ajsprint

形式

ajsprint
    [-F サービス名]
    {-a|-c [/[/]]|-d|-f フォーマット指示子|-v}
    [-t フォーマット指示子]
    [-J|-N|-G]
    [-R]
    [-L|-E]
    [-T]
    ジョブ名,ジョブネット名,またはジョブグループ名...

機能

ユニットの定義内容を標準出力ファイルに出力します。

実行権限

次に示すJP1権限レベルのどれかを与えられたユーザー

引数

-F サービス名

処理対象とする,スケジューラーサービスのサービス名を指定します。

指定できる文字数は,1~30(単位:バイト)です。

-a

指定したユニット,およびそのユニットに含まれるユニットのユニット定義情報を,ajsdefineコマンドで利用できる形式で出力します。

このオプションを指定した場合,引数としてルートジョブグループ「/」は指定できません。

このオプションは-tオプションと同時には指定できません。

環境設定パラメーターAJSPRINTNETSCHPRFによって,上位ジョブネットのスケジュールに依存する指定があり,かつスケジュールルールを持つネストジョブネットのユニット定義情報を出力する場合に,次のどちらかの出力方法を指定できます。

環境設定パラメーターAJSPRINTNETSCHPRFの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド2 2.2 スケジューラーサービス環境設定」を参照してください。

-c [/[/]]

カレンダー情報(運用日,休業日の区別)の出力対象年月日を指定します。

このオプションは-tオプションと同時に指定できます。-J,-N,-L,-E,-Tオプションと同時には指定できません。

なお,指定方法によって,出力形式を次の3種類の中から選べます(後述の「使用例1」も参照してください)。

このオプションを指定した場合,引数として指定できるユニットはジョブグループ名だけです(ジョブ名やジョブネット名を指定した場合,何も出力されません)。

ジョブグループ配下にジョブグループを定義した場合,そのジョブグループのカレンダー情報と,上位のすべてのジョブグループのカレンダー情報がマージされます。カレンダー情報のマージ例を次に示します。

(例)
[図データ]

-d

カレンダー情報を配布する際に必要な,カレンダー情報パラメーターを出力します。

このオプションを指定した場合,引数として指定できるユニットはジョブグループ名だけです(ジョブ名やジョブネット名を指定した場合,何も出力されません)。ルートジョブグループ「/」も指定できます。

出力する情報は,運用日と休業日のユニット定義パラメーターです。ファイルに出力することで,カレンダー情報ファイルとしてajscalendarコマンドの-dfオプションに指定できます。ユニット定義パラメーターの形式については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス2 4.1 ユニット定義ファイルの作成」を参照してください。

このオプションは,-J,-N,-L,-E,-T,-tオプションと同時には指定できません。

-f フォーマット指示子

フォーマット指示子で指定した情報を出力します。

フォーマット指示子は,%と1バイトの英字,または%と2バイトの英字で指定します。フォーマット指示子の詳細については,後述の「補足事項」を参照してください。

「"(ダブルクォーテーションマーク)」で囲んだフォーマット指示子以外の文字は,指定したとおりに出力されます。

このオプションは-tオプションと同時に指定できます。

-v

配下のユニットでマクロ変数を使用しているユニットを探索し,見つかったユニットの「ユニットの完全名」,「定義項目名(ユニット定義パラメーター名)」,および「定義情報中のマクロ変数名」を一覧形式で出力します。この三つの情報を1行データとして,複数見つかった場合その数分の行が出力されます。1ユニット中の1定義項目中に複数のマクロ変数が定義されていた場合もそれぞれ1行データとして複数行に分けて出力されます。

出力形式を次に示します(後述の「使用例3」も参照してください)。

配下のユニットでマクロ変数を使用しているユニットがない場合,何も出力しないでコマンドは正常終了します。

このオプションは,-a,-c,-d,-f,-tオプションと同時には指定できません。

-t フォーマット指示子

フォーマット指示子で指定した情報をタイトル行に出力します。

フォーマット指示子は,%と1バイトの英字,または%と2バイトの英字で指定します。フォーマット指示子の詳細については,後述の「補足事項」を参照してください。

「"(ダブルクォーテーションマーク)」で囲んだフォーマット指示子以外の文字は,指定したとおりに出力されます。

このオプションは,-c,-fオプションと同時に指定できます。-aオプションと同時には指定できません。

-J

ジョブの定義内容を出力します。

このオプションは,-c,-d,-Tオプションと同時には指定できません。

-N

ジョブネットの定義内容を出力します。

このオプションは,-c,-dオプションと同時には指定できません。

-G

ジョブグループの定義内容を出力します。

このオプションは,-L,-E,-Tオプションと同時には指定できません。

-R

指定したユニットに含まれるすべてのジョブグループ,ジョブネット,およびジョブの定義内容を,階層ごとに繰り返して出力します。

このオプションを,-L,-E,-Tオプションと同時に指定した場合,各オプションの指定内容に従って,ユニットの定義内容を出力します。

このオプションは,-aオプションと同時に指定しないことを推奨します。-aオプションと同時に指定すると,その出力結果をajsdefineコマンドのユニット定義情報に指定した場合に,正しくユニットが定義できない場合があります。

