jssitemimport(案件情報インポート)

機能

JP1/IM - Service Supportに,新しく案件情報を登録します。

形式

jssitemimport -i 案件情報入力ファイル名
             -r 登録者ID
            [-f]
            [-m コードマッピングファイル名]

実行権限

Administrators権限

格納先フォルダ

IM-SSパス¥bin¥

引数

-i 案件情報入力ファイル名

案件情報入力ファイルのファイル名を255バイト以下の文字列で指定します。ファイル名は絶対パス,または相対パスで指定できますが,相対パスで指定した場合も,絶対パスに変換したあとの文字列が255バイト以下になるように指定してください。また,ファイル名に「‐」で始まる文字列は指定できません。案件情報入力ファイルの詳細については,「11. 定義ファイル」の「案件情報入力ファイル(任意)」を参照してください。

-r 登録者ID

案件の登録者となるユーザーのIDを64バイト以下の半角英数字で指定します。

次の場合はエラーになります。

-f

データ内容に誤りがある場合も処理を継続する場合に指定します。-fオプションを指定すると,データ中の案件情報が不正な場合でも処理を継続して,次の案件情報を登録します。

-fオプションを省略した場合は,案件情報を登録する途中で一つでも案件情報の登録に失敗すると,処理は中断され,すべての案件情報が登録されません。

-m コードマッピングファイル名

ユーザーが定義したコードマッピングファイルを使用する場合,コードマッピングファイル名を255バイト以下の文字列で指定します。ファイル名は絶対パス,または相対パスで指定できますが,相対パスで指定した場合も,絶対パスに変換したあとの文字列が255バイト以下になるように指定してください。JP1/IM - Service Supportのバージョン08-50以降では,インポートの対象となるユーザー拡張コード1~5もコードマッピングファイルを使用して変換されます。コードマッピングファイルについては,「11. 定義ファイル」の「コードマッピングファイル(jp1imss_itemimport_codemap.conf)」を参照してください。

戻り値

戻り値意味
0正常終了
1異常終了

実行時の前提条件

注意事項

使用例

案件情報ファイル(c:¥anken¥ankenimport.csv)を登録する場合の指定例を次に示します。

jssitemimport -i c:¥anken¥ankenimport.csv -r user0001