2.3.5 JP1/AJS3 - Viewの設定情報のリカバリー

バックアップしたJP1/AJS3 - Viewの設定情報をリカバリーする場合に,必要な作業を次に示します。

次に,バックアップしたJP1/AJS3 - Viewの設定情報をリカバリーするときに必要な作業について説明します。

<この項の構成>
(1) JP1/AJS3 - Viewのインストール
(2) 設定情報のリカバリー
(3) カスタムジョブアイコンのリカバリー
(4) JP1/AJS3 - View用にユーザーが作成したアイコンイメージフォルダのリカバリー
(5) JP1/AJS3 Console Viewのセットアップ
(6) JP1/AJS3 Console View用のアイコンイメージファイル・背景イメージファイルのリカバリー

(1) JP1/AJS3 - Viewのインストール

ディスク障害などでJP1/AJS3 - Viewの環境が壊れた場合,まずJP1/AJS3 - Viewをインストールしてください。

(2) 設定情報のリカバリー

バックアップしたファイルおよびフォルダを,元の位置にリカバリーしてください。

注意事項
リカバリーする前に,次の条件を満たしていることを確認してください。
  • JP1/AJS3 - Viewがインストール済みであること
  • JP1/AJS3 - Viewが停止していること
  • JP1/AJS3 Console Viewが停止していること

リカバリー対象ファイルおよびフォルダを次の表に示します。

表2-17 JP1/AJS3 - Viewのリカバリー対象ファイルおよびフォルダ

ファイルおよびフォルダ名内容
Windows 7,Windows Server 2008,およびWindows Vistaの場合
  • JP1/AJS3 - Viewのインストール先フォルダ¥conf¥ajs.conf
  • JP1/AJS3 - Viewのインストール先フォルダ¥conf¥ajs2.conf※1
  • %ALLUSERSPROFILE%※2¥Hitachi¥JP1¥JP1_DEFAULT¥JP1AJS2V¥conf¥default.conf※3
  • %ALLUSERSPROFILE%※2¥Hitachi¥JP1¥JP1_DEFAULT¥JP1AJS2V¥conf¥JP1ユーザー名※3,※4
  • JP1/AJS3 - Viewのインストール先フォルダ¥conf¥timezone
  • JP1/AJS3 - Viewのインストール先フォルダ¥conf¥ajscon.conf※5
  • JP1/AJS3 - Viewのインストール先フォルダ¥conf¥ajscon2.conf※1,※5
  • %ALLUSERSPROFILE%※2¥Hitachi¥JP1¥JP1_DEFAULT¥JP1AJS2V¥conf¥jmc_default.conf※3,※5
Windows Server 2003およびWindows XP Professionalの場合
  • JP1/AJS3 - Viewのインストール先フォルダ¥conf¥ajs.conf
  • JP1/AJS3 - Viewのインストール先フォルダ¥conf¥ajs2.conf※1
  • JP1/AJS3 - Viewのインストール先フォルダ¥conf¥default.conf※3
  • JP1/AJS3 - Viewのインストール先フォルダ¥conf¥JP1ユーザー名※3,※4
  • JP1/AJS3 - Viewのインストール先フォルダ¥conf¥timezone
  • JP1/AJS3 - Viewのインストール先フォルダ¥conf¥ajscon.conf※5
  • JP1/AJS3 - Viewのインストール先フォルダ¥conf¥ajscon2.conf※1,※5
  • JP1/AJS3 - Viewのインストール先フォルダ¥conf¥jmc_default.conf※3,※5
JP1/AJS3 - View環境設定ファイルおよびフォルダ
Windows 7,Windows Server 2008,およびWindows Vistaの場合
  • %ALLUSERSPROFILE%※2¥Hitachi¥JP1¥JP1_DEFAULT¥JP1AJS2V¥custom.dir¥*.*※6
Windows Server 2003およびWindows XP Professionalの場合
  • JP1/AJS3 - Viewのインストール先フォルダ¥custom.dir¥*.*※6
JP1/AJS3 - Viewカスタムジョブ登録情報ファイル
  • JP1/AJS3 - Viewのインストール先フォルダ¥addin.dir
JP1/AJS3 - Viewアドインプログラム登録情報フォルダ
注※1
OSやマシンスペック,表示する情報量に変更がある場合は,ファイルを上書きコピーしないで,メモリー所要量を見直して設定し直してください。詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 操作ガイド 11.2.5 メモリー所要量を設定する」またはマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 操作ガイド 14.2.5 メモリー所要量を設定する」を参照してください。
注※2
「%ALLUSERSPROFILE%」のデフォルトは「システムドライブ¥ProgramData」です。
注※3
設定内容によってはファイルがない場合があります。
注※4
ユーザー指定オプションファイル(ajs2view_opt.conf)や壁紙の設定で指定したファイルに変更がある場合は,設定し直してください。
注※5
JP1/AJS3 Console Viewの環境設定ファイルです。
注※6
Cjobregm.exe以外のファイルをリカバリーしてください。

(3) カスタムジョブアイコンのリカバリー

バックアップしたアイコン用gifファイルを,元の位置にリカバリーしてください。

なお,カスタムジョブのアイコンを作成していない場合,この作業は不要です。

注意事項
リカバリーする前に,次の条件を満たしていることを確認してください。
  • JP1/AJS3 - Viewがインストール済みであること
  • JP1/AJS3 - Viewが停止していること

リカバリー対象ファイルを次の表に示します。

表2-18 JP1/AJS3 - Viewのリカバリー対象ファイル

ファイル名内容
JP1/AJS3 - Viewのインストール先フォルダ¥image¥custom¥CUSTOM_PC_USER_任意の名称.gifカスタムPCジョブのアイコン用gifファイル
JP1/AJS3 - Viewのインストール先フォルダ¥image¥custom¥CUSTOM_UX_USER_任意の名称.gifカスタムUNIXジョブのアイコン用gifファイル

(4) JP1/AJS3 - View用にユーザーが作成したアイコンイメージフォルダのリカバリー

バックアップしたJP1/AJS3 - View用のアイコンイメージフォルダを元の位置にリカバリーしてください。

バックアップしたJP1/AJS3 - View用のアイコンイメージフォルダがない場合,この作業は不要です。

注意事項
リカバリーする前に,次の条件を満たしていることを確認してください。
  • JP1/AJS3 - Viewがインストール済みであること
  • JP1/AJS3 - Viewが停止していること

表2-19 アイコンイメージを作成した場合のリカバリー対象フォルダ

フォルダ名内容
JP1/AJS3 - Viewのインストール先フォルダ¥image¥extend¥user_任意の名称ユーザーが作成したアイコンイメージファイルの格納フォルダ

(5) JP1/AJS3 Console Viewのセットアップ

JP1/AJS3 Console機能を使用している場合は,JP1/AJS3 Console Viewのセットアップをしてください。

(6) JP1/AJS3 Console View用のアイコンイメージファイル・背景イメージファイルのリカバリー

バックアップしたJP1/AJS3 Console View用のアイコンイメージファイル・背景イメージファイルを元の位置にリカバリーしてください。

バックアップしたJP1/AJS3 Console View用のアイコンイメージファイル・背景イメージファイルがない場合,この作業は不要です。

注意事項
リカバリーする前に,次の条件を満たしていることを確認してください。
  • JP1/AJS3 - Viewがインストール済みであること
  • JP1/AJS3 Console Viewが停止していること