5.4.2 バージョンアップインストール時のセットアップ手順
(1) JP1/IM - Service Support 09-00からJP1/IM - Service Support 09-50へのバージョンアップ
JP1/IM - Service Support 09-00から,JP1/IM - Service Support 09-50にバージョンアップした場合のセットアップ手順について次に示します。
- jsssetup.batコマンドを実行する。
スタートメニューの[プログラム]-[JP1_Integrated Management - Service Support]-[JP1_IM-SSコマンドプロンプト]を起動して,jsssetup.batコマンドを実行し,JP1/IM - Service Supportをセットアップします。
案件管理DBの内容を引き継いでセットアップするため,-vupオプションだけを指定してください。
案件管理DBが格納されているドライブに,案件管理DBのサイズによって次の空き容量が必要です。
案件管理DBのサイズ | 必要な空き容量 |
---|
S | 0.1ギガバイト |
M | 0.1ギガバイト |
L | 0.1ギガバイト |
LL | 0.6ギガバイト |
その他の引数は,運用に合わせて次のように指定してください。jsssetup.batコマンドの詳細については,「10. コマンド」の「jsssetup.bat(セットアップ)」を参照してください。
- メールで案件を登録したい場合
- メールで案件を登録したい場合は,-tオプションを指定してマスターシステムおよび一時受付プロセスワークボードを作成してください。なお,マスターシステムおよび一時受付プロセスワークボードは,セットアップ時以外にもjsscreatesysandpwbコマンドで作成できます。jsscreatesysandpwbコマンドの詳細については,「10. コマンド」の「jsscreatesysandpwb(マスターシステム・一時受付プロセスワークボード作成)」を参照してください。
- jsscollectdataコマンドを実行する。
jsscollectdataコマンドを実行し,案件情報を集計するための環境を設定します。引数には-aオプションを指定してください。jsscollectdataコマンドの詳細については,「10. コマンド」の「jsscollectdata(案件情報集計)」を参照してください。
- jsschauthorityserverコマンドを実行する。
LDAPサーバを認証サーバとする場合,jsschauthorityserverコマンドを実行し,認証サーバを切り替えてください。LDAPサーバを認証サーバとしない場合,この手順は不要です。
jsschauthorityserverコマンドの詳細については,「10. コマンド」の「jsschauthorityserver(認証サーバ切り替え)」を参照してください。
(2) JP1/IM - Service Support 08-51または08-50からJP1/IM - Service Support 09-50へのバージョンアップ
JP1/IM - Service Support 08-51または08-50から,JP1/IM - Service Support 09-50にバージョンアップした場合のセットアップ手順について次に示します。
- jsssetup.batコマンドを実行する。
スタートメニューの[プログラム]-[JP1_Integrated Management - Service Support]-[JP1_IM-SSコマンドプロンプト]を起動して,jsssetup.batコマンドを実行し,JP1/IM - Service Supportをセットアップします。
案件管理DBの内容を引き継いでセットアップするため,-vupオプションだけを指定してください。
案件管理DBが格納されているドライブに,案件管理DBのサイズによって次の空き容量が必要です。
案件管理DBのサイズ | 必要な空き容量 |
---|
S | 0.1ギガバイト |
M | 0.1ギガバイト |
L | 0.1ギガバイト |
LL | - 08-51の場合:0.6ギガバイト
- 08-50の場合:LLサイズは存在しないため対象外
|
その他の引数は,運用に合わせて次のように指定してください。jsssetup.batコマンドの詳細については,「10. コマンド」の「jsssetup.bat(セットアップ)」を参照してください。
- メールで案件を登録したい場合
- メールで案件を登録したい場合は,-tオプションを指定してマスターシステムおよび一時受付プロセスワークボードを作成してください。なお,マスターシステムおよび一時受付プロセスワークボードは,セットアップ時以外にもjsscreatesysandpwbコマンドで作成できます。jsscreatesysandpwbコマンドの詳細については,「10. コマンド」の「jsscreatesysandpwb(マスターシステム・一時受付プロセスワークボード作成)」を参照してください。
- jsscollectdataコマンドを実行する。
jsscollectdataコマンドを実行し,案件情報を集計するための環境を設定します。引数には-aオプションを指定してください。jsscollectdataコマンドの詳細については,「10. コマンド」の「jsscollectdata(案件情報集計)」を参照してください。
- jsschauthorityserverコマンドを実行する。
LDAPサーバを認証サーバとする場合,jsschauthorityserverコマンドを実行し,認証サーバを切り替えてください。LDAPサーバを認証サーバとしない場合,この手順は不要です。
jsschauthorityserverコマンドの詳細については,「10. コマンド」の「jsschauthorityserver(認証サーバ切り替え)」を参照してください。
(3) JP1/IM - Service Support 08-11からJP1/IM - Service Support 09-50へのバージョンアップ
JP1/IM - Service Support 08-11から,JP1/IM - Service Support 09-50にバージョンアップした場合のセットアップ手順について次に示します。
