12.3.1 タイトルエリア

タイトルエリアを次の図に示します。

図12-5 タイトルエリア

[図データ]

表示項目を次に示します。

<この項の構成>
(1) メニュー
(2) リリース管理ボタン

(1) メニュー

メイン画面のメニュー項目を次の表に示します。なお,メニューからできる操作は右クリックにも対応しています。

表12-1 メイン画面のメニュー項目

メニューコマンド利用条件機能表示されるダイアログ
ファイル終了(ログアウト)※1接続中のJP1/IM - MO Assistantからログアウトし,表示中の画面を終了します。
編集新規作成イベントソースツリーエリアに新規にイベントソースを追加し,選択状態にします。
変換メッセージ群ツリーエリアでイベントソースを選択ツリーエリアに新規に変換メッセージ群を追加し,選択状態にします。
変換メッセージ群複製※2ツリーエリアで変換メッセージ群を選択ツリーエリアで選択した変換メッセージ群を,同じイベントソース配下に別の変換メッセージ群として追加します。
基本メッセージツリーエリアでイベントソースを選択ツリーエリアで選択したイベントソースに,基本メッセージを1件追加します。[基本メッセージ追加]
編集イベントソース名前ツリーエリアでイベントソースを選択する。ツリーエリアで選択したイベントソースの名前を定義します。[イベントソース名変更]
説明ツリーエリアでイベントソースを選択ツリーエリアで選択したイベントソースの説明を定義します。[イベントソース説明編集]
基本フォーマットツリーエリアでイベントソースを選択ツリーエリアで選択したイベントソースに対する基本フォーマットを定義します。[基本フォーマット定義]
ユーザー定義情報フィールドユーザー定義情報フィールドの一覧を表示します。[ユーザー定義情報フィールド一覧]
変換メッセージ群名前ツリーエリアで変換メッセージ群を選択ツリーエリアで選択した変換メッセージ群の名前を定義します。[変換メッセージ群名変更]
適用先システム選択ツリーエリアで変換メッセージ群を選択ツリーエリアで選択した変換メッセージ群に対する適用先システムを定義します。[適用先システム選択]
変換メッセージツリーエリアで変換メッセージ群を選択し,リストエリアに表示されているメッセージを1件選択リストエリアで選択したメッセージに対する変換メッセージを定義します。[変換メッセージ定義]
削除選択した定義全てを削除ツリーエリアで複数のイベントソース,変換メッセージ群を選択ツリーエリアで選択した複数のイベントソース,変換メッセージ群を一括削除します。
イベントソースツリーエリアでイベントソースを選択ツリーエリアで選択したイベントソースを削除します。イベントソースを削除した場合,属する変換メッセージ群も削除されます。
変換メッセージ群ツリーエリアで変換メッセージ群を選択ツリーエリアで選択した変換メッセージ群を削除します。
基本メッセージ1件削除ツリーエリアでイベントソースを選択し,リストエリアに表示されている基本メッセージを1件選択リストエリアで選択した基本メッセージを1件削除します。基本メッセージを削除した場合,基本メッセージに対して定義した変換メッセージも同時に削除します。
全件削除ツリーエリアでイベントソースを選択ツリーエリアで選択しているイベントソースに属する基本メッセージをすべて削除します。基本メッセージに対して定義した変換メッセージも同時に削除します。
変換メッセージ取消しツリーエリアで変換メッセージ群を選択し,リストエリアに表示されている変換メッセージを1件選択リストエリアで選択した変換メッセージの定義を1件取り消します。
変換フォーマット※1変換フォーマットを追加・参照・変更・削除します。[変換フォーマット一覧]
適用先システム※1適用先システムを追加・参照・変更・削除します。[適用先システム一覧]
発行元※1発行元を追加・参照・変更・削除します。[発行元一覧]
操作リリース許可ツリーエリアで,「編集」または「リリース編集」状態のイベントソースまたは,変換メッセージ群を選択ツリーエリアで選択したイベントソースまたは変換メッセージ群をリリース許可状態にします。
複数のイベントソースまたは変換メッセージ群を選択している場合,「編集」状態または「リリース編集」状態のものだけを「リリース許可」状態にします。
リリース許可取消ツリーエリアで,「リリース許可」状態のイベントソースまたは,変換メッセージ群を選択ツリーエリアで選択したイベントソースまたは変換メッセージ群のリリース許可を取り消します。
複数のイベントソースまたは変換メッセージ群を選択している場合,「リリース許可」状態のものだけを「リリース許可取消」状態にします。
リリース解除許可ツリーエリアで「リリース」状態または「リリース編集」状態のイベントソース,または変換メッセージ群を選択ツリーエリアで選択したイベントソースまたは変換メッセージ群をリリース解除許可状態にします。ただし,リリース解除許可の取り消しはできません。
複数のイベントソースまたは変換メッセージ群を選択している場合,「リリース」状態または「リリース編集」状態のものだけを「リリース解除許可」状態にします。
リリース実行「リリース許可」状態または「リリース解除許可」状態のイベントソース,変換メッセージ群,変換フォーマット,または適用先システムの,リリース/解除処理を実行します。
複数のイベントソース,変換メッセージ群,変換フォーマット,または適用先システムを選択している場合,1件だけ選択しているときと同様です。
学習イベントソース開始イベントソース学習機能が停止中イベントソース学習機能を開始します。
停止イベントソース学習機能が実行中イベントソース学習機能を停止します。
発行元開始発行元学習機能が停止中発行元学習を開始します。デフォルトは学習状態になっています。
停止発行元学習機能が実行中発行元学習を停止します。
表示リリース照会通常モードとリリース照会モードを切り替えます。
最新の情報に更新メイン画面のツリーエリア,リストエリアに表示されている定義情報をデータベースから再取得し,最新の定義情報を再度表示します。
ヘルプバージョン情報※1JP1/IM - MO Assistantのバージョン情報を表示します。[バージョン情報]
注※1
リリース照会モードでも選択できます。
注※2
定義済みの変換メッセージ群を使って,適用先システムや変換メッセージが異なる別の変換メッセージ群を作成したい場合に使用します。

