1.4 KNACで始まるメッセージ(通信制御,エージェント管理が出力するメッセージ)

KNACで始まるメッセージ(通信制御,エージェント管理が出力するメッセージ)の一覧を次に示します。

<この節の構成>
(1) KNAC0001~KNAC0999
(2) KNAC1001~KNAC1999

(1) KNAC0001~KNAC0999

通信制御が出力するメッセージを次に示します。

KNAC0001-I


Network service started. (ホスト名)
JP1/AJS3の通信制御機能を開始しました (ホスト名)

通信制御機能を開始しました。

(S)
処理を続行します。

KNAC0002-I


Network service ended. (ホスト名)
JP1/AJS3の通信制御機能を終了しました (ホスト名)

通信制御機能を終了しました。

(S)
通信制御機能を終了しました。

KNAC0003-E


An attempt to start the network service failed. (ホスト名) : 保守情報1 保守情報2 保守情報3
通信制御機能の起動に失敗しました (ホスト名) : 保守情報1 保守情報2 保守情報3

通信制御機能の起動に失敗しました。ジョブの実行やエージェントで実行中のジョブの終了通知を受信できません。

(S)
通信制御機能を終了します。
(O)
次のことを確認したあと,JP1/AJS3サービスを再起動してください。
  • システムのリソースが不足していないか。
  • JP1/AJS3を起動したユーザーが,スーパーユーザー権限またはAdministrators権限を持っているか。
  • システム全体で起動できるプロセス数の制限を一時的に超えていないか。
  • ホスト名が解決できているか。
    解決できていない場合は,hostsファイル,DNSサーバの設定,jp1hosts定義ファイルを確認してください。

KNAC0005-E


Memory became insufficient. : 保守情報1 保守情報2 保守情報3
メモリー不足が発生しました : 保守情報1 保守情報2 保守情報3

メモリー不足が発生しました。

(S)
処理を中断します。
処理が続行できない基幹部分のメモリー確保でメモリー不足を検知した場合は,通信制御機能を中止します。
(O)
リリースノートを参照して,必要なメモリー量が確保されているか確認してください。
必要なメモリー量が確保されている場合は,ほかの不要なアプリケーションを停止したあと,メモリー不足となった処理を再実行してください。それでも同じメッセージが出力される場合は,メモリー見積もりを見直してください。

KNAC0006-E


Unexpected error occurred during communication control processing.: 保守情報1 保守情報2 保守情報3
通信制御の処理中に予期しないエラーが発生しました : 保守情報1 保守情報2 保守情報3

通信制御の処理中に予期しないエラーが発生しました。

(S)
処理を続行します。
(O)
資料を採取し,システム管理者に連絡してください。
採取する資料については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング 1.3 トラブル発生時に採取が必要な資料」およびマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング 1.4 資料の採取方法」を参照してください。

KNAC0007-E


Invalid communication control environment settings file: 保守情報1 保守情報2 保守情報3
通信制御の環境設定ファイルが不正です:保守情報1 保守情報2 保守情報3

通信制御の環境設定ファイルが不正です。

(S)
不正な設定を無視して処理を続行します。
(O)
servicesファイルを確認し,正しいサービス名とポート番号を設定したあと,JP1/AJS3サービスを再起動してください。JP1/AJS3で使用するポートについては,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(システム構築編) 付録A.1 ポート番号一覧」を参照してください。
解決しない場合は資料を採取し,システム管理者に連絡してください。
採取する資料については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング 1.3 トラブル発生時に採取が必要な資料」およびマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング 1.4 資料の採取方法」を参照してください。

KNAC0011-E


System resources became insufficient during communication.
通信処理中にシステムリソース不足が発生しました

通信処理中にシステムリソース不足が発生しました。

(S)
現在の処理を中断します。

KNAC0013-W


Thread for communication abnormally ended, and then restarted.: 保守情報1 保守情報2 保守情報3
通信スレッドが異常終了したため再起動しました:保守情報1 保守情報2 保守情報3

通信スレッドが異常終了したため再起動しました。

(S)
処理を続行します。

KNAC0014-E


The port can't change to the reception state.: port_number=ポート番号 保守情報1 保守情報2
ポートを受信状態にできません:port_number=ポート番号 保守情報1 保守情報2

通信制御の環境設定ファイルに指定したポート番号を受信状態にできません。

(S)
処理を続行します。
(O)
servicesファイルに指定されたポートが,ほかのプログラムで使用していないか確認してください。ほかのプログラムで使用している場合は,プログラムを終了し,JP1/AJS3サービスを再起動してください。
JP1/AJS3で使用するポートについては,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(システム構築編) 付録A.1 ポート番号一覧」を参照してください。

