(
エージェントホスト名)で標準出力または標準エラー出力ファイルの転送に失敗しました
エージェントで標準出力,または標準エラー出力ファイルの転送に失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 統合トレースログでエラー要因を確認し,要因を取り除いたあと,再度要求を発行してください。
KAVU4578-W
Execution file (
ファイル名) could not be accessed at the agent (
エージェントホスト名).
エージェント(
エージェントホスト名)で実行ファイル(
ファイル名)へのアクセスに失敗しました
エージェントで,実行ファイルへのアクセスに失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU4580-W
The user (
ユーザー名) does not have administrator permission at the agent (
エージェントホスト名).
エージェント(
エージェントホスト名)にてユーザー(
ユーザー名)に管理者権限がありません
UNIXジョブで実行優先順位を4または5に指定した場合は,実行OSユーザーにスーパーユーザー権限が必要です。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- スーパーユーザー権限を持つユーザーで,再度要求を発行してください。
KAVU4581-W
The execution file (
ファイル名) at the agent (
エージェントホスト名) is not an executable file.
エージェント(
エージェントホスト名)の実行ファイル(
ファイル名)は実行可能ファイルではありません
エージェントの実行ファイルは,実行できるファイルではありません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度要求を発行してください。
KAVU4582-W
The execution file (
ファイル名) cannot be merged with the command statement at the agent (
エージェントホスト名).
エージェント(
エージェントホスト名)の実行ファイル(
ファイル名)とコマンド文はマージできません
エージェントの実行ファイルとコマンド文はマージできません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度要求を発行してください。
KAVU4583-W
The execution shell is missing at the agent (
エージェントホスト名).
エージェント(
エージェントホスト名)に実行シェルがありません
エージェントで,ジョブの実行に使用しているシェルがありません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- ジョブの実行に使用しているシェルを確認してください。
- また,マッピングしているOSユーザーに対して/etc/passwdに指定したログインシェルがあるかを確認してください。
KAVU4584-W
The agent (
エージェントホスト名) does not have permission for changing owner of the file.
エージェント(
エージェントホスト名)でファイルの所有者を変更する権限がありません
エージェントで,ファイルの所有者を変更する権限がありません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エージェントの統合トレースログに,出力されている警告メッセージKAVU3592-Wの内容を確認したあと,ファイルと格納先ディレクトリのアクセス権,または格納先ディレクトリを変更してください。
KAVU4585-W
No path is specified to the destination for storing transfer files at the agent (
エージェントホスト名).
エージェント(
エージェントホスト名)に転送ファイルの格納先パスがありません
エージェントに,転送ファイルの格納先パスがありません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度要求を発行してください。
KAVU4586-W
You are not authorized to access the path to the destination for storing transfer files or the files at the agent (
エージェントホスト名).
エージェント(
エージェントホスト名)の転送ファイルの格納先パスまたはファイルに対してアクセス権がありません
エージェントの転送ファイルの格納先パス,またはファイルに対してアクセス権がありません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度要求を発行してください。
KAVU4587-W
The agent (
エージェントホスト名) transfer files cannot be opened.
エージェント(
エージェントホスト名)の転送ファイルがオープンできません
エージェントの転送ファイルがオープンできません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- システムで受け付けられないファイル名の形式,またはファイル名長であるおそれがあります。指定した転送先ファイル名を確認してください。
KAVU4588-W
Another process is using the agent (
エージェントホスト名) transfer files.
エージェント(
エージェントホスト名)の転送ファイルが他プロセスで使用中です
エージェントの転送ファイルが,他プロセスで使用中です。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,再度要求を発行してください。
KAVU4589-W
The transfer files could not be accessed at the agent (
エージェントホスト名).
エージェント(
エージェントホスト名)で転送ファイルへのアクセスに失敗しました
エージェントで転送ファイルへのアクセスに失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU4590-W
The job format is unacceptable at the agent (
エージェントホスト名).
エージェント(
エージェントホスト名)で受付けられない形式のジョブです
エージェントホストにジョブの実行要求を行いましたが,パラメーターが不正のため要求を受け付けられませんでした。
- (S)
- ジョブの実行要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。資料は,マネージャーホストとエージェントホストの両方で採取してください。
KAVU4591-W
The agent (
エージェントホスト名) job execution environment is invalid.
エージェント(
エージェントホスト名)のジョブ実行環境が不正です
エージェントホストにジョブの実行要求を行いましたが,エージェントホスト側の実行環境が不正のため要求を受け付けられませんでした。次のような要因が発生しているおそれがあります。
- 指定した実行ファイルに実行権限がない。
- JP1/Scriptのジョブの場合,JP1/Scriptのバージョンが不適合,またはJP1/Scriptの実行ファイルの形式でない。
- マネージャーホスト名のIPアドレス変換に失敗している。
- エージェントホストで共有メモリーが不足している。
- エージェントプロセスがログの初期化で失敗している。
- (S)
- ジョブの実行要求処理を中止します。
- (O)
- エージェントホストの統合トレースログでエラー要因を確認し,要因を取り除いたあと,再度要求を発行してください。原因が判明しない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。資料は,マネージャーホストとエージェントホストの両方で採取してください。
KAVU4593-W
An executable the agent does not exist.
実行可能なエージェントがありません
エージェントホストにジョブの実行を要求しましたが,実行できるエージェントホストがありませんでした。
- (S)
- ジョブの実行要求処理を中止します。
- (O)
- 次の原因が考えられます。確認してください。
- エージェントホストが停止しているかエージェントホストのJP1/AJS3サービスが停止している
- マネージャーでエージェントのホスト名解決ができていない
- ハードウェアを含めたネットワークに問題がある
- マネージャーとエージェント間でポート番号が正しく設定されていない
- 各要因に対して次の対処を行ったあと,再度要求を発行してください
- エージェントホストまたはJP1/AJS3サービスを起動してください
- マネージャーのhostsファイルにエージェントのホスト名を定義してください
- ハードウェアを含めたネットワークの設定を見直してください
- ポート番号を見直してください
- また,マネージャーホストおよびエージェントホストの統合トレースログでこのメッセージの前後にKAVUまたはKNACで始まるメッセージが出力されているかを確認してください。出力されている場合はそちらのメッセージの説明も参照してください。
- 上記のことを確認しても原因が判明しない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。資料は,マネージャーホストとエージェントホストの両方で採取してください。
KAVU4594-W
The job execution was canceled.
ジョブが実行キャンセルされました
ジョブの実行がキャンセルされました。
- (S)
- 要求処理を終了します。
KAVU4596-W
No response was received from the agent (
エージェントホスト名), so the job was forcibly terminated.
エージェント(
エージェントホスト名)の応答がないためジョブを強制終了します
エージェントホストにジョブの状態確認要求または強制終了要求を行いましたが,エージェントホストからの応答がありませんでした。
- (S)
- 要求処理を中止し,ジョブを強制終了状態に変更します。
- (O)
- 通信エラーが発生しているおそれがあります。マネージャーホストおよびエージェントホストの統合トレースログでこのメッセージの前後にKAVUまたはKNACで始まるメッセージが出力されているかを確認してください。出力されている場合はそちらのメッセージの説明も参照してください。出力されていない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。資料は,マネージャーホストとエージェントホストの両方で採取してください。
KAVU4597-W
A missed job at the agent (
エージェントホスト名) was forcibly terminated.
エージェント(
エージェントホスト名)で消失したジョブを強制終了します
エージェントホストにジョブの状態確認要求または強制終了要求を行いましたが,エージェントホストに該当するジョブがありませんでした。
- (S)
- 要求処理を中止し,ジョブを強制終了状態に変更します。
- (O)
- 次のことが考えられます。
- エージェントホストからジョブの終了通知が失敗している状態でエージェントホストのJP1/AJS3サービスが停止した。
- エージェントホストでジョブを実行中のまま,JP1/AJS3サービスが異常終了した。
- マネージャーホストおよびエージェントホストの統合トレースログでこのメッセージの前後にKAVUで始まるメッセージが出力されているかを確認してください。出力されている場合はそちらのメッセージの説明も参照してください。出力されていない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。資料は,マネージャーホストとエージェントホストの両方で採取してください。
KAVU4598-W
The work path (
パス名) at the agent (
エージェントホスト名) is not a full path.
エージェント(
エージェントホスト名)のワークパス(
パス名)が絶対パス名称ではありません
ワークパスは絶対パス名称で指定する必要があります。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- ジョブ定義のワークパスを確認してください。
KAVU4626-I
Assume from OS user (
OSユーザー名) to JP1 user (
JP1ユーザー名).
OSユーザー(
OSユーザー名)をJP1ユーザー(
JP1ユーザー名)に仮定して実行します。
要求で指定されたOSユーザーがJP1ユーザーに登録されていないため,JP1ユーザー名に仮定します。
- (S)
- 処理を続行します。
KAVU4700-E
A system call error occurred in a job execution process at the agent (
エージェントホスト名).
エージェント(
エージェントホスト名)のジョブ実行処理でシステムコールエラーが発生しました
エージェントのジョブ実行処理で,システムコールエラーが発生しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エージェントの統合トレースログに詳細なメッセージが出力されている場合があります。確認してください。原因が判明しない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU4701-E
A logical contradiction occurred in a job execution process at the agent (
エージェントホスト名).
エージェント(
エージェントホスト名)のジョブ実行処理で論理矛盾が発生しました
エージェントホストのジョブ実行処理で,論理矛盾が発生しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エージェントホストの統合トレースログにKAVUで始まるメッセージが出力されているかを確認してください。出力されている場合はそちらのメッセージの説明も参照してください。原因が判明しない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。資料は,マネージャーホストとエージェントホストの両方で採取してください。
KAVU4702-E
Memory at the agent (
エージェントホスト名) could not be allocated.
エージェント(
エージェントホスト名)でメモリーの確保に失敗しました
エージェントでメモリーの確保に失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エージェントホスト側でメモリー所要量を確認し,ほかの不要なアプリケーションを停止したあと,再度要求を発行してください。それでも,同じメッセージが出力される場合は,メモリー見積もりを見直してください。
KAVU4703-E
The agent (
エージェントホスト名) disk is full.
エージェント(
エージェントホスト名)のディスク容量が不足しています
エージェントホストにジョブの実行要求を行いましたが,ディスク容量が不足しているため要求を受け付けられませんでした。
- (S)
- ジョブの実行要求処理を中止します。
- (O)
- ディスクの空き容量を作成したあと,再度要求を発行してください。
KAVU4704-E
No more process can be generated at the agent (
エージェントホスト名).
エージェント(
エージェントホスト名)でプロセス数がシステムによって決められた上限に達しました
エージェントのカーネルパラメーターで設定された,プロセスの最大数に達しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- エージェントのカーネルパラメーターで設定された,プロセスの最大数を拡張してください。JP1/AJS3のプロセス数に加えて,同時に実行するジョブプロセス数を考慮し,十分な値を設定してください。
- JP1/AJS3のプロセスについては,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング 1.4 資料の採取方法」のプロセスの状態を確認する説明を参照してください。
KAVU4717-E
An attempt by the agent (
エージェントホスト名) to transmit the result file for the job (
ジョブ番号) has failed. (reason code:
要因番号)
エージェント(
エージェントホスト名)でジョブ(
ジョブ番号)の結果ファイルの転送に失敗しました(要因番号:
要因番号)
ジョブの終了時に,エージェントホストからマネージャーホストへの結果ファイルの転送に失敗しました。
ジョブは終了コード「-1」で異常検出終了になりますが,ジョブプロセスそのものは正常終了していることがあります。エージェントホストでジョブプロセスの終了状態を確認してください。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 原因として,次のことが考えられます。確認してください。
- 要因番号が0xe0021101の場合は,結果ファイルの転送時にエージェントホストでメモリーが確保できません。要因として,結果ファイル(標準出力ファイル・標準エラー出力ファイル)のサイズが大きいことが考えられます。マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(業務設計編) 7.8.1 標準出力ファイル・標準エラー出力ファイルの注意事項」を参照してください。
これに該当しない場合は,ほかの不要なアプリケーションを停止したあと,再実行してください。それでも同じメッセージが出力されるときは,メモリー見積もりを見直してください。このメッセージが出力された時間帯にエージェントホストでメッセージKAVU2220-E,KAVU3511-Eが出力されている場合は,そちらのメッセージの説明も参照してください。
- 要因番号が0xe0021127の場合は,結果ファイルのサイズが大き過ぎて転送に失敗しているおそれがあります。その場合も同様にジョブの結果ファイルのサイズが大きくならないように注意してください。
- その他の要因番号の場合は,マネージャーホストおよびエージェントホストの統合トレースログでエラー要因を確認し,要因を取り除いたあと,再度実行してください。
- 原因が判明しない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。資料は,マネージャーホストとエージェントホストの両方で採取してください。
KAVU4718-E
An error occurred in the end processing of the job (
ジョブ番号) at the agent (
エージェントホスト名). (reason code:
要因番号)
エージェント(
エージェント名)でジョブ(
ジョブ番号)の終了処理に失敗しました(要因番号:
要因番号)
エージェントホストでジョブプロセスが終了したあとの終了処理が失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- ジョブは終了コード「-1」で異常検出終了になりますが,ジョブプロセスそのものは正常終了しているおそれがあります。エージェントホストでジョブプロセスの終了状態を確認してください。
- このメッセージが出力された時間帯にメッセージKAVU2220-E,KAVU3512-Eが出力されている場合は,結果ファイル(標準出力ファイル・標準エラー出力ファイル)のサイズが大きいためにメモリーが確保できていないことが考えられます。結果ファイルのサイズが大きいことによって発生するメモリー不足を回避する方法については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(業務設計編) 7.8.1 標準出力ファイル・標準エラー出力ファイルの注意事項」を参照してください。
- マネージャーホストおよびエージェントホストの統合トレースログでエラー要因を確認し,要因を取り除いたあと,再度実行してください。
- 原因が判明しない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。資料は,マネージャーホストとエージェントホストの両方で採取してください。
KAVU4720-E
The Agent(
エージェントホスト名) for operation net cannot be created automatically.