-L

実行登録していないジョブネットの定義内容を出力します。

このオプションは,-c,-d,-Gオプションと同時には指定できません。

-E

実行登録済みジョブネットの定義内容を出力します。

このオプションは,-c,-d,-Gオプションと同時には指定できません。

-T

ルートジョブネットの定義内容を出力します。

このオプションは-c,-d,-J,-Gオプションと同時には指定できません。

ジョブ名,ジョブネット名,またはジョブグループ名

定義内容を出力するジョブ名,ジョブネット名,またはジョブグループ名を指定します。

指定できる文字数は,1~930(単位:バイト)です。

ジョブ名,ジョブネット名,またはジョブグループ名は,複数指定できます。ただし,-c,および-dオプションを指定した場合,指定できるのはジョブグループ名だけです。

-aオプションを指定した場合,ルートジョブグループ「/」は指定できません。

-dオプションを指定した場合,ルートジョブグループ「/」は指定できます。

なお,ジョブ名,ジョブネット名,またはジョブグループ名に,論理ホスト名を指定できます。実行IDは指定できません。

注意事項

戻り値

0正常終了。
4~124で4の倍数値異常終了。

補足事項

表2-12 ユニットの出力に関するフォーマット指示子

フォーマット指示子出力情報ユニット種別の略号※3
%JN1ユニットの完全名
930バイト以内の文字列
mg,g,mn,rc,n,rm,j,pj,qj,jdj,orj,cmsj,evsj,evwj,flwj,lfwj,mlsj,mlwj,mqsj,mqwj,mssj,mswj,ntwj,pwlj,pwrj,tmwj,hln,nc
%jn1ユニット名
30バイト以内の文字列
mg,g,mn,rc,n,rm,j,pj,qj,jdj,orj,cmsj,evsj,evwj,flwj,lfwj,mlsj,mlwj,mqsj,mqwj,mssj,mswj,ntwj,pwlj,pwrj,tmwj,hln,nc
%ap1AJSCONF=,AJSPATH=で表される内容
%JNで表される内容のうち,最右端の「/」より右の部分を除いた内容。
mg,g,mn,rc,n,rm,j,pj,qj,jdj,orj,cmsj,evsj,evwj,flwj,lfwj,mlsj,mlwj,mqsj,mqwj,mssj,mswj,ntwj,pwlj,pwrj,tmwj,hln,nc
%TY1ユニットの種別
mgroup:マネージャージョブグループ
group:ジョブグループ
mnet:マネージャージョブネット
condn:起動条件(.CONDITION)
net:ジョブネット
rnet:リカバリージョブネット
rmnet:リモートジョブネット
rrnet:リカバリーリモートジョブネット
job:UNIXジョブ
rjob:リカバリーUNIXジョブ
pjob:PCジョブ
rpjob:リカバリーPCジョブ
qjob:QUEUEジョブ
rqjob:リカバリーQUEUEジョブ
jdjob:判定ジョブ
rjdjob:リカバリー判定ジョブ
orjob:ORジョブ
rorjob:リカバリーORジョブ
cmsjb:JP1/Cm2状態通知ジョブ
rcmsjb:リカバリーJP1/Cm2状態通知ジョブ
evwjb:JP1イベント受信監視ジョブ
revwjb:リカバリーJP1イベント受信監視ジョブ
flwjb:ファイル監視ジョブ
rflwjb:リカバリーファイル監視ジョブ
mlwjb:メール受信監視ジョブ
rmlwjb:リカバリーメール受信監視ジョブ
mqwjb:メッセージキュー受信監視ジョブ
rmqwjb:リカバリーメッセージキュー受信監視ジョブ
mswjb:MSMQ受信監視ジョブ
rmswjb:リカバリーMSMQ受信監視ジョブ
lfwjb:ログファイル監視ジョブ
rlfwjb:リカバリーログファイル監視ジョブ
ntwjb:Windowsイベントログ監視ジョブ
rntwjb:リカバリーWindowsイベントログ監視ジョブ
tmwjb:実行間隔制御ジョブ
rtmwjb:リカバリー実行間隔制御ジョブ
evsjb:JP1イベント送信ジョブ
revsjb:リカバリーJP1イベント送信ジョブ
mlsjb:メール送信ジョブ
rmlsjb:リカバリーメール送信ジョブ
mqsjb:メッセージキュー送信ジョブ
rmqsjb:リカバリーメッセージキュー送信ジョブ
mssjb:MSMQ送信ジョブ
rmssjb:リカバリーMSMQ送信ジョブ
pwljb:ローカル電源制御ジョブ
rpwljb:リカバリーローカル電源制御ジョブ
pwrjb:リモート電源制御ジョブ
rpwrjb:リカバリーリモート電源制御ジョブ
cuujb:カスタムUNIXジョブ
rcuujb:リカバリーカスタムUNIXジョブ
cupjb:カスタムPCジョブ
rcupjb:リカバリーカスタムPCジョブ
hlnet:ホストリンクジョブネット
netcn:ジョブネットコネクタ
mg,g,mn,rc,n,rm,j,pj,qj,jdj,orj,cmsj,evsj,evwj,flwj,lfwj,mlsj,mlwj,mqsj,mqwj,mssj,mswj,ntwj,pwlj,pwrj,tmwj,hln,nc
%ow1所有者名
31バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。
mg,g,mn,rc,n,rm,j,pj,qj,jdj,orj,cmsj,evsj,evwj,flwj,lfwj,mlsj,mlwj,mqsj,mqwj,mssj,mswj,ntwj,pwlj,pwrj,tmwj,hln,nc
%gr1グループ名
63バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。
mg,g,mn,rc,n,rm,j,pj,qj,jdj,orj,cmsj,evsj,evwj,flwj,lfwj,mlsj,mlwj,mqsj,mqwj,mssj,mswj,ntwj,pwlj,pwrj,tmwj,hln,nc
%ud1最終更新日時2mg,g,mn,rc,n,rm,j,pj,qj,jdj,orj,cmsj,evsj,evwj,flwj,lfwj,mlsj,mlwj,mqsj,mqwj,mssj,mswj,ntwj,pwlj,pwrj,tmwj,hln,nc
%cmコメント
80バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。
mg,g,mn,n,rm,j,pj,qj,jdj,cmsj,evsj,evwj,flwj,lfwj,mlsj,mlwj,mqsj,mqwj,mssj,mswj,ntwj,pwlj,pwrj,tmwj,hln,nc
%mhマネージャーホスト名
255バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。
mg,mn
%muマネージャーユニット名
961バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。
mg,mn
%en指定したユニットに含まれるユニット名
30バイト以内の文字列
g,n,rm
%eN指定したユニットに含まれる,種別記号付きのユニット名
35バイト以内の記号付き文字列。両端の記号が各シンボルの種類を表す。
