2.4.2 システムで使用する文字コードについて検討する
JP1/AJS3で使用する文字コードは,JP1/Baseで使用している文字コードに合わせてください。
マネージャー・エージェント構成,国内版・海外版のJP1/AJS製品を混在環境で使用する場合の組み合わせについては,「2.4.3 システムで使用する言語種別について検討する」を参照してください。
マネージャーホストとエージェントホストで文字コードが異なる場合,マネージャーホスト・エージェントホスト間の通信時に,次に示す定義,入力ファイル,および実行結果の文字コードは通信先で使用している文字コードに変換されます。つまり,マネージャーホストからエージェントホストに通信する場合は,エージェントホストで使用している文字コードに,エージェントホストからマネージャーホストに通信する場合は,マネージャーホストで使用している文字コードに変換されます。
- PCジョブ,UNIXジョブ,およびQUEUEジョブの場合
- 定義
- [実行ファイル名]
- [コマンド文]
- [パラメーター]
- [スクリプトファイル名]
- [環境変数]
- [環境変数ファイル名]
- エージェントプロセス実行時のワークディレクトリ名
- [標準入力ファイル名]
- [標準出力ファイル名]
- [標準エラー出力ファイル名]
- [転送ファイル名]
- [ジョブ名](QUEUEジョブの場合)
- ジョブに定義したマクロ変数の値
- 入力ファイル
- 実行結果
- 標準出力ファイルの内容
- 標準エラー出力ファイルの内容(実行結果詳細)※
- アクションジョブ,カスタムジョブの場合
- 定義
- ジョブに定義した情報
- ジョブに定義したマクロ変数の値
- 実行結果
- イベントジョブの場合
- 定義
- 実行結果
- 標準エラー出力ファイルの内容(実行結果詳細)
- 引き継ぎ情報(ジョブに定義したマクロ変数の値)
- 注※
- バージョンが07-00から07-00-/Bのエージェント(JP1/AJS2 - AgentまたはJP1/AJS2 - Manager)でキューレスジョブを実行する場合,該当するデータは通信先で使用している文字コードに変換されません。