5.3.6 固定テキストを配置する

ここでは,固定テキストを配置する手順,および[属性の設定]画面について説明します。

<この項の構成>
(1) 手順
(2) [属性の設定]画面の項目

(1) 手順

  1. [Flow]パレットの[図データ]([固定テキスト]ボタン)をクリックします。
    [図データ]([固定テキスト]ボタン)が選択されます。
  2. 業務フロー領域の任意の場所をクリックします。
    固定テキストパーツが配置されます。

    [図データ]

  3. 固定テキストパーツの任意の場所をダブルクリックします。
    [属性の設定]画面が表示されます。
  4. 固定テキストの表示文字列を入力します。
    必要に応じて文字列の属性および前面/背面の並び順を指定します。
    [属性の設定]画面の各項目の詳細は,「(2) [属性の設定]画面の項目」を参照してください。
  5. [更新]ボタンをクリックします。
    業務フロー領域に,入力した文字列が表示されます。

    [図データ]

(2) [属性の設定]画面の項目

[属性の設定]画面を次に示します。

図5-10 [属性の設定]画面(固定テキストパーツから表示させた場合)(業務フロー領域)

[図データ]

[属性の設定]画面の各項目について説明します。

(a) [表示文字列]テキストボックス

作業工程や,画面に表示させる項目の説明を入力します。デフォルトでは「Label」と表示されます。

次の場合はエラーになります。

(b) [文字列の色]テキストボックス

[表示文字列]テキストボックスに入力した文字列の色を16進数のカラーコード,または英語のカラーネームで指定します。カラーコードおよびカラーネームはHTMLの仕様に従って入力してください。

次の場合は黒色となります。

次の場合はエラーになります。

(c) [文字のサイズ(px)]テキストボックス

[表示文字列]テキストボックスに入力した文字列のサイズ(単位:ピクセル)を10進数で指定します。デフォルトでは12です。[文字のサイズ(px)]テキストボックスには,1~128の半角数字(整数)を入力できます。

次の場合はエラーになります。

(d) [太字で表示]チェックボックス

チェックすると,[表示文字列]テキストボックスに入力した文字が太字で表示されます。デフォルトではチェックされていません。

(e) [前面/背面の並び順]テキストボックス

このパーツを前面または背面に表示したい場合に,最前面からの並び順を1~100の半角数字で入力します。1を入力すると最前面に,100を入力すると最背面に表示されます。71以上を入力すると,このパーツと重なる関連線よりも背面に表示されます。

デフォルトは「1」です。新規に追加したパーツは最前面に表示されます。

注意事項
画像パーツは,ほかのノードやパーツよりも常に背面に表示されます。[前面/背面の並び順]テキストボックスを指定しても,このパーツを画像パーツよりも背面へ移動することはできません。
(f) [更新]ボタン

クリックすると,[属性の設定]画面で入力された内容がパーツに設定されて,[属性の設定]画面が閉じます。

(g) [キャンセル]ボタン

クリックすると,[属性の設定]画面が閉じます。この場合,画面で入力した内容は設定されません。