[属性の設定]画面を次に示します。
図5-6 [属性の設定]画面(プロセスノードから表示させた場合)
![[図データ]](figure/zugui23k.gif)
[属性の設定]画面の各項目について説明します。
(a) [ノードの名称]テキストボックス
ノードの名称を入力します。次の場合はエラーになります。
- 128バイトを超える文字列を入力した場合(全角の場合は42文字までを目安に入力してください)
- ASCIIコードの0x00~0x1Fと0x7Fを含む文字列を入力した場合
- 注意事項
- プロセスノードに画像を表示する場合,ノードの名称は業務フローには表示されません。ただし,ガイド領域のタイトルとして表示されるため,入力しておくことをお勧めします。
- 分岐ノードの次に配置されるプロセスノードのノード名称は,業務実行画面のガイド領域の右下に,遷移用のボタンのラベル(ボタン名)として表示されます。そのため,ノード名称が長いと,ボタンのラベルが途中までしか表示されないので,注意してください。
プロセスノードの名称がボタン名として表示されている例を次に示します。
![[図データ]](figure/zu10080k.gif)
(b) [画像URL]テキストボックス
プロセスノードに表示したい画像ファイルのパスを入力します。Webブラウザで表示できる形式のファイルを指定してください。
画像はプロセスノードの大きさに合わせて拡大・縮小表示されますが,縦横の比率は保持されません。したがって,あらかじめ画像の大きさとプロセスノードの大きさを合わせておくことをお勧めします。このとき,プロセスノードのサイズから縦横6ピクセルずつ引いたサイズになるようにしてください。また,画像を配置したあとにプロセスノードの大きさを変更する場合,拡大・縮小による画質の劣化を考慮してください。
入力できるURLの形式を次に示します。使用するファイルの格納先が,ナビゲーション プラットフォームのWebサーバか,それ以外のWebサーバかによって,指定するパスの形式が異なります。
- ナビゲーション プラットフォームのWebサーバに格納したファイルを指定する場合
- ファイルパス
ファイルパス:Webサーバのコンテンツ格納先ディレクトリ(ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ¥PP¥uCPSB¥httpsd¥htdocs)からの相対パス
- 例として,「ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ¥PP¥uCPSB¥httpsd¥htdocs¥images¥ucnp.gif」というファイルを指定する場合のパスを次に示します。
- ナビゲーション プラットフォーム以外のWebサーバに格納したファイルを指定する場合
- プロトコル://ホスト名:ポート番号/ファイルパス
プロトコル:httpまたはhttps
ホスト名:Webサーバのホスト名またはIPアドレス
ポート番号:Webサーバのポート番号
ファイルパス:Webサーバに格納されたファイルのパス
- 例として,プロトコルが「http」,ホスト名が「host1」,ポート番号が「55555」のWebサーバの「images」フォルダにある,「image1.gif」というファイルを指定する場合のパスを次に示します。
- http://host1:55555/images/image1.gif
画像ファイル名のパスに次に示す文字を指定した場合はエラーになります。
- 1,024バイトを超える文字列を入力した場合
- ASCIIコードの0x00~0x1Fと0x7Fを含む文字列を入力した場合
- 参考
- プロセスノードの背景色は,ユーザプロパティファイル(ucnp_user.properties)の次のプロパティで変更できます。配置した画像の色とプロセスノードの枠の色とが同化して,利用者がどのプロセスを実行しているのかわからなくなることを防止できます。
- ucnp.base.client.currentnode.colorプロパティ(選択状態のプロセスノードの色)
- ucnp.base.client.node.colorプロパティ(非選択状態/直接遷移可能状態のプロセスノードの色)
- ucnp.base.client.directjump.designプロパティ(直接遷移できるプロセスノードのデザイン)
(c) [ノードID]テキストボックス
ノードを一意に識別するためのノードIDを半角20文字以内で入力します。[ノードID]テキストボックスは,自動設定されたノードIDを変更する場合に入力します。
次の場合はエラーになります。
- 半角英数字,半角ハイフン(-),および半角アンダースコア(_)以外の文字を使用した場合
- ほかのノードで使用されているノードIDと同じ値を入力した場合
- 注意事項
- ノードIDに空文字を指定した場合,ノードIDが無効になります。
(d) [前面/背面の並び順]テキストボックス
このノードを前面または背面に表示したい場合に,最前面からの並び順を1~100の半角数字で入力します。1を入力すると最前面に,100を入力すると最背面に表示されます。71以上を入力すると,このノードと重なる関連線よりも背面に表示されます。
デフォルトは「1」です。新規に追加したノードは最前面に表示されます。
- 注意事項
- 画像パーツは,ほかのノードやパーツよりも常に背面に表示されます。[前面/背面の並び順]テキストボックスを指定しても,このノードを画像パーツよりも背面へ移動することはできません。
(e) [このノードの「戻る」ボタンの名称]テキストボックス
このノードから前のノードに遷移するためのボタンの名称を全角40文字以内で入力します。制御文字(ASCIIコードの0x00~0x1Fと0x7F)を含む文字列は入力できません。
また,空文字を指定した場合,ボタンの名称には「戻る」と表示されます。
- 注意事項
- 遷移元のノード(このノードに遷移するノード)が複数ある場合,遷移元ごとに「戻る」ボタンの名称を変えることはできません。
- [このノードの「戻る」ボタンの名称]テキストボックスで指定した名称,またはノードの名称が長いと,ボタンの名称が表示しきれない場合があります。その場合は,テキストボックスで指定した名称,またはノードの名称を見直すか,またはユーザプロパティファイル(ucnp_user.properties)のucnp.base.client.back.button.widthプロパティでボタンの幅を変更してください。
(f) [前のノードの「次へ」ボタンの名称]テキストボックス
前のノードからこのノードへ遷移するためのボタンの名称を全角40文字以内で入力します。制御文字(ASCIIコードの0x00~0x1Fと0x7F)を含む文字列は入力できません。
また,空文字を指定した場合,ボタンの名称には次の文字列が表示されます。
- このノードが前のノードからの唯一の遷移先である場合
「次へ」と表示されます。
- このノードが前のノードからの複数ある遷移先のうちの一つである場合
このノードの[ノードの名称]テキストボックスに入力した文字列に「へ」を組み合わせた文字列が表示されます。
- 注意事項
- 遷移元のノード(このノードに遷移するノード)が複数ある場合,遷移元ごとに「次へ」ボタンの名称を変えることはできません。
- [前のノードの「次へ」ボタンの名称]テキストボックスで指定した名称,またはノードの名称が長いと,ボタンの名称が表示しきれない場合があります。その場合は,テキストボックスで指定した名称,またはノードの名称を見直すか,またはユーザプロパティファイル(ucnp_user.properties)のucnp.base.client.branch.button.widthプロパティまたはucnp.base.client.next.button.widthプロパティでボタンの幅を変更してください。
(g) [更新]ボタン
クリックすると,[属性の設定]画面で入力された内容がノードに設定されて,[属性の設定]画面が閉じます。
(h) [キャンセル]ボタン
クリックすると,[属性の設定]画面が閉じます。この場合,画面で入力した内容は設定されません。