異なるジョブネットにあるユニット間の実行順序を,待ち合わせ条件を使用して制御する場合,待ち合わせ条件を有効にしておく必要があります。
待ち合わせ条件は,デフォルトでは無効になっています。待ち合わせ条件を使用するには,環境設定パラメーターPREWAITUSEを設定する必要があります。
待ち合わせ条件を使用する手順を次に示します。
(1) 定義手順
jajs_spmd_stop -n jajs_schd -F スケジューラーサービス名
jajs_config -k 定義キー名 "環境設定パラメーター名"=定義内容
jajs_spmd -n jajs_schd -F スケジューラーサービス名
(2) 環境設定パラメーター一覧
表6-4 待ち合わせ条件を使用するかどうかを設定する環境設定パラメーター
定義キー | 環境設定パラメーター | 定義内容 |
---|---|---|
[{JP1_DEFAULT|論理ホスト名}¥JP1AJSMANAGER¥スケジューラーサービス名]※ | "PREWAITUSE"= | 待ち合わせ条件を使用するかどうかの設定 |
環境設定パラメーターの定義内容の詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド2 2.2(92) PREWAITUSE」を参照してください。