イベントジョブを使用する場合,かつDNS運用時にFQDN形式のホスト名で運用する場合の設定について説明します。ここでは,JP1/AJS3を新規に導入する場合の設定手順を次に示します。イベントジョブを使用する場合の設定であり,標準ジョブ・アクションジョブ・カスタムジョブはすでに対応しています。
運用中の環境で変更する場合は,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 運用ガイド 8.9.5 イベントジョブを使用したDNS運用時にFQDN形式のホスト名での運用に変更する」を参照してください。
なお,この設定はマネージャーホスト上で実施します。
設定手順を次に示します。
(1) 定義手順
(a) 標準構成の場合
# /etc/opt/jp1ajs2/jajs_stop※
# /opt/jp1ajs2/bin/jajs_spmd_status
jajs_config -k 定義キー名 "環境設定パラメーター名"=定義内容
(b) 互換用ISAM構成の場合
# /etc/opt/jp1ajs2/jajs_stop※
# /opt/jp1ajs2/bin/jajs_spmd_status
jbssetcnf 設定ファイル名
(2) 環境設定パラメーター一覧
表15-38 イベントジョブを使用したDNS運用時にFQDN形式で運用する設定の環境設定パラメーター
定義キー | 環境設定パラメーター | 定義内容 |
---|---|---|
| "DNSEstablish"= | イベントジョブを使用したDNS運用時にFQDN形式で運用するための定義 |
環境設定パラメーターの定義内容の詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド2 2.4(5) DNSEstablish」を参照してください。