2.4.2 環境変数の設定(UNIX限定)

UNIXの場合は,JP1/IM - EG for NNMiの動作する言語コードを設定する必要があります。言語コードの設定は環境変数ファイルと共通定義の両方に設定します。それぞれの設定は,ローカルホスト内で統一して運用してください。設定方法を次に示します。

<この項の構成>
(1) 環境変数ファイルの設定
(2) 共通定義への言語環境設定

(1) 環境変数ファイルの設定

/etc/opt/jp1eg4nnmi/conf/jegn_env.confファイルをviなどで開き,先頭行の「LANG=」の後ろに,次の表に従って環境変数LANGの値を設定します。

表2-3 jegn_env.confファイルのLANGに指定できる値

OS言語種別コードLANGの値
HP-UX日本語シフトJISコードja_JP.SJIS
EUCコードja_JP.eucJP
英語C
Solaris日本語シフトJISコードja_JP.PCK
EUCコードjaまたはjapanese
英語C
Linux日本語UTF-8コードja_JP.UTF-8またはja_JP.utf8
英語C
注※
UTF-8コードでは,次に示す記号を二つの文字コードで表現します。
円記号(¥):0x5Cまたは0xC2A5
チルダ(~):0x7Eまたは0xE280BE
これらの記号について,JP1/IM - EG for NNMiでは0x5C,および0x7Eの文字コードを使用します。

環境変数ファイルの設定は,次回JP1/IM - EG for NNMiを起動したタイミングで有効になります。

(2) 共通定義への言語環境設定

  1. JP1/Baseのjp1bs_param.confファイルを編集する。
    /etc/opt/jp1base/conf/jp1bs_param.confファイルをテキストエディターで開き,「LANG=」の後ろに,次の表に従って共通定義への設定値を指定します。

    表2-4 jp1bs_param.confファイルのLANGに指定できる値

    言語種別コードLANGの値
    日本語シフトJISコードSJIS
    EUCコードEUCJIS
    UTF-8コードUTF-8
    英語C
  2. JP1/IM - EG for NNMiを停止する。
  3. JP1/Baseを停止する。
  4. 次のコマンドを実行する。
    /opt/jp1base/bin/jbssetcnf /etc/opt/jp1base/conf/jp1bs_param.conf
  5. JP1/Baseを起動する。
  6. JP1/IM - EG for NNMiを起動する。