2.5 メール受信監視ジョブの定義

メール受信監視ジョブは,メールクライアントソフトの受信トレイを監視して,監視条件に一致したメールの受信を検知します。ジョブを実行するためには,どのようなメールを受信したときに,条件を成立させて受信を検知するのかを定義します。

メール受信監視ジョブの条件として設定できるのは,差出人,件名,および本文です。これらの項目と受信したメールとで内容が一致した場合に条件が成立したと見なされ,メール受信監視ジョブが正常終了します。これら三つの項目は,最低一つは条件として定義しておく必要があります。

メールクライアントソフトの受信トレイ中のメールで監視の対象になるのは未開封のメールです。開封済みのメールは監視の対象になりません。

メール受信監視ジョブの定義方法を説明します。

<この節の構成>
2.5.1 メール受信監視ジョブの定義方法
2.5.2 受信するメールの形式
2.5.3 メール受信監視ジョブのリストファイル(Windows限定)
2.5.4 受信リストファイル(UNIX限定)
2.5.5 メール受信監視ジョブ定義時の注意事項