KNAC0401-W


Received data is invalid. (保守情報1保守情報2)
受信したデータが不正です(保守情報1保守情報2

不正なデータが受信されました。

(S)
対象となるデータを無視して,処理を続行します。
(O)
通信制御の環境設定ファイルに定義しているポート名,またはポート番号が正しいか確認してください。

KNAC0601-E


An error occurred during TCP/IP communication処理名(connection destination host name: 接続先ホスト名, port number: ポート番号, system call: システムコール名, system error number: システムエラー番号).
TCP/IP通信(処理名)でエラーが発生しました(接続先ホスト名:接続先ホスト名,ポート番号:ポート番号,システムコール名:システムコール名,システムエラー番号:システムエラー番号)

TCP/IP通信でエラーが発生しました。

(S)
要求処理を中止します。
(O)
処理名が「connect」「accept」の場合:
次の原因が考えられます。確認してください。
  • 通信先のJP1/AJS3が起動していない
  • ジョブをサブミットする際に使用するポート番号が,マネージャーとジョブの実行ホストとの間で一致していない
  • JP1/AJS3を起動したままデフォルトゲートウェイを変更した
  • 論理ホストのマネージャーのIPアドレスと,エージェントのIPアドレスの属するネットワークが異なっている
  • ハードウェアを含めたネットワークに問題がある
  • システム全体で使用できるソケットポートが枯渇している
  • メモリー不足が発生している
  • クラスタ構成の場合,フェールオーバー時の設定がJP1/AJS3の停止より論理IPアドレス解放が早くなっている
各要因に対して次の対処をしたあと,再度要求を発行してください。
  • JP1/AJS3を起動してください。
  • ネットワーク構成を変更するときは,JP1/AJS3サービスを停止してから実施してください。
  • ハードウェアを含めたネットワークの設定を見直してください。例えば,pingコマンドを実行して通信できるかどうか確認してください。
  • ソケットの状態を確認し,TIME_WAIT状態のソケットが少なくなるまで待ってください。また,OSが管理するTIME_WAITポートの回復時間を早めることによって通信エラーを抑止できます。
  • メモリーの状態を確認し,メモリー所要量を再度見積もってください。
  • 論理IPアドレスの解放がJP1/AJS3の停止よりあとに行われるように設定してください。
処理名が「send」または「recv」の場合:
通信先のJP1/AJS3が通信中に異常終了したか,クラスタ構成の場合は,フェールオーバーが発生してJP1/AJS3が強制停止したことが考えられます。通信先ホストのJP1/AJS3の状態や統合トレースログの内容を確認してエラー要因を取り除いたあと,JP1/AJS3が停止している場合は再起動して再度要求を発行してください。原因が判明しない場合は,内部トレースログを採取したあと,システム管理者に連絡してください。

KNAC0602-E


Processing timed out during TCP/IP communication処理名(connection destination host name: 接続先ホスト名, IP address: IPアドレス, port number: ポート番号, system call: システムコール名, system error number: システムエラー番号).
TCP/IP通信(処理名)がタイムアウトになりました(接続先ホスト名:接続先ホスト名,IPアドレス:IPアドレス,ポート番号:ポート番号,システムコール名:システムコール名,システムエラー番号:システムエラー番号

TCP/IP通信でエラーが発生しました。

(S)
要求処理を中止します。
(O)
処理名が「connect」「accept」の場合:
接続先ホストの状態について次のことが考えられます。
確認してエラー要因を取り除いたあと,再度要求を発行してください。
  • 通信先のJP1/AJS3が起動していない場合は起動してください。
  • JP1/AJS3を起動したままデフォルトゲートウェイを変更した場合は,JP1/AJS3サービスを停止してから実施してください。
  • 論理ホストのマネージャーのIPアドレスと,エージェントのIPアドレスの属するネットワークを同じにしてください。
  • ハードウェアを含めたネットワークに問題がないかネットワークの設定を見直してください。例えば,pingコマンドを実行して通信できるかどうか確認してください。
  • クラスタ構成のとき,フェールオーバー時の設定がJP1/AJS3の停止より論理IPアドレスの解放が早くなっている場合は,JP1/AJS3の停止より論理IPアドレスの解放があとに行われるように設定してください。
  • 通信接続のタイムアウト値,リトライ回数,リトライ間隔の値を小さくし過ぎると通信のリトライ間隔が短くなるため,逆に通信障害が回避できなくなってこのエラーが頻繁に発生することがあるため,注意してください。
処理名が「send」または「recv」の場合:
通信先のJP1/AJS3が通信中に異常終了したか,クラスタ構成の場合は,フェールオーバーが発生してJP1/AJS3が強制停止したことが考えられます。通信先ホストのJP1/AJS3の状態や統合トレースログの内容を確認してエラー要因を取り除いたあと,JP1/AJS3が停止している場合は再起動して再度要求を発行してください。原因が判明しない場合は,内部トレースログを採取したあと,システム管理者に連絡してください。

KNAC0603-E


Processing retried out during TCP/IP communication処理名(connection destination host name: 接続先ホスト名, IP address: IPアドレス, port number: ポート番号, system call: システムコール, system error number: システムエラー番号).
TCP/IP通信(処理名)がリトライアウトになりました(接続先ホスト名:接続先ホスト名,IPアドレス:IPアドレス,ポート番号:ポート番号,システムコール名:システムコール名,システムエラー番号:システムエラー番号