オペレーションネットで使用するエージェント(
エージェントホスト名)は自動作成できません
オペレーションネットでセットアップしたエージェントは自動作成できません。
エージェントが未定義の要因としては次に示すものが考えられます。
- オペレーションネットで使用するエージェントを削除した。
- オペレーションネットの環境が不正になっている。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 要因が1の場合はajsopesetupでエージェントを更新してください。
- 要因が2の場合はajsopesetupでアンセットアップを行ったあと,再度セットアップしてください。
- 必要な場合は,対処後に再度ジョブを実行してください。
KAVU5002-E
The command executed during reorganization of the job execution environment database ended abnormally. : Jischk -l3
テーブル名 : return code =
Jischkのリターンコード(Please look at
メンテナンスログファイル名)
ジョブ実行環境のデータベース再編成中に実行したコマンドが異常終了しました:Jischk -l3
テーブル名 : return code =
Jischkのリターンコード(Please look at
メンテナンスログファイル名)
jajs_maintainコマンドによるメンテナンス中に,ISAMファイルの整合性を検証するJischkコマンドで,データ情報の不正を検出しました。Jischkのエラーメッセージについてはメンテナンスログファイルを参照してください。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。ただし,未処理のテーブルがある場合は,コマンドの実行を続行します。
- (O)
- メンテナンスログファイルを参照し,メンテナンス処理が異常終了した原因を取り除いた上で,メンテナンス処理を再実行してください。
- メンテナンスログファイルの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス2 3. 特別な運用で使用するコマンド jajs_maintain」の注意事項を参照してください。また,Jischkコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」を参照してください。
KAVU5003-E
The command executed during reorganization of the job execution environment database ended abnormally. : Jisext
テーブル名 テーブル名.back : return code =
Jisextのリターンコードジョブ実行環境のデータベース再編成中に実行したコマンドが異常終了しました:Jisext
テーブル名テーブル名 .back : return code =
Jisextのリターンコード
jajs_maintainコマンドによるメンテナンス中に,ISAMファイルからデータを抽出するJisextコマンドでエラーが発生しました。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。ただし,未処理のテーブルがある場合は,コマンドの実行を続行します。
- (O)
- スーパーユーザーまたはAdministrators権限を持つユーザーでコマンドを実行してください。サービスが起動中,またはファイルを占有しているプロセスがないかどうかを確認してください。また,ディスクに空き容量があるかどうかを確認してから,コマンドを再実行してください。
KAVU5004-E
The command executed during reorganization of the job execution environment database ended abnormally. : Jisconv -t SI
テーブル名.back
テーブル名_NEW : return code =
Jisconvのリターンコードジョブ実行環境のデータベース再編成中に実行したコマンドが異常終了しました:Jisconv -t SI
テーブル名.back
テーブル名_NEW : return code =
Jisconvのリターンコード
jajs_maintainコマンドによるメンテナンス中に,抽出したデータからISAMファイルを再作成するJisconvコマンドでエラーが発生しました。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。ただし,未処理のテーブルがある場合は,コマンドの実行を続行します。
- (O)
- スーパーユーザーまたはAdministrators権限を持つユーザーでコマンドを実行してください。また,ディスクに空き容量があるかどうかを確認してから,コマンドを再実行してください。原因不明の場合は,資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU5005-E
An attempt to create a backup directory during reorganization of the job execution environment database failed.(
ディレクトリ名) : return code =
リターンコードジョブ実行環境のデータベース再編成中にバックアップディレクトリを作成する処理が失敗しました(
ディレクトリ名):return code =
リターンコード
jajs_maintainコマンドによるメンテナンス中に,作業ディレクトリの作成に失敗しました。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- ジョブ実行環境の一時ファイル用ディレクトリに指定されているディレクトリに書き込み権限があるかどうか,また,ディスクに空き容量があるかどうかを確認してください。
KAVU5007-E
An attempt to copy files for backing up and recovering ISAM files during reorganization of the job execution environment database failed.(
テーブル名) : return code =
リターンコードジョブ実行環境のデータベース再編成中にISAMファイルをバックアップ・リカバリーするためのファイルコピー処理に失敗しました(
テーブル名):return code =
リターンコード
jajs_maintainコマンドによるメンテナンス中に,ISAMファイルをバックアップ・リカバリーするためのファイルのコピーに失敗しました。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。ただし,未処理のテーブルがある場合は,コマンドの実行を続行します。
- (O)
- ディスクに空き容量があるかどうかを確認してから,コマンドを再実行してください。
KAVU5009-E
An attempt to rename files for recovering ISAM files during reorganization of the job execution environment database failed.(
テーブル名) : return code =
リターンコードジョブ実行環境データベース再編成中にISAMファイルをリカバリーするためのファイルリネーム処理が失敗しました(
テーブル名):return code =
リターンコード
jajs_maintainコマンドによるメンテナンス中に,ISAMファイルをリカバリーするためのファイルのリネームに失敗しました。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。ただし,未処理のテーブルがある場合は,コマンドの実行を続行します。
- (O)
- ジョブ実行環境のデータベースディレクトリに指定されているディレクトリに書き込み権限があるかどうかを確認してください。
KAVU5012-E
An attempt to start the script for reorganizing the job execution environment table(
テーブル名) failed. :
保守情報ジョブ実行環境のテーブル(
テーブル名)再編成を行うためのスクリプト起動処理が失敗しました:
保守情報
jajs_maintainコマンドによるメンテナンス中に,テーブル再編成を行うためのスクリプト起動処理が失敗しました。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。ただし,未処理のテーブルがある場合は,コマンドの実行を続行します。
- (O)
- メモリー不足かシステムで起動できるプロセス数の上限に達したおそれがあります。原因不明の場合は,資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU5013-E
The script for reorganizing the job execution environment table(
テーブル名) failed. :
保守情報ジョブ実行環境のテーブル(
テーブル名)再編成を行うためのスクリプトが異常終了しました:
保守情報
jajs_maintainコマンドによるメンテナンス中に,テーブル再編成を行うためのスクリプトが予期しないエラーで異常終了しました。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。ただし,未処理のテーブルがある場合は,コマンドの実行を続行します。
- (O)
- 再編成が異常終了したテーブルに問題がないか「Jischk -l3 テーブル名」を実行して確認してください。また,資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU5014-E
An attempt to prepare for reorganization of the job execution environment database failed. :
保守情報ジョブ実行環境の再編成を行う前の準備処理が失敗しました:
保守情報
jajs_maintainコマンドによるメンテナンス中に,テーブル再編成を行うための準備処理が失敗しました。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- メモリー不足でシステム資源が不足しているおそれがあります。原因不明の場合は,資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU5015-I
The maintenance processing of the job execution environment ended normally.
ジョブ実行環境のメンテナンス処理が正常終了しました
ジョブ実行環境のメンテナンス処理が正常終了しました。
- (S)
- ジョブ実行環境のメンテナンス処理を正常終了します。
KAVU5016-E
The maintenance processing of the job execution environment ended abnormally. :
保守情報ジョブ実行環境のメンテナンス処理が異常終了しました:
保守情報
ジョブ実行環境のメンテナンス処理が異常終了しました。
- (S)
- ジョブ実行環境のメンテナンス処理を異常終了します。
- (O)
- メンテナンスログファイルを参照してメンテナンス処理が異常終了した原因を調査したあと,メンテナンス処理を再実行してください。
KAVU5100-E
The database construction is invalid. (module:
要因個所[
要因個所], reason code:
要因番号)
データベースの構成が不正です(要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号)
構成が不正です。次の原因が考えられます。
- JP1/AJS3のインストールまたは移行が完了していない
- 環境設定パラメーターDEFLENTYPEの設定値と,スケジューラーサービスのデータベースの形式が一致していない
- 環境設定パラメーターAJSCHARCODEの値が不正
- (S)
- 処理を中断します。
- (O)
- JP1/AJS3のインストールまたは移行が完了していない場合
JP1/AJS3のインストールまたは移行が完了していないおそれがあります。再度JP1/AJS3をインストールするか,正しく移行できているかを確認してください。
- 環境設定パラメーターDEFLENTYPEの設定値と,スケジューラーサービスのデータベースの形式が一致していない場合
環境設定パラメーターDEFLENTYPEに設定されている値を確認してください。
・byteが指定されている場合
ajsebdbsetupコマンドに-delオプションを指定して,データベース環境を削除してください。その後,ajsembdbsetupコマンドを実行してデータベース環境を再設定してください。
・sjisが指定されている場合
ajsebdbsetupコマンドに-delオプションを指定して,データベース環境を削除してください。その後,ajsembdbsetupコマンドに-e sjisオプションを指定して実行してデータベース環境を再設定してください。
なお,ajsembdbsetupコマンドに-delオプションを指定してデータベース環境を削除すると,スケジューラーサービスに定義されているユニット定義や実行結果情報が失われます。事前にajsprintコマンドを実行して,定義を退避してください。
- 環境設定パラメーターAJSCHARCODEの値が不正な場合
環境設定パラメーターDEFLENTYPEに「sjis」を指定した場合,環境設定パラメーターAJSCHARCODEに「utf-8」を指定する必要があります。
上記設定を行ったあと,再実行してください。
KAVU5200-E
The database version (
バージョン) is invalid.
データベースバージョン(
バージョン)が不正です
ジョブ実行環境のデータベースのバージョンが不正です。
- (S)
- JP1/AJS3サービスを停止します。
- (O)
- ジョブ実行環境のデータベースを再作成したあと,JP1/AJS3サービスを再起動してください。
KAVU5280-E
Memory could not be allocated. (size:
サイズ, module:
要因個所[
要因個所], reason code:
要因番号)
メモリーの確保に失敗しました(サイズ:
サイズ,要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号)
メモリーの確保に失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- ほかの不要なアプリケーションを停止したあと,再度要求を発行してください。それでも,同じメッセージが出力される場合は,メモリー見積もりを見直してください。
KAVU5281-E
Disk space is insufficient. (module:
要因個所[
要因個所], reason code:
要因番号)
ディスク容量が不十分です(要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号)
ディスク容量が不十分です。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- ディスクの空き容量を作成したあと,再実行してください。
KAVU5282-W
A system call error occurred during a database process. (module:
要因個所[
要因個所], reason code:
要因番号)
データベース処理にてシステムコールエラーが発生しました(要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号)
データベース処理でシステムコールエラーが発生しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
- JP1/AJS3を運用中にこのメッセージが出力された場合は,データベースが稼働しているかを確認してください。稼働していない場合は,データベースを稼働したあと,JP1/AJS3を再起動してください。
KAVU5283-E
A logical contradiction occurred during a database process. (module:
要因個所[
要因個所], reason code:
要因番号)
データベース処理にて論理矛盾が発生しました(要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号)
ジョブ実行制御のデータベース処理で不正なパラメタが見つかりました。
- (S)
- ジョブ実行制御のデータベース処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU5284-E
It is short of the system resources. (
要因個所)
システム資源が不足しています(
要因個所)
システムでオープンできるファイルの最大数に達しているか,またはセマフォが不足しています。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 統合トレースログで,メッセージKAVU5501-Eの内容も参照してください。
- システムでオープンできるファイルの最大数に達している場合はカーネルパラメーターで設定されているシステムでオープンできるファイルの最大数を拡張してください。セマフォが不足している場合は,カーネルパラメーターで設定されているセマフォ数を拡張してください。
- カーネルパラメーターの見積もりについては,リリースノートを参照してください。
KAVU5285-E
There is no the database table, or it is short of the system resources. (
要因個所)
データベーステーブルがないかシステム資源が不足しています(
要因個所)
データベーステーブルがないか,システム資源が不足しています。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 統合トレースログで,メッセージKAVU5501-Eの内容も参照してください。
- データベーステーブルがない場合,ジョブ実行制御の環境設定パラメーターDatabasePathに設定しているディレクトリに該当するデータベーステーブルがあるかどうかを確認してください。データベーステーブルがない場合は,ジョブ実行制御のデータベースを再作成する必要があります。
- また,データベーステーブルがある場合は,カーネルパラメーターの見積もりを確認してください。カーネルパラメーターの見積もりについては,リリースノートを参照してください。
KAVU5286-E
A disk difficulty occurred. (
要因個所)
ディスク障害が発生しました(
要因個所)
ディスクI/Oで障害が発生しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- ディスクボリューム自体に問題がないか確認してください。
KAVU5287-E
The database table is locked. (
要因個所)
データベーステーブルがロックされています(
要因個所)
データベーステーブルが,他プログラムによってロックされています。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- ジョブを実行する際に,次に示すどれかが行われていると発生するおそれがあります。
- JP1/AJS3の資料採取ツール_04.batを実行している(Windowsの場合だけ)。
- JP1/BaseまたはJP1/AJS3のISAMデータベースの検証やコンデンスなど,ISAMデータベースを操作するコマンドを実行している(jpqdbcond -Lコマンドは含みません)。
- バックアップソフトを実行している。
- 上記以外にも,ジョブ実行環境のデータベースファイルを専有モード,またはファイルの読み込みだけを共有とするモードでオープンするようなプログラムを実行していると,本現象が発生するおそれがあります。
- 上記のような作業をスケジュールする場合,ジョブの実行時間と重ならないような運用を行うようにしてください。
- また,JP1/AJS3を運用中に,ジョブ実行環境で使用するISAMファイルの未使用領域率を表示する場合は,-Lオプションを指定してjpqdbcondコマンドを実行してください。
KAVU5288-E
The database table (
テーブル名) could not condense.
データベーステーブル(
テーブル名)の再編成に失敗しました
ジョブ実行環境のデータベース再編成が異常終了しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 統合トレースログで,メッセージKAVU5501-Eの内容も参照してください。
- エラー要因を確認し,要因を取り除いたあと,ジョブ実行環境のISAMファイルの再編成を再実行してください。
KAVU5289-E
Not supported on related programs (
プロダクト名).
