4.1.1 退避・回復の機能

ユニットの定義情報の退避・回復には,次の二つの方法があります。

ユニットの退避・回復の機能と使用するコマンドの対応について次の表に示します。

表4-1 ユニットの退避・回復機能と使用するコマンド

機能使用するコマンド
ユニットの定義内容の出力ajsprint1
ユニットの定義ajsdefine1
ユニットの退避ajsbackup2
ユニットの回復ajsrestore2
退避ボックスの削除ajsbkudel
退避ボックスの属性変更と表示所有者chown3
グループchgrp3
許可モードchmod3
名称変更mv3
退避ファイル名の一覧ls3
退避ボックス内のユニットの一覧表示ajsrestore
注※1
任意のファイルで,ユニットを退避・回復する方法です。他ホストにユニットを配布する場合や業務の内容ごとにまとめて退避する必要がない場合に使用します。
注※2
JP1/AJS3の退避ファイルで,ユニットを退避・回復する方法です。
この操作は[JP1/AJS3 - View]ウィンドウのメニューからも実行できます。操作方法については,「4.3 ajsbackup,ajsrestoreコマンドまたはJP1/AJS3 - Viewによるジョブネットの退避・回復の操作」を参照してください。他ホストにユニットを配布しない場合や業務の内容ごとにまとめて退避する必要がある場合に使用します。
注※3
UNIXのコマンドです。