JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(システム構築編)
JP1/AJS3でディザスター・リカバリー運用をするための検討項目を次に示します。
表5-6 JP1/AJS3のディザスター・リカバリー運用のための検討項目
項番 検討項目 検討内容 1 ディザスター・リカバリー運用する業務の検討 JP1/AJS3で運用する業務のうち,大規模災害などで拠点が停止してもリモートサイト側で速やかに再開したい業務を洗い出し,ディザスター・リカバリー運用するかどうかを検討します。 2 ディザスター・リカバリーおよび復旧後のプロセスの検討 拠点停止時に,どこの拠点で運用を再開するのか,また別拠点で業務を再開したあと,その拠点で運用していくのか,元の拠点に運用を戻すのかなどを検討します。 3 準備するホストやOS,プログラムなどの検討 システムの前提条件を確認し,それぞれの拠点に必要なマシン,OS,JP1/AJS3 - Managerなどのプログラムを検討します。
ディザスター・リカバリー運用の前提条件については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 運用ガイド 12.1.2(1) 前提条件」を参照してください。4 システム使用条件の確認 システムの使用条件を確認し,システム構成を検討します。
JP1/AJS3が対応するディザスター・リカバリーのシステム構成については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 運用ガイド 12.1.3 JP1/AJS3が対応するディザスター・リカバリーのシステム構成」を参照してください。5 システム構成の検討 6 システムの処理性能の見積もり ディザスター・リカバリー環境での処理性能について見積もります。詳細については,「5.5.3 ディザスター・リカバリー環境での処理性能の見積もり」を参照してください。
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