ajschksetup

形式

JP1/AJS3 - Managerの場合

ajschksetup
    [{[-m][-a]|[-u]}]

JP1/AJS3 - Agentの場合

ajschksetup
    [{[-a]|[-u]}]

機能

定義内容の事前チェック機能の実行環境を設定します。このコマンドによって設定される情報を次に示します。

サービスの登録
定義内容の事前チェック機能の実行で使用する次のサービスを登録します。

登録するサービス名JP1/AJS3 - ManagerJP1/AJS3 - Agent
JP1/AJS3 Check Managerサービス
JP1/AJS3 Check Agentサービス

通信ポートの設定
定義内容の事前チェック機能の実行で使用する次の通信ポートをservicesファイルに登録します。

通信ポート(サービス名:ポート番号)JP1/AJS3 - ManagerJP1/AJS3 - Agent
定義内容の事前チェック機能の実行(JP1/AJS3 Check Manager:23138)
定義内容の事前チェック機能の実行(JP1/AJS3 Check Agent:23139)

共通定義情報の設定
定義内容の事前チェック機能の実行で使用する共通定義情報を設定します。

設定情報JP1/AJS3 - ManagerJP1/AJS3 - Agent
定義キー環境設定
パラメーター
[JP1_DEFAULT¥JP1AJS2¥CHECK]"AJSCHK_CHECKFILE"=
"AJSCHK_LOGDIR"=
"AJSCHK_LOGSIZE"=dword:00001000​
"AJSCHK_TRACELOGFILE"=
"AJSCHK_CHARCODE"="none"
(凡例)
○:設定できる。
-:設定できない。
注※
値は,使用している環境によって異なります。環境設定パラメーターの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド2 2.5 JP1/AJS3定義内容の事前チェック機能の設定」を参照してください。

実行権限

Windowsの場合:Administrators権限

UNIXの場合:スーパーユーザー権限

格納先ディレクトリ

Windowsの場合
JP1/AJS3 - Managerのインストール先フォルダ¥bin¥
JP1/AJS3 - Agentのインストール先フォルダ¥bin¥
UNIXの場合
/opt/jp1ajs2/bin/

引数

-m

JP1/AJS3 - Managerの定義内容の事前チェック機能をセットアップします。

JP1/AJS3 - Managerの場合だけ指定できます。JP1/AJS3 - Agentでは指定できません。

-uオプションとは同時に指定できません。

-a

JP1/AJS3 - Agentの定義内容の事前チェック機能をセットアップします。

-uオプションとは同時に指定できません。

-u

定義内容の事前チェック機能の設定を削除します。

Windowsの場合,管理ツールのサービス一覧からJP1/AJS3 Check Managerサービス,およびJP1/AJS3 Check Agentサービスを削除します。

-m,-aオプションとは同時に指定できません。

注意事項

戻り値

0正常終了。
0以外の値異常終了。

使用例

JP1/AJS3 - Managerで,JP1/AJS3 Check ManagerサービスおよびJP1/AJS3 Check Agentサービスをセットアップします。

ajschksetup -m -a