JP1/Baseの動作定義ファイルの各パラメーターに設定している情報を,NNMiインシデント転送フィルター定義ファイルに移行する方法を次の表に示します。
表G-1 動作定義ファイル(imevtgw.conf)の移行
パラメーター名 | 内容 | 移行方法 |
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nnm_url_base | NNMのURLを指定する。 | - |
severity | SNMPトラップの重要度と変換後のJP1イベントの重大度を対応づける。 | NNMiインシデント転送フィルター定義ファイルのマッピングブロックに,動作定義ファイルと同じ書式で記述します。ただし,SNMPトラップの重要度は小文字から大文字に変更してください。
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snmp-filter~ end-filter | JP1イベント変換対象とするSNMPエージェントのホスト名を指定する。 | ホスト名は,NNMiインシデントのソースノードに格納されます。 そのため,NNMiインシデント転送フィルター定義ファイルのフィルター条件ブロックに,「SRC_NODE_NAME」または「SRC」を使った条件文を記述します。
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var_expand | $r・$ar・$c・$s・$N・$$・$C・$aA・$T変数の情報を展開するかどうかを指定する。 | NNMiインシデント転送フィルター定義ファイルのマッピングブロックで,メッセージのマッピングを設定します。 拡張属性を追加する場合は,マッピングブロックで,拡張属性のマッピングを設定します。 |
var_option | 指定した$変数をNNMの表示と同じ内容の情報で展開する。 | |
imevt_server | JP1イベントの登録先論理ホストを指定する。 | - |
NNMiインシデント転送フィルター定義ファイルの詳細については,「4.1 NNMiインシデント転送フィルター定義ファイルの作成」を参照してください。