この項では,JP1/AJS3 - Agentのセットアップについて説明します。JP1/AJS3 - Agentのセットアップには,スーパーユーザーの実行権限が必要です。
JP1/Baseのセットアップが完了したら,JP1/AJS3 - Agentをセットアップする前に,接続先のJP1/AJS3 - Managerが正常に動作することを確認しておいてください。
JP1/AJS3を起動するユーザーのumaskには,JP1/AJS3のコマンドを実行するすべてのユーザーから参照・更新できるumaskを設定してください。
なお,ここでは,JP1/AJS3を動作させるために,基本となるセットアップ方法を説明します。業務に合わせて設定を変更したい場合は,必要に応じて次に示す個所を参照してください。
設定または変更したい内容 | 参照個所 |
---|---|
環境設定パラメーターの設定手順 | 14.2節 |
ジョブ実行時のワークパスを変数として定義する | 15.2.1 |
エージェントのパイプ通信タイムアウト値の変更 | 15.2.15 |
ジョブプロセス実行準備完了通知時のタイムアウト値の設定 | 15.2.16 |
イベントジョブのログサイズ設定の変更 | 15.3.1 |
ファイル監視ジョブの状態引き継ぎオプションの設定 | 15.3.3 |
ラージファイル(2ギガバイト以上のファイル)を監視するための設定 | 15.3.12 |
JP1/AJS3サービスの自動起動および自動終了の設定 | 15.7.1 |
JP1/AJS3定義内容の事前チェック機能の設定 | 15.5.1 |
ログ情報の採取 | 16章 |
クラスタ運用時のセットアップ | 17章 |
(1) セットアップの手順
JP1/AJS3 - Agentのセットアップの手順を次に示します。
これでセットアップは終了です。