15.1.8 一時変更の操作管理機能を使用するための設定

ジョブネットに対して行った計画一時変更や保留属性変更などの操作情報を,一覧で表示したり,一時変更情報の一覧から任意の操作を選択して一時変更を再操作したりする場合,一時変更の操作管理機能を有効にする必要があります。

一時変更の操作管理機能は,デフォルトでは無効になっています。一時変更の操作管理機能を使用するには,環境設定パラメーターSAVEPLANINFOを有効に設定してください。

一時変更の操作管理機能を使用する手順を次に示します。

<この項の構成>
(1) 定義手順
(2) 環境設定パラメーター一覧

(1) 定義手順

  1. JP1/AJS3のサービスを停止する。
    次のコマンドを実行して,プロセスがすべて停止していることを確認します。

    # /etc/opt/jp1ajs2/jajs_stop
    # /opt/jp1ajs2/bin/jajs_spmd_status

  2. 次のコマンドを実行して,「(2) 環境設定パラメーター一覧」の環境設定パラメーターを設定する。

    jajs_config -k 定義キー名 "環境設定パラメーター名"=定義内容

  3. JP1/AJS3を再起動する。
    設定した内容が構成定義に反映されます。

(2) 環境設定パラメーター一覧

表15-5 一時変更の操作管理機能を使用するかどうかを設定する環境設定パラメーター

定義キー環境設定パラメーター定義内容
[{JP1_DEFAULT|論理ホスト名}¥JP1AJSMANAGER¥スケジューラーサービス名]"SAVEPLANINFO"=一時変更の操作管理機能の使用可否
注※
{JP1_DEFAULT|論理ホスト名}の部分は,物理ホストの場合は「JP1_DEFAULT」を,論理ホストの場合は「論理ホスト名」を指定します。

環境設定パラメーターの定義内容の詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド2 2.2(97) SAVEPLANINFO」を参照してください。