TCP/IP通信でエラーが発生しました。

(S)
要求処理を中止します。
(O)
処理名が「connect」「accept」の場合:
次の原因が考えられます。確認してください。
  • 通信先のJP1/AJS3が起動していない
  • JP1/AJS3を起動したままデフォルトゲートウェイを変更した
  • 論理ホストのマネージャーのIPアドレスと,エージェントのIPアドレスの属するネットワークが異なっている
  • ハードウェアを含めたネットワークに問題がある
  • システム全体で使用できるソケットポートが枯渇している
  • メモリー不足が発生している
  • クラスタ構成の場合,フェールオーバー時の設定がJP1/AJS3の停止より論理IPアドレス解放が早くなっている
各要因に対して次の対処をしたあと,再度要求を発行してください。
  • JP1/AJS3を起動してください。
  • ネットワーク構成を変更するときは,JP1/AJS3サービスを停止してから実施してください。
  • 属するネットワークを同じにしてください。
  • ハードウェアを含めたネットワークの設定を見直してください。例えば,pingコマンドを実行して通信できるかどうか確認してください。
  • ソケットの状態を確認し,TIME_WAIT状態のソケットが少なくなるまで待ってください。また,OSが管理するTIME_WAITポートの回復時間を早めることによって通信エラーを抑止できます。
  • メモリーの状態を確認し,メモリー所要量を再度見積もってください。
  • 論理IPアドレスの解放がJP1/AJS3の停止よりあとに行われるように設定してください。
処理名が「send」または「recv」の場合:
通信先のJP1/AJS3が通信中に異常終了したか,クラスタ構成の場合は,フェールオーバーが発生してJP1/AJS3が強制停止したことが考えられます。通信先ホストのJP1/AJS3の状態や統合トレースログの内容を確認してエラー要因を取り除いたあと,JP1/AJS3が停止している場合は再起動して再度要求を発行してください。原因が判明しない場合は,内部トレースログを採取したあと,システム管理者に連絡してください。

KNAC0604-W


An error エラー内容occurred during TCP/IP communication処理名, and the processing will be retried (connection destination host name: 接続先ホスト名, IP address: IPアドレス, port number: ポート番号, system call: システムコール名, system error number: システムエラー番号).
TCP/IP通信(処理名)でエラー(エラー内容)が発生したためリトライします(接続先ホスト名:接続先ホスト名,IPアドレス:IPアドレス,ポート番号:ポート番号,システムコール名:システムコール名,システムエラー番号:システムエラー番号

TCP/IP通信でエラーが発生したため,リトライします。

(S)
TCP/IP通信(処理名)を再試行します。
(O)
システムエラー番号に00002740が出力されたときは,ジョブ実行時にソケットポート不足が発生しています。マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(システム構築編) 3.1.1(5) OSのチューニング」を参照し,OSのパラメーターの調整を検討してください。
また,ジョブの実行が失敗していた場合,ネットワーク設定に誤りがあるおそれがあります。JP1/Baseのマニュアルを参照し,クラスタシステムで運用する場合の設定や,ネットワーク構成に応じたJP1/Baseの通信設定が正しく行われているかを確認してください。

KNAC0605-E


The local host name could not be obtained in the TCP/IP communication処理名(connection destination host name: 接続先ホスト名, port number: ポート番号, system call: システムコール名, system error number: システムエラー番号).
TCP/IP通信(処理名)で自ホスト名の取得に失敗しました(接続先ホスト名:接続先ホスト名,ポート番号:ポート番号,システムコール名:システムコール名,システムエラー番号:システムエラー番号

TCP/IP通信でエラーが発生しました。

(S)
要求受付処理の場合,要求受付処理を再試行します。
(O)
要求処理の場合は,ネームサービスに問題が発生しているおそれがあります。自ホストの状態を確認してエラー要因を取り除いたあと,再度要求を発行してください。

KNAC0606-E


The socket could not be opened because the processing has too many open files (connection destination host name: 接続先ホスト名, port number: ポート番号, system call: システムコール名, system error number: システムエラー番号).
オープンしているファイル数がシステムによって決められた上限に達しているためソケットのオープンに失敗しました(接続先ホスト名:接続先ホスト名,ポート番号:ポート番号,システムコール名:システムコール名,システムエラー番号:システムエラー番号

TCP/IP通信でエラーが発生しました。

(S)
要求受付処理の場合,要求受付処理を再試行します。
要求処理の場合,要求処理を中止します。
(O)
カーネルパラメーターで設定された,オープンできるファイルの最大数を拡張してください。
なお,カーネルパラメーターの見積もりについては,リリースノートを参照してください。

(2) KNAC1001~KNAC1999

エージェント管理が出力するメッセージを次に示します。

KNAC1001-I


The agent manager function started (ホスト名).
エージェント管理機能を開始しました(ホスト名)

