3.2.1 JP1/IM - Viewからの案件登録

JP1/IM - Viewのインシデント手動登録定義ファイル(incident.conf)にJP1/IM - Service SupportのURLを設定することで,JP1/IM - Service Supportの[案件作成]画面を起動できるようになります。そのため,JP1/IM - ViewからJP1/IM - Service Supportに案件を登録できるようになります。

JP1/IM - ViewからJP1/IM - Service Supportの[案件作成]画面を起動させる手順について次に示します。

  1. JP1/IM - Viewの[イベント詳細]画面から[インシデント登録]ボタンをクリックする。
    JP1/IM - Service Supportの[登録先プロセスワークボード選択]画面が表示されます。
  2. JP1/IM - Service Supportの[登録先プロセスワークボード選択]画面から,案件を登録したいプロセスワークボードを選択し,[OK]ボタンをクリックする。
    JP1/IM - Service Supportの[案件作成]画面が表示されます。
    JP1/IM - Viewの[イベント詳細]画面から引き継がれる情報を次の表に示します。

    表3-2 JP1/IM - Viewの[イベント詳細]画面から引き継がれる情報

    引き継ぎ元の項目引き継ぎ先の案件項目
    イベントDB内通し番号(B.SEQNO)JP1イベントDB通し番号(JIMSD_FORM_IMEVENTNO)
    JP1/IM - ViewでログインしているJP1/IM - Managerのホスト名JP1/IM - Managerのホスト名(JIMSD_FORM_IMHOSTNAME)
    メッセージ(B.MESSAGE)概要(JIMSD_FORM_SUMMARY)
    発行元イベントサーバ名(B.SOURCESERVER)
    重大度(E.SEVERITY)重大度(JIMSD_FORM_SEVERITYCODE)
    プロダクト名(E.PRODUCT_NAME)プロダクト名(JIMSD_FORM_JP1PRODUCTNAME)

JP1/IM - Viewから案件を登録する場合,引き継ぎ先の案件項目の表示名称を変更していても,情報は引き継がれます。表示名称を変更する場合は,完全に意味の異なる名称に編集しないでください。

JP1イベントDB通し番号およびJP1/IM - Managerのホスト名は,[案件作成]画面に項目が表示されていなくても,案件の情報として情報が引き継がれます。そのほかの項目は,[案件作成]画面に項目が表示されていないと,情報が引き継がれません。