14.1 JP1/AJS3 - SOA Option連携の概要

JP1/AJS3 - SOA Optionを使用すると,Webサービスのクライアントプログラムをカスタムジョブでジョブネットに定義することによって,Web上のさまざまなアプリケーションを利用したり,連携したりできます。

JP1/AJS3 - SOA Optionと連携するためのカスタムジョブを「WSジョブ」と呼びます。WSジョブには,「標準WSジョブ」と「ユーザーWSジョブ」の二つがあります。それぞれのWSジョブについて次に説明します。

標準WSジョブ
JP1/AJS3 - Viewから,接続するWebサービスに渡すパラメーターやオペレーションを定義するだけで,Webサービスと連携できるジョブです。Webサービスのクライアントプログラムを開発する必要はありません。
ユーザーWSジョブ
ユーザーが作成したWebサービスのクライアントプログラムを,JP1/AJS3 - SOA Optionが規定しているインターフェースを実装して,JP1/AJS3のジョブとして定義するジョブです。
なお,JP1/AJS3 - SOA Optionが規定しているインターフェースを実装したプログラムをユーザーWSプログラムと呼びます。