エージェント管理機能を開始しました。

(S)
処理を続行します。

KNAC1002-I


The agent manager function ended (ホスト名).
エージェント管理機能を終了しました(ホスト名)

エージェント管理機能を終了しました。

(S)
エージェント管理機能を終了します。

KNAC1003-E


An error occurred during start processing of the agent manager function.: 保守情報1 保守情報2 保守情報3 保守情報4
エージェント管理機能の起動処理中にエラーが発生しました:保守情報1 保守情報2 保守情報3 保守情報4

エージェント管理機能の起動に失敗しました。

(S)
エージェント管理機能を終了します。
(O)
直前に出力されるメッセージの対処に従ってください。
直前にメッセージが出力されていない場合は,資料を採取し,システム管理者に連絡してください。
採取する資料については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング 1.3 トラブル発生時に採取が必要な資料」およびマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング 1.4 資料の採取方法」を参照してください。

KNAC1100-I


The command ended normally.
コマンドが正常終了しました

コマンドが正常終了しました。

(S)
処理を続行します。

KNAC1101-I


The output of the agent manager information started.
エージェント管理の情報の出力を開始します

エージェント管理の情報の出力を開始します。

(S)
処理を続行します。

KNAC1102-I


The output of the agent manager information ended.
エージェント管理の情報の出力を終了します

エージェント管理の情報の出力を終了します。

(S)
処理を続行します。

KNAC1111-E


The exec-agent already exists.
実行エージェントは既に存在します

ajsagtaddコマンドで,すでに登録済みの実行エージェント名を指定しています。

(S)
コマンドの処理を終了します。
(O)
登録済みの実行エージェント名を確認し,重複しない実行エージェント名を指定して再度実行してください。

KNAC1112-E


The exec-agent-group already exists.
実行エージェントグループは既に存在します

ajsagtaddコマンドで,すでに登録済みの実行エージェントグループ名を指定しています。

(S)
コマンドの処理を終了します。
(O)
登録済みの実行エージェントグループ名を確認し,重複しない実行エージェントグループ名を指定して再度実行してください。

KNAC1113-E


The exec-agent does not exist.
実行エージェントは存在しません

登録されていない実行エージェント名を指定しています。

(S)
コマンドの処理を終了します。
(O)
登録されている実行エージェント名を確認し,再度実行してください。

KNAC1114-E


The exec-agent-group does not exist.
実行エージェントグループは存在しません

登録されていない実行エージェントグループ名を指定しています。

(S)
コマンドの処理を終了します。
(O)
登録されている実行エージェントグループ名を確認し,再度実行してください。

KNAC1115-E


The exec-agent is already connected.
実行エージェントは既に接続されています

すでに関連づけされている実行エージェントを実行エージェントグループに関連づけようとしました。

(S)
コマンドの処理を終了します。
(O)
実行エージェントの定義情報を確認し,再度実行してください。

KNAC1116-E


The status of delivery-limitation is not blocked.
受付配信状態が閉塞ではありません

削除しようとした実行エージェントまたは実行エージェントグループの受付配信制限の状態が「閉塞」状態になっていません。

(S)
コマンドの処理を終了します。
(O)
削除する実行エージェントまたは実行エージェントグループの受付配信制限の状態を「閉塞」状態にして再度実行してください。

KNAC1117-E


Cannot execute because some job is being executed.
ジョブが実行中のため,このコマンドは実行できません

「実行中」状態または「キューイング中」状態のジョブがあるため,コマンドの処理を実行できません。

(S)
コマンドの処理を終了します。
(O)
ジョブの状態を確認し,再度実行してください。

KNAC1118-E


Host name cannot be resolved.
ホスト名が解決できません

次の原因が考えられます。

  • -hオプションまたは環境変数JP1_HOSTNAMEに指定した論理ホスト名が解決できなかった
  • 認証サーバに接続できなかった
(S)
コマンドの処理を終了します。
(O)
-hオプションまたは環境変数JP1_HOSTNAMEに論理ホスト名を指定している場合は,指定値の見直しおよびhostsファイルなどの設定を確認したあと,再度コマンドを実行してください。
認証サーバが起動していない場合は,JP1/Baseを起動してください。

KNAC1119-E


The agent manager function has stopped and the processing cannot be executed.
エージェント管理機能が停止しているため実行できません

次の原因が考えられます。

  • 論理ホスト名に誤りがある
  • エージェント管理機能が停止しているため実行できない
(S)
コマンドの処理を終了します。
(O)
-hオプションまたは環境変数JP1_HOSTNAMEに指定した論理ホスト名が,英文字の大文字・小文字も含めて,作成した論理ホスト名と一致しているか確認してから再度実行してください。
JP1/AJS3サービスが起動していない場合は,JP1/AJS3サービスを起動してから再度コマンドを実行してください。

