7.4.4 ユーザプロパティファイルのプロパティ詳細
(1) リクエスト発信間隔(ucnp.base.server.keepsession.interval)
セッションを維持するために,リクエストを定期的に発信するリクエスト発信の間隔を指定します。
0を指定すると,セッション維持のためのリクエストは発信されません。
指定できる値:0または60~3600(単位:秒)
デフォルト値:240
(2) Webブラウザのウィンドウサイズ変更時,およびメニュー領域の折りたたみ時に幅を変更する領域(ucnp.base.client.frame.resize.target)
Webブラウザのウィンドウサイズ変更時,およびメニュー領域の折りたたみ時に幅を変更する領域を指定します。
- 指定できる値:
- flow:業務フロー領域の幅を変更する
- guide:ガイド領域の幅を変更する
デフォルト値:guide
- 補足事項
- ucnp.base.client.flow.frame.visibleプロパティに「false」が指定されている場合,このプロパティの指定内容は業務編集画面に対してだけ有効です。この場合にプロパティで「flow」を指定しても,業務実行画面には業務フロー領域が表示されないため,ウィンドウサイズ変更時にはガイド領域の幅が変更されます。
(3) メニュー領域の幅(ucnp.base.client.menu.frame.width)
折りたたんでいない状態のメニュー領域の幅の初期値をピクセル単位で指定します。
なお,このプロパティに大きな値を指定すると,業務フロー領域またはガイド領域の幅の初期値が0(ピクセル)となり,画面を起動したときに内容が表示されないことがあるので注意してください。
指定できる値:190~600(単位:ピクセル)
デフォルト値:190(単位:ピクセル)
- 補足事項
- ucnp.base.client.menu.frame.visibleプロパティに「false」が指定されている場合,このプロパティの指定内容は業務編集画面に対してだけ有効です。
(4) 業務フロー領域の幅(ucnp.base.client.flow.frame.width)
業務フロー領域の幅の初期値をピクセル単位で指定します。
このプロパティは,ucnp.base.client.frame.resize.targetプロパティに「guide」を指定した場合だけ有効になります。ucnp.base.client.frame.resize.targetプロパティに「flow」を指定した場合,業務フロー領域の幅の初期値は,Webブラウザのウィンドウの幅,メニュー領域およびガイド領域の幅から自動計算され,このプロパティで指定された値は無視されます。
なお,このプロパティに大きな値を指定すると,ガイド領域の幅の初期値が0(ピクセル)となり,画面を起動したときに内容が表示されないことがあるので注意してください。
指定できる値:100~4000(単位:ピクセル)
デフォルト値:500(単位:ピクセル)
- 補足事項
- ucnp.base.client.flow.frame.visibleプロパティに「false」が指定されている場合,このプロパティの指定内容は業務編集画面に対してだけ有効です。
(5) ガイド領域の幅(ucnp.base.client.guide.frame.width)
ガイド領域の幅の初期値をピクセル単位で指定します。
このプロパティは,ucnp.base.client.frame.resize.targetプロパティに「flow」を指定した場合だけ有効になります。ucnp.base.client.frame.resize.targetプロパティに「guide」を指定した場合,ガイド領域の幅の初期値は,Webブラウザのウィンドウの幅,メニュー領域および業務フロー領域の幅から自動計算され,このプロパティで指定した値は無視されます。
なお,このプロパティに大きな値を指定すると,業務フロー領域の幅の初期値が0(ピクセル)となり,画面を起動したときに内容が表示されないことがあるので注意してください。
指定できる値:100~4000(単位:ピクセル)
デフォルト値:500(単位:ピクセル)
- 補足事項
- ucnp.base.client.flow.frame.visibleプロパティに「false」が指定されている場合,このプロパティの指定内容は業務編集画面に対してだけ有効です。
(6) 業務フロー領域とガイド領域の幅の最大値(ucnp.base.client.editingarea.width)
業務フロー領域とガイド領域の幅の最大値をピクセル単位で指定します。横に大きい業務コンテンツを作成する場合に,このプロパティの値を変更してください。
