9.4 ウイルス対策ソフト実行時の注意事項

ウイルス対策ソフトの影響で,JP1/AJS3が使用しているファイルおよびフォルダに対するファイルアクセスに排他制御によるロックが掛かることがあります。この影響で,次のような現象が発生するおそれがあります。

JP1/AJS3の稼働中にウイルスチェックをする場合は,次のファイルおよびフォルダを対象から外してください。JP1/AJS3の停止中にウイルスチェックをしてJP1/AJS3を再起動する場合は,次のファイルおよびフォルダに対してウイルスチェックが完了したことを確認してください。

JP1/AJS3 - Managerのファイルおよびフォルダ
Windowsの場合
  • JP1/AJS3 - Managerのログファイルおよびフォルダ
    JP1/AJS3 - Managerのログファイルおよびフォルダについては,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング 1.2.4(1) Windowsの場合」を参照してください。
  • JP1/AJS3 - Managerの共通のファイルおよびフォルダのうち,次に該当するもの
    ・ユーザーが参照できるファイルおよびフォルダ
    ・ユーザーが参照または変更する必要のないファイルおよびフォルダ
    ・JP1/Cm2/NNMまたはHP NNM連携使用時のファイルおよびフォルダのうち,ユーザーが参照または変更する必要のないファイルおよびフォルダ
    ・組み込みDBのファイルおよびフォルダ
    これらのファイルおよびフォルダについては,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング 付録A.1(1)(a) 共通のファイルおよびフォルダ」またはマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング 付録A.1(1)(b) JP1/Cm2/NNMまたはHP NNM連携使用時のファイル」を参照してください。
  • JP1/AJS3 Console Managerのファイルおよびフォルダのうち,次に該当するもの
    ・ユーザーが参照できるファイルおよびフォルダ
    ・ユーザーが参照または変更する必要のないファイルおよびフォルダ
    これらのファイルおよびフォルダについては,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング 付録A.4(1) Windowsの場合」を参照してください。
  • ジョブの定義で指定したファイルおよびフォルダ
  • ajsembdbbuildコマンドの-d,-a,-ld,または-blオプションに指定したフォルダ以下すべて
    ajsembdbbuildコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス2 2. セットアップコマンド ajsembdbbuild」を参照してください。
  • 環境設定パラメーターAJSTMPDIRで指定したフォルダ以下すべて
    環境設定パラメーターAJSTMPDIRの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド2 2.2 スケジューラーサービス環境設定」を参照してください。
UNIXの場合
  • JP1/AJS3 - Managerのログファイルおよびディレクトリ
    JP1/AJS3 - Managerのログファイルおよびディレクトリについては,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング 1.2.4(2) UNIXの場合」を参照してください。
  • JP1/AJS3 - Managerの共通のファイルおよびディレクトリのうち,次に該当するもの
    ・ユーザーが参照できるファイルおよびディレクトリ
    ・ユーザーが参照または変更する必要のないファイルおよびディレクトリ
    ・JP1/Cm2/NNMまたはHP NNM連携使用時のファイルおよびディレクトリのうち,ユーザーが参照または変更する必要のないファイルおよびディレクトリ
    ・組み込みDBのファイルおよびディレクトリ
    これらのファイルおよびディレクトリについては,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング 付録A.1(2)(a) 共通のファイルおよびディレクトリ」またはマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング 付録A.1(2)(b) JP1/Cm2/NNMまたはHP NNM連携使用時のファイルおよびディレクトリ」を参照してください。
  • JP1/AJS3 Console Managerのファイルおよびディレクトリのうち,次に該当するもの
    ・ユーザーが参照できるファイルおよびディレクトリ
    ・ユーザーが参照または変更する必要のないファイルおよびディレクトリ
    これらのファイルおよびフォルダについては,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング 付録A.4(2) UNIXの場合」を参照してください。
  • ジョブの定義で指定したファイルおよびディレクトリ
  • ajsembdbbuildコマンドの-d,-a,-ld,または-blオプションに指定したディレクトリ以下すべて
    ajsembdbbuildコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス2 2. セットアップコマンド ajsembdbbuild」を参照してください。
  • 環境設定パラメーターAJSTMPDIRで指定したディレクトリ以下すべて
    環境設定パラメーターAJSTMPDIRの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド2 2.2 スケジューラーサービス環境設定」を参照してください。
JP1/AJS3 - Agentのファイルおよびフォルダ
Windowsの場合
  • JP1/AJS3 - Agentのログファイルおよびフォルダ
    JP1/AJS3 - Agentのログファイルおよびフォルダについては,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング 1.2.4(1) Windowsの場合」を参照してください。
  • JP1/AJS3 - Agentの共通のファイルおよびフォルダのうち,次に該当するもの
    ・ユーザーが参照できるファイルおよびフォルダ
    ・ユーザーが参照または変更する必要のないファイルおよびフォルダ
    ・JP1/Cm2/NNMまたはHP NNM連携使用時のファイルおよびフォルダのうち,ユーザーが参照または変更する必要のないファイルおよびフォルダ
    これらのファイルおよびフォルダについては,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング 付録A.2(1)(a) 共通のファイルおよびフォルダ」またはマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング 付録A.2(1)(b) JP1/Cm2/NNMまたはHP NNM連携使用時のファイル」を参照してください。
  • ジョブの定義で指定したファイルおよびフォルダ
UNIXの場合
  • JP1/AJS3 - Agentのログファイルおよびディレクトリ
    JP1/AJS3 - Agentのログファイルおよびディレクトリについては,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング 1.2.4(2) UNIXの場合」を参照してください。
  • JP1/AJS3 - Agentの共通のファイルおよびディレクトリのうち,次に該当するもの
    ・ユーザーが参照できるファイルおよびディレクトリ
    ・ユーザーが参照または変更する必要がないファイルおよびディレクトリ
    ・JP1/Cm2/NNMまたはHP NNM連携使用時のファイルおよびディレクトリのうち,ユーザーが参照または変更する必要のないファイルおよびディレクトリ
    これらのファイルおよびフォルダについては,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング 付録A.2(2)(a) 共通のファイルおよびディレクトリ」またはマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング 付録A.2(2)(b) JP1/Cm2/NNMまたはHP NNM連携使用時のファイルおよびディレクトリ」を参照してください。
  • ジョブの定義で指定したファイルおよびフォルダ
JP1/AJS3 - Viewのファイルおよびフォルダ
  • JP1/AJS3 - Viewのファイルおよびフォルダのうち,次に該当するもの
    ・ユーザーが参照できるファイルおよびフォルダ
    ・ユーザーが参照または変更する必要のないファイルおよびフォルダ
    ・ログファイル
    これらのファイルおよびフォルダについては,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング 付録A.3 JP1/AJS3 - Viewのファイルおよびディレクトリ一覧」を参照してください。

また,ウイルスチェックの実施中に資料採取ツール(Windowsの場合「_04.bat」,UNIXの場合「_04」)を実行する場合は,ここに記載されているファイルおよびフォルダのほかに,次のファイルおよびフォルダを対象から外してください。