KNAC1120-E


Cannot delete - the exec-agent is connected to the exec-agent-group.:保守情報
実行エージェントは実行エージェントグループに接続されているため削除できません:保守情報

ajsagtdelコマンドの-aオプションで指定された実行エージェントは,実行エージェントグループから接続先実行エージェントとして接続されているため,削除できませんでした。

(S)
コマンドの処理を終了します。
(O)
ajsagtshowコマンドで,どの実行エージェントグループから接続先実行エージェントとして接続されているかを確認してください。そのあと,ajsagtaltコマンドで,該当する実行エージェントをajsagtshowコマンドで確認した実行エージェントグループから除外し,再度実行してください。

KNAC1121-E


An attempt to connect to the host failed.
ホストとの接続に失敗しました

ホストとの接続に失敗しました。

(S)
コマンドの処理を終了します。
(O)
マネージャーホスト名に対応するIPアドレスが変更されたおそれがあります。
次の原因が考えられます。
  1. JP1/AJS3サービスの自動起動を設定している場合,JP1/AJS3サービスが起動したあと,マネージャーホスト名に対応するIPアドレスがNICに割り当てられた。
  2. Windowsのメディアセンス機能が有効な場合,一時的なネットワークの問題によってIPアドレスが変更された。
各要因に対して次の対処を行ってください。
  1. マネージャーホスト名に対応するIPアドレスがNICに割り当てられたあと,JP1/AJS3サービスを再起動してください。
    Windowsの場合は,JP1/Baseのサービス起動遅延時間の設定で,サービスが起動するタイミングを調整できます。マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」のサービスの起動順序および終了順序の設定の説明を参照してください。
  2. ネットワークの問題を取り除いてから,JP1/AJS3サービスを再起動してください。

KNAC1122-E


The settings of the agent definition information file (エージェント定義ファイル名) are invalid (line: 行番号, item: 項目名).
エージェント定義ファイル(エージェント定義ファイル名)の内容に誤りがあります(行番号:行番号,項目名:項目名

エージェントの定義内容に誤りがあります。

(S)
コマンドの処理を終了します。
(O)
エージェント定義ファイルの行番号で示された定義情報を確認してエラー要因を取り除いたあと,コマンドを再実行してください。
行番号」にはエラー要因が含まれるエージェント定義番号が表示され,「項目名」にはエラー要因が含まれる項目が表示されます。
項目名」に表示される文字列とその意味を次に示します。
  • FLAG:フラグ
  • AGENT:実行エージェント名
  • AGENT GROUP:実行エージェントグループ名
  • STATUS:受付配信制限の状態
  • HOST:実行ホスト名
  • CON-EXE:ジョブ実行多重度
  • LINKAGENT:グループ化する実行エージェント名
  • DESCRIPTION:説明文
  • *:項目を解析できなかった

KNAC1123-E


No execution permissions for this command.
コマンドを実行する権限がありません

コマンドを実行しようとしたユーザーに,コマンド操作に必要な権限がありません。

(S)
コマンドの実行を中止します。
(O)
次のことを確認してください。
  • コマンドを実行するOSユーザーがJP1ユーザーとして認証サーバに登録されているか
    詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(業務設計編) 6.5(3) エージェント管理情報をコマンドで操作する場合のJP1ユーザー名」を参照してください。
  • JP1ユーザー(OSユーザー)のJP1資源グループ(JP1_Queue)に,コマンドの実行に必要なJP1権限レベルが設定されているか
    詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(業務設計編) 6.4(2)(c) エージェント管理情報操作時のアクセス権限」を参照してください。

KNAC1124-E


The exec-agent cannot be added because the exec-agent already reached the number of definitions.
実行エージェントの定義数が上限に達したため,実行エージェントを追加できません

実行エージェントの定義数が上限に達したため,実行エージェントを追加できません。

(S)
コマンドの実行を中止します。
(O)
実行エージェントを削除してから,再度実行してください。

KNAC1125-E


The exec-agent-group cannot be added because the exec-agent-group already reached the number of definitions.
実行エージェントグループの定義数が上限に達したため,実行エージェントグループを追加できません

実行エージェントグループの定義数が上限に達したため,実行エージェントグループを追加できません。

(S)
コマンドの実行を中止します。
(O)
実行エージェントグループを削除してから,再度実行してください。

KNAC1126-E


Valid definition does not exist in the specified agent definition information file.:ファイル名
指定したエージェント定義ファイルには有効な定義が存在しません:ファイル名

次の原因が考えられます。

  • ajsagtaddコマンドの-fオプションに指定された実行エージェント定義ファイルに有効な定義がない
  • ajsagtaddコマンドの-fオプションにディレクトリを指定した
(S)
コマンドの実行を中止します。
(O)
エージェント定義ファイルを正しく記述したあと,コマンドを再実行してください。または,正しいエージェント定義ファイルのファイル名を指定して,コマンドを実行してください。

KNAC1127-E


The number of exec-agent for the connection destination exceeds the limit.:保守情報
接続先実行エージェントの指定が上限数を超えています:保守情報

ajsagtaddコマンドで実行エージェントグループを追加する際に,-lオプションに指定した接続先実行エージェントの数が,定義できる実行エージェントの上限数を超えています。