関連プログラム(
プロダクト名)でサポートされていません
関連プログラムでサポートされていない機能を使用しようとしました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 関連プログラムのサポートバージョンを確認して,バージョンアップしてください。
KAVU5290-E
The database file size exceeded the limit or memory could not be allocated. (module:
要因個所[
要因個所], reason code:
要因番号)
データベースのファイルサイズが制限値を超えているかメモリーの確保に失敗しました(要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号)
データベースへのアクセス処理でファイルサイズが制限値を超えているかメモリーの確保に失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 原因として,次のどれかが考えられます。
- ISAMファイルの制限値である2ギガバイト以上のファイルがジョブ実行環境にある。
- ISAMファイルが不正な状態になっている。
- メモリー不足が発生している。
- エラーの発生条件が,1の条件に該当する場合は,ジョブ情報保存日数の見積もりの見直しとジョブ実行環境のデータベースの再作成を行ってください。
- ジョブ情報の保存日数については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド2 2.3 ジョブ実行環境設定」を参照してください。
- ジョブ実行環境のデータベースの再作成については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 運用ガイド 2.3.3 JP1/AJS3 - Managerの設定情報のリカバリー」のジョブ実行環境の作成の説明を参照してください。
- エラーの発生条件が,2の条件に該当するかどうかは,Jischkコマンドを使用して確認できます。ISAMファイルの状態を確認し,不正な状態になっている場合はISAMファイルを再作成してください。ISAMファイルの状態の確認方法,ISAMファイルの再作成の手順については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング 2.12 ISAMファイルが不正になった場合の対処」を参照してください。
- エラーの発生条件が,3の条件に該当する場合は,ほかの不要なアプリケーションを停止したあと,再度要求を発行してください。それでも,同じメッセージが出力される場合は,メモリー見積もりを見直してください。
- 上記に該当しない場合,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU5291-E
The database file size exceeded the limit. (module:
要因個所[
要因個所], reason code:
要因番号)
データベースのファイルサイズが制限値を超えています(要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号)
ジョブ実行環境のデータベースがISAMのファイルサイズの上限値を超えているため要求は処理されませんでした。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 原因として,ISAMファイルの制限値である2ギガバイト以上のファイルがジョブ実行環境にあるおそれがあります。
- ジョブ情報保存日数の見積もりの見直しとジョブ実行環境のデータベースの再作成を行ってください。
- ジョブ情報の保存日数については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド2 2.3 ジョブ実行環境設定」を参照してください。
- ジョブ実行環境のデータベースの再作成については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 運用ガイド 2.3.3 JP1/AJS3 - Managerの設定情報のリカバリー」のジョブ実行環境の作成の説明を参照してください。
KAVU5292-E
The specified tablespace or RDAREA does not exist. (module:
要因個所[
要因個所])
指定された表領域またはRDAREAは存在しません(要因個所:
要因個所[
要因個所])
指定された表領域,またはRDAREAがないため,テーブルが作成できませんでした。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 正しい表領域,またはRDAREAを指定したあとに,再実行してください。
KAVU5293-E
The specified tablespace or RDAREA is invalid. (module :
要因個所[
要因個所])
不正な表領域またはRDAREAが指定されました(要因個所:
要因個所[
要因個所])
指定された表領域,またはRDAREAが不正なため,テーブルが作成できませんでした。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 正しい表領域,またはRDAREAを指定したあとに,再実行してください。
KAVU5294-E
Could not connect to the database because the upper limit of a server setting was exceeded. (module:
要因個所[
要因個所])
サーバー側の設定値の上限を超えたためデータベースに接続できませんでした(要因個所:
要因個所[
要因個所])
データベースサーバで,定義されている制限値を超えてしまったため,データベースに接続できませんでした。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- データベースに接続している他プロセスを停止するか,データベースの制限を設定し直したあとに,再実行してください。
KAVU5295-E
Could not connect to the database because the username or password was invalid. (module:
要因個所[
要因個所])
ユーザー名またはパスワードに誤りがあるためデータベースに接続できませんでした(要因個所:要
因個所[
要因個所])
接続しようとしたユーザー名か,パスワードに誤りがあるため,データベースに接続できませんでした。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 正しいユーザー名とパスワードを設定したあとに,再実行してください。
KAVU5296-E
Could not connect to the database. (module:
要因個所[
要因個所])
データベースに接続できませんでした(要因個所:
要因個所[
要因個所])
データベースに接続できませんでした。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- データベースが稼働しているか,確認してください。
- JP1/AJS3を運用中にこのメッセージが出力された場合は,データベースを稼働したあと,JP1/AJS3を再起動してください。
KAVU5309-E
A system call error occurred while checking the administrator permissions. (system call name:
システムコール名,module:
要因個所[
要因個所],reason code:
要因番号)
管理者権限チェック処理でシステムコールエラーが発生しました(システムコール名:
システムコール名,要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号)
jpqimport,jpqexport,およびjpqdbcondコマンドの管理者権限チェック処理で,システムコールエラーが発生しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- システムコール名と要因番号からエラーの原因を判断してください。
- 要因番号には,Win32APIのGetLastError関数で取得した値が出力されています。エラーの原因が判断できない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU5310-E
Memory allocation failed while checking the administrator permissions. (size:
サイズ,module:
要因個所[
要因個所],reason code:
要因番号)
管理者権限チェック処理でメモリーの確保に失敗しました(サイズ:
サイズ,要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号)
jpqimport,jpqexport,およびjpqdbcondコマンドの管理者権限チェック処理で,メモリーの確保に失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- ほかの不要なアプリケーションを停止したあと,再度要求を発行してください。
- それでも同じメッセージが出力される場合,メモリー見積もりを見直してください。
KAVU5311-E
A system call error occurred while initializing the database of the job execution environment.(system call name :
システムコール名, module :
要因個所[
要因個所], reason code :
要因番号)
ジョブ実行環境のデータベースを初期化中にシステムコールエラーが発生しました(システムコール名:
システムコール名,要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号)
コールドスタート時に,ジョブ実行環境のデータベースを初期化中にシステムコールエラーが発生しました。
- (S)
- ジョブ実行環境データベースの初期化処理を中断して,起動処理を続行します。
- (O)
- システムコール名と要因番号からエラーの原因を判断してください。
- 要因番号には,システムエラー番号が出力されています。
- システムコール名が「mkdir」で,要因番号が書き込み,および読み込み権限の不足の場合は,ジョブ実行環境のマネージャープロセス実行時のワークディレクトリに,JP1/AJS3を起動するユーザーの書き込み,および読み込み権限を設定してから,必要に応じて再起動してください。
- Windows Server 2008でインストール先フォルダがデフォルトまたはシステムで保護されたフォルダ配下の場合のワークフォルダのデフォルト
%ALLUSERSPROFILE%¥HITACHI¥JP1¥JP1_DEFAULT¥JP1AJS2¥tmp
「%ALLUSERSPROFILE%」のデフォルトは「システムドライブ¥ProgramData」です。
「システムで保護されたフォルダ」とは,次のパスを指します。
・「システムドライブ¥Windows」配下
・「システムドライブ¥Program Files」配下
・「システムドライブ¥Program Files (x86)」配下(64ビット版のWindowsの場合)
- Windows Server 2003,またはWindows Server 2008でインストール先フォルダが上記以外の場合のワークフォルダのデフォルト
JP1/AJS3 - Managerインストール先フォルダ¥tmp
- UNIXのワークディレクトリのデフォルト
/var/opt/jp1ajs2/tmp
- エラーの原因が判断できない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU5501-E
message-from-database-system(
データベースシステムのメッセージ)
(データベースシステムのメッセージ)
- (O)
- 次の原因が考えられます。確認してください。
- メッセージ中に「File lock error」が含まれている
データベースファイルが使用中のため,アクセスできなかった
データベースが使用中になっていた原因としては,次のものが考えられます
・バックアップを実行していた
・ISAMデータベースを操作するコマンド(jpqdbcond -Lコマンドを除く)を実行していた
・ウイルスチェックプログラムを実行していた
JP1/AJS3の資料採取コマンド「_04.bat」を実行していた
- メッセージ中に「SHMMNI insufficient」が含まれている
共有メモリーID不足が発生している
- メッセージ中に「File not found or insufficient system resources」が含まれている
ディスク容量不足が発生している
- メッセージ中に「File not found or insufficient system resources」が含まれている
ジョブ実行環境データベースがない
- メッセージ中に「System error occurred」が含まれている
ISAMファイルが不正な状態になっている
- 各要因に対して次の対処を行ったあと,再度要求を発行してください。
- データベースファイルを占有していたプログラムまたはコマンドの実行時間を調整し,ジョブの実行時間と重ならないよう設定するなどの対策をしてください
- カーネルパラメーターの設定値を確認し,現時点の使用量を確認(ipcs)した上で,カーネルパラメーターの設定を見直してください
- ディスクの状態を確認してください。再編成時に出力された場合は必要なディスク容量をデータベースごとに見積もり,十分なディスクスペースを確保したあと,データベースを再編成してください。データベースの再編成はマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 運用ガイド 10.3 QUEUEジョブ,サブミットジョブを使用している場合のデータベース再編成」を参照してください
- jpqimportコマンドでジョブ実行環境データベースを作成してください
コマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス2 3. 特別な運用で使用するコマンド」を参照してください。
- ISAMファイルの状態を確認し,不正な状態になっている場合はISAMファイルを再作成してください
ISAMファイルの状態の確認方法,ISAMファイルの再作成の手順については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング 2.12 ISAMファイルが不正になった場合の対処」を参照してください。
KAVU5502-E
An attempt to acquire the status of the JP1/AJS2 - Datareplicator failed. (host name:
ホスト名, function name:
関数名, reason code:
要因番号)
JP1/AJS2 - Datareplicatorの状態の取得に失敗しました(ホスト名:
ホスト名,関数名:
関数名,要因番号:
要因番号)
JP1/AJS2 - Datareplicatorの状態の取得に失敗しました。次のような要因が発生しているおそれがあります。
- ファイルのオープン数がシステムの上限に達した。(要因番号=101,102)
- メモリーが不足している。(要因番号=103)
- ディスク空き容量が不足している。(要因番号=104)
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 要因番号が101,102(ファイルのオープン数がシステムの上限に達した)の場合は,カーネルパラメーターで設定された,オープンできるファイルの最大数を拡張してください。カーネルパラメーターの見積もりについては,リリースノートを参照してください。
- 要因番号が103(メモリーが不足している)の場合は,ほかの不要なアプリケーションを停止したあと,再実行してください。それでも同じメッセージが出力される場合は,メモリー見積もりを見直してください。
- 要因番号が104(ディスク空き容量が不足している)の場合は,ディスクの空き容量を作成したあと,再実行してください。
- 上記以外の要因番号が出力された場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU5800-I
The definition process for configuration definition ended normally.
構成定義情報の定義処理が正常終了しました
サブミットジョブ実行環境構成定義ファイル(jpqsetup.conf)の構成定義情報を,ジョブ実行環境データベースに一括定義しました。
- (S)
- 処理を続行します。
KAVU5801-I
The output process for configuration definition ended normally.
構成定義情報の出力処理が正常終了しました
ジョブ実行環境の構成定義情報を,ファイルに出力しました。
- (S)
- 処理を続行します。
KAVU5900-E
There is no daemon starting control lock file.
デーモンの起動制御ロックファイルがありません
デーモンの起動制御ロックファイルがありません。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- システムファイルディレクトリ(/var/opt/jp1ajs2/sys)下のロックファイル「.jpqmanlock」を確認してください。論理ホスト対応のデータベースを作成する場合は,「.jpqmanlock.論理ホスト名」というファイル名になります。
- システムファイルディレクトリ,または上記のロックファイルが削除されている場合は,JP1/AJS3を再インストールする必要があります。また,論理ホストの場合は,クラスタの環境設定を再度行う必要があります。
- クラスタの環境設定については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド1 17.2 クラスタ運用の環境設定」を参照してください。
KAVU5901-E
The specified file cannot be found.
指定されたファイルがありません
jpqimportコマンド,またはjpqexportコマンドで指定されたファイルがありません。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,コマンドを再実行してください。
KAVU5902-E
The specified file already exists.
指定されたファイルが既に存在します
指定されたファイルがすでにあります。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- jpqexportコマンドでジョブ実行環境を出力するファイルには,情報の上書きができません。存在しないファイルを指定してください。
- また,ジョブ実行環境をファイルに出力する前には,必ず作成済みのファイルを削除または退避しておいてください。
- エラー要因を取り除いたあと,コマンドを再実行してください。
KAVU5903-E
You lack access permission for the specified file.
指定されたファイルにアクセス権限がありません
jpqimportコマンドで指定されたファイルやファイルの出力先ディレクトリ,またはjpqexportコマンドで指定されたファイルの出力先ディレクトリにアクセス権がありません。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- jpqimportコマンドで指定したファイルやファイルの出力先ディレクトリ,またはjpqexportコマンドで指定したファイルの出力先ディレクトリのアクセス権を確認してください。コマンドを実行するアカウントに対して,jpqimportコマンドには読み取り権限が,jpqexportコマンドには書き込み権限が必要です。
- エラー要因を取り除いたあと,コマンドを再実行してください。
KAVU5904-E
The specified directory (folder) is missing.
指定されたディレクトリ(フォルダ)がありません
指定されたディレクトリ(フォルダ)がありません。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- jpqimportコマンド,またはjpqexportコマンドで指定したディレクトリの有無を確認してください。
- エラー要因を取り除いたあと,コマンドを再実行してください。
KAVU5905-W
The system file (
ファイル名) cannot be removed because it lacks access authority.
