JP1/Automatic Job Management System 3 入門
ジョブ「job1」と「job2」の実行結果を確認します。手順を次に示します。
- [JP1/AJS3 - View]ウィンドウ(メイン画面)の機能メニューで[ステータス監視]が選択されていることを確認する。
- [JP1/AJS3 - View]ウィンドウ(メイン画面)のリストエリアからジョブネット「example3」を選択し,[表示]-[ジョブネットモニタ]-[結果]を選択する。
[ジョブネットモニタ]ウィンドウが表示されます。
マップエリアの「job1」のジョブアイコンが,薄い赤で表示されています。
これは,ジョブ「job1」が異常終了したことを表しています。
- マップエリアに表示されている「job1」のジョブアイコンを選択し,[ジョブネットモニタ]ウィンドウの[表示]-[詳細情報]を選択する。
[モニタ詳細-[PCジョブ]]ダイアログボックスが表示されます。
- [モニタ詳細-[PCジョブ]]ダイアログボックスの[詳細]をクリックする。
[実行結果詳細]ダイアログボックスが表示されます。
実行結果詳細として,[KAVU0219-E 指定されたキューまたはエージェントが存在しません]と表示されています。
ジョブ「job1」を実行する実行エージェントがないため,異常終了したことを示しています。
- [実行結果詳細]ダイアログボックスを閉じる。
- [モニタ詳細-[PCジョブ]]ダイアログボックスを閉じる。
ジョブ「job1」の実行結果の確認は終了です。
続いて,ジョブ「job2」の実行結果を確認します。
- [ジョブネットモニタ]ウィンドウのマップエリアに表示されている「job2」のジョブアイコンを選択し,[表示]-[詳細情報]を選択する。
[モニタ詳細-[PCジョブ]]ダイアログボックスが表示されます。
- ジョブ「job2」の実行結果の詳細を確認する。
ジョブ「job2」は,ジョブ「job1」が異常終了したため,実行されていないことが確認できます。
- [モニタ詳細-[PCジョブ]]ダイアログボックスを閉じる。
- [ジョブネットモニタ]ウィンドウを閉じる。
これで,ジョブ「job1」と「job2」の実行結果の確認は終了です。
以上のことから,ジョブネット「example3」が異常終了した原因は,ジョブ「job1」を実行する実行エージェントがないためだとわかりました。
- 参考
- 次のファイルで,より詳しい情報が確認できます。
- システムドライブ\Program Files\Hitachi\HNTRLib2\spool\hntr2{1|2|3|4}.log
- このファイルを統合トレースログといいます。
- 統合トレースログファイルを任意のテキストエディターで参照すると,操作例3の場合,次のように出力されます。
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