ジョブ実行時のファイルのアクセス権限チェックで,ファイルパーミッションだけでなくアクセス制御リストやセカンダリーグループの設定も有効にする場合の設定手順について次に示します。
この設定は,エージェントホスト単位に行ってください。また,UNIXジョブに対してだけ有効です。
なお,キューレスジョブ実行機能では,次に示す設定は必要ありません。キューレスジョブ実行時のファイルのアクセス権限チェックは,該当するファイルのパーミッションだけでなく,アクセス制御リストやセカンダリーグループの設定も有効です。
(1) 定義手順
# /etc/opt/jp1ajs2/jajs_stop※
# /opt/jp1ajs2/bin/jajs_spmd_status
jajs_config -k 定義キー名 "環境設定パラメーター名"=定義内容
(2) 環境設定パラメーター一覧
表15-29 ジョブ実行時のファイルのアクセス権限をチェックする方法を設定する環境設定パラメーター
定義キー | 環境設定パラメーター | 定義内容 |
---|---|---|
[{JP1_DEFAULT|論理ホスト名}¥JP1NBQAGENT¥Job]※ | "FileAccessPermissionMode"= | UNIXジョブ実行時のファイルのアクセス権限をチェックする方法の設定 |
環境設定パラメーターの定義内容の詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド2 2.3(64) FileAccessPermissionMode」を参照してください。