アクセス権限がないため削除できないシステムファイル(
ファイル名)があります
アクセス権限がないため削除できないシステムファイル(ジョブ実行制御の一時ファイル)があります。
- (S)
- システムファイルの削除を中止します。
- (O)
- システムファイル(ジョブ実行制御の一時ファイル)は,ジョブ実行環境マネージャープロセス実行時のワークディレクトリに格納されます。[{JP1_DEFAULT|論理ホスト名}¥JP1NBQMANAGER¥Process]の環境設定パラメーターWorkPathに指定したディレクトリのアクセス権限を確認してください。
- デフォルトは,次のとおりです。
- Windows Server 2008でインストール先フォルダがデフォルトまたはシステムで保護されたフォルダ配下の場合
- 物理ホストのとき
%ALLUSERSPROFILE%¥HITACHI¥JP1¥JP1_DEFAULT¥JP1AJS2¥tmp
「%ALLUSERSPROFILE%」のデフォルトは「システムドライブ¥ProgramData」です。
「システムで保護されたフォルダ」とは,次のパスを指します。
・「システムドライブ¥Windows」配下
・「システムドライブ¥Program Files」配下
・「システムドライブ¥Program Files (x86)」配下(64ビット版のWindowsの場合)
- 論理ホストのとき
共有フォルダ¥jp1ajs2¥tmp
- Windows Server 2003,またはWindows Server 2008でインストール先フォルダが上記以外の場合
- 物理ホストのとき
JP1/AJS3 - Managerのインストール先フォルダ¥tmp
- 論理ホストのとき
共有フォルダ¥jp1ajs2¥tmp
- UNIXの場合
- 物理ホストのとき
/var/opt/jp1ajs2/tmp
- 論理ホストのとき
共有ディレクトリ/jp1ajs2/tmp
KAVU5906-W
The system file (
ファイル名) could not be removed because a system call error occurred.
システムコールエラーが発生したためシステムファイル(
ファイル名)を削除できませんでした
システムコールエラーが発生したためシステムファイル(ジョブ実行制御の一時ファイル)を削除できませんでした。
- (S)
- システムファイルの削除を中止します。
- (O)
- システムファイル(ジョブ実行制御の一時ファイル)は,ジョブ実行環境マネージャープロセス実行時のワークディレクトリに格納されます。[{JP1_DEFAULT|論理ホスト名}¥JP1NBQMANAGER¥Process]の環境設定パラメーターWorkPathに指定したディレクトリの有無およびアクセス権限を確認してください。
- デフォルトは,次のとおりです。
- Windows Server 2008でインストール先フォルダがデフォルトまたはシステムで保護されたフォルダ配下の場合
- 物理ホストのとき
%ALLUSERSPROFILE%¥HITACHI¥JP1¥JP1_DEFAULT¥JP1AJS2¥tmp
「%ALLUSERSPROFILE%」のデフォルトは「システムドライブ¥ProgramData」です。
「システムで保護されたフォルダ」とは,次のパスを指します。
・「システムドライブ¥Windows」配下
・「システムドライブ¥Program Files」配下
・「システムドライブ¥Program Files (x86)」配下(64ビット版のWindowsの場合)
- 論理ホストのとき
共有フォルダ¥jp1ajs2¥tmp
- Windows Server 2003,またはWindows Server 2008でインストール先フォルダが上記以外の場合
- 物理ホストのとき
JP1/AJS3 - Managerのインストール先フォルダ¥tmp
- 論理ホストのとき
共有フォルダ¥jp1ajs2¥tmp
- UNIXの場合
- 物理ホストのとき
/var/opt/jp1ajs2/tmp
- 論理ホストのとき
共有ディレクトリ/jp1ajs2/tmp
KAVU5910-E
There is no the database table, or it is short of the system resources.
データベーステーブルがないかシステム資源が不足しています
ジョブ実行制御のデータベーステーブルがないか,またはシステム資源が不足しています。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- jpqexportコマンドの-dpオプションで指定したディレクトリ,またはジョブ実行制御の環境設定パラメーターDatabasePathに設定しているディレクトリにデータベーステーブルのファイルがあるかどうかを確認し,コマンドを再実行してください。データベーステーブルがない場合は,ジョブ実行制御のデータベースを再作成する必要があります。
- また,UNIX環境でデータベーステーブルがある場合は,システム資源が不足しているおそれがあるため,カーネルパラメーターの見積もりを確認してください。
- カーネルパラメーターの見積もりについては,リリースノートを参照してください。
KAVU5911-E
The specified database table already exists.
指定されたデータベースが既に存在します
指定されたデータベースがすでにあります。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- ジョブ実行環境データベース格納ディレクトリ配下のデータベーステーブルのファイルを確認してください。
- 環境設定パラメーターDatabasePathに指定したディレクトリにデータベーステーブルのファイルがある場合は,バックアップしてファイルを削除したあと,コマンドを再実行してください。
- デフォルトは,次のとおりです。
- Windows Server 2008でインストール先フォルダがデフォルトまたはシステムで保護されたフォルダ配下の場合
- 物理ホストのとき
%ALLUSERSPROFILE%¥HITACHI¥JP1¥JP1_DEFAULT¥JP1AJS2¥database¥queue
「%ALLUSERSPROFILE%」のデフォルトは「システムドライブ¥ProgramData」です。
「システムで保護されたフォルダ」とは,次のパスを指します。
・「システムドライブ¥Windows」配下
・「システムドライブ¥Program Files」配下
・「システムドライブ¥Program Files (x86)」配下(64ビット版のWindowsの場合)
- 論理ホストのとき
共有フォルダ¥jp1ajs2¥database¥queue
- Windows Server 2003,またはWindows Server 2008でインストール先フォルダが上記以外の場合
- 物理ホストのとき
JP1/AJS3 - Managerのインストール先フォルダ¥database¥queue
- 論理ホストのとき
共有フォルダ¥jp1ajs2¥database¥queue
- UNIXの場合
- 物理ホストのとき
/var/opt/jp1ajs2/database/queue
- 論理ホストのとき
共有ディレクトリ/jp1ajs2/database/queue
KAVU5912-E
You lack connect permission for that database.
データベースに接続するアクセス権限がありません
データベースに接続するアクセス権限がありません。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- データベースのアクセス権を確認してください。
KAVU5913-E
You lack access permission for the database.
データベースのアクセス権限がありません
データベースのアクセス権限がありません。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- データベースのアクセス権を確認してください。
KAVU5914-E
You do not have administrator permission to execute the command.
コマンドの実行権限(管理者権限)がありません
コマンドの実行権限(管理者権限)がありません。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- 管理者ユーザーで再実行してください。
- Windowsの場合はAdministrators,UNIXの場合はスーパーユーザーの実行権限が必要です。
- WindowsでUAC機能が有効の場合は,管理者で再度コマンドを実行してください。
- このメッセージと同時にメッセージKAVU5309-EまたはKAVU5310-Eが出力されているかどうかを確認し,出力されている場合は,そちらのメッセージの説明も参照してください。
KAVU5915-E
There is no path for storing the database.
データベース格納パスがありません
データベース格納パスがありません。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- コマンドで指定したディレクトリ,またはジョブ実行制御の環境設定パラメーターDatabasePathに設定しているディレクトリが正しいかどうかを確認したあと,コマンドを再実行してください。
- ジョブ実行制御データベース格納ディレクトリがない場合は,ジョブ実行制御データベースを再作成する必要があります。
KAVU5916-E
An attempt to acquire the status of the JP1/AJS2 - Datareplicator failed. (host name:
ホスト名, function name:
関数名, reason code:
要因番号)
JP1/AJS2 - Datareplicatorの状態の取得に失敗しました(ホスト名:
ホスト名,関数名:
関数名,要因番号:
要因番号)
JP1/AJS2 - Datareplicatorの状態の取得に失敗しました。次のような要因が発生しているおそれがあります。
- ファイルのオープン数がシステムの上限に達した。(要因番号=101,102)
- メモリーが不足している。(要因番号=103)
- ディスク空き容量が不足している。(要因番号=104)
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- 要因番号が101,102(ファイルのオープン数がシステムの上限に達した)の場合は,カーネルパラメーターで設定された,オープンできるファイルの最大数を拡張してください。カーネルパラメーターの見積もりについては,リリースノートを参照してください。
- 要因番号が103(メモリーが不足している)の場合は,ほかの不要なアプリケーションを停止したあと,再実行してください。それでも同じメッセージが出力される場合は,メモリー見積もりを見直してください。
- 要因番号が104(ディスク空き容量が不足している)の場合は,ディスクの空き容量を作成したあと,再実行してください。
- 上記以外の要因番号が出力された場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU5917-E
You cannot execute this command(
コマンド名) under current condition. (reason code:
要因番号)
このコマンド(
コマンド名)を実行できる状態ではありません(要因番号:
要因番号)
コマンドを実行できる状態ではありません。JP1/AJS2 - Datareplicator運用をしている反映側マネージャーホストでは,jpqimportコマンドを実行できません。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- 反映側マネージャーホストで実行していないかを確認してください。反映側マネージャーホストで実行していた場合は,抽出側マネージャーホストで再実行してください。
KAVU5920-E
The manager or the jpqimport command is running on the same logical host (
論理ホスト名).
同じ論理ホスト(
論理ホスト名)上でマネージャーもしくはjpqimportコマンドが起動中です
同じ論理ホスト上で,JP1/AJS3サービス,またはjpqimportコマンドが起動中です。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- JP1/AJS3サービスが起動している場合は,JP1/AJS3サービスを停止したあと,コマンドを再実行してください。
- すでにjpqimportコマンドが起動中の場合は,jpqimportコマンドの終了を待ってから再実行してください。
- ジョブ実行環境データベースを再作成する前には必ずJP1/AJS3サービスを停止し,作成済みのジョブ実行制御データベース格納ディレクトリ配下のファイルを削除または退避してください。削除するファイルは,-dpオプションに指定したディレクトリ以下,またはジョブ実行制御の環境設定パラメーターDatabasePathに設定しているディレクトリ以下のすべてです。
KAVU5921-E
Environment settings or the logical host name is invalid.
環境設定が不正かもしくは論理ホスト名が不正です
環境設定が不正か,または論理ホスト名が不正です。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- 指定した論理ホスト名が正しいかどうか,指定した論理ホスト名と環境設定パラメーターの論理ホスト名が一致しているかどうかを確認してください。jpqdbcondコマンドの場合,論理ホスト名を省略すると,環境変数JP1_HOSTNAMEに指定した論理ホスト名が仮定されます。環境変数JP1_HOSTNAMEを指定している場合は,指定したホスト名が正しいかどうかを確認してください。
KAVU5930-E
Memory could not be allocated.
メモリーの確保に失敗しました
メモリーの確保に失敗しました。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- ほかの不要なアプリケーションを停止したあと,再実行してください。それでも,同じメッセージが出力される場合は,メモリー見積もりを見直してください。
KAVU5931-E
The disk is full.
ディスク容量が不十分です
ディスク容量が不十分です。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- ディスクの空き容量を作成したあと,再実行してください。
KAVU5932-E
A system call error occurred. (reason code:
要因番号)
システムコールエラーが発生しました(要因番号:
要因番号)
システムコールエラーが発生しました。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- 統合トレースログで,メッセージKAVU5501-Eの内容も参照してください。
- エラー要因を確認し,要因を取り除いたあと,再実行してください。
- 要因を特定できない場合は,マネージャーホストの資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU5933-E
A logical contradiction occurred. (reason code:
要因番号)
論理矛盾が発生しました(要因番号:
要因番号)
論理矛盾が発生しました。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU5934-E
It is short of the system resources.
システム資源が不足しています
システム資源が不足しています。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- 統合トレースログで,メッセージKAVU5501-Eの内容も参照してください。
- UNIX環境では,カーネルパラメーターの設定値を確認してください。
- カーネルパラメーターの見積もりについては,リリースノートを参照してください。
KAVU5935-E
A disk difficulty occurred.
ディスク障害が発生しました
ディスクI/Oで障害が発生しました。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- ディスクボリューム自体に問題がないか確認してください。
KAVU5936-E
The database table is locked.
データベーステーブルがロックされています
データベーステーブルが,他プログラムによってロックされています。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- バックアッププログラムなどによって,JP1/AJS3のファイル,またはディレクトリに対してアクセスしていないか確認してください。
- 統合トレースログでメッセージKAVU5501-Eが出力されている場合は,その対処方法も参照してください。
KAVU5937-E
The database version is invalid.
データベースバージョンが不正です
データベースバージョンが不正です。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- データベースが正しく作成されているか確認したあと,コマンドを再実行してください。
KAVU5938-E
Condense failed.
再編成に失敗しました
ジョブ実行環境のデータベース再編成が異常終了しました。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- 統合トレースログでエラー要因を確認し,要因を取り除いたあと,コマンドを再実行してください。
KAVU5939-E
This version does not support the request so the request cannot be processed.
このバージョンではサポートされていない要求の為,処理できません
現在のJP1/Baseのバージョンでは,要求を処理できません。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- JP1/Baseのサポートバージョンを確認して,バージョンアップしてください。
KAVU5940-E
The database file size exceeds the limit, so the request cannot be processed.
データベースのファイルサイズが制限値を超えているため,処理できません
ジョブ実行環境のデータベースがISAMのファイルサイズの上限値を超えているため要求は処理されませんでした。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 原因として,ISAMファイルの制限値である2ギガバイト以上のファイルがジョブ実行環境にあるおそれがあります。
- ジョブ情報保存日数の見積もりの見直しとジョブ実行環境のデータベースの再作成を行ってください。
- ジョブ情報の保存日数については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド2 2.3 ジョブ実行環境設定」を参照してください。
- ジョブ実行環境のデータベースの再作成については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 運用ガイド 2.3.3 JP1/AJS3 - Managerの設定情報のリカバリー」のジョブ実行環境の作成の説明を参照してください。
KAVU5941-E
The specified tablespace or RDAREA does not exist.
指定された表領域またはRDAREAは存在しません
jpqimportコマンドで指定された表領域,またはRDAREAがないため,テーブルが作成できませんでした。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- jpqimportコマンドの引数に正しい表領域,またはRDAREAを指定したあとに,再実行してください。
KAVU5942-E
The specified tablespace or RDAREA is invalid.
不正な表領域またはRDAREAが指定されました
jpqimportコマンドで指定された表領域,またはRDAREAが不正なため,テーブルが作成できませんでした。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- jpqimportコマンドの引数に正しい表領域,またはRDAREAを指定したあとに,再実行してください。
KAVU5943-E
Could not connect to the database because the upper limit of a server setting was exceeded.
