ログイン時または監視モード切り替え時は,すべての監視オブジェクトが「状態未取得」の状態で表示されます。状態が取得できた監視オブジェクトから非同期に,それぞれの状態に割り当てられた表示色でアイコンが表示されます。また,[環境設定]ダイアログボックスでの設定によって,アイコンにマウスカーソルを近づけると,ツールチップに状態名が表示されます。設定の詳細については,「16.3.10 [環境設定]ダイアログボックス」を参照してください。
特定のオブジェクトに対して常に状態名を表示して監視したい場合や,オブジェクトの状態が状態不明になりその要因を知りたい場合には,[詳細情報]ダイアログボックスを表示させます。ただし,状態不明時の要因がわかるのはAJS3ユニット監視オブジェクトだけです。
マップエリアで対象となるオブジェクトを選択し[表示]-[詳細情報]を選択すると,選択したオブジェクトがAJS3ユニット監視オブジェクトの場合は,[詳細情報-[AJS3ユニット監視オブジェクト]]ダイアログボックスが,業務スコープの場合は[詳細情報-[業務スコープ]]ダイアログボックスが表示されます。
図13-11 [詳細情報-[AJS3ユニット監視オブジェクト]]ダイアログボックス
業務スコープ配下の各オブジェクトの場合は,業務スコープを選択して[表示]-[開く]を選択すると,業務スコープの内容を現在のウィンドウで確認できます。
また,[表示]-[別のウィンドウで開く]を選択すると,別のウィンドウで業務スコープの内容を表示させることもできます。