5.1.2 サンプルの業務コンテンツ

ここでは,サンプルの業務コンテンツについて次の内容を説明します。

 

参考
サンプルの業務コンテンツの見映えは,次の環境を想定して最適化しています。
  • ディスプレイのサイズ:17インチ以上
  • 解像度:1,280×1,024ピクセル
<この項の構成>
(1) サンプルの業務コンテンツの概要
(2) サンプルの業務コンテンツのインポート手順
(3) サンプルの業務コンテンツの注意事項

(1) サンプルの業務コンテンツの概要

サンプルの業務コンテンツの概要を次の表に示します。

表5-1 サンプルの業務コンテンツの概要

項番名称概要
1仮想マシンリソース不足時対処仮想マシンのリソース不足を調整する手順です。JP1/IMが,障害の予兆として仮想マシンのリソース不足を検知した場合に実施します。
2停電時サーバ起動停電によって停止したサーバを起動する手順です。
3障害発生時初動対処システムの停止をJP1/IMで検知した時,現状の把握と担当者への情報の引き継ぎを行う場合に実施する手順です。JP1/IMが障害によるシステムの停止を検知した場合に実施します。
4JP1/IM自動アクション遅延解消JP1/IMの自動アクションで実行されるコマンドの遅延について対処し,その対処の結果を管理者へ報告する手順です。JP1/IMがコマンドの遅延を示すエラーを検知した場合に実施します。
5手動セキュリティパッチ適用セキュリティパッチの自動更新を設定していないサーバに対し,セキュリティパッチをサーバに手動で適用する場合の手順です。
6データベース再編成時期判定データベースの再編成が必要かどうかの判断に使う情報の取得,および判断に応じた対処を実施する手順です。ログファイルにデータベースのページ利用効率の悪化を知らせるメッセージが出力された場合に実施します。
7WebアプリバージョンアップWebアプリケーションのシステムをバージョンアップする場合に実施する手順です。

(2) サンプルの業務コンテンツのインポート手順

サンプルの業務コンテンツは,ZIPファイルでも提供しています。サンプルの業務コンテンツを誤って削除してしまった場合や編集後に元の状態に戻したい場合などに,ZIPファイルをインポートしてお使いください。サンプルの業務コンテンツのインポート手順を次に示します。

手順

  1. npimportコマンド(業務コンテンツのインポート)でサンプルの業務コンテンツをインポートします。
    サンプルの業務コンテンツを直接編集した場合など,同じIDの業務コンテンツが存在するとインポートできません。その場合は,-fオプションを付けてnpimportコマンド(業務コンテンツのインポート)を実行すると,指定したZIPファイルの内容で上書きしてインポートできます。編集後の業務コンテンツを残しておきたい場合は,編集後の業務コンテンツを複製しIDを変更してから,ZIPファイルをインポートしてください。
    コマンドのパス
    ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ¥bin¥npimport
    サンプルの業務コンテンツのパス
    ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ¥sample¥contents¥IMNP0950_contents.zip
    npimportコマンド(業務コンテンツのインポート)の詳細は「8.5 npimportコマンド(業務コンテンツのインポート)」を参照してください。

(3) サンプルの業務コンテンツの注意事項

サンプルの業務コンテンツについての注意事項を次に示します。