このプロパティで指定した値は業務フロー領域とガイド領域の両方に適用されます。各領域に対して,異なる値を設定することはできません。
指定できる値:1500~10000(単位:ピクセル)
デフォルト値:1500(単位:ピクセル)
- 補足事項
- 業務実行画面の業務フロー領域とガイド領域の幅は,このプロパティの値とパーツの配置によって変わります。
- このプロパティの値を小さくする場合は,変更後もすべてのパーツが業務フロー/ガイド領域内に収まることを確認してください。値の変更によって,既存のパーツが業務フロー/ガイド領域の外に配置された状態となった場合,そのパーツは画面に表示されないため,編集できなくなります。
(7) 業務フロー領域とガイド領域の高さの最大値(ucnp.base.client.editingarea.height)
業務フロー領域とガイド領域の高さの最大値をピクセル単位で指定します。縦に大きい業務コンテンツを作成する場合に,このプロパティの値を変更してください。
このプロパティで指定した値は業務フロー領域とガイド領域の両方に適用されます。各領域に対して,異なる値を設定することはできません。
指定できる値:1000~10000(単位:ピクセル)
デフォルト値:1500(単位:ピクセル)
- 補足事項
- 業務実行画面の業務フロー領域とガイド領域の高さは,このプロパティの値とパーツの配置によって変わります。
- このプロパティの値を小さくする場合は,変更後もすべてのパーツが業務フロー/ガイド領域内に収まることを確認してください。値の変更によって,既存のパーツが業務フロー/ガイド領域の外に配置された状態となった場合,そのパーツは画面に表示されないため,編集できなくなります。
(8) ヘッダ領域のロゴ画像のパス(ucnp.base.server.custom.head.logo)
ヘッダ領域のロゴ画像を変更する場合,画像のパスを指定します。Webブラウザに表示できる形式のファイルで,高さ30×幅290ピクセルの画像を指定してください。このプロパティを指定しない場合,ヘッダ領域のロゴ画像にはシステム標準の画像が表示されます。
システム標準のロゴ画像は次のとおりです。
図7-1 ヘッダ領域のロゴ画像
![[図データ]](figure/zu070200.gif)
- 指定できるパスの形式
- 使用するファイルの格納先が,ナビゲーション プラットフォームのWebサーバか,それ以外のWebサーバかによって,指定するパスの形式が異なります。
- ナビゲーション プラットフォームのWebサーバに格納したファイルを指定する場合
- ファイルパス
ファイルパス:Webサーバのコンテンツ格納先ディレクトリ(ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ¥PP¥uCPSB¥httpsd¥htdocs)からの相対パス
- 例として,「ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ¥PP¥uCPSB¥httpsd¥htdocs¥images¥ucnp.gif」というファイルを指定する場合のパスを次に示します。
- ナビゲーション プラットフォーム以外のWebサーバに格納したファイルを指定する場合
- プロトコル://ホスト名:ポート番号/ファイルパス
プロトコル:httpまたはhttps
ホスト名:Webサーバのホスト名またはIPアドレス
ポート番号:Webサーバのポート番号
ファイルパス:Webサーバに格納されたファイルのパス
- 例として,プロトコルが「http」,ホスト名が「host1」,ポート番号が「55555」のWebサーバの「images」フォルダにある,「image1.gif」というファイルを指定する場合のパスを次に示します。
- http://host1:55555/images/image1.gif
デフォルト値:なし
ファイル記載値:/custom/images/head_logo.gif
- 補足事項
- ホスト名以外に「/ucnp」を含むパスは設定しないでください。設定した場合の動作は保証されません。
(9) Webブラウザのタイトルバー文字列(ucnp.base.server.custom.browser.title)
Webブラウザのタイトルバーに表示される文字列を指定します。文字列は引用符(")で囲む必要はありません。このプロパティの値が空文字の場合,WebブラウザのタイトルバーにはURLが表示されます。
デフォルトのタイトルバー文字列は次のとおりです。
図7-2 Webブラウザのタイトルバー文字列
![[図データ]](figure/zu070400.gif)
デフォルト値:JP1/Integrated Management - Navigation Platform
