jssitementrybymail(メールによる案件登録)

機能

特定のメールアドレスに対してユーザーが送信したメールを取得し,メールの主題,本文,メッセージIDなどの情報を基に,案件として登録します。

このコマンドは,JP1/Service Support - Task Serviceサービスからも自動実行できます。

このコマンドを使用するには,事前にプロパティファイルに必要な情報を設定する必要があります。プロパティファイルの詳細については,「11. 定義ファイル」の「メール定義ファイル(jp1imss_mail_setting.conf)」を参照してください。

形式

jssitementrybymail -sys [-mail]

実行権限

Administrators権限

格納先フォルダ

IM-SSパス¥bin¥

引数

-sys

メールの情報を案件として登録する場合に指定します。この引数は必ず指定してください。

-mail

メール通知機能を使用する場合に指定します。

メール通知の実行結果は,ログファイル(jssmailnotification_info数字.log)を参照することで確認できます。数字にはログファイルの面数が入ります。詳細については,「11. 定義ファイル」の「ユーザーログ定義ファイル(jp1mailnotification.conf)」を参照してください。

戻り値

戻り値意味
0取得したすべてのメールの案件登録に成功
1取得したすべてのメールの案件登録に成功し,メールに添付されたファイルの保存に失敗したファイルがある
2取得したすべてのメールのうち,幾つかのメールで案件登録に失敗
3取得したすべてのメールのうち,幾つかのメールで案件登録に失敗し,メールに添付されたファイルの保存に失敗したファイルがある
4取得したすべてのメールの案件登録に失敗
5取得したすべてのメールの案件登録に失敗し,メールに添付されたファイルの保存に失敗したファイルがある
6メールの取得処理以前の処理でエラーが発生した
7メールサーバにメールが登録されていない状態でコマンドを実行した

実行時の前提条件

注意事項