ジョブの実行時にマクロ変数の引き継ぎ情報の展開が失敗した場合,そのジョブネットの状態を「起動失敗」にするか,マクロ変数名を文字列として扱いそのままジョブネットを実行させるかを設定できます。
ジョブ実行時にマクロ変数の引き継ぎに失敗した場合の動作を設定するための方法を次に示します。
(1) 定義手順
# /etc/opt/jp1ajs2/jajs_stop※
# /opt/jp1ajs2/bin/jajs_spmd_status
jajs_config -k 定義キー名 "環境設定パラメーター名"=定義内容
(2) 環境設定パラメーター一覧
表15-20 マクロ変数の展開失敗時の動作を指定するための環境設定パラメーター
定義キー | 環境設定パラメーター | 定義内容 |
---|---|---|
[{JP1_DEFAULT|論理ホスト名}¥JP1AJS2COMMON]※ | "MACROCHANGEFAIL"= | イベントジョブ,および実行登録時に指定したマクロ変数の展開失敗時の動作 |
環境設定パラメーターの定義内容の詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド2 2.9(3) MACROCHANGEFAIL」を参照してください。