(S)
コマンドの実行を中止します。
(O)
ajsagtaddコマンドの-lオプションに指定する接続先実行エージェント数を見直してから,再度コマンドを実行してください。

KNAC1128-E


The concurrently-executable job limit is invalid.:指定値
ジョブ実行多重度の指定に誤りがあります:指定値

ajsagtaddコマンドまたはajsagtaltコマンドの-cオプションに指定した時間帯もしくはジョブ実行多重度の指定に誤りがあります。

(S)
コマンドの実行を中止します。
(O)
指定値」に示された部分を見直し,再度コマンドを実行してください。
ジョブ実行多重度は「時刻-時刻=ジョブ実行多重度」の形式で指定します。時間帯は,時刻と時刻とを「-(ハイフン)」でつないで指定します。時刻は30分単位で「hh:mm」の形式で指定します。
hhに指定できる値は,0または00~23(単位:時)です。
mmに指定できる値は,0,00,または30(単位:分)です。
ジョブ実行多重度に指定できる値は,0~4,294,967,295です。

KNAC1129-E


The same exec-agent name cannot be specified more than one time.: 重複した実行エージェント名
同じ名称の実行エージェントが複数指定されています:重複した実行エージェント名

ajsagtaddコマンドの-lオプションに同一名称の接続先実行エージェントが複数指定されています。

(S)
コマンドの実行を中止します。
(O)
重複した実行エージェント名を取り除き,再度コマンドを実行してください。

KNAC1130-E


The specified exec-agent for the connection destination does not exist.:実行エージェント名
接続先実行エージェントは存在しません:実行エージェント名

ajsagtaddコマンドの-lオプション,またはajsagtaltコマンドの-l,-m,もしくは-uオプションに指定した接続先実行エージェントがありません。

(S)
コマンドの実行を中止します。
(O)
ajsagtshowコマンドまたはajsagtprintコマンドで実在する実行エージェント名を確認し,正しい実行エージェント名を指定してから,再度コマンドを実行してください。

KNAC1131-E


The specified exec-agent is not connected.
実行エージェントは接続されていません

ajsagtaltコマンドの-mオプションまたは-uオプションに指定した接続先実行エージェントは,-gオプションで指定した実行エージェントグループに接続されていません。

(S)
コマンドの実行を中止します。
(O)
ajsagtshowコマンドまたはajsagtprintコマンドで実行エージェントグループに接続している実行エージェント名を確認し,正しい実行エージェント名を指定してから,再度コマンドを実行してください。

KNAC1500-E


Memory became insufficient.:保守情報1:保守情報2:保守情報3
メモリー不足が発生しました:保守情報1:保守情報2:保守情報3

メモリー不足が発生しました。

(S)
処理を中断します。
処理を続行できない基幹部分のメモリー確保でメモリー不足を検知した場合は,エージェント管理機能を中止します。
(O)
現象が発生したときに稼働していたプロセスの状態を調査し,見積もり値以上のメモリーがあったかどうか確認してください。そのあと,必要に応じてメモリー不足となった処理を再度実行してください。

KNAC1501-E


An unexpected error occurred during agent management processing.:保守情報1:保守情報2:保守情報3
エージェント管理の処理中に予期しないエラーが発生しました:保守情報1:保守情報2:保守情報3

エージェント管理の処理中に予期しないエラーが発生しました。

(S)
処理を続行します。
(O)
資料を採取し,システム管理者に連絡してください。
採取する資料については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング 1.3 トラブル発生時に採取が必要な資料」およびマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング 1.4 資料の採取方法」を参照してください。

KNAC1503-E


Not enough space in file system for agent management.
エージェント管理で使用するファイルシステムに十分な領域がありません

エージェント管理で使用するファイルシステムに十分な領域がありません。

(S)
現在の処理を中断します。

KNAC1504-E


System resources became insufficient during agent management processing.
エージェント管理の処理中にシステムリソース不足が発生しました

エージェント管理の処理中にシステムリソース不足が発生しました。

(S)
現在の処理を中断します。

KNAC1505-E


The number of files being processed exceeded the system limit during agent management processing.
エージェント管理の処理中にシステムで処理できるファイル数の上限を超えました

エージェント管理の処理中に,処理できるファイル数がシステムの制限値を超えました。

(S)
現在の処理を中断します。

KNAC1506-E


Shared memory is invalid. The exec-agent information cannot be obtained.:保守情報1:保守情報2:保守情報3
共用メモリーが不正になっているため,エージェント情報を取得できません:保守情報1:保守情報2:保守情報3

共有メモリーが不正なため,エージェント情報を取得できません。

(S)
要求処理を中止します。
(O)
JP1/AJS3サービスを再起動してください。

KNAC1507-E


A system call error occurred. 保守情報1 保守情報2 保守情報3
システムコールエラーが発生しました 保守情報1 保守情報2 保守情報3

