ajsagtadd,ajsagtdel,ajsagtaltコマンドを使用して,JP1/AJS3の運用中に実行エージェントや実行エージェントグループを追加,削除,または変更できます。
QUEUEジョブ,サブミットジョブを使用する場合は,jpqagtadd,jpqqueaddなどのコマンドを使用してQUEUEジョブ,サブミットジョブ用のエージェントやキューを追加,削除,または変更します。詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(システム構築編) 7.1.2(1)(b) 運用中にQUEUEジョブ,サブミットジョブの実行環境の構成定義情報を変更する場合の手順」を参照してください。
各コマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス1 2. コマンド」を参照してください。
(1) 実行エージェントの設定手順
ajsagtaddコマンドで実行エージェントおよび実行エージェントグループを追加する手順を次に示します。
ajsagtadd -a 実行エージェント名 [-s 実行ホスト名] [-c 時刻-時刻=ジョブ実行多重度,...]
ajsagtadd -a AP1 -s Host1 -c 01:00-05:00=1
ajsagtadd -g 実行エージェントグループ名 [-l 実行エージェント名[:優先順位],...]
ajsagtadd -g APG1 -l AP1:16,AP2,AP3:5
ajsagtshow {-a 実行エージェント名|-g 実行エージェントグループ名|-l|-n}
ajsagtshow -a AP1
実行エージェントおよび実行エージェントグループは,実行エージェント定義ファイルを使用して,次のコマンドで一括して登録することもできます。
ajsagtadd -f 実行エージェント定義ファイル名
実行エージェント定義ファイルは,ajsagtprintコマンドで出力されるCSVファイルと同じ形式で作成します。実行エージェント定義ファイルの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス1 2. コマンド ajsagtadd」およびマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス1 2. コマンド ajsagtprint」を参照してください。
(2) 実行エージェントの注意事項