5.3.4 関連線を引く

ここでは,関連線を引く手順,および関連線を引く場合の条件について説明します。

<この項の構成>
(1) 手順
(2) 関連線を引く場合の条件

(1) 手順

  1. 遷移元のノードのポート([図データ])を遷移先のノードのポート([図データ])にドラッグ&ドロップします。
    ノードとノードの間に関連線が引かれます。

    [図データ]

    なお,関連線は斜めに引けません。例えば,右下のノードに向かって関連線を引くと,次の図に示すように途中で直角に折れ曲がって表示されます。

    [図データ]

(2) 関連線を引く場合の条件

ノードとノードの間に関連線を引く場合の条件について説明します。接続元ノードおよび接続先ノードの種類と,関連線によるノード間の接続可否の対応を次に示します。

表5-3 関連線の接続可否

項番接続元ノード接続先ノード接続可否補足説明
1ターミナルノードターミナルノード×
2プロセスノード
3分岐ノード×
4合流ノード合流ノードに対して,すでにほかのターミナルノードとの間に関連線が引かれている場合は接続できません。
5未確定※1の分岐合流ノードすでにほかのターミナルノードとの間に関連線が引かれている場合は接続できません。
6プロセスノードターミナルノード
7プロセスノード
8分岐ノード
9合流ノード
10未確定※1の分岐合流ノード
11分岐ノード※2ターミナルノード
12プロセスノード
13分岐ノード×
14合流ノードすでに同じ遷移が存在する場合は接続できません。
15未確定※1の分岐合流ノード
16合流ノード※2ターミナルノードすでに合流ノードの接続元として,ターミナルノードがある場合は接続できません。
17プロセスノード
18分岐ノード×
19合流ノード×
20未確定※1の分岐合流ノード×
21未確定※1の分岐合流ノード※2ターミナルノード
22分岐ノード×
23合流ノード
24未確定※1の分岐合流ノード
(凡例)
○:接続できます。
×:接続できません。
△:条件付きで接続できます。
-:補足説明はありません。
注※1 分岐も合流もしていない状態を指します。
注※2 分岐合流ノードから,分岐および合流するために引ける関連線は3本までです。

関連線を引いてノードとノードを接続できる場合の例を次の図に示します。

図5-7 接続できる場合の例

[図データ]

接続できない場合の例を次の図に示します。

図5-8 接続できない場合の例

[図データ]