(10) HTMLマニュアルのパス(ucnp.base.server.custom.help)
画面にHTMLマニュアルを登録したい場合,表示するHTMLマニュアルのパスを指定します。パスを指定すると画面に[ヘルプ]メニューが表示され,そのメニューをクリックすると別ウィンドウでHTMLマニュアルが参照できるようになります。
HTMLマニュアルの登録画面は次のとおりです。
図7-3 ヘッダ領域へのHTMLマニュアルの登録
![[図データ]](figure/zu070500.gif)
- 指定できるパスの形式
- HTMLマニュアルの格納先が,ナビゲーション プラットフォームのWebサーバか,それ以外のWebサーバかによって,指定するパスの形式が異なります。
- ナビゲーション プラットフォームのWebサーバに格納したHTMLマニュアルを指定する場合
- ファイルパス
ファイルパス:Webサーバのコンテンツ格納先ディレクトリ(ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ¥PP¥uCPSB¥httpsd¥htdocs)からの相対パス
- 例として,「ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ¥PP¥uCPSB¥httpsd¥htdocs¥help¥index.html」というファイルを指定する場合のパスを次に示します。
- ナビゲーション プラットフォーム以外のWebサーバに格納したHTMLマニュアルを指定する場合
- プロトコル://ホスト名:ポート番号/ファイルパス
プロトコル:httpまたはhttps
ホスト名:Webサーバのホスト名またはIPアドレス
ポート番号:Webサーバのポート番号
ファイルパス:Webサーバに格納されたファイルのパス
- 例として,プロトコルが「http」,ホスト名が「host1」,ポート番号が「55555」のWebサーバの「help」フォルダにある,「index.html」というファイルを指定する場合のパスを次に示します。
- http://host1:55555/help/index.html
デフォルト値:なし
ファイル記載値:http://localhost/custom/help/index.html
- 補足事項
- ホスト名以外に「/ucnp」を含むパスは設定しないでください。設定した場合の動作は保証されません。
(11) 業務実行画面のメニュー領域の表示有無(ucnp.base.client.menu.frame.visible)
業務実行画面にメニュー領域を表示するかどうかを指定します。メニュー領域を非表示にすると,メニュー領域折りたたみボタンも非表示になります。
このプロパティで「false」を設定した場合,業務実行画面の利用者は業務コンテンツIDを指定したURLでアクセスする必要があります。URLについては,「4.1 ナビゲーション プラットフォームの画面にアクセスするためのURL」を参照してください。
- 指定できる値:
- true:メニュー領域を表示する
- false:メニュー領域を表示しない
デフォルト値:true
(12) 業務実行画面の業務フロー領域の表示有無(ucnp.base.client.flow.frame.visible)
業務実行画面に業務フロー領域を表示するかどうかを指定します。業務フロー領域を非表示にすると,リサイズバーも非表示になります。
- 指定できる値:
- true:業務フロー領域を表示する
- false:業務フロー領域を表示しない
デフォルト値:true
(13) カスタマイズしたメニューのHTMLファイルの相対パス(ucnp.base.server.custom.menu)
画面のメニュー領域をカスタマイズする場合,表示したいHTMLファイルを相対パスで指定します。このプロパティは,ucnp.base.client.menu.frame.visibleプロパティに「true」を指定した場合だけ有効になります。
メニュー領域のカスタマイズについては,「6.1 メニュー領域のカスタマイズ」を参照してください。
設定できるパスの形式を次に示します。
- ファイルパス
ファイルパス:Webサーバのコンテンツ格納先ディレクトリ(ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ¥PP¥uCPSB¥httpsd¥htdocs)からの相対パス
例として,「ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ¥PP¥uCPSB¥httpsd¥htdocs¥menu¥menu.html」というファイルを指定する場合のパスを次に示します。
