ユーザーログ定義ファイル(jp1mailnotification.conf

説明

jssitementryコマンド,jssitementrybymailコマンドおよびjssitemeditコマンドからのメール通知の実行結果をユーザー公開用のログファイル(jssmailnotification_info数字.log)に出力するかどうか,また,そのログファイルのサイズ,面数を定義したファイルです。デフォルトでは,出力しない設定となっています。

形式

;コメント文
[LOG]
MAILNOTIF_LOG=ログファイル出力をする,しない
MAILNOTIF_FILESIZE=ログファイルサイズ
MAILNOTIF_FILENUM=ログファイル面数

;で始まる行はコメント扱いとなります。


ファイル名

格納先フォルダ

IM-SSパス¥conf¥command¥

定義の反映時期

jssitemeditコマンド,jssitementryコマンドおよびjssitementrybymailコマンドで-mailオプションを指定して実行したときに反映されます。

記述内容

次で説明する指定キーが編集できます。なお,指定キーと値は「=(イコール)」でつなぎます。

表11-54 ユーザーログ定義ファイルで設定できる指定キー一覧

指定キー名説明デフォルト値
MAILNOTIF_LOGログファイル(jssmailnotification_info数字.log)を出力するかどうかを指定する。設定が不正な場合は,ログファイルは出力されない。
出力先フォルダ:IM-SSパス¥log¥public¥
指定できる値はY(出力する),またはN(出力しない)。
N
MAILNOTIF _FILESIZEログファイル(jssmailnotification_info数字.log)のサイズをキロバイト換算で指定する。
指定できる値は4~16384の半角数字(整数)。
8192
MAILNOTIF _FILENUMログファイル(jssmailnotification_info数字.log)の面数を指定する。
指定できる値は1~64の半角数字(整数)。
2

ログファイルに出力されるメッセージ

ログファイルに出力されるメッセージについては,「12.1 メッセージの出力先」を参照してください。

注意事項

ログファイルを出力する設定にすると,ログファイル出力先フォルダ(IM-SSパス¥log¥public¥)下に「mmap」という名称のフォルダが作成されます。運用開始後,ログファイルのサイズと面数を変更する場合には,この「mmap」フォルダを削除してください。削除しないと変更が有効になりません。

定義例

ログファイルを出力する設定に変更した場合の定義例を次に示します。この定義例ではログファイルのサイズを10メガバイト(10,240キロバイト),面数を4に変更しています。

[LOG]
MAILNOTIF_LOG=Y
MAILNOTIF_FILESIZE=10240
MAILNOTIF_FILENUM=4