形式
ajsschedule
[-F サービス名]
-b [[年/]月/]日
-e [[年/]月/]日
ルートジョブネット名
機能
特定期間について,ジョブネットの実行スケジュールを作成します。作成結果は,予定情報パラメーターの形式に従って標準出力ファイルに出力されます。予定情報パラメーターの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス2 4.4 予定情報ファイルの作成」を参照してください。
実行権限
次に示すJP1権限レベルのどれかを与えられたユーザー
引数
-F サービス名
処理対象とする,スケジューラーサービスのサービス名を指定します。
指定できる文字数は,1~30(単位:バイト)です。
-b [[年/]月/]日
作成するスケジュールの適用期間の開始日を指定します。
なお,開始時刻は基準時刻です。
このオプションで,年,または年/月の指定を省略した場合,次の値が仮定されます。
年:コマンドを実行した年
年/月:コマンドを実行した年と月
-e [[年/]月/]日
作成するスケジュールの適用期間の終了日を指定します。終了日は開始日と同じ日,または開始日以降の日を指定します。
なお,終了時刻は基準時刻に23時間59分59秒を加えた時刻です。
このオプションで,年,または年/月の指定を省略した場合,次の値が仮定されます。
年:コマンドを実行した年
年/月:コマンドを実行した年と月
ルートジョブネット名
出力対象のルートジョブネット名を930バイト以内で指定します。
ただし,ルートジョブネット名に総称名は指定できません。総称名を指定して実行した場合は,該当するルートジョブネットが複数あっても出力対象となるルートジョブネットは一つだけです。
また,ルートジョブネット名に論理ホスト名および実行IDは指定できません。
注意事項
戻り値
0 | 正常終了。 |
4~124で4の倍数値 | 異常終了。 |
使用例
ジョブネット「net1」の20XX年6月の予定を作成します。
ajsschedule -b 20XX/6/1 -e 20XX/6/30 /net1
出力例
PN=net1:20XX06050000:h::::::;
{
PJ=job:y:y:h;
}
PN=net1:20XX06120000:h::::::;
{
PJ=job:y:y:h;
}
PN=net1:20XX06190000:h::::::;
{
PJ=job:y:y:n;
}
PN=net1:20XX06260000:h::::::;
{
PJ=job:y:y:n;
}