「"(ダブルクォーテーションマーク)」を含むデータを指定したとおりに引き継ぎ情報として引き継がせることができます。詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(システム構築編) 4.3.7(4) 「"(ダブルクォーテーションマーク)」を含むデータをイベントジョブの引き継ぎ情報に使用する」を参照してください。
「"(ダブルクォーテーションマーク)」を含むデータを指定したとおりに引き継ぎ情報として引き継がせるオプションを有効にするための設定をするには,jajs_configコマンドを実行します。
設定手順を次に示します。
(1) 定義手順
(a) 標準構成の場合
# /etc/opt/jp1ajs2/jajs_stop※
# /opt/jp1ajs2/bin/jajs_spmd_status
jajs_config -k 定義キー名 "環境設定パラメーター名"=定義内容
(b) 互換用ISAM構成の場合
# /etc/opt/jp1ajs2/jajs_stop※
# /opt/jp1ajs2/bin/jajs_spmd_status
jbssetcnf 設定ファイル名
(2) 環境設定パラメーター一覧
表15-37 引き継ぎ情報における「"(ダブルクォーテーションマーク)」有効オプション設定の環境設定パラメーター
定義キー | 環境設定パラメーター | 定義内容 |
---|---|---|
| "MacVarDQuotation"= | 引き継ぎ情報における「"(ダブルクォーテーションマーク)」有効オプション |
環境設定パラメーターの定義内容の詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド2 2.4(4) MacVarDQuotation」を参照してください。