デフォルト値:なし
ファイル記載値:/menu/menu.html
- 補足事項
- ホスト名以外に「/ucnp」を含むパスは設定しないでください。設定した場合の動作は保証されません。
(14) HTMLパーツで使用するCSSファイルのパス(ucnp.base.server.htmlpart.css)
HTMLパーツで使用するCSSファイルのパスを指定します。
- 指定できるパスの形式
- CSSファイルへのパスを相対パスまたは絶対パスで指定できます。
- 相対パスで指定する場合
- ファイルパス
ファイルパス:Webサーバのコンテンツ格納先ディレクトリ(ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ¥PP¥uCPSB¥httpsd¥htdocs)からの相対パス
- 例として,「ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ¥PP¥uCPSB¥httpsd¥htdocs¥css¥htmlpart.css」というファイルを指定する場合のパスを次に示します。
- 絶対パスで指定する場合
- プロトコル://ホスト名:ポート番号/ファイルパス
プロトコル:httpまたはhttps
ホスト名:Webサーバのホスト名またはIPアドレス
ポート番号:Webサーバのポート番号
ファイルパス:Webサーバに格納されたファイルのパス
- 例として,プロトコルが「http」,ホスト名が「host1」,ポート番号が「55555」のWebサーバの「css」フォルダにある,「htmlpart.css」というファイルを指定する場合のパスを次に示します。
- http://host1:55555/css/htmlpart.css
デフォルト値:なし
ファイル記載値:/css/htmlpart.css
- 補足事項
- CSSファイルが指定したパスに存在しない場合,ユーザ定義のCSSファイルは適用されません。また,Webサーバのアクセスログに「404」が出力されます。
- ホスト名以外に「/ucnp」を含むパスは設定しないでください。設定した場合の動作は保証されません。
(15) 業務実行画面のターミナルノードの表示有無(ucnp.base.client.terminal.display)
業務実行画面にターミナルノードを表示するかどうかを指定します。ucnp.base.client.flow.frame.visibleプロパティに「false」を指定した場合,このプロパティに「true」を指定しても無視されるため,「false」を指定することを推奨します。「false」を指定すれば,「true」を指定するよりも処理速度が向上します。
- 指定できる値:
- true:ターミナルノードを表示する
- false:ターミナルノードを表示しない
デフォルト値:false
(16) 業務フローの直接遷移の設定(ucnp.base.client.directjump.enable)
業務実行画面でプロセスノードをクリックした時,そのプロセスノードへ遷移するかどうかを指定します。また,遷移できる範囲についても選択できます。
ucnp.base.client.flow.frame.visibleプロパティに「false」を指定した場合,このプロパティに「true」または「all」を指定しても無視されるため,「false」を指定することを推奨します。「false」を指定すれば,「true」または「all」を指定するよりも処理速度が向上します。
- 指定できる値:
- true:一度遷移したことがあるプロセスノードにだけ直接遷移する
- all:すべてのプロセスノードに直接遷移する
- false:直接遷移しない
デフォルト値:true
- 補足事項
- プロパティに「true」を指定した場合
- 業務フローを戻って別の分岐へ遷移したとき,元の分岐のプロセスノードには遷移できません。
- 終点のターミナルノードへ遷移すると,すべてのプロセスノードに遷移できなくなります。
- プロパティに「all」を指定した場合
- ガイド領域の[戻る]ボタンが表示されなくなります。
- 終点のターミナルノードへ遷移しても,すべてのプロセスノードに遷移できます。
(17) 業務実行画面に表示する選択状態のプロセスノードの色(ucnp.base.client.currentnode.color)
業務実行画面に表示する選択状態のプロセスノードの色を指定します。どのノードが選択状態かをわかりやすくするために,このプロパティには,ucnp.base.client.node.colorプロパティの値と異なる値を設定することを推奨します。
- 指定できる値:
- orange
![[図データ]](figure/zu070600.gif)
