1.5.2 環境のカスタマイズに使用するコマンド

JP1/AJS3の環境を運用に合わせてカスタマイズするときに使用するコマンドの一覧を次の表に示します。

環境のカスタマイズに使用するコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス1 2. コマンド」を参照してください。

表1-9 環境のカスタマイズに使用するコマンドの一覧

機能コマンド名WindowsUNIX必要な実行権限提供している製品
スケジューラーサービスのデータベースを圧縮する。ajsdbcondWindows:
Administrators
UNIX:
スーパーユーザー
M
トレースログファイルのサイズを変更したり,参照したりする。ajstrsetszWindows:
Administrators
UNIX:
スーパーユーザー
M
イベントジョブを実行する場合に,イベント・アクションエージェントプロセスが記憶する要求元マネージャーホスト名を変更する。jpoagoecWindows:
Administrators
UNIX:
スーパーユーザー
M,A
ジョブ実行環境のデータベースを圧縮する。jpqdbcondWindows:
Administrators
UNIX:
スーパーユーザー
M
JP1/AJS3 Check Managerサービス,またはJP1/AJS3 Check Agentサービスのトレースログファイルサイズを変更する。ajschktrsetszWindows:
Administrators
UNIX:
スーパーユーザー
M,A
イベント・アクション制御マネージャーが保持する情報を削除する。jpomanevresetWindows:
Administrators
UNIX:
スーパーユーザー
M
イベント・アクション制御マネージャーの内部ログを解析し,マネージャーへのデータ送信頻度が高いエージェントと起動条件の情報を表示する。jpomanevshowWindows:
Administrators
UNIX:
スーパーユーザー
M
(凡例)
○:提供している。
M:JP1/AJS3 - Manager
A:JP1/AJS3 - Agent
Windows Server 2008のホストで,Administrators権限が必要なコマンドを実行する場合は,コマンドプロンプトを管理者として起動する必要があります。コマンドプロンプトを起動する際は,Windowsの[スタート]メニューの[コマンドプロンプト]を右クリックし,ショートカットメニューから[管理者として実行]を選択してください。なお,UAC機能が無効の場合は,コマンドプロンプトを管理者として起動する必要はありません。