jpqexport

形式

jpqexport
    -dt {isam}
    -co ファイル名
    [-mh 論理ホスト名]
    [-dp データベース格納ディレクトリ名]

機能

現時点でのジョブ実行環境(ジョブ実行エージェント,キュー,および排他実行リソース)をファイルに出力します。

実行権限

Windowsの場合:Administrators権限

UNIXの場合:スーパーユーザー権限

引数

-dt {isam}

ジョブ実行環境のデータベースの種類を指定します。

-co ファイル名

ジョブ実行環境を出力するファイル名を,絶対パスで指定します。

指定できる文字数は,1~511(単位:バイト)です。

-mh 論理ホスト名

論理ホスト名を指定します。

指定できる文字数は,1~255(単位:バイト)です。

省略した場合,物理ホスト名が仮定されます。

このオプションは,最初に指定してください。

-dp データベース格納ディレクトリ名

ジョブ実行環境のデータベースであるISAMファイルを格納しているディレクトリ名を指定します。

指定できる文字数は,1~511(単位:バイト)です。

省略した場合,環境設定時にジョブ実行環境のデータベース格納ディレクトリとして定義したディレクトリ名が仮定されます。

注意事項

  1. ジョブ実行環境を出力するファイルは,情報の上書きができません。ジョブ実行環境をファイルに出力する前には,必ず作成済みのファイルを削除または退避しておいてください。
  2. ジョブ実行環境のファイルへの出力処理は,ジョブ実行環境によっては,数十分掛かる場合があります。
  3. -mhオプションを省略した場合,環境変数JP1_HOSTNAMEは参照しません。論理ホストで運用している場合は,-mhオプションは省略しないでください。
  4. このコマンドとjajs_maintain -m managerを同時に実行しないでください。

戻り値

0正常終了。
1引数の指定が不適切である。
130指定したファイル,またはパスがない。
131指定したファイルは作成済みである。
133指定したファイルへのアクセス権限がない。
135データベースがない。または,システム資源が不足している。
137データベース格納ディレクトリがない。
138データベースへのアクセス権限がない。
140ジョブ実行環境を出力する権限(Administrators権限(Windowsの場合),またはスーパーユーザー権限(UNIXの場合))がない。
141環境設定が不適切である。または,論理ホスト名が不適切である。
145メモリーが不足している。
146ディスクの空き領域が不足している。
147内部的要因エラーが発生した。
149データベースのサイズが2ギガバイトを超えているため処理が行えない。
150データベースへ接続できない。