8.2.8 クラスタソフトへのサービスの登録

クラスタソフトに次の表に示すようにJP1/IM - Service Supportのサービスを登録します。

表8-8 クラスタソフトへのサービスの登録

項番表示名称サービス名依存関係
1JP1/Service Support - DB Cluster ServiceHiRDBClusterService_JS0JP1/IM - Manager連携機能を使用しない場合:
  • IPアドレスリソース
  • 物理ディスクリソース
  • ネットワーク名リソース
JP1/IM - Manager連携機能を使用する場合:
  • 項番7のリソース
2JP1/Service Support - DB ServerHiRDBEmbeddedEdition_JS0項番1のリソース
3JP1/Service SupportJP1_ServiceSupport項番2のリソース
4JP1/Service Support - Web ServiceJP1_ServiceSupport-WebService項番3のリソース
5JP1/Service Support - Task ServiceJP1_ServiceSupport-TaskService項番2のリソース
6JP1/Base Event 論理ホスト名JP1_Base_Event 論理ホスト名
  • IPアドレスリソース
  • 物理ディスクリソース
  • ネットワーク名リソース
7JP1/Base_論理ホスト名JP1_Base_論理ホスト名項番6のリソース
注※
論理ホスト名とは,JP1/Baseで設定する論理ホスト名です。JP1/IM - Manager連携機能を使用する場合は,「8.2.5 クラスタソフトへのリソースの登録」の表の項番4で設定した論理ホスト名を設定してください。

ここで登録する際の「リソースの種類」は「汎用サービス」です。また,項番1,項番2については,サービスが停止した場合は,リトライしないですぐにフェールオーバーする設定としてください。項番3,項番4,項番5については,クラスタソフトの設定のままでかまいません。

作業完了後は,クラスタソフトを使って,予備系から現用系に系の切り替えを実施してください。

使用するOSがWindows Server 2008で,WSFCを使用している場合
次の設定も併せて実施してください。
  1. Administrators権限でコマンドプロンプトを起動し,次のコマンドを実行する。
    cluster△res△"JP1/Service△Support△-△Web△Service"△/priv△StartupParameters=""
    注:△は半角スペースを表す
  2. JP1/Service Support - Web Serviceの[プロパティ]ダイアログボックスを表示させ,[全般]タブの「セットアップパラメータ」の値が空白になっていることを確認する。