1.2 運用中に実施する作業内容

JP1/AJS3の運用中に実施する作業内容の一覧と,このマニュアルでの説明個所の対応を次の表に示します。業務に関する作業と,システムに関する作業に大別されます。

表1-1 運用中に実施する作業内容と記載個所

運用中に実施する作業内容記載個所
日々の業務の運用に関する内容実行結果の確認(正常終了,異常終了)
実行時間や遅延(開始遅延,終了遅延)の監視
5. ジョブネットの監視
運用中の定義変更
  • ジョブやジョブネットの実行抑止
  • 運用中のジョブネット定義の変更など
8. 運用中の設定変更
システムの運用に関する内容バックアップ(継続性)とリカバリー
  • JP1/AJS3を使用するシステムの設定情報のバックアップとリカバリー,およびシステム全体のバックアップとリカバリー
  • データベースのバックアップとリカバリー
  • ジョブネットの退避と回復
2. バックアップとリカバリー
3. データベースのバックアップとリカバリー
4. ジョブネットの退避・回復
キャパシティ監視
  • ログファイルのサイズと出力されるログ情報
  • データベースの使用状況
6. キャパシティの監視
サービスの起動と停止7. JP1/AJS3のサービスの起動と停止
運用中の設定変更
  • ジョブ実行環境(実行エージェント情報)の変更
  • ホスト名やIPアドレスの変更など
8. 運用中の設定変更
長時間運用するための作業(メンテナンス)10. データベースのメンテナンス
クラスタシステムでの運用(可用性)11. クラスタシステムでの運用
ディザスター・リカバリー運用12. JP1/AJS3のディザスター・リカバリー
運用ノウハウJP1/AJS3を運用するためのノウハウの紹介9. さまざまな運用方法