サーバー側の設定値の上限を超えたためデータベースに接続できませんでした
データベースサーバで,定義されている制限値を超えてしまったため,データベースに接続できませんでした。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- データベースに接続している他プロセスを停止するか,データベースの制限を設定し直したあとに,コマンドを再実行してください。
KAVU5944-E
Could not connect to the database because the username or password was invalid.
ユーザー名またはパスワードに誤りがあるためデータベースに接続できませんでした
接続しようとしたユーザー名か,パスワードに誤りがあるため,データベースに接続できませんでした。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- 正しいユーザー名とパスワードを設定したあとに,コマンドを再実行してください。
KAVU5945-E
Could not connect to the database.
データベースに接続できませんでした
データベースに接続できませんでした。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- データベースが稼働しているか,確認してください。
KAVU5946-E
Cannot specify the operand(
オペランド名) due to an invalid execution environment.
実行環境が不正なためオペランド(
オペランド名)は指定できません
実行環境が不正なため,-dtオプションに「オペランド名」で示すオペランドは指定できません。
- オペランド名がisamの場合
実行環境がJP1/AJS2 - Datareplicator運用環境になっている。
- オペランド名がreplicationの場合
実行環境がJP1/AJS2 - Datareplicator運用環境以外になっている。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- オペランド名がisamの場合は,-dtオプションにreplicationを指定するか,実行環境をJP1/AJS2 - Datareplicator運用環境以外にして実行してください。
- オペランド名がreplicationの場合は,実行環境をJP1/AJS2 - Datareplicator運用環境にするか,-dtオプションにisamを指定して実行してください。
KAVU5948-E
A system call error occurred while checking the administrator permissions. (system call name:
システムコール名,module:
要因個所[
要因個所],reason code:
要因番号)
管理者権限チェック処理でシステムコールエラーが発生しました(システムコール名:
システムコール名,要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号)
jpqimport,jpqexport,およびjpqdbcondコマンドの管理者権限チェック処理で,システムコールエラーが発生しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- システムコール名と要因番号からエラーの原因を判断してください。
- 要因番号には,Win32APIのGetLastError関数で取得した値が出力されています。エラーの原因が判断できない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU5949-E
Memory allocation failed while checking the administrator permissions. (size:
サイズ,module:
要因個所[
要因個所],reason code:
要因番号)
管理者権限チェック処理でメモリーの確保に失敗しました(サイズ:
サイズ,要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号)
jpqimport,jpqexport,およびjpqdbcondコマンドの管理者権限チェック処理で,メモリーの確保に失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- ほかの不要なアプリケーションを停止したあと,再度要求を発行してください。
- それでも同じメッセージが出力される場合,メモリー見積もりを見直してください。
KAVU5950-E
The same identifier or object name is already specified. (line:
行番号)
同じ識別子またはオブジェクト名が指定されています(行番号:
行番号)
同じキュー名,エージェント名,排他実行リソース名が定義されている場合,または同じ識別子(キューID,エージェントID,排他実行リソースID)が重複して定義されている場合に出力されます。
その際,行番号は,定義ブロックの末尾($endが記述されている個所)を示します。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- サブミットジョブ実行環境構成定義ファイルの行番号で示された定義情報を確認し,エラー要因を取り除いたあと,コマンドを再実行してください。
KAVU5951-E
There is an invalid character in the object name. (line:
行番号)
オブジェクト名に不当な文字が含まれています(行番号:
行番号)
オブジェクト名に不適切な文字が含まれています。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- サブミットジョブ実行環境構成定義ファイルからエラー要因を取り除いたあと,再実行してください。
KAVU5952-E
The object name is too long. (line:
行番号)
オブジェクト名の長さが最大長を超えています(行番号:
行番号)
オブジェクト名の長さが最大長を超えています。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- サブミットジョブ実行環境構成定義ファイルからエラー要因を取り除いたあと,再実行してください。
KAVU5953-E
The object number is specified incorrectly. (line:
行番号)
オブジェクト番号の指定が不正です(行番号:
行番号)
不適切な数値を指定している場合に出力されます。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- サブミットジョブ実行環境構成定義ファイルからエラー要因を取り除いたあと,再実行してください。
KAVU5954-E
Invalid time specification. (line:
行番号)
時刻の指定が不正です(行番号:
行番号)
多重度設定開始時刻,多重度設定終了時刻の指定方法が誤っています。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- サブミットジョブ実行環境構成定義ファイルからエラー要因を取り除いたあと,再実行してください。
KAVU5955-E
The concurrently-executable job limit is invalid. (line:
行番号)
実行多重度の指定が不正です(行番号:
行番号)
ジョブ実行多重度の指定が不正です。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- サブミットジョブ実行環境構成定義ファイルからエラー要因を取り除いたあと,再実行してください。
KAVU5956-E
No default queue is defined. (line:
行番号)
デフォルトキューの定義がありません(行番号:
行番号)
行番号は,定義ブロックの末尾($endが記述されている個所)を示します。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- サブミットジョブ実行環境構成定義ファイルからエラー要因を取り除いたあと,再実行してください。
KAVU5957-E
More than one default queue is defined. (line:
行番号)
デフォルトキューの定義が重複しています(行番号:
行番号)
デフォルトキューの定義が重複しています。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- サブミットジョブ実行環境構成定義ファイルからエラー要因を取り除いたあと,再実行してください。
KAVU5958-E
The connection to the agent is incorrect. (line:
行番号)
エージェントに正しく接続されていません(行番号:
行番号)
エージェントのデフォルトキューに接続するエージェントホストのエージェントID,または優先順位の指定方法が不正です。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- サブミットジョブ実行環境構成定義ファイルからエラー要因を取り除いたあと,再実行してください。
KAVU5959-E
The maximum number of queuing jobs is specified incorrectly. (line:
行番号)
キューイングジョブの最大値が不正です(行番号:
行番号)
キュー内の,ジョブ数の最大値の指定が不正です。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- サブミットジョブ実行環境構成定義ファイルからエラー要因を取り除いたあと,再実行してください。
KAVU5960-E
The warning number of queuing jobs is specified incorrectly. (line:
行番号)
キューイングジョブの警告値が不正です(行番号:
行番号)
キュー内の,ジョブ数の警告値の指定が不正です。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- サブミットジョブ実行環境構成定義ファイルからエラー要因を取り除いたあと,再実行してください。
KAVU5961-E
The priority value is invalid. (line:
行番号)
優先順位の値が不正です(行番号:
行番号)
優先順位の値が不正です。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- サブミットジョブ実行環境構成定義ファイルからエラー要因を取り除いたあと,再実行してください。
KAVU5962-E
A syntax error occurred. (line:
行番号)
シンタックスエラーが発生しました(行番号:
行番号)
シンタックスエラーが発生しました。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- サブミットジョブ実行環境構成定義ファイルからエラー要因を取り除いたあと,再実行してください。
KAVU5963-E
An object number exceeds the number defined in the environment settings. (line:
行番号)
オブジェクト番号が環境設定の定義数を超えています(行番号:
行番号)
エージェントID,キューID,または排他実行リソースIDに環境設定で指定した最大定義数を超える値が指定されています。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- サブミットジョブ実行環境構成定義ファイルからエラー要因を取り除いたあと,再実行してください。
KAVU5970-E
The definition process for configuration definition ended abnormally.
構成定義情報の定義処理が異常終了しました
ジョブ実行環境構成定義情報の定義処理が,異常終了しました。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- 同時に標準エラー出力に出力されたKAVUで始まるメッセージでエラー要因を確認してください。エラー要因を取り除いたあと,再実行してください。
KAVU5971-E
The output process for configuration definition ended abnormally.
構成定義情報の出力処理が異常終了しました
ジョブ実行環境構成定義情報の出力処理が,異常終了しました。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- 同時に標準エラー出力に出力されたKAVUで始まるメッセージでエラー要因を確認してください。エラー要因を取り除いたあと,再実行してください。
KAVU5980-I
Database condensing of the job execution environment started.
開始日時ジョブ実行環境のデータベース再編成を開始しました
開始日時
ジョブ実行環境のデータベース再編成を開始しました。
- (S)
- データベース再編成処理を続行します。
KAVU5981-I
Database condensing of the job execution environment ended normally.
開始日時 -
終了日時 (
所要時間)
ジョブ実行環境のデータベース再編成が正常終了しました
開始日時 -
終了日時 (
所要時間)
ジョブ実行環境のデータベース再編成が正常終了しました。
- (S)
- データベース再編成処理を正常終了します。
KAVU5982-E
Database condensing of the job execution environment ended abnormally.
開始日時 -
終了日時 (
所要時間)
ジョブ実行環境のデータベース再編成が異常終了しました
開始日時 -
終了日時 (
所要時間)
ジョブ実行環境のデータベース再編成が異常終了しました。
- (S)
- コマンドの実行を中止します。
- (O)
- 統合トレースログで,メッセージKAVU5501-Eの内容も参照してください。エラー要因を確認し,要因を取り除いたあと,ジョブ実行環境のISAMファイルの再編成を再実行してください。
KAVU5983-I
The ISAM unused area size on job execution environment is
サイズMB.
ジョブ実行環境のISAM未使用領域サイズは
サイズMBです
ジョブ実行環境のISAMファイル未使用領域サイズを出力します。
- (S)
- ISAM未使用領域サイズを出力します。
KAVU5984-W
The ISAM unused area size of the job execution environment is
サイズMB, which exceeds the
サイズMB threshold value.
ジョブ実行環境のISAM未使用領域サイズは
サイズMBで,しきい値(
サイズMB)に達しています
ジョブ実行環境のISAMファイルの未使用領域サイズが,指定した未使用領域サイズに達しています。
- (S)
- コマンドの実行を続行します。
- (O)
- ジョブ実行環境のISAMファイルの再編成を実施してください。
KAVU5986-W
The JP1 event could not be sent. (line:
要因個所, reason code:
要因番号)
JP1イベントの送信に失敗しました(要因個所:
要因個所,要因番号:
要因番号)
オプションを指定してJP1イベントを送信しようとしましたが,失敗しました。
- (S)
- 処理を続行します。
- (O)
- システムのリソースが不足していないか,JP1/AJS3が正しくインストールされているかなど,環境を確認してください。JP1イベントを正しく送信したい場合は,コマンドを再実行してください。
- それでも同じメッセージが出力される場合は,資料採取ツールで資料を採取してから,システム管理者に連絡してください。
KAVU6100-I
Job status notification process (host name:
論理ホスト名, port number:
ポート番号) was started.
状態通知プロセス(ホスト名:
論理ホスト名,ポート番号:
ポート番号)が起動されました
状態通知が起動されました。
- (S)
- デーモンの運用を開始します。
KAVU6101-I
Job status notification process (host name:
論理ホスト名, port number:
ポート番号) ended normally.
状態通知プロセス(ホスト名:
論理ホスト名,ポート番号:
ポート番号)が正常終了しました
状態通知プロセスが,正常終了しました。
- (S)
- デーモンを停止します。
KAVU6102-E
Logical contradiction occurred (reason code:
要因番号). Could not start job status notification process (host name:
論理ホスト名, port number:
ポート番号).
論理矛盾エラーが発生したため状態通知プロセス(ホスト名:
論理ホスト名,ポート番号:
ポート番号)の起動に失敗しました(要因番号:
要因番号)
論理矛盾エラーが発生したため,状態通知プロセスの起動に失敗しました。
- (S)
- デーモンの起動処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU6103-E
Invalid environment settings (reason code:
要因番号). Could not start job status notification process (host name:
論理ホスト名, port number:
ポート番号).
環境設定不正のため状態通知プロセス(ホスト名:
論理ホスト名,ポート番号:
ポート番号)の起動に失敗しました(要因番号:
要因番号)
環境設定不正のため,状態通知プロセスの起動に失敗しました。
- (S)
- デーモンの起動処理を中止します。
- (O)
- 統合トレースログで停止要因を確認し,要因を取り除いたあと,再起動してください。
KAVU6104-E
Another process is using the specified port number (reason code:
要因番号). Could not start job status notification process (host name:
論理ホスト名, port number:
ポート番号).
指定のポート番号が他のプロセスによって使用されているため状態通知プロセス(ホスト名:
論理ホスト名,ポート番号:
ポート番号)の起動に失敗しました(要因番号:
要因番号)
同じ論理ホスト,および同じポート番号で,他プロセスと同時に起動できません。
- (S)
- デーモンの起動処理を中止します。
- (O)
- 他プロセスが指定ポートで起動されていないか確認してください。ポート番号を変更するなどの対応したあと,再起動してください。
KAVU6105-E
Specified port number is out of range. Could not start job status notification process (host name:
論理ホスト名, port number:
ポート番号).
指定されたポート番号の範囲不正のため状態通知プロセス(ホスト名:
論理ホスト名,ポート番号:
ポート番号)の起動に失敗しました
ポート番号は,1,024~65,535の範囲の値を指定できます。
- (S)
- デーモンの起動処理を中止します。
- (O)
- 正しいポート番号を設定したあと,再起動してください。
KAVU6106-E
Insufficient memory (reason code:
要因番号). Could not start job status notification process (host name:
論理ホスト名, port number:
ポート番号).