(2) リリース管理ボタン

表示されるリリース管理ボタンを次に示します。

表12-2 リリース管理ボタン

ボタン名称機能
[図データ] [リリース許可]ボタンリリースを許可します。
[図データ] [リリース許可取消]ボタンリリース許可を取り消します。
[図データ] [リリース解除許可]ボタンリリースを解除許可します。
[図データ] [リリース照会]ボタンイベント変換処理で使用中の定義情報を参照します。
[図データ] [リリース実行]ボタンリリース・リリース解除を実行します。

次にボタンの詳細を説明します。

[リリース許可]ボタン
このボタンは,ツリーエリアで選択しているイベントソースまたは変換メッセージ群のうち一つでも「編集」状態または「リリース編集」状態のものを選択すると表示されます。
クリックすると,選択している「編集」状態または「リリース編集」状態のイベントソースまたは変換メッセージ群をすべて「リリース許可」状態にします。「ツリーエリアの各状態を表すアイコンの詳細については「12.3.2 ツリーエリア」を参照してください。
ただし,変換メッセージ群をリリース許可した場合は,リリース許可した変換メッセージ群が選択している適用先システム定義もリリース許可されます。適用先システムをリリース許可した場合は,リリース許可した適用先システムの下位の適用先システム,およびすべての「リリース編集」状態の適用先システムおよび下位の適用先システムもリリース許可されます。また,リリース許可した適用先システムが選択している変換フォーマット定義がある場合,その変換フォーマット定義もリリース許可されます。
[リリース許可取消]ボタン
このボタンは,ツリーエリアで選択しているイベントソースまたは変換メッセージ群のうち一つでも「リリース許可」状態のものを選択すると表示されます。
クリックすると,選択した「リリース許可」状態のイベントソースまたは変換メッセージ群をすべて「編集」状態または「リリース編集」状態(「リリース許可」状態になる直前の状態)にします。
[リリース解除許可]ボタン
このボタンは,ツリーエリアで選択しているイベントソースまたは変換メッセージ群のうち一つでも「リリース」状態または「リリース編集」状態のものを選択すると表示されます。
クリックすると,選択した「リリース」状態または「リリース編集」状態のイベントソースまたは変換メッセージ群をすべて「リリース解除許可」状態にします。
[リリース照会]ボタン
クリックすると,リリース照会モードに移行します。リリース照会モードに移行すると,このボタンの表示はクリックされた状態になります。
リリース照会モードでは,リリースされている定義だけを表示し,ほかの定義は表示されなくなります。
クリックされた状態でこのボタンをクリックすると,通常モードに戻ります。
[リリース実行]ボタン
クリックすると,リリース・リリース解除を実行します。