- pink
![[図データ]](figure/zu070700.gif)
- green
![[図データ]](figure/zu070800.gif)
- purple
![[図データ]](figure/zu070900.gif)
- blue
![[図データ]](figure/zu071000.gif)
- gray
![[図データ]](figure/zu071100.gif)
デフォルト値:orange
(18) 非選択状態/直接遷移可能状態のプロセスノードの色(ucnp.base.client.node.color)
業務実行画面および業務編集画面に表示するプロセスノードの色を指定します。どのノードが選択状態かをわかりやすくするために,このプロパティには,ucnp.base.client.currentnode.colorプロパティの値と異なる値を設定することを推奨します。
- 指定できる値:
- orange
![[図データ]](figure/zu071200.gif)
- pink
![[図データ]](figure/zu071300.gif)
- green
![[図データ]](figure/zu071400.gif)
- purple
![[図データ]](figure/zu071500.gif)
- blue
![[図データ]](figure/zu071600.gif)
- gray
![[図データ]](figure/zu071700.gif)
デフォルト値:gray
(19) 直接遷移できるプロセスノードのデザイン(ucnp.base.client.directjump.design)
直接遷移できるプロセスノードのデザインを指定します。
- 指定できる値:
- gradation:プロセスノードの色をグラデーションありにする
![[図データ]](figure/zu071800.gif)
- flat:プロセスノードの色をグラデーションなしにする
![[図データ]](figure/zu071900.gif)
デフォルト値:gradation
- 補足事項
- 画像を配置したプロセスノードは,このプロパティの指定値に関係なく,次のように「flat」のデザインになります。
![[図データ]](figure/zu072000.gif)
- 業務フローの中に画像を配置したプロセスノードと画像を配置しないプロセスノードが混在する場合,全体のデザインを統一したいときは,「flat」を指定してください。
- 業務フローの中に画像を配置したプロセスノードと画像を配置しないプロセスノードが混在しない場合でも,このプロパティは有効です。
- ucnp.base.client.directjump.enableプロパティに「true」を指定した場合だけ有効になります。
(20) 業務フロー領域の自動スクロール可否(ucnp.base.client.autoscroll)
業務フロー領域を自動的にスクロールするかどうかを指定します。ucnp.base.client.flow.frame.visibleプロパティに「false」を指定した場合,このプロパティに「true」を指定しても無視されるため,「false」を指定することを推奨します。「false」を指定すれば,「true」を指定するよりも処理速度が向上します。
このプロパティで「true」を設定した場合,業務フロー領域が自動的にスクロールされ,常に現在の工程が表示されるようになります。
- 指定できる値:
- true:自動スクロールをする
- false:自動スクロールをしない
デフォルト値:true
(21) 業務実行画面で[完了]ボタンをクリックしたときのWebブラウザ動作(ucnp.base.client.complete.button.window.close)
業務実行画面で[完了]ボタンをクリックしたときにWebブラウザを閉じるかどうかを指定します。
- 指定できる値:
- true:Webブラウザを閉じる
- false:Webブラウザを閉じない
デフォルト値:false
- 補足事項
- Webブラウザを閉じるかどうかの確認メッセージは表示されません。
- Internet Explorer 7,Internet Explorer 8またはInternet Explorer 9で複数のタブを表示している場合は,[完了]ボタンをクリックした業務実行画面のタブだけが閉じます。
- このプロパティで「true」を設定していても,業務実行画面で印刷プレビューを実行すると,Webブラウザが閉じないことがあります。その場合は手動でWebブラウザを閉じる必要があります。
(22) 業務実行画面の[戻る]ボタンの幅(ucnp.base.client.back.button.width)
