4.2.1 起動手順

通常,セットアップ完了後にナビゲーション プラットフォームは自動的に起動します。npstopコマンド(停止)で停止させたシステムを再起動する場合などは,次に示す手順に従い,手動で起動してください。

注意
システム起動時は,次の点に注意してください。
  • npstartコマンドでシステム(ナビゲーション プラットフォーム)を起動した場合,起動操作を実行したユーザがサーバマシンからログオフすると,ナビゲーション プラットフォームを使用できなくなります。
    ログオフ後もナビゲーション プラットフォームを使用するためには,Windowsのタスクスケジューラ機能を利用して,npstartコマンドを実行するタスクを作成し,そのタスクを実行することでナビゲーション プラットフォームを起動する必要があります。タスクを作成するときに,「ユーザがログオンしているかどうかにかかわらず実行する」という設定を有効にしてください。
  • システム起動後に表示される「ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ¥PP¥uCPSB¥PRF¥bin¥cprfd.exe」というコマンドプロンプトは閉じないでください。閉じてしまった場合は,システムを再起動する必要があります。
    システム起動後にコマンドプロンプトを表示させたくない場合は,Windowsのタスクスケジューラ機能を利用して,npstartコマンドを実行するタスクを作成し,そのタスクを実行することでナビゲーション プラットフォームを起動してください。
手順
  1. npstartコマンド(起動)でシステムを起動します。
    コマンドのパス
    ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ¥bin¥npstart
  2. エラーメッセージが表示された場合は,次の対処を実施してください。
    KDCZ50859-Eの場合
    失敗した原因を取り除いた上で,npstopコマンドでシステムを停止します。その後,再度npstartコマンドを実行してください。
    KDCZ50859-E以外の場合
    メッセージの内容に従って問題を解決してから,再度npstartコマンドを実行してください。

コマンドの使用方法については,「8.8 npstartコマンド(起動)」を参照してください。