<ジョブグループ名>
(ジョブネット名)
(リモートジョブネット名)R
[UNIXジョブ名]
<マネージャージョブグループ名>M
(マネージャージョブネット名)M
{QUEUEジョブ名}
[PCジョブ名]P
!起動条件付きジョブネット名!
[判定ジョブ名]J
[ORジョブ名]O
[JP1イベント受信監視ジョブ名]E
[ファイル監視ジョブ名]F
[メール受信監視ジョブ名]M
[メッセージキュー受信監視ジョブ名]Q
[MSMQ受信監視ジョブ名]S
[ログファイル監視ジョブ名]L
[Windowsイベントログ監視ジョブ名]N
[実行間隔制御ジョブ名]T
[JP1イベント送信ジョブ名]e
[メール送信ジョブ名]m
[メッセージキュー送信ジョブ名]q
[MSMQ送信ジョブ名]s
[JP1/Cm2状態通知ジョブ名]C
[ローカル電源制御ジョブ名]W
[リモート電源制御ジョブ名]w
[カスタムUNIXジョブ名]U
[カスタムPCジョブ名]u
(ホストリンクジョブネット名)L
(ジョブネットコネクタ名)C
リカバリーユニットの場合,括弧が二重になる。
(例)
[[リカバリーUNIXジョブ名]]
g,rc,n,rm
%Ceルートジョブネットの実行順序制御のスケジューラーサービス間連携
y:スケジューラーサービス間連携する
n:スケジューラーサービス間連携しない
g,n,nc
%Ch接続ホスト名
255バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。
g,n,nc
%Cs接続サービス名
30バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。
g,n,nc
%et指定したユニットに含まれるユニットの種別
%TYを参照のこと。
g,n,rm
%eH指定したユニットに含まれるユニットを画面に表示するときの水平位置
0~16,000(単位:ピクセル)の値
g,n,rm
%eV指定したユニットに含まれるユニットを画面に表示するときの垂直位置
0~10,000(単位:ピクセル)の値
g,n,rm
%sH指定したユニットに含まれるユニットを画面に表示するときに,水平方向に並べる個数
1~100(単位:個)の値
g,rc,n,rm
%sV指定したユニットに含まれるユニットを画面に表示するときに,垂直方向に並べる個数
1~100(単位:個)の値
g,rc,n,rm
%op運用日(特定日指定)2g
%cl休業日(特定日指定)2g
%w0~%w6週間標準値
%w0:日曜日
%w1:月曜日
%w2:火曜日
%w3:水曜日
%w4:木曜日
%w5:金曜日
%w6:土曜日
o:運用日
x:休業日
-:なし
g
%sd基準日
1~31:日
xx:n:曜日(xxは,su,mo,tu,we,th,fr,sa)と週(nは,1~5)
-:なし
g
%md月区分
this:当月
next:翌月
-:なし
g
%st基準時刻
hh:mm:時刻(hhは,0~23(単位:時)。mmは,0~59(単位:分))
**:**:なし
g
%Sdジョブネットの実行開始日2n,rm
%Stジョブネットの実行開始時刻2n,rm
%syジョブネットの開始遅延時刻2n,rm
%eyジョブネットの終了遅延時刻2n,rm
%lnリンク番号
NnNは,スケジュールを複数定義している場合のルール番号で1~144の値。nはリンク番号で1~144の値。ルール番号とリンク番号が同じ数値の場合は,何も出力されない。
-,-:なし(関係するジョブネットに,出力するリンク番号がない場合)
n,rm
%cy処理サイクル
N,n,XNは,スケジュールを複数定義している場合のルール番号で1~144の値。nは,Xに対応する1~31(単位:年,月,週,または日)の値。Xは,処理サイクルの種別で,y,m,w,d。
n,y:年の場合(nは,1~9)
n,m:月の場合(nは,1~12)
n,w:週の場合(nは,1~5)
n,d:日の場合(nは,1~31)
-,-,-:なし
n,rm
%sh振り替え方法
N,XXXXNは,スケジュールを複数定義している場合のルール番号で1~144の値。XXXXは,振り替え方法で,before,after,cancel,none。
before:前日に振り替え
after:翌日に振り替え
cancel:実行しない
none:振り替えなしで実行
n,rm
%hd振り替え猶予日数
N,XXNは,スケジュールを複数定義している場合のルール番号で1~144の値。XXは,振り替え猶予日数で,1~31(単位:日)の値
n,rm
%Wtイベント待ち時間
{N,t,HH:MM|N,r,MMMM|N,u|N,-}:Nは,スケジュールを複数定義している場合のルール番号で1~144の値。t,r,u,-は,イベント待ち時間の種別。HH:MMHHは,0~47(単位:時)。MMは,0~59(単位:分)),およびMMMM(1~2,879(単位:分))は,イベント待ち時間。
t:絶対時刻指定
r:相対分指定
u:無制限
-:なし
n,rm
%Wcイベント待ち回数
{N,w,n|N,u|N,-}:Nは,スケジュールを複数定義している場合のルール番号で1~144の値。w,u,-は,イベント待ち回数の種別。nは,イベント待ち回数で0~999(単位:回)の値。
w:イベント待ち回数を指定している。
u:イベント待ち回数は無制限。
-:なし
n,rm
%Cf起算情報
{N,m,C,c|-}:Nは,スケジュールを複数定義している場合のルール番号で1~144の値。mは,起算方法の種別で,a,b,またはn。Cは,起算日数で1~31(単位:日)の値。cは,起算猶予日数で1~31(単位:日)の値。-は,なし。
b:前日以前の運用日に振り替える。
a:翌日以降の運用日に振り替える。
n:なし
n,rm
%Ej排他ジョブネット名
30バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。
n,rm
%edジョブネットの実行有効期日2n,rm
%rg保存世代数
1~99(単位:世代)の値。ただし,システム設定オプションを有効にしておくと,最大999(単位:世代)まで出力できる。
n,rm
%Niジョブネットの実行優先順位
1~5の値。指定がない場合,-。
n,rm
%jcカレンダー情報
930バイト以内の文字列。指定がない場合,何も表示されない。
n,rm
%cdイベント待ち打ち切り日数
1day:1日間待つ。
2days:2日間待つ。
unlimited:無制限に待つ。
-:なし
n,rm
%de上位ジョブネットのスケジュールとの依存関係
yes:依存する。
no:依存しない。
n,rm
%msスケジューリング方式
skip:スケジュールスキップ方式
multi:多重スケジュール方式
n,rm
%mp多重起動属性
yes:許可する。
no:許可しない。
n,rm
%ha保留属性
yes:保留する。
no:保留しない。
ifAbend:異常時に保留する。
ifAbendW:異常警告時に保留する。
n,rm,j,pj,qj,jdj,cj,cpj,cmsj,evsj,evwj,flwj,lfwj,mlsj,mlwj,mqsj,mqwj,mssj,mswj,ntwj,pwlj,pwrj,tmwj
%Rhジョブネットに定義された実行マネージャー名
255バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。
