2.3.2 Webブラウザを操作するときの注意事項
(1) 共通
すべてのWebブラウザに共通する,設定と操作に関する注意事項を示します。
(a) 設定に関する注意事項
- システムフォントのサイズは「標準」に設定してください。システムフォントのサイズを「標準」以外に設定している場合,予期しない個所で文字列が改行されるなど,正常に表示されないおそれがあります。
- ナビゲーション プラットフォームを使用するときは,Webブラウザの文字サイズを「中」以下に設定することを推奨します。文字サイズを「中」より大きくすると,Webブラウザに表示される文字が欠けるおそれがあります。
- Webブラウザのインターネット一時ファイルの設定は「自動的に確認する」を推奨します。「自動的に確認する」以外に設定すると,画像が正常に表示されないおそれがあります。
- Webブラウザのセキュリティの設定で,アクティブスクリプトの設定は「有効にする」を設定してください。
- Webブラウザの[互換表示]ボタンは無効にしてください。有効にすると,画面の表示が崩れることがあります。
(b) 操作に関する注意事項
- ナビゲーション プラットフォームの操作では,Webブラウザの[戻る]ボタンを使用しないでください。最新の情報が表示されない場合があります。
- 業務実行中に<F5>キーやWebブラウザの[更新]ボタンを使用して画面を更新しないでください。有効期限切れのエラーが発生するなど,正常に動作しないおそれがあります。
- Webブラウザを操作中に次のメッセージが表示された場合,[キャンセル]ボタンをクリックして実行を続けてください。[OK]ボタンをクリックして中断した場合,正常に動作しないことがあります。
「このページのスクリプトが,Internet Explorerの実行速度を遅くしています。スクリプトを実行し続けると,コンピュータが反応しなくなる可能性があります。スクリプトを中断しますか?」
- メッセージダイアログに表示されるメッセージが画面の下をはみ出して,[OK]ボタンをクリックできない状態になった場合,次のどちらかの操作でメッセージダイアログを閉じてください。
- メッセージダイアログの[×]ボタンをクリックする。
- メッセージダイアログにフォーカスが当たっていることを確認して,<Enter>キーまたは<Esc>キーを押す。
- Webブラウザを閉じる場合は,[×]ボタンではなく[閉じる]ボタンを使用してください。ただし,Webブラウザの印刷プレビューを表示したあとで[閉じる]ボタンをクリックすると,画面に何も表示されなくなり,Webブラウザが閉じなくなることがあります。この場合は,[×]ボタンでWebブラウザを閉じてください。
- Webブラウザの印刷プレビュー画面を[×]ボタンで閉じた場合は,印刷しようとした画面が閉じなくなることがあります。この場合は,印刷しようとした画面を[×]ボタンで閉じてください。
- Internet Explorer 6とInternet Explorer 7以上のWebブラウザでは,固定テキストパーツの改行の高さが異なるため,どちらかでレイアウトが崩れて見えるおそれがあります。両方のWebブラウザを使用する場合は,固定テキストパーツで改行を使用しないなど,どちらでも問題なく表示できるよう配慮してください。
- Internet Explorer 7以下とInternet Explorer 8以上を両方使用する場合,Internet Explorer 8以上で作成した業務コンテンツを,Internet Explorer 7以下で参照すると,リサイズによって縮小された画像が粗く見えます。プロセスノードで画像を使用する場合,プロセスノードの大きさに合わせて画像がリサイズされるので,Internet Explorer 7以下のWebブラウザで問題なく画像が見られるかどうかを確認してください。
- 同じWebブラウザから繰り返しナビゲーション プラットフォームを操作した場合,Windowsから「仮想メモリ不足 システムの仮想メモリが少なくなってきています。Windowsが正しく動作するために,仮想メモリ ページ ファイルのサイズを増やしてください。詳細はヘルプを参照してください。」という警告メッセージが表示されることがあります。メッセージが表示された場合は,Webブラウザを閉じて,再度起動してください。
(2) Internet Explorer 6を使用する場合
- 配置した順序とは関係なく,次のパーツは常にほかのパーツよりも前面に表示されます。
- インラインフレームパーツのドロップダウン
- HTMLパーツのドロップダウン
- 業務編集画面では,インラインフレームパーツのドロップダウンおよびHTMLパーツのドロップダウンを操作しないでください。操作すると,パーツの編集に失敗することがあります。
(3) Internet Explorer 7を使用する場合
- ズーム機能を使用して画面の表示内容を拡大すると,スクロールバーに文字が重なる場合があります。
- 一部のスクリプトが動作しない場合があります。この場合は,必要に応じて,ナビゲーション プラットフォームのURLを信頼済みサイトに追加してください。ただし,この設定によってセキュリティレベルが下がりますので,ご注意ください。
(4) Internet Explorer 8を使用する場合
- ズーム機能を使用して画面の表示内容を拡大すると,スクロールバーに文字が重なる場合があります。
- 一部のスクリプトが動作しない場合があります。この場合は,必要に応じて,ナビゲーション プラットフォームのURLを信頼済みサイトに追加してください。ただし,この設定によってセキュリティレベルが下がりますので,ご注意ください。
- インラインフレームパーツで指定した外部サイトが表示されない場合があります。表示されるかどうかは,指定した外部サイトの設定によって異なります。
(5) Internet Explorer 9を使用する場合
- ズーム機能を使用して画面の表示内容を拡大すると,スクロールバーに文字が重なる場合があります。
- 一部のスクリプトが動作しない場合があります。この場合は,必要に応じて,ナビゲーション プラットフォームのURLを信頼済みサイトに追加してください。ただし,この設定によってセキュリティレベルが下がりますので,ご注意ください。
- インラインフレームパーツで指定した外部サイトが表示されない場合があります。表示されるかどうかは,指定した外部サイトの設定によって異なります。
(6) Windows VistaまたはWindows 7でWebブラウザを使用する場合
ナビゲーション プラットフォームは,Windows VistaまたはWindows 7で拡張された文字(JIS X0213)に含まれる,Unicodeの補助文字には対応していません。
ナビゲーション プラットフォームが対応していない文字を次に示します。
- 基本多言語面(BMP)以外の文字
- UnicodeのコードポイントU+10000~U+10FFFFの文字
- UTF-16エンコーディングのサロゲート・ペアで表される文字