4.3.4 退避ボックスの属性を変更および表示する(UNIX限定)

UNIXのコマンドを使って,退避ボックスの属性を変更および表示します。

コマンドの使用例を次に示します。なお,この例では,次のコマンドを実行し,カレントディレクトリがJP1/AJS3の環境設定パラメーターAJSBKUROOTで定義したディレクトリになっているものとします。

cd /var/opt/jp1ajs2/backup/schedule(標準値の場合)

(例1)
退避ボックス(BACKUP)の所有者を「user2」に変更し,user2だけが更新できるようにする場合

chmod    0744  BACKUP/.ajsbkup
chown    user2  BACKUP/.ajsbkup
chmod    0755  BACKUP
chown    user2  BACKUP

(例2)
退避ボックス(BACKUP)の名称を「host1_BACKUP」に変更する場合

mv    BACKUP  host1_BACKUP

(例3)
退避ボックス(BACKUP)の中の退避ファイル名の一覧を表示する場合

ls  -la  BACKUP