メモリー不足のため状態通知プロセス(ホスト名:
論理ホスト名,ポート番号:
ポート番号)の起動に失敗しました(要因番号:
要因番号)
メモリー不足のため,状態通知プロセスの起動に失敗しました。
- (S)
- デーモンの起動処理を中止します。
- (O)
- ほかの不要なアプリケーションを停止したあと,再起動してください。それでも,同じメッセージが出力される場合は,メモリー見積もりを見直してください。
KAVU6107-E
Job status notification process (host name:
論理ホスト名, port number:
ポート番号) is already running on the same host. (reason code:
要因番号)
同じ論理ホスト上で状態通知プロセス(ホスト名:
論理ホスト名,ポート番号:
ポート番号)が起動中です(要因番号:
要因番号)
同じ論理ホスト,および同じポート番号で,デーモンを二重起動できません。
- (S)
- デーモンの起動処理を中止します。
- (O)
- デーモンがすでに起動されていることを確認してください。ポート番号を変更するなどの対応をしたあと,再起動してください。
KAVU6108-E
Job status notification process (host name:
論理ホスト名, port number:
ポート番号) ended abnormally. (reason code:
要因番号)
状態通知プロセス(ホスト名:
論理ホスト名,ポート番号:
ポート番号)が異常終了しました(要因番号:
要因番号)
状態通知プロセスが異常終了しました。または,スケジューラーサービスの停止時およびjajs_killall.clusterコマンドの実行時にも出力されることがあります。
- (S)
- デーモンを停止します。
- (O)
- 統合トレースログで停止要因を確認し,要因を取り除いたあと,再起動してください。
KAVU6109-E
Polling of job status notification process (host name:
論理ホスト名, port number:
ポート番号) ended abnormally. (reason code:
要因番号)
状態通知プロセス(ホスト名:
論理ホスト名,ポート番号:
ポート番号)のポーリング処理が異常終了しました(要因番号:
要因番号)
状態通知プロセスのポーリング処理が異常終了しました。
- (S)
- デーモンを停止します。
- (O)
- 統合トレースログで停止要因を確認し,要因を取り除いたあと,再起動してください。
KAVU6200-I
Polling for the job status notification process (host name:
ホスト名, port number:
ポート番号) was started.
状態通知プロセス(ホスト名:
ホスト名,ポート番号:
ポート番号)のポーリング処理を開始しました
ジョブ実行制御の状態通知プロセスがポーリング処理を開始しました。
- (S)
- 処理を続行します。
KAVU6201-I
Polling for the job status notification process (host name:
ホスト名, port number:
ポート番号) ended normally.
状態通知プロセス(ホスト名:
ホスト名,ポート番号:
ポート番号)のポーリング処理が正常終了しました
ジョブ実行制御の状態通知プロセスのポーリング処理が正常終了しました。
- (S)
- 処理を続行します。
KAVU6202-E
Data overflowed in the job status notification process(host name:
論理ホスト名, port number:
ポート番号), so the job status notification from the manager (
論理ホスト名) is being ignored.
状態通知プロセス(ホスト名:
論理ホスト名,ポート番号:
ポート番号)の状態通知の登録数が上限を超えたためマネージャー(
論理ホスト名)からの状態通知を無視しました
状態通知プロセスの状態通知の登録数が上限を超えたため,マネージャーからの状態通知を無視しました。
- (S)
- 該当するジョブ状態通知を無視します。次回ポーリング時に最新状態を取得します。
- (O)
- JpqSetReport関数を発行していない場合は,ジョブの状態を確認してください。
KAVU6203-E
The job status report information (manager descriptor=
マネージャー名, job number=
ジョブ番号, job status=
ジョブ状態) could not be restored because memory became insufficient.
メモリー不足のため状態通知情報(マネージャー名:
マネージャー名,ジョブ番号:
ジョブ番号,ジョブ状態:
ジョブ状態)の復元に失敗しました
メモリー不足のため,状態通知情報の復元に失敗しました。
- (S)
- 該当するジョブの状態通知情報が失われます。
- (O)
- 該当するジョブのポーリング監視を再度設定してください。
KAVU6204-E
The job status report information (manager descriptor=
マネージャー名, job number=
ジョブ番号, job status=
ジョブ状態) could not be restored.
状態通知情報(マネージャー名:
マネージャー名,ジョブ番号:
ジョブ番号,ジョブ状態:
ジョブ状態)の復元に失敗しました
状態通知情報の復元に失敗しました。
- (S)
- 該当するジョブの状態通知情報が失われます。
- (O)
- 該当するジョブのポーリング監視を再度設定してください。
KAVU6205-E
The job status report information (manager descriptor=
マネージャー名, job number=
ジョブ番号, job status=
ジョブ状態) was deleted because the job status report information was not acquired during the specified period.
規定時間の間状態通知情報の取得が行われなかったため状態通知情報(マネージャー名:
マネージャー名,ジョブ番号:
ジョブ番号,ジョブ状態:
ジョブ状態)を削除しました
規定時間の間,状態通知情報の取得ができなかったため,状態通知情報を削除しました。
- (S)
- 該当するジョブの状態通知情報が失われます。
- (O)
- 該当するジョブのポーリング監視を再度設定してください。
KAVU6206-E
In the polling for the job status report process, a TCP/IP communication connection to the manager could not be made. (manager descriptor=
マネージャー名, job number=
ジョブ番号)
状態通知プロセスのポーリング処理でマネージャーへのTCP/IP通信接続ができませんでした(マネージャー名:
マネージャー名,ジョブ番号:
ジョブ番号)
状態通知プロセスのポーリング処理で,マネージャーへのTCP/IP通信接続ができませんでした。
- (S)
- 該当するジョブは終了として通知されます。
- (O)
- マネージャーが起動していない場合はマネージャーを起動し,ジョブの状態を確認してください。
KAVU6207-E
In the polling for the job status report process, the manager's IP address could not be converted. (manager descriptor=
マネージャー名, job number=
ジョブ番号)
状態通知プロセスのポーリング処理でマネージャーのIPアドレス変換に失敗しました(マネージャー名:
マネージャー名,ジョブ番号:
ジョブ番号)
状態通知プロセスのポーリング処理で,マネージャーのIPアドレス変換に失敗しました。
- (S)
- 該当するジョブは,終了として通知されます。
- (O)
- エラー要因を取り除いたあと,ジョブの状態を確認してください。
KAVU6208-E
In the polling for the job status report process, the corresponding job did not exist. (manager descriptor=
マネージャー名, job number=
ジョブ番号)
状態通知プロセスのポーリング処理で該当するジョブが存在しません(マネージャー名:
マネージャー名,ジョブ番号:
ジョブ番号)
状態通知プロセスのポーリング処理で,該当するジョブがありません。
- (S)
- 該当するジョブは,終了として通知されます。
- (O)
- マネージャー上に該当するジョブの情報が保存されていることを確認し,ジョブの状態を確認してください。
KAVU6209-E
In the polling for the job status report process, the specified queue or agent did not exist. (manager descriptor=
マネージャー名, job number=
ジョブ番号)
状態通知プロセスのポーリング処理で指定されたキューまたはエージェントが存在しません(マネージャー名:
マネージャー名,ジョブ番号:
ジョブ番号)
状態通知プロセスのポーリング処理で,指定されたキューまたはエージェントがありません。
- (S)
- 該当するジョブは,終了として通知されます。
- (O)
- キュー,またはエージェントを確認し,ジョブの状態を確認してください。
KAVU6210-E
In the polling for the job status report process, you lack operator permission. (manager descriptor=
マネージャー名, job number=
ジョブ番号)
状態通知プロセスのポーリング処理で操作権限がありません(マネージャー名:
マネージャー名,ジョブ番号:
ジョブ番号)
状態通知プロセスのポーリング処理で,操作権限がありません。
- (S)
- 該当するジョブは,終了として通知されます。
- (O)
- ポーリング設定時に指定したユーザーが,該当するジョブの情報を参照できることを確認したあと,ジョブの状態を確認してください。
KAVU6211-E
In the polling for the job status report process, an internal factor at the manager caused an error. (manager descriptor=
マネージャー名, job number=
ジョブ番号)
マネージャーの内部的要因のため状態通知プロセスのポーリング処理でエラーが発生しました(マネージャー名:
マネージャー名,ジョブ番号:
ジョブ番号)
マネージャーの内部的要因のため,状態通知プロセスのポーリング処理でエラーが発生しました。
- (S)
- 該当するジョブは,終了として通知されます。
- (O)
- マネージャー側のログを確認して,エラー要因を取り除いたあと,ジョブの状態を確認してください。
KAVU6212-E
In the polling for the job status report process, an internal factor caused an error. (manager descriptor=
マネージャー名, job number=
ジョブ番号)
内部的要因のため状態通知プロセスのポーリング処理でエラーが発生しました(マネージャー名:
マネージャー名,ジョブ番号:
ジョブ番号)
内部的要因のため,状態通知プロセスのポーリング処理でエラーが発生しました。
- (S)
- 該当するジョブは,終了として通知されます。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU6213-W
The file cannot be created because there is no path to the file specified as the acquisition destination of the standard output or standard error output file. (manager descriptor=
マネージャー名, job number=
ジョブ番号)
標準出力・標準エラー出力ファイル取得先として指定したファイルパスが無いためファイルを作成できません(マネージャー名:
マネージャー名,ジョブ番号:
ジョブ番号)
標準出力・標準エラー出力ファイル取得先として指定したファイルパスがないため,ファイルを作成できません。
- (S)
- 該当するジョブの情報は,取得できています。
- (O)
- 指定したパスを確認し,再度要求を発行してください。
KAVU6214-W
The file specified as the acquisition destination of the standard output or standard error output file could not be written. (manager descriptor=
マネージャー名, job number=
ジョブ番号)
標準出力・標準エラー出力ファイル取得先として指定したファイルの書き込みに失敗しました(マネージャー名:
マネージャー名,ジョブ番号:
ジョブ番号)
標準出力・標準エラー出力ファイル取得先として指定したファイルの書き込みに失敗しました。
- (S)
- 該当するジョブの情報は取得できています。
- (O)
- 指定したパスを確認し,再度要求を発行してください。
KAVU6215-W
Insufficient disk space. The file specified as the acquisition destination of the standard output or standard error output file cannot be written. (manager descriptor=
マネージャー名, job number=
ジョブ番号)
ディスクに空き容量が無いため標準出力・標準エラー出力ファイル取得先として指定したファイルが書き込みできません(マネージャー名:
マネージャー名,ジョブ番号:
ジョブ番号)
ディスクに空き容量がないため,標準出力・標準エラー出力ファイル取得先として指定したファイルが書き込みできません。
- (S)
- 該当するジョブの情報は取得できています。
- (O)
- ディスクの空き容量を確認し,再度要求を発行してください。
KAVU6216-W
The file cannot be opened because some other process is using the file specified as the acquisition destination of the standard output or standard error output file. (manager descriptor=
マネージャー名, job number=
ジョブ番号)
標準出力・標準エラー出力ファイル取得先として指定したファイルが他のプロセスで使用中のためファイルをオープンできません(マネージャー名:
マネージャー名,ジョブ番号:
ジョブ番号)
標準出力・標準エラー出力ファイル取得先として,指定したファイルが他プロセスで使用中のためファイルをオープンできません。
- (S)
- 該当するジョブの情報は取得できています。
- (O)
- エラーの要因を取り除き,再度要求を発行してください。
KAVU6217-W
The file specified as the acquisition destination of the standard output or standard error output file cannot be created. (manager descriptor=
マネージャー名, job number=
ジョブ番号)
標準出力・標準エラー出力ファイル取得先として指定したファイルを作成できません(マネージャー名:
マネージャー名,ジョブ番号:
ジョブ番号)
標準出力・標準エラー出力ファイル取得先として,指定したファイルを作成できません。
- (S)
- 該当ジョブの情報は取得できています。
- (O)
- エラーの要因を取り除いたあと,再度要求を発行してください。
KAVU6218-W
In the job status notification process, the job information was not acquired because the error occurred during TCP/IP communication. But the job might have ended normally. (manager descriptor=
マネージャー名, job number=
ジョブ番号)
状態通知プロセスのTCP/IP通信でエラーが発生したためジョブ情報が取得できませんでした。ジョブは正常終了している可能性があります(マネージャー名:
マネージャー名,ジョブ番号:
ジョブ番号)
状態通知プロセスがマネージャープロセスにジョブの状態を確認した際,TCP/IP通信でエラーが発生したため,ジョブ情報を取得できませんでした。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- JP1/AJS3 - Viewで表示されるジョブ状態は異常検出終了となりますが,マネージャーではジョブが正常終了しているおそれがあります。メッセージ中のジョブ番号を-jオプションに指定してjpqjobgetコマンドを実行し,ジョブ情報を確認してください。
KAVU7110-E
System call error occurred in initializing log process.
ログ出力制御の初期化でシステムエラーが発生しました
ログ出力制御の初期化で,システムエラーが発生しました。
- (S)
- デーモンの起動処理,またはコマンドの実行を中止します。
- (O)
- 統合トレースログで停止要因を確認し,要因を取り除いたあと,サービスまたはデーモンを再起動してください。また,コマンドの場合は再実行してください。
KAVU7111-E
Logical contradiction occurred in initializing log process.
ログ出力制御の初期化で論理矛盾が発生しました
ログ出力制御の初期化で,論理矛盾が発生しました。
- (S)
- デーモンの起動処理,またはコマンドの実行を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU7112-E
Environment setting parameter (
環境設定パラメーター=
環境設定パラメーター値) on logical host (
論理ホスト名) is invalid. Value (
値) is used.
論理ホスト名(
論理ホスト名)上の環境設定パラメーター(
環境設定パラメーター=
環境設定パラメーター値)が不正です。値(
値)を使用します
論理ホスト名上の環境設定パラメーターが不正です。
- (S)
- 値を仮定してデーモンの起動処理,またはコマンドの実行を続行します。
- (O)
- 共通定義情報の不正個所,または定義不十分な要因を取り除いてください。仮定された値が意図しない値の場合は,エラー要因を取り除いたあと,サービスまたはデーモンを再起動してください。また,コマンドの場合は再実行してください。
KAVU7113-E
An attempt to read the environment settings parameter (
環境設定パラメーター) on the logical host (
論理ホスト名) has failed (
要因番号). The value (
値) will be assumed.
