JP1/Automatic Job Management System 3 入門

7.5.2　ジョブネットの再実行

では，ジョブネット「example3」を再実行し，実行結果を確認します。手順を次に示します。

［JP1/AJS3 - View］ウィンドウ（メイン画面）の機能メニューで［ステータス監視］が選択されていることを確認する。

リストエリアで，ジョブネット「example3」を選択する。

参考

ここで，これから実施する操作のために，［JP1/AJS3 - View］ウィンドウ（メイン画面）のリストエリアにある［状態］と［結果］について補足しておきます。

［状態］

現在のジョブネットの状態を示します。この例では，ジョブネットを即時実行して，次に実行される予定がないため，［未計画］と表示されています。

スケジュールを設定して計画実行し，次に実行される予定がある場合は，次回の実行を待つ［開始時刻待ち］などの状態名が表示されます。

［結果］

最後に実行されたジョブネットの実行結果を示します。この例では，最後に実行された結果である［異常検出終了］が表示されています。

［操作］－［再実行］を選択する。
［対象世代選択］ダイアログボックスが表示されます。

［状態］と［結果］は，［JP1/AJS3 - View］ウィンドウ（メイン画面）のリストエリアにある［状態］と［結果］を指しています。［結果］は，最後に実行したジョブネットを再実行するときに選択します。［状態］は，計画実行をしている場合に，これから実行する予定のジョブネットを再登録するときに選択します。

［結果］を選択する。
最後に実行したジョブネットを再実行するので，［結果］を選択します。

［状態］を選択しても，次回の実行予定がないため，再実行できません。

［OK］をクリックする。
［再実行］ダイアログボックスが表示されます。

［再実行］ダイアログボックスで，ジョブネットに定義したジョブのうち，どこから実行するのかを選択します。

［再実行方法］の［先頭から］を選択する。

［OK］をクリックする。
［再実行］ダイアログボックスが閉じます。

これで，ジョブネット「example3」が再実行されます。
続いて，実行結果を確認します。

［表示］－［最新情報に更新］を選択する。
正常終了したことが確認できます。

これで，ジョブネットの定義の修正と再実行は完了です。

　

以上がJP1/AJS3の基本操作です。

JP1/AJS3には，ほかにもさまざまな機能があります。このマニュアルで紹介したJP1/AJS3の基本を，次へのステップアップに役立ててください。

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7.5.2 ジョブネットの再実行

7.5.2　ジョブネットの再実行