業務実行画面の[戻る]ボタンの幅をピクセル単位で指定します。
指定できる値:30~260(単位:ピクセル)
デフォルト値:60(単位:ピクセル)
- 補足事項
- ボタン名はノードの属性の設定内容によって変更できます。ボタン名がこのプロパティで指定した幅よりも長い場合,ボタン名は途中までしか表示されません。
(23) 業務実行画面の[次へ]ボタンの幅(ucnp.base.client.next.button.width)
業務実行画面の[次へ]ボタンの幅をピクセル単位で指定します。
指定できる値:30~260(単位:ピクセル)
デフォルト値:60(単位:ピクセル)
- 補足事項
- ボタン名はノードの属性の設定内容によって変更できます。ボタン名がこのプロパティで指定した幅よりも長い場合,ボタン名は途中までしか表示されません。
(24) 業務実行画面の[完了]ボタンの幅(ucnp.base.client.complete.button.width)
業務実行画面の[完了]ボタンの幅をピクセル単位で指定します。
指定できる値:30~260(単位:ピクセル)
デフォルト値:60(単位:ピクセル)
- 補足事項
- ボタン名はノードの属性の設定内容によって変更できます。ボタン名がこのプロパティで指定した幅よりも長い場合,ボタン名は途中までしか表示されません。
(25) 業務実行画面で分岐合流ノードを経由して次のノードへ遷移するためのボタンの幅(ucnp.base.client.branch.button.width)
業務実行画面で分岐合流ノードの前のプロセスノードを選択した場合に表示される,次のノードへ遷移するためのボタンの幅をピクセル単位で指定します。なお,このプロパティは,分岐先が一つしかないプロセスノードに対しては適用されません。
指定できる値:30~260(単位:ピクセル)
デフォルト値:130(単位:ピクセル)
- 補足事項
- ボタン名はノードの属性の設定内容によって変更できます。ボタン名がこのプロパティで指定した幅よりも長い場合,ボタン名は途中までしか表示されません。
(26) 一意の業務コンテンツ名称の指定可否(ucnp.base.client.contentsname.uniquecheck.enable)
次の場合に,業務コンテンツの名称を一意にするかどうかを指定します。
- 業務編集画面で業務コンテンツを作成または複製する場合
- 業務編集画面で業務コンテンツの名称を変更する場合
- 業務コンテンツをインポートする場合
- 指定できる値:
- true:業務コンテンツの名称を一意にする
- false:業務コンテンツ名称の重複を許容する
デフォルト値:false
- 補足事項
- 業務コンテンツ名称の重複を許容する環境から,許容しない環境に変更する場合,業務編集画面で業務コンテンツの名称が重複していないかをチェックする必要があります。業務コンテンツ名称の重複を許容する環境から許容しない環境に変更する手順を次に示します。
- 手順
- 業務コンテンツ名称の重複を許容しない環境に変更します。
ucnp.base.client.contentsname.uniquecheck.enableプロパティをtrueに変更します。そのあと,ナビゲーション プラットフォームを再起動してください。
- 業務コンテンツの名称を一意に変更します。
ナビゲーション プラットフォームにアクセスし,業務編集画面を表示します。そのあと,業務コンテンツの名称を変更してください。
- 業務コンテンツの名称が重複していないかチェックします。
npexportコマンドですべての業務コンテンツをエクスポートしてください。そのあと,同じ環境でnpimportコマンドに-dオプションを指定して,エクスポートしたコンテンツをインポートします。
インポート時に業務コンテンツの名称が重複していないかがチェックされます。エラーが発生した場合,手順2.からやり直してください。
(27) 業務編集画面のグリッド間隔(ucnp.base.client.grid.size)
業務編集画面のグリッド間隔を指定します。業務編集画面に配置したパーツは,このグリッド間隔を基準にスナップされます。
![[図データ]](figure/zu070100.gif)
- 指定できる値:
- 0:スナップ処理は実行されない
- 5:5ピクセル
- 10:10ピクセル
- 20:20ピクセル
デフォルト値:10(単位:ピクセル)
(28) [元に戻す]ボタンの対象操作履歴の最大保持数(ucnp.base.client.undo.max.count)
[元に戻す]ボタンの対象操作履歴の最大保持数を指定します。つまり,このプロパティで指定した値は,[元に戻す]ボタンが有効になる最大の回数になります。
指定できる値:1~100
デフォルト値:10