jmoedbrorg
機能
データベースを再編成します。
形式
jmoedbrorg [-b 一時バックアップファイル名称]
実行権限
Administrators権限
前提条件
- ほかのデータベースメンテナンスコマンドが実行されていないこと
- JP1/IM - Message Optimizer Assistantサービス,およびJP1/IM - Message Optimizerサービスが停止していること
- JP1/IM - Message Optimizer Databaseサービスが起動中であること
- jmoedbsetupコマンドによってデータベースのセットアップが完了していること
格納先フォルダ
JP1/IM - MOインストール先フォルダ¥bin
引数
-b 一時バックアップファイル名称
一時的に定義情報をバックアップするためのファイル名を259バイト以内のローカルディスクのパスの文字列(フルパス)で指定します。パスの途中に半角スペース,半角括弧が含まれる場合は「"(ダブルクォーテーションマーク)」で囲んでください。
このオプションは通常指定する必要はありません。領域不足でデフォルトのバックアップパスにバックアップできない場合に指定します。
省略した場合は,JP1/IM - MOインストール先フォルダ¥db¥sys¥unloadが仮定されます。
このコマンドで作成したファイルは,再編成処理が終了したあと削除されます。
戻り値
0 | 正常終了 |
16 | Administrators権限を持たないユーザーによって実行された |
17 | 引数の指定に誤りがある |
18 | - コマンドを多重実行した
- ほかのデータベースコマンド実行中にこのコマンドが実行された
|
21 | JP1/IM - Message Optimizer Assistantサービス,およびJP1/IM - Message Optimizerサービスが起動している状態でこのコマンドが実行された |
22 | JP1/IM - Message Optimizer Databaseサービスが起動していない状態でこのコマンドが実行された |
23 | データベースがセットアップされていない状態でこのコマンドが実行された |
32 | - -bオプションの値に260バイト以上の文字列が指定された
- -bオプションの値がフルパスではない
- -bオプションの値に指定されたフォルダが存在しない
- -bオプションの値にローカルディスク配下以外のパスが指定された
- -bオプションの値に指定されたパスにすでにファイルが存在する
- -bオプションの値に使用できない文字が含まれるパスが指定された
- -bオプションの値に指定されたパスに対するアクセス権がない
|
64 | データベースでエラーが発生した |
255 | その他のエラーが発生した |
注意事項
- このコマンドを実行する場合は,実行前に必ずjmoedbbackupコマンドを実行してバックアップを取得してください。
- このコマンドの実行中に[Ctrl]+[C]キーや[Ctrl]+[Break]キーは押さないでください。
- コマンド実行中に[Ctrl]+[C]キーや[Ctrl]+[Break]キーで処理を中止した場合,タスクマネージャーなどでpdrorgのプロセスが実行されていないことを確認してからこのコマンドを再実行してください。[Ctrl]+[C]キーや[Ctrl]+[Break]キーを押したあと,すぐにコマンドを再実行したり,JP1/IM - Message OptimizerサービスやJP1/IM - Message Optimizer Assistantサービスを起動したりすると,コマンドの実行やサービスの起動に失敗することがあります。
- -bオプションの値に指定するファイル名称に使用できる文字は次の文字だけです。
- アルファベット(A~Z,a~z)
- 「_」「#」「@」「¥」「.」「,」「(」「)」
- 数字(0~9)
- 半角スペース
- 「:」(ただし,ドライブを指定する場合だけ使用可能(例)C:¥)
使用例
データベースを再編成します。
jmoedbrorg