(1) 製品の接続数に関する制限値
JP1/AJS3 - Managerに接続できるJP1/AJS3 - Agentの数と,JP1/AJS3 - Managerに接続できるJP1/AJS3 - Viewの数を次の表に示します。
表B-1 接続できるJP1/AJS3 - ViewおよびJP1/AJS3 - Agentの制限値
定義内容 | 接続できる最大値 |
---|---|
1台(クラスタ構成の場合は1論理ホスト)のJP1/AJS3 - Managerに接続できるJP1/AJS3 - Agent | 1,024 |
1台(クラスタ構成の場合は1論理ホスト)のJP1/AJS3 - Managerに接続できるJP1/AJS3 - View | 128※ |
JP1/AJS3 - Agentに接続できるJP1/AJS3 - Managerの数を次の表に示します。
表B-2 接続できるJP1/AJS3 - Managerの制限値
運用内容 | 接続できる最大数 |
---|---|
1台のJP1/AJS3 - Agentに接続できるJP1/AJS3 - Manager | 16※ |
(2) JP1/AJS3全体に関する制限値
JP1/AJS3で使用できる言語種別および文字コード種別については,「2.4.3 システムで使用する言語種別について検討する」を参照してください。
(3) ユニットの制限値
JP1/AJS3で定義するユニットの制限値を次の表に示します。
表B-3 ユニットの制限値
定義内容 | 定義できる最大数 |
---|---|
ユニットのコメント長 | 80(単位:バイト)※1 |
ジョブネット配下の1階層に定義できるユニット数※2 | 10,000 |
定義できるルートジョブネット数 | 制限なし |
ジョブグループ名※3(完全名) | 930(単位:バイト)※4 |
ジョブネット名※3(完全名) | 930(単位:バイト)※4 |
ジョブ名※3(完全名) | 930(単位:バイト) |
ユニットの最大ネスト数※2 | 30※5 |
ユニット名 | 30(単位:バイト)※1 |
ジョブネットの実行登録数 | 2,147,483,647※6 |
保存世代数 | 99(または999※7,※8) |
退避ボックスに作成できる退避ファイル数 | 1,024 |
スケジューラーログファイル容量 | 2,048,000,000(単位:バイト) |
最終年月日 | 2036/12/31 |
同一ジョブネットの最大予定世代数 | 7,680※8 |
一回の監視世代での起動条件待ち世代の最大世代数 | 7,680※9 |
同時に実行できるジョブ数 | 制限なし※6 |
起動条件内に定義できるイベントジョブ数 | 32 |
一つの待ち合わせ条件付きユニットに設定できる待ち合わせ対象ユニットの数 | 32 |
一時変更の操作管理機能で一時変更情報を保存できる1日の最大世代数※10 | 999 |
環境変数TZの長さ | 95(単位:バイト) |
ホスト名の長さ | 255(単位:バイト) |
環境変数LANGの長さ | 58(単位:バイト) |
(4) スケジューラーサービスの制限値
スケジューラーサービスの制限値を次の表に示します。
表B-4 スケジューラーサービスの制限値
定義内容 | 定義できる最大数 |
---|---|
スケジューラーサービスの最大定義数 | 20※ |
(5) ジョブ実行環境の制限値
JP1/AJS3でUNIXジョブ,PCジョブ,アクションジョブ,カスタムジョブ,およびイベントジョブを実行するときの制限値を次の表に示します。
表B-5 ジョブ実行環境の制限値
定義内容 | 定義できる最大数 |
---|---|
実行エージェントの登録数 | 1,024※ |
実行エージェントグループの登録数 | 1,024 |
1実行エージェントに指定できるエージェントホスト数 | 1 |
1実行エージェントグループでグループ化できる実行エージェント数 | 1,024 |
(6) サブミットジョブ実行環境の制限値
JP1/AJS3でQUEUEジョブ,サブミットジョブを実行するときの制限値を次の表に示します。
表B-6 サブミットジョブ実行環境の制限値
定義内容 | 定義できる最大数 |
---|---|
キューの最大定義数 | 8,192 |
接続できるエージェント数 | 1,024 |
排他実行リソース数 | 8,192 |
(7) キューレスジョブ実行制御の制限値
JP1/AJS3でキューレスジョブを実行するときの制限値を次の表に示します。
表B-7 キューレスジョブ実行制御の制限値
定義内容 | 定義できる最大数 |
---|---|
キューレスエージェントサービスへ同時にアタッチできる論理ホスト数 | 9 |
(8) イベント・アクション制御の制限値
JP1/AJS3でイベントジョブを実行する場合の制限値を次の表に示します。
表B-8 イベント・アクション制御の制限値
対象項目 | 標準構成での最大値 | 互換用ISAM構成での最大値 |
---|---|---|
一つのマネージャーホストまたは複数のマネージャーホストから一つのエージェントホストに対して,同時期に実行登録または強制終了できるイベントジョブ(起動条件に設定しているものを含む)の数 | 1,000※1 | 1,000※1 |
一つのマネージャーホストから複数のエージェントホストに対して,一度に実行登録または強制終了できるイベントジョブ(起動条件に設定しているものを含む)の数 | 4,000※1 | 1,300※1 |
一つのエージェントホストに対して,イベントジョブ(起動条件に設定しているものを含む)を実行したまま,マネージャーホストのJP1/AJS3サービスまたはスケジューラーサービスをウォームスタートまたはホットスタートできるイベントジョブ(起動条件に設定しているものを含む)の上限数 | 1,000※1 | 1,000※1 |
