JP1/Automatic Job Management System 3 操作ガイド

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5.2.6 待ち合わせ条件を設定する

定義したジョブやジョブネットに対して,待ち合わせ条件を設定します。

待ち合わせ条件を設定する手順を次に示します。

  1. [ジョブネットエディタ]ウィンドウのマップエリアに,次のどちらかのジョブネットを表示する。

    待ち合わせ条件を設定したいユニットがジョブネットの場合
    待ち合わせ条件を設定したいジョブネットを表示します。

    待ち合わせ条件を設定したいユニットがジョブネット以外の場合
    待ち合わせ条件を設定したいユニットを含むジョブネットを表示します。

    注意事項
    待ち合わせ条件を設定できるユニットについては,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(業務設計編) 2.2.5 待ち合わせ条件を使用したユニットの実行順序制御」を参照してください。
  2. [排他編集]がチェックされた状態にする。
  3. 待ち合わせ条件を設定したいユニットのアイコンをクリックする。待ち合わせ条件を設定したいユニットがジョブネットの場合,ツリーエリアのジョブネットをクリックする。
    クリックしたアイコン,またはジョブネットが選択状態になります。
  4. [編集]−[待ち合わせ条件の設定]を選択する。
    [待ち合わせ条件の設定]ダイアログボックスが表示されます。
  5. 待ち合わせ条件を定義する。
    [待ち合わせ条件の設定]ダイアログボックスで,待ち合わせ条件を定義します。

    注意事項
    待ち合わせ対象ユニットとして,プランニンググループ配下の,ルートジョブネット以外のユニットを指定する場合,ルートジョブネット名を省略した形式で指定してください。
    例えば,プランニンググループplangr配下のjobnet/job1を待ち合わせ対象ユニットとして指定する場合,ユニット完全名は/plangr/jobnet/job1ですが,「/plangr/job1」と指定します。
  6. [OK]ボタンをクリックする。
    [待ち合わせ条件の設定]ダイアログボックスが閉じます。
    手順3で選択したユニットに待ち合わせ条件が設定されます。
    手順3でアイコンを選択した場合は,アイコンに「W」が付加されます。
  7. 必要に応じて,[ジョブネットエディタ]ウィンドウのツリーエリア,マップエリア,またはリストエリアでジョブネットを選択して,[表示]−[待ち合わせ条件の設定一覧]を選択する。
    [待ち合わせ条件の設定一覧]ウィンドウが表示されます。
    待ち合わせ対象ユニットの定義不正の有無や,待ち合わせ条件の設定内容を確認します。
    [待ち合わせ条件の設定一覧]ウィンドウの詳細については,「15.11 [待ち合わせ条件の設定一覧]ウィンドウ」を参照してください。

注意事項
待ち合わせ条件を使用する場合,あらかじめセットアップが必要です。セットアップしていない場合,待ち合わせ条件は定義できますが,待ち合わせ条件付きユニットを実行するとすぐに異常終了します。
待ち合わせ条件のセットアップについては,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド1 6.1.7 待ち合わせ条件を使用するための設定」を参照してください。

補足事項
待ち合わせ対象ユニットは完全パスで指定します。そのため,開発用ホストでユニットを定義・テストしてから本番用ホストにコピーするような運用の場合,開発用ホストと本番用ホストでジョブネット階層が同一であれば,本番用ホストで待ち合わせ対象ユニットのパスを修正する必要はありません。

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