論理ホスト名(
論理ホスト名)上の環境設定パラメーター(
環境設定パラメーター)の読み込みに失敗しました(
要因番号)。値(
値)を使用します
論理ホスト名上の環境設定パラメーターの読み込みに失敗しました。
- (S)
- 値を仮定してデーモンの起動処理,またはコマンドの実行を続行します。
- (O)
- 仮定された値が意図しない値の場合は,エラー要因を取り除いたあと,サービスまたはデーモンを再起動してください。また,コマンドの場合は再実行してください。エラー要因としてはメモリー不足が発生しているおそれがあります。統合トレースログで同時刻にメモリー不足のログが出力されているか確認してください。メモリー不足のログが出力されている場合は,メモリー見積もりを見直してください。ほかの不要なアプリケーションが起動されている場合はアプリケーションを停止してください。エラー要因がメモリー不足でない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU7200-E
Memory could not be allocated. (size:
サイズ, module:
要因個所[
要因個所], reason code:
要因番号)
メモリーの確保に失敗しました(サイズ:
サイズ,要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号)
メモリーの確保に失敗しました。
- (S)
- デーモンの起動処理,またはコマンドの実行を中止します。
- (O)
- ほかの不要なアプリケーションを停止したあと,サービスまたはデーモンを再起動してください。また,コマンドの場合は再実行してください。それでも,同じメッセージが出力される場合は,メモリー見積もりを見直してください。
KAVU7201-E
Startup of the job failed because the OS user (
OSユーザー名) does not have permission to log on as a batch job.
OSユーザー(
OSユーザー名)にバッチジョブとしてログオンの権限がないためジョブの起動に失敗しました
環境設定パラメーターUACAdministratorsExecに「1」を指定しているホストのOSユーザーに「バッチ ジョブとしてログオン」の権限がないため,ジョブの起動に失敗しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- セキュリティポリシーでOSユーザーに「バッチ ジョブとしてログオン」の権限を設定してからジョブを再実行してください。詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド1 6.2.22 UAC機能有効時にAdministrators権限でジョブを実行するための設定」を参照してください。
KAVU7220-E
Environment settings could not be read because logical host name (
論理ホスト名) is invalid.
論理ホスト名(
論理ホスト名)不正のため環境設定の読込みに失敗しました
論理ホスト名が不正のため,環境設定の読み込みに失敗しました。
- (S)
- デーモンの起動処理,またはコマンドの実行を中止します。
- (O)
- 環境変数JP1_HOSTNAMEに指定された論理ホスト名に不正がないかを確認し,不正な要因を取り除いたあと,サービスまたはデーモンを再起動してください。また,コマンドの場合は再実行してください。
KAVU7221-E
Environment setting parameter (
環境設定パラメーター=
環境設定パラメーター値) on logical host (
論理ホスト名) is invalid.
論理ホスト名(
論理ホスト名)上の環境設定パラメーター(
環境設定パラメーター=
環境設定パラメーター値)が不正です
論理ホスト名上の環境設定パラメーターが不正です。
- (S)
- デーモンの起動処理,またはコマンドの実行を中止します。
- (O)
- 共通定義情報の不正個所,または定義不十分な要因を取り除いたあと,サービスまたはデーモンを再起動してください。また,コマンドの場合は再実行してください。定義が正しく設定されているにもかかわらずこのメッセージが出力されている場合は,メモリー不足が発生しているおそれがあります。統合トレースログで同時刻にメモリー不足のログが出力されているか確認してください。メモリー不足のログが出力されている場合は,メモリー見積もりを見直してください。ほかの不要なアプリケーションが起動されている場合はアプリケーションを停止して,サービスまたはデーモンを再起動してください。また,コマンドの場合は再実行してください。
- パラメーター名が「ReportStatusPort=」となっている場合は,JP1/AJS3 - Agentがインストールされているホスト上で「緊急実行コマンド」を実行したおそれがあります。JP1/AJS3 - Agent上では「緊急実行コマンド」は実行できません。
- また,パラメーター名が「TraceLogPath=」となっている場合は,出力されたパスに対してコマンド,サービス,またはジョブを起動したOSユーザーの書き込み権限および読み込み権限が設定されていないおそれがあります。設定されていない場合は,書き込み権限および読み込み権限を設定してから,コマンド,サービス,またはジョブを再実行してください。
KAVU7222-E
A system error occurred while acquiring environment settings on logical host name (
論理ホスト名). (module:
要因個所[
要因個所], reason code:
要因番号)
論理ホスト名(
論理ホスト名)上の環境設定取得処理にてシステムエラーが発生しました(要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号)
論理ホスト名上の環境設定取得処理で,システムエラーが発生しました。
- (S)
- デーモンの起動処理,またはコマンドの実行を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU7223-E
A logical contradiction occurred while acquiring environment settings on logical host name (
論理ホスト名). (module:
要因個所[
要因個所], reason code:
要因番号)
論理ホスト名(
論理ホスト名)上の環境設定取得処理にて論理矛盾が発生しました(要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号)
論理ホスト名上の環境設定取得処理で,論理矛盾が発生しました。
- (S)
- デーモンの起動処理,またはコマンドの実行を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU7224-E
No physical host name can be acquired that corresponds to logical host name (
論理ホスト名).
論理ホスト名(
論理ホスト名)に対応する物理ホスト名が取得できません
論理ホスト名に対応する物理ホスト名が取得できません。
- (S)
- デーモンの起動処理,またはコマンドの実行を中止します。
- (O)
- 共通定義情報の不正個所,または定義不十分な要因を取り除いたあと,サービスまたはデーモンを再起動してください。また,コマンドの場合は再実行してください。論理ホストのIPアドレスが解決できない場合もこのメッセージが出力されます。
- hostsファイル,またはDNSサーバなどで,論理ホスト名からIPアドレスを求めることができるように,ネットワークが設定されているか確認してください。
KAVU7225-E
An environment setting on the logical host (
論理ホスト名) is invalid, or memory became insufficient.
論理ホスト名(
論理ホスト名)上の共通定義情報に誤りまたはメモリー不足が発生しました
指定された論理ホスト上の共通定義情報に誤り,またはメモリー不足が発生しました。
- (S)
- デーモンの起動処理,またはコマンドの実行を中止します。
- (O)
- 共通定義情報の不正個所を取り除き,システムの空きメモリー容量を確認したあと,サービスまたはデーモンを再起動してください。また,コマンドの場合は再実行してください。
KAVU7226-E
An environment setting parameter (JP1HOSTS) on the logical host (
論理ホスト名) is invalid.
論理ホスト名(
論理ホスト名)上の共通定義情報のJP1HOSTS定義に誤りがあります
指定された論理ホスト上のjp1hosts情報に誤りがあります。
- (S)
- デーモンの起動処理,またはコマンドの実行を中止します。
- (O)
- jp1hostsの情報を確認したあと,サービスまたはデーモンを再起動してください。また,コマンドの場合は再実行してください。
KAVU7227-E
Ineffective environment setting parameter (
環境設定パラメーター=
環境設定パラメーター値) on logical host (
論理ホスト名) is specified.
論理ホスト名(
論理ホスト名)上で無効な環境設定パラメーター(
環境設定パラメーター=
環境設定パラメーター値)が指定されています
環境設定で,無効となるパラメーターが設定されています。
- (S)
- デーモンの起動処理,またはコマンドの実行を中止します。
- (O)
- 共通定義情報を見直したあと,サービスまたはデーモンを再起動してください。また,コマンドの場合は再実行してください。
- Solarisを使用している場合,IsLimitWorkSizeパラメーターを指定すると,このエラーが発生します。Solarisを使用していてメッセージ中の環境設定パラメーターがIsLimitWorkSizeの場合は,IsLimitWorkSizeパラメーターを指定しないように共通定義情報を見直してください。
KAVU7230-E
User mapping could not be initialized because logical host name (
論理ホスト名) is invalid.
論理ホスト名(
論理ホスト名)不正のためユーザーマッピング初期化処理に失敗しました
論理ホスト名が不正のため,ユーザーマッピングの初期化処理に失敗しました。
- (S)
- デーモンの起動処理を停止します。
- (O)
- 共通定義情報の不正個所,または定義不十分な要因を取り除いたあと,サービスまたはデーモンを再起動してください。それでも解決しない場合は,プロセスのファイルオープン数の上限に達しているおそれがあるため,プロセスのファイルオープン数の上限に達していないことを確認して,サービスまたはデーモンを再起動してください。
KAVU7231-E
A system error occurred during the initialization of user mapping (
論理ホスト名). (module:
要因個所[
要因個所], reason code:
要因番号)
ユーザーマッピング初期化処理(
論理ホスト名)にてシステムエラーが発生しました(要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号)
ユーザーマッピングの初期化処理で,システムエラーが発生しました。
- (S)
- デーモンの起動処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU7232-E
A logical contradiction occurred during initialization of user mapping (
論理ホスト名). (module:
要因個所[要因個所], reason code:
要因番号)
ユーザーマッピング初期化処理(
論理ホスト名)にて論理矛盾が発生しました(要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号)
ユーザーマッピングの初期化処理で,論理矛盾が発生しました。
- (S)
- デーモンの起動処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU7233-E
A Win32API error (
Win32API関数名) occurred during of get user account. (module:
要因個所[
要因個所], reason code:
要因番号)
アカウント取得処理でWin32APIエラー(
Win32API関数名)が発生しました(要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号)
ユーザーマッピングの初期化処理内部のアカウント取得処理で,Win32APIエラーが発生しました。
- (S)
- デーモンの起動処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU7234-E
The OS user name cannot be acquired. (reason code:
要因番号)
OSユーザー名称が取得できません(要因番号:
要因番号)
コマンドまたはプロセスを起動したユーザーのユーザー名が取得できませんでした。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- OSユーザーの登録,削除,またはパスワード変更などによってエラーが発生する場合があります。この場合は,OSユーザーの登録,削除,またはパスワード変更が終了したあとに,再実行してください。
KAVU7235-W
The user registered for assumed JP1 user is invalid. Assumed JP1 user was ignored.
JP1仮定ユーザー登録状態が不正です。JP1ユーザー仮定機能を無効にします。
JP1仮定ユーザーとして登録しようとしましたが,失敗しました。
- (S)
- JP1ユーザー仮定機能を無効にして,サービス起動を続行します。
- (O)
- jpregguestuserコマンドを使用して,JP1仮定ユーザーを削除したあと,JP1/AJS3サービスを再起動してください。JP1仮定ユーザー機能を使用する場合は,jpregguestuserコマンドを使用して,正しいJP1仮定ユーザーを登録したあと,JP1/AJS3サービスを再起動してください。
KAVU7236-W
The port number for service(
サービス名) on logical host(
論理ホスト名) could not be acquired. Default value(
ポート番号) is used.
論理ホスト(
論理ホスト名)のサービス(
サービス名)のポート番号が取得できません。デフォルト値(
ポート番号)を使用します
指定された論理ホストのサービスのポート番号が取得できません。
- (S)
- デフォルトのポート番号を使用し,デーモンの起動,またはコマンドの実行を続行します。
- (O)
- servicesファイルのポート番号を見直したあと,サービスまたはデーモンを再起動してください。
KAVU7237-W
Environment setting parameter(
環境設定パラメーター =
環境設定パラメーター値) on logical host(
論理ホスト名) is invalid. Value(
値) is used.
論理ホスト名(
論理ホスト名)上の環境設定パラメーター(
環境設定パラメーター=
環境設定パラメーター値)が不正です。値(
値)を使用します
論理ホスト名上の環境設定パラメーターが不正です。
- (S)
- 値を仮定して処理を続行します。
- (O)
- 環境設定上の不正個所,または定義不十分な要因を取り除いてください。仮定された値が意図しない値の場合は,エラー要因を取り除いたあと,再度要求を発行してください。
KAVU7238-E
A system call error occurred. (system call name :
システムコール名, module :
要因個所[
要因個所], reason code :
要因番号)
システムコールエラーが発生しました(システムコール名:
システムコール名,要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号)
システムコールエラーが発生しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- システムコール名と要因番号からエラーの原因を判断してください。
- 要因番号には,システムエラー番号が出力されています。
- システムコール名が「rename」で,要因番号が書き込み,および読み込み権限の不足の場合は,ジョブ実行環境のマネージャープロセス実行時のワークディレクトリに,JP1/AJS3を起動するユーザーの書き込み,および読み込み権限を設定してから,必要に応じて再起動してください。
- エラーの原因が判断できない場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU7240-E
A double start confirmation file (
ファイル名) cannot be accessed.
二重起動確認ファイル(
ファイル名)にアクセスできません
二重起動確認ファイルにアクセスできません。
- (S)
- デーモンを停止,またはコマンドの実行を中止します。
- (O)
- システムファイルディレクトリ(/var/opt/jp1ajs2/sys)下のロックファイル「.jpqmonlock」,「.jpqmanlock」,または「.jpqagtlock」を確認してください。
- 論理ホストの場合は,「.jpqmonlock.論理ホスト名」,「.jpqmanlock.論理ホスト名」,または「.jpqagtlock.論理ホスト名」というファイル名です。
- システムファイルディレクトリまたはこれらのロックファイルが削除されている場合は,JP1/AJS3を再インストールする必要があります。また,論理ホストの場合は,クラスタの環境設定を再度行う必要があります。
- クラスタの環境設定については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド1 17.2 クラスタ運用の環境設定」を参照してください。
KAVU7242-E
The port number for service(
サービス名) on logical host(
論理ホスト名) could not be acquired.
論理ホスト(
論理ホスト名)のサービス(
サービス名)のポート番号が取得できません
指定された論理ホストのサービスのポート番号が取得できません。
- (S)
- デーモンの起動処理を中止します。
- (O)
- servicesファイルを確認し,ポート番号を設定したあと,サービスまたはデーモンを再起動してください。
KAVU7530-E
A logical contradiction occurred in the mapping process for JP1 user (
ユーザー名). (module:
要因個所[
要因個所], reason code:
要因番号)
JP1ユーザー(
ユーザー名)のマッピング処理にて論理矛盾が発生しました(要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号)
JP1ユーザーのマッピング処理で,論理矛盾が発生しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU7531-E
A system error occurred in the mapping process for JP1 user (
ユーザー名). (module:
要因個所[
要因個所], reason code:
要因番号)
JP1ユーザー(
ユーザー名)のマッピング処理にてシステムエラーが発生しました(要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号)
JP1ユーザーのマッピング処理で,システムエラーが発生しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU7532-E
JP1 user account (host name=
論理ホスト名, JP1 user name=
ユーザー名) could not be mapped.