n,rm
%arユニットの実行順序関係
先行ユニット名,後続ユニット名,接続種別:各ユニットは,30バイト以内の文字列。接続種別は,s,またはc。指定がない場合,-,-。
s:順接続
c:条件接続
n,rm
%CO起動条件
and:and接続
or:or接続
rc
%eUジョブ実行時のJP1ユーザー
ent:登録者で実行する。
def:定義者で実行する。
j,pj,qj,jdj,cj,cpj,orj,cmsj,evsj,evwj,flwj,lfwj,mlsj,mlwj,mqsj,mqwj,mssj,mswj,ntwj,pwlj,pwrj,tmwj
%cnカスタムジョブ名
16バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。
cj,cpj
%Teコマンドテキスト
1,023バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。
j,cj,cpj
%scスクリプトファイル名(UNIXの場合),または実行ファイル名(Windowsの場合)
511バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。
j,pj,qj,cj,cpj
%pmパラメーター
1,023バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。
j,pj,qj,cj,cpj
%wk作業用パス名
511バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。
j,pj
%ev環境変数ファイル名
511バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。
j,pj
%En環境変数
20,479バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。
j,pj,cj,cpj
%si標準入力ファイル名
511バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。
j,pj
%so標準出力ファイル名
511バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。
j,pj,cj,cpj
%se標準エラー出力ファイル名
511バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。
j,pj,cj,cpj
%oa標準出力ファイルの情報更新オプション
new:新しい標準出力ファイルに情報を出力する。
add:既存の標準出力ファイルに情報を追加する。
j,pj
%ea標準エラー出力ファイルの情報更新オプション
new:新しい標準エラー出力ファイルに情報を出力する。
add:既存の標準エラー出力ファイルに情報を追加する。
j,pj
%Et実行打ち切り時間
1~1,440(単位:分)の値
j,pj,jdj,cj,cpj,cmsj,evsj,evwj,flwj,lfwj,mlsj,mlwj,mqsj,mqwj,mssj,mswj,ntwj,pwlj,pwrj,tmwj
%prジョブネットまたはジョブの実行優先順位
1~5の値。指定がない場合,-。
n,rm,j,pj,qj,cj,cpj
%rh実行ホスト名
255バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。
n,rm,j,pj,jdj,cj,cpj,cmsj,evsj,evwj,flwj,lfwj,mlsj,mlwj,mqsj,mqwj,mssj,mswj,ntwj,pwlj,pwrj,tmwj
%un実行ユーザー名
63バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。
j,pj,cj,cpj
%jd終了判定
normal:常に正常
abnorm:常に異常
code:終了コード
exist:ファイルが作成されている場合,正常
modify:ファイルが更新されている場合,正常
j,pj,qj,cj,cpj
%wt警告終了しきい値
0~2,147,483,647の値。指定がない場合,-。
j,pj,qj,cj,cpj
%Th異常終了しきい値
0~2,147,483,647の値
j,pj,qj,cj,cpj
%jf終了判定ファイル名
260バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。
j,pj,cj,cpj
%quキュー名
63バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。
qj
%qmキューマネージャーホスト名
255バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。
qj
%rqジョブ名
63バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。
qj
%s1~%s4転送元ファイル名
511バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。
%s1:転送元ファイル1の名称
%s2:転送元ファイル2の名称
%s3:転送元ファイル3の名称
%s4:転送元ファイル4の名称
j,pj,qj
%d1~%d4転送先ファイル名
511バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。
%d1:転送先ファイル1の名称
%d2:転送先ファイル2の名称
%d3:転送先ファイル3の名称
%d4:転送先ファイル4の名称
j,pj,qj
%T1~%T4転送先ファイルのジョブ実行終了後の削除オプション
save:保存する。
delete:削除する。
j,pj
%ej判定方法
greater:判定値より大。
greater equal:判定値以上。
less:判定値より小。
less equal:判定値以下。
equal:判定値と等しい。
not equal:判定値と等しくない。
exist:ファイルが作成されている。
not exist:ファイルが作成されていない。
variable greater:変数が判定値より大。
variable greater equal:変数が判定値以上。
variable less:変数が判定値より小。
variable less equal:変数が判定値以下。
variable equal:変数が判定値と等しい。
variable not equal:変数が判定値と等しくない。
string equal:変数が判定文字列と等しい。
string part equal:変数が判定文字列を含む。
string not equal:変数が判定文字列と等しくない。
string not null:変数の値がある。
string null:変数の値がない。
jdj
%eC終了判定コード
0~4,294,967,295の値
jdj
%ef終了判定ファイル名
511バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。
jdj
%jV変数名
64バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。
jdj
%jT変数の判定文字列
511バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。
jdj
%jI変数の判定数値
0~2,147,483,647の値。
jdj
%CIJP1/Cm2/NNMまたはHP NNMに通知する状態付加情報
256バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。
cmsj
%CCJP1/Cm2/NNMまたはHP NNMに通知する状態
un:Unknown
no:Normal
wa:Warning
mi:Minor
ma:Major
cr:Critical
re:Restricted
te:Testing
di:Disabled
cmsj
%EDイベント詳細情報
1,024バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。
evwj
%Egイベント発行元グループID
-1~9,999,999,999の値。指定がない場合,********。
evwj
%EGイベント発行元グループ名
20バイト以内の文字列。指定がない場合,********。
evwj
%EHイベント発行元ホスト名,イベント送信先ホスト名
255バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。
evsj,evwj
%EI監視イベントID
17バイト以内の文字列。指定がない場合,********。
evwj
%eI送信イベントID
8バイト以内の文字列。指定がない場合,********。
evsj
%Eiイベント発行元IPアドレス
15バイト以内の文字列。指定がない場合,********。
evwj
%eMイベントメッセージ情報(送信)
1,023バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。
evsj
%EMイベントメッセージ情報(受信)
1,024バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。
evwj
%Epイベント発行元プロセスID
10バイト以内の文字列。指定がない場合,********。
evwj
%eSイベント拡張属性重大度(送信)
em:Emergencyを設定する。
al:Alertを設定する。
cr:Criticalを設定する。
er:Errorを設定する。
wr:Warningを設定する。
no:Noticeを設定する。
in:Informationを設定する。
db:Debugを設定する。
evsj
%ESイベント拡張属性重大度(受信)
em:Emergencyを条件一致とする。
al:Alertを条件一致とする。
cr:Criticalを条件一致とする。
er:Errorを条件一致とする。
wr:Warningを条件一致とする。
no:Noticeを条件一致とする。
in:Informationを条件一致とする。
db:Debugを条件一致とする。
evwj
%Ef任意のイベント拡張属性(送信)
128バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。
evsj
%ET終了判定条件
n:常に正常終了
a:常に異常終了
n,ファイル名:メッセージが指定したファイルの内容と一致する場合に正常終了
a,ファイル名:メッセージが指定したファイルの内容と一致する場合に異常終了
d,ファイル名:詳細情報が指定したファイルの内容と一致する場合に正常終了
b,ファイル名:詳細情報が指定したファイルの内容と一致する場合に異常終了
なお,ファイル名は,256バイト以内の文字列。
evwj
%Euイベント発行元ユーザーID
-1~9,999,999,999の値。指定がない場合,********。
evwj
%EUイベント発行元ユーザー名
20バイト以内の文字列。指定がない場合,********。
evwj
%EF任意のイベント拡張属性(受信)
2,048バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。
evwj
%FC監視条件
c:ファイルの作成を監視する。
d:ファイルの削除を監視する。
s:ファイルのサイズ変更を監視する。
m:ファイルの最終更新時刻の変更を監視する。
flwj
%FF監視対象ファイル名
255バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。
flwj
%FI監視時間間隔
1~600(単位:秒)の値
flwj
%FO監視対象ファイルがある場合の扱い
y:条件成立(正常終了)
n:監視継続
flwj
%Lwファイル未作成時エラーオプション
yes:エラーとする。
no:エラーとしない。
lfwj
%Ldログファイルの出力データ形式
s:シーケンシャルファイル(一つのログファイルに追加書き込みし続けるファイル。ログファイルが一定の容量に達すると,別のファイル名で新たにログファイルを作成して書き込むファイル)
s2:シーケンシャルファイル(ファイル名を変更して保存,またはファイルをいったん削除したあと,同じ名称のファイルを作成して新たにログを書き込むファイル)
w1:ラップアラウンド(ログファイルが一定の容量に達すると,ラップアラウンドして再び先頭からデータを上書きする形式のファイル)
w2:ラップアラウンド(ログファイルが一定の容量に達してラップアラウンドするとき,データを削除して再び先頭からデータを書き込む形式のファイル)
lfwj
%LFログファイル名
256バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。
lfwj
%LLヘッダー指定
l:行数(0~99,999(単位:行)の値)
s:サイズ(0~9,999,999(単位:行)の値)
-:なし
lfwj
%LMログ情報以外のデータ(AND/ORの区別は出力しない)
1,024バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。
lfwj
%Lmログ情報以外のデータ
1,024バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。
ANDは:(コロン),ORは改行が出力されます。
(出力例)「"AAA"かつ"BBB"または"CCC"」の場合
"AAA":"BBB"
"CCC"
lfwj
%LXイベントデータの最大長
2~512(単位:バイト)の値
lfwj
%LRログデータのレコード形式
v:可変長レコード(3~4バイトの文字列)を行の区切りとする。
f:固定長レコード(1~9,999,999バイトの文字列)を行の区切りとする。
lfwj
%LIファイル検索時間間隔
1~86,400(単位:秒)の値
lfwj
%Ls検索開始オプション
yes:先頭データから入力する。
no:先頭データから入力しない。
lfwj
%LDトラップするデータ(AND/ORの区別は出力しない)
2,048バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。
