jpqjobdel

形式

jpqjobdel
    [-mh マネージャーホスト名]
    -j ジョブ番号

機能

データベースから終了ジョブ情報を削除します。

このコマンドで操作対象となるジョブは次のとおりです。

データベースが標準構成の場合
サブミットジョブ,QUEUEジョブ
データベースが標準構成(ISAMレス構成)の場合
なし
データベースが互換用ISAM構成の場合
PCジョブ(キューレスジョブを除く),UNIXジョブ(キューレスジョブを除く),アクションジョブ,カスタムジョブ,サブミットジョブ,QUEUEジョブ

実行権限

次に示すJP1権限レベルのどちらかを与えられたユーザー

引数

-mh マネージャーホスト名

終了ジョブ情報を削除したいジョブをサブミットしたマネージャーホスト名を指定します。

指定できる文字数は,1~255(単位:バイト)です。

省略した場合,自ホスト名が仮定されます。

-j ジョブ番号

終了ジョブ情報を削除したいジョブのジョブ番号を指定します。

ジョブ番号は,jpqendjobshowコマンドで確認できます。

なお,ジョブ番号は,1~999999の範囲で指定してください。

注意事項

このコマンドは,JP1/NQSEXECおよびJP1/OJE for VOS3との連携には使用できません。

戻り値

0正常終了。
1引数の指定が不適切である。
2終了ジョブ情報の削除依頼側の内部的要因で,終了ジョブ情報の削除に失敗した。
5初期化に失敗した。
  • 論理ホスト名の定義または環境設定に誤りがある。
6終了ジョブ情報の削除依頼側でメモリー不足が発生した。
7終了ジョブ情報の削除依頼側で論理不正が発生した。
100TCP/IP通信でマネージャーホストに接続できない。
  • TCP/IPが正しく設定されていないため,マネージャーホストに接続できない。
  • マネージャーホスト名に誤りがある。または,マネージャーホストがプロセス停止状態である。
102マネージャーホスト名によるIPアドレスの解決に失敗した。
200マネージャーホストが終了ジョブ情報の削除を受け付けない。
  • マネージャーホストが運用開始処理中,運用停止処理中,運用停止中,または縮退運転中である。
202マネージャーホストから応答がない。
203マネージャーホスト側の内部的要因で,終了ジョブ情報の削除に失敗した。
206終了ジョブ情報を削除する権限がない。
207削除するジョブ情報がない。
  • 指定した終了ジョブ情報がデータベース上にない。
208指定したジョブの実行がまだ終了していない。
219マネージャーホストがビジー状態である。
220マネージャーホスト側でメモリー不足が発生した。
222致命的なエラーが発生した。
  • システムコールでエラーが発生した。
223マネージャーホスト側で論理不正が発生した。
224JP1/AJS3以外のホストに要求した。
226実行環境が不適切である。