JP1/Automatic Job Management System 3 操作ガイド

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5.4 起動条件の設定

この節では,ジョブネットに起動条件を設定する方法を説明します。

起動条件を設定する手順を次に示します。

  1. 起動条件を設定したいルートジョブネットを,[ジョブネットエディタ]ウィンドウに表示する。
  2. [排他編集]がチェックされた状態にする。
  3. [編集]−[起動条件の設定]を選択する。
    [詳細定義−[起動条件]]ダイアログボックスが表示されます。
  4. 起動条件の成立条件などを指定する。
    [定義]タブで[OR]を選択すると,手順7〜9で指定する条件のうち,どれか一つの条件が成立した時点で,ジョブネットが起動されます。
    [定義]タブで[AND]を選択すると,手順7〜9で指定する条件がすべて成立した時点で,ジョブネットが起動されます。
  5. [OK]ボタンをクリックする。
    [詳細定義−[起動条件]]ダイアログボックスが閉じます。
    起動条件を定義するための仮想的なジョブネット(「.CONDITION」という名称のジョブネット)が作成され,ツリーエリアに表示されます。
  6. ジョブネット「.CONDITION」をクリックする。
    ジョブネット「.CONDITION」用のマップエリアが表示されます。
  7. アイコンリストの[イベント]タブからイベントジョブアイコンをドラッグし,マップエリアにドロップする。
    [詳細定義−[イベントジョブ]]ダイアログボックスが表示されます。
  8. イベントジョブに属性などを定義する。
  9. [OK]ボタンをクリックする。
    [詳細定義−[イベントジョブ]]ダイアログボックスが閉じます。
  10. 必要に応じて,手順7〜9を繰り返す。

注意事項
  • 起動条件を設定できるのは,ルートジョブネットだけです。
  • 起動条件はルートジョブネットに対して一つだけ作成できます。複数作成できません。

補足事項
  • ジョブネット「.CONDITION」に定義するイベントジョブは,関連づけできません。
  • ジョブネット「.CONDITION」に設定した成立条件を確認または変更できます。[編集]−[起動条件の設定]を選択し,表示される[詳細定義−[起動条件]]ダイアログボックスで確認または変更します。
  • 起動条件を削除する場合は,[編集]−[起動条件の削除]を選択します。
  • 起動条件の設定の機能については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 導入ガイド 3.4 起動条件の定義」を参照してください。

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