形式
ajscnvdbimport
[-mh 論理ホスト名]
-F スケジューラーサービス名
-b データベース退避ファイル格納ディレクトリ
機能
ajscnvdbexportコマンドで退避したデータベース退避データを,指定するスケジューラーデータベースへ格納します。
指定したスケジューラーサービスにすでにデータがある場合は,既存のデータを削除してからデータを格納します。
スケジューラーサービスのデータベースにアクセスできる状態の場合に実行できます。
実行権限
Windowsの場合:Administrators権限
UNIXの場合:スーパーユーザー権限
格納先ディレクトリ
引数
-mh 論理ホスト名
論理ホスト名を指定します。指定できる文字数は,1~255(単位:バイト)です。
省略した場合,環境変数JP1_HOSTNAMEの設定があれば,環境変数が仮定されます。環境変数JP1_HOSTNAMEの指定がない場合は,「JP1_DEFAULT」が仮定されます。
-F スケジューラーサービス名
処理対象とするスケジューラーサービスのサービス名を指定します。指定できる文字数は,1~30(単位:バイト)です。
-b データベース退避ファイル格納ディレクトリ
データベース退避ファイルを格納するディレクトリを絶対パスで指定します。指定できる文字数は,1~234(単位:バイト)です。
ajscnvdbexportコマンドの-bオプションに指定した値を指定してください。
注意事項
このコマンドは,JP1/AJS2 V8以前からの移行処理で使用するコマンドです。
移行作業以外では使用しないでください。誤って実行した場合,既存のデータベースを破壊してしまいます。
戻り値
0 | 正常終了。 |
4~124で4の倍数値 | 異常終了。 |