JP1イベント発行設定ファイル(hptl_jp1_imss_jp1event_setting.properties)

説明

JP1/IM - Service SupportからJP1イベントを発行するかどうか,また,JP1イベントを発行するために接続するイベントサーバ名を定義したファイルです。

次のような場合に,JP1/IM - Service SupportからJP1イベントを発行するためには,このファイルを編集する必要があります。

なお,JP1イベントの詳細については,「付録E JP1イベント一覧」を参照してください。

形式

hptl_jp1_imss_je_def_flag=発行する,しない
hptl_jp1_imss_je_def_jp1base=イベントサーバ名
hptl_jp1_imss_je_log_file_num=ログファイルの面数
hptl_jp1_imss_je_log_file_size=ログファイル1面の最大サイズ

ファイル名

格納先フォルダ

IM-SSパス¥conf¥

定義の反映時期

JP1/IM - Service Supportサービスを再起動したあと反映されます。

記述内容

次で説明する指定キー以外は編集しないでください。指定キーと値は「=(イコール)」でつなぎます。

表11-3 JP1イベント発行設定ファイルで設定できる指定キー一覧

指定キー名説明デフォルト値
hptl_jp1_imss_je_def_flagJP1/IM - Service SupportからJP1イベントを発行するかどうかを設定する。
  • false:発行しない
    falseを指定した場合,すべてのプロセスおよびプロセスワークボードからJP1イベントは発行されない。
  • true:発行する
    trueを指定した場合,プロセスワークボード単位でJP1イベントを発行するかどうかを設定できる。また,プロセス単位およびプロセスワークボード単位で,ステータス変更JP1イベントを発行するステータスを設定できる。
false
hptl_jp1_imss_je_def_jp1baseJP1イベントを発行するために接続するJP1/IM - Service Supportが動作しているホスト上のイベントサーバ名を指定する。指定されたイベントサーバに接続し,JP1イベントを発行する。JP1/Baseをクラスタ運用している場合は,論理ホスト名を指定する。省略した場合は,JP1/IM - Service Supportが動作しているホスト名が仮定される。
hptl_jp1_imss_je_log_file_numJP1イベント発行機能用ログファイル(jp1imssevent[n].log)の面数を指定する。指定できる値は1~16の半角数字(整数)。8
hptl_jp1_imss_je_log_file_sizeJP1イベント発行機能用ログファイル(jp1imssevent[n].log)1面の最大サイズをバイト換算で指定する。指定できる値は4096~2147483647の半角数字(整数)。4194304
(凡例)
-:設定値なし

定義例

サーバ名を「Server」と仮定した場合の定義例を次に示します。

hptl_jp1_imss_je_def_flag=true
hptl_jp1_imss_je_def_jp1base=Server
hptl_jp1_imss_je_log_file_num=8
hptl_jp1_imss_je_log_file_size=4194304

注意事項