Webサーバ(サーバマシン)に格納されているファイルのうち,配置したい画像のURLを指定します。自分で作成した画像を使用するなど,Webサーバに格納されていない画像を使用する場合は,まず決められたディレクトリに画像を格納する必要があります。Webサーバを直接操作できない場合は,システム管理者に画像の格納を依頼してください。
画像の格納先ディレクトリ,および画像をガイド領域に配置する手順について説明します。
(a) 画像の格納先ディレクトリ
画像へのURLは絶対パスまたは相対パスで指定できます。Webサーバに格納した画像を使用する場合は,相対パスで指定することをお勧めします。絶対パスで指定した場合,Webサーバのサーバ名が変更になったとき,リンク切れとなるおそれがあります。
画像のURLを相対パスで指定する場合,Webサーバのコンテンツ格納先ディレクトリからの相対パスを指定します。相対パスが複雑にならないように,コンテンツ格納先ディレクトリから近いディレクトリに画像を格納することをお勧めします。
デフォルトのWebサーバのコンテンツ格納先ディレクトリを次に示します。
ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ¥PP¥uCPSB¥httpsd¥htdocs
- コンテンツ格納先ディレクトリの注意事項
- ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ¥PP¥uCPSB¥httpsd¥htdocsの直下に,「ucnp」で始まるファイルまたはディレクトリを作成しないでください。「ucnp」はナビゲーション プラットフォームのシステムで予約されている名称のためです。この名称のファイルまたはディレクトリを作成した場合の動作は保証しません。
(b) 画像をガイド領域に配置する手順
- [Guide]パレットの
([画像]ボタン)をクリックします。
([画像]ボタン)が選択されます。
- ガイド領域の任意の場所をクリックします。
画像パーツが配置されます。
![[図データ]](figure/zugui08k.gif)
- 画像パーツの任意の場所をダブルクリックします。
[属性の設定]画面が表示されます。
- 画像のURLを指定します。
必要に応じて,画像の説明(ツールチップ)を入力します。
[属性の設定]画面の各項目の詳細は,「(2) [属性の設定]画面の項目」を参照してください。
- [更新]ボタンをクリックします。
ガイド領域に,指定した画像が表示されます。
![[図データ]](figure/zugui09k.gif)
- 注意事項
- 表示される画像の大きさは変更できないため,画像パーツのサイズからはみ出す部分は表示されません。画像パーツのサイズは,画像の大きさに合わせて調整してください。
- ポイント
- ガイド領域に配置すると効果的な画像の例を示します。
- 画面のスクリーンショット
アプリケーションやWebシステムなどの操作手順を説明する場合,画面のスクリーンショットを載せると,操作する個所がユーザにわかりやすくなります。
- 電源やケーブルの写真
マシンの電源を切ったり,ケーブルが差し込まれているか確認したりする手順を説明する場合,実際のマシンの写真を載せると,操作や確認個所がユーザにわかりやすくなります。
[属性の設定]画面を次に示します。
図5-15 [属性の設定]画面(画像パーツから表示させた場合)(ガイド領域)
![[図データ]](figure/zugui26k.gif)
[属性の設定]画面の各項目について説明します。
(a) [URL]テキストボックス
ガイド領域に表示させたい画像ファイルのパスを入力します。Webブラウザで表示できる形式のファイルを指定してください。
なお,表示される画像の大きさは変更できないため,画像パーツのサイズからはみ出す部分は表示されません。画像パーツのサイズは,画像の大きさに合わせて調整してください。
入力できるURLの形式を次に示します。使用するファイルの格納先が,ナビゲーション プラットフォームのWebサーバか,それ以外のWebサーバかによって,指定するパスの形式が異なります。
- ナビゲーション プラットフォームのWebサーバに格納したファイルを指定する場合
- ファイルパス
ファイルパス:Webサーバのコンテンツ格納先ディレクトリ(ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ¥PP¥uCPSB¥httpsd¥htdocs)からの相対パス
- 例として,「ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ¥PP¥uCPSB¥httpsd¥htdocs¥images¥ucnp.gif」というファイルを指定する場合のパスを次に示します。
- ナビゲーション プラットフォーム以外のWebサーバに格納したファイルを指定する場合
- プロトコル://ホスト名:ポート番号/ファイルパス
プロトコル:httpまたはhttps
ホスト名:Webサーバのホスト名またはIPアドレス
ポート番号:Webサーバのポート番号
ファイルパス:Webサーバに格納されたファイルのパス
- 例として,プロトコルが「http」,ホスト名が「host1」,ポート番号が「55555」のWebサーバの「images」フォルダにある,「image1.gif」というファイルを指定する場合のパスを次に示します。
- http://host1:55555/images/image1.gif
画像ファイル名のパスに次に示す文字を指定した場合はエラーになります。
- 1,024バイトを超える文字列を入力した場合
- ASCIIコードの0x00~0x1Fと0x7Fを含む文字列を入力した場合
(b) [ツールチップ]テキストボックス
画像の説明を入力します。次の場合はエラーになります。
- 128バイトを超える文字列を入力した場合(全角の場合は42文字までを目安に入力してください)
- ASCIIコードの0x00~0x1Fと0x7Fを含む文字列を入力した場合
空文字を指定した場合はツールチップが表示されません。
(c) [更新]ボタン
クリックすると,[属性の設定]画面で入力された内容がパーツに設定されて,[属性の設定]画面が閉じます。
(d) [キャンセル]ボタン
クリックすると,[属性の設定]画面が閉じます。この場合,画面で入力した内容は設定されません。