機能
保存された業務コンテンツをZIP形式でエクスポートします。
このコマンドは,セットアップ完了後,システムが起動している状態で実行する必要があります。コマンドプロンプトは,管理者として開いてください。
なお,業務コンテンツが作成されていない状態でこのコマンドを実行した場合,業務コンテンツ数が0のファイルがエクスポートされます。
形式
npexport△[-c△エクスポートしたい業務コンテンツID]△[-l△エクスポート一覧ファイルのパス]△エクスポート先のファイルのパス
エクスポート先のファイルのパスは,200文字以内の絶対パスまたは相対パスで指定します。出力されるファイルの形式はZIP形式です。
また,区切り文字には「¥」を使用します。パスに半角スペースが含まれる場合は,パス全体を「"」で囲んでください。ディレクトリのパスで使用できる記号は,これら以外には半角のコロン(:)と相対パスを表す半角ピリオド(.)だけです。
なお,誤操作で重要なシステムファイルを削除することを防止するために,エクスポート先には,ドライブ直下ではないディレクトリを指定することを推奨します。
オプション
エクスポート一覧ファイルの形式
ファイルの先頭にヘッダ情報が出力され,続いて,次の形式でメッセージが出力されます。
[結果種別]<T>[業務コンテンツID]<T>[業務コンテンツの更新日時]<T>[業務コンテンツ名称]<CR><LF>
<T>:タブ文字
<CR><LF>:終端文字(0x0D,0x0A)
メッセージの詳細を次の表に示します。
表8-3 エクスポート一覧ファイルに出力されるメッセージの詳細
項目 | 説明 |
---|---|
結果種別 | npexportコマンド(業務コンテンツのエクスポート)の実行結果の種別が出力されます。
|
業務コンテンツID | エクスポートした業務コンテンツIDが出力されます。 |
業務コンテンツの更新日時 | エクスポートした業務コンテンツの最終更新日時が出力されます。 形式:YYYY/MM/DD hh:mm:ss.SSS |
業務コンテンツ名称 | エクスポートした業務コンテンツの名称が出力されます。 |
注意事項
戻り値
戻り値 | 説明 |
---|---|
0 | コマンドが正常終了した。または,エクスポート対象の業務コンテンツが存在しなかったため警告終了した。 |
1 | コマンドが異常終了した。 |
2 | コマンドの排他エラーが発生した。 |
9 | 実行権限のエラーが発生した。 |
使用例
> ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ¥bin¥npexport C:¥repository.zip |
> ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ¥bin¥npexport -c d93ffb81-011e-1000-8000-00000ad23cb0-0 C:¥repository.zip |
> ナビゲーション プラットフォームインストールディレクトリ¥bin¥npexport -l C:¥list.txt C:¥repository.zip |