システムコールエラーが発生しました。

(S)
要求処理を中止します。
(O)
各要因に対して次のように対処したあと,再度要求を発行してください。
  • システムコール名:ftok
  • 要因番号:2(ENOENT)
    状態監視機能で使用するファイルがありません。
    指定したホストで,状態監視機能を有効にした状態でJP1/AJS3サービスが起動されているか確認してください。
  • システムコール名:shmget
  • 要因番号:2(ENOENT)
    共有メモリーがありません。
    指定したホストで,状態監視機能を有効にした状態でJP1/AJS3サービスが起動されているか確認してください。
  • システムコール名:shmget
  • 要因番号:12(ENOMEM)
    メモリーが不足しています。
    不要なアプリケーションを停止したあと,JP1/AJS3サービスを起動してください。それでも同じメッセージが出力される場合は,メモリーを見積もり直してください。
  • システムコール名:shmget
  • 要因番号:17(EEXIST)
    共有メモリーがあります。
    統合トレースログで,このメッセージの前後にメッセージKAVU7239-Wが出力されているかどうか確認してください。出力されている場合は,そちらのメッセージの説明を参照してエラー要因を確認し,要因を取り除いたあとJP1/AJS3サービスを起動してください。
  • システムコール名:shmget
  • 要因番号:22(EINVAL)
    共有メモリーがあります。
    統合トレースログで,このメッセージの前後にメッセージKAVU7239-Wが出力されているかどうか確認してください。出力されている場合は,そちらのメッセージの説明を参照してエラー要因を確認し,要因を取り除いたあとJP1/AJS3サービスを起動してください。
  • システムコール名:open
  • 要因番号:12(ENOMEM)
    メモリーが不足しています。
    不要なアプリケーションを停止したあと,JP1/AJS3サービスを起動してください。それでも同じメッセージが出力される場合は,メモリーを見積もり直してください。
  • システムコール名:open
  • 要因番号:23(ENFILE)
    オープンできるファイルの合計数がシステム制限に達しています。
    不要なアプリケーションを停止したあと,JP1/AJS3サービスを起動してください。それでも同じメッセージが出力される場合は,見積もりをし直してください。
  • システムコール名:open
  • 要因番号:24(EMFILE)
    プロセスがオープンしているファイル数がすでに最大数に達しています。
    不要なアプリケーションを停止したあと,JP1/AJS3サービスを起動してください。それでも同じメッセージが出力される場合は,見積もりをし直してください。

KNAC1508-E


An error occurred while accessing the database.:保守情報1:保守情報2
データベースアクセス中にエラーが発生しました:保守情報1:保守情報2

データベースへのアクセス中にエラーが発生しました。

(S)
処理を中断します。
(O)
クラスタ構成の論理ホストの待機系で,JP1/AJS3サービス起動時にこのメッセージが出力された場合は,組み込みDBのセットアップを行ったあと,実行系の共通定義情報を待機系に設定していないことが考えられます。
当該論理ホストの共通定義情報が,実行系と待機系で一致しているか確認してください。一致していない場合は,実行系の共通定義情報を待機系に設定してください。詳細は,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド1 8.2.3 共通定義情報変更時の作業」(Windowsの場合)またはマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド1 17.2.3 共通定義情報変更時の作業」(UNIXの場合)を参照してください。
上記に該当しない場合は,直前に出力されるメッセージの対処に従ってください。
直前にメッセージが出力されていない場合は,資料を採取し,システム管理者に連絡してください。
採取する資料については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング 1.3 トラブル発生時に採取が必要な資料」およびマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング 1.4 資料の採取方法」を参照してください。

KNAC1509-E


An error occurred in a job execution control.:保守情報1:保守情報2
ジョブ実行制御でエラーが発生しました:保守情報1:保守情報2

ジョブ実行制御でエラーが発生しました。

(S)
処理を中断します。
(O)
直前に出力されるメッセージの対処に従ってください。
直前にメッセージが出力されていない場合は,資料を採取し,システム管理者に連絡してください。
採取する資料については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング 1.3 トラブル発生時に採取が必要な資料」およびマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング 1.4 資料の採取方法」を参照してください。

KNAC1510-E


An error occurred in an event action control.:保守情報1:保守情報2
イベントアクション制御でエラーが発生しました:保守情報1:保守情報2

イベント・アクション制御でエラーが発生しました。

(S)
処理を中断します。
(O)
直前に出力されるメッセージの対処に従ってください。
直前にメッセージが出力されていない場合は,資料を採取し,システム管理者に連絡してください。
採取する資料については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング 1.3 トラブル発生時に採取が必要な資料」およびマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング 1.4 資料の採取方法」を参照してください。

KNAC1511-E


An attempt to connect to the database failed.
データベースに接続できませんでした

データベースに接続できませんでした。

(S)
要求処理を中止します。
(O)
データベースが稼働しているか確認してください。
JP1/AJS3の運用中にこのメッセージが出力された場合は,データベースを稼働したあとJP1/AJS3を再起動してください。