イベントジョブ(起動条件に設定しているものを含む)を実行したまま,マネージャーホストのJP1/AJS3サービスまたはスケジューラーサービスをウォームスタートまたはホットスタートできるスケジューラーサービス当たりのイベントジョブ(起動条件に設定しているものを含む)の上限数 | 4,000※1 | 1,300※1 |
イベントジョブ(起動条件に設定しているものを含む)を実行したまま,マネージャーホストのJP1/AJS3サービスをウォームスタートまたはホットスタートできるマネージャーホスト当たりのイベントジョブ(起動条件に設定しているものを含む)の上限数 | 80,000※1 | 4,000※1 |
一つのエージェントホストに対して,イベントジョブ(起動条件に設定しているものを含む)を実行したまま,エージェントホストのJP1/AJS3サービスを再起動できるエージェントホスト当たりのイベントジョブ(起動条件に設定しているものを含む)の上限数 | 1,000※1 | 1,000※1 |
一つのエージェントホストに対して,イベントジョブ(起動条件に設定しているものを含む)を実行したまま,jajs_maintainコマンドに-Fオプションを指定して実行できるイベントジョブ(起動条件に設定しているものを含む)の上限数 | - | 1,000※1 |
イベントジョブ(起動条件に設定しているものを含む)を実行したまま,jajs_maintainコマンドに-Fオプションを指定して実行できるスケジューラーサービス当たりのイベントジョブ(起動条件に設定しているものを含む)の上限数 | - | 1,300※1 |
イベントジョブ(起動条件に設定しているものを含む)を実行したまま,jajs_maintainコマンドに-Fオプションを指定しないで実行できるマネージャーホスト当たりのイベントジョブ(起動条件に設定しているものを含む)の上限数 | - | 4,000※1,※2 |
イベントジョブ(起動条件に設定しているものを含む)に対してajskillまたはajsintrptコマンドを連続実行できる数 | 4,000※1,※3 | 1,300※1,※3 |
一つの実行ホストで同時に実行できるログファイル監視ジョブの数 | 150※4 | 150※4 |
(9) JP1/AJS3 Consoleの制限値
表B-9 JP1/AJS3 Consoleの制限値
定義内容 | 最大値 |
---|---|
JP1/AJS3 Console Managerに接続できるJP1/AJS3 Console Viewの数 | 64(単位:台) |
一台のJP1/AJS3 Console Agentを監視できるJP1/AJS3 Console Managerの数 | 64(単位:台) |
一つのルート業務スコープで監視できるJP1/AJS3 Console Agent(マネージャーホスト)の数 | 50(単位:台) |
業務スコープの最大階層数(ネスト業務スコープを3階層まで作成できる) | 3(単位:階層) |
ルート業務スコープのマップエリアに定義できる,AJS3ユニット監視オブジェクトとネスト業務スコープ(配下にあるAJS3ユニット監視オブジェクトも含む)の総数 | 500(単位:個) |
業務スコープ,AJS3ユニット監視オブジェクトの名称※1 | 30(単位:バイト) |
業務スコープ,AJS3ユニット監視オブジェクトのコメント長 | 80(単位:バイト) |
監視対象先ホスト名 | 255(単位:バイト) |
監視対象のユニット名※2 | 2,047(単位:バイト) |
マップサイズの縦方向と横方向への拡大幅 | 100(単位:個) |
表示倍率 | 200(単位:%) |
(10) 定義内容を事前チェックする場合の制限値
JP1/AJS3の定義内容を事前チェックする場合の制限値を次の表に示します。
表B-10 定義内容を事前チェックする場合の制限値
定義内容 | 最大数 |
---|---|
定義内容の事前チェックの同時実行数 | 1 |
(11) 運用プロファイルを使用する場合の制限値
運用プロファイルを使用する場合の制限値を次の表に示します。
表B-11 実行エージェントプロファイルを使用する場合の制限値
定義内容 | 最大数 |
---|---|
実行エージェントプロファイルに設定できるユニット数 | 128(単位:個) |
実行エージェントプロファイルのファイルサイズ | 5(単位:メガバイト) |
実行エージェントプロファイルのレコード長 | 2,047(単位:バイト)※ |
表B-12 ユニット属性プロファイルを使用する場合の制限値
定義内容 | 最大数 |
---|---|
ユニット属性プロファイルに設定できるユニット数 | 128(単位:個) |
ユニット属性プロファイルのファイルサイズ | 10(単位:メガバイト) |
ユニット属性プロファイルのレコード長 | 2,047(単位:バイト)※ |
(12) ファイルサイズの制限値
JP1/AJS3では,ラージファイル(2ギガバイト以上のファイル)は使用できません。ただし,環境設定パラメーターLARGEFILEUSEを有効にした場合は,次に示すファイルにラージファイルを使用できるようになります。
詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド1 6. 3.17 ラージファイルを監視するための設定」(Windowsの場合)またはマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド1 15.3.12 ラージファイルを監視するための設定」(UNIXの場合)を参照してください。
なお,次に示す組み込みDBのファイルは,ラージファイルになることがあります。