形式
[DESC_VERSION=バージョン情報] |
ファイル
user_hostmap.conf(発生元ホストマッピング定義ファイル)
user_hostmap.conf.model(発生元ホストマッピング定義ファイルのモデルファイル)
格納先ディレクトリ
Consoleパス¥conf¥hostmap¥
共有フォルダ¥jp1cons¥conf¥hostmap¥
/etc/opt/jp1cons/conf/hostmap/
共有ディレクトリ/jp1cons/conf/hostmap/
説明
発生元ホストマッピングの機能で,発生元ホストをマッピングするJP1イベントの条件とマッピング元を定義するファイルです。発生元ホストマッピング定義ファイルの最大ファイルサイズは,17メガバイトです。
発生元ホストマッピングの機能は,このファイルの定義に従い,イベント条件に一致するJP1イベントの発生元ホストをマッピングします。
定義の反映時期
発生元ホストマッピングの機能が有効な場合で,次のどちらかが成立するときに有効になります。
記述内容
表2-7 指定できる属性名と比較キーワードの組み合わせおよびオペランド
項番 | 項目 | 属性名 | 比較キーワード | オペランド |
---|---|---|---|---|
1 | イベントID | B.ID |
| 複数指定できる。複数指定では最大100件指定できる。 16進数形式で指定する。大文字・小文字は区別しない。 指定できる範囲は0~7FFFFFFFである。 |
2 | 登録要因 | B.REASON |
| 複数指定できる。複数指定では最大100件指定できる。 |
3 | 発行元プロセスID | B.PROCESSID |
| 複数指定できる。複数指定では最大100件指定できる。 指定できる範囲は,-2,147,483,648~2,147,483,647である。 |
4 | 発行元ユーザーID | B.USERID |
| 複数指定できる。複数指定では最大100件指定できる。 指定できる範囲は,-2,147,483,648~2,147,483,647である。 |
5 | 発行元グループID | B.GROUPID |
| 複数指定できる。複数指定では最大100件指定できる。 指定できる範囲は,-2,147,483,648~2,147,483,647である。 |
6 | 発行元ユーザー名 | B.USERNAME |
| 複数指定できる。ただし,正規表現を指定した場合は,複数指定できない。複数指定では最大100件指定できる。 |
7 | 発行元グループ名 | B.GROUPNAME |
| 複数指定できる。ただし,正規表現を指定した場合は,複数指定できない。複数指定では最大100件指定できる。 |
8 | 発行元イベントサーバ名(登録ホスト名)※ | B.SOURCESERVER |
| 複数指定できる。ただし,正規表現を指定した場合は,複数指定できない。複数指定では最大100件指定できる。 |
9 | 送信先イベントサーバ名※ | B.DESTSERVER |
| 複数指定できる。ただし,正規表現を指定した場合は,複数指定できない。複数指定では最大100件指定できる。 |
10 | メッセージ | B.MESSAGE |
| 複数指定できる。ただし,正規表現を指定した場合は,複数指定できない。複数指定では最大100件指定できる。 |
11 | 重大度 | E.SEVERITY |
| 複数指定できる。複数指定した場合,同じ重大度は指定できない。正規表現を指定した場合は,複数指定できない。"Emergency","Alert","Critical","Error","Warning","Notice","Information","Debug"のどれかを指定できる。 |
12 | ユーザー名 | E.USER_NAME |
| 複数指定できる。ただし,正規表現を指定した場合は,複数指定できない。複数指定では最大100件指定できる。 |
13 | プロダクト名 | E.PRODUCT_NAME |
| 複数指定できる。ただし,正規表現を指定した場合は,複数指定できない。複数指定では最大100件指定できる。 |
14 | オブジェクトタイプ | E.OBJECT_TYPE |
| 複数指定できる。ただし,正規表現を指定した場合は,複数指定できない。複数指定では最大100件指定できる。 |
15 | オブジェクト名 | E.OBJECT_NAME |
| 複数指定できる。ただし,正規表現を指定した場合は,複数指定できない。複数指定では最大100件指定できる。 |
16 | 登録名タイプ | E.ROOT_OBJECT_TYPE |
| 複数指定できる。ただし,正規表現を指定した場合は,複数指定できない。複数指定では最大100件指定できる。 |
17 | 登録名 | E.ROOT_OBJECT_NAME |
| 複数指定できる。ただし,正規表現を指定した場合は,複数指定できない。複数指定では最大100件指定できる。 |
18 | オブジェクトID | E.OBJECT_ID |
| 複数指定できる。ただし,正規表現を指定した場合は,複数指定できない。複数指定では最大100件指定できる。 |
19 | 事象種別 | E.OCCURRENCE |
| 複数指定できる。ただし,正規表現を指定した場合は,複数指定できない。複数指定では最大100件指定できる。 |
20 | 終了コード | E.RESULT_CODE |
| 複数指定できる。ただし,正規表現を指定した場合は,複数指定できない。複数指定では最大100件指定できる。 |
21 | 拡張属性の固有情報 | E.xxxxxxx |
| 属性名には,先頭が英大文字で英大文字,数字,およびアンダーバー(_)から構成される32バイトまでの名称を設定できる。 複数指定できる。ただし,正規表現を指定した場合は,複数指定できない。複数指定では最大100件指定できる。 |
項番 | 指定したい値 | 指定方法 |
---|---|---|
1 | タブ(0x09) | %09 |
2 | 半角スペース(0x20) | %20 |
3 | %(0x25) | %25 |
4 | CR(0x0d) | %0d |
5 | LF(0x0a) | %0a |
B.ID△IN△100△200
(凡例) △:半角スペース(0x20)
source_attr マッピング元属性値
定義例
イベントIDが100に一致,かつ重大度がWarningで,メッセージが「ホストAGENT_Aでエラーコード1111のエラーが発生しました」(AGENT_Aはホスト名)に一致する場合に,メッセージに含まれるホスト名(AGENT_A)を発生元ホスト名に設定する例を次に示します。
DESC_VERSION=1
#メッセージ中のホスト名を発生元ホスト名にマッピングする
def 発生元ホストマッピング1
cnd
B.ID IN 100
E.SEVERITY IN Warning
B.MESSAGE REGEX ホスト([a-zA-Z0-9¥-_]+)でエラーコード1111のエラーが発生しました
end-cnd
source_attr $EVENV1
end-def