4.3.3 ajsrestoreコマンドまたはJP1/AJS3 - Viewでユニットを回復する手順

ajsrestoreコマンドまたはJP1/AJS3 - Viewでユニットを回復するために必要な権限を次の表に示します。

表4-5 回復するために必要な権限

対象回復に必要な操作権限
退避ボックスOSユーザーでのディレクトリ移動権限
退避ファイルOSユーザーでの更新権限
回復する階層の上位のユニットJP1ユーザーでの参照権限
回復する階層JP1ユーザーでの参照権限
回復する階層の下位のユニットJP1ユーザーでの参照権限

JP1/AJS3 - Viewでユニットを回復する手順を説明します。

  1. [JP1/AJS3 - View]ウィンドウまたは[ジョブネットエディタ]ウィンドウで,回復先のジョブネットまたはジョブグループを選択する。
  2. [ファイル]-[回復]を選択する。
    [回復]ダイアログボックスが表示されます。ダイアログボックスの[退避ボックス]には,現在定義されている退避ボックス名が表示されています。
  3. [退避ボックス]でボックス名を選択する。
    選択した退避ボックスに格納されている退避ファイル一覧が[退避ファイル]に表示されます。
  4. [退避ファイル]から退避ファイル名を選択してダブルクリックする。
    ファイル名が[回復の対象]に入力されます。
  5. [OK]ボタンをクリックする。
    指定した場所にユニットが回復されます。

ajsrestoreコマンドでユニットを回復する例を次に示します。

(例)
退避ボックス(BACKUP)の中に退避したユニットを回復する場合

ajsrestore -n BACKUP

ajsrestoreコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス1 2. コマンド ajsrestore」を参照してください。