8.9.2 JP1/AJS3が動作しているホストのIPアドレスを変更する
JP1/AJS3が動作しているホストのIPアドレスを変更する場合,次の点に注意してください。
- IPアドレスを変更する前に次のサービスを停止し,停止したことを確認したあと,IPアドレスを変更してサービスを再起動してください。
- すべてのJP1/AJS3サービス
- JP1/AJS3 Console Managerサービス
- JP1/AJS3 Console Agentサービス
- JP1/AJS3 Queueless Agentサービス
- JP1/AJS3 Queueless File Transferサービス
- 過去にイベントジョブを実行したことがあるエージェントホストのIPアドレスを変更する場合は,ajsshowコマンドなどでエージェントホストでジョブを実行していないことを確認した上でIPアドレスを変更したあと,イベントジョブを定義しているマネージャーホストで次のどちらかの操作を行ってください。
- JP1/AJS3サービスまたはJP1/AJS2サービスを再起動する。
- マネージャーホストが標準構成のJP1/AJS3の場合,ajsagtdelコマンドおよびajsagtaddコマンドを実行して,IPアドレスを変更したエージェントを再登録する。
マネージャーホストがJP1/AJS2 08-00以降,または互換用ISAM構成のJP1/AJS3の場合,jpqagtdelコマンドおよびjpqagtaddコマンドを実行して,IPアドレスを変更したエージェントを再登録する。
ajsshowコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス1 2. コマンド ajsshow」を参照してください。
- JP1/AJS3 - Viewから物理ホストのJP1/AJS3 - Managerに接続する場合は,必ず物理ホスト名に対応したIPアドレスに対して接続してください。
- エージェントホストでのキューレスジョブの実行中に,マネージャーホストのIPアドレスを変更した場合,マネージャーホストではジョブの終了状態が終了状態不明になります。IPアドレスを変更する場合は,必ず,キューレスジョブを実行していないことを確認してください。また,ジョブの終了状態が終了状態不明になった場合は,エージェントホストのキューレスログファイルからジョブの終了状態を確認してください。