jajs_stop.cluster(UNIX限定)

形式

jajs_stop.cluster
    [論理ホスト名]
    [jajs_spmd_stopコマンドのオプション]

機能

論理ホスト環境で起動しているJP1/AJS3を停止します。

クラスタからJP1/AJS3の停止を制御するコマンドです。このコマンドを,クラスタに登録して使用します。

このコマンドが行う処理の流れを次に示します。

  1. JP1/AJS3を停止します。
  2. JP1/AJS3 Check ManagerサービスおよびJP1/AJS3 Check Agentサービスを停止します。
  3. psコマンドを実行してjajs_spmdプロセスを監視し,JP1/AJS3が停止するまで最大で60秒間待ちます。
  4. キューレスエージェントサービスに論理ホストがアタッチしている場合は,論理ホストをデタッチします。
  5. キューレスエージェントサービスを停止します。
  6. キューレスファイル転送サービスを停止します。

JP1/AJS3のインストール直後は,JP1/AJS3のプロセスだけ停止し,ほかのサービスの停止処理はコメント化されています。必要に応じて,停止処理が有効になるようにカスタマイズしてください,カスタマイズの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド1 17.2.8 論理ホスト環境のJP1/AJS3の起動および終了を制御する設定」を参照してください。

実行権限

スーパーユーザー権限

格納先ディレクトリ

/etc/opt/jp1ajs2/

引数

論理ホスト名

JP1/AJS3を停止する,論理ホスト環境の論理ホスト名を指定します。

指定できる文字数は,1~63(単位:バイト)です。

省略した場合,環境変数JP1_HOSTNAMEに指定しているホスト名が仮定されます。このオプションを省略し,環境変数JP1_HOSTNAMEに何も指定していない場合,このコマンドは異常終了します。

jajs_spmd_stopコマンドのオプション

jajs_spmd_stopコマンドのオプションを指定します。ただし,jajs_spmdコマンドの論理ホスト名のオプション(-hオプション)は指定できません。

オプションの詳細については,「2. コマンド jajs_spmd_stop」を参照してください。

注意事項

戻り値

0正常終了。
1異常終了。