7.6.4 ログファイル監視ジョブの注意事項
ログファイル監視ジョブの注意事項(使用する前に知っておいた方がよいこと)を次に示します。
なお,ログファイル監視ジョブの動作の概要については,「2.4.4(3) ログファイルの更新を契機に処理を実行する(ログファイル監視ジョブ)」を参照してください。
- 注意事項
- (例)
- 「Error」「Warning」「Information」「Notice」を監視する場合,次に示すように指定します。
「lftpd="Error";
lftpd="Warning":!"Error";
lftpd="Information":!"Error":!"Warning";
lftpd="Notice":!"Error":!"Warning":!"Information";」
- ログファイル名を相対パスで指定した場合,次に示すディレクトリが通常,ログファイルのカレントディレクトリとなります。
Windowsの場合
システムフォルダ¥system32
UNIXの場合
jajs_spmdコマンドの実行ディレクトリ
- Windowsでは,多数のログファイル監視ジョブを同時に実行すると,JP1/Baseのエラーメッセージを出力し,ログファイル監視ジョブが異常終了することがあります。このような場合,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」を参照して,JP1/Baseのエラーメッセージの対処方法に従って対処してください。
- FQDN形式のイベントサーバ名を持つイベントサーバが稼働するホストでログファイル監視ジョブを実行する場合は,実行エージェントのJP1/AJS3にFQDN形式のイベントサーバ名オプション(環境設定パラメーターEventServerName)を設定し,ログファイル監視ジョブが使用するイベントサーバ名(FQDN形式)を指定してください。設定手順については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド1 6.3.18 DNSを使ったシステムでのイベントサーバ名の設定」(Windowsの場合),またはマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド1 15.3.18 DNSを使ったシステムでのイベントサーバ名の設定」(UNIXの場合)を参照してください。