コマンド一覧

JP1/IM - Service Supportで使用するコマンドの一覧を次の表に示します。コマンドを実行するには,Administrators権限が必要です。

Windows Server 2008を使用し,コマンドを実行する場合
ユーザーアカウント制御機能が有効で,Administrator以外のAdministrators権限を持つユーザーの場合,次のどちらかの手順でコマンドを実行してください。
  • AdministratorでWindows Server 2008にログインしてから,コマンドを実行する。
  • スタートメニューの[プログラム]-[JP1_Integrated Management - Service Support]-[JP1_IM-SSコマンドプロンプト]を右クリックし,「管理者として実行」を選択したあと,コマンドを実行する。
なお,Administratorでログインしない場合は,次の手順で,常に管理者として実行されるように設定することをお勧めします。
  1. [JP1_IM-SSコマンドプロンプト]を右クリックして,プロパティを表示させる。
  2. [詳細設定]ボタンをクリックする。
  3. 「管理者として実行」チェックボックスをチェックする。

JP1/IM - Service Supportで使用するコマンドについて,運用時と環境構築時の二つに分けて次に示します。

表10-2 運用時に使用するコマンド

コマンド名機能概要
jss_log.batJP1/IM - Service Support障害発生時の資料を採取する。
jsschauthorityserverJP1/IM - Service Supportで使用する認証サーバを切り替える。
jsscollectdataJP1/IM - Service Supportに登録されている案件の集計データを作成する。
jssdelrec案件管理DB上にある削除待ち状態のプロセスワークボードおよび案件を削除する。
jssformcustomizer案件フォームを編集するためのGUIツールを起動する。
jssformdef案件フォーム定義ファイルを登録する。
jssinformleave案件が滞留していることを知らせるメールを送信する。
jssinformperiod案件の作業期限前にメールで通知する。
jssitemdeletion不要な案件を一括で削除待ち状態にする。
jssitemedit案件を編集する。
jssitementry案件を登録する。
jssitementrybymailメールで案件を登録する。
jssitemhistoryJP1/IM - Service Supportに登録されている案件の更新履歴をCSVファイルで出力する。
jssitemimport案件情報をインポートする。
jssitemlistJP1/IM - Service Supportに登録されている案件をCSVファイルで出力する。
jssrev削除待ち状態になっている案件を削除待ち状態から解除する。
jssuserimportユーザー情報をインポートする。
注※
このコマンドは,スタートメニューの[プログラム]-[JP1_Integrated Management - Service Support]-[JP1_IM-SSコマンドプロンプト]から実行します。

表10-3 環境構築時に使用するコマンド

コマンド名機能概要
jsscreatesysandpwbマスターシステムおよび一時受付プロセスワークボードを作成する。
jssdbbackup.bat案件管理DBをバックアップする。
jssdbinit.bat案件管理DBを初期化する。
jssdbreclaim.bat案件管理DBの使用中空き領域を解放する。
jssdbrecovery.bat案件管理DBをリカバリーする。
jssdbrorg.bat案件管理DBを再編成する。
jsshadbinit.batクラスタ環境用の案件管理DBを初期化する。
jsshasetup.batクラスタ環境用にJP1/IM - Service Supportをセットアップする。
jsshaunsetup.batクラスタ環境のJP1/IM - Service Supportをアンセットアップする。
jsssetup.batJP1/IM - Service Supportをセットアップする。
jssunsetup.batJP1/IM - Service Supportをアンセットアップする。
注※
これらのコマンドは,スタートメニューの[プログラム]-[JP1_Integrated Management - Service Support]-[JP1_IM-SSコマンドプロンプト]から実行します。