KNAC1512-E


Database type is invalid.
データベースの種別が不正です

データベースの種別が組み込みDBではありません。

(S)
処理を終了します。
(O)
互換用ISAM構成の環境では操作できません。標準構成に変更し,コマンドを再実行してください。

KNAC1513-E


An error occurred by the operation check in the event action control. :スケジューラーサービス名:保守情報
イベントアクション制御への操作確認でエラーが発生しました:スケジューラーサービス名:保守情報

エージェント管理コマンドのイベント・アクション制御への操作確認でエラーが発生しました。

(S)
処理を終了します。
(O)
直前に出力されている,KAVTで始まるメッセージの対処に従ってからコマンドを再度実行してください。

KNAC1514-E


An error occurred by the operation check in the job execution control. :スケジューラーサービス名:保守情報
ジョブ実行制御への操作確認でエラーが発生しました:スケジューラーサービス名:保守情報

エージェント管理コマンドのジョブ実行制御への操作確認でエラーが発生しました。

(S)
処理を終了します。
(O)
直前に出力されている,KAVUで始まるメッセージの対処に従ってからコマンドを再度実行してください。

KNAC1515-E


An error occurred by the operation cancel report in the event action control.:スケジューラーサービス名:保守情報
イベントアクション制御への取消通知でエラーが発生しました:スケジューラーサービス名:保守情報

エージェント管理コマンドのイベント・アクション制御への取り消し通知でエラーが発生しました。

(S)
処理を終了します。
(O)
直前に出力されている,KAVTで始まるメッセージの対処に従ってから,「スケジューラーサービス名」に示されるスケジューラーサービスを再起動してください。スケジューラーサービス名が「*」の場合は,JP1/AJS3サービスを再起動してください。再起動後,再度コマンドを実行してください。

KNAC1516-E


An error occurred by the operation cancel report in the job execution control.:スケジューラーサービス名:保守情報
ジョブ実行制御への取消通知でエラーが発生しました:スケジューラーサービス名:保守情報

エージェント管理コマンドのジョブ実行制御への取り消し通知でエラーが発生しました。

(S)
処理を終了します。
(O)
直前に出力されている,KAVTで始まるメッセージの対処に従ってから,「スケジューラーサービス名」に示されるスケジューラーサービスを再起動してください。再起動後,再度コマンドを実行してください。

KNAC1517-E


An error occurred by the operation completion report in the event action control.:スケジューラーサービス名:保守情報
イベントアクション制御への実行完了通知でエラーが発生しました:スケジューラーサービス名:保守情報

エージェント管理コマンドのイベント・アクション制御への実行完了通知でエラーが発生しました。

(S)
処理を終了します。
(O)
直前に出力されている,KAVTで始まるメッセージの対処に従ってから,「スケジューラーサービス名」に示されるスケジューラーサービスを再起動してください。スケジューラーサービス名が「*」の場合は,JP1/AJS3サービスを再起動してください。
また,再起動後,ajsagtshowコマンドまたはajsagtprintコマンドで操作内容が反映されていることを確認してください。操作内容が反映されていない場合は,再度コマンドを実行してください。

KNAC1518-E


An error occurred by the operation completion report in the job execution control.:スケジューラーサービス名:保守情報
ジョブ実行制御への実行完了通知でエラーが発生しました:スケジューラーサービス名:保守情報

エージェント管理コマンドのジョブ実行制御への実行完了通知でエラーが発生しました。

(S)
処理を終了します。
(O)
直前に出力されている,KAVUで始まるメッセージの対処に従ってから,「スケジューラーサービス名」に示されるスケジューラーサービスを再起動してください。
また,再起動後,ajsagtshowコマンドまたはajsagtprintコマンドで操作内容が反映されていることを確認してください。操作内容が反映されていない場合は,再度コマンドを実行してください。

KNAC1519-W


An attempt to connect to the database failed, and the agent manager function cannot use.
データベースに接続できませんでした。エージェント管理機能は使用できません。

データベースへの接続に失敗したため,エージェント管理機能は使用できません。

そのため,次の現象が発生することがあります。

  • 次のジョブが実行できないことがある。
    ・PCジョブ(キューレスジョブを除く)
    ・UNIXジョブ(キューレスジョブを除く)
    ・イベントジョブ
    ・アクションジョブ(キューレスジョブを除く)
    ・カスタムジョブ
    ・引き継ぎ情報設定ジョブ
  • 次のコマンドの実行結果に実行エージェントおよび実行エージェントグループの情報が出力されない,または異常終了する。
    ・ajsagtaddコマンド
    ・ajsagtaltコマンド
    ・ajsagtdelコマンド
    ・ajsagtshowコマンド
    ・ajsagtprintコマンド
  • 次の機能が使用できない。
    ・エージェント自動定義機能
(S)
処理を続行します。
(O)
メッセージKNAC1508-Eの対処方法を参照してください。