インシデント登録環境定義ファイル(jcdmain.conf.update)
形式
[論理ホスト名¥JP1CONSOLEMANAGER¥JCDMAIN]
"OPERATION_LOG_SIZE"=dword:16進数値
"OPERATION_LOG_NUM"=dword:16進数値
[論理ホスト名¥JP1CONSOLEMANAGER¥JCDMAIN¥DBMS]
"PDNAMEPORT"="ポート番号" |
ファイル
jcdmain.conf.update(インシデント登録環境定義ファイルのモデルファイル)
格納先ディレクトリ
- Windowsの場合
- Consoleパス¥default¥
- UNIXの場合
- /etc/opt/jp1cons/default/
説明
JP1/IM - Incident Master連携用の定義ファイルです。次に示す内容を定義するファイルです。
- インシデント登録履歴ファイルのサイズ,面数
- JP1/IM - Incident Masterが使用するポート番号※
注※ JP1/IM - Incident Master側の設定に合わせて設定を変更する必要があります。
必要な定義内容をモデルファイルとして提供しています。設定を変更する場合は,ファイルをコピーして,内容を編集してください。
定義の反映時期
この定義ファイルを引数にjbssetcnfコマンド実行後,JP1/IM - Managerを再起動,またはjco_spmd_reloadコマンドを実行することで有効になります。
記述内容
- [論理ホスト名¥JP1CONSOLEMANAGER¥JCDMAIN]
- JP1/IMの環境設定のキー名称です。
- 論理ホスト名の部分を,物理ホストの場合はJP1_DEFAULTに,論理ホストの場合は論理ホスト名に設定します。
- "OPERATION_LOG_SIZE"=dword:16進数値
- インシデント登録履歴ファイルのサイズを16進数で指定します。00010000~06400000(64キロバイト~100メガバイト)の範囲で指定できます。
- デフォルトでは値に「00A00000」(10メガバイト)が指定されています。
- "OPERATION_LOG_NUM"=dword:16進数値
- インシデント登録履歴ファイルの面数を16進数で指定します。00000003~00000064(3面~100面)の範囲で指定できます。
- デフォルトでは値に「00000003」(3面)が指定されています。
- [論理ホスト名¥JP1CONSOLEMANAGER¥JCDMAIN¥DBMS]
- JP1/IMの環境設定のキー名称です。
- 論理ホスト名の部分を,物理ホストの場合はJP1_DEFAULTに,論理ホストの場合は論理ホスト名に設定します。
- "PDNAMEPORT"="ポート番号"
- JP1/IM - Incident Masterが使用するポート番号を指定します。JP1/IM - Incident Master側で使用するポート番号を変更した場合には,それに合わせてこのパラメーターで指定するポート番号も変更する必要があります。
- デフォルトでは値に「23044」が指定されています。
インシデント登録履歴ファイルのサイズ,面数の算出方法
インシデント登録履歴ファイルのサイズ,面数の調整をする場合,1日で増加するインシデント登録履歴ファイルのサイズを算出し,必要に応じて保存したい日数を掛けてください。調整する場合は,算出された値より少し大きめの値にしてください。
見積もりの詳細については,JP1/IM - Managerのリリースノートを参照してください。