1.2 構築から運用までの流れ

ナビゲーション プラットフォームの構築と運用の作業の流れを次に示します。

図1-4 構築から運用までの作業の流れ

[図データ]

次に,図に示した作業の概要と詳細の参照先を説明します。

環境の構築と運用は,システム管理者の作業です。業務コンテンツの運用も,原則としてシステム管理者が実施しますが,業務コンテンツ作成に関しては必要に応じてシステム管理者以外のユーザに作業を割り当てることもできます。

<この節の構成>
(1) 環境の構築
(2) 業務コンテンツの運用
(3) 環境の運用

(1) 環境の構築

ナビゲーション プラットフォームをインストールして,セットアップします。インストールを始める前には,マシンのスペックなどの前提条件も確認しておく必要があります。また,セットアップの前には,ポート番号の確認も必要になります。

インストールとセットアップの手順の詳細は,「2.4 インストール手順」および「3.1 セットアップ」を参照してください。

(2) 業務コンテンツの運用

ナビゲーション プラットフォームの画面のカスタマイズ,および業務コンテンツのバックアップは,必ずシステム管理者が実施します。画面のカスタマイズは任意ですが,業務コンテンツのバックアップは定期的に実施することを推奨します。

なお,システム管理者以外のユーザが業務コンテンツを作成または編集する場合は,システム管理者はユーザに業務編集画面にアクセスするためのURLを通知する必要があります。通知するURLについては,「4.1 ナビゲーション プラットフォームの画面にアクセスするためのURL」を参照してください。

また,業務コンテンツの運用に関する作業については,それぞれこのマニュアルの次の個所を参照してください。

(3) 環境の運用

業務コンテンツの情報が格納されているデータベースの状態を適正に保ち,アクセス効率を低下させないために,システム管理者は定期的にデータベースを再編成する必要があります。

また,マシンの移行や障害対応のために,必要に応じて環境のバックアップを取得します。障害対応の場合は,さらにトラブルシュート情報も収集します。

環境の運用に関する作業については,それぞれこのマニュアルの次の個所を参照してください。