lfwj
%LTトラップするデータ
2,048バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。
ANDは:(コロン),ORは改行が出力されます。
(出力例)「"AAA"かつ"BBB"または"CCC"」の場合
"AAA":"BBB"
"CCC"
lfwj
%MA「"メールアドレス"」,または「xxx:"メールアドレス"」(メール送信ジョブの場合だけ)
to:"メールアドレス":メールを宛先に送信する。
cc:"メールアドレス":メールのコピーを宛先に送信する。
bcc:"メールアドレス":メールをブラインドカーボンコピーで宛先に送信する。
なお,メールアドレスは256バイト以内の文字列。
mlsj,mlwj
%MLメール受信リスト名
255バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。
mlwj
%MPプロファイル名
256バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。
mlsj,mlwj
%Msメールの保存
yes:メールを保存する。
no:メールを保存しない。
mlwj
%MS件名
256バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。
mlsj,mlwj
%MF添付ファイル保存先フォルダ名
256バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。
mlwj
%mF添付ファイル名
256バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。
mlsj
%mf添付ファイルリスト名
256バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。
mlsj,mlwj
%Mt本文保存先ファイル名
256バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。
mlwj
%MT本文
512バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。
mlsj,mlwj
%mt本文ファイル名
256バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。
mlsj
%QC相関識別子
24バイト以内の文字列。指定がない場合,-。
mqsj,mqwj
%QDメッセージ識別子
24バイト以内の文字列。指定がない場合,-。
mqsj,mqwj
%qEデッドレターキュー名
48バイト以内の文字列。指定がない場合,-。
mqsj
%qH保持時間
1~9,999,999(単位:分)の値。指定がない場合,-。
mqsj
%QMモデルキュー名
48バイト以内の文字列。指定がない場合,-。
mqsj,mqwj
%qdメッセージデータファイル名
256バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。
mqsj
%qFメッセージフォーマット名
8バイト以内の文字列。指定がない場合,-。
mqsj
%qMキューマネージャー名
48バイト以内の文字列。指定がない場合,-。
mqsj
%qp接続キュー管理プログラム名
48バイト以内の文字列。指定がない場合,-。
mqsj
%qR優先度
0~9の値。指定がない場合,-。
mqsj
%qP永続性
yes:永続性あり。
no:永続性なし。
mqsj
%QQキュー名
48バイト以内の文字列。指定がない場合,-。
mqsj,mqwj
%QSメッセージ格納ファイル名
256バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。
mqwj
%SAアプリケーション情報
0~FFFFFFFFの値。指定がない場合,-。
mssj,mswj
%SH保持時間
-1~2,147,483,647(単位:秒)の値
mssj
%sJメッセージのジャーナルキューへの格納指定
yes:格納する。
no:格納しない。
mssj
%SMメッセージラベル
249バイト以内の文字列。指定がない場合,-。
mssj,mswj
%sL配信制限時間
-2~2,147,483,647(単位:秒)の値
mssj
%sM配信モード
h:高速モード
r:回復可能モード
mssj
%sP優先順位
0~7の値
mssj
%slキューラベル名
124バイト以内の文字列。指定がない場合,-。
mssj
%SQキューパス名
259バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。
mssj,mswj
%SR相互関係
20バイト以内の文字列。指定がない場合,-。
mssj,mswj
%SFメッセージ格納ファイル名
256バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。
mswj
%sF本文ファイル名
259バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。
mssj
%sT本文タイプ
0~FFFFFFFFの値。指定がない場合,-。
mssj
%sUメッセージのデッドレターキューへの格納指定
yes:格納する。
no:格納しない。
mssj
%NJ分類の判定条件
yes:判定する。
no:判定しない。
ntwj
%NC分類
255バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。
ntwj
%ND説明
1,024バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。
ntwj
%NjイベントIDの判定条件
yes:判定する。
no:判定しない。
ntwj
%NIイベントID
16バイト以内の文字列。指定がない場合,-。
ntwj
%NEイベントの種類
i:情報イベントを監視する。
w:警告イベントを監視する。
e:エラーイベントを監視する。
s:成功の監査イベントを監視する。
f:失敗の監査イベントを監視する。
ntwj
%NLログ種別
sys:システムログを監視する。
sec:セキュリティログを監視する。
app:アプリケーションログを監視する。
dns:DNS Serverログを監視する。
dir:Directory Serviceログを監視する。
frs:ファイル複製サービスログを監視する。
ntwj
%Nsソースの判定条件
yes:判定する。
no:判定しない。
ntwj
%NSソース
255バイト以内の文字列。指定がない場合,-。
ntwj
%jpマクロ変数指定
2,048バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。
evwj,flwj,lfwj,mlwj,mqwj,mswj,ntwj,tmwj
%Mpプラットフォーム種別
U:UNIX環境で実行する。
P:WindowsおよびWindowsと互換がある環境で実行する。
cmsj,evsj,mlsj,mlwj,mqsj,pwlj
%PT実行種別
f:電源をオフする。