JP1ユーザーアカウント(ホスト名=
論理ホスト名,JP1ユーザー名=
ユーザー名)のユーザーマッピングに失敗しました
ユーザーマッピング定義にユーザー名のJP1ユーザーアカウントは見つかりませんでした。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- ユーザーマッピング定義に誤りがあると思われます。次のことを確認してください。
- ユーザーマッピング定義で,該当するJP1ユーザーを登録していない。
- ユーザーマッピング定義で,存在しないOSユーザーを登録している。
- ユーザーマッピング定義で,OSユーザーのパスワードを誤って登録している。
- ajsentryコマンドを使用してジョブネットを登録するとき,マッピングされていないOSユーザーで登録している。
- ユーザーマッピング定義に誤りがない場合,メモリー不足が発生しているおそれがあります。その場合は,メモリー見積もりを見直してください。
KAVU7533-E
The execution user(
ユーザー名) mapped from JP1 user(host name=
論理ホスト名, JP1 user name=
ユーザー名) is invalid.(reason code:
要因番号)
JP1ユーザー(ホスト名=
論理ホスト名,JP1ユーザー名=
ユーザー名)からユーザーマッピングした実行ユーザー(
ユーザー名)は使用できません(要因番号:
要因番号)
ユーザーマッピングした実行ユーザー名が無効です。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 要因番号には,次の値が表示されます。
- Windowsの場合
- Win32APIのGetLastError関数で取得した値
- UNIXの場合
- errnoで取得した値
- 要因番号に対する原因と対処方法を次に示します。
- Windowsの場合
- 要因番号:1326
ジョブを実行するOSユーザーのアクセストークンを取得できないおそれがあります。次のことを確認してください。
・ジョブの実行ユーザーがドメインユーザーの場合は,ドメインコントローラーの状態が原因となる場合があります。ユーザーアカウントを参照するため,ドメインユーザーがログオンできる状態になっている必要があります。JP1/AJS3は,ドメインコントローラーの数や状態を意識して動作していません。ジョブの実行中にドメインコントローラーを再起動するような場合は注意してください。
・Win32API関数の一時的エラーによって,アクセストークンを取得できない場合があります。詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 導入ガイド 5.4.1 ジョブ実行時のユーザーアカウント」を参照してください。
- 要因番号:1330
JP1/AJS3サービスのアカウントと異なるユーザーアカウントでジョブを実行している場合は,ユーザーのパスワードの期限が満了していないかを確認してください。
- 要因番号:1385
統合トレースログでこのメッセージの前後にメッセージKAVU7201-Eが出力されているかを確認してください。出力されている場合は,そちらのメッセージの説明も参照してください。
メッセージKAVU7201-Eが出力されていない場合は,セキュリティポリシーでOSユーザーに「ローカル ログオン」の権限を設定してからジョブを再実行してください。
- 要因番号:1792
JP1/AJS3サービスのアカウントと異なるユーザーアカウントでジョブを実行している場合は,Net Logonサービスが起動されているかどうかを確認してください。
- 要因番号:1909
ジョブを実行するOSユーザーのアカウントがロックアウトしているおそれがあります。ジョブを実行したOSユーザーに対して不正なパスワードが指定されていないかを確認してください。
アカウントがロックアウトしていた場合は,アカウントのロックアウトを解除し,ジョブを再実行してください。
アカウントのロックアウトの解除方法については,Microsoftのホームページなどで確認してください。
- UNIXの場合
- ジョブを実行するOSユーザーが登録されているにもかかわらず,OSユーザーの登録,削除,またはパスワード変更などによってOSのシステムコールで一時的なエラーが発生する場合があります。この場合は,OSユーザーの登録,削除,またはパスワード変更が終了したあとに,ジョブを再実行してください。
- なお,ユーザー情報取得時のリトライの設定は変更できます。詳細については,「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド1 15.2.20 ユーザー情報取得時のリトライを変更する設定」を参照してください。
- 上記以外の場合は,ユーザーマッピング定義に不適切なOSユーザーを登録しているおそれがあります。次の点について確認し,該当する場合は,適切なOSユーザーを登録してください。
- 存在しないOSユーザーを登録している。
- OSユーザーのパスワードを誤って登録している。
- アカウントが無効であるOSユーザーを登録している。
- ログオンの権限がないOSユーザーを登録している。
- ユーザーマッピング定義に誤りがない場合,メモリー不足が発生しているおそれがあります。その場合は,メモリー見積もりを見直してください。
- また,Windowsの場合は,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド1 6.2.17 ジョブ実行時にアクセストークンを再利用するための設定」を有効にし,アクセストークンを再利用することによって,発生頻度を抑えられます。
KAVU7534-E
JP1 user account (host name=
論理ホスト名, JP1 user name=
ユーザー名) does not correspond to execution user name (
ユーザー名).
JP1ユーザーアカウント(ホスト名=
論理ホスト名,JP1ユーザー名=
ユーザー名)と実行ユーザー名(
ユーザー名)が対応しません
JP1ユーザーアカウントと実行ユーザー名が対応しません。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- ユーザーマッピング定義に誤りがあると思われます。次のことを確認してください。
- ユーザーマッピング定義で,存在しないOSユーザーを登録している。
- ユーザーマッピング定義で,OSユーザーのパスワードを誤って登録している。
KAVU7535-E
A Win32API error (
Win32API関数名) occurred during of check Administrator account. (module:
要因個所[
要因個所], reason code:
要因番号)
管理者権限チェック処理でWin32APIエラー(
Win32API関数名)が発生しました(要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号)
JP1ユーザーのマッピング処理内部の管理者権限チェック処理で,Win32APIエラーが発生しました。
- (S)
- 要求処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU8901-E
An attempt to obtain a list of scheduler services failed. (module:
要因個所[
要因個所], reason code:
要因番号)
スケジューラーサービスの一覧取得に失敗しました(要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号)
jajs_migrateコマンドでのJP1/AJS3のセットアップ処理で,ジョブ実行制御の環境設定パラメーターの移行処理中に,スケジューラーサービスの一覧の取得に失敗しました。
- (S)
- JP1/AJS3のセットアップ処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU8904-I
Processing of migrating the environment setting parameters of job execution control started.
ジョブ実行制御の環境設定パラメーター移行処理を開始します
ジョブ実行制御の環境設定パラメーター移行処理を開始します。この処理は,jajs_migrateコマンドでのJP1/AJS3のセットアップ処理の一部です。
- (S)
- JP1/AJS3のセットアップ処理を続行します。
KAVU8905-E
Processing of migrating the environment setting parameters of job execution control ended abnormally. (module:
要因個所[
要因個所], reason code:
要因番号)
ジョブ実行制御の環境設定パラメーター移行処理が異常終了しました(要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号)
ジョブ実行制御の環境設定パラメーター移行処理が異常終了しました。この処理は,jajs_migrateコマンドでのJP1/AJS3のセットアップ処理の一部です。
- (S)
- JP1/AJS3のセットアップ処理を中止します。
- (O)
- このメッセージの直前に出力されているメッセージの対処方法に従ってください。対処したあと,jajs_migrateコマンドを再実行してください。
KAVU8906-E
An attempt to register the environment setting parameters of job execution control failed. (module:
要因個所[
要因個所], reason code:
要因番号)
ジョブ実行制御の環境設定パラメーターの登録が失敗しました(要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号)
jajs_migrateコマンドでのJP1/AJS3のセットアップ処理で,ジョブ実行制御の環境設定パラメーターの移行処理中に,環境設定パラメーターの登録に失敗しました。
- (S)
- JP1/AJS3のセットアップ処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU8907-I
Processing of migrating the environment setting parameters of job execution control ended normally.
ジョブ実行制御の環境設定パラメーター移行処理が正常終了しました
ジョブ実行制御の環境設定パラメーター移行処理が正常終了しました。この処理は,jajs_migrateコマンドでのJP1/AJS3のセットアップ処理の一部です。
- (S)
- JP1/AJS3のセットアップ処理を続行します。
KAVU8908-I
Job information delete process started.
ジョブ情報の削除処理を開始します
ジョブ情報の削除処理を開始します。この処理は,jajs_migrateコマンドでのJP1/AJS3のセットアップ処理の一部です。
- (S)
- JP1/AJS3のセットアップ処理を続行します。
KAVU8909-E
Could not change the current directory. (module:
要因個所[
要因個所], reason code:
要因番号)
作業ディレクトリが変更できませんでした(要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号)
jajs_migrateコマンドでのJP1/AJS3のセットアップ処理で,ジョブ情報の削除処理の実行中に作業ディレクトリを変更しようとしましたが,できませんでした。
- (S)
- JP1/AJS3のセットアップ処理を中止します。
- (O)
- 作業ディレクトリとして使用するのは,ジョブ実行環境マネージャープロセス実行時のワークディレクトリです。定義キー[{JP1_DEFAULT|論理ホスト名}¥JP1NBQMANAGER¥Process]の環境設定パラメーターWorkPathに指定したディレクトリの有無を確認してください。デフォルトは,次のとおりです。
- Windows Server 2008でインストール先フォルダがデフォルトまたはシステムで保護されたフォルダ配下の場合
- 物理ホストのとき
%ALLUSERSPROFILE%¥HITACHI¥JP1¥JP1_DEFAULT¥JP1AJS2¥tmp
「%ALLUSERSPROFILE%」のデフォルトは「システムドライブ¥ProgramData」です。
「システムで保護されたフォルダ」とは,次のパスを指します。
・「システムドライブ¥Windows」配下
・「システムドライブ¥Program Files」配下
・「システムドライブ¥Program Files (x86)」配下(64ビット版のWindowsの場合)
- 論理ホストのとき
共有フォルダ¥jp1ajs2¥tmp
- Windows Server 2003,またはWindows Server 2008でインストール先フォルダが上記以外の場合
- 物理ホストのとき
JP1/AJS3 - Managerのインストール先フォルダ¥tmp
- 論理ホストのとき
共有フォルダ¥jp1ajs2¥tmp
- UNIXの場合
- 物理ホストのとき
/var/opt/jp1ajs2/tmp
- 論理ホストのとき
共有ディレクトリ/jp1ajs2/tmp
- 作業ディレクトリがない場合は,作成してからjajs_migrateコマンドを再実行してください。作業用ディレクトリがある場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU8910-E
An attempt to output the job execution environment files failed. (module:
要因個所[
要因個所], reason code:
要因番号)
ジョブ実行環境のファイル出力に失敗しました(要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号)
jajs_migrateコマンドでのJP1/AJS3のセットアップ処理で,ジョブ情報の削除処理の実行中に,ジョブ実行環境のファイル出力に失敗しました。
- (S)
- JP1/AJS3のセットアップ処理を中止します。
- (O)
- JP1/AJS3サービスが停止していることを確認してください。JP1/AJS3サービスが起動している場合は,停止したあとjajs_migrateコマンドを再実行してください。JP1/AJS3サービスが停止している場合は,資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU8911-E
An attempt to obtain the path for the job execution environment database failed. (module:
要因個所[
要因個所], reason code:
要因番号)
ジョブ実行環境データベースのパス取得に失敗しました(要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号)
jajs_migrateコマンドでのJP1/AJS3のセットアップ処理で,ジョブ情報の削除処理の実行中に,ジョブ実行環境データベースのパス取得に失敗しました。
- (S)
- JP1/AJS3のセットアップ処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU8912-E
An attempt to delete the folder that contains the job execution environment database failed. (module:
要因個所[
要因個所], reason code:
要因番号)
ジョブ実行環境データベース格納フォルダの削除に失敗しました(要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号)
jajs_migrateコマンドでのJP1/AJS3のセットアップ処理で,ジョブ情報の削除処理の実行中に,ジョブ実行環境データベース格納フォルダの削除に失敗しました。
- (S)
- JP1/AJS3のセットアップ処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU8913-E
An attempt to re-create the job execution environment database failed. (module:
要因個所[
要因個所], reason code:
要因番号)
ジョブ実行環境データベースの再作成に失敗しました(要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号)
jajs_migrateコマンドでのJP1/AJS3のセットアップ処理で,ジョブ情報の削除処理の実行中に,ジョブ実行環境データベースの再作成に失敗しました。
- (S)
- JP1/AJS3のセットアップ処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVU8914-I
The job information delete processing ended normally.
ジョブ情報の削除処理が正常終了しました
ジョブ情報の削除処理が正常終了しました。この処理は,jajs_migrateコマンドでのJP1/AJS3のセットアップ処理の一部です。
- (S)
- JP1/AJS3のセットアップ処理を続行します。
KAVU8915-E
The job information delete processing ended abnormally. (module:
要因個所[
要因個所], reason code:
要因番号)
ジョブ情報の削除処理が異常終了しました(要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号)
ジョブ情報の削除処理が異常終了しました。この処理は,jajs_migrateコマンドでのJP1/AJS3のセットアップ処理の一部です。
- (S)
- JP1/AJS3のセットアップ処理を中止します。
- (O)
- このメッセージの直前に出力されているメッセージの対処方法に従ってください。対処したあと,jajs_migrateコマンドを再実行してください。
KAVU8916-I
Processing of analyzing the job execution environment database started.
ジョブ実行環境データベースの解析処理を開始します
ジョブ実行環境データベースの解析処理を開始します。この処理は,jajs_migrateコマンドでのJP1/AJS3のセットアップ処理の一部です。
- (S)
- JP1/AJS3のセットアップ処理を続行します。
KAVU8917-I
Processing of analyzing the job execution environment database ended normally.
ジョブ実行環境データベースの解析処理が正常終了しました
ジョブ実行環境データベースの解析処理が正常終了しました。この処理は,jajs_migrateコマンドでのJP1/AJS3のセットアップ処理の一部です。
- (S)
- JP1/AJS3のセットアップ処理を続行します。
KAVU8918-E
Processing of analyzing the job execution environment database ended abnormally. (module:
要因個所[
要因個所], reason code:
要因番号)
ジョブ実行環境データベースの解析処理が異常終了しました(要因個所:
要因個所[
要因個所],要因番号:
要因番号)
ジョブ実行環境データベースの解析処理が異常終了しました。この処理は,jajs_migrateコマンドでのJP1/AJS3のセットアップ処理の一部です。
- (S)
- JP1/AJS3のセットアップ処理を中止します。
- (O)
- 資料採取ツールで資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。