- jsssetup.batコマンドを実行する。
スタートメニューの[プログラム]-[JP1_Integrated Management - Service Support]-[JP1_IM-SSコマンドプロンプト]を起動して,jsssetup.batコマンドを実行し,JP1/IM - Service Supportをセットアップします。
案件管理DBの内容を引き継いでセットアップするため,-vupオプションだけを指定してください。
案件管理DBが格納されているドライブに,案件管理DBのサイズによって次の空き容量が必要です。
案件管理DBのサイズ | 必要な空き容量 |
---|
S | 1.6ギガバイト |
M | 3.1ギガバイト |
L | 5.1ギガバイト |
LL | 08-11にLLサイズは存在しないため対象外 |
その他の引数は,運用に合わせて次のように指定してください。jsssetup.batコマンドの詳細については,「10. コマンド」の「jsssetup.bat(セットアップ)」を参照してください。
- メールで案件を登録したい場合
- メールで案件を登録したい場合は,-tオプションを指定してマスターシステムおよび一時受付プロセスワークボードを作成してください。なお,マスターシステムおよび一時受付プロセスワークボードは,セットアップ時以外にもjsscreatesysandpwbコマンドで作成できます。jsscreatesysandpwbコマンドの詳細については,「10. コマンド」の「jsscreatesysandpwb(マスターシステム・一時受付プロセスワークボード作成)」を参照してください。
- jsscollectdataコマンドを実行する。
jsscollectdataコマンドを実行し,案件情報を集計するための環境を設定します。引数には-aオプションを指定してください。jsscollectdataコマンドの詳細については,「10. コマンド」の「jsscollectdata(案件情報集計)」を参照してください。
- jsschauthorityserverコマンドを実行する。
LDAPサーバを認証サーバとする場合,jsschauthorityserverコマンドを実行し,認証サーバを切り替えてください。LDAPサーバを認証サーバとしない場合,この手順は不要です。
jsschauthorityserverコマンドの詳細については,「10. コマンド」の「jsschauthorityserver(認証サーバ切り替え)」を参照してください。
(4) JP1/IM - Service Support 08-10からJP1/IM - Service Support 09-50へのバージョンアップ
JP1/IM - Service Support 08-10から,JP1/IM - Service Support 09-50にバージョンアップした場合のセットアップ手順について次に示します。
- jsssetup.batコマンドを実行する。
スタートメニューの[プログラム]-[JP1_Integrated Management - Service Support]-[JP1_IM-SSコマンドプロンプト]を起動して,jsssetup.batコマンドを実行し,JP1/IM - Service Supportをセットアップします。
案件管理DBの内容を引き継いでセットアップするため,-sオプションおよび-vupオプションを指定してください。-sオプションで指定するDBのサイズは,JP1/IM - Service Support 08-10をセットアップしたときと同じか,それより大きいサイズを指定してください。
案件管理DBが格納されているドライブに,案件管理DBのサイズによって次の空き容量が必要です。
案件管理DBのサイズ | 必要な空き容量 |
---|
S | 2.1ギガバイト |
M | 5.1ギガバイト |
L | 12.1ギガバイト |
LL | 08-10にLLサイズは存在しないため対象外 |
その他の引数は,運用に合わせて次のように指定してください。jsssetup.batコマンドの詳細については,「10. コマンド」の「jsssetup.bat(セットアップ)」を参照してください。
- メールで案件を登録したい場合
- マスターシステムおよび一時受付プロセスワークボードを作成する,-tオプションを指定してください。なお,マスターシステムおよび一時受付プロセスワークボードは,セットアップ時以外にもjsscreatesysandpwbコマンドで作成できます。jsscreatesysandpwbコマンドの詳細については,「10. コマンド」の「jsscreatesysandpwb(マスターシステム・一時受付プロセスワークボード作成)」を参照してください。
- jsscollectdataコマンドを実行する。
jsscollectdataコマンドを実行し,案件情報を集計するための環境を設定します。引数には-aオプションを指定してください。jsscollectdataコマンドの詳細については,「10. コマンド」の「jsscollectdata(案件情報集計)」を参照してください。
- jsschauthorityserverコマンドを実行する。
LDAPサーバを認証サーバとする場合,jsschauthorityserverコマンドを実行し,認証サーバを切り替えてください。LDAPサーバを認証サーバとしない場合,この手順は不要です。
jsschauthorityserverコマンドの詳細については,「10. コマンド」の「jsschauthorityserver(認証サーバ切り替え)」を参照してください。
- 案件管理DBの内容を引き継いでセットアップする際,手順1でJP1/IM - Service Support 08-10をセットアップしたときより小さいDBサイズを指定してしまった場合
- 想定される案件数が格納できないおそれがあります。次の手順でサイズを変更してください。
- セットアップ終了後,jssdbbackup.batコマンドを実行してバックアップを取得する。
引数には-expandオプションを指定してください。
- jssdbinit.batコマンドを実行して,案件管理DBのサイズを以前と同じか,それより大きいサイズに拡張する。
- 手順1で取得したバックアップを使って,jssdbrecovery.batコマンドを実行し,データをリカバリーする。