r:シャットダウン後,再起動する。
s:シャットダウンする。
pwlj
%Pf終了要求種別
m:監視終了
r:制限終了
f:強制終了
p:計画終了
pwlj
%PH対象ホスト名
255バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。
pwrj
%PF要求種別
o:電源をオンする。
m:監視終了する。
r:制限終了する。
f:強制終了する。
p:計画終了する。
s:強制停止する。
pwrj
%PN次回の電源オン時刻の設定
n:次回の電源オン時刻を設定しない。
a:エージェントに設定されている次回の電源オン時刻を有効にする。
c:{[mm/dd.]hh:mm}
 次回の電源投入時刻
 mm:1~12(単位:月)
 dd:1~31(単位:日)
 hh:0~23(単位:時)
 mm:0~59(単位:分)
pwrj
%PR再起動
yes:再起動する。
no:再起動しない。
pwrj
%PW電源オフの終了待ち
yes:リモート電源エージェントの電源をオフした場合,シャットダウンを待つ。
no:シャットダウンを待たない。
pwrj
%PM電源制御を実行するプラットフォーム種別
U:UNIX環境で実行する。
P:WindowsおよびWindowsと互換がある環境で実行する。
pwrj
%Tw待ち時間
1~1,440(単位:分)の値。
tmwj
%LNリンク先ネットグループ名
13バイト以内の文字列。指定がない場合,何も出力されない。
hln
%SP開始点
n:なし
s:選択
a:全体
hln
%Sh開始点として選択するメインフレームのジョブネット名
17バイト以内の文字列。最大16個出力される。指定がない場合,何も出力されない。
hln
%EP終了点
n:なし
s:選択
a:全体
hln
%Eh終了点として選択するメインフレームのジョブネット名
17バイト以内の文字列。最大16個出力される。指定がない場合,何も出力されない。
hln
%gtジョブグループの種別
n:ジョブグループ
p:プランニンググループ
ジョブグループまたはプランニンググループ以外の場合,何も出力されない。
g
%Ed作成日時mg,g,mn,rc,n,rm,j,pj,qj,jdj,cj,cpj,orj,cmsj,evsj,evwj,flwj,lfwj,mlsj,mlwj,mqsj,mqwj,mssj,mswj,ntwj,pwlj,pwrj,tmwj,hln,nc
%jtジョブのキューイング属性の種別
q:キューイング属性あり
n:キューイング属性なし
j,pj,evsj,mlsj,mqsj,mssj,cmsj,pwlj,pwrj
%esイベントジョブの打ち切り状態
kl:強制終了
nr:正常終了
wr:警告検出終了
an:異常検出終了
evwj,flwj,lfwj,mlwj,mqwj,mswj,ntwj,tmwj
%Ee実行前のイベント検索
JP1イベント受信監視ジョブが実行された時刻から指定された時間分だけさかのぼった時刻以降のJP1イベントを検索する。1~720(単位:分)の値。
no:過去のJP1イベント検索をしない
evwj
%eKイベントの到達確認
y:到達確認を行う
n:到達確認を行わない
evsj
%ePイベントの到達確認を行う間隔
3~600(単位:秒)の値。到達確認を行わない場合,-。
evsj
%eRイベントの到達確認を行う回数
0~999(単位:回)の値。到達確認を行わない場合,-。
evsj
%fd終了遅延監視するジョブネットまたはリモートジョブネットの実行所要時間。1~2,879(単位:分)の値。
または,ジョブの実行所要時間。1~1,440(単位:分)の値。
指定がない場合,何も出力されない。
n,rm,j,pj,qj,cj,cpj,cmsj,evsj,evwj,flwj,lfwj,mlsj,mlwj,mqsj,mqwj,mssj,mswj,ntwj,pwlj,pwrj,tmwj
%AB起動条件付きジョブネット異常終了後の動作
exec:ジョブネットの実行を開始する
hold:ジョブネットの実行開始を保留する
stop:起動条件の監視を停止する
rc
%mS監視世代の多重起動
multi:監視を開始する
wait:監視の終了を待つ
skip:監視を開始しない
rc
%gs起動条件が成立した実行世代の滞留
yes:繰り越さないで滞留させる
no:繰り越して滞留させない
rc
%Nlルートジョブネットの実行順序制御
y:ルートジョブネットの実行順序を制御する
n:ルートジョブネットの実行順序を制御しない
g,n
%Nnジョブネットコネクタ名
930(単位:バイト)以内の文字列。
指定がない場合,何も出力されない。
g,n
%Nmルートジョブネットの実行順序制御方式
y:ジョブネットコネクタと同期して実行する
n:ジョブネットコネクタと非同期に実行する
ルートジョブネットの実行順序を制御しない場合,-。
g,n
%Nr接続先のルートジョブネット名
930(単位:バイト)以内の文字列。
指定がない場合,何も出力されない。
nc
%Ud配下ユニットを含めた最終更新日時
注意事項
フォーマット指示子%Udを指定してajsprintコマンドを実行した場合,出力対象のユニット配下すべてのユニットの情報を参照するため,処理に時間が掛かります。処理時間は,出力対象のユニット配下の総ユニット数に依存します。
出力対象がリリース登録したルートジョブネット(リリース先ジョブネット)の場合,リリース登録したジョブネット定義のうち,最新の定義の最終更新日付が出力されます。
mg,g,mn,rc,n,rm,j,pj,qj,jdj,orj,cmsj,evsj,evwj,flwj,lfwj,mlsj,mlwj,mqsj,mqwj,mssj,mswj,ntwj,pwlj,pwrj,tmwj,hln,nc
%mm待ち合わせ方法
and:すべての待ち合わせ対象ユニットが終了したら実行を開始する。
or:待ち合わせ対象ユニットが一つでも終了したら実行を開始する。
待ち合わせ条件に待ち合わせ対象ユニットが一つも定義されていない場合,何も出力されない。
n,j,pj,qj,cmsj,evsj,evwj,flwj,lfwj,mlsj,mlwj,mqsj,mqwj,mssj,mswj,ntwj,pwlj,pwrj,tmwj,nc,cj,cpj
%NM待ち合わせ対象ユニットに待ち合わせる世代がない場合の動作
y:実行を開始する。
n:実行を開始しない。
待ち合わせ条件に待ち合わせ対象ユニットが一つも定義されていない場合,何も出力されない。
n,j,pj,qj,cmsj,evsj,evwj,flwj,lfwj,mlsj,mlwj,mqsj,mqwj,mssj,mswj,ntwj,pwlj,pwrj,tmwj,nc,cj,cpj
%EN待ち合わせ対象ユニット名
930バイト以内の文字列。
待ち合わせ条件に待ち合わせ対象ユニットが一つも定義されていない場合,何も出力されない。
待ち合わせ条件に待ち合わせ対象ユニットが複数定義されている場合,1ユニットごとに改行されて出力される。
n,j,pj,qj,cmsj,evsj,evwj,flwj,lfwj,mlsj,mlwj,mqsj,mqwj,mssj,mswj,ntwj,pwlj,pwrj,tmwj,nc,cj,cpj
%an待ち合わせ対象ユニットとの順序関係
待ち合わせ対象ユニット名および自ユニット名が次の形式で出力される。

