JP1/Automatic Job Management System 3 入門

5.2.1　ジョブネットの定義

まず，ジョブグループ「AJSROOT1」の中にジョブネット「example1」を定義します。手順を次に示します。

1. JP1/AJS3 - Managerにログインする。
   ［JP1/AJS3 - View］ウィンドウ（メイン画面）が表示されます。
   

   

   機能メニューエリア

   JP1/AJS3 - Viewの操作項目（機能メニュー）が表示されます。機能メニューを選択すると，その機能メニューに関係する操作だけができるようになります。

   ツリーエリア

   JP1/AJS3 - Managerに定義されているジョブグループが表示されます。

   リストエリア

   ツリーエリアで選択したジョブグループの中に定義されているジョブグループやジョブネットが表示されます。

   詳細情報エリア

   ［表示］ボタンをクリックすると，リストエリアで選択したユニットの詳細情報が表示されます。

2. ［JP1/AJS3 - View］ウィンドウ（メイン画面）の機能メニューで［ジョブネット定義］をクリックする。
   

   

3. ［編集］−［新規作成］−［ジョブネット］を選択する。
   ［詳細定義−［ジョブネット］］ダイアログボックスが表示されます。
   

   

4. ジョブネットの名称および実行エージェントの名称を入力する。
   
   • ［ユニット名］にこのジョブネットの名称として「example1」と入力します。
   • ［実行エージェント］には何も入力しません。このように［実行エージェント］に何も入力しなかった場合は，デフォルト実行エージェントが仮定されます。この例でのデフォルト実行エージェントの実行ホストは「MAN01」であるため，ジョブネット「example1」はマネージャーホスト「MAN01」上で実行されるようになります。
     

     

     参考

     ［詳細定義−［ジョブネット］］ダイアログボックスで［実行エージェント］を指定しておけば，配下のジョブに実行エージェントを指定しなくても，ジョブはここで指定した実行エージェントで実行されるようになります。

5. ［OK］をクリックする。
   ［詳細定義−［ジョブネット］］ダイアログボックスが閉じ，［JP1/AJS3 - View］ウィンドウ（メイン画面）のリストエリアにジョブネット「example1」が表示されます。
   

   

これで，ルートジョブグループ「AJSROOT1」の中にジョブネット「example1」が定義できました。

参考

リストエリアでユニットを選択して［表示］ボタンをクリックすると，詳細情報エリアに，選択したユニットの詳細情報が表示されます。表示される詳細情報の内容は，選択した機能メニューごとに異なります。

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