JP1/Automatic Job Management System 3 操作ガイド

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9.3.1 ジョブネットの実行開始日時を変更する

ジョブネットの実行開始日時を一時的に変更する手順を次に示します。

  1. [JP1/AJS3 - View]ウィンドウの機能メニューで[ステータス監視]をクリックする。
    [ステータス監視]が選択状態になります。
  2. ツリーエリアで,実行開始日時を変更したいジョブネットを管理するジョブグループをクリックする。
    クリックしたジョブグループが選択状態になります。
    ルートジョブネットがリストエリアに表示されます。
  3. 操作対象のジョブネットのルートジョブネットをクリックし,[表示]−[デイリースケジュール]−[階層表示]を選択する。
    [デイリースケジュール(階層表示)]ウィンドウが表示されます。
  4. ツリーエリアで,操作対象のジョブネットをクリックする。
    クリックしたジョブネットが選択状態になります。
  5. 手順4で選択したジョブネットについて,スケジュールエリアで,実行開始日時を変更したい四角をクリックする。または,実行結果リストで,実行開始日時を変更したい行をクリックする。
  6. [操作]−[計画一時変更]−[日時変更]を選択する。
    [日時変更]ダイアログボックスが表示されます。
  7. ジョブネットの実行開始日時を変更する。
  8. [OK]ボタンをクリックする。
    [日時変更]ダイアログボックスが閉じます。
    ジョブネットの実行開始日時が一時的に変更されます。
    スケジュールエリアの四角は,手順7で指定した日時に移動します。四角は,実行開始待ち状態を表す空色(デフォルト色)で表示されます。
    実行結果リストにも,変更が反映されます。

ジョブネットの実行開始日時を一時変更する場合の詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 導入ガイド 4.5.3 ジョブネットの実行日時を一時変更する」を参照してください。

注意事項
  • 実行開始日時を変更できるのは,「開始時刻待ち」,「先行終了待ち」,「保留中」状態などの実行が開始していないジョブネットです。終了しているジョブネットに対して日時変更した場合は,再実行時に日時変更が有効になります。
    ajsplanコマンドを使用する場合,実行IDまたは登録番号を指定すれば,終了しているジョブネットに対して日時変更できます。
  • 操作対象がリリース先ジョブネットの場合,次の操作はできません。
    ・「適用中」状態のジョブネット定義の実行開始日時をリリース日時以降に変更する。
    ・「リリース待ち」状態のジョブネット定義の実行開始日時をリリース日時より前に変更する。
  • 48時間制スケジュールを採用していて,ルートジョブネットのスケジュールを24:00以降に変更する場合,[日時変更]ダイアログボックスの[日時指定]に絶対時刻で24:00以降を指定することで,当日のスケジュールとして扱えます。相対時刻でルートジョブネットのスケジュールを24:00以降に指定すると,翌日のスケジュールとして扱われます。
  • ルートジョブネットのスケジュール定義に48時間制スケジュールを採用し,基準時刻に0:00以外を設定している場合,指定した日時とJP1/AJS3運用上の日時とにずれが生じたり,時刻の並びが非連続になったりと,運用が複雑になるため注意が必要です。詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 導入ガイド 3.3.2(1)(a) 実行開始日時の設定」を参照してください。

補足事項
ジョブネットの実行開始日時は,次のウィンドウからも変更できます。
  • [JP1/AJS3 - View]ウィンドウ(メイン画面)
  • [JP1/AJS3 - View]ウィンドウ(サマリー監視画面)
  • [マンスリースケジュール]ウィンドウ
  • [ジョブネットモニタ]ウィンドウ
  • [検索]ウィンドウ

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