待ち合わせ対象ユニット名,自ユニット名

各ユニットは930バイト以内の完全名で出力される。
待ち合わせ条件に待ち合わせ対象ユニットが一つも定義されていない場合,何も出力されない。
待ち合わせ条件に待ち合わせ対象ユニットが複数定義されている場合,1ユニットごとに改行されて出力される。
n,j,pj,qj,cmsj,evsj,evwj,flwj,lfwj,mlsj,mlwj,mqsj,mqwj,mssj,mswj,ntwj,pwlj,pwrj,tmwj,nc,cj,cpj
注※1
-tオプションに指定できるフォーマット指示子です。
注※2
出力形式については,表2-14を参照してください。
注※3
ユニット種別の略号については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス2 4.2.1 属性定義情報の記述方法」のパラメーター「ty=」の説明を参照してください。

表2-13 その他のフォーマット指示子

フォーマット指示子出力情報
%%%
%n改行文字
%tタブ文字
%x現在の日
%X現在の時刻
注※
ajsprintコマンドの実行開始日時です。なお,出力形式については,次の表を参照してください。

表2-14 フォーマット指示子の出力形式

フォーマット指示子出力形式
%ud
%Ed
%Ud
YYYY/MM/DD hh:mm:ss
(例)
2009/12/30 12:30:30
%cl
%op
%ed
%x
YYYY/MM/DD
(例)
2009/12/30
指定がない場合,****/**/**
%Xhh:mm:ss
(例)
12:30:30
%Sd[N,]{[[yyyy/]mm/]{[+|*|@]dd|[+|*|@]b[-DD]|[+]{su|mo|tu|we|th|fr|sa}[:{n|b}]}|en|ud}
  • Nは複数定義の場合のルール番号で,1~144の値
  • yyyyは,西暦年の4けた
  • mmは,月
  • +は,相対日
  • *は,運用日
  • @は,休業日
  • ddは,1か月の日付
  • bは,最終日
  • -DDは最終日からの日数で,1~35の値
  • su,mo,tu,we,th,fr,saは日曜日からの曜日(日曜~土曜)
  • nは,第n週のnで,1~5の値
    省略した場合,実行登録操作をした日,およびajsscheduleコマンドの実行操作をした日から次の曜日を開始日として扱います。なお,開始年月の[年]または[月]のどちらかを指定している場合に,この指定を省略すると,実行登録操作時,およびajsscheduleコマンド実行時に第1週が仮定されます。
  • bは,その月の最終日
  • enは,実行開始日が実行登録日であるということ
  • udは,未定義であるということ
%St[N,][+]hh:mm
  • Nは複数定義の場合のルール番号で,1~144の値
  • +は,相対時刻
  • hhは時で,0~47の値
  • mmは分で,0~59の値
  • 指定がない場合,**:**
%sy
%ey
[N,]{hh:mm|Pmmmm}
  • Nは複数定義の場合のルール番号で,1~144の値
  • hhは時で,0~47の値
  • mmは分で,0~59の値
  • Pは,M(ルートジョブネットから),U(上位ジョブネットから),またはC(自ジョブネットから)
  • mmmmは分で,0~2,879の値
  • 指定がない場合,**:**

表2-15 許可モードの表示内容

けた意味
1ジョブに対して,セットユーザーIDビット,セットグループIDビットを設定している
セットユーザーIDビットあり:
4,または5
セットグループIDビットあり:
2,または3
両方あり:
6,または7
両方なし:
0,または1
2~4所有者(2けた目),グループ(3けた目),その他(4けた目)の更新,操作,参照,不可の権限を表す8進数の値更新:7
操作:5
参照:4,または6
不可:0,1,2,または3

使用例1

ジョブグループ(group1)のカレンダー情報を標準出力ファイルに出力します。

基準日は21日とします。

(1) 1日分(2009年10月30日分)を出力する場合

ajsprint -c 2009/10/30 /group1

出力例

o(運用日)またはx(休業日)
o

(2) 1か月分(2009年10月分)を出力する場合

ajsprint -c 2009/10 /group1

出力例

表示開始月  基準日      曜日  o(運用日)またはx(休業日)...
2009/10    2009/10/21  Wed   o o o o x x o o o o o x x .........

(3) 12か月分(2009年分)を出力する場合

ajsprint -c 2009 /group1

出力例

表示開始月  基準日      曜日  o(運用日)またはx(休業日)...
2009/01    2009/01/21  Wed   o o o o x x o o o o o x x ...
2009/02    2009/02/21  Sat   o x x o o o o o x x o o o ...
(中略)
2009/12    2009/12/21  Mon   x o x o o o x x x x x x x ...

使用例2

ルートジョブグループ「/」下のすべてのユニット定義情報・カレンダー情報を退避・回復します。

Windows版JP1/AJS3を使って退避・回復する場合

退避手順とコマンドの指定例を次に示します。

  1. すべてのユニットの,ユニット定義情報を退避する。

    ajsprint -a /* > c:¥temp¥winbackup.txt

  2. ルートジョブグループ「/」(つまりルートジョブグループ「AJSROOT」)の運用日・休業日のカレンダー情報を退避する。

    ajsprint -d / > c:¥temp¥rootcal.txt

  3. 「AJSROOT」の基準時刻,基準日,および月区分を退避する。

    ajsprint -f"-lt %st -ld %sd -md %md" / > c:¥temp¥calopt.txt

  4. 「AJSROOT」のコメント,所有者,およびグループを退避する。

    ajsprint -f"-C %cm -o %ow -g %gr" / > c:¥temp¥chgopt.txt

回復時に指定するコマンドの指定例を次に示します。

  1. ajsdefine c:¥temp¥winbackup.txt
  2. ajscalendar -df c:¥temp¥rootcal.txt /
  3. for /F "tokens=*" %i in (c:¥temp¥calopt.txt) do ajscalendar %i /
  4. for /F "tokens=*" %i in (c:¥temp¥chgopt.txt) do ajschange %i /

UNIX版JP1/AJS3を使って退避・回復する場合

退避手順とコマンドの指定例を次に示します。

  1. すべてのユニットの,ユニット定義情報を退避する。

    ajsprint -a "/*" > /tmp/unitbackup.txt

  2. ルートジョブグループ「/」(つまりルートジョブグループ「AJSROOT」)の運用日・休業日のカレンダー情報を退避する。

    ajsprint -d / > /tmp/rootcal.txt

  3. 「AJSROOT」の基準時刻,基準日,および月区分を退避する。

    ajsprint -f"-lt %st -ld %sd -md %md" / > /tmp/calopt.txt

  4. 「AJSROOT」のコメント,所有者,およびグループを退避する。

    ajsprint -f"-C %cm -o %ow -g %gr" / > /tmp/chgopt.txt

回復時に指定するコマンドの指定例を次に示します。

  1. ajsdefine /tmp/unitbackup.txt
  2. ajscalendar -df /tmp/rootcal.txt /
  3. ajscalendar `cat /tmp/calopt.txt` /
  4. ajschange `cat /tmp/chgopt.txt` /

使用例3

ジョブネット(/net1)配下のユニットで定義されているマクロ変数を探索し,一覧で出力します。このジョブネット配下には三つのジョブ(job1,job2,job3)があり,job1のパラメーター(prm)に?AJS2PARAM?,job3の環境変数(env)定義に?AJS2ENV1?および?AJS2ENV2?が定義されているものとします。

ajsprint -F AJSROOT1 -v /net1

出力例

/net1/job1 prm ?AJS2PARAM?
/net1/job3 env ?AJS2ENV1?
/net1/job3 env ?AJS2ENV2?